JP3010763B2 - スローアウエイチップ - Google Patents

スローアウエイチップ

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JP3010763B2
JP3010763B2 JP3059226A JP5922691A JP3010763B2 JP 3010763 B2 JP3010763 B2 JP 3010763B2 JP 3059226 A JP3059226 A JP 3059226A JP 5922691 A JP5922691 A JP 5922691A JP 3010763 B2 JP3010763 B2 JP 3010763B2
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JP
Japan
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chip
cutting edge
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throw
short side
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JPH0542411A (ja
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貢 田沢
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Mitsubishi Materials Corp
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Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C2200/00Details of milling cutting inserts
    • B23C2200/36Other features of the milling insert not covered by B23C2200/04 - B23C2200/32
    • B23C2200/367Mounted tangentially, i.e. where the rake face is not the face with largest area

Landscapes

  • Milling Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、稜線が切刃とされて
スローアウエイ式ピンミラーカッタ等のカツタ本体に着
脱自在に装着されるスローアウエイチップに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図1および図2は、従来のこの種のスロ
ーアウエイチップを示すものである。図1および図2に
おいて、このチップ1は、上下面2,3が略平行四辺形
状をなす厚肉板状のもので、超硬合金やサーメット等に
よって一体に形成されたものである。上記チップ1の上
下面2,3の、鋭角を間に挟むコーナー部の稜線には円
弧状をなす第1の切刃4が形成され、さらに鈍角を挟む
コーナー部には円弧状をなす第2の切刃5が形成されて
いる。そして、上記切刃4,5間の長辺側の稜線には、
直線状の切刃6が形成されている。ここで、上記円弧状
の第1および第2の切刃4,5は、それぞれ両端部にお
ける接線が長辺側および短辺側の各稜線と一致すること
により円滑に連続する円弧曲線によって形成されてい
る。また、このチップ1の、上記長辺側の稜線間に位置
する側面は着座面7とされるとともに、この着座面7の
中央部には、これらの間を貫通する取付孔8が穿設され
ている。他方、このチップ1の、短辺側の稜線間に位置
する側面は当接面9とされている。
【0003】図3および図4は、本発明者等が別途提案
している、上記スローアウエイチップ1を装着した新規
なスローアウエイ式カッタの一種であるピンミラーカッ
タを示すものである。これらの図において、図中符号1
0は、中央に開口部が形成された円板状のカッタ本体で
ある。このカッタ本体10の内周面には、第1のチップ
取付座11が各端面側に沿って円周方向に等間隔で千鳥
状に形成されており、上記カッタ本体10の端面12,
12には、それぞれ第2のチップ取付座13が上記内周
面に沿って両端面間で千鳥状に、かつ円周方向に等間隔
を隔てて形成されている。そして、これら第1および第
2のチップ取付座11,13に、それぞれ上記従来のチ
ップ1が取付ボルト14を介して着脱自在に装着されて
いる。すなわち、チップ1は、第1のチップ取付座11
にその鋭角側の第1の切刃4を上記端面12から突出さ
せた状態で、その着座面7および当接面9を各々第1の
チップ取付座11の底面15および側面16に当接させ
て固定されている。また、チップ1は、第2のチップ取
付座13にその鈍角側の第2の切刃5を上記端面12か
ら突出させた状態で、その着座面7および当接面9を各
々第2のチップ取付座13の底面および側面に当接させ
て固定されている。
【0004】以上の構成からなるピンミラーカッタで
は、図示されない駆動手段にカッタ本体10の外周部が
固定されて軸線回りに回転されつつその径方向に送られ
ることにより、チップ1の直線状切刃6で中央開口部内
に配置されたクランクシャフトの軸外周面を、切刃4、
5でクランクの端面をそれぞれ切削加工してゆく。
【0005】このようなチップ1を装着したピンミラー
カッタによれば、一のチップの上下面の合計8つのコー
ナー部に形成されている第1および第2の切刃の全てを
順次使用することができるため、チップの管理が容易で
あり、かつ経済的である等の効果が得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ピ
ンミラーカッタにおいては、従来のチップ1が平行四辺
形状であるうえに、さらにその円弧状の第2の切刃5
が、両端部における接線が長辺側および短辺側の各稜線
と一致することにより円滑に連続する円弧曲線によって
形成されているため、図2に示すように、特に短辺側の
稜線の長さG2 が短くなって当接面9に充分な面積を確
保することができない。このため、チップ1の着座安定
性に劣るという問題点があった。
【0007】この発明は、上記従来のスローアウエイチ
ップの有する欠点を解消すべくなされたもので、各種カ
ッタ本体に取付けた際に着座安定性に優れるスローアウ
エイチップを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明のスローアウエイチップは、短辺側および
長辺側の稜線を有する平行四辺形状の上下面の、鈍角を
挟むコーナー部に形成された円弧状をなす第2の切刃
を、その上下面の短辺側の端部における接線と該短辺側
の稜線とが、180°に満たない角度をなすように形成
したものである。
【0009】
【作用】以上の構成からなるチップによれば、短辺側の
稜線の長さを、従来のものより長く確保することが可能
となるため、カッタ本体に装着した際に、従来のチップ
よりも一段と優れた着座安定性を得ることができる。ま
た、チップの第1の切刃を挟む鋭角のコーナーの角度
を、70°〜85°の範囲に形成すれば、第1の切刃に
充分な逃げ角が確保されるとともに、上記チップの向き
を誤って取付けた場合にも、作業者が容易にその取付間
違いを認識することができる。
【0010】
【実施例】図5〜図8は、この発明のスローアウエイチ
ップの一実施例を示すものであり、図1および図2に示
したものと同一構成部分には同一符号を付してその説明
を省略する。
【0011】図5〜図8において、このスローアウエイ
チップ30が従来のスローアウエイチップ1と異なる点
は、上下面2,3の、鈍角を挟むコーナー部に形成され
た円弧状をなす第2の切刃31の構成にある。すなわ
ち、このスローアウエイチップ30においては、上記第
2の切刃31が、その上下面2,3の短辺側の端部Pに
おける接線Lと短辺側の稜線32とが、180°に満た
ない角度をなすように形成されている。これにより短辺
側の稜線32は、従来のものよりも長い寸法G2となる
ように形成されているとともに、上記第2の切刃31の
端部Pには、第2の切刃31と稜線32とが不連続に交
差する角部が形成されている。そして、上下面2,3の
稜線32の間には、当接面40が形成されている。他
方、上記第2の切刃31の他端部は、該端部における接
線が長辺側の稜線6と一致するように円滑に形成されて
いる。また、上記上下面2,3の鋭角を挟むコーナー部
において、短辺側の稜線32と長辺側の稜線6とのなす
角度は、70°〜85°の範囲とされている。
【0012】そして、以上の構成からなるチップ30
は、上記カッタ本体の第1および第2のチップ取付座1
1,13に、それぞれ取付ボルトを介して着脱自在に装
着されて使用される。ここで、チップ30は、第1のチ
ップ取付座11にその鋭角側の第1の切刃4を上記端面
12から突出させた状態で、その着座面7および当接面
40を各々第1のチップ取付座11の底面15および側
面16に当接させて固定されている。
【0013】以上の構成からなるチップ30によれば、
第2の切刃31を、その上下面2,3の短辺側の端部P
における接線Lと短辺側の稜線32とが、180°に満
たない角度をなすように形成したので、図8に示すよう
に、短辺側の稜線32の長さG2 を、従来の短辺側稜線
の長さG1 より長く確保することが可能となる。このた
め、カッタ本体10に装着した際に、従来のチップ1よ
りも一段と優れた着座安定性を得ることができる。ま
た、これに伴い図8に示すように、長辺側の稜線6との
交差部に従来のものより長い直線部分Aが形成されるた
め、長辺側の切刃6の有効刃長を大きく設定することが
できる。
【0014】加えて、チップ30の第1の切刃4を挟む
鋭角のコーナーの角度を、70°〜85°の範囲に形成
しているので、上記チップ30の向きを誤って取付けた
場合にも、チップ30の側面がチップ取付座の側面に面
当りしないことや、端面12から突出する第2の切刃3
1に充分な横逃げ角が確保されていないこと、あるいは
チップ30が端面12側にずれて取付ボルトとねじ穴と
が螺合できなくなってしまうこと等から、作業者が容易
に取付間違いを認識することができる。なお、上記角度
が70°に満たないと、第1の切刃4に充分な横逃げ角
を得ることができるものの、チップ取付座の側面を加工
することが困難になり、特にチップ30の幅が大きい場
合にカッタ本体1の幅方向のバックメタルが小さくなっ
てしまって不都合である。他方、上記角度が85°を超
えると、第1の切刃4に充分な横逃げ角を保持できなく
なるとともに、チップ30の向きを誤って取付けた場合
に当該取付け間違いを容易に判断することができなくな
って不都合である。このようなことから、上記鋭角のコ
ーナー部の角度は、70°〜85°の範囲に形成するの
が好ましい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のスロー
アウエイチップは、平行四辺形状の上下面の、鈍角を挟
むコーナー部に形成された円弧状をなす第2の切刃を、
その上下面の短辺側の端部における接線と該短辺側の稜
線とが、180°に満たない角度をなすように形成した
ので、当接面の面積を従来のものより大きく確保するこ
とができ、着座安定性に優れるとともに、長辺側の切刃
の有効刃長を大きく設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のスローアウエイチップの一例を示す正面
図である。
【図2】同スローアウエイチップの側面図である。
【図3】同チップを装着したピンミラーカッタの正面図
である。
【図4】同ピンミラーカッタの側面図である。
【図5】この発明のスローアウエイチップの一実施例を
示す正面図である。
【図6】同スローアウエイチップの側面図である。
【図7】同チップをピンミラーカッタのチップ取付座に
装着した状態を示す断面図である。
【図8】同チップの要部を拡大した正面図である。
【符号の説明】
2 上面 3 下面 4 第1の切刃 6 長辺側の稜線 30 スローアウエイチップ 31 第2の切刃 32 短辺側の稜線 L 接線

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下面が短辺側および長辺側の稜線を有
    する平行四辺形状の板状をなし、上記上下面の鋭角を挟
    むコーナー部に円弧状をなす第1の切刃が形成され、鈍
    角を挟むコーナー部に円弧状をなす第2の切刃が形成さ
    れたスローアウエイチップにおいて、 上記第2の切刃は、その上記上下面の短辺側の端部にお
    ける接線と、上記短辺側の稜線とが、180°に満たな
    い角度をなすように形成されていることを特徴とするス
    ローアウエイチップ。
  2. 【請求項2】 上記上下面の鋭角を挟むコーナー部にお
    いて、上記短辺側の稜線と長辺側の稜線とのなす角度
    が、70°〜85°の範囲であることを特徴とする請求
    項1記載のスローアウエイチップ。
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SE535171C2 (sv) * 2010-09-24 2012-05-08 Sandvik Intellectual Property Kuggfräs jämte bytbart skär härför
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