JP3028573U - 頭巾収納式レジャー兼防災用リュックサック - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】収納時に背負い心地がよく、取り出し及び装着
の容易な頭巾を収納するリュックサックを提供する。 【構成】リュックサック本体（１）の背部側に、側面開
口式の収納部分（３）を設け、頭巾（２）を収納する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、レジャーや非常時に頭部を火、雨、雪から保護する頭巾収納式レ ジャー兼防災用リュックサックに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来より頭巾がリュックサック本体に収納され、リュックサック本体と頭巾部 が接続、又は一体化されたリュックサックがあった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これらは次のような欠点があった。 （イ）リュックサック本体に収容した荷物の重さで頭巾が引っ張られ、首に負担 がかかり、最悪の場合脱げてしまうことがあった。 （ロ）背負った状態では頭巾の装着が困難で、一度肩から下ろさないと取り出す 、あるいは装着することが困難であった。 （ハ）頭巾の収納時の形態が複雑であったり、収納場所がかたよったりしていた ため、頭巾を収納している状態では背負い心地が悪かった。 本考案は、以上の欠点を解決するために考案されたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

リュックサック本体（１）の背部側に、側面開口式の収納部分（３）を設け、 本体と別体化した頭巾（２）を収納する。 本考案は、以上の構成よりなる頭巾収納式レジャー兼防災用リュックサックで ある。

【０００５】

【作用】

リュックサック本体（１）の、背部側にある側面開口式の収納部分（３）を開 き、収納してある頭巾（２）を取り出し、頭部に装着する。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案の実施例をのべる。 （イ）リュックサック本体（１）の、背部に側面開口式の袋状の収納部分（３） を設ける。 （ロ）収納部分（３）に、防火、防水、防雪機能を有する緩衝材を内包した上部 （４）と緩衝材を内包しない肩かけ部分（５）から構成される、本体とは別体化 した頭巾（２）を収納する。本案は以上のような構造でこれを使用するときは、 リュックサック本体（１）の、背部側にある側面開口式の収納部分（３）を開く 。次に図３に示すように内部に折りたたんだ状態で収納してある頭巾（２）を引 き出し、頭部に図４に示すように装着する。

【０００７】

【考案の効果】

（イ）リュックサック本体に頭巾が接続、又は一体化していないために、収容し た荷物の重さや量によって頭巾が引っ張られる事がないので、首に負担がかかっ たり、脱げてしまうことがない。 （ロ）側面開口式のため、背負った状態でも頭巾の取り出し、及び装着が容易に できる。 （ハ）頭巾は座蒲団のような形態でリュックサック本体に収納されるため、頭巾 を使用しない状態では、背当ての緩衝材を兼ねるため、背負い心地がよい。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のリュックサック本体背部側、及び頭巾
の収納場所を示す斜視図

【図２】本考案のリュックサック本体正面側の斜視図

【図３】本考案の頭巾の収納状態を示す斜視図

【図４】本考案の使用状態を示す斜視図

【符号の説明】

１ リュックサック本体 ２ 頭巾 ３ 側面開口式の収納部分 ４ 頭巾の上部 ５ 頭巾の肩かけ部分

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】リュックサック本体（１）の背部側に、頭
   巾（２）の収納部分（３）を設けたことを特徴とする、
   頭巾収納式レジャー兼防災用リュックサック。