JP3010520B2 - 回転スイッチ - Google Patents

回転スイッチ

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JP3010520B2
JP3010520B2 JP19381094A JP19381094A JP3010520B2 JP 3010520 B2 JP3010520 B2 JP 3010520B2 JP 19381094 A JP19381094 A JP 19381094A JP 19381094 A JP19381094 A JP 19381094A JP 3010520 B2 JP3010520 B2 JP 3010520B2
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  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な回転スイッチに関
する。詳しくは、回転操作部の回転により所定のスイッ
チ動作を行う回転スイッチにおいて、表示部を透光表示
させるための光源の光の漏光を確実に防止した新規な回
転スイッチを提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】回転操作部の回転により所定のスイッチ
動作を行う回転スイッチの従来のものの一例1を図16
に示す。
【0003】2は回転操作部としてのダイヤルノブであ
り、軸方向に扁平な一端が閉塞された筒状をしている。
そして、該ダイヤルノブ2はハウジング3に回転可能に
支持されている。また、該ダイヤルノブ2の周壁4には
透過文字状の表示部5が形成されている。
【0004】6はハウジング3の前面壁であり、開口7
が形成されている。そして、上記ダイヤルノブ2の一部
は前面壁6の開口7から外方に突出されている。
【0005】8は上記開口7の下端部から前方へ突出さ
れた覆い部であり、底面壁9と該底面壁9の周縁から立
ち上げられた周壁10とから成る。そして、周壁10に
は透過文字状の表示部11が形成されている。
【0006】そして、ダイヤルノブ2の周壁4の下端と
覆い部8の周壁10の上端とには、前後で非接触の状態
で重なり合うように遮光壁12、13が形成されてい
る。
【0007】14はハウジング3内に配置された光源で
あり、該光源14の光が上記表示部5、11を透過し、
これによって、これら表示部5、11が光輝して見え
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の回転スイッチ1にあっては、ダイヤルノブ2と覆い
部8との間から光源14の光が漏光すると言う問題があ
る。
【0009】上記回転スイッチ1にあっては、一応、ダ
イヤルノブ2の周壁4の下端と覆い部8の周壁10の上
端とに、前後で非接触の状態で重なり合うように遮光壁
12、13が形成されており、漏光が生じないように配
慮されてはいるが、図17に示すように、ダイヤルノブ
2の周壁4の下端部と覆い部8の周壁10の上端部との
間で反射を繰り返して外部へ漏光してしまうという問題
がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明回転スイッチは、
上記した問題を解決するために、ハウジングに回転自在
に支持された回転操作部は軸方向において扁平で一端が
開口した筒状を為し、該回転操作部はその一部がハウジ
ングの前面から突出され、ハウジングの前面には上記回
転操作部のハウジング前面から突出した部分の開口を覆
う覆い部が突設され、上記回転操作部の周壁及び/又は
覆い部には透光性の表示部が形成され、ハウジング内に
は上記表示部を透光表示させるための光源が配置され、
回転操作部の周壁の開口端部と覆い部には非接触の状態
で近接して内外方向に重なった遮光壁が形成され、両者
の遮光壁が回転操作部の軸方向で重なった重なり部を有
するようにしたものである。
【0011】
【作用】従って、本発明回転スイッチにあっては、回転
操作部と覆い部に形成された遮光壁が単に前後方向で重
なるだけでなく、回転操作部の軸方向で重なった重なり
部を有するので、該重なり部によって光源の光のそれよ
り先への反射による進行が阻止され、よって、漏光が確
実に防止される。
【0012】
【実施例】以下に、本発明回転スイッチの詳細を図示し
た実施例101に従って説明する。尚、この実施例10
1は本発明を自動車のレベリング装置、即ち、自動車用
前照灯の照射角を積載荷重やその位置の変化に応じて調
整する装置の操作スイッチとして適用したものである。
【0013】102は第1のハウジングであり、合成樹
脂によって形成されている。103は上面板であり、前
側のほゞ5分の2くらいの部分(「前端部」と言う。)
104がその余の部分(「後半部」と言う。)105よ
りやや幅狭に形成されている。
【0014】そして、前端部104及び後半部105の
両側縁にはそれぞれ側壁106、106及び107、1
07が垂設されているが、前端部104の側壁106、
106の高さは後半部105の側壁107、107の高
さのほゞ半分になっている。また、後半部105の側壁
107、107の前端部107a、107aは互いに近
付くように屈曲され、前方を向いた段差面を形作ってい
る。更に、後半部105の側壁107、107の下端面
にはその外側の半部から背の低いリブ107b、107
bが垂設されている。また、前端部104の側壁10
6、106の下端面の後部には浅い溝106a、106
aが形成されている。後半部105の側壁107、10
7の前端寄りの位置にはやや下端寄りに係合孔108、
108が形成されている。
【0015】上記上面板103の前端部104の前端寄
りの位置には下端が閉塞された円筒状の支持突部109
が一体に突設されその中心孔109aは前端部104の
上面に開口している。
【0016】110は上面板103の後半部105の前
端の左右方向における中央に垂設された回転止め突起で
ある。111、111は後半部105の側壁107、1
07の中央よりやや後ろに寄った位置に突設された押え
片であり、その下端は側壁107、107の下端よりや
や上方で終わっている。
【0017】更に、上面板103の前端部104の前端
面の上半部からは中央部を除いて係合突片104a、1
04aが突設されている。
【0018】112はダイヤルノブであり、これも合成
樹脂で形成されている。該ダイヤルノブ112は上端が
閉塞された軸方向長さの短いほゞ円筒状に形成されてお
り、閉塞壁113の中心部には円筒状の被支持部114
が垂設されている。
【0019】周壁115のほゞ半周部分の上半部外周面
には凹凸部116が形成され、該ダイヤルノブ112を
回転させる時の指掛かりとなっている。また、凹凸部1
16が形成された部分の下側の半部にはポジションを示
す数字117、117、・・・が透過文字状に形成され
ている。
【0020】周壁115の上記凹凸部116が形成され
た部分の反対側の内周面に沿って軸方向に延びるボス部
118が形成されており、該ボス部118には閉塞壁1
13の上面に開口した収納穴119が形成されている。
また、上記ボス部118に近接した位置に取付部120
が形成され、該取付部120の下面には3個のカシメ突
起121、121、121が突設されている。
【0021】また、周壁115の外周面のうち上記凹凸
部116形成部の反対側の部分は中心角でほゞ110度
の範囲に亘って浅く切り欠かれた切欠部122が形成さ
れている。
【0022】更に、周壁115の下端面の内側半部から
は遮光壁115aが垂設され、該遮光壁115aの下端
には外方へ突出した重なり部115bが形成されてい
る。
【0023】尚、上記のようなダイヤルノブ112は内
側部112aと外側部112bとがそれぞれ異なった合
成樹脂で形成されており、内側部112aは光を透過す
る合成樹脂で、また、外側部112bは光を透過しない
合成樹脂で所謂2色成形法によって形成されている。
尚、上記数字117、117、・・・の部分は内側部1
12aの合成樹脂によって形成されている。また、上記
遮光壁115aの部分には少なくとも外側部112bが
位置している。
【0024】123は導電性を有する金属材料で形成さ
れたコンタクト部材であり、基部124と該基部124
から突設された2つのコンタクト片125c、125p
とから成る。そして、各コンタクト片125c、125
pはそれぞれ平行に延びる2つの細片126c、126
c、126p、126pから成り、これら細片126
c、126c、126p、126pの先端部には下方へ
打出し状に突出された接触突部127、127、・・・
が形成されている。また、基部124には3個の取付孔
128、128、128が形成されている。
【0025】そして、基部124の取付孔128、12
8、128にダイヤルノブ112の上記カシメ突起12
1、121、121を挿通し、かつ、カシメ突起12
1、121、121の基部124の下方に突出した部分
をカシメ、これによって、コンタクト部材123がダイ
ヤルノブ112の取付部120に取付けられ、そのコン
タクト片125c、125pが斜め下方に向かって延び
るようになる。
【0026】そして、上記したダイヤルノブ112は以
下のようにして第1のハウジング102に回転自在に支
持される。
【0027】即ち、ダイヤルノブ112の被支持部11
4に第1のハウジング102の支持突部109が回転可
能に内嵌され、ワッシャ129の中心から突設された軸
部材130が支持突部109の下端壁109bを挿通さ
れて、該軸部材130の上記下端壁109bの上面に突
出した部分がカシメられて、ワッシャ129及び軸部材
130の支持突部109からの脱落が阻止され、また、
ワッシャ130がダイヤルノブ112の被支持部114
の下端を支持し、これによって、ダイヤルノブ112が
支持突部109からの脱落を阻止されて第1のハウジン
グ102に回転自在に支持される。
【0028】131はコイルバネであり、ダイヤルノブ
112の上記収納穴119内に収納され、その上端に鋼
球132が載置され、該鋼球132が第1のハウジング
102の上面板103の下面に弾接されている。そし
て、第1のハウジング102の上面板103の下面のう
ち上記鋼球132の移動範囲内において上記数字11
7、117、・・・の数に応じた数の凹部133、13
3、・・・が周方向に等間隔に形成されている。
【0029】このようにして、ダイヤルノブ112は第
1のハウジング102に回転可能に支持される。そし
て、ダイヤルノブ112の回転は、その外周面に形成さ
れた切欠部122の両端が第1のハウジング102に設
けられた回転止め突起110に当接する範囲で為され
る。
【0030】そして、上記数字117、117、・・・
の一が正面に来た時に該数字117に対応した凹部13
3に鋼球132が嵌合し、そこでクリックストップがか
かる。尚、上記凹部133、133、・・・の深さをそ
れぞれ異ならせておけば、該深さに応じたクリック感の
違いによって、数字117を目で見なくても、選択した
ポジションを認識することが可能となる。
【0031】134は第2のハウジングであり、合成樹
脂によって形成されている。
【0032】135は底面板であり、前側のほゞ5分の
2くらいの部分(「前端部」と言う。)136がその余
の部分(「後半部」と言う。)137よりやや幅狭に形
成されている。そして、前端部136及び後半部137
の両側縁にはそれぞれ側壁138、138及び139、
139が立設されているが、後半部137の側壁13
9、139の高さは前端部136の側壁138、138
の高さのほゞ半分になっている。また、後半部137の
側壁139、139の前端部139a、139aは互い
に近付くように屈曲され、前方を向いた段差面を形作っ
ている。更に、後半部137の側壁139、139の上
端面にはその内側の半部から背の低いリブ139b、1
39bが突設されている。また、前端部136の側壁1
38、138の上端面の後部には背の低い突条138
a、138aが形成されている。
【0033】また、後半部137の側壁139、139
の前端寄りの部分に切欠140、140が形成され、該
切欠140、140の奥端から上方へ向けて係合片14
1、141が突設され、該係合片141、141の上端
部外側面に係合爪141a、141aが突設されてい
る。
【0034】底面板135の後半部137にはそのほと
んどを占める後端に開口した大きな切欠142が形成さ
れている。また、底面板135のうち該切欠142の前
端の左右両端に近接した位置に載置ボス143、143
が突設され、該載置ボス143、143の上端面からは
位置決めピン143a、143aが突設されている。1
44、144は底面板135の前端部136の側壁13
8、138の内側面の後端部から突設された載置突部で
あり、その上面は上記載置ボス143、143の上端面
と同じ高さに位置している。145、145は底面板1
35の後半部137の中央からやや後端に寄った位置で
切欠142の側部に突設された位置決め突起であり、そ
の上面は上記載置ボス143、143の上端面と同じ高
さに位置している。また、該位置決め突起145、14
5の上端面の後半部からはリブ145a、145aが突
設されている。
【0035】146は底面板135の前端の中央部から
突設された位置決め突片、147、147は底面板13
5の前端部136の側壁138、138の後端部外側面
の上端寄りの位置に突設された係合突起である。
【0036】148は基板であり、前半部149が後半
部150よりやや幅狭に形成されている。前半部149
の前端縁中央部には小さい切欠151が形成され、後半
部150にはその後端縁に開口した大きな切欠152が
形成されている。また、後半部150のうち切欠152
の前端の左右両端部に近接した位置に位置決め孔15
3、153が形成され、後端部の左右両側縁には支持片
154、154が突設されている。
【0037】そして、基板148の下面には所定の図示
しない回路が形成され、上面には円弧状をした2つの接
点部155c、155pが印刷抵抗により形成されてい
る。156は電球であり、上記切欠151の奥に取着さ
れたソケット157にそこから前方へ突出するように取
着されている。
【0038】158はコネクタであり、後端に開口した
箱状のコネクターケース159と該コネクターケース1
59に支持されたコネクタピン160、160、・・・
とから成る。また、コネクターケース159の左右両側
面の下端寄りの位置からは取付片161、161が突設
されている。このようなコネクタ158は基板148の
切欠152内にそのほぼ前半部が挿入され、その取付片
161、161が基板148の支持片154、154上
に重ねられる。そして、下方から支持片154、154
に挿通されたビス162、162が取付片161、16
1に螺合され、これによってコネクタ158が基板14
8に取着される。そして、コネクタピン160、16
0、・・・はその接続端が基板148上の所定の回路と
各別に半田付けにより接続される。
【0039】上記したコネクタ158を支持した基板1
48が第2のハウジング134に載置される。即ち、基
板148の前半部149の側縁の後端部が載置突部14
4、144の上面に、支持片154の後端部が位置決め
突起145、145の上面に、位置決め孔153、15
3の周辺部が載置ボス143、143の上面にそれぞれ
載置され、かつ、位置決め孔153、153に位置決め
ピン143a、143aが挿通されると共に支持片15
4、154の後縁が位置決め突起145、145のリブ
145a、145aに当接して、第2のハウジング13
4に対する位置決めが為される。
【0040】それから、第1のハウジング102と第2
のハウジング134とが結合される。
【0041】即ち、第1のハウジング102を第2のハ
ウジング134の上側を覆うように位置させて、両者を
近づける。これによって、互いの前端部104、136
の側壁106、106の下面と138、138の上面と
が突き合わされ、突条138a、138aが溝106
a、106aに係合し、また、後半部105、137の
側壁107、107の下面と139、139の上面とが
突き合わされ、リブ107b、107bと139b、1
39bとが内外に互い違いに位置して係合される。そし
て、第2のハウジング134の係合爪141a、141
aが第1のハウジング102の係合孔108、108に
係合して、第1のハウジング102と第2のハウジング
134とが結合される。
【0042】上記したように、第1のハウジング102
と第2のハウジング134とが結合されると、第1のハ
ウジング102の押え片111、111の下端がコネク
ターケース159の取付片161、161の上面を上方
から押えることになる。そして、ダイヤルノブ112の
コンタクト片125cはその接触突部127、127が
基板148上の接点部155cと接触し、コンタクト片
125pはその接触突部127、127が接点部155
pと接触する。
【0043】163は第3のハウジングであり、これも
合成樹脂によって形成されている。
【0044】164はフロントパネルであり、横長の長
方形を為している。該フロントパネル164の上半部に
は横長の長方形をした開口165が形成され、また、該
開口165の下側に円弧状に前方へ突出した突出縁16
6が形成され、該突出縁166の周縁には周壁167が
突設され、外周壁167には透過文字状に指示マーク1
68、169が形成されている。
【0045】外周壁167の上端面にはその外側半部か
ら遮光壁167aが突設され、該遮光壁167aはダイ
ヤルノブ112の上記遮光壁115aと非接触の状態で
近接、かつ、内外方向で重なりあっている。また、該遮
光壁167aの上端には内方へ突出した重なり部167
bが形成され、該重なり部167bはダイヤルノブ11
2の上記遮光壁115aの重なり部115bと非接触の
状態で近接し、かつ、ダイヤルノブ112の軸方向で重
なり合うように位置している。
【0046】フロントパネル164後面の上記開口16
5の上縁に沿った位置には中央部を除いて係合溝17
0、170が形成され、また、開口165の下縁の中央
部に近接した位置に位置決め溝171が形成されてい
る。
【0047】更に、フロントパネル164の後面の上記
位置決め溝171の直ぐ下の位置に対応した高さからは
底面板172が後方へ向けて突設され、また、開口16
5の左右側縁からやや外側に寄った位置からは後方へ向
けて側壁173、173が突設され、該側壁173、1
73の下縁と上記底面板172の左右側縁とは連続して
いる。上記側壁173、173の上下方向における中央
の部分174、174は僅かに内側に変位しており、該
部分174、174の後端寄りの位置には係合孔17
5、175が形成されている。更に、側壁173、17
3の上記中央部分174、174を挟んだ上下の部分に
は、それぞれ後方に向かって開いたコ字状をしたスリッ
ト176、176、・・・が形成され、該スリット17
6、176、・・・によって囲まれた部分が取付片17
7、177、・・・とされ、該取付片177、177、
・・・の前端部外側面に係合爪178、178、・・・
が突設されている。
【0048】尚、上記のような第3のハウジング163
はフロントパネル164の前面側部分163aとそれ以
外の部分163bとがそれぞれ異なった合成樹脂で形成
されており、上記前面側部分163aは光を透過しない
合成樹脂で、また、それ以外の部分163bは光を透過
する合成樹脂で所謂2色成形法によって形成されてい
る。尚、上記指示マーク168、169の部分は部分1
63bの合成樹脂によって形成されている。尚、上記遮
光壁167aは少なくとも部分163aで形成されてい
る。
【0049】しかして、かかる第3のハウジング163
は、上記第1及び第2のハウジング102、134の結
合体に以下のようにして結合される。
【0050】即ち、第1、第2のハウジング102、1
34の結合体の前端部を第3のハウジング163の底面
板172と側壁173、173で囲まれた部分に後方か
ら挿入して行く。すると、第1のハウジング102に支
持されたダイヤルノブ112のハウジング102の前端
から突出している部分がフロントパネル164の開口1
65の突出縁166の周壁167より上の部分から前方
へ突出され、また、第1のハウジング102の上面板1
03の前端に形成された係合突片104a、104aが
フロントパネル164の係合溝170、170に係合さ
れ、更に、第2のハウジング134の底面板135の前
端に形成された位置決め突片146がフロントパネル1
64の位置決め溝171に係合されて、第3のハウジン
グ163との位置決めが為され、そして、第2のハウジ
ング134の前端部側壁138、138に形成された係
合突起147、147が第3のハウジング164の側壁
中央部174、174の係合孔175、175に係合
し、これによって、第1、第2及び第3のハウジング1
02、134及び163が結合され、回転スイッチ10
1が形成される。
【0051】そして、上記した回転スイッチ101は、
自動車の図示しないフロントパネルに取り付けられる。
この時、第3のハウジング163に形成された取付片1
77、177の係合爪178、178が自動車のフロン
トパネルに形成された凹部の側面に形成された係合孔と
係合されて、回転スイッチ101が自動車のフロントパ
ネルに取り付けられる。
【0052】尚、実際の取付に際しては、上記説明での
上下が左右になり、左右が上下になる。これは、上記説
明では説明の分かり易さから、方向性を上記したように
したことにより生じたものである。従って、ダイヤルノ
ブ112は上下方向に回転することになる。回転スイッ
チ101の取付向きをこのようにしたのは、レベリング
調整は前照灯の照射軸を上下方向に調整するものであ
り、従って、照射軸を上方へ調整する時はダイヤルノブ
112を上方へ回転し、下方へ調整する時はダイヤルノ
ブ112を下方へ回転するようにした方が操作の方向感
覚と制御対象の調整の方向とが適合して、感覚的な不自
然さが生じないためである。
【0053】そして、電球156が点灯すると、該電球
156の光がダイヤルノブ112の数字117、11
7、・・・及びフロントパネル164の指示マーク16
8、169を透過し、これらが光って見える。
【0054】そして、レベリング調整を行う時は、ダイ
ヤルノブ112を上方へ又は下方へ回転させて、所望の
調整角に見合った数字117を指示マーク168に合わ
せる。
【0055】そして、ダイヤルノブ112が回転する
と、コンタクト片125cの接点部155cに対する接
触位置及びコンタクト片125pの接点部155pに対
する接触位置が移動する。従って、接点部155cの反
時計回り側端と接点部155pの時計回り側端との間の
抵抗値が変化し、ここを流れる電流値が変化する。従っ
て、この電流値の変化を制御信号として取り出して、例
えば、定電流制御によってモータ等の駆動部の制御を行
って前照灯の照射角を調整する。
【0056】上記した回転スイッチ101にあっては、
電球156の光の外部への漏光を確実に防止することが
できる。即ち、漏光の可能性のあるダイヤルノブ112
の周壁115と第3のハウジング163の突出縁166
の外周壁167との間には、非接触の状態で近接し、か
つ、内外方向で重なり合う遮光壁115aと167aが
形成され、かつ、これら遮光壁115a、167aには
ダイヤルノブ112の軸方向で非接触な状態で近接し、
かつ、重なり合う重なり部115b、167bが形成さ
れているので、これらの間の空間が所謂迷路状となり、
電球156の光がこれらの間の空間を通って外部に漏光
することが確実に防止される。
【0057】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明回転スイッチは、回転操作部の回転により所
定のスイッチ動作を行う回転スイッチであって、ハウジ
ングに回転自在に支持された回転操作部は軸方向におい
て扁平で一端が開口した筒状を為し、該回転操作部はそ
の一部がハウジングの前面から突出され、ハウジングの
前面には上記回転操作部のハウジング前面から突出した
部分の開口を覆う覆い部が突設され、上記回転操作部の
周壁及び/又は覆い部には透光性の表示部が形成され、
ハウジング内には上記表示部を透光表示させるための光
源が配置され、回転操作部の周壁の開口端部と覆い部に
は非接触の状態で近接して内外方向に重なった遮光壁が
形成され、両者の遮光壁が回転操作部の軸方向で重なっ
た重なり部を有することを特徴とする。
【0058】従って、本発明回転スイッチにあっては、
回転操作部と覆い部に形成された遮光壁が単に前後方向
で重なるだけでなく、回転操作部の軸方向で重なった重
なり部を有するので、該重なり部によって光源の光のそ
れより先への反射による進行が阻止され、よって、漏光
が確実に防止される。
【0059】尚、上記実施例に示した各部の具体的形状
及び構造は、何れも本発明を実施するに際しての具体化
のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本
発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図15と共に本発明回転スイッチの実
施の一例を示すものであり、本図は全体の拡大縦断面図
である。
【図2】図1におけるII部を拡大して示す図である。
【図3】平面図である。
【図4】底面図である。
【図5】側面図である。
【図6】正面図である。
【図7】ダイヤルノブを支持した第1のハウジングの下
側を見た斜視図である。
【図8】コンタクト片とその取付部を拡大して示す分解
斜視図である。
【図9】コンタクト片をその取付部に取り付けた状態を
示す拡大斜視図である。
【図10】ダイヤルノブを支持した状態のハウジングを
示す平面図である。
【図11】第2のハウジングの斜視図である。
【図12】基板の平面図である。
【図13】基板を第2のハウジングに載置した状態を示
す平面図である。
【図14】図3のXIV−XIV線に沿う拡大断面図で
ある。
【図15】第3のハウジングの斜視図である。
【図16】従来の回転スイッチの一例を示す縦断面図で
ある。
【図17】図16のXVII部を拡大して示す図であ
る。 〔図面の簡単な説明〕
【符号の説明】
101 回転スイッチ 102 第1のハウジング(ハウジング) 112 ダイヤルノブ(回転操作部) 115 周壁 115a 遮光壁 115b 重なり部 117 文字(表示部) 156 電球(光源) 163 第3のハウジング(ハウジング) 166、167 覆い部 167a 遮光壁 167b 重なり部 168,169 指示マーク(表示部)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 19/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転操作部の回転により所定のスイッチ
    動作を行う回転スイッチであって、ハウジングに回転自
    在に支持された回転操作部は軸方向において扁平で一端
    が開口した筒状を為し、該回転操作部はその一部がハウ
    ジングの前面から突出され、ハウジングの前面には上記
    回転操作部のハウジング前面から突出した部分の開口を
    覆う覆い部が突設され、上記回転操作部の周壁及び/又
    は覆い部には透光性の表示部が形成され、ハウジング内
    には上記表示部を透光表示させるための光源が配置さ
    れ、回転操作部の周壁の開口端部と覆い部には非接触の
    状態で近接して内外方向に重なった遮光壁が形成され、
    両者の遮光壁が回転操作部の軸方向で重なった重なり部
    を有することを特徴とする回転スイッチ。
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