JP3007594U - 封筒等の緩衝性を有する袋体 - Google Patents

封筒等の緩衝性を有する袋体

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JP3007594U
JP3007594U JP1994007334U JP733494U JP3007594U JP 3007594 U JP3007594 U JP 3007594U JP 1994007334 U JP1994007334 U JP 1994007334U JP 733494 U JP733494 U JP 733494U JP 3007594 U JP3007594 U JP 3007594U
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JP1994007334U
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Inventor
哲巳 窪田
Original Assignee
株式会社コープレイ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保管等の際に嵩張らず、且つ高い緩衝性を有
する袋体を提供することを課題とする。 【構成】 表裏両片1a,1b によって袋本体1 が形成され
た緩衝性を有する袋体において、袋本体1 の両片1a,1b
の内面側に凹凸部5 が形成され、且つその両片1a,1b の
凹凸部5 が相互に嵌合可能に形成されてなることを特徴
とすることを構成上の要旨とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は緩衝性を有する袋体、たとえば封筒等に使用される袋体内に壊れやす い物品を郵送等のために収納され、該郵送時に物品に対する外部から加わる衝撃 を和らげる緩衝性を有する袋体に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、衝撃によって破損しやすい物品を輸送用に収納してする袋体としては 、図7に示すような、袋本体21の両片21a,21b の内面に気体が封入された凸部24 a,24b によって緩衝性を有するエアーキャップと称される緩衝材22が設けられた 封筒等の袋体20が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような袋体20は、緩衝材22の凸部24a,24b が両片21a,21b の内面に設けられているため、両片21a,21b を重合した際に一片21a 側の凸部24 a と他片21b 側の凸部24b とが対接し、両片21a,21b 間に不要な隙間が生じると ともに、袋本体21の厚さが厚くなり、該袋体20を保管する場合に、広い保管スペ ースを必要としていたという問題が生じていた。
【0004】 本考案は、このような問題点を解決するためになされたもので、保管等の際に 嵩張らず、且つ高い緩衝性を有する袋体を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、このような課題を解決せんとしてなされたもので、その課題を解決 するための手段は、表裏両片1a,1b によって袋本体1 が形成された緩衝性を有す る袋体において、袋本体1 の両片1a,1b の内面側に凹凸部5 が形成され、且つそ の両片1a,1b の凹凸部5 が相互に嵌合可能に形成されてなることにある。
【0006】 また、別の手段としては、表裏両片1a,1b によって袋本体1 が形成された緩衝 性を有する袋体において、袋本体1 の両片1a,1b の内面側に凹凸部5 を有する緩 衝材2 が設けられて、且つその緩衝材2 の凹凸部5 が相互に嵌合可能に形成され てなることにある。 さらに、前記緩衝材2 が合成樹脂製であることにもある。
【0007】 また、別の手段として、袋本体1 の両片1a,1b の内面側に形成された凹凸部5 が断面波形状であることにもある。
【0008】 さらに、袋本体1 の両片1a,1b 内面側に形成された断面波形状の凹凸部5 が、 袋本体1 の長手方向に対して直交して形成されてなることも別の手段である。
【0009】
【作用】
そして、このような構成からなる袋体を保管する際等の不使用時には、袋本体 1 の両片1a,1b の内面に形成された凹凸部5 が互いに嵌合可能に形成されている ため、両片1a,1b の凹凸部5 が嵌合して不要な隙間を生じることもなく、袋本体 1 の厚みを小さくすることができ、その保管スペースが少なくて済む。
【0010】 また、上記袋本体1の内面に合成樹脂からなる凹凸部5を有する緩衝材2 を使 用した場合には、一体成形によって嵌合可能な形状の凹凸部5を容易に形成する ことができる。
【0011】 さらに、波形状の凹凸部5 が形成されている場合には、袋本体1 に収納された 被包装物に対し該凹凸部が滑り止めの役割を果たし、袋本体1 内において被包装 物の不用意な移動が阻止され、従って郵送中に被包装物に対して大きな衝撃が加 わる等して破損することを防止できる。
【0012】 また、前記波形状の凹凸部5 が袋本体1 の長手方向に対して直角方向に且つ平 行に形成された場合には、特に物品が移動した場合に、大きく移動することにな り破損し易い、袋体の長手方向に物品が移動することを有効に防止できる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の実施例について図面に従って説明する。
【0014】 図1及び図2において、1は透明な合成樹脂フィルム製の両片1a,1b からなる 袋本体で、該袋本体1の両片1a,1b の内面側には、断面波形状の凹凸部5が成形 された発泡スチロールからなる緩衝材2が設けられている。
【0015】 袋本体1は矩形状の合成樹脂製フィルムを折り曲げて底部を形成し、該折り曲 げられたフィルムの両片1a,1b の両側縁部を溶着して上面に開口部3を有する袋 状に形成され、且つ袋本体1の1片1aが該開口部3から延出されて封緘片4とし て形成されている。
【0016】 前記緩衝材2の波形状の凹凸部5は、該凹凸部5の凹部5a及び凸部5bが袋本体 1の長手方向に対して直交するように複数条平行に形成されていて、図3(イ) (ロ)に示すように、前記袋本体1の両片1a,1b の内面側にそれぞれ接着剤8に よって取り付けられている。
【0017】 上記のような構成からなる袋体を封筒6として使用する場合に、該封筒6の保 管時には、図3(イ)に示すような前記袋本体1の両片1a,1b にそれぞれ接着剤 8によって取り付けられた緩衝材2a,2b の、一片側の緩衝材2aの凹部5aと他片1b 側の緩衝材2bの凸部5bを、図2及び図3(ロ)に示すように嵌合させる。 このように、両片1a,1b に取り付けられた緩衝材2a,2b を互いに嵌合させた場 合には、緩衝材2a,2b 間に不要な隙間が生じないため、封筒6の厚みが薄くなり 、嵩張らない状態で保管することができる。
【0018】 つぎに、この封筒6を使用する場合には、袋本体1の開口部3から郵送する被 包装物7を袋本体1の内部に収納し、前記封緘片4を他片1b側に折り曲げて接着 し、袋本体1を封緘する。
【0019】 このような封筒6を郵送する場合には、袋本体1内部の緩衝材2によって郵送 中に被包装物7に加わる外部からの衝撃を緩和して、内部の被包装物7を破損さ せることなく郵送することができる。
【0020】 また、袋本体1内に設けられた緩衝材2に波形状の凹凸部5が形成されている ため、特に被包装物7が移動し易い長手方向Xに対して直交する方向に凹凸部5 が形成されているため、この方向Xに被包装物7が移動することを有効に防止で き、郵送中に被包装物7が封筒6内で移動して破損することがない。
【0021】 さらに、上記の封筒6の使用後には、被包装物7を取り去った後に前記と同様 に緩衝材2同士を嵌合させてコンパクトに保管できるのである。
【0022】 尚、本実施例では合成樹脂製フィルムからなる袋本体1を使用したが、袋本体 1は例えば紙製のシート片からなるものでもよく、袋本体1の材質は上記実施例 に限定されるものではない。 また、上記実施例では合成樹脂製フィルムを折り曲げて底部を形成し、さらに 両側縁部を溶着することによって袋本体1を形成したが、例えば2枚のフィルム 片の三方側縁部を溶着して袋本体1を形成してもよく、袋本体1の形状はこれに 限定されるものではない。
【0023】 また、上記実施例では袋本体1の両側縁部を溶着することによって両片1a,1b を接着し袋状に形成したが、溶着に限らず、例えば接着剤によって両片1a,1b を 接着してもよい。
【0024】 また、上記実施例では、上面に開口部3を形成した場合に、袋本体1 が縦長と なるように形成したが、図5(イ)に示すように袋本体1を横長に形成してもよ く、袋本体1の形状は上記実施例に限定されるものではない。 この場合にも、図5(ロ)に示すように、長手方向(横方向)に対して直交す る方向に波形状の凹凸部5を形成することによって横方向Yへの被包装物7の移 動を防止できる。
【0025】 さらに、上記実施例では、袋本体1の両片1a,1b にそれぞれ緩衝材2を取り付 けたが、袋本体1に別体の緩衝材2を取り付けることなく、緩衝性のある袋本体 1に凹部5a及び凸部5bが一体形成されていてもよい。 また凹凸面5の形状も波形状ではなく、図6(イ)(ロ)に示すような互い違 いに方形状の凹部5aと凸部5bが形成されているシート片1a,1b でもよく、要は袋 本体1の内面側に嵌合可能な凹凸面5が形成されていればよい。
【0026】 このような、互い違いに凹部5aと凸部5bが形成されているシート片1a,1b を使 用した場合には、シート片1a,1b 面上のどの方向にもすべり止め効果を有するた め、被包装物7を郵送する場合に一層高い被包装物7の移動防止効果が得られる 。
【0027】 さらに、上記実施例では緩衝材2を接着剤8によって袋本体1に取り付けたが 、熱溶着等他の手段で取り付けてもよく、さらには緩衝材2の材質も上記実施例 の発泡スチロールに限定されず他の材質で形成してもよい。
【0028】 また、上記実施例では封緘片4を袋本体1の両片1a,1b の一片1aを開口部3か ら延出することによって形成したが、別体のシート片等を取り付けて封緘片を形 成してもよく、さらには封緘片4を形成しなくてもよく、封緘片のない封筒も本 考案に含まれる。
【0029】
【考案の効果】
叙上のように、本考案は、袋本体の内面に相互に嵌合可能な凹凸部を有する緩 衝性を有する袋体であるため、該凹凸部を嵌合した場合には、袋体が従来の緩衝 性を有する袋体のように嵩張ることがない。 その結果、複数枚を積み重ねた場合にも少ないスペースにコンパクトに保管す ることができる緩衝性を有する袋体が得られる。
【0030】 また、袋本体の内面に設けられた凹凸部によって、郵送等する際に袋体内で被 包装物が不用意に移動して破損すること等が防止でき、より一層緩衝性の高い袋 体を得ることができる。
【0031】 さらに、袋本体に、凹凸を有する合成樹脂製の緩衝材を取り付けて凹凸部を形 成した場合には、簡単かつ安価に嵌合可能な凹凸部を有する袋体を得ることがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例としての袋体の正面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】(イ)は袋本体を示す要部拡大断面図、(ロ)
は緩衝材を嵌合した状態を示す要部拡大断面図。
【図4】袋体内に被包装物を収納した状態を示す断面
図。
【図5】(イ)は他実施例の袋体の正面図、(ロ)は
(イ)のB−B線断面図。
【図6】(イ)は他実施例の袋体を示す要部拡大断面
図、(ロ)は他実施例のシート片を示す正面図。
【図7】従来の袋体の断面図。
【符号の説明】
1…袋本体 2…緩衝材 3…開口部 4…封緘片 5…凹凸面

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表裏両片(1a),(1b) によって袋本体(1)
    が形成された緩衝性を有する袋体において、袋本体(1)
    の両片(1a),(1b) の内面側に凹凸部(5) が形成され、且
    つその両片(1a),(1b) の凹凸部(5) が相互に嵌合可能に
    形成されてなることを特徴とする封筒等の緩衝性を有す
    る袋体。
  2. 【請求項2】 表裏両片(1a),(1b) によって袋本体(1)
    が形成された緩衝性を有する袋体において、袋本体(1)
    の両片(1a),(1b) の内面側に凹凸部(5) を有する緩衝材
    (2) が設けられて、且つその緩衝材(2) の凹凸部(5) が
    相互に嵌合可能に形成されてなることを特徴とする封筒
    等の緩衝性を有する袋体。
  3. 【請求項3】 前記緩衝材(2) が合成樹脂製である請求
    項2に記載された封筒等の緩衝性を有する袋体。
  4. 【請求項4】 袋本体(1) の両片(1a),(1b) の内面側に
    形成された凹凸部(5)が断面波形状である請求項1乃至
    請求項3のいずれかに記載の封筒等の緩衝性を有する袋
    体。
  5. 【請求項5】 袋本体(1) の両片(1a),(1b) 内面側に形
    成された断面波形状の凹凸部(5) が、袋本体(1) の長手
    方向に対して直交して形成されてなる請求項1乃至請求
    項4のいずれかに記載の封筒等の緩衝性を有する袋体。
JP1994007334U 1994-06-22 1994-06-22 封筒等の緩衝性を有する袋体 Expired - Lifetime JP3007594U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11440305B2 (en) * 2017-06-26 2022-09-13 David Paul Goodrich Embossed paper in combination with paper cushioning for shipping envelopes
US11713177B1 (en) 2019-07-31 2023-08-01 Packaging Corporation Of America Shipping mailer

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