JP3012506B2 - ブレージングシート - Google Patents

ブレージングシート

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JP3012506B2
JP3012506B2 JP7347537A JP34753795A JP3012506B2 JP 3012506 B2 JP3012506 B2 JP 3012506B2 JP 7347537 A JP7347537 A JP 7347537A JP 34753795 A JP34753795 A JP 34753795A JP 3012506 B2 JP3012506 B2 JP 3012506B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明はアルミニウム合金芯物質の芯シ
ートおよび芯シートの少なくとも一面上にある主要合金
元素としてケイ素を有するアルミニウム合金のブレージ
ング層を有するブレージングシートに関する。本発明は
さらにそのようなブレージングシートの製造方法および
ブレージングシートからの組み立て体の製造方法、並び
にこのようにして製造される組み立て体にも関する。
【0002】
【先行技術の記述】このタイプのブレージングシート
(brazing sheet)は知られておりそして
製品の中ではとりわけ自動車のラジエーター用に使用さ
れる。ノコロク(Nocolok)および真空ブレージ
ング法として知られる2種のブレージング(ろう付け)
方法が一般的でありそしてそれらをここで記載する必要
はない。そのようなブレージングブレージング層のア
ルミニウムケイ素合金により決められる約600℃の温
度で行われる。
【0003】EP−A−326337に開示されている
ブレージングシートはAA 3005タイプのアルミニ
ウム合金芯物質および主要合金元素としてケイ素を有す
るアルミニウム合金のブレージング層からなる。芯物質
中の沈澱のケイ素に富んだ帯がブレージング中にブレー
ジング層から芯物質中へのケイ素の拡散によりブレージ
ング層と芯物質の間の界面近くで生成するため、この
レージングシートはブレージング後に良好な腐食耐性を
有する。EP−A−326 337で明記されている芯
物質中のケイ素に富んだ帯を得るための条件は、Si<
0.15%およびFe<0.40%という芯物質中のケ
イ素および鉄含有量の限定、並びにブレージングシート
が熱圧延前に均質化されず且つ熱圧延後に中間的な焼き
なましをされないというブレージングシートの製造方法
である。芯物質の銅含有量は約0.3%である(ここで
全ての組成量は重量%である)。
【0004】WO94/22633から、改良された降
伏強度を有するが腐食耐性は保たれるEP−A−326
337のブレージングシートの改良が知られている。
この公報によると、EP−A−326 337のブレー
ジングシートのブレージング降伏強度は55MPa
であるがWO94/22633のブレージングシートは
54−85MPaの範囲のブレージング後降伏強度を有
する。これは0.6%の銅含有量において得られるが、
腐食耐性を維持するためにはケイ素含有量は<0.15
%に保たれる。
【0005】現今は、車の重量を減らして燃料消費量お
よび空気汚染を減少させなければならない。これに関し
ては、改良された強度性質を有する比較的薄いブレージ
ングシートにより自動車のラジエーターの重量および寸
法並びにそれらの冷却流体含有量を減少させなければな
らない。
【0006】上記のものより良好な強度性質を有する既
知のアルミニウム合金はあるが、本出願人はそれらが
レージングシートの芯物質として使用される時には腐食
耐性の条件に合わないと信じる。
【0007】本発明に関連して論じるべき別の先行技術
文献は下記の通りである。
【0008】JP−A−4−263033は下記の組成
のアルミニウム芯を有するブレージング物質を明記して
いる: Mn 0.3−1.5 Cu 0.2−0.9 Mg 0.2−0.5 Si 0.2−1.0 Fe 0.1−0.7 Ti 0.1−0.3 場合によりZr 0.05−0.2 場合によりCr 0.05−0.2 残り Al。
【0009】この芯は一面上に一般的なAl−Siブレ
ージング層すなわち充填剤層を有し、そしてそれは他の
面上にAl−Zn−Mgの犠牲アノード層を有し、その
目的は水と接触した時に芯層の腐食を減じることであ
る。犠牲アノード層中へのMgの混在によりブレージン
中にMgが芯の中に拡散するのが可能となる。芯中の
Mg含有量はブレージング層中へのその拡散を防止する
ために一般的には低水準である。ブレージング物質(b
razing material)は熱圧延および冷圧
延の間の中間的な焼きなまし段階を用いて製造される。
【0010】JP−A−4−202735は犠牲アノー
ド層を有する同様なブレージングシートを記載してい
る。芯物質は下記の組成を有する: Si 0.05−0.8 Fe 0.05−0.6 Cu 0.1−1.0 Mn 0.6−1.6 Mg 0.05−0.5 場合によりCr、Zr、Ti 各々≦0.3 残り Al。
【0011】この文献は強度および腐食耐性を改良する
ための芯物質中での金属間化合物の生成を論じている。
推測するに金属間化合物の生成を確実にするために、シ
ート製造において均質化および焼きなましが使用され
た。芯からこの層へのMgの拡散を防止するために、
1.5%までのMgを犠牲アノード層に加えることがで
きると述べられている。
【0012】JP−A−2−129333もアルミニウ
ム合金芯上のAl−Zn−Mgの犠牲アノード層を有す
ブレージングシートを記載しているが、場合により芯
はその代わりに両面上にブレージング層を有していても
よい。芯合金の組成は Cu 0.1−0.6 Mg 0.2−0.6 Mn 0.3−1.5 Si 0.3−0.6 場合によりZr、Cr、Ti 残り Al である。この発明に関すると、犠牲アノード層が存在し
ない二つの例では芯中の(Cu+Mg)は各々0.48
および0.40であると述べられている。均質化および
焼きなまし段階は両者ともシートの製造に含まれる。
【0013】US−A−4 649 087は下記の組
成を有するブレージング物質用の芯合金を記載してい
る: Ti 0.11−0.30 Mn 0.3−1.5 Cu 0.4−0.6 Fe ≦0.7 Si ≦0.8 Mg ≦1.5 残り Al。
【0014】記載されている概念は、腐食耐性を改良す
るための比較的高水準のTiの混在である。実施例で
は、芯合金は熱圧延前に均質化されそして中間的な焼き
なましが熱および冷圧延間で行われた。
【0015】WO82/01014はNiが存在する
レージング物質用の芯合金を記載している。組成は Fe 0.1−0.7(好適な組成0.2−0.5) Mn 1−1.5 Si 0.2−0.5(好適な組成0.2−0.4) Cu 0.2−0.5(好適な組成0.25−0.
5) Mg ≦0.5 Ni 0.4−1.0 Cr ≦0.5 Zr ≦0.4 Ti 0.01−0.1 V ≦0.4 他の合計 0.15 残り Al である。好適な組成では、(Cu+Mg)は0.4−
0.8である。一つの例では(Cu+Mg)は0.6で
あり、他の例では0.65である。他の二つの例ではM
gは<0.05である。この文献は450−550℃に
おける高温のブレージング後処理を提案している。製造
方法は熱圧延前の均質化を含む。
【0016】EP−A−241125も同様にブレージ
ング後熱処理を記載している。実施例では、芯物質中の
CuおよびSi水準は低い。
【0017】JP−A−4−198448は、アルミニ
ウム合金芯物質上にMgを含有する犠牲アノード層を有
するブレージング物質を開示する他の文献である。芯物
質は 組成 Mn 0.3−2.0 Cu 0.25−0.8 Si 0.2−1.0 Mg ≦0.5 Ti ≦0.35 残り Al を有する。犠牲アノード層はMg1.2−2.5および
Si0.2−0.8を含有する。犠牲アノード層中のM
gがブレージング中に芯の中に拡散すると述べられてい
る。
【0018】
【発明の要旨】本発明の目的は従って改良された強度性
質および同時に良好な腐食耐性を与えるアルミニウム合
金芯およびアルミニウム合金ブレージング層を有する
レージングシートを提供することである。
【0019】本発明は、芯合金組成の注意深い選択によ
り高いブレージング後強度および高い腐食耐性を有する
ブレージングシートが犠牲アノード層の必要なしに得ら
れるという発見に基づく。さらに、本発明のシートは
レージング後熟成(post−brazing age
ing)を受けて非常に高い強度水準を得る。シートの
製造方法は重大な役割も演じる。
【0020】本発明によると、アルミニウム合金芯物質
から製造される芯シートおよびその少なくとも一面上に
ある主要合金元素としてケイ素を含有するアルミニウム
合金のブレージング層を有するブレージングシートであ
って、但し該ブレージングシートは犠牲アノード層がな
いものであり、ここで芯シートのアルミニウム合金が Mn 0.7−1.5 Cu 0.2−2.0 Mg 0.1−0.6 Si 0.2−1.0 Fe 0.8まで 残りの量のAlおよび不可避の不純物を含み、そして更
に Ti <0.1 Cr 0.35まで Zrおよび/またはV 合計0.25までを含んでい
てもよい、の組成(重量%)を有し、但し条件として
(Cu+Mg)>1.0であり、そして該芯シートのア
ルミニウム合金はその鋳造後で、1つもしくはそれ以上
の該ブレージング層を該芯シートに付加した後に行なわ
れる熱圧延の前に均質化処理にかけられないものであ
る、そしてブレージングシートがブレージングおよびブ
レージング後熟成の後に少なくとも70MPaの0.2
%降伏強度を得ることができるブレージングシートが提
供される。熟成後のこの高い降伏強度がSWAAT(A
STM G85)腐食試験で測定される良好なブレージ
ング後腐食耐性と組み合わされることが本発明の重要な
特徴である。SWAAT試験により測定される腐食耐性
は少なくとも24または25日間(600時間)であり
得る。
【0021】上記の通り、本発明のブレージングシート
ブレージング後降伏強度は熟成後に特に高い。同時に
驚異的なことにブレージングシートは良好な腐食耐性も
有する。このことは全ての金属学的予測に反しておりそ
して当技術の現状で発表される意見(例えばEP−A−
326 337およびWO94/22633)とも反対
であり、後者によると腐食耐性を得るには0.15%よ
り少ない低いケイ素含有量が指定される。
【0022】強度および腐食耐性に関すると(Cu+M
g)は好適には>1.0、そして特に好適には>1.2
である。それによりノコブレージング後に良好な腐
食耐性が得られるだけでなく、真空ブレージング後にも
得られる。腐食耐性に関してはCu≧0.65であるこ
とが好ましい。
【0023】好適には芯物質中のケイ素含有量は≧0.
20、より好適には≧0.30そして最も好適には≧
0.40である。Siに関する適切な最大値は1.0で
ある。
【0024】示された通り、ブレージング後強度性質の
追加改良を得るため、場合によりCr、Zrおよび/ま
たはV、例えば約0.3%のCrおよび約0.1%のZ
rが芯物質の組成中に存在する。
【0025】Tiは粒子精製用添加剤として作用するた
めに0.15まで存在できるが、好適には0.1以下そ
してより好適には0.05以下である。
【0026】Feは一般的に商業用アルミニウム合金中
に存在するが、本発明では0.8をそして好適には0.
4を越えるべきでない。
【0027】Znも典型的には不純物として0.25以
下の量で存在していることもある。
【0028】そのような合金中において既知である通
り、少量の他の元素も許容される。一般的にはそのよう
な元素は各々0.05以下で且つ合計0.15以下で存
在する。
【0029】本発明によると、ブレージングシートは
レージングおよび熟成(ageing)後に少なくとも
70MPaの0.2%降伏強度を与えることができる。
典型的にはブレージングは約600℃において行われ、
そしてこの降伏強度を得るための典型的な熟成方法は
(i)100時間または1000時間もしくはそれ以上
にわたる自然熟成および(ii)約165℃における少
なくとも10時間にわたる人工的熟成である。熟成は以
下でさらに論じられる。
【0030】本発明では、芯シートの一面または両面が
積層を有する。ブレージング層は芯シートの一面または
両面上に存在でき、そして当技術で既知の適当なSi−
含有アルミニウム合金ブレージング層(充填剤層)であ
ってよい。そのような層は5−14%のSiを含有して
もよい。これらは一面上のブレージング層および他の面
上の別の積層であってもよい。Mgはこれらの積層には
存在していなくてもよく、または存在するならMgは
レージング中に芯シート中へのMgの泳動を生ずるのに
不十分な量であってもよい。芯シートを強化するための
そのような泳動は上記の先行技術の特徴であるが、本発
明では芯シートがすでに十分な強度を有するため必要な
い。
【0031】本発明のブレージングシートの製造では、
好ましくは芯シートの合金はその鋳造後に1つもしくは
それ以上のブレージング層の付加後に行われる熱圧延の
前に均質化を受けない鋳造物質(cast−mater
ial)である。好ましくはシートは芯シートに対する
1つもしくはそれ以上のブレージング層の付加熱圧
延および冷圧延間で中間的な焼きなまし段階を受けな
い。
【0032】本発明によると、 (i)該アルミニウム合金芯物質を鋳造し、 (ii)1つもしくはそれ以上の該ブレージング層を該
アルミニウム合金芯物質のシートに付加し、 (iii)該アルミニウム合金芯物質および1つもしく
はそれ以上の該ブレージング層を熱圧延し、 (iv)段階(iii)からの熱圧延された生成物を冷
圧延する段階を含んでなり、ここで該段階(i)および
(ii)の間で該アルミニウム合金芯物質を均質化処理
にかけずそして該段階(iii)および(iv)の間で
該生成物を焼きなまし処理にかけない、上記のブレージ
ングシートの製造方法が提供される。
【0033】他の面では、本発明は (i)少なくとも1つがブレージングシートから製造さ
れている複数の部品を成形し、 (ii)部品を組み立てて組み立て体にし、そして (iii)組み立て体をブレージングする段階を含んで
なり、ここで (iv)ブレージングシートから製造された1つもしく
はそれ以上の部品が少なくとも部分的に上記の本発明に
従うブレージングシートから製造されており、そして (v)組み立て体を段階(iii)のブレージング後に
熟成にかける、ブレージングシートを使用して組み立て
体を製造する方法を提供する。
【0034】熟成は(周囲温度における)自然熟成であ
ってもおよび/または好適には100−250℃の範囲
の高温における人工的熟成であってもよい。
【0035】自然熟成は例えば100MPaの水準にお
ける85MPa以上のブレージング後0.2%降伏強度
を生ずることができる。3ヶ月間の自然熟成期間がこの
ためには典型的である。
【0036】人工的熟成は100MPa以上の、例えば
200MPaの水準のブレージング後0.2%降伏強度
を生ずることができる。
【0037】そのような組み立て体の製造およびそのた
めに利用できる炉の観点からすると、好適には人工的熟
成は1−100時間の範囲の期間にわたり行われる。人
工的熟成前にブレージング後に少なくとも4日間遅らす
ことが推奨される。
【0038】例えば、人工的熟成は約165℃において
10−100時間の範囲の期間にわたりまたは同様な熟
成効果を与える時間と温度の同等な組み合わせで行われ
る。
【0039】この方法が高いブレージング後強度性質を
もたらす。特に、本発明は10〜100時間の範囲の時
間にわたる600℃におけるブレージングおよび165
℃におけるブレージング後熟成の後に600℃における
ブレージング直後の0.2%降伏強度の少なくとも2倍
の0.2%降伏強度を得ることができるブレージング
ートを与えることができる。
【0040】自然および人工的熟成を起こすためには、
これを引き起こす元素(Mg、Si、Cu)がブレージ
ング方法の完了後に固溶体中に存在すべきであることが
望ましいようである。ブレージング後に、生成物が非常
にゆっくり冷却されるなら、これらの元素は粗大粒子の
中に沈澱してしまい、自然または人工的熟成はないであ
ろう。冷却速度が早くなればなるほど、これらの元素は
溶液の中にたくさん保有され、従って自然および人工的
熟成に対する物質の応答が高くなるであろう。
【0041】従って、好適にはブレージングシートは空
気中でブレージング温度から冷却されるかまたは自然空
気冷却より速く冷却される。しかしながら、水による冷
却はブレージングされた成分にとって実用的でない。
【0042】さらに他の面では、本発明は本発明に従う
ブレージングシートから製造される部品が該熟成後に8
5MPaより大きい0.2%降伏強度を有するような
発明に従い製造される組み立て体でも具体化される。
【0043】本発明の態様を次に非限定用の実施例によ
り添付図面を参照しながら記載する。
【0044】
【好適態様の記述】
【0045】
【実施例】実施例1 芯シート物質用の多数の試験合金を表1に示されている
重量%の組成で製造した。
【0046】
【表1】
【0047】この表において、合金C1およびC3はE
P−A−326 337から知られている組成内であ
り、そしてこのタイプの合金C5およびC7はWO94
/22633から知られている。
【0048】試験合金は鋳造後に均質化されずそして一
面上に9.0−11.0ケイ素を主要合金生成用元素と
して有するAA 4045タイプのアルミニウム合金を
積層し、中間的な焼きなましを行わずに熱圧延および冷
圧延して0.39mmの厚さにした。その後、ブレージ
ングシートを一般的な方法でノコロクおよび真空ブレ
ジング法にかけた。ブレージング後に、サンプルを周囲
温度の空気中で冷却した。
【0049】図1は自然熟成におけるこれらのブレージ
ングシートのブレージング後0.2%降伏強度を示す。
EP−A−326 337の範囲内に入る合金C1およ
びC3は55−65MPaの範囲の降伏強度を有する。
WO94/22633に記載されている55MPaの値
が合金C1により確認された。WO94/22633の
範囲内に入る合金C5およびC7は65−85MPaの
範囲の降伏強度を有する。これによりWO94/226
33に記載されている値が確認された。合金C4、C6
およびC8は自然熟成後に85MPa以上の降伏強度を
有し、C8は約115MPaまで上昇した。
【0050】図2は165℃の温度での人工的熟成にお
けるブレージング後0.2%降伏強度を示す。人工的熟
成はこの場合には3ヶ月間自然熟成した試験片に対して
適用された(しかし人工的熟成前の自然熟成期間は人工
的熟成により得られる変化を意義あるほど変化させな
い)。合金C1、C3、C5、C7およびC2は熟成効
果を全くまたはほとんど示さない。合金C4、C6およ
びC8は相当な熟成効果を示す。165℃での人工的熟
成に関しては、100MPa以上の0.2%降伏強度が
得られる。C8は10−100時間の範囲の時間におい
て人工的に熟成されたブレージングシートに関して約2
30MPaの最大値を示す。熟成温度が高くなるにつれ
て、時間は短くなるであろう。製造業者は1日の桁での
量またはその分数の時間を適用することを望むかもしれ
ない。
【0051】図1および2の結果はノコロクおよび真空
ブレージング法の両者に適用される。
【0052】ブレージングシートをノコロクおよび真空
ブレージングされた状態でSWAAT(ASTM G8
5)腐食試験にかけた。目標寿命は600時間(25日
間)である。結果を表2に示す。
【0053】
【表2】
【0054】合金C3およびC5は予期された通りの許
容可能な結果を示す。合金C2はベース物質中のその高
いケイ素含有量の観点から先行技術の開示から予測でき
る許容不能な結果を示す。しかしながら、最も驚くべき
ことに合金C4、C6およびC8はノコロクブレージン
された状態では少なくとも24日間の結果を、そして
CuおよびMgの両者が高い合金C8は真空ブレージン
された状態で少なくとも25日間の結果を有する。合
金C4およびC6は真空ブレージング後に、比較的低い
Cuまたは比較的低いMgのために、比較的良くない腐
食耐性を有する。Mgは真空ブレージングで蒸発する傾
向がある。
【0055】実施例2 合金C8の組成を有するがこの組成に0.3%のCrお
よび0.1%のZrを加えて試験合金を製造した。この
合金を実施例1と同じ方法で試験した。合金は良好な腐
食耐性を有していた。0.2%降伏強度は合金C8のも
のより約15MPa高かった。
【0056】下記の表3は、3種の状態すなわち(1)
熟成なしのブレージング後、(2)自然熟成後および
(3)165℃における人工的熟成後における、合金C
1−C8を有するブレージングシートの機械的性質の値
を示す。表は0.2%降伏強度(YS)、最終的引っ張
り強度(UTS)および破壊時の伸び(E)を与える。
【0057】
【表3】
【0058】* 3ヶ月の自然熟成後の性質 ** 165℃における人工的熟成で得られたピーク強
度における性質(ピーク強度を得る時間は各々の合金に
関して異なる) ***180℃において120時間にわたり得られた
値、ピーク強度ではない(165℃における120時間
にわたり人工的熟成強度増加は起きなかった)。
【0059】図3には、「良好な腐食耐性」により、本
発明に従い使用される芯物質を例えば約25日間のよう
な良好なブレージング後SWAAT腐食耐性を有する領
域が示されている。さらに合金C1およびC3を含むE
P−A−326 337の領域並びにC5およびC7を
含むWO94/22633の領域も示される。合金C2
は「良好な腐食耐性」の領域外である。
【0060】本出願は発見された効果に関する金属学的
説明はしていない。沈澱のケイ素に富んだ帯が芯物質中
で形成されるかどうかはまだ確かでないが、製造中に均
質化を省くことが望ましいようである。
【0061】本発明の主なる特徴および態様は以下のと
おりである。
【0062】1.アルミニウム合金芯物質から製造され
る芯シートおよびその少なくとも一面上にある主要合金
元素としてケイ素を含有するアルミニウム合金のブレー
ジング層を有するブレージングシートであって、但し該
ブレージングシートは犠牲アノード層がないものであ
り、ここで芯シートのアルミニウム合金 Mn 0.7−1.5 Cu 0.2−2.0 Mg 0.1−0.6 Si ≧0.2 Fe 0.8まで残りの量のAlおよび不可避の不純物を含み、そして更
Ti <0.1 Cr 0.35まで Zrおよび/またはV 合計0.25までを含んでいてもよい、 の組成(重量%)を有し、但し条
件として(Cu+Mg)>1.0であり、そして該芯シ
ートのアルミニウム合金はその鋳造後で、1つもしくは
それ以上の該ブレージング層を該芯シートに付加した後
に行なわれる熱圧延の前に均質化処理に かけられないも
のである、そしてブレージングシートがブレージング
よびブレージング後熟成の後に少なくとも70MPaの
0.2%降伏強度を得ることができるブレージングシー
ト。
【0063】2.芯シートのアルミニウム合金の該組成
中のTiの量が0.1より少ない、上記1に記載のブレ
ージングシート。
【0064】3.芯シートのアルミニウム合金の該組成
中のTiの量が0.05より少ない、上記2に記載のブ
レージングシート。
【0065】4.芯シートのアルミニウム合金の該組成
中のFeの量が0.4より多くない、上記1〜3のいず
れかに記載のブレージングシート。
【0066】5.芯シートのアルミニウム合金の該組成
中のCuの量が0.65より少なくない、上記1〜4の
いずれかに記載のブレージングシート。
【0067】6.芯シートのアルミニウム合金の該組成
中で(Cu+Mg)>1.0である、上記1〜5のいず
れかに記載のブレージングシート。
【0068】7.芯シートのアルミニウム合金の該組成
中で(Cu+Mg)>1.2である、上記6に記載のブ
レージングシート。
【0069】8.芯シートのアルミニウム合金の該組成
中のSiの量が0.20より少なくない、上記1〜7の
いずれかに記載のブレージングシート。
【0070】9.芯シートのアルミニウム合金の該組成
中のSiの量が0.30より少なくない、上記8に記載
のブレージングシート。
【0071】10.芯シートのアルミニウム合金の該組
成中のSiの量が0.40より少なくない、上記9に
載のブレージングシート。
【0072】11.該芯シートの該アルミニウム合金
その鋳造1つもしくはそれ以上の該ブレージング
を該芯シートに付加した後に行われる熱圧延の前に均質
化処理にかけられない、上記1〜10のいずれかに記載
のブレージングシート。
【0073】12.該芯シートに対する1つもしくはそ
れ以上の該ブレージング層の付加後に、該ブレージング
物質を熱圧延にそして次に冷圧延にかけ、該熱および冷
圧延間で中間的な焼きなましを行わない、上記1〜11
のいずれかに記載のブレージングシート。
【0074】13.SWAAT(ASTM G85)腐
食試験で測定された良好なブレージング後腐食耐性を有
する、上記1〜12のいずれかに記載のブレージング
ート。
【0075】14.該試験により測定された該腐食耐性
が少なくとも600時間である、上記13に記載のブレ
ージングシート。
【0076】15.600℃におけるブレージングおよ
び165℃における10〜100時間にわたるブレージ
ング後熟成の後にブレージング直後のその0.2%降伏
強度の少なくとも2倍の0.2%降伏強度を得ることが
できる上記1〜14のいずれかに記載のブレージング
ート。
【0077】16.(i)該アルミニウム合金芯物質を
鋳造し、 (ii)1つもしくはそれ以上の該ブレージング層を該
アルミニウム合金芯物質のシートに付加し、 (iii)該アルミニウム合金芯物質および1つもしく
はそれ以上の該ブレージング層を熱圧延し、 (iv)段階(iii)からの熱圧延された生成物を冷
圧延する段階を含んでなり、ここで該段階(i)および
(ii)の間で該アルミニウム合金芯物質を均質化処理
にかけずそして該段階(iii)および(iv)の間で
該生成物を焼きなまし処理にかけない、上記1〜15の
いずれかに記載のブレージングシートの製造方法。
【0078】17.(i)少なくとも1つがブレージン
シートから製造されている複数の部品を成形し、 (ii)部品を組み立てて組み立て体にし、そして (iii)組み立て体をブレージングする段階を含んで
なり、ここで (iv)ブレージングシートから製造された1つもしく
はそれ以上の部品が少なくとも部分的に上記1〜15の
いずれかに記載のブレージングシートから製造されてお
り、そして (v)組み立て体を段階(iii)のブレージング後に
熟成にかける、ブレージングシートを使用して組み立て
体を製造する方法。
【0079】18.該熟成が100−250℃の範囲の
温度における人工的熟成を含んでなる、上記17に記載
方法。
【0080】19.人工的熟成が1−100時間の範囲
の期間にわたり行われる、上記18に記載の方法。
【0081】20.人工的熟成が約165℃において1
0−100時間の範囲の期間にわたりまたは同様な熟成
効果を与える時間と温度の同等な組み合わせで行われ
る、上記18または19に記載の方法。
【0082】21.上記1に記載のブレージングシー
トから製造された部品が該熟成後に85MPaより大き
い0.2%降伏強度を有する、上記17〜20のいずれ
の記載に従い製造される組み立て体。
【0083】22.上記1に記載のブレージングシー
トから製造される部品が該熟成後に少なくとも100M
Paの0.2%降伏強度を有する、上記21に記載の
み立て体。
【0084】23.上記1に従う該ブレージングシート
から製造される部品が少なくとも600時間のSWAA
T(ASTM G85)腐食試験により測定された腐食
耐性を有する、上記21または22に記載の組み立て
体。
【図面の簡単な説明】
【図1】8つのブレージングシートのブレージング後自
然熟成方法に関する熟成時間(時間)に対してプロット
された0.2%降伏強度(MPa)のグラフである。
【図2】同じ8つの合金の自然熟成後に行われた人工的
ブレージング方法に関する同様なグラフである。
【図3】芯シート合金の(Cu+Mg)含有量(重量
%)に対してSi含有量(重量%)をプロットした本発
明のグラフ表示である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−263033(JP,A) 特開 平4−202735(JP,A) 特開 平4−198448(JP,A) 特開 平2−129333(JP,A) 特開 平5−39994(JP,A) 特開 平2−115334(JP,A) 特開 平3−287738(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C22C 21/00 - 21/18 C22F 1/04 - 1/057 B23K 35/22 B32B 15/01

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウム合金芯物質から製造され
    る芯シートおよびその少なくとも一面上にある主要合金
    元素としてケイ素を含有するアルミニウム合金のブレー
    ジング層を有するブレージングシートであって、但し該
    ブレージングシートは犠牲アノード層がないものであ
    り、ここで芯シートのアルミニウム合金は Mn 0.7−1.5 Cu 0.2−2.0 Mg 0.1−0.6 Si 0.2−1.0 Fe 0.8まで Ti <0.1 Cr 0.35まで Zrおよび/またはV 合計0.25まで残りの量のAlおよび不可避の不純物、 の組成(重量%)を有し、但し条件として(Cu+M
    g)>1.0であり、そして該芯シートのアルミニウム
    合金はその鋳造後で、1つもしくはそれ以上の該ブレー
    ジング層を該芯シートに付加した後に行なわれる熱圧延
    の前に均質化処理にかけられないものである、そしてブ
    レージングシートがブレージングおよびブレージング後
    熟成の後に少なくとも70MPaの0.2%降伏強度を
    得ることができ、そしてSWAAT(ASTM G8
    5)腐食試験で測定されたブレージング後腐食耐性が6
    00時間であるブレージングシート。
  2. 【請求項2】 アルミニウム合金芯物質から製造され
    る芯シートおよびその少なくとも一面上にある主要合金
    元素としてケイ素を含有するアルミニウム合金のブレー
    ジング層を有するブレージングシートであって、但し該
    ブレージングシートは犠牲アノード層がないものであ
    り、ここで芯シートのアルミニウム合金は Mn 0.7−1.5 Cu 0.2−2.0 Mg 0.1−0.6 Si 0.2−1.0 Fe 0.8まで 残りの量のAlおよび不可避の不純物、 の組成(重量%)を有し、但し条件として(Cu+M
    g)>1.0であり、そして該芯シートのアルミニウム
    合金はその鋳造後で、1つもしくはそれ以上の該ブレー
    ジング層を該芯シートに付加した後に行なわれる熱圧延
    の前に均質化処理にかけられないものである、そしてブ
    レージングシートがブレージングおよびブレージング後
    熟成の後に少なくとも70MPaの0.2%降伏強度を
    得ることができ、そしてSWAAT(ASTM G8
    5)腐食試験で測定されたブレージング後腐食耐性が6
    00時間であるブレージングシート。
  3. 【請求項3】 (i)該アルミニウム合金芯物質を鋳
    造し、 (ii)1つもしくはそれ以上の該ブレージング層を該ア
    ルミニウム合金芯物質のシートに付加し、 (iii)該アルミニウム合金芯物質および1つもしくは
    それ以上の該ブレージング層を熱圧延し、 (iv)段階(iii)からの熱圧延された生成物を冷圧延
    する段階を含んでなり、ここで該段階(i)および(i
    i)の間で該アルミニウム合金芯物質を均質化処理にか
    けずそして該段階(iii)および(iv)の間で該生成物
    を焼きなまし処理にかけない、請求項1または2に記載
    のブレージングシートの製造方法。
  4. 【請求項4】 (i)少なくとも1つがブレージングシ
    ートから製造されている複数の部品を成形し、 (ii)部品を組み立てて組み立て体にし、そして (iii)組み立て体をブレージングする段階を含んでな
    り、 ここで (iv)ブレージングシートから製造された1つもしくは
    それ以上の部品が少なくとも部分的に請求項1または2
    に記載のブレージングシートから製造されており、そし
    て(v)組み立て体を段階(iii)のブレージング後に
    熟成にかける、 ブレージングシートを使用して組み立て体を製造する方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項1または2に記載の該ブレージン
    グシートから製造された部品が該熟成後に85MPaよ
    り大きい0.2%降伏強度を有する、請求項4に従い製
    造された組み立て体。
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