JP3008819U - ひかる反射式ファッション 自動車ホイール - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】自動車のホイールに、反射する物を付加して視
認性をよくし、交通事故を防ぐ。あわせてファッション
性を高める。 【構成】ホイールに反射塗料や、反射テープを付加し、
いろいろなひかりに反射させ、自動車を早く発見するも
のと、ファッション性を持った、ひかる反射式ファッシ
ョン自動車ホイール４である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

夜間、路地から道路に進入しようとする車に、びっくりすることがある。特に 濃い色の車体は発見し難い。接近して相手の動きが確認出来るまでに、時間が掛 かり危険である。そこでホイールに、ひかる効果を付加し、自車の前照灯でホイ ールを反射させ、発見を早くして相手の動きを確認すれば良い。又、いろいろの 光に反射する特性を利用し、ファッション性がある、動くファッションホイール である。

【０００２】

【従来の技術】

自転車に小さな反射板を取り付けて、自転車の位置を知らせる部品が有るが、 本考案は、ファッション性をもたせた、ファッションホイールであり、それとは 違する。又、その反射板を自動車に取り付ける事が出来ない。夜間、街の中で走 れば、煌めいて美しく、郊外では暗闇の中で前輪ホイール全体、後輪ホイール全 体がひかり、車幅灯や前照灯、ナンバー灯が見えなくても確認できる。又、ファ ッションホイールを自転車に取り付けることはできない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

夜間に路地や車庫から、道路に進入しようとする車の発見が遅れ、びっくりす る事がある。この場合相手の車の色が濃いほど多い。相手の車の光が見えず、接 近して発見する為である。そこで本考案の、ファッションホイールを、相手が装 着していたとする。自車の前照灯が届く距離に接近すると、ホイールの反射効果 が始まり、ひかって見えるために、早くから前方に車があることが確認できる。 又、動いているか、いないかも見分けることができる。ファッションホイールは 反射する特性をもち、この特性が街中でいろいろな光に反射し、ファッション性 に優れる。特に若者の自己アッピールに適し、カラフルなホイールにすることが 可能である。現在、どの車も同じ様なスタイルと色を持ち、自動車が発明されて 以来そんなに進歩してない。ファッションホイールは、時代に合ったカラフルな 自動車や、流行に合わせて調合した色で作れば、自動車に自然にマッチする。

【０００４】

【作 用】

簡単に書いた図１で説明するが、（１）は従来よりある自転車に、ネジで取り 付ける反射部品である。これは自動車には取り付かないし、ファッション性は感 じられない。（２）はホイールに取り付ける形のカバー式で、ホイールキャップ とも呼ばれる。これは鉄製のホイールにかぶせて取り付け、ファッション的に作 られた物が多いく、凹凸やディザインがし易く、価格も低く制作できる。図３の （３）はアルミホイールに多くあり、加工性が高くディザインに富む。色は白が 多く、金色とか赤色等がある。（４）は本考案のファッションホイールで、カバ ー式でも、アルミホイール式でも良い。斬新なディサインと反射カラーにより、 商品の価値と、夜間のひかるホイール効果にて、交通安全性に富み自己主張が可 能である。０００３項で述べたように、時代に合ったカラフルな色により、ファ ッション性に優れる。請求項１でも説明したように、小型のスクーターや、自動 ２輪車・大型のバスやトラックでも同じである。

【０００５】

【実施例】

簡単に書いた図３で説明すると、（５）は従来からあるホイールを装着した車 である。仮に車体色を黒色とする。（６）の車が左方向から接近して来たとする 。タイヤは黒で反射しない。ホイールは黒の車に合わせて地味な色をしていた。 （６）の車は接近して近くに来るまで発見し難い。ビックリしたり衝突したり危 険である。そこで図４の場合を考えてみよう。（７）の車に本考案のファッショ ンホイールを装着していたとする。（７）の車が路地から道路に進入を始めた。 （８）の自動車が左方向から走って来たとする。（８）の前照灯が（７）のファ ッションホイールに届き、反射がはじまる。当然（８）の運転手は反射に気づき （７）の自動車の対応を始める。びっくりして気が付くのと違い、慌てることは ない。車の衝突や、びっくりしてのハンドルの切り過ぎもなくなる。

【０００６】

【考案の効果】 最大に効果が期待できるのは、夜間の道路への進入時である。この車の前照灯 、車幅灯のひかりは左右より接近する車に届きにくい。ファッションホイールで は前照灯のひかりが届けば反射が始まり、又、ほかのひかりが届いても反射が始 まる。そのひかりは、他の運転手に届き交通安全性につながる。副産物効果とで もいえるファッション性は、反射塗料の調合によりカラフルなカラーが使える。 街の中でいろいろなひかりが反射し、煌めくひかりが美しい。よりファッション 性を追求し、自己アッピール性を表現することが可能である。部品をネジ等で取 り付けたりしたものと違い、外れて飛ぶこともなく安全である。自転車に取り付 けるネジ式の反射板は、遠心力で外れて飛ぶ危険があるが、本考案はそれとは違 する。自動車のカラーリングが発達し、必要が生まれたファッションホイールで ある。

【図面の簡単な説明】

【図１】（１）は従来から有る自転車にネジで取り付け
る反射板である。この部品にはファッション性はなく、
自動車にとりつけれない。取り付けても遠心力でネジが
緩み、飛び出して危険である。（２）はカバー式で、ホ
イールキャップと呼ばれる。

【図２】（３）はアルミホイールに多くあるタイプで、
ディザインやカットがし易く、高級品の感じが強い。
（４）は本考案のファッションホイールで、カバー式で
もアルミホイールでも、どちらでも良い。

【図３】図は分かり易くするため、昼間のように書いて
有るが、夜間として見ること。（６）は道路を走行中の
自動車、（５）は路地から道路に進入しようとする自動
車。反対車線の自動車は無いとする。

【図４】図は図３と同じ条件とする。（７）は本考案の
ファッションホイールを装着している自動車とする。
（８）は道路を走行中の自動車とする。

【符号の説明】

１ 自転車に取り付ける反射板。 ２ ホイールに取り付けるカバー式、ホイールキャップ
とも呼ぶ。 ３ アルミホイール。 ４ 本考案のファッションホイール。

フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０９Ｆ 21/04 Ｊ 7323−5Ｇ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 本考案を以下 「ファッションホイー
   ル」と称する。自動車［含む自動２輪車・原動機付自転
   車］のホイール［含むホイールに取り付ける、カバー
   式］に反射板、又は反射塗料を付加したファッションホ
   イール。