JP3008533U - 母屋受け金具 - Google Patents
母屋受け金具Info
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- JP3008533U JP3008533U JP1994012066U JP1206694U JP3008533U JP 3008533 U JP3008533 U JP 3008533U JP 1994012066 U JP1994012066 U JP 1994012066U JP 1206694 U JP1206694 U JP 1206694U JP 3008533 U JP3008533 U JP 3008533U
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- JP
- Japan
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- purlin
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、たるきと母屋を直角状に当接させ
るために、母屋と小屋づかとを連結する受け金具を提供
することを目的とするものである。 【構成】 本考案は、断面コ字形状の母屋受け部２と小
屋づか受け部３とから構成されると共に、同母屋受け部
２と小屋づか受け部３をその基部から突設される連結部
４、４’によって角度自在な状態で連結可能とした機構
とするものである。
るために、母屋と小屋づかとを連結する受け金具を提供
することを目的とするものである。 【構成】 本考案は、断面コ字形状の母屋受け部２と小
屋づか受け部３とから構成されると共に、同母屋受け部
２と小屋づか受け部３をその基部から突設される連結部
４、４’によって角度自在な状態で連結可能とした機構
とするものである。
Description
【０００１】
本考案は和小屋の小屋組みにおいて、母屋と小屋づかとを連結する受け金具に 関するものである。
【０００２】
従来より和小屋の小屋組みにおいては、図６および図７にそれぞれ示すように 、小屋ばりａ上に、むなづかｂおよび小屋づかｃを立設し、同むなづかｂ上にむ な木ｄおよび小屋づかｃ上に母屋ｅをそれぞれ渡設し、同むな木ｄおよび母屋ｅ 上にたる木ｆを渡設する組立構造とするものである。
【０００３】
しかしながら今日では和小屋建築での洋風化が進み、図８に示すように母屋ｅ の両側端部分を破風板ｇによって覆設することが多い。この場合、破風板ｇ幅を 越える母屋ｅ部分を切り取っているのが現状であり、屋根の勾配角度が大きいほ ど母屋ｅの切り取り部分が大きくなり、母屋ｅの強度が低下する問題がある。 そこで本考案では上記問題点を解消するために、小屋づかと母屋との間に、母 屋とたる木とを面接触とするための受け金具を提供することを目的とするもので ある。
【０００４】
本考案の上記目的は次の如き構成に受け金具によって達成できる。即ちその要 旨は断面コ字形状の母屋受け部と小屋づか受け部とから構成されると共に、該母 屋受け部と小屋づか受け部をその基部から突設される連結部によって角度自在な 状態で連結可能としたことを特徴とする母屋受け金具である。
【０００５】
本考案は図４に示すように、小屋づかＡの先端に小屋づか受け部３を装着し、 母屋受け部２に母屋Ｂを装着する。 そしてたるきＣに対して母屋Ｂが直角状、即ち面接触に当接するように角度調 整用長穴７によって連結部４、４’の角度を調整して締結用ボルト８、８によっ て欽締連結するものである。 したがって図５に示すように、破風板Ｄによって母屋Ｂ端面を覆設する場合に は、たるきＣに対して母屋Ｂが直角状に当接しているために、最小限度の幅、即 ち母屋Ｂ幅の破風板Ｄによって覆設が可能となる。
【０００６】
以下本考案の係る母屋受け金具を、その実施例を示す図面を参酌し乍ら詳述す る。 図１に示すように、受け金具本体１は、断面コの字形状の母屋受け部２および 小屋づか受け部３とから構成されるものである。 そこで図２および図３にそれぞれ示すように、上記母屋受け部２および小屋づ か受け部３の基部より連結部４、４’が突設され、一方の連結部４に雌ねじ穴５ 、５が貫設され、他方の連結部４’にはボルト挿通穴６および角度調整用長穴７ が貫設されるものである。
【０００７】 そして図１に示すように、締結用ボルト８、８によって母屋受け部２および小 屋づか受け部３を互いに連結する機構とするものであり、上記角度調整用長穴７ 周縁部に刻設された角度調整用目盛り９によって上記母屋受け部２を任意の角度 にて連結できる機構とするものである。 又上記母屋受け部２および小屋づか受け部３には、複数の釘穴１０、１０、・ ・を穿孔するものである。
【０００７】
以上述べて来た如く本考案によれば、受け金具によって母屋をたるきに対して 、直角状に当接することができ、母屋幅の破風板による覆設が可能となる。 従って従来のように母屋を切る取る作業が省略されると共に、母屋の強度が維 持され、更にはたるきに係る荷重も分散されることになる。
【図１】本考案の全体説明図である。
【図２】本考案の母屋受け部の説明図である。
【図３】本考案の小屋づか受け部の説明図である。
【図４】本考案の使用状態を示す説明図である。
【図５】本考案の作用説明図である。
【図６】従来の小屋組みの斜視図である。
【図７】従来の小屋組みの正面説明図である。
【図８】従来の小屋組みにおける破風板取り付けの説明
図である。
図である。
１ 受け金具本体 ２ 母屋受け部 ３ 小屋づか受け部 ４ ４’連結部 ５ 雌ねじ穴 ６ ボルト挿通穴 ７ 角度調整用長穴 ８ 締結用ボルト
Claims (1)
- 【請求項１】 断面コ字形状の母屋受け部と小屋づか受
け部とから構成されると共に、該母屋受け部と小屋づか
受け部をその基部から突設される連結部によって角度自
在な状態で連結可能としたことを特徴とする母屋受け金
具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1994012066U JP3008533U (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 母屋受け金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1994012066U JP3008533U (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 母屋受け金具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3008533U true JP3008533U (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=43144354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1994012066U Expired - Lifetime JP3008533U (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 母屋受け金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3008533U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020073763A (ja) * | 2016-10-18 | 2020-05-14 | 一建設株式会社 | 取付金具および屋根 |
-
1994
- 1994-09-02 JP JP1994012066U patent/JP3008533U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020073763A (ja) * | 2016-10-18 | 2020-05-14 | 一建設株式会社 | 取付金具および屋根 |
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