JP3010266U - 三輪車 - Google Patents

三輪車

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JP3010266U
JP3010266U JP1994013999U JP1399994U JP3010266U JP 3010266 U JP3010266 U JP 3010266U JP 1994013999 U JP1994013999 U JP 1994013999U JP 1399994 U JP1399994 U JP 1399994U JP 3010266 U JP3010266 U JP 3010266U
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JP
Japan
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pusher
support rod
backrest
attached
supporting rod
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Application number
JP1994013999U
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English (en)
Inventor
雅博 水谷
Original Assignee
株式会社ミズタニ製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 三輪車を後方から誘導するために取り付ける
押し手を、使用する高い位置と使用しない低い位置とに
簡単に切り換えができるようにして、使わないときに一
々取り外さなくても邪魔にならないようにする。 【構成】 直管状のパイプ材よりなる背もたれの支持杆
9の上端部に背もたれ10を取り付けると共に、該支持
杆9の下端を車体2の後部に固定させて立設し、一方、
前記背もたれの支持杆9に嵌挿可能で直管状のパイプ材
よりなる支持杆9の上端に押し手12を取り付け、該押
し手の支持杆11を前記背もたれの支持杆9に上下摺動
可能に嵌挿し、該押し手の支持杆11の高さ位置を背も
たれの支持杆9の外側から螺通させた締付ボルト13で
締め付け固定される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車体の後部に大人が後方から誘導できる押し手を取り付けた幼児用 の三輪車の改良構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、幼児用の三輪車で車体の後部に例えば、図6に見られるように門型形状 に形成した押し手100の左右支持杆101,101の下部を、背もたれ102 の左右支持杆103,103に沿わせた状態で、両支持杆101と103を締付 ボルト104で螺締し、取り外し可能に連結して装着するものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このようにして取り外し可能に装着した押し手100は、締付ボルト104, 104を螺解することで取り外せるので、取り外しは容易にできるものの、再び 取り付けるときには押し手100の支持杆101に設けたねじ孔と、背もたれ1 02の支持杆103に設けたねじ孔を連通させた状態で締付ボルト104をねじ 孔に螺通させなければならないために手間が掛かり、また、公園等で幼児を遊ば せるときに邪魔になる押し手101を取り外して、置き忘れて帰って押し手10 0をなくしたり、取り外した締付ボルト104,104を紛失してしまうことが ある。 そこで、本考案破、このような従来見られる課題を解決することを目的として なされたもので、押し手の支持杆と背もたれの支持杆とを二重管式のパイプ材で 形成して押し手の支持杆を背もたれの支持杆に上下摺動可能に嵌挿し、押し手の 不使用時にその支持杆を背もたれの支持杆に収納させることで一々取り外すこと なく邪魔にならない状態に変換できるようにしている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために本考案に係わる三輪車は、直管状のパイプ材より なる背もたれの支持杆の上端部に背もたれを取り付けると共に、該支持杆の下端 を車体の後部に固定させて立設し、一方、前記背もたれの支持杆に嵌挿可能で直 管状のパイプ材よりなる支持杆の上端に押し手を取り付け、該押し手の支持杆を 前記背もたれの支持杆に上下摺動可能に嵌挿し、該押し手の支持杆の高さ位置を 背もたれの支持杆の外側から螺通させた締付ボルトで締め付け固定するように構 成される。
【0005】
【作用】
背もたれの支持杆に螺合した締付ボルトの締め付けを緩めた状態で、背もたれ の支持杆に押し手の支持杆を嵌挿し、該押し手の支持杆を所定高さに保った状態 で、締付ボルトを締め付ければ押し手は所定の高さに保たれ、後方から三輪車を 誘導する押し手として使用することができる。 この押し手が邪魔になるときは、締付ボルトの締め付けを緩めると押し手の支 持杆が下降して背もたれの支持杆に収納されるから、一々取り外さなくても押し 手が邪魔にならないようにできる。
【0006】
【実施例】
以下に本考案の実施例を図面と共に説明する。図1は押し手を使用できる高さ に保たせた三輪車の斜視図であり、図2は押し手を下げて収納した状態の三輪車 の斜視図である。三輪車1は車体2の前部に前輪3を設けると共に、車体2の後 部に設けた車軸4の両端に後輪5,5を設け、さらに車体2の前上部にハンドル 6,車体2の中央部にサドル7をそれぞれ取り付け、車軸4の上方に籠8を取り 付けて構成される。
【0007】 9は背もたれ10の支持杆であり、該支持杆9は偏平状の角パイプ材で形成さ れ、下端を車軸4の中央位置に固定して若干後傾した状態に立設し、上端部に背 もたれ10を取り付けている。11は押し手12の支持杆であり、該支持杆11 は前記背もたれの支持杆9に嵌挿可能な偏平角パイプ材で形成され、上端に押し 手12を固設している。 この押し手の支持杆11を前記背もたれの支持杆9に上下摺動可能に嵌挿させ る。なお、支持杆9および11は、実施例では角パイプ材で形成されているが、 丸パイプ材でもよい。
【0008】 13は背もたれの支持杆9の上端外側から螺通して押し手の支持杆11の高さ を固定させる締付ボルトである。この締付ボルト13は図3に示すように背もた れの支持杆9の上端外側に肉盛部14を設けて、この肉盛部14と支持杆9の外 側壁に貫通するねじ孔15を設け、締付ボルト13の締め付けで、該締付ボルト 13の先端面が押し手の支持杆11の外側壁に圧接して押し手の支持杆11を図 1のように所定の高さ位置に固定させる。
【0009】 そして、このように締め付けた締付ボルト13の締め付けを緩めると、押し手 の支持杆11は背もたれの支持杆9内に自然に下降して、図2に示すように背も たれの支持杆9内に収納され一々取り外さなくても邪魔になることはない。この 状態では押し手12は背もたれ10の直上にあって、上部の背もたれないしはヘ ッドレストとして有効に利用することができる。
【0010】 図4に図3に示したものと異なる締付ボルト13による締め付けの実施態様を 示す。この実施態様では図3に示すものと同様に背もたれの支持杆9の上端にね じ孔15を貫設すると共に、押し手の支持杆11の外側壁の上下位置にねじ孔1 6,16’を設ける。そして、上端に設けたねじ孔16をねじ孔15に連通させ て締付ボルト13を螺締することで押し手12を図1に示す位置に保たせ、また 下端に設けたねじ孔16’をねじ孔15に連通させて締付ボルト13を螺締する ことで押し手12を図2に示す位置に保たせるが、何れの場合も締付ボルト13 がねじ孔16,16’に螺合することで、押し手12の位置を確実に固定するこ とができる。
【0011】 また、図5では背もたれの支持杆9の上端外側にばね収容室17を突設して、 該収容室17の外側壁と押し手の支持杆11の外側壁とに通孔18,19を開設 し、一方、締付ボルト13に代わる摘み20を備える締付ピン21に止め片22 を介してコイルばね23を装填している。 そして、締付ピン21をコイルばね23のばね収容室17に収容させた状態で 通孔18に貫通させ、コイルばね23を圧縮弾発させて装着し、摘み20を鎖線 のように引いて押し手の支持杆11を上下摺動可能とし、通孔18と19を連通 させた状態で摘み20を手放すとコイルばね23の弾発力で締付ピン21が通孔 19に貫通して押し手12を図1に示す位置に保たせ、この状態で摘み20を引 くと押し手の支持杆11が下降して押し手12を図2に示す位置に留めることが できる。 このようにこの実施態様では、前記した締付ボルト13のような締め付けや解 舒が不要で、摘み20を引くか、引いた状態を手放すワンタッチ操作で押し手の 支持杆11の位置を固定することができる取り扱かい易い利点がある。
【0012】
【考案の効果】
以上に述べたように本考案に係わる三輪車は、後方から誘導するための押し手 を使用する高い位置と、使用しないときに邪魔にならない低い位置に簡単な操作 で切り換えることができて、押し手を使用しないときに一々取り外す必要は全く ない。このために従来押し手を取り外した際に置き忘れて帰ってなくしたり、さ らに、押し手を取り外したり、取り外したものを再び取り付けるといったわずら わしさも全くなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる三輪車の押し手を高くした状態
の斜視図。
【図2】同上押し手を低くした状態の斜視図。
【図3】要部断面図。
【図4】図3と異なる実施態様の要部断面図。
【図5】図3及び図4と異なる実施態様の要部断面図。
【図6】従来例の斜視図。
【符号の説明】
1 三輪車 2 車体 9 背もたれの支持杆 10 背もたれ 11 押し手の支持杆 12 押し手 13 締付ボルト 15 ねじ孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直管状のパイプ材よりなる背もたれの支
    持杆の上端部に背もたれを取り付けると共に、該支持杆
    の下端を車体の後部に固定させて立設し、一方、前記背
    もたれの支持杆に嵌挿可能で直管状のパイプ材よりなる
    支持杆の上端に押し手を取り付け、該押し手の支持杆を
    前記背もたれの支持杆に上下摺動可能に嵌挿し、該押し
    手の支持杆の高さ位置を背もたれの支持杆の外側から螺
    通させた締付ボルトで締め付け固定するように構成した
    三輪車。
JP1994013999U 1994-10-17 1994-10-17 三輪車 Expired - Lifetime JP3010266U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994013999U JP3010266U (ja) 1994-10-17 1994-10-17 三輪車

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JP1994013999U JP3010266U (ja) 1994-10-17 1994-10-17 三輪車

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JP3010266U true JP3010266U (ja) 1995-04-25

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ID=43146033

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