JP3309152B2 - 気管チューブ挿管用内視鏡 - Google Patents
気管チューブ挿管用内視鏡Info
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Description
学観察しながら気管内に気管チューブを挿入する気管チ
ューブ挿管用内視鏡に係り、特に事故や災害による怪我
や急な発病等で緊急に気道を確保する必要が生じた患者
に対して、安全、確実かつ迅速に気管内に気管チューブ
を挿入することができる気管チューブ挿管用内視鏡に関
する。
入する場合は、図11に示すように患者の口腔101を
喉頭鏡102で押し開き、喉の奥を見ながら気管チュー
ブ103を挿入していた。しかしながら喉頭鏡102は
硬質のものであり、口を開き喉の奥を照らすだけのもの
であるから、気管チューブ103を挿入する場合に挿入
部位を十分に目視確認できない場合がある。すなわち、
経口挿管の場合には通常口腔内の声門を直視して行う
が、通常の姿勢では解剖学的に声門を直視することがで
きない。このため図11に示すように喉頭鏡102のブ
レードで舌根部を押さえ、頭部を後屈させて声門を直視
する。
や外傷、小口症、口唇の腫瘍や損傷などがある場合には
開口が困難である。また口腔内や咽喉の腫瘤、歯牙異
常、顔面外傷などがある場合には、喉頭鏡のブレードの
挿入が困難である。また患者が短頸や肥満であったり、
頸椎に炎傷や損傷がある場合には、頭部を後屈させるこ
とが困難である。さらに口蓋裂、小顎、巨舌、上顎異常
がある場合には、喉頭鏡のブレードで舌を圧排し舌根部
を押さえることが困難である。
内への挿入が困難となるため、従来はそれぞれの因子に
合わせて喉頭鏡のブレードを交換したり、場合によって
は感触に頼って盲目的に挿管を試みたりしていた。この
ため気管内へ気管チューブを安全、確実、迅速に挿入で
きないという問題があった。
気管チューブの内空に内視鏡の人体挿入部を挿通し、内
視鏡で患者の内腔を目視観察しながら気管チューブを気
管内に挿入する方法が知られている。この方法によると
咽頭部、喉頭部、気管などを目視確認できるので、安
全、確実、迅速に気管内への気管チューブの挿入を行う
ことができる。
て体腔内の観察などを行ういわゆる内視鏡と、体腔内を
照明するための照明光を発生する光源装置が別体となっ
ていて、これらをファイバで接続することで体腔内を照
明してその像を観察できるようになっている。この光源
装置は外部の電源に接続することで作動する。
た従来の内視鏡装置によると、事故や災害の現場などの
混乱した状況で使用する場合、別体で構成されている内
視鏡、光源装置及び電源をそれぞれ用意しなければなら
ず、準備が容易でない。しかも上記の状況の現場では電
源を確保することが難しい。
結した状態では、ファイバに規制されて内視鏡が使える
ような位置に光源装置を設置できなかったり、ファイバ
が邪魔になって介護活動がやりにくくなったり、あるい
は介護活動中にファイバを引っ掛けてしまい光源装置を
倒したり、内視鏡を人体に挿入中の場合は不意に引張ら
れたりして患者を傷付ける恐れもある。
用後などに内視鏡を置いておく安全な場所の確保などは
難しく、地面などに置かなければならない場合が多い。
このような場合、介護に忙しく動き回るなかで内視鏡を
踏んで破損させてしまうおそれもある。特に内視鏡の挿
入部は脆弱なものであるので、踏まれたりすると破損は
避けられず、挿入部が破損したら操作部を含めて全体を
交換しなければならず、損害が大きなものになる。
1人の怪我人に使用した内視鏡をそのまま他の怪我人に
使い回す必要が生じるが、この場合に怪我人が何等かの
病原菌を持っていると、他の怪我人に感染させるという
問題がある。感染を防止するためには内視鏡を消毒する
必要があるが、従来の内視鏡の消毒は手間と時間がかか
り、緊急の場合には対応できないという問題がある。
もので、事故や災害などにより患者に怪我が発生した
り、急に発病したりした場合などにおいても、安全、確
実かつ迅速に気管チューブを患者の気管内に挿管するこ
とができ、しかも内視鏡の挿入部の破損や汚染に対して
も、損害を小さくおさえて容易に対応することができる
気管チューブ挿管用内視鏡を提供することを目的とす
る。
に、請求項1に記載の気管チューブ挿管用内視鏡は、屈
曲可能部を有し、少くとも照明光を先端に導光する照明
光伝送用ファイバと、前記照明光により照射された被写
体の映像を外部に伝送する像伝送用ファイバと、前記屈
曲可能部の屈曲操作を行うロープとを内蔵し、気管チュ
ーブ内を通って生体の気管内に挿入される細長管状の挿
入部と;少くとも前記照明光伝送用ファイバに照射する
照明光を発生する光源部と、該光源部に電源を供給する
電源部と、前記像伝送用ファイバにより導かれた被写体
の映像を観察する接眼部と、前記ロープを緊緩するロー
プ操作機構とを有する操作部と;前記挿入部と前記操作
部とを着脱可能に連結する連結部と;を備えることを特
徴とする。
鏡は、前記挿入部の少くとも像伝送用ファイバの操作部
側端部と前記操作部の接眼部とを同軸上に配置したこと
を特徴とする。
鏡は、前記連結部は、前記挿入部の少くとも像伝送用フ
ァイバの操作部側端部を、前記操作部の接眼部方向に押
圧状態で連結する押圧部材を有することを特徴とする。
鏡においては、内視鏡の操作部に光源部と電源部とを内
蔵したので、従来別体で設けられていた光源部と操作部
とをファイバで接続する必要がなくなり、しかも電源部
を別体で用意する必要もなくなる。この結果、内視鏡の
みを用意すれば、どこでもすぐに使えるようになる。ま
た光源部に接続するファイバがないので、介護活動への
制約がなくなる。さらに挿入部と操作部とを着脱可能に
連結するようにしたので、挿入部が破損した場合にも挿
入部だけを交換すれば使用可能となり、損害を軽微にお
さえることができる。しかも多数の患者にこの内視鏡を
用いて気管チューブの挿管を行う場合にも、挿入部を交
換するだけで病原菌の感染を防ぐことができ、安全な処
置を迅速に行うことができる。
鏡においては、挿入部の像伝送用ファイバの操作部側端
部と操作部の接眼部とを同軸上に配置したので、像伝送
用ファイバにより導かれた被写体の映像を接眼部により
明確に観察することができる。
鏡においては、挿入部の像伝送用ファイバの操作部側端
部を操作部の接眼部方向に押圧する押圧部材を連結部に
設けたので、挿入部と操作部とを着脱可能に連結しても
ガタ付きがなく、映像を安定して観察することができ
る。請求項4に記載の気管チューブ挿管用内視鏡におい
ては、ロープ操作機構は鈎部を有するフックと操作部の
軸方向に進退する受部とを有し、受部は鈎部と係合し、
ロープの一端は挿入部先端に固定され他端はフックと連
結され、受部の進退により挿入部の湾曲操作を行うよう
に構成することにより、挿入部と操作部の着脱をロープ
操作機構の着脱も合わせて容易に行うことができる。
用内視鏡の実施の形態の一例を図面を参照して説明す
る。図1は本発明の実施の形態の一例の構成を示す外観
斜視図、図2は図1の内部の概略構成を示す軸方向縦断
面図である。
る内視鏡は着脱可能に連結された挿入部1と操作部2と
から構成されている。挿入部1は生体の体腔内に挿入す
る部分であり、柔軟性のある中空の細長い管状に形成さ
れており、先端には先端硬質部3が設けられ、先端硬質
部3に連続して可撓性の湾曲部4が設けられている。そ
して挿入部1の内空には像伝送用ファイバ5、照明光伝
送用ファイバ6及び湾曲操作用ロープ7が軸方向にほぼ
平行に内蔵されている。
イバ6の一端はそれぞれ先端硬質部3に貫通して形成さ
れた開口3a,3bに接続されており、ファイバ5が接
続された開口3aには結像用のレンズ8が装着されてい
る。挿入部1の後述する操作部2側の他端には、ほぼ円
筒状の接続部9が同心状に一体に取り付けられており、
接続部9の操作部2側の閉塞された端面には開口9a,
9bが貫通して形成されている。そして像伝送用ファイ
バ5及び照明光伝送用ファイバ6の操作部2側の他端
は、それぞれ開口9a,9bに接続されている。
に固定されており、他端は連結部9の周壁に形成された
孔9cを介して連結部9の外側に引き出され、連結部9
の外周に軸方向に進退可能に設けられた半円環状のフッ
ク10に連結されている。フック10の操作部2側の端
部には、後述する操作部2側のフックに係合可能な鈎部
10aが一体に形成されている。
形成されている。操作部2の内部には接眼部である接眼
光学系11、光源部である照明用ランプ12及びランプ
12に電源を供給する電源部であるバッテリ13が設け
られている。また操作部2の外周には湾曲操作用ロープ
7を緊緩させて挿入部1の湾曲部4を湾曲させるロープ
操作機構である湾曲操作部14が併設されている。
通して設けられており、光軸上に3枚のレンズ11aが
配置され、挿入部1と反対側の開口部にはファインダ1
1bが設けられている。ランプ12は挿入部1側に開口
した凹部2a内に収納されており、リード線15を介し
てバッテリ13に電気的に接続されている。またリード
線15の回路中には操作部2の外周から突出してスイッ
チ16が設けられており、スイッチ16を閉じることに
よりランプ12に電源が投入され、照明光を発するよう
になっている。バッテリ13としては乾電池または充電
式電池が用いられる。なお符号17はランプ12の光軸
上に配置され、ランプ12から発する光を凹部2aの開
口側に向って集光するレンズである。
方向に移動可能に支持された受金18と、操作部2の外
周から突出して設けられた1対のブラケット19に回動
自在に支持されたプーリ20と、プーリ20に一端が固
定されたレバー21とから構成されている。受金18の
挿入部1側の一端には鈎部18aが形成されており、挿
入部1と操作部2とを後述する方法により連結したとき
に、挿入部1側に設けられたフック10の鈎部10aと
係合するようになっている。また受金18の挿入部1と
反対側の一端にはワイヤ22の一端が連結されており、
ワイヤ22の他端はプーリ20に巻回固定されている。
そしてレバー21を回動させることにより、プーリ20
及びワイヤ22を介して受金18を軸方向に進退させ、
フック10を介してロープ7を緊緩し、それにより湾曲
部4が湾曲するようになっている。なお符号23は操作
部2の外周から突出して設けられたレバーガイドであ
り、プーリ20の回転軸を中心とした円弧状に形成され
ている。
について説明する。連結部24はほぼ円筒状に形成され
ており、操作部2の挿入部1側端部外周に形成された外
径ネジ2bに螺合する内径ネジ24aが内周に形成され
ている。連結部24の挿入部1に対向する端面には左右
1対の扇形の凸部24bが一体に設けられている。一方
挿入部1の接続部9の操作部2側の端部外周には、連結
部24の凸部24b間に挿入可能な扇形の1対の凸部9
dが一体に設けられている。また接続部9を貫通する像
伝送用ファイバ5及び照明光伝送用ファイバ6は、それ
ぞれ操作部2を貫通する接眼光学系11の孔及び照明用
ランプ12が収納された凹部2aに整合する位置にあ
る。
による気管チューブ挿管用内視鏡の使用時の手順につい
て説明する。まず挿入部1の接続部9の凸部9dに連結
部24の凸部24b間の凹部を挿入した後、接続部9の
操作部2側端面から突出した像伝送用ファイバ5及び照
明光伝送用ファイバ6の先端をそれぞれ操作部2の接眼
光学系11の孔及び照明用ランプ12の凹部2a内に挿
入する。これらの連結の位置決めはあらかじめ設定され
ており、それぞれ同一光軸上に接続される。その後連結
部24を操作部2にネジ結合し、接続部9の端面を操作
部2の端面に圧着する。このとき接続部9の凸部9dと
連結部24の凸部24bとが重なるようにしておく。
入部1を差し入れ、先端部が気管チューブ25の先端よ
り先に出るようにセットする。そして操作部2に設けた
スイッチ16を押して照明用ランプ12を点灯させる。
この状態で図3に示すように挿入部1を患者26の口腔
27から挿入し、湾曲操作部14を操作して湾曲部4を
湾曲させ、体腔内を観察しながら気管28へ挿入する。
その後に挿入部1をガイドにして気管チューブ25を気
管28へ挿入して留置し、最後に挿入部1を抜去する。
図4(a)は挿入部1の先端を口腔27から咽頭29内
に挿入した状態を示し、図4(b)は湾曲操作部14を
操作して挿入部1の先端を気管28の方向へ湾曲させた
状態を示し、図4(c)は挿入部1の先端を気管28内
に挿入し、挿入部1をガイドにして気管チューブ25を
気管28内に挿入した状態を示す。なお符号30は食道
である。
内に照明用ランプ12及びバッテリ13を内蔵したの
で、別体に設けられた場合の照明用ランプと操作部とを
接続するファイバが不要となり、しかも別体のバッテリ
を用意しなくても内視鏡だけでどこでもすぐに使用する
ことができる。また照明用ランプに接続されるファイバ
や配線コードがないので、作業への制約がなくなり、こ
れにより事故や災害での怪我や急な発病などが発生して
も、気管チューブ25の気管28内への挿管を安全、確
実、迅速かつ容易に行うことができる。
を介して着脱可能に連結するようにしたので、混乱した
現場で踏むなどして挿入部1が破損した場合でも、挿入
部1だけを交換すれば使えるようになり、損害を軽微に
済ませることができる。さらに多数の人に気管チューブ
25の挿管を行う場合にも、挿入部1を交換するだけで
病原菌などの感染の心配のない安全な処置を迅速に行う
ことができる。
部側端部と操作部2の接眼光学系11とを同軸上に配置
し、挿入部1の像伝送用ファイバ5の操作部側端部を、
押圧部材を兼ねる連結部24で操作部2の挿入部連結側
端部に押圧状態で連結するようにしたので、挿入部1と
操作部2とを強固に連結することができ、観察性能を安
定して向上させることができる。さらに操作部2を把持
する指で湾曲操作部14のレバー21を押すことによ
り、片手で操作部2の把持と湾曲部4の湾曲操作とを行
うことができ、作業性が向上する。
用内視鏡を用いることにより、図3に示すように患者2
6の頭部を後屈させることなく、気管チューブ25の気
管28内への挿管を容易に行うことができる。
は一例を示したものであり、これに限定されるものでは
ない。例えば図5及び図6に示す第2の実施の形態のよ
うに、ネジ結合する連結部24を省略し、操作部2の挿
入部側端面に円形の孔部2cを同心上に所定の深さで形
成してもよい。孔部2cの端面内周には1対の扉形の凸
部2dが対向して形成されており、凸部2dの内径は挿
入部1の接続部9の外径に等しくなっている。また接続
部9の操作部側端部外周に設けられた1対の扇形の凸部
9dは操作部側端部の凸部2d間に挿入可能の形状とな
っており、凸部2dの軸方向の厚さは周方向に徐々に厚
くなっていて、テーパ状となっている。
を操作部2の凸部2dの間に挿入し、図5に示す矢印A
方向に回転することにより、接続部9の凸部9dの厚さ
の変化に従って図6に示すよう接続部9の端面が操作部
2の孔部2cの底面に矢印Bで示す方向に押し付けら
れ、締め付け固定される。この場合各ファイバ5,6と
操作部2側の接眼光学系11及びランプ12との光軸と
をそれぞれ一致させるため、ボールプランジャなどの位
置決め機構が必要となる。
形態の構成を示す。本実施の形態では円環状の連結部3
1の両端面に内周側に突出する1対の扉形の凸部31a
を形成し、この連結部31を操作部2の挿入部側端部に
装着した。そして一端が操作部2の挿入部側端部外周に
固定された圧縮コイルスプリング32の他端は、連結部
31の操作部側凸部31aの内側の面に当接している。
1a間に挿入するときに、凸部9dに切欠部9fを形成
しておくことによりスプリング32の付勢力に抗して接
続部9を回転させ、こじ開けて挿入することができる。
挿入された後はスプリング32の付勢力により連結部3
1の外側の凸部31aが接続部9の凸部9dを矢印C方
向に押圧し、接続部9の端面9eが操作部2の端面に押
圧固定される。
の形態の構成を示す。本実施の形態は円環状の連結部2
4を削除し、操作部2側に設けられたレバー33により
挿入部1の接続部9と操作部2とを連結したものであ
る。接続部9の断面はほぼ半円形状に形成されており、
操作部2の挿入部側端面には接続部9が嵌合するほぼ半
円形状の凹部2eが所定の深さで形成されている。接続
部9の外周の平面部には矩形状の係止孔9gが形成され
ている。また操作部2の外周には凹部2eの内周の平面
部に対向して、レバー33が支軸34を介して回動可能
に取り付けられている。そしてレバー33の一端にはフ
ック33aが設けられていて、凹部2eの内周の平面部
から内側に向って突出している。またレバー33は支軸
34に装着された巻きバネ35によって矢印Dで示す方
向に回動付勢されている。
を操作部2の凹部2eに挿入すると、レバー33の先端
のフック33aが巻きバネ35の付勢力により係止孔9
gの操作部2側の一辺を押圧し、接続部9の端面を操作
部2の凹部2eの底面に押し付け固定する。
成も一例を示すものであり、これに限定されるものでな
く、他の構成であってもよい。
ーブ挿管用内視鏡によれば、内視鏡の操作部に光源部と
電源部とを内蔵したので、別体に設けられた場合の光源
部と操作部とを接続するファイバが不要となり、しかも
別体の電源部を用意しなくても内視鏡だけでどこでもす
ぐに使用することができる。また光源部に接続されるフ
ァイバや配線コードがないので、作業への制約がなくな
り、これにより事故や災害での怪我や急な病気などが発
生しても、気管チューブの気管内への挿管を安全、確
実、迅速かつ容易に行うことができる。
脱可能に連結するようにしたので、混乱した現場で踏む
などして挿入部が破損した場合でも、挿入部だけ交換す
れば使えるようになり、損害を軽微に済ませることがで
きる。さらに多数の人に気管チューブの挿管を行う場合
にも、挿入部を交換するだけで病原菌などの感染の心配
のない安全な処置を迅速に行うことができる。
端部と操作部の接眼部とを同軸上に配置し、挿入部の像
伝送用ファイバの操作部側端部を押圧部材を兼ねる連結
部で操作部の挿入部連結側端部に押圧状態で連結するよ
うにしたので、挿入部と操作部とを強固に連結すること
ができ、観察性能を安定して向上させることができる。
さらに、ロープ操作機構は鈎部を有するフックと操作部
の軸方向に進退する受部とを有し、受部は鈎部と係合
し、ロープの一端は挿入部先端に固定され他端はフック
と連結され、受部の進退により挿入部の湾曲操作を行う
ように構成することにより、挿入部と操作部の着脱をロ
ープ操作機構の着脱も合わせて容易に行うことができ
る。
形態の構成を示す分解及び連結斜視図である。
面図である。
を行う状態を示す説明図である。
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
説明図である。
イバ 6 照明光伝送用ファイバ 7 ロープ 11 接眼光学系 12 照明用ラン
プ(光源部) 13 バッテリ(電源部) 14 湾曲操作部
(ロープ操作機構) 24 連結部(押圧部材) 28 気管
Claims (4)
- 【請求項1】 屈曲可能部を有し、少くとも照明光を先
端に導光する照明光伝送用ファイバと、前記照明光によ
り照射された被写体の映像を外部に伝送する像伝送用フ
ァイバと、前記屈曲可能部の屈曲操作を行うロープとを
内蔵し、気管チューブ内を通って生体の気管内に挿入さ
れる細長管状の挿入部と; 少くとも前記照明光伝送用ファイバに照射して前記照明
光を発生する光源部と、該光源部に電源を供給する電源
部と、前記像伝送用ファイバにより導かれた被写体の映
像を観察する接眼部と、前記ロープを緊緩するロープ操
作機構とを有する操作部と; 前記挿入部と前記操作部とを着脱可能に連結する連結部
と; を備えることを特徴とする気管チューブ挿管用内視鏡。 - 【請求項2】 前記挿入部の少くとも像伝送用ファイバ
の操作部側端部と前記操作部の接眼部とを同軸上に配置
したことを特徴とする請求項1に記載の気管チューブ挿
管用内視鏡。 - 【請求項3】 前記連結部は、前記挿入部の少くとも像
伝送用ファイバの操作部側端部を、前記操作部の接眼部
方向に押圧状態で連結する押圧部材を有することを特徴
とする請求項1または2に記載の気管チューブ挿管用内
視鏡。 - 【請求項4】 前記ロープ操作機構は鈎部を有するフック
と前記操作部の軸方向に進退する受部とを有し、前記受
部は前記鈎部と係合し、前記ロープの一端は前記挿入部
先端に固定され他端は前記フックと連結され、前記受部
の進退により前記挿入部の湾曲操作を行うことを特徴と
する請求項1乃至請求項3のうちいずれか1つに記載の
気管チューブ挿管用内視鏡。
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