JP3676455B2 - 手押車兼用三輪車 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、幼児用の手押車兼用三輪車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、幼児用の三輪車で車体の後部に大人が後方から誘導できる押し手を取り付けて手押車と兼用にしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のものは、押し手を押すことにより各車輪がそれぞれ回転し、特に前輪の回転と共に前輪に取り付けた左右一対のペダルが回転するために、ペダルに足を乗せて、ペダルの回転に足を同調させる必要がある。そして、ペダルに足が届かない小さい幼児でもペダルが邪魔になったり、ペダルが足に引掛って怪我をしたりすることがある。
そこで本発明は、押し手を押しても前輪が回転せず、さらに、ペダルに足が届かない小さい幼児でも両足をそれぞれ足乗せに乗せて安定させた状態で手押しでき、しかも補助部材を簡単に取り外して単独の三輪車として使える手押車兼用三輪車を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために本発明は、直管状のパイプ材よりなる背もたれの支持杆の上端部に背もたれを取り付けると共に、一方、該支持杆に嵌挿可能で直管状のパイプ材よりなる押し手の支持杆の上端に押し手を取り付け、該押し手の支持杆を前記背もたれの支持杆に上下摺動自在に嵌挿して所定高さ位置で固定させるようにして三輪車を構成し、該三輪車の前輪の支軸と後輪の車軸との全長より長い二本の主杆の前端を連結杆で連結すると共に、該連結杆に垂設した垂直軸に双輪よりなる補助輪を方向変更自在に軸支させ、前記各主杆の後端に三輪車の車軸を挟持させる挟持片を設け、さらに該各主杆の外側に足乗せを設けて補助部材を形成し、該補助部材の両主杆で三輪車の前輪の支軸を挟持させると共に、該各主杆後端の挟持片で三輪車の後輪の車軸を挟持させ、前記両主杆の内側で前輪の支軸を挟持金具で挟持させ、これらの挟持金具を各主杆にビスで締付固定させることで三輪車の前輪の接地面を前記補助輪の接地面より高く保持させるように構成して、手押車として使用する際の前進或いは後退等に前輪が回転しないようにした。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面と共に説明する。図1は押し手を使用できる高さに保たせて手押車として使用する状態の斜視図であり、図2はその側面図である。図3は押し手を下げて収納すると共に、補助部材を取り外して三輪車として使用できる状態の斜視図である。
三輪車1は車体2の前端に立設した2本の支軸3,3の下端に前輪4を支持させると共に、該前輪4には左右一対のペダル5,5を軸支させている。前記車体2の後部に設けた車軸6の両端に後輪7,7を設け、さらに、前輪の支軸3,3上部にハンドル8を、車体2の中央部にサドル9をそれぞれ取り付け、車軸6の後方上部に籠10を取り付けて構成される。
【0006】
11は背もたれの支持杆であり、該背もたれの支持杆11は偏平状の角パイプ材で形成され、下端に取り付けた支持板13の先端を図5に示すようにサドル9の取付部材14に掛止させた状態で該支持板13を車軸6の中央位置にボルト15で締付固定して若干後傾した状態に立設し、上端部に背もたれ12を取り付けている。16は押し手の支持杆であり、該押し手の支持杆16は前記背もたれの支持杆11に嵌挿可能な偏平角パイプ材で形成され、上端に押し手17を固設している。
そして、この押し手の支持杆16は前記背もたれの支持杆11に上下摺動可能に嵌挿させる。
【0007】
18は背もたれの支持杆11の上端外側から挿通して押しての支持杆16の高さを固定させる固定摘みである。この固定摘み18は図2に示すように背もたれの支持杆11の上端外側に肉盛部19を設けてこの肉盛部19と支持杆11の外側壁に貫通する孔を設け、固定摘み18の先端を、前記孔に嵌挿することにより、固定摘み18に設けたスプリングにより押し手の支持杆16の外側壁に圧接して押し手の支持杆16を図1及び図2のように所定の高さ位置に固定させる。
【0008】
そして、このように嵌挿した固定摘み18を後方へ引っ張りながら押し手17を下方へ押圧すると、押し手の支持杆16は背もたれの支持杆11内に下降して、図3に示すように背もたれの支持杆11に収納されて一々取り外さなくても邪魔になることはない。この状態では押し手17は背もたれ12の直上にあって、上部の背もたれないしはヘッドレストとして利用した三輪車1となる。
【0009】
20は三輪車1の前輪4を宙吊り状に支持させて三輪車1を手押車として使用するための補助部材である。該補助部材20は前輪4の支軸3,3を挟持させる2本の主杆21,21の前端を連結杆22で連結し、該連結杆22の中央に垂接した垂直軸23に双輪よりなり方向変更自由な補助輪24の水平軸25を支持させるように形成される。前記補助輪24の接地面は主杆21を図2のように水平に三輪車1に取付た状態で前輪4が宙吊り状となるように設定される。
また、前記主杆21,21の長さは三輪車1の支軸3,3と車軸6の全長より長い直杆よりなり、後端に車軸6に挟持させる二又状の挟持片26,26を固設している。
【0010】
27,27は前記各主杆21,21の内側で三輪車1の前輪4の支軸3,3を挟み付けて主杆21,21に三輪車1の前輪4の支軸3,3を固定させる挟持金具であり、該挟持金具27,27の中央部に設けた膨出部27a,27aに三輪車1の前輪4の支軸3を臨ませ、両端部に穿設した小孔28,28と、主杆21に穿設した小孔29,29にビス30,30を貫通させ、ナット31,31で締め付けて主杆21,21を三輪車1の前輪4の支軸3,3に固定させるようにする。
【0011】
32,32は挟持金具27,27の取付個所より後寄りで主杆21,21の外側に左右対称に突設した足乗せ台であり、これらの足乗せ台32,32上にプラスチック製の足乗せ33,33をビス34,34により固定させるようにしている。35は補助部材20の先端に冠着させるプラスチック製のカバーである。
【0012】
このように形成された補助部材20は、主杆21,21を三輪車1の前輪4の支軸3,3に挟ませて後端の挟持片26,26を車軸6に挟ませ、水平状とした状態で、挟持金具27,27の膨出部27a,27aに前輪4の支軸3,3を臨ませ、連通させた小孔28と29にビス30を貫通させてナット31で締め付けることで前輪4の支軸3,3に主杆21,21を固定させて補助部材20を三輪車1に取り付けることにより、三輪車1の前輪4を宙吊り状にして前輪4が接地しないようにし、補助輪24と後輪7,7を接地させて手押車として使用する状態になる。
【0013】
このように手押車として使用する状態で、幼児を手押車に乗せて両手でハンドル8の両端を握らせ、サドル9を跨がらせると幼児の両足は足乗せ33,33に受け止められるから、安定した騎馬位に保ち続けており、押し手17を手で押して前進,後退又は回転させても、前輪4は回転することなく、方向変更自由の補助輪24と後輪6,6が回転して自由に移動させることができる。
なお、補助部材20は各主杆21,21の後端を伸縮可能なるように構成することで、支軸3,3と後輪7間の間隔が異なる三輪車にも適用することができる。
【0014】
そして、幼児が生長して手押車として使用する必要がなくなったときは、主杆21,21より各ナット31,31を緩めてビス30,30を抜き取り、挟持金具27,27を取り外すことで補助部材20の全体を三輪車から取り外ずし、固定摘み18を外方へ引き出して押し手の支持杆16を背もたれの支持杆11内に押し下げて、図3に示す三輪車専用の状態に簡単に変更することができる。
【0015】
【発明の効果】
以上に述べたように本発明に係わる手押車兼用三輪車は、幼児が小さくて手押車として使用するときは、極く簡単な操作で補助部材を取り付ければ、三輪車の前輪を宙吊り状に浮かせて回転しない状態にして、三輪車の後輪と、補助部材に設けた補助輪とで自由に移動できて、後方から誘導するための押し手を使用し易い高さに引き上げて使用することで楽に使える。そして、前輪が回転しないため幼児は補助部材に設けた足乗せに足を乗せることで安定性があり、ペダルの無意味な回転により足を怪我させるような危険は全くない。
また、幼児が生長して手押車としての使命を終えたときは極く簡単な操作で補助部材を取り外し、押し手を低い高さに押し下げて三輪車専用に切り換えて使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】手押車として使用する状態の斜視図。
【図2】図1の側面図。
【図3】三輪車として使う状態の斜視図。
【図4】手押車として使用するための補助部材の分解斜視図。
【図5】補助部材の後部の取付状態の部分拡大斜視図。
【図6】補助部材を支軸に固定させた状態の要部拡大斜視図。
【符号の説明】
1 三輪車
2 車体
3,3 支軸
4 前輪
6 車軸
7,7 後輪
11 背もたれの支持杆
12 背もたれ
16 押し手の支持杆
17 押し手
20 補助部材
21,21 主杆
22 連結杆
23 垂直軸
24 補助輪
25 水平軸
26,26 挟持片
27,27 挟持金具
30,30 ビス
33,33 足乗せ

Claims (1)

  1. 直管状のパイプ材よりなる背もたれの支持杆の上端部に背もたれを取り付けると共に、一方、該背もたれの支持杆に嵌挿可能で直管状のパイプ材よりなる押し手の支持杆の上端に押し手を取り付け、該押し手の支持杆を前記背もたれの支持杆に上下摺動自在に嵌挿して所定高さ位置で押し手の支持杆を固定させるようにして三輪車を構成し、該三輪車の前輪の支軸と後輪の車軸との全長より長い二本の主杆の前端を連結杆で連結すると共に、該連結杆に垂設した垂直軸に双輪よりなる補助輪を方向変更自在に軸支させ、前記各主杆の後端に三輪車の車軸を挟持させる挟持片を設け、さらに該各主杆の外側に足乗せを設けて補助部材を形成し、該補助部材の両主杆で三輪車の前輪の支軸を挟持させると共に、該各主杆後端の挟持片で三輪車の後輪の車軸を挟持させ、前記両主杆の内側で前輪の支軸を挟持金具で挟持させ、これらの挟持金具を各主杆にビスで締付固定させることで三輪車の前輪の接地面を前記補助輪の接地面より高く保持させるように構成した手押車兼用三輪車。
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