JP3011036U - 誘導灯 - Google Patents

誘導灯

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JP3011036U
JP3011036U JP1994013882U JP1388294U JP3011036U JP 3011036 U JP3011036 U JP 3011036U JP 1994013882 U JP1994013882 U JP 1994013882U JP 1388294 U JP1388294 U JP 1388294U JP 3011036 U JP3011036 U JP 3011036U
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light
gazing
lamp
rotating
reflecting mirror
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JP1994013882U
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Inventor
勝彦 西田
Original Assignee
株式会社睦工業所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表裏側いずれの方向から直視しても同一の特
定した方向に光源からの光が移動する。 【構成】 横長の筐体の細長い表裏両側に固着された半
透明体と、筐体のほぼ中央に固定された光源と、この光
源の周囲を回転する反射鏡を備えた回転注視灯と、この
回転注視灯を筐体のほぼ中央部に固設して前記反射鏡を
回転させると共にこの回転注視灯の細長い表裏片側に配
置された回転注視灯からの光を遮蔽するV字状遮蔽板
と、細長い表裏他側に配置された回転注視灯からの光を
順次反射する複数枚の側面反射鏡並びに遮蔽兼用反射鏡
と、横長の筐体の両端内側に対抗して配置された回転注
視灯からの光を両端で反射させる三角形の反射鏡を備え
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、表裏いずれの方向から直視しても同一の特定した方向に光源から の光が移動する誘導灯に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、光源の周囲を回転する反射鏡を備えた回転注視灯は、一方向にのみ回 転し、視点が変化してもその光の移動の見えかたは変わらない。このため、光は 表から見ときと、裏から見たときとでは逆方向に移動して見える。例えば、表か ら見ると右から左方向に移動する光は、裏から見ても右から左方向にのみ移動し ている。
【0003】 従来より、回転注視灯は、注視看板として利用されている。この種の注視看板 としては、一方向のみにその効果を利用したもの、例えば、工事現場の注視灯や 、また、光を見せる方向は多方向でもその移動の仕方はランダムに利用したもの 、例えば救急車の注視灯等が知られている。これらは、その移動する光の方向に 目的があって見た場合、その光は表と裏では、左右逆の方向に移動している。
【0004】 回転注視灯をそのまま表から見たときは右から左に、裏から見たときは左から 右に光が移動しているように光を移動させることは、回転方向の異なる2台の回 転注視灯を設置しなければならず、おのずと機構が複雑になり、そだけコストが 高くなる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記の事情に鑑み、表裏いずれの方向から直視しても同一の特定し た方向に光源からの光が移動する誘導灯を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案の誘導灯は、横長の筐体の細長い表裏両側に固着された半透明体と、前 記筐体のほぼ中央に固定された光源と、この光源の周囲を回転する反射鏡を備え た回転注視灯と、この回転注視灯を前記筐体のほぼ中央部に固設して前記反射鏡 を回転させると共にこの回転注視灯の前記細長い表裏片側に配置された回転注視 灯からの光を遮蔽するV字状遮蔽板と、前記細長い表裏他側に配置された前記回 転注視灯からの光を順次反射する複数枚の側面反射鏡並びに遮蔽兼用反射鏡と、 前記横長の筐体の両端内側に対抗して配置された前記回転注視灯からの光を両端 で反射させる三角形の反射鏡を備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】
本考案によれば、筐体の内部には、回転注視灯がほぼ中央部に配置されその周 囲に、V字状の遮蔽板および複数枚の反射鏡が、回転する光が表から見たときと 裏から見たときの光の流れが実質的に同一方向となるように、例えば、表から見 たときは右から左に、裏から見たときは左から右に、光が移動しているように効 果的に配置されているので、光源からの光が、表から見たとき、裏から見たとき 同一方向に光が移動する。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を実施例を示す図面を用いて説明する。図1は本考案の一実施例 を示す正面図、図2は図1の上蓋を開いた状態で遮蔽板と反射鏡の配置を示す平 面図、図3は回転注視灯の斜視図、図4は表側から見た光の移動状況を示す平面 図、図5は裏側から見た光の移動状況を示す平面図である。
【0009】 本考案の実施例に示す誘導灯は、図に示すように、横長の筐体1の細長い両側 面(表裏側)には半透明体2、3が固着されている。そして、この細長い筐体1 内のほぼ中央に光源4が取り付けられ、この光源4の周囲に回転自在の反射鏡を 備えて回転注視灯5を構成する。この回転注視灯5の周囲に、片面側すなわち表 側にはこの回転注視灯5を回転したとき光源4からの光を遮蔽する遮蔽板6と、 他面側すなわち裏側に転注視灯5からの光を受けて反射する複数枚の遮蔽兼用反 射鏡7、8、9並びに側面反射鏡10、11が、図2に示すように一体的に配置 されている。更に、筐体1の内側両端に対抗して配置された前記回転注視灯5か らの光を反射する三角形の反射鏡12、13が取付けられて構成される。
【0010】 筐体1は、平面楕円形の両端を切り欠き両端に側枠14、14を配置した細長 い形状としたもので、上蓋15と底板16間の表裏両側、すなわち表側と裏側に 着色された半透明体2、3を配設してある。半透明体2、3は、例えば、赤、黄 、青等の合成樹脂製の色板から構成される。そして半透明体2の両縁部は、側枠 14、14の係止溝17にそれぞれ嵌合あるいは取付手段で、半透明体2を両端 部から固着している。図中18は筐体1の基台を示す。
【0011】 回転注視灯5は、図3に示すように、筐体1のほぼ中央に固定された光源4と 、この周囲を常時回転している反射鏡19とで構成されている。反射鏡19は、 断面が楕円形、平坦、V字状あるいはラッパ状等のいずれの形状でも良い。図中 20は光源4を支持するフレーム、21は反射鏡19を回転させる駆動モータを 示す。
【0012】 遮蔽板6および遮蔽兼用反射鏡7、8、9並びに側面反射鏡10,11は、図 2に示すように、反射鏡19の回転によって光が表裏同一方向に移動するように 、回転注視灯5の周囲に効果的に配置される。
【0013】 ここで説明上、矢印AA(下から見る)を表側、矢印BB(上から見る)を裏 側として遮蔽板および遮蔽兼用反射鏡並びに側面反射鏡の配置を説明する。 回転注視灯5を回転したとき、光源4からの光はまず回転する反射鏡19で反 射され、反射鏡19が回転する方向(矢印)に光は移動する。表側には光源4を 覆うようにして表側(AA)に漏れる光を遮蔽する遮蔽板6が配置され、表側へ の光の漏洩を防止している。遮蔽板6の形は、V字状でも曲面でも良い。また、 裏側(BB)に回転注視灯5からの光を受けて表側に反射する遮蔽兼用反射鏡7 、8、9並びに側面反射鏡10、11が配置されている。遮蔽兼用反射鏡7、8 、9は、光を受ける内側に反射鏡を備え、外側は遮蔽板を構成し、光が漏れるの を防止している。この遮蔽兼用反射鏡7、8、9の反射鏡は、光が移動している ようにするためわずかな角度で折り曲げて2面又は3面に構成するとより効果的 である。そして、側面反射鏡10は遮蔽兼用反射鏡7と遮蔽兼用反射鏡8の間で 反射鏡7寄り、側面反射鏡11は、遮蔽兼用反射鏡9の前に配置されている。こ のように側面反射鏡10、11は、遮蔽兼用反射鏡7、8、9の側部の適宜位置 に配置され光を移動するように反射する。
【0014】 長方形の筐体1の内側両端には三角形の反射鏡12、13が対抗して突出して 配置されている。三角形の反射鏡12、13は、光が移動しているように見える ためわずかな角度で内側に折り曲げて2面又は3面に構成しても良いし、また、 曲面としても良い。
【0015】 次に、本考案の光の移動を図4〜5を参照して説明する。
【0016】 まず、表側(矢印AA)から見たときのの光の移動について図4を参照して説 明する。回転注視灯5が矢印方向に回転すると、光源4からの光(矢印)は、順 次、次ぎの順序で矢印方向(白抜き)に移動する。
【0017】 a.まず、回転方向にある反射鏡12aで反射されて表側に発光する。、 b.つづいて、光の移動に連れて反射鏡9で反射され、 c.さらに、反射鏡8で反射され、 d.反射鏡7で反射され、 e.反射鏡13aで反射され、 光が右から左に移動する。
【0018】 次に、裏側(矢印BB)から見たときのの光の移動について順次説明する。回 転注視灯5が同じく矢印方向に回転すると、光源4からの光(矢印)は、 A.遮蔽板6で遮蔽され、光が裏側(矢印AA)には漏れない。
【0019】 B.そして、反射鏡の回転と共に反射鏡12bで反射され、 C.さらに、反射鏡11で反射され、 D.続いて反射鏡19自体が反射し、 E.更に反射鏡10で反射され、 F.最後に反射鏡13bで反射され、 光が表側と同じく右から左に移動する。
【0020】 このように本考案の誘導灯は、光源4からの光は表裏同一方向に移動するよう に見える。
【0021】 更に、回転注視灯2の回転速度を変えることによって光の速度を変化させ誘導 効果を一層上げることができる。
【0022】 また、回転注視灯2を横に複数個並列してより細長くして誘導効果を挙げるこ ともできる。
【0023】 図6〜7は本考案の他の実施例を示すものである。図6は筐体1の上蓋を開い た状態の平面図、図7は図6の側面図である。この実施例は、回転注視灯5を覆 う遮蔽板6を表裏片面の中央部分に帯状に配し、表裏他面にはこの遮蔽板6を避 けて反射鏡7を帯状に上下に配置したものである。この実施例にあっても回転す る光が表から見たときと裏から見たときの光の流れ(白抜き)が実質的に同一方 向となる。
【0024】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、回転注視灯の周囲に、遮蔽板および反射鏡を 効果的に配置されているので、移動する光が表から見たときは右から左に、裏か ら見たときは左から右に、同一方向へ光が移動するので、誘導効果が大きい。
【0025】 また、1個の回転注視灯で、反射鏡および遮蔽板が効率よく配置されているの で、設備が簡単で、コストが安価である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の誘導灯の一実施例を示す正面図
【図2】図1の上蓋を開いた状態の平面図
【図3】回転注視灯の一例を示す斜視図
【図4】表側から見た光の移動状況を示す平面図
【図5】裏側から見た光の移動状況を示す平面図
【図6】筐体1の上蓋を開いた状態の平面図
【図7】図6の側面図
【符号の説明】
1………筐体 2、3…半透明体 4………光源 5………回転注視灯 6………遮蔽板 7、8、9…遮蔽兼用反射鏡 10、11…反射鏡 11、12…三角形の反射鏡

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横長の筐体の細長い表裏両側に固着され
    た半透明体と、 前記筐体のほぼ中央に固定された光源と、 この光源の周囲を回転する反射鏡を備えた回転注視灯
    と、 この回転注視灯を前記筐体のほぼ中央部に固設して前記
    反射鏡を回転させると共にこの回転注視灯の前記細長い
    表裏片側に配置された回転注視灯からの光を遮蔽するV
    字状遮蔽板と、 前記細長い表裏他側に配置された前記回転注視灯からの
    光を順次反射する複数枚の側面反射鏡並びに遮蔽兼用反
    射鏡と、 前記横長の筐体の両端内側に対抗して配置された前記回
    転注視灯からの光を両端で反射させる三角形の反射鏡を
    備えたことを特徴とする誘導灯。
JP1994013882U 1994-11-10 1994-11-10 誘導灯 Expired - Lifetime JP3011036U (ja)

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JP1994013882U JP3011036U (ja) 1994-11-10 1994-11-10 誘導灯

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JP1994013882U JP3011036U (ja) 1994-11-10 1994-11-10 誘導灯

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JP3011036U true JP3011036U (ja) 1995-05-16

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ID=43146779

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994013882U Expired - Lifetime JP3011036U (ja) 1994-11-10 1994-11-10 誘導灯

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