JP3011846B2 - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

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JP3011846B2
JP3011846B2 JP5317976A JP31797693A JP3011846B2 JP 3011846 B2 JP3011846 B2 JP 3011846B2 JP 5317976 A JP5317976 A JP 5317976A JP 31797693 A JP31797693 A JP 31797693A JP 3011846 B2 JP3011846 B2 JP 3011846B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気ヘッドに関し、
特に、VTR,R−DAT,デジタルVTRなどの回転
磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気記録技術の高密度化および広
帯域化に伴って、磁気ヘッドの記録および再生両面での
性能向上が要請されている。すなわち、記録媒体が高保
磁力化するので記録能力を上げる必要がある。また記録
媒体上に記録された磁化パターン(再生すべき信号の
源)が小さくなるので再生能力を上げる必要がある。さ
らに、記録および再生ともに取り扱う周波数帯域が広く
なってくるため記録および再生両面での性能向上が要請
される。
【0003】上記のような要請を満たすために、従来、
磁気ヘッドの磁気コアの材料として、高い飽和磁束密度
を有する軟磁性合金薄膜と、高周波領域での渦電流損失
を軽減することにより動作帯域を拡大するための絶縁性
薄膜との積層体が用いられている。このような積層体か
らなる磁気ヘッドを用いることによって、記録能力を向
上させることは可能である。このような積層体からなる
磁気ヘッドは軟磁性合金薄膜の磁気特性の改善により、
再生能力も向上してきたが、より一層の性能向上が必要
となってきている。
【0004】一方、従来、再生能力を向上させるために
磁気コアの磁気抵抗を減少させる技術が開発されてい
る。その1つとして、有効磁路長を短くする方法があ
る。具体的には、信号の授受を行なうコイルを巻き付け
る穴を極力小さくすることによって有効磁路長を短くす
る。この場合、穴が小さくなるためにコイルの巻数が制
限され、通常1回巻の構造となる。このような巻数が制
限された構造では、磁気ヘッドが搭載されるシステムと
の電子回路上の整合性を図るために、ステップアップト
ランスが必要になる。図17は、従来のステップアップ
トランスを備えた磁気ヘッドを示した斜視図である。図
17を参照して、従来の磁気ヘッド101では、磁気ヘ
ッドコアとステップアップトランスコアとが軟磁性フェ
ライト102によって形成されていた。磁気ギャップ1
06近傍の軟磁性フェライト102は他の部分に比べて
その厚みが薄く形成されている。そして、その厚みが薄
い部分を両側から挟み込むように低融点ガラス103が
形成されている。また、磁気ヘッドコアとステップアッ
プトランスコアとにまたがるように1ターンコイル10
4が形成されている。ステップアップトランスコアには
2次コイル105が巻き付けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図17に示した従来の
ステップアップコアを備えた磁気ヘッドでは、軟磁性フ
ェライト102によって磁気ヘッドを構成しているの
で、高保磁力媒体への記録能力が十分でないという不都
合があった。また、1ターン磁気ヘッド部分およびステ
ップアップトランス部分の大部分が軟磁性フェライト1
02によって形成されているため、1ターンコイル10
4および2次コイル105のインダクタンスが大きくな
ってしまう。このため、2次コイル105の巻数が制限
されるという不都合が生じていた。その結果、再生出力
を大きくできないという問題点があった。
【0006】そこで、従来、記録能力に優れた軟磁性合
金薄膜からなる薄膜ヘッドで1ターン磁気ヘッドを構成
し、さらに軟磁性フェライトによってステップアップト
ランスコアを構成した磁気ヘッドが提案されている。し
かし、この提案された磁気ヘッドでは、薄膜ヘッドの製
造工程が別個に必要なので通常の回転型磁気ヘッドの製
造設備だけでは対応できないという問題点があった。ま
た、この提案された磁気ヘッドでは、ステップアップト
ランスコアが軟磁性フェライトによって形成されるた
め、2次コイル自体のインダクタンスが大きくなり、そ
の結果2次コイルの巻数が制限されるという不都合があ
った。つまり、従来の提案された磁気ヘッドでは、記録
能力をより向上させることができるが、再生能力をより
向上させることが困難であった。また、製造プロセスが
複雑になるという問題点もあった。
【0007】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、記録能力および再生能力の両方
をより一層向上させることが可能な磁気ヘッドを提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1および2におけ
る磁気ヘッドは、磁気記録媒体と信号を授受するための
磁気ヘッドコアと、ステップアップトランスコアと、磁
気ヘッドコアとステップアップトランスコアとの双方に
またがるように巻き付けられた1次コイルと、ステップ
アップトランスコアに巻き付けられた2次コイルとを備
えている。そして、磁気ヘッドコアおよびステップアッ
プトランスコアは、軟磁性合金薄膜と絶縁性薄膜との積
層体であって、一体的に形成されている共通の積層体を
含む。なお、好ましくは、上記した積層体をその周囲が
非磁性物によって覆われるように構成してもよい。
【0009】
【作用】請求項1および2に係る磁気ヘッドでは、磁気
ヘッドコアが軟磁性合金薄膜と絶縁性薄膜との積層体を
含んでいるので、高い保磁力を有する媒体への記録が可
能となる。また、磁気ヘッドコアが軟磁性合金薄膜と絶
縁性薄膜との積層体によって構成されるので、従来の回
転型磁気ヘッドの製造設備によって容易に製造される。
さらに、上記した積層体をその周囲が非磁性物によって
覆われるように構成すれば、磁気ヘッドコア部分および
ステップアップトランスコア部分の大部分の体積が非磁
性物になる。これにより、1次コイルおよび2次コイル
の持つインダクタンスが小さくなり、その結果2次コイ
ルの巻数が容易に増加可能となる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例による磁気ヘッ
ドを示した斜視図である。図1を参照して、この第1実
施例の磁気ヘッド1は、磁気ヘッドコア2と1ターンコ
イル3とステップアップトランス4に巻き付けられた2
次コイル5とを含んでいる。1ターン磁気ヘッドコア6
とステップアップトランスコア7とは磁気コアの一部分
を共有するように形成されている。
【0011】図2は、図1に示した第1実施例の磁気ヘ
ッドにおいて1ターンコイル3および2次コイル5を省
略した場合の磁気ヘッドを示した斜視図である。図1お
よび図2を参照して、この第1実施例の磁気ヘッドで
は、非磁性基板8上に、軟磁性合金薄膜9と絶縁性薄膜
10との積層体11が形成されている。そして積層体1
1は低融点ガラス12によって保護されている。このよ
うな構造を有する2つの磁気ヘッドコア半体13aおよ
び13bが、磁気ギャップ14を構成する面でそれぞれ
の積層体11,11が互いに対向するように突き合わさ
れている。そして低融点ガラス12によって磁気ヘッド
半体13aと13bとが接合されている。
【0012】このように、第1実施例の磁気ヘッドで
は、1ターン磁気ヘッドコア6を軟磁性合金薄膜と絶縁
性薄膜との積層体によって構成することにより、高い保
磁力を有する媒体にも容易に信号を記録することができ
る。これにより、記録能力を向上させることができる。
また、1ターンコイル3の巻き付けられる1ターン磁気
ヘッドコア6と2次コイル5の巻き付けられるステップ
アップトランスコア7との大部分の体積は非磁性基板8
と低融点ガラス12とからなる。したがって、1ターン
コイル3および2次コイル5の有するインダクタンスを
小さくすることができ、それにより2次コイルの巻数を
多くすることができる。その結果、再生出力を大きくと
ることができる。このように、この第1実施例では、磁
気ヘッド1の記録能力および再生能力をより向上させる
ことができる。また、磁気ヘッドコア2を軟磁性合金薄
膜9と絶縁性薄膜10との積層体11によって構成する
ことにより、後述するように従来の製造プロセスで容易
に製造することができる。
【0013】図3は、本発明の第2実施例による磁気ヘ
ッドを示した斜視図であり、図4は図3に示した第2実
施例の磁気ヘッドから1ターンコイル3および2次コイ
ル5を省略した場合の斜視図である。図3および図4を
参照して、この第2実施例では、上述した第1実施例と
異なり、磁気ヘッドコア2が、1ターン磁気ヘッドコア
6とステップアップトランスコア7とに分割されてい
る。このように構成することによっても、上述した第1
実施例と同様の効果を得ることができる。
【0014】図5〜図10は、上述した第1実施例およ
び第2実施例の磁気ヘッドの製造プロセスを説明するた
めの斜視図である。図5〜図10を参照して、次に第1
実施例および第2実施例の磁気ヘッドの製造プロセスに
ついて説明する。
【0015】まず、図5に示すように、非磁性基板8の
表面にV字形の複数の溝15を形成する。ここで、非磁
性基板8は、結晶化ガラス、またはセラミックスなどか
らなり、非磁性合金との熱膨張整合性、耐摩耗性および
加工性を考慮して選定する。このV字形の溝15の斜面
に図6に示すような軟磁性合金薄膜9と絶縁性薄膜10
との積層体11を形成する。軟磁性合金薄膜9の材料と
しては、Fe−Al−Si系合金(商標名−センダス
ト)、Fe−Ni系合金(商標名−パーマロイ)などの
鉄を基調とする合金が用いられる。近年は、Fe−M−
N(M=Ta、Nb、Zrなどの遷移金属やSi)も実
用に供されている。また、軟磁性合金薄膜9の厚みは、
軟磁性合金の固有抵抗と直流透磁率と磁気ヘッド1の動
作する周波数帯域とを考慮して設定する。通常、1〜5
μm程度の厚さに設定することが多い。絶縁性薄膜10
の材料としては、SiO2 ,Al2 3 などの酸化物、
または、Si3 4 ,BNなどの窒化物が用いられる。
【0016】次に、図7に示すように、V字形の溝15
を低融点ガラス12で充填する。その後、V字形の溝1
5に直交する面に沿って切断することによって、磁気ヘ
ッドコアピース16a,16bを形成する。なお、図で
は、簡単のため、一対のコアピース16a,16bが形
成される様になっているが、実際は複数対に分断され
る。
【0017】次に、図8に示すように、ギャップ対向面
となる面17(図7参照)に、溝18および19を形成
する。ここで、図3および図4に示した第2実施例の磁
気ヘッドを形成する場合には、1ターン磁気ヘッドコア
6とステップアップトランスコア7とを分断するための
溝20を形成する。上記のようにして得られた磁気ヘッ
ドコアピース16a,16bのギャップ対向面17(図
7参照)を精密に研磨するとともに、磁気ギャップ14
となる非磁性薄膜(図示せず)を形成する。
【0018】次に、図9に示すように、1対の磁気ヘッ
ドコアピース16aおよび16bを積層体11が互いに
対向するように位置合わせした状態で固定する。そし
て、両方の磁気ヘッドコアピース16aおよび16bの
低融点ガラス12が溶融して接着力をもつまで加熱す
る。これにより、磁気ヘッドコアピース16aと16b
とを一体化する。このようにして得られた磁気ヘッドコ
アブロック21は、磁気ヘッドチップ22が多数連結し
た状態である。通常は、最終的な磁気ヘッド1の記録媒
体と摺接する側の面23を円筒状に研磨加工した後個々
の磁気ヘッドチップ22に分断する。なお、V字形の溝
15のピッチや斜面角度、製造する磁気ヘッドのアジマ
ス角によっては、図11に示すように、切断面と積層体
11とが平行とならないこともある。
【0019】図10に示した磁気ヘッドチップ22の分
断工程の後、磁気ヘッドチップ22をベース板(図示せ
ず)へ接着固定する。そして、図1に示したように1タ
ーンコイル3および2次コイル5を巻線する。その後、
テープ研磨などの仕上げ処理を施すことによって図1に
示すような磁気ヘッド1が完成される。なお、1ターン
コイル3については次のような製造方法をとってもよ
い。すなわち、図9に示した磁気ヘッドコアピース16
aと16bとの一体化工程を、導体を巻線用の孔に配置
した状態で行なう。そして、磁気ヘッドチップ22が分
断された後に磁気ヘッドチップ22の両面から導体で挟
み込むことによって導通をとるように構成してもよい。
【0020】図12は、本発明の第3実施例による磁気
ヘッドを示した斜視図である。図12を参照して、この
第3実施例の磁気ヘッドは、上述した第1実施例および
第2実施例の磁気ヘッドと基本的には同じ構成である。
この第3実施例の磁気ヘッドでは、さらに、軟磁性合金
薄膜9と絶縁性薄膜10との積層体11の厚みが磁気ギ
ャップ14の近傍以外の部分で磁気ギャップ近傍部分よ
りも厚くなっている。これにより、1ターン磁気ヘッド
コア6とステップアップトランスコア7との磁気抵抗を
低減することができる。その結果、より性能の高い磁気
ヘッドを得ることができる。積層体11の厚みを変化さ
せる方法としては、図12に示すように、磁気ギャップ
14の近傍以外で積層数を増加させた構造が考えられ
る。また、積層数は磁気ヘッドコア全体にわたって同じ
で、積層された軟磁性合金薄膜9のそれぞれが磁気ギャ
ップ14の近傍以外で厚くなっている構造でもよい。
【0021】図13および図14は図12に示した第3
実施例の磁気ヘッドの製造プロセスを説明するための斜
視図である。図13および図14を参照して、次に第3
実施例の積層体11部分の製造プロセスについて説明す
る。
【0022】まず、非磁性基板8の表面にV字形の複数
の溝15を形成する。そして、V字形の溝15の斜面に
軟磁性合金薄膜9と絶縁性薄膜10との積層体11を形
成する。この積層体11に機械加工または異方性ドライ
エッチングを施すことによって、図14に示されるよう
な、磁気ギャップ14(図12参照)の近傍以外で積層
数を増加させた磁気ヘッド1を製造するための磁気ヘッ
ドコア母材24が得られる。
【0023】図15は、図12に示した第3実施例の磁
気ヘッドの積層体部分の変形例の製造プロセスを説明す
るための断面図である。図15を参照して、この変形例
の製造プロセスでは、軟磁性合金薄膜9と絶縁性薄膜1
0との積層体11を形成する段階で、それぞれの軟磁性
合金薄膜9に対して機械加工または異方性ドライエッチ
ングを施す。これにより、積層数は磁気ヘッドコア全体
にわたって同じで、かつ、積層された軟磁性合金薄膜9
のそれぞれが磁気ギャップ14の近傍以外で厚くなって
いる構造の磁気ヘッドコア母材24aが得られる。
【0024】図16は、本発明の第4実施例による磁気
ヘッドを示した斜視図である。図16を参照して、この
第4実施例では、2つの磁気ヘッドコア半体25aおよ
び25bが、一方の非磁性基板8上に形成された軟磁性
合金薄膜9と絶縁性薄膜10との積層体11を他方の非
磁性基板8によって保護した構造を有する。磁気ヘッド
コア半体25aと25bとは磁気ギャップ14を構成す
る面でそれぞれの磁気ヘッドコア半体25aおよび25
bの積層体11が互いに対向するように突き合わされて
いる。磁気ヘッドコア半体25aと25bとは低融点ガ
ラス12によって接合されている。この磁気ヘッドの製
造方法としては、たとえば特開昭58−70418に示
されているような公知の製造技術を用いて容易に製造す
ることができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、磁気
記録媒体と信号を授受するための磁気ヘッドコアを軟磁
性合金薄膜と絶縁性薄膜との積層体で構成することによ
って、高い保磁力の媒体にも容易に記録することがで
き、記録能力をより向上させることができる。また、1
次コイルと2次コイルとを備えた構造にすることによっ
て、1次コイル巻線のための孔を小さくできるので、磁
気コアの磁路長を短くすることができる。これにより、
磁気抵抗を減少させることができ、その結果再生能力を
より向上させることができる。また、軟磁性合金薄膜と
絶縁性薄膜との積層体の周囲を非磁性物によって覆うよ
うに構成すれば、磁気ヘッドコアおよびステップアップ
トランスコアの大部分の体積は非磁性物からなることに
なり、1次コイルおよび2次コイルの持つインダクタン
スを小さくすることができる。これにより、2次コイル
の巻数をより多くすることができ、その結果再生出力を
大きくとることができる。それにより、再生能力をより
向上させることができる。
【0026】さらに、軟磁性合金薄膜と絶縁性薄膜との
積層体で磁気ヘッドコアが形成される従来の磁気ヘッド
を製造するための製造設備を用いれば、本発明の磁気ヘ
ッドを容易に製造することができ、製造プロセスが複雑
化することもない。また、磁気ヘッドコアとステップア
ップトランスコアに用いられる積層体を同時に形成する
ことも可能になり、新規な設備を導入することなく高い
記録密度に適した磁気ヘッドを容易に製造することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による磁気ヘッドを示した
斜視図である。
【図2】図1に示した第1実施例の磁気ヘッドにおいて
1ターンコイルおよび2次コイルを省略した場合の形態
を示した斜視図である。
【図3】本発明の第2実施例による磁気ヘッドを示した
斜視図である。
【図4】図3に示した第2実施例の磁気ヘッドにおいて
1ターンコイルおよび2次コイルを省略した場合の形態
を示した斜視図である。
【図5】第1実施例および第2実施例に示した磁気ヘッ
ドの製造プロセスの第1工程を説明するための斜視図で
ある。
【図6】第1実施例および第2実施例に示した磁気ヘッ
ドの製造プロセスの第2工程を説明するための斜視図で
ある。
【図7】第1実施例および第2実施例に示した磁気ヘッ
ドの製造プロセスの第3工程を説明するための斜視図で
ある。
【図8】第1実施例および第2実施例に示した磁気ヘッ
ドの製造プロセスの第4工程を説明するための斜視図で
ある。
【図9】第1実施例および第2実施例に示した磁気ヘッ
ドの製造プロセスの第5工程を説明するための斜視図で
ある。
【図10】第1実施例および第2実施例に示した磁気ヘ
ッドの製造プロセスの第6工程を説明するための斜視図
である。
【図11】図10に示した製造工程の変形例を説明する
ための斜視図である。
【図12】本発明の第3実施例による磁気ヘッドを示し
た斜視図である。
【図13】図12に示した第3実施例の磁気ヘッドの製
造プロセスの第1工程を説明するための斜視図である。
【図14】図12に示した第3実施例の磁気ヘッドの製
造プロセスの第2工程を説明するための断面図である。
【図15】図12に示した第3実施例の磁気ヘッドの積
層体部分の変形例の製造プロセスを説明するための断面
図である。
【図16】本発明の第4実施例による磁気ヘッドを示し
た斜視図である。
【図17】従来の磁気ヘッドを示した斜視図である。
【符号の説明】
1:磁気ヘッド 2:磁気ヘッドコア 3:1ターンコイル 4:ステップアップトランス 5:2次コイル 6:1ターン磁気ヘッドコア 7:ステップアップトランスコア 8:非磁性基板 9:軟磁性合金薄膜 10:絶縁性薄膜 11:積層体 12:低融点ガラス 13a,13b:磁気ヘッドコア半体 14:磁気ギャップ なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録媒体と信号を授受するための磁
    気ヘッドコアと、 ステップアップトランスコアと、 前記磁気ヘッドコアと前記ステップアップトランスコア
    との双方にまたがるように巻き付けられた1次コイル
    と、 前記ステップアップトランスコアに巻き付けられた2次
    コイルとを備え、 前記磁気ヘッドコアおよび前記ステップアップトランス
    コアは、軟磁性合金薄膜と絶縁性薄膜との積層体であっ
    て、一体的に形成されている共通の積層体を含む、磁気
    ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記積層体はその周囲が非磁性物によっ
    て覆われている、請求項1に記載の磁気ヘッド。
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