JP3011707U - ランドセル - Google Patents

ランドセル

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Publication number
JP3011707U
JP3011707U JP1994014820U JP1482094U JP3011707U JP 3011707 U JP3011707 U JP 3011707U JP 1994014820 U JP1994014820 U JP 1994014820U JP 1482094 U JP1482094 U JP 1482094U JP 3011707 U JP3011707 U JP 3011707U
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JP
Japan
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shoulder belt
school bag
shoulder
shape
shape memory
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1994014820U
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English (en)
Inventor
敏弘 泉
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Seiban Ltd
Original Assignee
Seiban Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ランドセル本体1の背部4から肩掛けベルト
6に向かって湾曲させた形状記憶材料よりなる補強材1
0を、肩掛けベルト6の長手方向に沿って止着させたも
のとしている。前記形状記憶材料の形状復元温度は、気
温よりも少し高い温度に設定したものとするのが好まし
い。 【効果】 長期間の使用によっても肩掛けベルト6がへ
たばることがなく、使用者の肩にいつまでもフィットす
る形状を維持しており、使用者が重く感じることのない
ものとなる。また、長期間の使用によっても肩掛けベル
ト6がへたばることなく、ランドセル本体1の背部4と
の間に常に一定の間隔を有したものとなるので、ランド
セルを肩に掛けるのが容易になる。さらに、補強材10
の弾性限度以上の荷重がかかって肩掛けベルト6が変形
しても、この肩掛けベルト6を容易に元の形状に戻すこ
とができるので、外観が悪くなることもない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、肩掛けベルトに補強構造を有したランドセルに関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
従来、ランドセルの肩掛けベルトは、合成皮革等よりなる表部材と裏部材の間 に合成樹脂等からなるクッション材を挟み込んだものとしており、使用者の肩へ の当たりを緩和している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のランドセルの肩掛けベルトは、長期間の使用によっ てへたばってくると、ランドセルを肩に掛けた場合、使用者の肩にフィットしな くなり、ランドセルが重く感じるという課題を有していた。
【0004】 また、上記従来のランドセルの肩掛けベルトは、長期間の使用によってへたば ってくると、ランドセル本体の背部に擦り寄ってしまうので、ランドセルを肩に 掛ける場合には、ランドセル本体の背部と肩掛けベルトの間に手を差し込みにく くなり、肩掛けベルトを手前に引き寄せてから、ランドセル本体の背部と肩掛け ベルトの間に手を差し込まなければならず、この動作が面倒であるという課題を 有していた。
【0005】 そこで、この考案は、上記従来の課題を解決するためになされたものであり、 肩掛けベルトに形状記憶材料よりなる補強材を止着させて、使用者の肩にフィッ トして重く感じることがないと共に、ランドセルを肩に掛けるのが容易になるラ ンドセルを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】 そのため、この考案のランドセルは、ランドセル本体1の背部4から肩掛けベ ルト6に向かって湾曲させた形状記憶材料よりなる補強材10を、肩掛けベルト 6の長手方向に沿って止着させたものとしている。
【0007】 そして、前記補強材10は、肩掛けベルト6の長手方向の一部に沿わせたもの としたり、肩掛けベルト6の長手方向の全体に沿わせたものとすることができる 。また、前記補強材10の湾曲形状は、使用者の肩に沿った形状とするのが好ま しい。さらに、前記形状記憶材料は、形状記憶合金としたり、形状記憶樹脂とす ることができる。しかも、前記形状記憶材料の形状復元温度は、気温よりも少し 高い温度に設定したものとするのが好ましい。
【0008】
【作用】
この考案のランドセルは、上記構成としたため、長期間の使用によっても肩掛 けベルト6がへたばることがなく、使用者の肩にいつまでもフィットする形状を 維持することができる。
【0009】 さらに、長期間の使用によっても肩掛けベルト6がへたばることなく、この肩 掛けベルト6はランドセル本体1の背部4に擦り寄ってくることはないので、ラ ンドセル本体1の背部4との間に常に一定の間隔を有したものとなる。
【0010】 また、補強材10の弾性限度以上の荷重がかかって肩掛けベルト6が変形した としても、その形状記憶材料の形状復元温度よりも高くすれば、肩掛けベルト6 は容易に元の形状に戻すことができる。
【0011】
【実施例】
以下、この考案のランドセルの構成を、実施例として示した図面に基づいて詳 細に説明する。
【0012】 図1はこの考案のランドセルの一実施例を示しており、ランドセル本体1は、 左右マチ部2、2、前仕切部3、背部4及び底部5より構成され、上端を開口し た箱状に形成されている。そして、肩掛けベルト6が、前記背部4の上部から底 部5にかけて取り付けられている。
【0013】 前記肩掛けベルト6は、図2に示すように、合成皮革等よりなる表部材7と裏 部材8の間に合成樹脂等よりなるクッション材9を挟み込んだものとしている。 そして、この肩掛けベルト6の表部材7とクッション材9の間には、ランドセル 本体1の背部4から肩掛けベルト6に向かって湾曲させた形状記憶材料よりなる 補強材10を、この肩掛けベルト6の長手方向に沿って止着させたものとしてい る。すなわち、前記クッション材9に裏部材8を被せ、この裏部材8の折り返し 部に補強材10の側部が接するようにして補強材10をクッション材9の上に当 て、さらに補強材10の上に表部材7を被せ、この補強材10を囲むようにして 表部材7、裏部材8及びクッション材9をひとまとめに縫着している。
【0014】 前記補強材10は、肩掛けベルト6の長手方向の一部に沿わせたものとしたり 、長手方向の全体に沿わせたものとすることができる。
【0015】 また、前記補強材10の湾曲形状は、使用者の肩に沿った形状とするのが好ま しいものとなる。
【0016】 さらに、前記補強材10は、ニッケル・チタン合金、銅・亜鉛・アルミ合金、 鉄・マンガン・ケイ素合金等からなる形状記憶合金や、ポリノルボルネン、トラ ンスポリイソプレン、ポリウレタン等からなる形状記憶樹脂としている。したが って、前記補強材10の弾性限度以上の荷重がかかって肩掛けベルト6が変形し たままになったとしても、その形状記憶材料の形状復元温度を気温より少し高い 温度(例えば約35°C程度)に設定しておけば、ドライヤー等の熱風を吹き付 けて加熱することにより、肩掛けベルト6は容易に元の形状に戻すことができる 。
【0017】
【考案の効果】
この考案のランドセルは、以上に述べたように構成されており、長期間の使用 によっても肩掛けベルト6がへたばることがなく、使用者の肩にいつまでもフィ ットする形状を維持しており、使用者が重く感じることのないものとなる。
【0018】 また、この考案のランドセルは、長期間の使用によっても肩掛けベルト6がへ たばることなく、この肩掛けベルト6はランドセル本体1の背部4に擦り寄って くることはないので、ランドセル本体1の背部4との間に常に一定の間隔を有し たものとなり、肩掛けベルトを手前に引き寄せなくても、ランドセル本体の背部 と肩掛けベルトの間に手を差し込むことができ、ランドセルを肩に掛けるのが容 易になる。
【0019】 さらに、この考案のランドセルは、補強材10の弾性限度以上の荷重がかかっ て肩掛けベルト6が変形しても、この肩掛けベルト6を容易に元の形状に戻すこ とができるので、外観が悪くなることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のランドセルの全体斜視図である。
【図2】この考案のランドセルの肩掛けベルトの一部拡
大断面図である。
【符号の説明】
1 ランドセル本体 4 背部 6 肩掛けベルト 10 補強材

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランドセル本体(1)の背部(4)から
    肩掛けベルト(6)に向かって湾曲させた形状記憶材料
    よりなる補強材(10)を、肩掛けベルト(6)の長手
    方向に沿って止着させたことを特徴とするランドセル。
  2. 【請求項2】 前記補強材(10)が、肩掛けベルト
    (6)の長手方向の一部に沿わせたものであることを特
    徴とする請求項1記載のランドセル。
  3. 【請求項3】 前記補強材(10)が、肩掛けベルト
    (6)の長手方向の全体に沿わせたものであることを特
    徴とする請求項1記載のランドセル。
  4. 【請求項4】 前記補強材(10)の湾曲形状が、使用
    者の肩に沿った形状であることを特徴とする請求項1記
    載のランドセル。
  5. 【請求項5】 前記形状記憶材料が、形状記憶合金であ
    ることを特徴とする請求項1記載のランドセル。
  6. 【請求項6】 前記形状記憶材料が、形状記憶樹脂であ
    ることを特徴とする請求項1記載のランドセル。
  7. 【請求項7】 前記形状記憶材料の形状復元温度を、気
    温よりも少し高い温度に設定したことを特徴とする請求
    項1記載のランドセル。
JP1994014820U 1994-11-30 1994-11-30 ランドセル Expired - Lifetime JP3011707U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009077991A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Seiban:Kk 鞄用芯材
JP2021074307A (ja) * 2019-11-11 2021-05-20 有限会社ガルボプランニング ショルダーベルト用の荷重分散機構
JP2022173905A (ja) * 2021-05-10 2022-11-22 株式会社セイバン 背負いベルトおよび背負い鞄
JP7483284B1 (ja) 2023-06-12 2024-05-15 株式会社由利 鞄用ベルト

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