JP3007328B1 - 電動車椅子 - Google Patents

電動車椅子

Info

Publication number
JP3007328B1
JP3007328B1 JP10245878A JP24587898A JP3007328B1 JP 3007328 B1 JP3007328 B1 JP 3007328B1 JP 10245878 A JP10245878 A JP 10245878A JP 24587898 A JP24587898 A JP 24587898A JP 3007328 B1 JP3007328 B1 JP 3007328B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
footrest
wheelchair
foot
electric wheelchair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10245878A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000070306A (ja
Inventor
正行 上手
英雄 春原
光生 堀
政善 鈴木
哲也 西平
守和 西平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP10245878A priority Critical patent/JP3007328B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3007328B1 publication Critical patent/JP3007328B1/ja
Publication of JP2000070306A publication Critical patent/JP2000070306A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handcart (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 通常走行時には楽な脚部姿勢を採ることがで
き、旋回動作の開始前にはその旋回半径を、状況に応じ
て適宜小さくできる電動車椅子の提供。 【解決手段】 車椅子の向きを静止位置で回転可能にし
た電動車椅子において、車椅子の向きを変える旋回動作
を開始する前に、座席前部から座席下部側へと足載せ台
を移動させることが可能な足載せ台移動機構を、具備す
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車椅子の向きを
静止位置で回転可能にした電動車椅子に係り、特に、通
常走行時には利用者が楽な脚部姿勢を採ることができ、
必要に応じて車椅子の回転半径を小さくできる電動車椅
子に関する。
【0002】
【従来の技術】高齢化社会を迎えつつある今日、新築さ
れる家屋は、高齢者が居住し易いように、隣接する部屋
間の境界等おける段差を無くすように工夫したり、ま
た、ホームエレベータを設置して各階間を歩いて登り降
りしないで済むように工夫したりすることが多くなる傾
向にある。
【0003】一方、高齢者には、多少歩行することが可
能であっても、現在位置からかなり離れた目的位置まで
歩行して移動することが困難であるという人も多い。
【0004】こうした状況下にあって、高齢者等の身体
的な軽度障害者が利用し易い室内用電動車椅子が要請さ
れるようになった。なお、一般的に普及している電動車
椅子の多くは、身体的な重度障害者を対象としたもので
あり、大型で小回り走行ができない構造のものになって
いる。
【0005】そこで、先に、本件出願の共同出願人であ
る株式会社ユニカムは、一対の動輪と、この動輪の前後
に各々配置するキャスタとを車体フレームに取り付け
て、車椅子の向きを静止位置で回転可能にした室内用電
動車椅子を開発し、日本義肢装具学会誌Vol.9,N
o.2(1993)に発表した。
【0006】この電動車椅子は、狭い空間内にて車椅子
の向きを変えることができ、また、車輪の直径を可及的
に小さくしているので、小回り走行が可能のものであ
る。すなわち、動輪の車軸を車体全長の略半分の位置に
取り付けると共に、左右一対の動輪を互いに反対方向へ
と回転させることで、車体中央部を中心として車椅子を
コマの様に回転させ、車体全長の略1/2の半径の円内
で車椅子の方向を例えば180度変更することができ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の室内用電動車椅子は、車椅子全体を小型化して
も、車椅子利用者の乗り心地や安全性を確保する観点で
座席及び足載せ台等については所望の形状や最小必要限
の大きさを確保せねばならないことから、車椅子の向き
を変えるのに必要な最大半径を更に小さくすることを阻
害していた。殊に、座席の足元に配置する足載せ台につ
いては、前後方向の長さを縮めても、その上に載せられ
る足のつま先位置は足載せ台から前方へとはみ出してし
まうため、回転に必要な最大半径の低減には限界があっ
た。
【0008】一方、現在の我が国においては、家屋構造
等の条件でホームエレベータの設置スペースを大きく確
保できない等の理由で、できるだけ小型のホームエレベ
ータを据え付ける傾向にある。
【0009】このため、従来の場合においては、ホーム
エレベータのエレベータ壁面と非干渉で車椅子の向きを
変えることができない場合が生じるという問題点があっ
た。
【0010】本発明は、上記問題点に着目してなされた
ものであり、その目的とするところは、通常走行時には
利用者が楽な脚部姿勢を採ることができ、車椅子の向き
を変える回転動作の開始前にはその所要最大回転半径
を、状況に応じて適宜小さくでき、殊に、足載せ台から
足のつま先が前方へはみ出している場合にあっても、車
体フレームサイズ等で定まる所期の最小半径円内におけ
る方向転換が可能で、例えばホームエレベータ等の狭小
空間における使用にも好適な電動車椅子を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1に記
載の発明は、一対の動輪と、該動輪の前後にそれぞれ配
置するキャスタとを車体フレームに取り付けて、車椅子
の向きを静止位置で回転可能にした電動車椅子であっ
て、車椅子の向きを変えるための回転動作を開始する前
に、座席足元から座席下へと足載せ台を移動させること
が可能な足載せ台移動機構を具備し、前記足載せ台移動
機構は、その開閉動作により、足載せ台を座席足元配置
状態又は座席下配置状態に拘束することと、それら各拘
束状態を解除して足載せ台を自由移動可能な状態とする
こととを選択可能なエアダンパと、座席に座った利用者
の手許操作で前記エアダンパの開閉を行なうことが可能
なエアダンパ開閉用操作子とを有する、ことを特徴とす
る電動車椅子にある。
【0012】そして、この出願の請求項1に記載の発明
によれば、車体全長の略半分の半径の円内で車椅子の向
きを変えることができると言う台車構造(動輪の前後に
キャスタを配置する構造)に起因する基本的な効果に加
えて、仮に足載せ台から足のつま先が前方へとはみ出し
ていたとしても、足載せ台それ自体を座席下へと移動乃
至後退させることにより、つま先位置も同時に後退させ
て、車体の実効全長を縮小することができ、これにより
所期の最小半径円内における方向転換が可能となる。加
えて、足載せ台の移動それ自体は利用者が足を縮める乃
至引っ込める等の自力で行うものの、これを移動後の位
置に保持乃至拘束する操作は、操作子の手許操作でエア
ダンパを作動させて行うことができ、このため、回転中
も足載せ台に対してその後退方向へと継続的に力を加え
続ける必要がなく、高齢者等でも楽に操作を行うことが
できる。さらに、足載せ台の拘束を解除する操作も、操
作レバーの手許操作でエアダンパを作動させて素速く完
了することができ、方向変更後は直ちに足載せ台を旧位
に復帰させて走行開始に遅れを生ずることもない。
【0013】この出願の請求項2に記載の発明は、前記
足載せ台移動機構が、前記車体フレームの前部に足載せ
台の基端側を枢支する枢軸を回転中心として、足載せ台
を回動させることにより、当該足載せ台を座席足元から
座席下へと移動させることが可能になされている、こと
を特徴とする請求項1に記載の電動車椅子にある。
【0014】そして、この出願の請求項2に記載の発明
によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、足載
せ台を車体フレームに対して揺動自在に枢着するだけで
あるから、車体前後方向にガイド部材を配置する場合等
に比べて、足載せ台移動機構の構成が簡素化される。加
えて、側面から見た足載せ台の移動軌跡は弧状となるた
め、利用者による足の引き込み操作と足載せ台の移動軌
跡とが略一致することにより、最小限の力で足を引き込
むだけで、座席足元から座席下まで足載せ台を移動させ
ることができる。
【0015】この出願の請求項3に記載の発明は、前記
足載せ台移動機構が、前記足載せ台の基端側を座席フレ
ームの前部に一体に取り付け、当該取り付け部位を前記
枢軸により前記車体フレームの前部に枢支することによ
り、当該枢軸を回転中心として、座席の後部を上げる回
動で座席全体を前方へ傾斜させることが可能な座席傾斜
機構を兼ねる、ことを特徴とする請求項1に記載の電動
車椅子にある。
【0016】そして、この出願の請求項3に記載の発明
によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、通常
の着座姿勢を維持しつつ体全体を前方へ傾斜させる操作
で、足載せ台を座席足元から座席下に移動させることが
でき、そのため、足載せ台を座席下へ移動している状態
にあっても、足を無理矢理折り曲げる必要はなく、足に
無理な力が掛からない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電動車椅子の好ま
しい実施形態について、図面に基づいて詳細に説明す
る。
【0018】図1は本発明にかかる電動車椅子の一実施
形態の外観を示す斜視図、図2は図1の電動車椅子の足
載せ台の座席前部(座席足元)配置状態及び座席下部側
(座席下)配置状態を示す足載せ台移動機構の動作説明
図、図3は図1の電動車椅子の足載せ台の座席前部(座
席足元)配置状態及び座席下部側(座席下)配置状態の
各場合おける車椅子の回転半径説明図である。それらの
図において、1は動輪、2は前部キャスタ、3は後部キ
ャスタ、4は座席、5は背もたれ、6は肘掛けアーム、
7は足載せ台、8は足載せ台支持材、9は車体フレー
ム、10は主リンク部材、11は補助リンク部材、12
は駆動部、13はバッテリー、14はエアダンパ、15
は足載せ台動作用枢軸、16は駆動操作部、17は駆動
操作レバー(操作子)、18はダンパ開閉用レバー、1
9,20はエアダンパ軸支用の連結部である。
【0019】この電動車椅子は、車体フレーム9の左右
両側それぞれに、主リンク部材10を介在して動輪1を
取り付け、また、この一対の動輪1の前位置で一対の前
部キャスタ2を取り付け、その後位置で補助リンク部材
11を介在して一対の後部キャスタ3を取り付けてい
る。これにより、各動輪1の回転中心間を結ぶ線上の略
中間位置を回転中心として、略車体全長の半分の半径の
円内で車椅子の向きをコマのように静止位置で回転可能
にされている。
【0020】更に、車体フレーム9の前部に足載せ台7
を支持する足載せ台支持材8の基端側を枢支する足載せ
台動作用枢軸15を回転中心として、足載せ台7を回動
させることにより、足載せ台7を座席4の前部(座席足
元)から座席4の下部側(座席下)へと移動させること
が可能な足載せ台移動機構を、エアダンパ14とエアダ
ンパ軸支用の連結部19,20とを用いて構成してい
る。即ち、この足載せ台移動機構は、連結部19により
座席4の後部にエアダンパ14の基端を取り付け、ま
た、連結部20により補助リンク部材11にエアダンパ
14のピストン軸14a先端を取り付けた構成と、前記
のように車体フレーム9の前部に足載せ台7(足載せ台
7を支持する足載せ台支持材8)の基端側を足載せ台動
作用枢軸15により軸支させた構成との組合せで、足載
せ台7を座席4前部(座席足元)から座席4下部側(座
席下)へと移動させることを可能にしている。
【0021】加えて、本実施形態では、足載せ台移動機
構は、足載せ台7の基端側を座席4の前部に一体に取り
付け、この取り付け部位を枢軸15により車体フレーム
9の前部に枢支することにより、枢軸15を回転中心と
して、座席4の後部を上げる回動で座席4全体を前方へ
傾斜させることが可能な座席傾斜機構を兼ねる構成にし
ており、また、座席4に座った利用者Pの手許操作でエ
アダンパ14の開閉を行えるように、一方側の肘掛けア
ーム6の前部にダンパ開閉用レバー18を設けている。
【0022】前述の如く、車体フレーム9の前部に足載
せ台7の基端側を枢支する枢軸15を回転中心として、
足載せ台7を回動させることにより、足載せ台7を座席
4前部(座席足元)から座席4下部側(座席下)へと移
動させることを足載せ台移動機構により行えるので、足
載せ台7を座席4下部側(座席下)へ移動させた分若し
くは足載せ台4の長さ分だけ車椅子の前後幅(全長)を
縮小化できることになり、また、利用者Pの足を足載せ
台7に載せた状態のまま利用者Pの脚部姿勢を強制的に
整えることも行えることから、車椅子の向きを変える回
転動作におけるその回転半径を、小さくしたいという要
請により確実に対処できることになる。
【0023】また、足載せ台移動機構は座席傾斜機構兼
用なので、足載せ台7を座席4前部(座席足元)から座
席4下部側(座席下)へと移動させたときに、同時に、
座席4若しくは足載せ台7の前部と座席4の背もたれ5
後部との間の前後幅(全長)を見掛け上で縮小化できる
ことになり、足載せ台7及び座席4の両方による車椅子
の前後幅(全長)の縮小を達成できる。これにより、動
輪1の位置を回転中心として車椅子の向きを変える回転
動作におけるその回転半径を、小さくしたいという要請
に次のように対処できることになる。
【0024】通常は、図2(a)に示されるように、足
載せ台7を座席4前部(座席足元)に配置し、また、座
席4を水平に配置した状態にして、車椅子を前進または
後退の方向へ走行させる走行動作と、動輪1の位置を回
転中心として車椅子の向きを変える回転動作とを行わせ
る。これらの走行動作及び回転動作は、駆動操作部16
の駆動操作レバー17を利用者Pがトグル操作すること
に応答して、バッテリー13を電源とした駆動部12が
動輪1を駆動させることににより達成される。
【0025】しかし、足載せ台7を座席4前部(座席足
元)に配置し、また、座席4を水平に配置した状態にし
たまま車椅子を回転動作させた場合には、車椅子の回転
中心から、背もたれ5の上部と足載せ台7前部との間の
前後幅の略1/2の長さが回転半径となるので、図3
(a)に示されるような回転軌跡X1を描くことにな
る。実質的には、背もたれ5から後方へはみ出した利用
者Pの頭部hと、足載せ台7から前方へはみ出した利用
者Pのつま先tとの存在により更に大きな回転軌跡X2
を描くことになる。
【0026】このため、例えば、ホームエレベータの居
住空間が回転軌跡X1を描くのが限界の場合、実質的な
回転軌跡X2を描くことになる車椅子の旋回動作は不可
能となる。よって、好ましくは回転軌跡X1よりも可成
り小さな回転軌跡X3を描く回転半径で回転可能な車椅
子であることが要求される。
【0027】そこで、本実施形態では、前記足載せ台移
動及び座席傾斜の兼用機構により図2(b)に示される
ように、足載せ台7を座席4の下部側(座席下)に配置
させ、また、座席4を傾斜配置状態にして車椅子を回転
動作させた場合、図3(b)に示されるように、回転軌
跡X3内に背もたれ5の上部及び足載せ台7前部が納ま
る。また、図2(b)に示される関係で利用者Pが前屈
みで中腰姿勢となるので、回転軌跡X3内に利用者Pの
頭部hが納まることになり、また、利用者Pの脚部姿勢
を強制的に整えることにもなるから、車椅子の向きを変
える回転動作におけるその回転半径を、小さくしたいと
いう要請により確実に対処できることになる。
【0028】また、前記足載せ台移動及び座席傾斜の兼
用機構にエアダンパ14を用いているので、エアダンパ
14を開いて足載せ台7の座席4前部(座席足元)配置
状態または座席4下部側(座席下)配置状態(同時に座
席4の水平配置状態または傾斜配置状態)を維持でき、
またエアダンパ14を閉じてそれら各状態を解除でき
る。
【0029】これにより、エアダンパ14を閉じて足載
せ台7の座席4前部(座席足元)配置状態または座席4
下部側(座席下)配置状態(同時に座席4の水平配置状
態または傾斜配置状態)を解除している際、利用者Pが
腰を浮かせて重心移動を行うだけで、足載せ台7の座席
4前部(座席足元)配置状態から座席4下部側(座席
下)配置状態への移行(同時に座席4の水平配置状態か
らその傾斜配置状態への移行)、または、その逆の移行
を選択でき、この選択後、エアダンパ14を開くだけで
足載せ台7の座席4前部(座席足元)配置状態または座
席4下部側(座席下)配置状態(同時に座席4の水平配
置状態または傾斜配置状態)を維持できる。
【0030】このため、例えば、足載せ台7を座席4前
部に配置し、また、座席4を水平に配置した状態にし
て、車椅子を走行させて、ホームエレベータに車椅子ご
と乗り込んだ後、簡単操作で座席を傾斜配置状態して車
椅子の回転動作時のエレベータ壁面との干渉を回避させ
るのに好適の状況を確保できる。
【0031】また、一方側の肘掛けアーム6の前部に
は、ダンパ開閉用レバー18を設けているので、座席4
に座った利用者Pの手許操作でエアダンパ14の開閉を
行えることになり、足載せ台7の座席4前部(座席足
元)配置状態または座席4下部側(座席下)配置状態
(同時に座席4の水平配置状態または傾斜配置状態)の
選択及びその各状態の維持を行うための操作を、利用者
P自身により容易に行えることになる。
【0032】なお、以上説明した本発明の一実施形態で
は、足載せ台移動機構は、足載せ台が一体に取り付けら
れた座席を対象に、座席全体を前方へ傾斜させる座席傾
斜機構と兼用のものしたが、本発明は、座席から分離し
て車体フレームに取り付けられている足載せ台を対象
に、車椅子の向きを変える回転動作を開始する前に、座
席前部(座席足元)から座席下部側(座席下)へと足載
せ台を移動可能に構成したものであってもよい。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、通常走行時には利用者が楽な脚部姿勢を採る
ことができ、車椅子の向きを変える回転動作の開始前に
はその所要最大回転半径を、状況に応じて適宜小さくで
き、殊に、足載せ台から足のつま先が前方へはみ出して
いる場合にあっても、車体フレームサイズ等で定まる所
期の最小半径円内における方向転換が可能で、例えばホ
ームエレベータ等の狭小空間における使用にも好適な電
動車椅子を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる電動車椅子の一実施形態の外観
を示す斜視図である。
【図2】図1の電動車椅子の足載せ台の座席前部(座席
足元)配置状態及び座席下部側(座席下)配置状態を示
す足載せ台移動機構の動作説明図である。
【図3】図1の電動車椅子の足載せ台の座席前部(座席
足元)配置状態及び座席下部側(座席下)配置状態の各
場合おける車椅子の回転半径説明図である。
【符号の説明】
1 動輪 2 前部キャスタ 3 後部キャスタ 4 座席 5 背もたれ 6 肘掛けアーム 7 足載せ台 8 足載せ台支持材 9 車体フレーム 10 主リンク部材 11 補助リンク部材 12 駆動部 13 バッテリー 14 エアダンパ 15 足載せ台移動動作用枢軸 16 駆動操作部 17 駆動操作レバー 18 ダンパ開閉用レバー 19,20 エアダンパ軸支用の連結部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀 光生 東京都杉並区高井戸東2丁目4番5号 ミサワホーム株式会社内 (72)発明者 鈴木 政善 東京都江東区亀戸2丁目6番35号 株式 会社ユニカム内 (72)発明者 西平 哲也 東京都江東区亀戸2丁目6番35号 株式 会社ユニカム内 (72)発明者 西平 守和 東京都江東区亀戸2丁目6番35号 株式 会社ユニカム内 (56)参考文献 特開 昭62−84763(JP,A) 実開 昭51−116556(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61G 5/04 501 A61G 5/04 506 A61G 5/02 508 A61G 5/02 506

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の動輪と、該動輪の前後にそれぞれ
    配置するキャスタとを車体フレームに取り付けて、車椅
    子の向きを静止位置で回転可能にした電動車椅子であっ
    て、 車椅子の向きを変えるための回転動作を開始する前に、
    座席足元から座席へと足載せ台を移動させることが可
    能な足載せ台移動機構を具備し、前記足載せ台移動機構は、 その開閉動作により、足載せ台を座席足元配置状態又は
    座席下配置状態に拘束することと、それら各拘束状態を
    解除して足載せ台を自由移動可能な状態とすることとを
    選択可能なエアダンパと、 座席に座った利用者の手許操作で前記エアダンパの開閉
    を行なうことが可能なエアダンパ開閉用操作子とを有す
    る、 ことを特徴とする電動車椅子。
  2. 【請求項2】 前記足載せ台移動機構が、前記車体フレ
    ームの前部に足載せ台の基端側を枢支する枢軸を回転中
    心として、足載せ台を回動させることにより、当該足載
    せ台を座席足元から座席下へと移動させることが可能に
    なされている、 ことを特徴とする請求項1に記載の電動車椅子。
  3. 【請求項3】 前記足載せ台移動機構が、前記足載せ台
    の基端側を座席フレームの前部に一体に取り付け、当該
    取り付け部位を前記枢軸により前記車体フレームの前部
    に枢支することにより、当該枢軸を回転中心として、座
    席の後部を上げる回動で座席全体を前方へ傾斜させるこ
    とが可能な座席傾斜機構を兼ねる、ことを特徴とする請
    求項1に記載の電動車椅子。
JP10245878A 1998-08-31 1998-08-31 電動車椅子 Expired - Fee Related JP3007328B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10245878A JP3007328B1 (ja) 1998-08-31 1998-08-31 電動車椅子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10245878A JP3007328B1 (ja) 1998-08-31 1998-08-31 電動車椅子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3007328B1 true JP3007328B1 (ja) 2000-02-07
JP2000070306A JP2000070306A (ja) 2000-03-07

Family

ID=17140155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10245878A Expired - Fee Related JP3007328B1 (ja) 1998-08-31 1998-08-31 電動車椅子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3007328B1 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000070306A (ja) 2000-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3267631B2 (ja) 車椅子
US9016715B2 (en) Mobility device
US7540565B2 (en) Lift chair
CA2208991C (en) Reduced shear assembly for recline seat back of a wheelchair
US4679849A (en) Method and an invalid chair for conveying a person having limited ability to move without heavy lifting from a sitting to a lying position
JP3557499B2 (ja) 車椅子
JP3007328B1 (ja) 電動車椅子
JPH10500043A (ja) 車椅子及び歩行器の複合体
JP3007329B1 (ja) 電動車椅子
JP3227598B2 (ja) 車椅子装置
JPS6159734B2 (ja)
JP3530713B2 (ja) 走行式座椅子
JP2004243075A (ja) 自然に立ち上がれる自力助長椅子
JP3084267B2 (ja) 電動車椅子
JP2002031169A (ja) ブレーキ機構及びこれを用いた車椅子
JP4201732B2 (ja) 車椅子
JPH1156915A (ja) 手動式電動車椅子
JP2009039529A (ja) 楽々移乗車椅子
JP2000254178A (ja) シーソー式起立補助椅子
JPH0439721Y2 (ja)
JPH0336336Y2 (ja)
JP3245809B2 (ja) 簡易車椅子
JPH0226496Y2 (ja)
JP2001340389A (ja) 入浴用車椅子
JPH08256944A (ja) 便器装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071126

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081126

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees