JP3009818B2 - ディジタル信号処理装置 - Google Patents

ディジタル信号処理装置

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JP3009818B2
JP3009818B2 JP3053094A JP3053094A JP3009818B2 JP 3009818 B2 JP3009818 B2 JP 3009818B2 JP 3053094 A JP3053094 A JP 3053094A JP 3053094 A JP3053094 A JP 3053094A JP 3009818 B2 JP3009818 B2 JP 3009818B2
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタルビデオテ−プ
レコ−ダ等において帯域制限されたチャネル上にディジ
タル信号を高密度で記録、再生することができるディジ
タル信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】技術がアナログからディジタルに変わる
につれディジタル記録再生に対する様々な方法が提供さ
れている。
【0003】ディジタル映像信号を記録したり再生する
ディジタル磁気記録再生装置はアナログ映像信号を記録
したり再生するアナログ磁気記録再生装置に比べ画質や
ダビング性能は優れるが、同一の映像信号を記録するこ
とにおいてテ−プに記録されるデ−タの量がアナログ磁
気記録再生装置に比べ10倍以上に多くなるという問題
点があった。即ち、ディジタル磁気記録再生装置はアナ
ログ信号をディジタル信号に変換することにより信号デ
−タの量が相当増加し、これによりディジタル信号を記
録する時テ−プの消耗量が増えるようになり多量の信号
を記録することが難しくなった。それでアナログ信号を
記録する時のような記録効率のためにはデ−タを圧縮し
又バイナリ−デ−タを多重値レベルのデ−タに変調して
記録することにより記録効率を増加させ信号対雑音比を
向上させビットエラ−レ−ト(bit error rate:BE
R)を改善させる必要性がある。
【0004】従来のディジタル磁気記録再生装置に適用
される記録変調方式として直流成分を記録し再生するこ
とが困難なために、NRZI(Non Return to Zero Inv
erse)、PR(Partial Response)変調、8−14(Ei
ght to Fourteen Modulation:EFM)のようなベ−ス
バンド変調方式が使用されてきた。
【0005】このようなベ−スバンド変調方式は2進符
号で表現されるデ−タ列のゼロラン長さ(Zero-run len
gth )を変換して信号の周波数を集中させて記録するこ
とにより結果的に高密度記録を得る。しかしながら、記
録される信号のレベルが2つの電位のみを有するベ−ス
バンド変調方式は記録周波数帯の利用率が低くて高密度
記録が困難であった。又、テ−プの消費を増加させ長時
間の間記録が困難であった。
【0006】従って、高密度記録に適したチャネルコ−
ディング技術が要求されるにつれ通信分野で使用されて
きた変調方法を記録再生に適した形に変形させて適用す
ることにより周波数利用効率が増加し記録チャネル数を
増加させなくても記録ビット率を向上させることができ
る。
【0007】このため、多重値変調を結合して成され、
ディジタル伝送に適用されるエラ−制御コ−ディングで
高い周波数帯の利用率を示すコ−ド変調方式が提案され
てきた。このような変調方式は帯域幅を増加させなくて
もBERを減らす方式として通信分野で多く用いられ
た。
【0008】高密度記録を実現するために通信分野で使
用される直交振幅変調方式QAM、直交位相変調方式P
SK等の多値ディジタル変調方式が導入され、これを適
用した結果周波数帯域の利用効率が増大することにより
高密度記録に適するようになった。
【0009】このような多値QAM変調と最尤号デコ−
ディングを利用するディジタル信号磁気記録再生装置は
米国特許5,095,392 号に開示されている。
【0010】前記ディジタル信号磁気記録再生装置は始
めからD/A変換をしてアナログで処理しエンコ−ディ
ングの際多重値信号に変換して記録し、アナログ形とし
て記録された信号を復調して最尤号デコ−ディングして
最終的にA/D変換を遂行する方式を取っている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は通信分
野で使用される多値ディジタル変調方式を適用し記録効
率が高められるディジタル信号処理装置を提供すること
である。
【0012】本発明の他の目的はディジタル信号磁気記
録再生の際直交振幅及び位相変調を利用し高密度で記録
できるディジタル信号処理装置を提供することである。
【0013】又、本発明の他の目的は、低いエラ−率と
高い記録効率を示す多重値変調方式を適用し信号処理全
体をディジタルで処理するディジタル信号処理装置を提
供することである。
【0014】又、本発明の他の目的は、入力されたディ
ジタル信号に同期信号を挿入しこの同期信号を円滑に復
元しエラ−率を低めるためのディジタル信号処理装置を
提供することである。
【0015】又、本発明の他の目的は、システムクロッ
クを利用し変調時の搬送波を発生し、また、復調の際に
同期化された搬送波を検出するためのパイロット信号を
発生し、デ−タと同期化された搬送波によりデ−タを変
調させることが可能なディジタル信号処理装置を提供す
ることである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明によるディジタル信号処理装置は以下の構成
を備える。即ち、ディジタル信号の磁気記録再生を行う
ディジタル信号処理装置であって、入力されるディジタ
ル信号を直交位相に対応するIチャネルとQチャネルの
多値ディジタル信号に変換する符号化手段と、前記多値
ディジタル信号をキャリヤ信号により直交振幅及び位相
変調する変調手段と、パイロット信号を発生し前記変調
された信号と加算するパイロット信号混合手段と、前記
パイロット信号の混合された変調された信号を磁気記録
媒体に適した磁化信号として形成する記録制御手段と、
前記磁気記録媒体から再生された磁化信号を伝送系から
発生した歪曲及び信号の劣化を補正したディジタル信号
形として出力する再生制御手段と、前記再生された磁化
信号からパイロット信号を検出しキャリヤ信号の周波数
を有するクロック信号を発生する搬送波復元手段と、前
記再生制御手段から出力される変調された信号を前記搬
送波復元手段の復元されたキャリヤ信号により復調する
復調手段と、前記復調手段の出力からコンボリュ−ショ
ン符号化されたデ−タをビタビ復号化して元のディジタ
ルデ−タを出力する復号化手段とを備え、前記変調手段
は、前記符号化手段から出力されるI、Qチャネルのデ
−タの波形整形及び帯域を制限する第1及び第2パルス
整形フィルタ−と、サイン成分で表現される第1キャリ
ヤ信号が格納された第1ROMとコサイン成分で表現さ
れる第2キャリヤ信号が格納された第2ROMとを有す
る第1キャリヤ信号発生器と、前記符号化手段から出力
されるIチャネルのデ−タと前記第1ROMから出力さ
れる第1キャリヤ信号を組み合わせる第1アンドゲ−ト
組合せ回路、第1アン ドゲ−ト組合せ回路の出力を加算
する第1加算器組合せ回路、第1加算器組合せ回路の出
力を一時格納する第1ラッチよりなる第1平衡変調器
と、前記符号化手段から出力されるQチャネルデ−タと
前記第2ROMから出力される第2キャリヤ信号を組み
合わせる第2アンドゲ−ト組合せ回路、第2アンドゲ−
ト組合せ回路の出力を加算する第2加算器組合せ回路、
第2加算器組合せ回路の出力を一時格納する第2ラッチ
よりなる第2平衡変調器と、前記第1ラッチの出力と第
2ラッチの出力であるIチャネルの変調信号とQチャネ
ルの変調信号を加算する第3加算器組合せ回路、前記第
3加算器組合せ回路の出力である直交振幅変調された信
号を一時格納する第3ラッチよりなる第1加算器とを有
する。
【0017】又、上記の目的を達成するための本発明の
他の構成のディジタル信号処理装置は以下の構成を備え
ている。即ち、ディジタル信号の磁気記録再生を行うデ
ィジタル信号処理装置であって、入力されるディジタル
デ−タに同期信号を挿入し、同期フラグ信号を出力する
同期信号挿入手段と、前記同期信号挿入手段を通じて出
力されるディジタル信号を、直交位相に対応するIチャ
ネルとQチャネルの多値ディジタル信号に変換する符号
化手段と、前記同期フラグを入力し前記符号化手段の符
号化を制御する同期信号制御手段と、前記多値ディジタ
ル信号をキャリヤ信号により直交振幅及び位相変調する
変調手段と、パイロット信号を発生し前記変調された信
号と加算するパイロット信号混合手段と、前記パイロッ
ト信号の混合された変調された信号を磁気記録媒体に適
した磁化信号に形成する記録制御手段と、前記再生され
た磁化信号を伝送系から発生した歪曲及び信号の劣化を
補正したディジタル信号形として出力する出力する再生
制御手段と、前記再生された磁化信号からパイロット信
号を検出しキャリヤ信号の周波数を有するクロック信号
を発生する搬送波復元手段と、前記再生制御手段から出
力される変調された信号を前記搬送波復元手段で復元さ
れたキャリヤ信号により復調する復調手段と、前記復調
された信号から同期フラグ信号を復旧する同期フラグ検
出手段と、前記同期フラグ信号により前記復調手段の出
力からコンボリュ−ション符号化されたデ−タをビタビ
復号化して元のディジタルデ−タを出力する復号化手段
とを備え、前記変調手段は、前記マッパ−から出力され
るI、Qチャネルデ−タのパルス整形及び帯域制限を行
う第1及び第2パルス整形フィルタ−と、 サイン成分で
表現される第1キャリヤ信号が格納された第1ROM
と、コサイン成分で表現される第2キャリヤ信号が格納
された第2ROMとよりなる第1キャリヤ信号発生器
と、前記符号化手段から出力されるIチャネルのデ−タ
と前記第1ROMから出力される第1キャリヤ信号を組
み合わせる第1アンドゲ−ト組合せ回路、第1アンドゲ
−ト組合せ回路の出力を加算する第1加算器組合せ回
路、第1加算器組合せ回路の出力を一時格納する第1ラ
ッチよりなる第1平衡変調器と、前記符号化手段から出
力されるQチャネルのデ−タと前記第2ROMから出力
される第2キャリヤ信号を組み合わせる第2アンドゲ−
ト組合せ回路、第2アンドゲ−ト組合せ回路の出力を加
算する第2加算器組合せ回路、第2加算器組合せ回路の
出力を一時格納する第2ラッチよりなる第2平衡変調器
と、前記第1ラッチの出力と第2ラッチの出力であるI
チャネルの変調信号とQチャネルの変調信号を加算する
第3加算器組合せ回路、前記第3加算器組合せ回路の出
力である直交振幅変調された信号を一時格納する第3ラ
ッチよりなる第1加算器とを有する
【0018】
【作用】上記の構成によれば、多値レベル変調方式を使
用することにより磁気記録/再生チャネルのうちの良好
なCNR(キャリヤ対ノイズ率)を有する周波数帯域を
使用できる。又、システムクロックに同期化された搬送
波信号(キャリヤ信号ともいう)を発生させて変調を遂
行するとともに、この変調過程を、記憶手段に記憶させ
たサイン成分で表現される第1キャリヤ信号とコサイン
成分で表現される第2キャリヤ信号を読み出し、これら
に基づいてディジタルで処理することによりシステム具
現を容易にする。そして再生信号のCNR及びBERが
許す範囲内に周波数帯域を広めることにより記録効率を
増加させ得る。
【0019】また、本発明の他の構成によれば、同期信
号を挿入し、同期信号の値を信号配列図上の原点にマッ
ピングすることにより復調後同期デ−タの検出を容易に
し、デコ−ディングの際検出された同期デ−タを利用し
復号を遂行することによりエラ−率が改善できる。
【0020】<実施例>以下、添付した図面に基づき本
発明の実施例を詳細に説明する。
【0021】<実施例1>図1は実施例1によるディジ
タル信号磁気記録再装置のブロック図である。
【0022】実施例1によるディジタル信号磁気記録再
生装置は以下の構成を有する。符号化部10は、ディジ
タルに入力されるデ−タビットをコンボリュ−ション符
号化するコンボリュ−ションエンコ−ダ−11と、コン
ボリュ−ションエンコ−ダ−11の出力が必要な数だけ
並列で同時処理される信号マッパ−12とよりなる。変
調部20は、信号マッパ−12の出力を帯域制限するた
めの第1及び第2パルス整形フィルタ−21、22と、
第1及び第2パルス整形フィルタ−21、22の出力を
変調する変調器23とよりなる。パイロット信号混合部
30は、パイロット信号を発生するパイロット信号発生
器31、変調器23で変調されたデ−タとパイロット信
号を加算する第2加算器32よりなる。
【0023】記録制御部40は、第2加算器32の出力
をアナログ信号に変換するD/A変換器41と、D/A
変換器41の出力を増幅する記録増幅器42と、バイア
ス信号を発生するバイアス信号発生器43と、記録増幅
器42の出力とバイアス信号を加算する第3加算器44
とよりなる。磁気記録/再生部50は、第3加算器44
の出力を磁気記録媒体52に磁化信号として記録する記
録ヘッド51と、磁気記録媒体52に記録された磁化信
号を再生する再生ヘッド53とよりなる。
【0024】再生制御部60は、再生ヘッド53により
再生される信号を増幅する再生増幅器61と、再生増幅
器61の出力の位相を変移する位相変移器62と、位相
変移器62の出力から直交振幅変調された再生信号を検
出する低域通過フィルタ−63と、低域通過フィルタ−
63の出力をディジタル信号形に変換するA/D変換器
64と、A/D変換器64の出力を等化する帯域通過等
化器65とよりなる。搬送波復元部70は、位相変移器
62の出力からパイロット信号を検出する帯域通過フィ
ルタ−71と、帯域通過フィルタ−71の出力からキャ
リヤ信号と同一の周波数を有するクロック信号を検出す
る位相同期ル−プPLL器72とよりなる。
【0025】復調部80は、帯域通過等化器65の出力
を復調する復調器81、復調器81の出力帯域を制限す
る第1及び第2整合フィルタ−82、83よりなる。雑
音除去部90は、第1及び第2整合フィルタ−82、8
3の出力を信号対雑音比S/N比を改善するためにデシ
メ−ションする第1及び第2デシメ−ション器91、9
2と、第1及び第2デシメ−ション器91、92の出力
を等化する第1及び第2ベ−ス帯域等化器93、94
と、第1及び第2ベ−ス帯域等化器93、94の出力を
再びデシメ−ションする第3及び第4デシメ−ション器
95、96とよりなる。更に、復号化部100は、第3
及び第4デシメ−ション器95、96の出力から同期信
号を検出する同期信号検出器101、第3及び第4デシ
メ−ション器95、96の出力を検出された同期信号に
合わせて復号化するデコ−ダ−102より構成される。
【0026】次いで、図1に示したディジタル信号磁気
記録再生装置の動作を説明する。
【0027】図1によると、入力されるデ−タビットは
コンボリュ−ションエンコ−ダ−11を経ながらmビッ
トは符号化されず、nビットはn/kの比率でコ−ディ
ングされkビットとして出力される。
【0028】コンボリュ−ション符号は非ブロック符号
であり、以前のデ−タが次のデ−タに影響を与え、バ−
ストエラ−訂正能力に優れる。
【0029】しかしながら、コンボリュ−ションエンコ
−ダ−11を信号マッパ−12と共に用いることにより
ブロック符号のように使用される。
【0030】ここで、既存ではコ−ディング部と変調部
を分離して取り扱ったが本実施例1は ungerboeck のT
CM(Trellis Coded Modulation)のようにコンボリュ
−ションエンコ−ダ−と変調器を順次的に連結して使用
する。
【0031】ungerboeck のチャネルコ−ディング方法
は符号化時信号間のユ−クリッド距離(euclidean dist
ance)を最大にすることにより符号化時ビタビデコ−ダ
−の検出エラ−を減らして符号化利得を高める方法であ
る。
【0032】即ち、従来の符号化と変調をそれぞれ遂行
していた方法を避け相互有機的に変調信号の位相図上で
最大のユ−クリッド距離を持つようにコンボリュ−ショ
ン符号化を行う方法である。従って、コンボリュ−ショ
ンエンコ−ダ−11から出力されるkビットは符号の間
で一番大きいユ−クリッド距離で符号化され復号化時検
出エラ−を最小化する。
【0033】このコ−ディングされたkビットが符号化
されないnビットと共に信号マッパ−12に入力されれ
ば変調に合うm+kビットに変わった後(m+k)/2
に分離され第1及び第2パルス整形フィルタ−21、2
2のI(in-phase)、Q(quadrature-phase)チャネル
にそれぞれ入力される。ここで、付加ビットが与えられ
m+kビットより更に多くのビット数となることもあ
る。
【0034】ここで、第1及び第2パルス整形フィルタ
−21、22は低域通過フィルタ−より構成され、IS
I(Inter-Symbol Interference:符号間干渉)を取り除
くために帯域制限及び波形整形を行う。
【0035】即ち、内部変調を防止するためにベ−スバ
ンドに帯域制限された第1及び第2パルス整形フィルタ
−21、22を経た後変調器23で直交振幅及び位相変
調された信号がrビットとして出力される。
【0036】パイロット信号発生器31では搬送波復元
のために搬送波周波数fcの2倍の周波数2fcを有す
るパイロット信号を発生し第2加算器32の第1入力端
子に出力する。
【0037】第2加算器32ではrビットの変調された
信号とパイロット信号を加算しsビットの信号を出力す
る。
【0038】D/A変換器41では第2加算器32の出
力をアナログ信号に変換し、記録増幅器42で増幅す
る。
【0039】バイアス信号発生器43から発生するバイ
アス信号fB は記録信号帯域で最大周波数fH と、 fB ≧3fH …(1) のような関係を有するように記録する。
【0040】第3加算器44ではバイアス信号と記録増
幅器42の出力信号を加算し記録ヘッド51により磁気
記録媒体52に磁化信号として記録されるようにする。
このバイアス信号は磁化信号のヒステリシス特性を補正
するためのものである。
【0041】復調過程は前述した変調過程の逆順過程よ
りなる。
【0042】磁気記録媒体52に記録された変調された
信号を再生ヘッド53により再生した後この再生信号を
再生増幅器61で増幅する。
【0043】位相変移器62は記録の際の磁気チャネル
の微分特性による90°位相シフトを補償するために、
再生増幅器61から再生された信号を90°位相シフト
させる。
【0044】低域通過フィルタ−63では位相変移器6
2の出力から変調された信号が載せられたベ−ス帯域を
検出する。
【0045】A/D変換器64では低域通過フィルタ−
63の出力をcビットのディジタル信号形に変換した
後、帯域通過等化器65を経て復調器81に入力する。
帯域通過等化器65は伝送系から発生した歪曲及び信号
の劣化を補正する。
【0046】一方、帯域通過フィルタ−71では再生増
幅器61で増幅された信号中パイロット信号の載せられ
た帯域を検出する。PLL器72では帯域通過フィルタ
−71の出力からγMHzの変調クロック信号(搬送
波)を検出し復調器81に出力する。
【0047】復調器81では帯域通過等化器65の出力
とPLL器72の出力クロックを入力し第1及び第2キ
ャリヤ信号を発生し、このキャリヤ信号を平衡変調し
I、Qチャネルデ−タを出力する。
【0048】したがって、復調器81はコンボリュ−シ
ョン符号化されたデ−タを形成しdビットを有する2チ
ャネルの復調信号を出力する。
【0049】第1及び第2整合フィルタ−82、83で
は復調器81の出力帯域を制限する。この整合フィルタ
−は変調の際に第1及び第2パルス整形フィルタ−2
1、22の特性に合わせて符号間干渉に関係なく動作を
可能にするために設けられる。この符号間干渉は、磁気
記録/再生部50の周波数特性により再生信号で発生す
る。
【0050】従って、復調器81のコンボリュ−ション
符号化されたデ−タを第1及び第2整合フィルタ−8
2、83を経ることにより、帯域制限され雑音が取り除
かれ、S/N比が向上される。
【0051】次に、雑音除去部90により更に信号対雑
音比を改善する。
【0052】第1及び第2デシメ−ション器91、92
では第1及び第2整合フィルタ−82、83の出力をデ
シメ−ションする。第1及び第2整合フィルタ−82、
83と第1及び第2デシメ−ション器91、92を通じ
てそれぞれ帯域制限とクロック周波数の減少が生ずる。
【0053】第1及び第2ベ−ス帯域等化器93、94
では第1及び第2デシメ−ション器91、92のI、Q
チャネルの2つの信号を等化させる。
【0054】第3及び第4デシメ−ション器95、96
では第1及び第2ベ−ス帯域等化器93、94の出力を
再びデシメ−ションし同期信号検出器101及びデコ−
ダ−102に出力する。
【0055】第1及び第2ベ−ス帯域等化器93、94
と第3及び第4デシメ−ション器95、96を通じてそ
れぞれ信号補間とクロック周波数の減少が生ずる。
【0056】ここで、2度のデシメ−ションを経ること
はクロック周波数を低めシステムの安定性を図るためで
ある。
【0057】同期信号検出器101では第3及び第4デ
シメ−ション器95、96の出力から同期信号を検出し
デコ−ダ−102に出力する。
【0058】デコ−ダ−102ではI、Qチャネルの復
調された信号を同期信号に合わせてデコ−ディングしビ
タビデコ−ダ−が用いられる。
【0059】即ち、デコ−ダ−102では最尤号復号
(MLD:Maximum Likelihood Decoding )により受信
デ−タ系列とハミング距離の一番短い経路を選択して
化する。
【0060】図2は図1に示した変調器の概念を説明す
るための図面である。
【0061】図2によれば、I、Qチャネルに分離され
デ−タが入力されればそのデ−タに第1及び第2キャリ
ヤ信号(それぞれ90°の位相差がある)を乗算した
後、両信号を加えると直交振幅位相変調された信号が出
力される。
【0062】既存では上の信号処理がアナログで処理さ
れたが本発明ではディジタルで処理することにより雑音
及び周辺環境による信号の歪曲が改善できる。
【0063】即ち、図1に示した変調器23は直交振幅
変調器(quadrature amplitude modulator:QAM)で
ある。
【0064】変調器23では図2に示したようにシステ
ムクロック周波数に合わせて第1キャリヤ周波数発生器
24でキャリヤ信号を発生する。
【0065】第1キャリヤ信号C1(t) は、 C1(t) =A・SINωc・t …(2) で表現できるiビット信号であり、第1平衡変調器25
に出力される。
【0066】第1平衡変調器25では第1パルス整形フ
ィルタ−21からIチャネルに出力される(m+k)/
2ビット信号と第1キャリヤ信号を平衡変調しpビット
の信号を第1加算器27の第1入力端子に出力する。
【0067】一方、第1キャリヤ周波数発生器24から
発生するC1(t) =A・SINωc・t信号とは±90
°の位相差を有する第2キャリヤ信号C2(t) は、 C2(t) =A・COSωc・t …(3) で表現でき、第2平衡変調器26では第2キャリヤ信号
と第2パルス整形フィルタ−22からQチャネルに出力
される(m+k)/2ビット信号を平衡変調しqビット
の信号として第1加算器27の第2入力端子に出力す
る。
【0068】第1加算器27の出力をS(t) とすれば、 S(t)=(m+k) /2・A・COSωc・t+(m+k) /2・A・SINωc・t …(4) で表現でき、rビットの信号として第2加算器32の第
2入力端子に出力する。
【0069】図3の(A)は変調の際用いられる変調ク
ロックを示し、図3の(B)はIチャネルの(m+k)
/2ビットの並列入力を示し、図3の(C)はiビット
に並列入力される第1キャリヤ信号を示し、図3の
(D)は第1加算器27の出力である直交振幅変調され
たデ−タを示す。
【0070】図3の(A)乃至(D)にはIチャネルの
変調信号の例を挙げたが、このような変調がI、Q両チ
ャネルに同時に成される。
【0071】図4は図2に示した変調器の概念を利用し
た本実施例による変調器のブロック図である。本実施例
による変調器の特徴は入力から出力までの変調信号処理
過程がディジタルで信号処理されるという点である。
【0072】図4に示すように、本実施例の変調器は以
下の構成を有する。キャリヤ信号発生器24は、第
(2)式のようにサイン成分で表現できる第1キャリヤ
信号の格納された第1ROM241、第(3)式のよう
にコサイン成分で表現できる第2キャリヤ信号の格納さ
れた第2ROM242よりなる。
【0073】第1平衡変調器25は、第1パルス整形フ
ィルタ−22から出力されるIチャネルのデ−タと第1
ROM241から出力される第1キャリヤ信号を組み合
わせる第1アンドゲ−ト組合せ回路251、第1アンド
ゲ−ト組合せ回路251の出力を加算する第1加算器組
合せ回路252、第1加算器組合せ回路252の出力を
一時格納する第1ラッチ253よりなる。又、第2平衡
変調器26は、第2パルス整形フィルタ−23から出力
されるQチャネルデ−タと第2ROM242から出力さ
れる第2キャリヤ信号を組み合わせる第2アンドゲ−ト
組合せ回路261、第2アンドゲ−ト組合せ回路261
の出力を加算する第2加算器組合せ回路262、第2加
算器組合せ回路262の出力を一時格納する第2ラッチ
263よりなる。
【0074】更に、第1加算器27は、第1ラッチ25
3の出力と第2ラッチ263の出力であるpビットのI
チャネルの変調信号とqビットのQチャネルの変調信号
を加算する第3加算器組合せ回路271、第3加算器組
合せ回路271の出力であるrビットの直交振幅変調さ
れた信号を一時格納する第3ラッチ272より構成され
ている。
【0075】図5は図4に示した変調器の詳細な回路図
である。
【0076】図5を参照すれば、第1乗算器250は図
4に示した第1アンドゲ−ト組合わせ回路251と第1
加算器組合せ回路252を対応させたものであり、第2
乗算器260は図4に示した第2アンドゲ−ト組合せ回
路261と第2加算器組合せ回路262を対応させたも
のであり、第1ラッチ乃至第3ラッチ253、263、
272はDフリップフロップより構成され、第3加算器
組合せ回路271は加算器に対応される。
【0077】次いで、図4の動作を図5乃至図7を用い
て説明する。
【0078】図4によれば、入力されるディジタルデ−
タがそれぞれI、Qチャネルに分離され第1及び第2ア
ンドゲ−ト組合せ回路251、261に入力される。第
1ROM241からのサイン成分のディジタルデ−タ
(第1キャリヤ信号)とIチャネルデ−タは第1アンド
ゲ−ト組合せ回路251と第1加算器組合せ回路252
で乗算を行った後第1ラッチ253にラッチされる。
【0079】第2ROM242からのコサイン成分のデ
ィジタルデ−タ(第2キャリヤ信号)とQチャネルのデ
−タは第2アンドゲ−ト組合せ回路261と第2加算器
組合せ回路262で乗算を行った後第2ラッチ263に
ラッチされる。
【0080】第3加算器組合せ回路271ではI、Q信
号が合成され、第3ラッチ272を介して直交変調され
た信号が出力される。入力デ−タDiとキャリヤCiが
乗算され出力はMiとなる。ここで、iは1からnまで
の整数である。
【0081】ここで、ディジタル的な構成方法を示すキ
ャリヤ周波数の構成例は図6の(A)〜(C)及び図7
の(A)〜(C)に示した通りである。
【0082】例えば、キャリヤ周波数が5.332MH
zである波形をディジタルで示せば図6の(A)のよう
に表現できる。図6の(A)はK(MHz)の周波数を
有する第1キャリヤ信号C1(t) の1波長を示し、水平
軸はアドレス0から2n −1までを示しており、垂直軸
は振幅に対する量子化レベルを示す。
【0083】アドレスを10ビット、振幅を4ビットで
量子化しテ−ブルで示せば図6Bに示したように表現で
きる。図6Bはアドレスと振幅の関係を示し、yは等間
隔の振幅を示す。y=sin(2n-2 /90)・mで表
現する。
【0084】ここで、もし26MHzのクロックでこの
テ−ブルを読めば約4.876個のデ−タ値のみ読み取
られる。その関係は、 26MHz/5.332MHz=4.876 である。そして、この結果、 1024/4.876=210 となる。
【0085】即ち、これは1024のアドレスを210
個の間隔で読み続けることを意味する。このような遂行
を反復すれば513番目に再び始めに読んだ値と同じ値
を反復して読むようになる。そうすれば、残りの512
の値は捨て反復的な512個の値のみを取りROM等を
利用してテ−ブルを構成したものが第1ROM241で
ある。
【0086】図6の(C)はこのような関係により構成
されたテ−ブルを示す。このテ−ブルはクロック信号が
入る度に実際的なアドレス0乃至511までを順次的に
反復して読む。
【0087】図7の(A)はK(MHz)周波数を有す
る第2キャリヤ信号C2(t) の1波長を示し、水平軸は
アドレス番号0から2n −1までを示しており、垂直軸
は振幅に対する量子化レベルを示す。
【0088】図7の(B)はアドレスと振幅の関係を示
し、yはアドレス1ずつ増加する度に一定した振幅の増
減分を示す。
【0089】このような関係により図7の(C)に示し
たテ−ブルは、クロック信号が入る度に実際的なアドレ
ス0から511までを順次的に反復して読み、このアド
レスに格納された値がコサイン成分の第2キャリヤ信号
となり第2ROM242に格納される。
【0090】図8は図1に示した復調器の概念を説明す
るための図であり、変調の逆順で処理が行われる。図8
において、入力される変調信号は第3及び第4平衡変調
器85、86の第1入力に入力される。
【0091】入力される信号の周波数fcを有するクロ
ック周波数により第2キャリヤ周波数発生器84から発
生する第1及び第2キャリヤ信号が第3及び第4平衡変
調器85、86の第2入力にそれぞれ入力される。
【0092】第4平衡変調器86に入力されるコサイン
成分で表現できる第2キャリヤ信号はサイン成分で表現
できる第1キャリヤ信号に比べ90°位相シフトした信
号である。変調された入力信号は第3及び第4平衡変調
器85、86で2つのキャリヤ信号によりそれぞれ平衡
変調される。
【0093】図9は図1に示した本発明の実施例に用い
られる復調器の詳細なブロック図である。
【0094】図9によると、第2キャリヤ周波数発生器
84はサイン成分で表現できる第1キャリヤ信号の格納
された第3ROM841、コサイン成分で表現できる第
2キャリヤ信号の格納された第4ROM842に当たり
このROMに格納される信号は図6の(A)〜(C)及
び図7の(あ)〜(C)を用いて前述した通り、第1R
OM241及び第2ROM242に格納された信号と同
一である。
【0095】第3平衡変調器85は帯域通過等化器65
から出力される変調された信号と第3ROM841から
出力される第1キャリヤ信号を組み合わせる第4アンド
ゲ−ト組合せ回路851、第4アンドゲ−ト組合せ回路
851の出力を加算する第4加算器組合せ回路852、
第4加算器組合せ回路852の出力を一時格納する第4
ラッチ853を有する。ここで、第4アンドゲ−ト組合
せ回路851、第4加算器組合せ回路852は乗算器で
構成され得る。
【0096】第4平衡変調器86は帯域通過等化器65
から出力される変調された信号と第4ROM842から
出力される第2キャリヤ信号を組み合わせる第5アンド
ゲ−ト組合せ回路861、第5アンドゲ−ト組合せ回路
861の出力を加算する第5加算器組合せ回路862、
第5加算器組合せ回路862の出力を一時格納する第5
ラッチ863を有する。ここで、第5アンドゲ−ト組合
せ回路861、第5加算器組合せ回路862は乗算器で
構成され得る。
【0097】以上説明したように、実施例1によれば、
直交振幅及び位相変調を利用して記録を行うので、記録
効率が向上する。又、信号処理全体をディジタルで処理
し、低いエラー率と高い記録効率を達成することが可能
となる。
【0098】<実施例2>図10は実施例2によるディ
ジタル信号磁気記録再生装置のブロック図である。実施
例2のディジタル信号磁気記録再生装置は以下の構成を
備える。
【0099】同期信号挿入部110は、入力されるディ
ジタルデ−タに同期信号を挿入する。同期信号制御部1
20は、システム全体を同期させるための制御を行う。
マルチプレクサ−130は、同期信号制御部120から
出力される同期フラグ信号により同期信号挿入部110
の出力を選択出力する。
【0100】符号化部140は、マルチプレクサ−13
0から出力されるデ−タ中の一部のビットを並列遷移
し、これを一時格納するバッファ−141、マルチプレ
クサ−130から出力されるデ−タ中残りのビットのデ
−タに対しコ−ディングゲイン及びビットエラ−率を鑑
みて符号化するコンボリュ−ションエンコ−ダ−14
2、コンボリュ−ションエンコ−ダ−142を通じた信
号点間の関係を復号の際コ−ディングゲインが大きくな
るように設定したマッパ−143より構成されている。
【0101】変調部150は、マッパ−143から出力
されるI、Qチャネルデ−タのベ−スバンド帯域幅を制
限し相互シンボル干渉がないようにする第1及び第2パ
ルス整形フィルタ−151、152、ROMテ−ブルを
利用し搬送波を発生させ、この搬送波を利用しマッパ−
143の2チャネル出力を直交振幅及び位相変調をする
変調器153よりなる。又、パイロット信号混合部16
0は、キャリヤ周波数と同期化させ復調を容易にするパ
イロット信号発生器161、変調器153の変調された
デ−タとパイロット信号を加算する第1加算器162よ
りなる。
【0102】記録制御部170は、第1加算器162の
出力をアナログ信号に変換するD/A変換器171、磁
気チャネルの非線形特性を考慮し磁化特性曲線の線形部
分を利用するためのバイアス信号発生器172、D/A
変換器171の出力とバイアス信号発生器172のバイ
アス信号を加算する第2加算器173よりなる。磁気記
録/再生部180は、第2加算器173の出力を磁気記
録媒体182に磁化信号として記録する記録ヘッド18
1、磁気記録媒体182に記録された磁化信号を再生す
る再生ヘッド183よりなる。
【0103】再生制御部190は、再生ヘッド183に
より再生される信号をA/D変換するA/D変換器19
1、再生信号に対する磁気チャネルの微分特性による位
相補正及び信号の振幅減衰を補正する再生等化器192
よりなる。搬送波復元部200は、再生ヘッド183よ
り再生された信号からパイロット信号の載せられた周波
数帯域を検出する帯域通過フィルタ−201、帯域通過
フィルタ−201の出力からキャリヤ信号と同一の周波
数を有するクロック信号を検出するPLLで構成される
搬送波再生器202よりなる。
【0104】復調部210は、再生された搬送波を利用
して変調された信号をI、Qチャネルデ−タに復調する
復調器211と、復調器211の出力の振幅及び位相補
正する第1及び第2低域等化器212、213よりな
る。同期フラグ検出部220は、第1及び第2低域等化
器212、213より復調された信号から同期フラグ信
号を復旧する。
【0105】ビタビデコ−ダ−230は、第1及び第2
低域等化器212、213から復調されたI、Qチャネ
ルデ−タは各ブランチに対する評価量を計算するブラン
チ評価量計算回路231、時間上で示したトレリス図上
の各状態によるブランチ評価量を比較し評価量の一番小
さい値を選択する加算器/比較器/選択器回路232、
加算器/比較器/選択器回路232の出力を格納する状
態メモリ233、加算器/比較器/選択器回路232か
ら各状態による生存パスに対する情報を復号するノント
レ−スパルメモリ234から構成される。
【0106】次いで、図10に示したディジタル信号磁
気記録再生装置の動作を図11の(A)から(F)を用
いて説明する。
【0107】図11の(A)に示したようなmビットの
ディジタルデ−タが同期信号挿入部110に入力されれ
ば図11の(B)に示したシステムクロックに合わせて
ディジタルデ−タに同期信号が挿入され図11の(C)
ビタビデコ−ダ−230に示したような信号形として出
力されマルチプレクサ−130に入力される。
【0108】同期信号挿入部110により同期信号が添
加された信号(図11の(C))はマルチプレクサ−1
30を通じてnビットとして出力され、この出力ビット
中n−2ビットは並列遷移されバッファ−141に入力
され残った2ビットはコンボリュ−ションエンコ−ダ−
142に入力される。
【0109】同期信号挿入部110から出力される図1
1の(D)に示したような同期フラグ信号は図11の
(B)に示したシステムクロックに同期されシステム同
期化回路である同期信号制御部120に入力される。
【0110】同期信号制御部120では図11の(E)
に示した通り同期信号が載せられる期間の間は“ロ−”
であり、有効デ−タ期間の間は正常なクロック信号をコ
ンボリュ−ションエンコ−ダ−142に出力する。
【0111】マルチプレクサ−130を通じて出力され
るデ−タは同期信号制御部120から出力される図11
の(F)に示したような同期フラグ信号が“ロ−
(0)”の間コンボリュ−ションエンコ−ダ−142を
通じてマッパ−143に入力され、同期フラグ信号が
“ハイ(1)”の間はコンボリュ−ションエンコ−ダ−
142は動作しない。この“ハイ(1)”である状態の
同期フラグ信号がマッパ−143のS端子に入力され、
同期信号が信号配列図上の原点にマッピングされる。
【0112】マッパ−143を通じてI、Qチャネルに
分離された信号は、シンボル相互干渉ISIがなく磁気
チャネルの帯域幅に適するようにバンド帯域を制限する
第1及び第2パルス整形フィルタ−151、152を通
じて変調器153に入力される。
【0113】ここで、変調器153は図2乃至図7で上
述した変調器と構成及びその動作において同一である。
【0114】変調器153に入力された信号は図11の
(B)で示されるシステムクロックに同期化された搬送
波信号で平衡変調される。この変調器153の出力は、
パイロット信号発生器161から発生する搬送波周波数
の2倍の周波数を有するパイロット信号と第1加算器1
62で加算される。
【0115】このパイロット信号は、信号復調の際に再
生される。そして、搬送波再生器202を通じて搬送波
を再生し、この再生された信号を同期化させ復調するた
めに用いられる。搬送波再生器202はPLLで構成さ
れる。
【0116】パイロット信号が加えられ、変調された信
号はD/A変換器171を通じてアナログ信号に変換さ
れた後、磁気チャネルの磁化特性曲線上の線形部分を利
用して記録するために変調信号周波数の3倍以上の周波
数を有するバイアス信号をバイアス信号発生器172で
生成させ、これをアナログ信号に変換された変調された
信号に加えて磁気記録チャネル上に出力され記録され
る。
【0117】磁気記録チャネル上に記録される信号の周
波数スペクトルは図12に示した通りである。
【0118】搬送は復元部200において、磁気記録媒
体182を通じて再生される信号から帯域通過フィルタ
−201によりパイロット信号が検出され、搬送波再生
器202により再生信号に同期化された搬送波が再生さ
れ、復調器211に入力される。
【0119】又、磁気チャネル(磁気記録媒体)を通じ
て再生された信号はA/D変換器191を通じてディジ
タルデ−タに変換される。そして、等化器192を通じ
てチャネルにより歪曲された信号を補償した後復調器2
11に入力される。この際、等化器192は磁気チャネ
ルの微分特性による90°位相補正回路及び信号の振幅
減衰を補正する振幅補正回路で構成される。
【0120】再生等化器192の出力は復調器211に
おいて搬送波再生器202で再生された搬送波と乗算さ
れ、復調される。その後、第1及び第2低域等化器21
2、213を通じて信号の周波数及び位相を補償してか
らビタビデコ−ダ−230を通じて復号される。
【0121】同期フラグ検出部220では第1及び第2
低域等化器212、213から出力される復調信号から
同期フラグ信号を検出しビタビデコ−ダ−230を制御
する。即ち、この同期フラグ信号が“ハイ(1)”であ
る状態の間はノントレ−スパスメモリ234の値が出力
されないようにして元のデ−タを復号する。
【0122】ビタビデコ−ダ−230に入力されたI、
Qデ−タはブランチ評価量計算回路231により各ブラ
ンチに対する評価量で計算し加算器/比較器/選択器回
路232と状態メモリ233に送られる。
【0123】ブランチ評価量計算回路231では入力さ
れたデ−タと符号化されたデ−タを以て評価を計算す
る。即ち、信号配列図上のI、Qそれぞれの値に対して
全て計算をした後これらのそれぞれを自乗し、信号配列
図上の信号点を有するI、Q値を加えてからこれの平方
根をとり、32個の信号点に対して全て計算をする。
【0124】加算器/比較器/選択器回路232ではブ
ランチ評価量計算回路231の評価量と状態メモリ23
3の評価量を加える。そして、図16に示す状態図を時
間上で示したトレリス図上の各状態によるブランチ評価
量値を比較し評価量が一番小さい値を選択して、状態メ
モリ233に再び格納する。又、各状態による生存パス
に対する情報をノントレ−スパスメモリ234に伝達し
復号化された最終デ−タを出力する。
【0125】即ち、加算器/比較器/選択器回路232
では現在評価量と既存のパス評価量を加えその中から評
価量が最小である値を選択してパス選択信号と新しい評
価量を抽出する。
【0126】図13は図10に示した同期信号制御部の
詳細な回路図である。
【0127】図13において、121は分周器、12
2、125、126はDフリップフロップ、123、1
24はインバ−タ−、127はアンドゲ−トを示す。
【0128】図13に示した同期信号制御部の動作を図
14(A)から(E)を用いて説明する。
【0129】システムクロックがQ MHzならこのシステ
ムクロックは分周器121を通じてQ/n比で分周され
る。分周されたクロック信号(図14の(B))は、図
10に示したマッパ−143のクロック信号として入力
されると同時に、Dフリップフロップ122のクロック
端子CLKに入力され2分周され図10に示したマルチ
プレクサ−130のクロック信号として入力される。
【0130】又、インバ−タ−123の出力はラッチ機
能を有するDフリップフロップ125の入力端子DとD
フリップフロップ126のクロック端子CLKに入力さ
れる。
【0131】図14の(A)に示した同期フラグ信号は
Dフリップフロップ125のイネ−ブル端子(/G)に
入力され、又インバ−タ−124を通じてDフリップフ
ロップ126の入力端子Dに入力される。
【0132】Dフリップフロップ125の出力(図14
の(C))は図10に示したコンボリュ−ションエンコ
−ダ−142のクロック信号として入力される。図14
の(D)に示したようなDフリップフロップ126の反
転出力(/Q)は図14の(A)に示した同期フラグ信
号とアンドゲ−ト127を通じて論理積され出力される
図14の(E)に示した信号が図10に示したマッパ−
143のイネ−ブル端子Sに入力される。
【0133】又、システムクロックは図10に示した変
調器153及びパイロット信号発生器161のアドレス
クロックに入力される。
【0134】一方、図14の(A)に示した同期フラグ
信号が“1”の間はコンボリュ−ションエンコ−ダ−1
42は動作せず、同期フラグ信号が“0”の間はコンボ
リュ−ションエンコ−ダ−142に入力された2ビット
デ−タは符号化され3ビットとして出力される。このコ
ンボリュ−ションエンコ−ダ−142に対する詳細な回
路図は図15に示す通りである。
【0135】図15において、241乃至245はDフ
リップフロップであり、246乃至248は排他論理和
ゲ−トXORである。
【0136】図15の動作を図16乃至図18を参照し
て説明する。
【0137】Dフリップフロップ125から出力される
クロック信号図14の(C)はDフリップフロップ24
1−245のクロック端子CLKに入力される。
【0138】マルチプレクサ−130から出力される2
ビットのデ−タはDフリップフロップ241−245の
入力端子に入力される。
【0139】Dフリップフロップ241の出力はDフリ
ップフロップ242の入力端子D及びXOR247の第
1入力端子に入力され、Dフリップフロップ242の出
力はXOR246の第1入力端子及びXOR248の第
1入力端子に入力される。
【0140】Dフリップフロップ243の出力はDフリ
ップフロップ244の入力端子D及びXOR246の第
2入力端子及びXOR248の第4入力端子に入力さ
れ、Dフリップフロップ244の出力はDフリップフロ
ップ245の入力端子D及びXOR247の第3入力端
子に入力される。Dフリップフロップ245の出力はX
OR247の第2入力端子、XOR248の第3入力端
子に入力される。XOR246の出力はエンコ−ダ−さ
れた最下位ビットとなり、XOR247の出力は上位ビ
ットとなり、XOR248の出力は最上位ビットとな
る。
【0141】図15に示したコンボリュ−ションエンコ
−ダ−の現在の状態(PS:present state )と次の状
態(NS:next state)による入力と出力に対する論理
状態は次の通りである。
【0142】
【表1】 このコンボリュ−ションエンコ−ダ−142はカタスト
ロフィ現象(エラ−が無限に伝播される現象)がなくデ
コ−ディングの際エラ−率が減少するように構成されて
いる。
【0143】コンボリュ−ションエンコ−ダ−142を
通じて出力されるn+1ビットは図16に示した信号配
列のようにマッピングされI及びQチャネルに出力され
る。
【0144】図16において、原点は同期デ−タをマッ
ピングしたものであり、同期デ−タは同期信号制御部1
20により入力される同期フラグ信号が“1”の状態の
間に、コンボリュ−ションエンコ−ダ−142を介さず
に原点にマッピングされる。この際、同期信号はエラ−
の影響が少なく同期フラグ信号検出部220から同期フ
ラグ信号の検出を容易にする。
【0145】図16に示した信号配列は図17の状態図
によりエンコ−ディングされた信号中並列遷移される部
分は一番遠くセット分割をし、又同じ状態で遷移される
信号を遠くセット分割することによりコ−ディングゲイ
ンを増加させるようにマッピングした。
【0146】8つのセットで分割された各セットは次の
通りである。
【0147】 C0 = [ 00000(0) 、01101(13) 、10111(23) 、11011
(27) ] 、 C1 = [ 00001(1) 、01010(10) 、10110(14) 、11000
(24) ] 、 C2 = [ 00101(5) 、01001(9) 、10011(19) 、11100
(28) ] 、 C3 = [ 00100(4) 、01000(8) 、10010(18) 、11111
(31) ] 、 C4 = [ 00011(3) 、01100(12) 、10110(22) 、11010
(26) ] 、 C5 = [ 00110(6) 、10000(16) 、10100(20) 、11101
(29) ] 、 C6 = [ 00010(2) 、01011(11) 、10000(15) 、11001
(25) ] 、 C7 = [ 00111(7) 、10001(17) 、10101(21) 、11110
(30) ] 、 図18はマッパ−をROMで構成する時のROMテ−ブ
ルの形を示した。
【0148】図19は図10に示した同期フラグ検出部
の詳細な回路図である。
【0149】図19において、221、222は第1及
び第2比較器であり、223はシフトレジスタ−、22
4はカウンタ−、225はDフリップフロップ、A1乃
至A5はアンドゲ−ト、NOR1はNORゲ−ト、OR
1、OR2はオアゲ−トを示す。
【0150】次いで図19に示した同期フラグ検出部の
動作を説明する。
【0151】図19によると、図10に示した第1及び
第2低域等化器212、213を通じて出力されるI、
Qチャネルデ−タは固有の同期パタ−ンデ−タと比較器
221、222により比較され、比較された値が第1ア
ンドゲ−トA1で論理積されシフトレジスタ−233に
入力される。同期パタ−ンデ−タは予め設定された同期
フラグ基準値でありここでは原点にマッピングされてい
るので“0000”である。
【0152】シフトレジスタ223の“1111”、
“1101”又は“1011”の値を第2、第3アンド
ゲ−トA2、A3から検出しオアゲ−トOR1とノ−ゲ
−トNOR1を通じてカウンタ−224のロ−ド端子
(/LOAD)に入力される。
【0153】カウンタ−224のロ−ド端子(/LOA
D)に信号が入力されればカウンタ−224は同期フラ
グ信号が反復されるクロックだけカウントする。この際
カウントした値が同期フラグ信号の“ハイ”が始まる点
と終わる点に当たるデ−タなら第4及び第5アンドゲ−
トA4、A5と第2オアゲ−トOR2を通じてDフリッ
プフロップ225のクロックに入力されDフリップフロ
ップ225から同期フラグ信号が出力される。同期フラ
グ信号の周期分カウントされた信号は、再び比較器22
1、222により比較された信 号とノ−ゲ−トNOR
を通じて否定論理和しロ−ド端子/LOADにロ−ドさ
れる。この同期フラグ信号はビタビデコ−ダ−400に
入力される。
【0154】以上説明したように、実施例2によれば、
入力されたディジタル信号にたいして同期信号を挿入
し、この同期信号を用いて円滑に信号の復元を行うこと
によりエラー率を低下するが可能となる。更に、システ
ムクロックを利用して変調時の搬送波を発生し、また、
復調時において同期化された搬送波を検出するためのパ
イロット信号を発生し、データと同期化された搬送波に
よりデータの変調が行われる。
【0155】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通信分野で用いられ、再生デ−タの低いエラ−率で高い
記録効率を有する多値ディジタル変調方式をディジタル
信号記録に容易に適用することが可能となり、周波数利
用効率が増大され、記録チャネル数を増加させなくても
記録ビット率を向上し得るので高密度で記録できる効果
がある。
【0156】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1によるディジタル信号磁気記録再生装
置のブロック図である。
【図2】図1に示した変調器の概念を説明するための図
である。
【図3】(A)乃至(D)は、図2に示した変調器に対
する動作タイミング図である。
【図4】図2に示した変調器の詳細なブロック図であ
る。
【図5】図4に示した変調器の詳細な回路図である。
【図6】(A)乃至(C)は、図5に示した第1ROM
に格納されるサイン成分のキャリヤ信号を説明するため
の図である。
【図7】(A)乃至(C)は、図5に示した第2ROM
に格納されるコサイン成分のキャリヤ信号を説明するた
めの図である。
【図8】図1に示した復調器の概念を説明するための図
である。
【図9】図8に示した復調器の詳細なブロック図であ
る。
【図10】実施例2によるディジタル信号磁気記録再生
装置のブロック図である。
【図11】(A)乃至(F)は図10に示したディジタ
ル信号磁気記録再生装置に対する動作タイミング図であ
る。
【図12】図10に示した装置により磁気記録媒体に記
録される信号の周波数特性を説明するための図である。
【図13】図10に示した同期信号制御部の詳細な回路
図である。
【図14】(A)乃至(E)は、図13に示した同期信
号制御部に対する動作タイミング図である。
【図15】図10に示したコンボリュ−ションエンコ−
ダ−の詳細な回路図である。
【図16】図10に示したマッパ−の信号配列図であ
る。
【図17】図10に示したマッパ−の状態図である。
【図18】図10に示した非線形マッパ−をROMで実
現した場合の形態図である。
【図19】図10に示した同期フラグ検出部の詳細な回
路図である。
【符号の説明】
10 符号化部 20 変調部 30 パイロット信号混合部 40 記録制御部 50 磁気記録/再生部 60 再生制御部 70 搬送波復元部 80 復調部 90 雑音除去部 100 複合化部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−64974(JP,A) 特開 平1−245467(JP,A) 特開 平1−98167(JP,A) 特開 平1−320679(JP,A) 特開 平4−280526(JP,A) 特開 平1−243272(JP,A) 特開 平6−162666(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/10 341 G11B 20/14 341 H04L 27/18 - 27/22

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル信号の磁気記録再生を行うデ
    ィジタル信号処理装置であって、 入力されるディジタル信号を直交位相に対応するIチャ
    ネルとQチャネルの多値ディジタル信号に変換する符号
    化手段と、 前記多値ディジタル信号をキャリヤ信号により直交振幅
    及び位相変調する変調手段と、 パイロット信号を発生し前記変調された信号と加算する
    パイロット信号混合手段と、 前記パイロット信号の混合された変調された信号を磁気
    記録媒体に適した磁化信号として形成する記録制御手段
    と、 前記磁気記録媒体から再生された磁化信号を伝送系から
    発生した歪曲及び信号の劣化を補正したディジタル信号
    形として出力する再生制御手段と、 前記再生された磁化信号からパイロット信号を検出しキ
    ャリヤ信号の周波数を有するクロック信号を発生する搬
    送波復元手段と、 前記再生制御手段から出力される変調された信号を前記
    搬送波復元手段の復元されたキャリヤ信号により復調す
    る復調手段と、 前記復調手段の出力からコンボリュ−ション符号化され
    たデ−タをビタビ復号化して元のディジタルデ−タを出
    力する復号化手段とを備え、 前記変調手段は、前記符号化手段から出力されるI、Qチャネルのデ−タ
    の波形整形及び帯域を制限する第1及び第2パルス整形
    フィルタ−と、 サイン成分で表現される第1キャリヤ信号が格納された
    第1ROMとコサイン成分で表現される第2キャリヤ信
    号が格納された第2ROMとを有する第1キャリヤ信号
    発生器と、 前記符号化手段から出力されるIチャネルのデ−タと前
    記第1ROMから出力される第1キャリヤ信号を組み合
    わせる第1アンドゲ−ト組合せ回路、第1アンドゲ−ト
    組合せ回路の出力を加算する第1加算器組合せ回路、第
    1加算器組合せ回路の出力を一時格納する第1ラッチよ
    りなる第1平衡変調器と、 前記符号化手段から出力されるQチャネルデ−タと前記
    第2ROMから出力される第2キャリヤ信号を組み合わ
    せる第2アンドゲ−ト組合せ回路、第2アンドゲ−ト組
    合せ回路の出力を加算する第2加算器組合せ回路、第2
    加算器組合せ回路の出力を一時格納する第2ラッチより
    なる第2平衡変調器と、 前記第1ラッチの出力と第2ラッチの出力であるIチャ
    ネルの変調信号とQチャネルの変調信号を加算する第3
    加算器組合せ回路、前記第3加算器組合せ回路の出力で
    ある直交振幅変調された信号を一時格納する第3ラッチ
    よりなる第1加算器とを有する ことを特徴とするディジ
    タル信号処理装置。
  2. 【請求項2】 ディジタル信号の磁気記録再生を行うデ
    ィジタル信号処理装置であって、 入力されるディジタル信号を多値ディジタル信号に変換
    する符号化手段と、 前記多値ディジタル信号をキャリヤ信号により直交振幅
    及び位相変調する変調手段と、 パイロット信号を発生し前記変調された信号と加算する
    パイロット信号混合手段と、 前記パイロット信号の混合された変調された信号を磁気
    記録媒体に適した磁化信号として形成する記録制御手段
    と、 前記磁気記録媒体から再生された磁化信号を伝送系から
    発生した歪曲及び信号の劣化を補正したディジタル信号
    形として出力する再生制御手段と、 前記再生された磁化信号からパイロット信号を検出しキ
    ャリヤ信号の周波数を有するクロック信号を発生する搬
    送波復元手段と、 前記再生制御手段から出力される変調された信号を前記
    搬送波復元手段の復元されたキャリヤ信号により復調す
    る復調手段と、 前記復調手段の出力からコンボリュ−ション符号化され
    たデ−タをビタビ復号化して元のディジタルデ−タを出
    力する復号化手段とを備え、 前記再生制御手段が、 前記磁気記録媒体から再生される磁化信号を増幅する再
    生増幅器と、 記録の時磁気チャネルの微分特性により位相がシフトさ
    れることを補償するために前記再生増幅器の出力の位相
    を変移する位相変移器と、 前記位相変移器の出力から再生信号をフィルタリングす
    る低域通過フィルタ−と、 前記低域通過フィルタ−の出力をディジタル信号形に変
    換するアナログ/ディジタル変換器と、 前記アナログ/ディジタル変換器の出力を入力し伝送系
    から発生した歪曲及び信号の劣化を補正する帯域通過等
    化器とを有することを特徴とするディジタル信号処理装
    置。
  3. 【請求項3】 ディジタル信号の磁気記録再生を行うデ
    ィジタル信号処理装置であって、 入力されるディジタル信号を多値ディジタル信号に変換
    する符号化手段と、 前記多値ディジタル信号をキャリヤ信号により直交振幅
    及び位相変調する変調手段と、 パイロット信号を発生し前記変調された信号と加算する
    パイロット信号混合手段と、 前記パイロット信号の混合された変調された信号を磁気
    記録媒体に適した磁化信号として形成する記録制御手段
    と、 前記磁気記録媒体から再生された磁化信号を伝送系から
    発生した歪曲及び信号の劣化を補正したディジタル信号
    形として出力する再生制御手段と、 前記再生された磁化信号からパイロット信号を検出しキ
    ャリヤ信号の周波数を有するクロック信号を発生する搬
    送波復元手段と、 前記再生制御手段から出力される変調された信号を前記
    搬送波復元手段の復元されたキャリヤ信号により復調す
    る復調手段と、 前記復調手段の出力からコンボリュ−ション符号化され
    たデ−タをビタビ復号化して元のディジタルデ−タを出
    力する復号化手段とを備え、 前記復調手段は、前記復元されたキャリヤ信号に当たるクロックに合わせ
    てサイン成分で表現される第1キャリヤ信号が読み出さ
    れる第3ROM、前記復元されたキャリヤ信号に当たる
    クロックに合わせてコサイン成分で表せる第2キャリヤ
    信号が読み出さ れる第4ROMよりなっている第2キャ
    リヤ信号発生器と、 前記再生制御手段から出力される変調された信号と前記
    第3ROMから出力される第1キャリヤ信号を組み合わ
    せる第4アンドゲ−ト組合せ回路、第4アンドゲ−ト組
    合せ回路の出力を加算する第4加算器組合せ回路、第4
    加算器組合せ回路の出力を一時格納する第4ラッチより
    なる第3平衡変調器と、 前記再生制御手段から出力される変調された信号と前記
    第4ROMから出力される第2キャリヤ信号を組み合わ
    せる第5アンドゲ−ト組合せ回路、第5アンドゲ−ト組
    合せ回路の出力を加算する第5加算器組合せ回路、第5
    加算器組合せ回路の出力を一時格納する第5ラッチより
    なる第4平衡変調器と、 前記第3及び第4平衡変調器の出力帯域を制限する第1
    及び第2整合フィルタ−とを有する ことを特徴とするデ
    ィジタル信号処理装置。
  4. 【請求項4】 前記復調手段の出力の信号対雑音比を改
    善するために帯域制限とクロック周波数を減少させる雑
    音除去手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至
    のいずれかに記載のディジタル信号処理装置。
  5. 【請求項5】 前記雑音除去手段は、 前記第1及び第2整合フィルタ−の出力を信号対雑音比
    を改善するためにクロック周波数を減少させる第1及び
    第2デシメ−ション器と、 前記第1及び第2デシメ−ション器の出力信号を補完す
    る第1及び第2ベ−ス帯域等化器と、 前記第1及び第2ベ−ス帯域等化器の出力を再びデシメ
    −ションしクロック周波数を減少する第3及び第4デシ
    メ−ション器とを有することを特徴とする請求項記載
    のディジタル信号処理装置。
  6. 【請求項6】 前記パイロット信号混合手段は、 キャリヤ信号の所定倍の周波数を有するパイロット信号
    を発生するパイロット信号発生器と、 前記変調手段の変調されたデ−タとパイロット信号を加
    算する第2加算器とを有することを特徴とする請求項
    乃至3のいずれかに記載のディジタル信号処理装置。
  7. 【請求項7】 前記記録制御手段は、 前記パイロット混合手段の出力をアナログ信号に変換す
    るディジタル/アナログ変換器と、 前記ディジタル/アナログ変換器の出力を増幅する記録
    増幅器と、 バイアス信号を発生するバイアス発生器と、 前記記録増幅器の出力とバイアス信号を加算する第3加
    算器とを有することを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れかに記載のディジタル信号処理装置。
  8. 【請求項8】 前記搬送波復元手段は、 前記再生制御手段の出力からパイロット信号を検出する
    帯域通過フィルタ−と、 前記帯域通過フィルタ−の出力からキャリヤ信号の周波
    数に当たるクロック信号を発生する位相同時ル−プ器と
    を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに
    記載のディジタル信号処理装置。
  9. 【請求項9】 前記記録制御手段は、 前記パイロット信号が混合され、変調された信号をアナ
    ログ信号に変換するディジタル/アナログD/A変換手
    段と、 磁気チャネルの磁化特性曲線上の線形部分を利用して記
    録するためにキャリヤ信号周波数の所定倍以上の周波数
    を有するバイアス信号を発生し、発生したバイアス信号
    を前記D/A変換手段の出力と合成し前記磁気記録媒体
    に伝送するバイアス発生手段とを有して前記磁化信号を
    形成し、 前記再生制御手段は、前記磁気記録媒体から再生される
    アナログ磁化信号を伝送系から発生した歪曲及び信号の
    劣化を補正したディジタル信号形として出力するA/D
    変換手段を備えることを特徴とする請求項1乃至3のい
    ずれかに記載のディジタル信号処理装置。
  10. 【請求項10】 ディジタル信号の磁気記録再生を行う
    ディジタル信号処理装置であって、 入力されるディジタルデ−タに同期信号を挿入し、同期
    フラグ信号を出力する同期信号挿入手段と、 前記同期信号挿入手段を通じて出力されるディジタル信
    号を多値ディジタル信号に変換する符号化手段と、 前記同期フラグを入力し前記符号化手段の符号化を制御
    する同期信号制御手段と、 前記多値ディジタル信号をキャリヤ信号により直交振幅
    及び位相変調する変調手段と、 パイロット信号を発生し前記変調された信号と加算する
    パイロット信号混合手段と、 前記パイロット信号の混合された変調された信号を磁気
    記録媒体に適した磁化信号に形成する記録制御手段と、 前記再生された磁化信号を伝送系から発生した歪曲及び
    信号の劣化を補正したディジタル信号形として出力する
    出力する再生制御手段と、 前記再生された磁化信号からパイロット信号を検出しキ
    ャリヤ信号の周波数を有するクロック信号を発生する搬
    送波復元手段と、 前記再生制御手段から出力される変調された信号を前記
    搬送波復元手段で復元されたキャリヤ信号により復調す
    る復調手段と、 前記復調された信号から同期フラグ信号を復旧する同期
    フラグ検出手段と、 前記同期フラグ信号により前記復調手段の出力からコン
    ボリュ−ション符号化されたデ−タをビタビ復号化して
    元のディジタルデ−タを出力する復号化手段とを備え、 前記符号化手段は、 前記同期信号挿入手段から出力される信号中一部ビット
    のデ−タを一時格納するバッファ−と、 前記同期信号挿入手段から出力されるデ−タからコ−デ
    ィングゲイン及びビットエラ−率を鑑みたコンボリュ−
    ションエンコ−ダ−と、 前記コンボリュ−ションエンコ−ダ−を通じた信号点間
    の関係を復号化の時コ−ディングゲインが大きくなるよ
    うに設定したマッパ−とを有し、 前記マッパ−は前記同期フラグ信号が励起レベル期間に
    ある間、前記同期信号挿入手段を通じて出力される同期
    信号を信号配列図上の原点にマッピングすることを特徴
    とするディジタル信号処理装置。
  11. 【請求項11】 ディジタル信号の磁気記録再生を行う
    ディジタル信号処理装置であって、 入力されるディジタルデ−タに同期信号を挿入し、同期
    フラグ信号を出力する同期信号挿入手段と、 前記同期信号挿入手段を通じて出力されるディジタル信
    号を多値ディジタル信号に変換する符号化手段と、 前記同期フラグを入力し前記符号化手段の符号化を制御
    する同期信号制御手段と、 前記多値ディジタル信号をキャリヤ信号により直交振幅
    及び位相変調する変調手段と、 パイロット信号を発生し前記変調された信号と加算する
    パイロット信号混合手段と、 前記パイロット信号の混合された変調された信号を磁気
    記録媒体に適した磁化信号に形成する記録制御手段と、 前記再生された磁化信号を伝送系から発生した歪曲及び
    信号の劣化を補正したディジタル信号形として出力する
    出力する再生制御手段と、 前記再生された磁化信号からパイロット信号を検出しキ
    ャリヤ信号の周波数を有するクロック信号を発生する搬
    送波復元手段と、 前記再生制御手段から出力される変調された信号を前記
    搬送波復元手段で復元されたキャリヤ信号により復調す
    る復調手段と、 前記復調された信号から同期フラグ信号を復旧する同期
    フラグ検出手段と、 前記同期フラグ信号により前記復調手段の出力からコン
    ボリュ−ション符号化されたデ−タをビタビ復号化して
    元のディジタルデ−タを出力する復号化手段とを備え、 前記符号化手段は、 前記同期信号挿入手段から出力される信号中一部ビット
    のデ−タを一時格納するバッファ−と、 前記同期信号挿入手段から出力されるデ−タからコ−デ
    ィングゲイン及びビットエラ−率を鑑みたコンボリュ−
    ションエンコ−ダ−と、 前記コンボリュ−ションエンコ−ダ−を通じた信号点間
    の関係を復号化の時コ−ディングゲインが大きくなるよ
    うに設定したマッパ−とを有し、 前記同期信号挿入手段から出力される信号の一部のビッ
    トは並列遷移するように前記マッパ−に、残りのビット
    は前記コンボリュ−ションエンコ−ダ−に選択出力する
    選択手段を更に備え、 前記同期信号制御手段は、 システムクロックを所定数で分周しマッパ−のクロック
    信号として入力する分周器と、 前記分周器の出力を再び分周し前記選択手段のクロック
    信号を出力する第1遅延素子と、 前記分周器の出力を入力し、前記同期フラグ信号をイネ
    −ブル信号として入力し前記コンボリュ−ションエンコ
    −ダ−のクロック信号を出力する第2遅延素子と、 前記同期フラグ信号を1クロック分遅延する第3遅延素
    子と、 前記同期フラグ信号と前記第3遅延素子の出力を論理積
    し前記マッパ−のイネ−ブル端子に出力する論理素子と
    を有することを特徴とするディジタル信号処理装置。
  12. 【請求項12】 ディジタル信号の磁気記録再生を行う
    ディジタル信号処理装置であって、 入力されるディジタルデ−タに同期信号を挿入し、同期
    フラグ信号を出力する同期信号挿入手段と、 前記同期信号挿入手段を通じて出力されるディジタル信
    号を、直交位相に対応するIチャネルとQチャネルの多
    値ディジタル信号に変換する符号化手段と、 前記同期フラグを入力し前記符号化手段の符号化を制御
    する同期信号制御手段と、 前記多値ディジタル信号をキャリヤ信号により直交振幅
    及び位相変調する変調手段と、 パイロット信号を発生し前記変調された信号と加算する
    パイロット信号混合手段と、 前記パイロット信号の混合された変調された信号を磁気
    記録媒体に適した磁化信号に形成する記録制御手段と、 前記再生された磁化信号を伝送系から発生した歪曲及び
    信号の劣化を補正したディジタル信号形として出力する
    出力する再生制御手段と、 前記再生された磁化信号からパイロット信号を検出しキ
    ャリヤ信号の周波数を有するクロック信号を発生する搬
    送波復元手段と、 前記再生制御手段から出力される変調された信号を前記
    搬送波復元手段で復元されたキャリヤ信号により復調す
    る復調手段と、 前記復調された信号から同期フラグ信号を復旧する同期
    フラグ検出手段と、 前記同期フラグ信号により前記復調手段の出力からコン
    ボリュ−ション符号化されたデ−タをビタビ復号化して
    元のディジタルデ−タを出力する復号化手段とを備え、 前記変調手段は、前記マッパ−から出力されるI、Qチャネルデ−タのパ
    ルス整形及び帯域制限を行う第1及び第2パルス整形フ
    ィルタ−と、 サイン成分で表現される第1キャリヤ信号が格納された
    第1ROMと、コサイン成分で表現される第2キャリヤ
    信号が格納された第2ROMとよりなる第1キャリヤ信
    号発生器と、 前記符号化手段から出力されるIチャネルのデ−タと前
    記第1ROMから出力される第1キャリヤ信号を組み合
    わせる第1アンドゲ−ト組合せ回路、第1アンドゲ−ト
    組合せ回路の出力を加算する第1加算器組合せ回路、第
    1加算器組合せ回路の出力を一時格納する第1ラッチよ
    りなる第1平衡変調器と、 前記符号化手段から出力されるQチャネルのデ−タと前
    記第2ROMから出力される第2キャリヤ信号を組み合
    わせる第2アンドゲ−ト組合せ回路、第2アン ドゲ−ト
    組合せ回路の出力を加算する第2加算器組合せ回路、第
    2加算器組合せ回路の出力を一時格納する第2ラッチよ
    りなる第2平衡変調器と、 前記第1ラッチの出力と第2ラッチの出力であるIチャ
    ネルの変調信号とQチャネルの変調信号を加算する第3
    加算器組合せ回路、前記第3加算器組合せ回路の出力で
    ある直交振幅変調された信号を一時格納する第3ラッチ
    よりなる第1加算器とを有する ことを特徴とするディジ
    タル信号処理装置。
  13. 【請求項13】 ディジタル信号の磁気記録再生を行う
    ディジタル信号処理装置であって、 入力されるディジタルデ−タに同期信号を挿入し、同期
    フラグ信号を出力する同期信号挿入手段と、 前記同期信号挿入手段を通じて出力されるディジタル信
    号を多値ディジタル信号に変換する符号化手段と、 前記同期フラグを入力し前記符号化手段の符号化を制御
    する同期信号制御手段と、 前記多値ディジタル信号をキャリヤ信号により直交振幅
    及び位相変調する変調手段と、 パイロット信号を発生し前記変調された信号と加算する
    パイロット信号混合手段と、 前記パイロット信号の混合された変調された信号を磁気
    記録媒体に適した磁化信号に形成する記録制御手段と、 前記再生された磁化信号を伝送系から発生した歪曲及び
    信号の劣化を補正したディジタル信号形として出力する
    出力する再生制御手段と、 前記再生された磁化信号からパイロット信号を検出しキ
    ャリヤ信号の周波数を有するクロック信号を発生する搬
    送波復元手段と、 前記再生制御手段から出力される変調された信号を前記
    搬送波復元手段で復元されたキャリヤ信号により復調す
    る復調手段と、 前記復調された信号から同期フラグ信号を復旧する同期
    フラグ検出手段と、 前記同期フラグ信号により前記復調手段の出力からコン
    ボリュ−ション符号化されたデ−タをビタビ復号化して
    元のディジタルデ−タを出力する復号化手段とを備え、 前記復調手段は、前記復元されたキャリヤ信号に当たるクロックに合わせ
    てサイン成分で表現される第1キャリヤ信号が読み出さ
    れる第3ROM、前記復元されたキャリヤ信号に当たる
    クロックに合わせてコサイン成分で表現される第2キャ
    リヤ信号が読み出される第4ROMよりなる第2キャリ
    ヤ信号発生器と、 前記再生制御手段から出力される変調された信号と前記
    第3ROMから出力される第1キャリヤ信号を組み合わ
    せる第4アンドゲ−ト組合せ回路、第4アンドゲ−ト組
    合せ回路の出力を加算する第4加算器組合せ回路、第4
    加算器組合せ回路の出力を一時格納する第4ラッチより
    なる第3平衡変調器と、 前記再生制御手段から出力される変調された信号と前記
    第4ROMから出力される第2キャリヤ信号を組み合わ
    せる第5アンドゲ−ト組合せ回路、第5アンドゲ−ト組
    合せ回路の出力を加算する第5加算器組合せ回路、第5
    加算器組合せ回路の出力を一時格納する第5ラッチより
    なる第4平衡変調器と、 前記第3及び第4平衡変調器の出力の振幅及び位相補正
    する第1及び第2低域等化器とを有する ことを特徴とす
    るディジタル信号処理装置。
  14. 【請求項14】 前記同期フラグ検出手段は、 前記第1及び第2低域等化器を通じて出力されるI、Q
    チャネルデ−タを固有の同期パタ−ンデ−タとして予め
    設定された同期フラグ基準値と比べる比較手段と、 前記比較された値から同期信号の載せられた特定デ−タ
    とこれと隣接した所定数のデ−タを検出する検出手段
    と、 同期フラグ信号の周期分カウントし同期フラグ信号の励
    起状態が始まる点と終わる点を検出して同期フラグ信号
    を出力するカウント手段とを有することを特徴とする請
    求項13記載のディジタル信号処理装置。
  15. 【請求項15】 前記復号化手段は、 前記第1及び第2低域等化器から復調されたI、Qチャ
    ネルデ−タの各ブランチに対する評価量を計算するブラ
    ンチ評価量計算回路と、 時間上で示したトレリス図上の各状態によるブランチ評
    価量値を比較し評価量の一番小さい値を選択する加算器
    /比較器/選択器回路と、 前記加算器/比較器/選択器回路の出力を格納する状態
    メモリと、 前記加算器/比較器/選択器回路から各状態による生存
    パスに対する情報を復号するノントレ−スパスメモリと
    を有することを特徴とする請求項13記載のディジタル
    信号処理装置。
  16. 【請求項16】 前記復号化手段は前記同期フラグ検出
    手段から検出された同期フラグ信号により制御され、こ
    の同期フラグ信号が“励起”レベルの状態の間は前記ノ
    ントレ−スパスメモリの値が出力されないようにして元
    の同期デ−タを復号することを特徴とする請求項15
    載のディジタル信号処理装置。
  17. 【請求項17】 前記パイロット信号混合手段は、 キャリヤ周波数と同期化させ復調を容易にするパイロッ
    ト信号を発生するパイロット信号発生器と、 前記変調器の変調されたデ−タと前記パイロット信号を
    加算する第2加算器とを有することを特徴とする請求項
    10乃至16のいずれかに記載のディジタル信号処理装
    置。
  18. 【請求項18】 前記記録制御手段は、 前記パイロット信号混合手段の出力をアナログ信号に変
    換するD/A変換器と、 磁気チャネルの非線形特性を考慮し磁化特性曲線の線形
    部分を利用するためのバイアス信号を発生するバイアス
    信号発生器と、 前記D/A変換器の出力と前記バイアス信号発生器のバ
    イアス信号を加算する第3加算器とを有することを特徴
    とする請求項10乃至16のいずれかに記載のディジタ
    ル信号処理装置。
  19. 【請求項19】 前記再生制御手段は、 前記磁気記録媒体から再生される信号をアナログ/ディ
    ジタルA/D変換するA/D変換器と、 再生信号に対する磁気チャネルの微分特性による位相補
    正及び信号の振幅減衰を補正する再生等化器とを有する
    ことを特徴とする請求項10乃至16のいずれかに記載
    のディジタル信号処理装置。
  20. 【請求項20】 前記搬送波復元手段は、 前記再生された磁化信号からパイロット信号の載せられ
    た周波数帯域を検出する帯域通過フィルタ−と、 前記帯域通過フィルタ−の出力からキャリヤ信号と同一
    の周波数を有するクロック信号を検出する位相同期ル−
    プより構成される搬送波再生器とを有することを特徴と
    する請求項10乃至16のいずれかに記載のディジタル
    信号処理装置。
  21. 【請求項21】 前記記録制御手段は、 前記パイロット信号が混合され、変調された信号をアナ
    ログ信号に変換するディジタル/アナログD/A変換手
    段と、 磁気チャネルの磁化特性曲線上の線形部分を利用して記
    録するためにキャリヤ信号周波数の所定倍以上の周波数
    を有するバイアス信号を発生し、発生したバイアス信号
    を前記D/A変換手段の出力と合成し前記磁気記録媒体
    に伝送するバイアス発生手段とを有して前記磁化信号を
    形成し、 前記再生制御手段は、前記磁気記録媒体から再生される
    アナログ磁化信号を伝送系から発生した歪曲及び信号の
    劣化を補正したディジタル信号形として出力するA/D
    変換手段を備えることを特徴とする請求項10乃至16
    のいずれかに記載のディジタル信号処理装置。
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