JP3008357B2 - 座標検出装置 - Google Patents

座標検出装置

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JP3008357B2
JP3008357B2 JP22659890A JP22659890A JP3008357B2 JP 3008357 B2 JP3008357 B2 JP 3008357B2 JP 22659890 A JP22659890 A JP 22659890A JP 22659890 A JP22659890 A JP 22659890A JP 3008357 B2 JP3008357 B2 JP 3008357B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、指示器により指示された位置の座標を検出
する座標検出装置に関する。
〔従来の技術〕
座標検出装置は、多数の導線が所定の態様で布線され
たタブレット、このタブレット上の任意の位置を指示す
る指示器、この指示器から交番磁界を発生させる励磁回
路、タブレットの導線から出力される誘導電圧を処理す
る検出回路、および検出回路の出力に基づいて座標値を
演算しかつ種々の制御を行う演算制御部で構成されてい
る。
このような座標検出装置においては、座標値を高精度
で検出するため、演算制御部に、一旦検出した座標値に
対して所要の補正処理を行う補正手段が設けられてい
る。この補正手段による処理のいくつかを以下に例示す
る。
演算制御部による座標値の演算は極めて高速で実行さ
れる。したがって、指示器が通常の移動速度で移動して
いる場合には、一つの指示点について複数回の座標値演
算がなされる。ところが同一指示点であるにもかかわら
ず、算出された座標値が異なる(データがふらつく)い
わゆるジッターが生じる。この現象に対して、算出され
た全ての座標値を平均化する演算により座標値の補正が
行われる。
又、タブレット上の位置によっては、真値から微小の
ずれをもって座標値が算出される場合がある。即ち、例
えば指示器で直線が引かれても算出された座標値は微小
なウネリをもつこととなる。これに対処するため、演算
制御部には予め各指示点の誤差テーブルが格納されてお
り、座標値が算出されると誤差テーブルとの対照が実行
され、これにより座標値の補正が行われる。
さらに、座標検出装置は温度により座標値の検出に影
響を受ける。このため、座標検出装置には温度計が設け
られ、この温度計によって検出された温度に基づいて、
算出された座標値の補正が行われる。
このような補正手段による補正処理により、高い精度
で座標値を検出することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記座標検出装置の指示器の操作には、種々の使用態
様がある。例えば、精密地図の読取り等の高精度読取り
の場合には、指示器は低速度で丁寧に操作され、又、絵
や文字を描く場合等は高速度で操作される。
ところで、従来の座標検出装置では、上記補正手段に
よる補正処理に相当の時間を要し、指示器の高速度操作
に対して充分な出力点数を得ることができないという問
題があった。
本発明の目的は、上記従来技術における課題を解決
し、高い精度を保持しつつ、しかも指示器の高速度操作
に対しても充分に対処することができる座標検出装置を
提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明者等は種々検討の
結果、指示器が高速度で操作される場合には必ずしも高
精度を必要としないという事実に着目し、この場合の補
正処理を省略するようにしたものである。即ち、本発明
は、座標入力用のタブレットと、このタブレット上の入
力点を指示する指示器と、この指示器により入力点が指
示されたとき前記タブレットの出力に基づいて当該入力
点の座標値を演算する座標値演算手段と、この座標値演
算手段により演算された座標値を補正する座標値補正手
段と、この座標値補正手段により補正された座標値を出
力する座標値出力手段と、を備えた座標検出装置であっ
て、前記指示器の移動に伴う座標値を複数検出し、前記
複数検出した座標値の平均値を演算して前記指示器の移
動速度を演算し、この演算された速度が所定値以上のと
きには前記座標値補正手段による補正処理を実行せず
に、前記所定値以上の速度で前記指示器が移動している
間に前記タブレットからの多数の出力点を検出して座標
値として出力することを特徴とする。
〔作用〕
座標検出時、速度演算手段により指示器の移動速度を
演算する。この速度は、予め定められた設定値と比較さ
れ、設定値未満の場合には座標値補正手段による処理を
行って座標値を出力する。又、指示器の速度が設定値以
上である場合には、座標値補正手段による補正を省略
し、直ちに座標値を出力する。
〔実施例〕
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明の実施例に係る座標検出装置のブロッ
ク図である。図で、1はタブレット、2は指示器、3は
指示器2から交番磁界を発生させるための励磁回路、4
はタブレット2から出力された誘導電圧を処理する検出
回路、5は検出回路4の出力に基づいて所要の演算、制
御を行う演算制御部である。本実施例が従来装置と異な
るのは演算制御部の構成のみであり、その他の構成は従
来のものと同じである。
次に、本実施例の演算制御部の動作を第2図に示すフ
ローチャートを参照して説明する。先ず、座標検出開始
時、従来の手段と同様に検出回路4の電圧により、指示
器2が座標検出可能な程度にタブレット1に近接してい
るか否かがチエックされる(第2図に示す手順S1)。座
標検出可能である場合には、指示器2の移動速度が検出
される(手順S2)。この検出は、座標値(補正処理前の
座標値)を複数検出しそれらの平均値を演算することに
より行われる。そして、このような検出、演算は微小時
間内で実行される。ここで、検出された移動速度をvと
すると、速度vは、予め定められた設定値V0と比較され
る(手順S3)。設定値V0は通常の指示器の移動速度より
相当程度大きな値に設定されている。
手順S3における比較処理により、指示器の速度が高速
度でない通常の速度(v≦V0)であると判断されると、
補正手段による補正を伴う座標値演算が実行され(手順
S4)、次いで、補正された座標値が出力される(手順
S5)。一方、手順S3で指示器2の速度が高速度(v≧
V0)であると判断された場合には、補正手段による補正
を行うことなく座標値の演算が実行され、その値がその
まま出力される(手順S5)。
このように、本実施例では、指示器が高速度で移動す
る場合のみ補正手段による補正を行わないようにしたの
で、当該補正に要する時間を省くことができ、その分、
指示器が高速度で移動している間に多数の出力点を検出
することができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明では、指示器の高速度移動
時のみ、補正手段による補正を省略する補正省略手段を
設けたので、指示器の通常速度での座標検出を高精度で
行うことができるとともに、高速度では多数の出力点を
検出することができる。又、従来装置の演算制御部にお
ける手順を変更するのみであるので、格別コストを上昇
させることなくこれを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る座標検出装置のブロック
図、第2図は第1図に示す演算制御部の動作を説明する
フローチャートである。 1……タブレット、2……指示器、3……励磁回路、4
……検出回路、5……演算制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川口 享 神奈川県海老名市上今泉2100番地 日立 精工株式会社内 (72)発明者 豊増 富士彦 神奈川県海老名市上今泉2100番地 日立 精工株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−59422(JP,A) 特開 平1−209522(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/03

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】座標入力用のタブレットと、このタブレッ
    ト上の入力点を指示する指示器と、この指示器により入
    力点が指示されたとき前記タブレットの出力に基づいて
    当該入力点の座標値を演算する座標値演算手段と、この
    座標値演算手段により演算された座標値を補正する座標
    値補正手段と、この座標値補正手段により補正された座
    標値を出力する座標値出力手段と、を備えた座標検出装
    置であって、 前記指示器の移動に伴う座標値を複数検出し、前記複数
    検出した座標値の平均値を演算して前記指示器の移動速
    度を演算し、 この演算された速度が所定値以上のときには前記座標値
    補正手段による補正処理を実行せずに、前記所定値以上
    の速度で前記指示器が移動している間に前記タブレット
    からの多数の出力点を検出して座標値として出力する ことを特徴とする座標検出装置。
JP22659890A 1990-08-30 1990-08-30 座標検出装置 Expired - Lifetime JP3008357B2 (ja)

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