JP3013133B2 - 複合リ−ドフレ−ム - Google Patents

複合リ−ドフレ−ム

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JP3013133B2 JP28193393A JP28193393A JP3013133B2 JP 3013133 B2 JP3013133 B2 JP 3013133B2 JP 28193393 A JP28193393 A JP 28193393A JP 28193393 A JP28193393 A JP 28193393A JP 3013133 B2 JP3013133 B2 JP 3013133B2
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弘孝 上田
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は超多ピン半導体装置に好
適なリードフレームに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置は、例えば半導体チップ(以
下 チップという)をリードフレームのパッドに搭載
し、チップ端子とインナーリードとを細いワイヤーで溶
接接続し、その後、樹脂やセラミック等で封入し製造さ
れる。
【0003】半導体装置は周知のように電子機器の中枢
材で、その技術的進歩は目覚ましく、高集積化、小型化
および高速化等を要請されている。
【0004】半導体装置用リードフレームは例えば16
0ピン以上のものがプレスあるいはエッチングで製造さ
れるようになっている。係る超多ピンではリ−ドのピッ
チおよび幅が狭くなり、なかでもインナーリード先端部
はピッチ、幅とも極めて微細となるからエッチングで製
造されることが多い。
【0005】半導体装置はその機能を長期にわたって安
定して発揮でき信頼性が高いことを要請されている。一
方、超多ピン化した半導体装置はチップが高密度、高集
積であるから使用時の発熱が多くなる。これを放熱し温
度上昇を抑制しないと前記信頼性を維持することができ
なくなる。温度上昇を防止するのに例えば特開昭62−
84541号公報に記載されているように、チップを搭
載したパッドの下面に放熱板を設けるものがあり、使用
時の温度上昇が抑制される効果がある。
【0006】ところで、超多ピンリードフレームはエッ
チングで製造されることが前述のように多いが、エッチ
ングではサイドエッチング現象がありリ−ド幅が狭くな
る。特にインナーリード先端部のリ−ド幅が狭まりワイ
ヤ−ボンディングが難しくなるので、これを避けるよう
に例えば特開平3−283644号公報に記載のように
素材金属板の板厚を部分的に薄くした後、該薄肉部分に
インナーリードあるいはインナーリード先端部を形成す
る所謂ハ−フエッチングにより、サイドエッチング現象
を減らしリ−ド幅の狭小化を防止している。
【0007】
【この発明が解決しようとする課題】超多ピンのリード
フレームの製造には前記方法がそれなりの作用効果があ
るが、しかし、インナーリードあるいはインナーリード
先端部は板厚を薄くされ機械的強度が低下し変形し易く
なっている。このため例えばワイヤ−ボンディングの際
に前だれ、あるいはボンディング後に、ワイヤ−を切断
する際、その力がインナーリード先端部に掛かり曲がる
ことがある。
【0008】また、インナーリードあるいはインナーリ
ード先端部のリ−ド幅は前記ハ−フエッチングにより狭
小化が避けられているものの、例えば200ピン以上の
超多ピンリードフレームではリ−ド幅を70〜80μm
確保することが難しく、ワイヤ−ボンディングを安定し
て高速にて行えるようするには更なる改良が必要であ
る。
【0009】エッチングで薄肉化した部分は板面が荒れ
ていて微小な凹凸を呈している。このためワイヤ−ボン
ディングの際、溶接接続エネルギ−が散乱し接続不良を
起こすことがある。
【0010】本発明は例えば200ピン以上の超多ピン
のリードフレームであっても、インナーリードに広幅域
が確保されワイヤ−ボンディングを安定して確実にで
き、また変形を生ぜず、さらに、使用時の温度上昇を防
止できる複合リードフレームを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、インナ
ーリード先端部の板厚を他の部分より薄くしたリードフ
レームにおいて、インナーリードの先端部を千鳥状に配
設するとともに当該先端部に広幅を形成し、前記インナ
ーリード先端部の薄肉部分に絶縁性の接着材を介在させ
て放熱板または別体のパッドを固着しインナーリードを
固定支持した複合リードフレームにある。
【0012】
【作用】本発明は、インナーリード先端部は板厚を薄く
した箇所に形成されてリードピッチを微細にできたうえ
に、その先端部は千鳥状に配置しているので、当該先端
部にワイヤーボンディングゾーンを広幅として確保でき
る。前記インナーリード先端部を形成した薄肉部分に、
絶縁性の接着材を介在させ放熱板または別体のパッドを
設けているので、当該インナーリード先端部は固定補強
されワイヤーボンデイングの際、接続不良を生じること
なく安定して高速にて溶接接続できる。さらに熱放機能
も兼備し半導体装置の信頼性が高まる。
【0013】
【実施例】以下に、本発明について1実施例に基いて図
面を参照して詳細に説明する。図面において、1はイン
ナーリードで、チップを搭載するパッド2の周りに設け
られている。該インナーリード1は図3に示すように素
材金属板3の板厚をエッチング、化学研磨、電解研磨等
で薄くした部分4に形成されている。
【0014】インナーリード1の先端域1aは図2のよ
うに千鳥状に配設し、該先端域1aには広幅を形成して
いる。前記千鳥状とすることでリ−ドピッチは狭くでき
て多ピン化を図ったうえで、ワイヤ−ボンディングゾ−
ンとなる前記先端域1aに幅広を形成でき、例えば20
0ピン以上のリードフレームでも80〜120μm幅を
確保できる。
【0015】この実施例ではインナーリード1の中間部
から先端部を薄肉化部分4に形成しているが、インナー
リード1の全体を形成するようにしてもよい。
【0016】5はアウターリードで、インナーリード1
が連なっている。6はダムバ−で、インナーリード1よ
り内方をその後、樹脂封止する際に樹脂が外側に流出す
るのを阻止するものである。
【0017】7はサポ−トバ−で前記パッド2を支持し
ている。8はサイドレ−ル、9はガイドホ−ルである。
【0018】このリードフレームLの製造はすべてエッ
チング法てもよいし、インナーリード1あるいはインナ
ーリード先端部はエッチング法で、他のリードパターン
はプレス法で形成してもよい。
【0019】ところで、パッド2にはチップ9が図4で
示すように搭載され、インナーリード1とチップ端子が
ワイヤ−10を介してボンディング例えば超音波法で溶
接接続されるが、インナーリード1の先端部は薄肉化部
分4に形成され機械的強度が弱く、当該溶接時の接触力
で前だれしたり、溶接後のワイヤ−切断の際に当該ワイ
ヤ−に掛かる引張り力でインナーリード1の先端部が引
き上げられ変形することがある。また前記薄肉化により
インナーリード1の先端部の下部に空間が存在したまま
であると、ワイヤ−ボンディング時に溶接熱が上がらず
接続不良を生じる。
【0020】係ることがないように、図4のようにイン
ナーリード1の先端部の下部に絶縁性の接着材11を介
在させて放熱板12を設け、インナーリード先端部を固
定している。これでインナーリード1の先端部はワイヤ
−ボンディングの際に変形を生じることがない。またイ
ンナーリード1の先端部下方の空間は埋められ接続不良
を生じない。
【0021】この実施例ではリードフレームLはパッド
2を一体的に形成しているが、これに限らず図5に示す
ように別体で形成したパッド2を、接着材11を介在さ
せてインナーリード1の先端部の下方に設け固定するよ
うにしてもよい。
【0022】また、インナーリード1の先端部と前記放
熱板12または別体のパッド2の接着材11としては両
面接着テ−プ等も採用できる。
【0023】
【発明の効果】本発明は板厚を薄くした領域にインナー
リード先端部を形成し多ピンとしているとともに、当該
インナーリードの先端部を千鳥状に配置しているので、
先端部に広幅を形成できワイヤーボンディングゾーンの
リード幅が広まる。
【0024】また、インナーリード先端部は接着材を介
在させて放熱板、または別体のパッドで固定支持されて
いるので変形せす、前記先端部の広幅と相乗して、ワイ
ヤーボンディング作業が接続不良を生じることなく確実
に高速下にできる。
【0025】また、放熱板を前述のように設けるので、
高密度のチップを搭載した半導体装置の使用時の発熱は
放散され長時間にわたって機能が維持され信頼性が優れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例におけるリードフレームを示
す図。
【図2】本発明の1実施例におけるインナーリードの配
設を拡大して示す図。
【図3】本発明の1実施例におけるリードフレームの断
面を示す図。
【図4】本発明の1実施例において放熱板を設けた複合
リードフレームを示す図。
【図5】本発明の他の実施例で別体のパッドを複合した
リードフレームを示す図。
【符号の説明】
1 インナーリード 2 パッド 3 素材金属板 4 薄肉化部分 5 アウターリード 6 ダムバ− 7 サポ−トバ− 8 サイドレ−ル 9 チップ 10 ワイヤ− 11 接着材 12 放熱板 L リードフレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−162469(JP,A) 特開 平3−219663(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 23/50

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インナーリード先端部の板厚を他の部分
    より薄くしたリードフレームにおいて、インナーリード
    の先端部を千鳥状に配設するとともに当該先端部に広幅
    を形成し、前記インナーリード先端部の薄肉部分に絶縁
    性の接着材を介在させて放熱板または別体のパッドを固
    着したことを特徴とする複合リードフレーム。
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