JP3008195U - 歯科用内視鏡 - Google Patents

歯科用内視鏡

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JP3008195U
JP3008195U JP1994012034U JP1203494U JP3008195U JP 3008195 U JP3008195 U JP 3008195U JP 1994012034 U JP1994012034 U JP 1994012034U JP 1203494 U JP1203494 U JP 1203494U JP 3008195 U JP3008195 U JP 3008195U
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JP
Japan
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endoscope
barrel
double
photoconductor
mirror plate
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Application number
JP1994012034U
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Inventor
恵信 平山
卓司 中村
Original Assignee
卓司 中村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】歯科医師が使用する内視鏡に、照明を付けて診
察や治療がしやすく、又伝染性疾患を防止するために、
内視鏡胴部を使い捨て的な使用ができるように取り外
せ、且つ内視鏡を両面とし、内視鏡の仰角が自由に調節
加減ができる構造を備えた内視鏡であり、医師側には使
い易い機能を提供し、患者側には安心と信頼を提供する
内視鏡を考案した。 【構成】内視鏡の鏡胴部分に光伝導体を埋設し、電池と
電球を内蔵した電池ケースより、内視鏡胴部分が簡単に
挿着、取外しが可能な構造とし、且つ異なった倍率の鏡
を背中合わせにした両面鏡板を有し、両面鏡板の仰角調
整は継ぎ手球体によって、自由に出来るようにしたもの
で、取扱いが簡単で、安価に、又多量に供給が可能な内
視鏡である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、歯科医等で使用する内視鏡に関する考案である。
【0002】
【従来の技術】
従来、歯科医等で使用していた内視鏡は通常、図4に示す構造のもので、(A )は正面図、(B)は側面図を示したもので、内視鏡胴20の一端に円形の鏡2 1が、所定の角度をもって取り付けてあり、口中の歯の裏側等、直視できない部 分の診察、治療に適するものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の内視鏡は、患者が椅子に腰かけた状態や、診察椅子で仰向けの状態等、 患者の診察、治療姿勢によっては照明の照射が適切でなく見難かった。又内視鏡 を患者治療等に使用した場合、患者毎に消毒液に短時間浸漬洗浄して、内視鏡を 反復使用していたが、近年血液による伝染性疾患等の増加により、従来の浸漬消 毒方法では、集団検診の場合や、治療によって抜歯、歯垢取り等で出血した患部 へ、直接内視鏡が接触する場合等もあり、充分な消毒洗浄が求められていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の内視鏡は、両面に鏡面を備えて使い勝手がよい構造と、鏡面の近傍を照 明によって見易くした機能と、内視鏡胴に対して鏡面角度が自由に見易い位置に 自由に操作加減ができる構造と、内視鏡胴部と照明用電池ケース部が簡単に外せ て、患者の口内で診察治療に使用した内視鏡胴部分は、使い切り的な使用ができ る構造を備えたもので、使用しやすく、患者を順次速やかに診察ができ、極めて 衛生的な内視鏡であり、安価に多量に供給ができる構造である。
【0005】
【作用】
内視鏡を両面に備え、一面を1倍率の鏡面に、他の1面を2倍率の鏡面とし、 又内視鏡面を照明する機能として内視鏡胴端部に電池ケースを設け、電池ケース 内の電球照明を、光伝導体を埋設した内視鏡胴によって、内視鏡近傍を照射して 診察を容易にする機能を有し、又内視鏡の使用後は内視鏡胴部を抜き外し、予め 消毒済みの本考案の、別の内視鏡と交換して診察をすることができる。更に内視 鏡面の角度を見易い位置に調節できる機能を有したもので、医師側には取扱い便 利な新機能を提供し、患者側には内視鏡の使い切り的使用によって患者間の血液 による感染等を完全に防止する安心感を与える内視鏡を提供することができる。
【0006】
【実施例】
本考案の内視鏡について図を参照して以下に詳述する。 図1は、本考案の内視鏡を示したもので(A)は正面図を示し、(B)は側断面 図を示した。 図2は,本考案の内視鏡胴部を電池ケースより取り外した状態を示した図であり 、(A)は内視鏡胴部を断面図で示し、(B)は電池ケースを断面図で示した。 図3は、本考案の内視鏡面部の拡大説明図であり、(A)は正面図、(B)は側 断面図を示した。又図4は、従来の内視鏡を示した。 先ず図1、図2において、内視鏡胴1の内部には、光伝導体2が、内視鏡胴1 と一体構造に埋設している、又両面鏡板3は鏡板3’と鏡板3”とを背中合わせ に張り付けた構造の両面鏡板である、該両面鏡板3の一端には、継ぎ手として球 体4が両面鏡板と一体に構成している。尚具体実施例では、光伝導体2および、 両面鏡板3、球体4は何れもアクリル樹脂を用い、鏡板3’3”の鏡面はアルミ ニューム蒸着を施して鏡を構成した。 次に電池ケースの構造について図1、図2によって説明する。電池ケース6内 には、電池7と、電球8を内蔵し、電球8の前側は、筒部11を備え、前述の内 視鏡胴1を挿入、取外しが可能な孔9を備えている。具体実施例では、電池7は 単4形の充電可能なニカド電池を使用した。尚電球8の、点灯消灯が可能なスイ ッチ、及び電池の装着用の入り口は当然装備しているが、図面上では省略をした 。 次に図3によって両面鏡面板3の仰角が自由に変えられる機構について説明を する。アクリル樹脂による鏡板3’、3”を背中合わせに張り付けて両面鏡板3 を構成し、両面鏡板3の一端には、球体4を備えている、該球体4は、内視鏡胴 1内に嵌め込まれ、内視鏡胴の端部12をカシメて、球体4は回動するが抜けな いようにしている、又光伝導体2の、先端部10は、前記球体4の球曲面に合わ せた凹曲面となって、球体4は、内視鏡胴端部12と、光伝導体端部2の先端部 10によって支えられ、図3(B)の両面鏡板3が、θ角度の仰角と、回動が自 由に調節が出来るように保持をしている。尚内視鏡胴1の、端部12の、外周の 一部13は切欠きになって、仰角をθ度以上に傾けたい場合には、両面鏡板3を 回動して、この切欠きに合わせて傾ければ内視鏡胴軸1に対して、両面鏡板3は 直角にまで傾けることができる。即ち球体4は、光伝導体2よりの照明光を両面 鏡板3に伝導する目的と同時に、内視鏡胴1に対して両面鏡板3の角度や方向を 調節加減する目的をも有している。 本考案の内視鏡は、以上の如き構造としたもので、内視鏡による診断、治療の 場合には、電池ケース6に、内視鏡胴1を挿入固着して、図1の如く一体構造と し、電球8の照明を、球体4を介して両面鏡板3の鏡面近傍を照明して診断治療 を行い易くする。更に患者が替わって診察する場合には、電池ケース6より、内 視鏡胴部1を引き抜いて外し、予め消毒準備されている本考案の別の内視鏡胴1 を、電池ケース6の、筒部11の、孔9に装填して使用する。
【0007】
【考案の効果】
以上の如く本考案の内視鏡は照明が付き、内視鏡面の角度を変える事ができ、更 に両面を鏡面としている、更に内視鏡胴部を交換しつつ診察ができるので、患者 間の血液感染の憂いを皆無にするために、使い切り的な使用が出来るように、内 視鏡胴部を多数準備可能なように、内視鏡胴部の構造を簡単に、安価に、大量に 供給ができるものとした衛生的な診察補助器具である。 用途としては、学校、企業、団体等の集団検診や、患者数の多い総合病院等で使 い切り的な使用をして効果がある。又患者側としても、患者間の口内感染の憂い を皆無にして、安心信頼できる治療が受けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)(B)は、本考案の内視鏡と、電池ケー
スを一体にして、使用状態とした構造を示した。
【図2】は、内視鏡胴部と電池ケースを分離した状態を
示し、(A)は、内視鏡部、(B)は、電池ケースを示
した。
【図3】は、両面鏡面板の構造と動作の説明図である。
【図4】は、従来の内視鏡を図示した。
【符号の説明】
1 内視鏡胴部 2 光伝導体 3 両面鏡板 3’3” 鏡板 4 球体 6 電池ケース 7 電池 8 電球 9 孔 11 筒部 12 光伝導体端部 13 切欠き

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内視鏡胴内に光伝導体を埋設し、内視鏡胴
    端面の電池および電球を装着したケースの電球の照射光
    を、光伝導体によって内視鏡の鏡面近傍を照明する構造
    を備え、且つ内視鏡胴部をケースより着脱、交換可能な
    構造を備え、且つ内視鏡面を両面に備えたことを特徴と
    した内視鏡。
  2. 【請求項2】両面に鏡面を備えた内視鏡において、鏡胴
    内に光伝導体を埋設し、内視鏡胴端面の電池および電球
    を装着したケースの電球の照射光を、光伝導体によって
    内視鏡の鏡面近傍を照明する構造を備え、且つ内視鏡胴
    部をケースより着脱、交換可能な構造を備えた内視鏡に
    おいて、内視鏡胴軸に対して鏡面の角度加減を行わしむ
    る継ぎ手球体を有したことを特徴とした内視鏡。
JP1994012034U 1994-08-23 1994-08-23 歯科用内視鏡 Expired - Lifetime JP3008195U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07196172A (ja) * 1993-09-07 1995-08-01 Riedel & Soehne Ohg 容器の運搬を安全に実施するための装置
KR20200129637A (ko) * 2019-05-09 2020-11-18 주식회사 아이오바이오 치아 검진용 다용도 미러

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07196172A (ja) * 1993-09-07 1995-08-01 Riedel & Soehne Ohg 容器の運搬を安全に実施するための装置
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