JP3012914U - L型コンクリート擁壁 - Google Patents

L型コンクリート擁壁

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JP3012914U
JP3012914U JP1994017384U JP1738494U JP3012914U JP 3012914 U JP3012914 U JP 3012914U JP 1994017384 U JP1994017384 U JP 1994017384U JP 1738494 U JP1738494 U JP 1738494U JP 3012914 U JP3012914 U JP 3012914U
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JP
Japan
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retaining wall
bottom plate
shaped concrete
plate
concrete retaining
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JP1994017384U
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Inventor
正作 大関
Original Assignee
株式会社ワールドメディア
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 L型コンクリート擁壁の滑りによる土留め工
事の狂いを減らすことを目的とする。 【構成】 略矩形状の擁壁板(1)と、その擁壁板下縁
(1a)から90度乃至110度の角度を以て斜め下方
に突出する底板(2)と、この底板(2)と擁壁板
(1)の内側面に跨設される補強リブ(3)とを一体に
備える鉄筋入りのL型コンクリート擁壁の底板(2)の
裏面に滑り止めの凹凸を設けるもので、例えば、波形の
凹凸による平行な溝部(4),(4’)を縦方向あるい
は横方向に一面に設けるようにする。 【効果】 土留め工事後のコンクリート擁壁は、底板裏
面と地盤との間の摩擦が大となって滑ることがなくなる
結果、工事の仕上がりに狂いが生ずるのを少なくする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、土地造成用等の土留め擁壁として並置されるL型コンクリート擁 壁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、コンクリート基礎の上に垂直に設置される略矩形状の擁壁板と、そ の擁壁板下縁から90度乃至110度の角度を以て斜め下方に突出する底板と、 この底板と擁壁板の内側面に跨設される補強リブとを備える鉄筋入りのL型コン クリート擁壁擁壁板は一般に知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが従来のL型コンクリート擁壁は、底板の裏面が通常平滑であるため、 土留め擁壁として施行された直後の地盤が緩いときは滑って狂いを生じることが あり、特に長雨等の場合は地中に雨水が入り込んで地盤と底板裏面との摩擦が無 くなるため滑り易く運が悪ければ事故を招く恐れもある。 この考案は、従来のL型コンクリート擁壁が持つ上記の難点を解消したL型コ ンクリート擁壁を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決する方法】
以上の目的を達成するため、この考案は、L型コンクリート擁壁の底板の裏面 に滑り止めの凹凸を設けるもので、例えば、波形の凹凸による平行な溝部を縦方 向あるいは横方向に一面に設けるようにするものである。
【0005】
【作用】
前記のL型コンクリート擁壁は、このように底板の裏面に滑り止めの凹凸を設 けてあるから、土留め擁壁として施行された直後の地盤が緩いときでも、また、 地中に雨水が入り込んだときでも地盤と底板裏面との間の摩擦が保たれて滑るこ とがなく、工事に狂いを生じることがない。
【0006】
【実施例】
以下、この考案の1実施例を図面に基づいて説明する。 図1(a)に示す実施例のL型コンクリート擁壁10は、コンクリート基礎の 上に垂直に設置される略矩形状の擁壁板1と、その擁壁板の下縁1aから90度 乃至110度の角度を以て斜め下方に突出する底板2と、この底板2と擁壁板1 の内側面に跨設される補強リブ3とを一体に備える鉄筋入りのL型コンクリート 擁壁であって、同図(b)に示すように、底板2の裏面に滑り止めの波形の凹凸 による平行な溝部4を底板の横方向、すなわち、擁壁板の下縁1aに平行に設け たものである。
【0007】 従って、土地造成等においてこのL型コンクリート擁壁10を並置して土留め を構築した場合に、擁壁板1の板面に垂直な方向には地盤との摩擦がきわめて大 となる。 図2(a)及び(b)は、波形の凹凸による平行な溝部4’を底板2の縦方向 、すなわち、擁壁板の下縁1aに直角の方向に設けた他の実施例を示すものであ る。
【0008】
【考案の効果】
以上の述べたように、この考案は、L型コンクリート擁壁の底板裏面に凹凸を 形成するものであり、従って、これを用いて土地造成工事等において土留めを構 築した際、該裏面と地盤との摩擦が大となるため、滑りによる擁壁全体の狂いを 生じることがなく、特に地中に雨水が入り込んで思わぬ事故を招く等の恐れがな く、高い安全性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、1実施例の斜視図、(b)は、その
底板の裏面図。
【図2】(a)は、他の実施例の斜視図、(b)は、そ
の底板の裏面図。
【符号の説明】
】1 …… 擁壁板 1a…… 擁壁板下縁 2 …… 底板 3 …… 補強リブ 4 …… 溝 4’…… 溝

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート基礎の上に垂直に設置され
    る略矩形状の擁壁板(1)と、その擁壁下縁(1a)か
    ら90度乃至110度の角度を以て斜め下方に突出する
    底板(2)と、この底板(2)と擁壁板(1)の内側面
    に跨設される補強リブ(3)とを一体に備える鉄筋入り
    のL型コンクリート擁壁において、底板(2)の裏面に
    滑り止めの凹凸を設けることを特徴とするL型コンクリ
    ート擁壁。
  2. 【請求項2】 底板(1)の裏面に、波形の凹凸による
    平行な溝部(4)、(4’)を縦方向あるいは横方向に
    設けることを特微とする請求項1記載のL型コンクリー
    ト擁壁。
JP1994017384U 1994-12-22 1994-12-22 L型コンクリート擁壁 Expired - Lifetime JP3012914U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04108612U (ja) * 1991-02-27 1992-09-21 株式会社豊田自動織機製作所 床面清掃車
JP2017133203A (ja) * 2016-01-26 2017-08-03 日本資材研究所合同会社 擁壁用コンクリートブロック及び擁壁用コンクリートブロック製造型枠
JP2017150275A (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 日本資材研究所合同会社 擁壁用コンクリートブロック施工方法
JP2019116736A (ja) * 2017-12-26 2019-07-18 晋市 湯田 プレキャスト製基礎ブロック

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