JP3006403B2 - ストリング式のワイパ装置 - Google Patents

ストリング式のワイパ装置

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JP3006403B2
JP3006403B2 JP6093408A JP9340894A JP3006403B2 JP 3006403 B2 JP3006403 B2 JP 3006403B2 JP 6093408 A JP6093408 A JP 6093408A JP 9340894 A JP9340894 A JP 9340894A JP 3006403 B2 JP3006403 B2 JP 3006403B2
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順一 庄司
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ストリングを払拭用部
材として用いる構造の、車両用アウトサイドミラーのワ
イパ装置において、異物の噛み込みに因るトラブルを防
止し得るように改良したワイパ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図5は従来例に係るワイパ装置を備えた
車両用アウトサイドミラーの正面外観図である。ミラー
本体4はミラーボデー3に固着され、該ミラー本体4は
ミラーボデー3を介しミラーハウジング12によって支
承されている。23はミラーベースであって車体に固定
して用いられ、このミラーベース23は上記ミラーハウ
ジング12を支承している。前記ミラーハウジング12
を貫通してワイパアーム軸21が設けられており、この
ワイパアーム軸21にワイパアーム24が取り付けられ
ている。前記ワイパアーム軸21が往復回動すると、前
記ワイパーアーム24はワイパブレード29を支持して
往復傾動し、該ワイパブレード29はミラー本体4の表
面を滑動して払拭する。図5に示した従来例のミラー用
ワイパ装置は、ワイパ作動を休止している間もワイパア
ーム24やワイパブレード29が外観に現われるので見
栄えが悪く、商品価値を低下させている。いま仮に、ミ
ラーハウジング12の上部に庇状のワイパ収納部20
(仮想線で示す)を設けると、ワイパブレード29を収
納して隠すことは出来るが、ワイパアーム24は隠せな
い。さらに、ワイパアーム24やワイパブレード29
は、ワイパ装置の構成部材のうち慣性の大きい部材であ
る。このような慣性の大きい部材を往復駆動させること
は、ノイズの発生を招き易い(ガタが有ると作動音を生
じる)。上述の不具合を解消するため、ストリング状部
材をミラー本体表面に沿わしめて滑らせ、このストリン
グ状部材によって払拭作用を行なわせることが考えられ
る。ストリング状部材は慣性が小さいので所要駆動力が
少なくて済み、かつ、ワイパ作動休止中は該ストリング
状部材をミラー本体の片隅に寄せておけばほとんど外観
を損ねない。上記ストリング式のミラー用ワイパ装置は
本出願人によって別途出願中の、未公知の考案(実願平
4−82047号・ミラー用ワイパ装置)である。説明
の便宜上、以下、先願の考案と略称する。図6は未公知
の先願に係るミラー用ワイパ装置の1実施例を示し、一
部を破断して描いた正面図である。ミラーボデー3にミ
ラー本体4が固着されている。光学的な構成要素である
反射鏡がミラーと呼ばれることもあり、上記反射鏡を用
いた組立品全体をミラーと呼ばれることも有るので、本
発明においては構成要素である反射鏡の単体をミラー本
体と呼び、組立品をミラー装置と呼んで区別する。前記
ミラーボデー3の背面側に、その周囲に位置せしめて1
個の駆動用プーリ22と3個のアイドラプーリ25が配
置されるとともに、これら計4個のプーリに、無端環状
の周回ベルト26が巻き掛けられている。前記ミラー本
体4の表面に密着せしめてストリング27が張り渡さ
れ、その一端27aはミラー本体4の縁(隠れ線で描か
れている)に接してミラー本体の裏側に回り込み、前記
周回ベルト26に取り付けられている。図7は上記実施
例におけるストリングの両端部を示す模式的な断面図で
あって、(A)は該ストリングの一端が周回ベルトに取
り付けられている状態を描き、(B)は上記ストリング
の他端がテンショナに取り付けられて張力を与えられて
いる状態を描いてある。図7(A)に示したプーリ22
は、図6について先に説明した駆動用のプーリであっ
て、伝動ベルト17を介して図外のモータによって回転
せしめられるとともに、巻き掛けられている周回ベルト
26を回転させる。該周回ベルト26に対してストリン
グ27の一端27aが固着されている。図6においてプ
ーリ22は円弧矢印a方向に回転せしめられ、これに伴
って周回ベルト26は矢印b,cのように周回せしめら
れる。該周回ベルト26に取り付けられたストリング2
7の一端27aは矢印b方向に移動せしめられて27
a′位置となる。これに伴って、実線で描いた位置のス
トリング27は鎖線で示す27′位置まで、円弧矢印d
のごとく引き回されて傾動する。図6から容易に理解さ
れるように、ストリング27(実線)の直線状部分より
も、ストリング27′(鎖線)の直線状部分の方が長
い。従って、このストリングが弛んだり引き千切られた
りしないように一定のテンションを与えるテンショナ2
8が設けられている。(このテンショナ28は、図6に
も図7(B)にも現われているが、図7(B)では中央
部を破断して切り縮めて描いてある)。上記のテンショ
ナ28は細長い空洞(管路)28aの中にストリング2
7の他端27bを引き込むように構成されている。28
bは、上記ストリング27を管路28a内に引き込む方
向の力を与えるテンショナコイルスプリングである。ス
トリング27は、上記テンショナの入口28cから引き
出されたり、該入口28cから引き込まれたりしなが
ら、ほぼ一定のテンションに保たれつつ、前記ミラー本
体4の表面に沿って滑動しつつ、これを払拭する。
【0003】前記ストリング27の一端が周回ベルト2
6に取り付けられている点(例えば図6に示した点27
a,27a′)は、周回ベルト26と共に周回する。そ
して、この点がテンショナ28cの近傍(例えば点e)
に来た時に周回ベルト26を停止させると、ストリング
27も停止し、外観に現われなくなる。その理由は、図
7(B)に示した庇状部3aに隠れるからである。ま
た、この状態でストリング27の大半の部分がテンショ
ナ28内に引き込まれ、その先端はストロークエンド2
7cに達する。点eに在ったストリングの一端27aが
周回ベルト26の回動に伴って矢印b,c方向に移動し
て点fに達するまでの間に、ミラー本体4の表面のほと
んど全部(外観に現われる区域の全部)がストリング2
7によって払拭され、拭き残し部分を生じない。
【0004】図6に示した先願の考案に係るワイパ装置
において、ストリング27にほぼ一定の張力を与えるた
めのテンショナ28は、コイルスプリング28bの圧縮
・伸長を利用している。この構成によれば、ストリング
27に与えられる張力は、コイルスプリング28bの歪
み量にほぼ比例し、該テンショナ28からストリング2
7が引き出されるに伴って張力が増加し、該テンショナ
28内へストリング27が引き込まれるに従って張力が
減少し、ストリングに与えられる張力の変動が比較的激
しい。ストリングの張力が変動すると、周回ベルト26
を回転駆動しているモータ(図外)の負荷変動を生じ、
該モータを大容量のものにしないと作動が円滑に行なわ
れない等の不具合を招く。上記の不具合(ストリングの
張力の変動)を防止するには、コイルスプリング28b
に変えてゼンマイ式のスプリングを用いると有効であ
る。すなわち、ストリング用テンショナの構成を(a)
ドラム軸によって回転自在に支承されるとともに、前記
ストリングの一端を取り付けられて該ストリングを巻き
込み,巻き出すストリング巻き取りドラムと、(b)外
周端を前記ストリング巻き取りドラムに取り付けられる
とともに、内周端を前記ドラム軸に取り付けられたゼン
マイスプリングと、より成るものとすればストリングの
張力変動が著しく軽減される。上記の構成によると、ゼ
ンマイスプリングの内周端がドラム軸に取り付けられる
とともに、該ゼンマイスプリングの外周端が巻き取りド
ラムに取り付けられているので、上記巻き取りドラムに
巻き付けられているストリングを引き出すと、ゼンマイ
スプリングが密巻きとなるように変形せしめられ、その
弾性復元力によって前記のストリングに張力を与える。
而して、コイルスプリングの長さ変化に対するスプリン
グ荷重の変化割合に比して、ゼンマイスプリングの回転
角位置変化に対するスプリング荷重の変化割合は著しく
小さいので、ストリングの巻き込み,巻き出しに伴うス
トリングに張力の変化がきわめて少なく、ほぼ一定の張
力が与えられる。従って、駆動用モータの負荷変動が少
なく、小容量の駆動モータを用いても円滑な運転を行な
うことができる。なお、上記の構成を簡略化して巻き取
りドラムを省略し、ゼンマイスプリングの外周端にスト
リングの端部を取り付けても同様の効果(張力変動の軽
減)が得られる。上記の構成(ゼンマイバネを用いたテ
ンショナ)は、本出願人によって別途出願中の未公知の
発明(特願平5−335127号・ストリング式のワイ
パ装置)である。説明の便宜上、以下、先願の発明と略
称する。
【0005】次に、図8〜図11を参照しつつ、先願の
発明の実施例について説明する。図8は先願の発明に係
るストリング式ワイパ装置の1実施例を示し、部分的に
破断して描いた正面図である。前掲の図6に示した先願
考案に係るミラー用ワイパ装置においては、周回ベルト
26を4個のプーリに巻き掛けていたが、本実施例にお
いては7個のアイドラプーリ25と1個の駆動プーリ2
2′を設けて周回ベルト26を巻き掛けてある。上記駆
動プーリ22′は、図外のモータによって回転せしめら
れる駆動歯車33aにより、中間歯車33b,33cを
経て被動歯車33dを介して回転せしめられる。上記被
動歯車33dと前記の駆動プーリ22′とは相互に同心
に固着されている。ストリング27の一端27aは周回
ベルト26に取り付けられている。そして、該ストリン
グ27の他端は、ストリング巻き取りドラム35aを備
えたストリングテンショナ35に巻き込まれて、ほぼ一
定の張力を与えられている。図9は上掲の図8に示した
実施例に設けられているストリングテンショナのC−C
断面矢視図である。払拭部材であるストリング27の一
端に継手球32cが固着され、一方、周回ベルト26に
継手ブラケット32dが取り付けられていて、該継手ブ
ラケット32dに前記の継手球32cが係着されてい
る。該ストリング27の他端付近の部分27bはストリ
ング巻き取りドラム35aに取り付けられて巻き込まれ
ている。上記のストリング巻き取りドラム35aを回転
自在に支承しているドラム軸35bは、ドラムカバー3
5cに一体連設されて、ミラーボデー3′に対して固定
されている。35eは上記ドラム軸35bに設けられた
切割りである。35dはゼンマイスプリングである。ゼ
ンマイスプリングとは、往時の機械式手巻き時計や玩具
の動力として広く用いられていたスプリングであって、
辞書にも記載されている公知の部材である。上記ゼンマ
イスプリングの内周側の端は前記の切割りに係合され、
該ゼンマイスプリングの外周側の端は前記ストリング巻
き取りドラム35aに取り付けられている。前記ストリ
ング27の他端側をストリング巻き取りドラム35aに
取り付けるに先立って、予め該ストリング巻き取りドラ
ム35aを回して、前記のゼンマイスプリング35dの
螺旋状の巻き数を増加させる方向に撓ませて(いわゆる
ゼンマイが巻かれた状態にして)おくと、該ゼンマイス
プリング35dの弾性復元力によってストリング巻き取
りドラム35aが回転せしめられ、ストリング27の他
端側付近27bを巻き込んで、ほぼ一定の張力を与える
ように作用する。図10は前掲の図9に示されている構
成部材の中で、ストリングを巻き込んで張力を与える作
用に関与する主要部材を抽出して描いた分解斜視図であ
る。そして、図11は上記実施例の作用、効果を説明す
るために示したもので、(A)は先願考案に係るストリ
ング式ワイパに用いられているコイルスプリングにおけ
るストリング巻き込み長さとストリング張力(すなわち
バネ荷重)との関係を示す図表であり、(B)は先願の
発明に用いられるゼンマイスプリングにおけるストリン
グ巻き込み長さとストリング張力(バネ荷重)との関係
を示す図表である。図11(A)に示した先願考案のコ
イルスプリングにおいては、ストリングの巻き取り長さ
の変化寸法Lによってストリング張力は図示の力F1
け変化する。ここに、F1/L はバネ定数である。こ
れに比して図11(B)に示す先願発明のゼンマイスプ
リングは、バネ定数 F2/L が小さく、ストリング
の巻き取り寸法Lが変化してもストリング張力の変化量
2は格段に小さい。すなわち、ストリング27の張力
はほぼ一定に保たれる。
【0006】(図5参照)ワイパ装置を装着する対象機
器である車両用アウトサイドミラーのマクロ的な構造
は、ミラーベース23が車体に固定されるとともに、該
ミラーベース23によってミラーハウジング12が支持
される。そして一方ではミラー本体4がミラーボデー
(ミラーホルダとも呼ばれる)3に固着されている。而
して、上記ミラーボデー3がミラーハウジング12に対
して固定的に装着されている例も有り、また、ミラーボ
デー3がミラーハウジング12によって傾動可能に支持
されるとともに、運転席からのリモートコントロールに
よって傾動操作できる例も有る。そして、先願の考案や
先願の発明に係るワイパ装置は、上記二つの方式(ミラ
ーボデー固定,ミラーボデー傾動リモートコントロー
ル)の何れにも適用することができる。何れの場合もス
トリング式ワイパ装置としての長所が有る。図12はリ
モートコントロール式のアウトサイドミラーにストリン
グ式のワイパ装置を装着した場合の、該ワイパ装置駆動
系統を示し、ミラー本体に垂直な面による断面図であ
る。ミラー本体4を固着されたミラーボデー3は球継手
2を介してミラーハウジング12により傾動可能に支承
されている。上記ミラーハウジング12内に、リモート
コントロール用の駆動部が設置される。1は該駆動部の
ハウジングである。本図12に示した22は、先に図6
について説明した駆動用のプーリであり、26は同じく
周回ベルトである。19は上記プーリ22のプーリ軸で
ある。前記駆動部ハウジング1の中には駆動モータ(図
示せず)が設置されていて、ウォーム13aを介してウ
ォームホイール13bを回転駆動する。上記のウォーム
ホイール13bは駆動軸14と一体的に連設されてい
て、この駆動軸14に対して伝動軸15が相対的に軸心
方向の摺動可能かつ軸心まわりの回転不能に連結されて
いる。上記伝動軸15は前記の駆動モータ(図示せず)
によって回転せしめられ、ユニバーサルジョイント付プ
ーリ16および伝動ベルト17を介して駆動プーリ22
を回転させる。該駆動プーリは周回ベルト26を回転さ
せる。図13は上掲の図12に鎖線円で囲んで示したA
部の詳細を示し、部分的には切断して描いた拡大図であ
る。前記のユニバーサルジョイント付プーリ16は、ミ
ラーボデー3に対して回転可能に取り付けられた回転軸
16aと、該回転軸に固着されたプーリ16bと、上記
プーリ16bに取り付けられたユニバーサルジョイント
16cとなら成り、該ユニバーサルジョイント16cは
先に図12について述べた伝動軸15に連結されてい
る。上記のプーリ16bは前掲の図12に示した伝動ベ
ルト17を巻回されて、これを駆動している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図6に示した先願の考
案に係るワイパ装置においても、また図8に示した先願
の発明に係るワイパ装置においても、周回ベルト26が
同一方向に周回動を繰り返すと、該周回ベルトが1回動
する度にストリング27が1回捩じられる。上記周回ベ
ルトが間欠的に周回動を繰り返すと、ストリングには捩
れが蓄積されてキンクを生じ、ワイパ作動が阻害され
る。このため、上記のストリング27と周回ベルト26
との接続部分に何らかの捩れ防止手段を設けなければな
らない。図14は未公知の捩れ防止手段の1例を示し、
(A)はストリングと周回ベルトとの接続部付近を部分
的に切断して描いた側面図、(B)は要部断面図、
(C)は要部分解断面図である。図14に示した例にお
いては、周回ベルト26内に凹球面座32bが埋設固着
されるとともに、ストリング27の一端に固着された球
32aが上記凹球面座32bに嵌合される。この例の捩
り防止手段を実施しようとすると、周回ベルト26を生
産する時に凹球面座32bをインサート成形した特殊任
様のベルトを用いなければならない上に、凹球面座32
bと球32aとが相対的に自在に回転できるよう高精度
に構成しなければならないので、製造コストが高価とな
る。さらに凹球面座32bと球32aとの間に異物が侵
入したり汚損したりしたとき、清浄操作が非常に困難で
あって、一般ユーザーにはメンティナンスが出来ない。
上記の不具合を解消するため、既成品の捩り戻し継手の
利用が考えられる。図15は捩り戻し継手を利用した未
公知の捩れ防止手段の1例を示し、(A)は周回ベルト
とストリングとの接続部分近傍を描いた部分切断側面
図、(B)は捩り戻し継手の拡大断面図である。
【0008】図15に示した捩り防止手段は、釣具とし
て市販されている捩り戻しを利用したものであって、そ
れぞれ継紐31d,31eを固着された一対の球31
a,31bがケース31c内に収納されて相互に回動し
得る構造である。この未公知の捩り防止手段は、大量生
産されている捩り戻しを使用するので部品コストが比較
的安価であるという長所が有る。しかし、図15(B)
に示した継紐31eを周回ベルト26に結び付けたり、
継紐31dとストリング27とを繋ぎ結びしたりする操
作は非常に細かい作業であって、高度の熟練と多大の時
間,労力とを要し、組立コストが高価になる。その上、
捩り戻し継手が1個の組立品としての大きさを有してい
るため、図15に符号Tで表わした寸法すなわちミラー
ボデーの厚さ寸法が大きくなり、薄形に構成することが
できないという不具合が有る。
【0009】本発明は上述の事情に鑑みて為されたもの
であって、組立作業性の良い簡単な構成で、メンティナ
ンスが容易で、製造コストの安い、ストリングの捩れ防
止機能を有するストリング式のミラー用ワイパ装置を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに創作した本発明のストリング式ワイパ装置における
捩れ防止機構の基本的原理を略述すると、広義の球継手
を介してストリングと周回ベルトとを接続する。ただ
し、上記広義の球継手は、球面座として針金を曲げて作
った環を用いる。さらに、上記の環を周回ベルトに取り
付け易いように、1本の針金をヘアピン状に曲げ成形し
て、その脚の部分を周回ベルトの幅方向に設けた透孔に
貫挿する。本発明においてヘアピン状とは、1本の針金
をほぼ半分に折り曲げて、中央部付近を円形にループに
成形するとともに、該1本の針金の中央部以外の部分を
互いに平行にほぼ密着させた形状、および、これに類似
する形状を総称する意である。広義の球継手の球面座を
上記のような環状にすると、これに係合する球部材は必
ずしも立体幾何学的な球であることを要しなくなり、構
造がいっそう簡単になる上に、ヘアピン状の脚の部分を
利用して該ヘアピン状の球面座を周回ベルトに取り付け
ることができる。上記のように簡略化された球継手は、
形状・寸法に高精度を要しなくなり、高精度を要しない
ので異物の噛み込みによるトラブル発生の虞れが少な
く、清浄メンティナンスも容易になる。上記原理に基づ
き本発明に係る装置の構成は、ミラー本体に固着された
ミラーボデーに複数個のプーリが配設されており、上記
複数個のプーリに無端環状の周回ベルトが巻き掛けられ
ており、上記のミラー本体の表面付近に移動可能に配置
されたストリングの一端が前記周回ベルトに取り付けら
れるとともに該ストリングの他端がテンショナに取付け
られて、繰り出し・引き込み自在に張力を与えられてい
るワイパ装置であって、 前記の周回ベルトに、該周回
ベルトの幅方向の透孔が設けられており、かつ、針金を
ヘアピン状に成形した継手環の脚部分が上記の透孔に貫
挿されるとともに、上記透孔に貫挿された継手環の脚部
分の先端が周回ベルトの側面に突出した個所に抜け止め
手段が施されており、前記ストリングの一端付近が上記
継手環のヘアピン状ループに挿通されて、その先端部に
球継手の球として作用する部材が取り付けられているこ
とを特徴とする。上記の「球継手の球として作用する部
材」とは、継手環のヘアピン状ループと係合して相対的
に回転し得る部材を言い、必ずしも回転体の部材でなく
ても良い。
【0011】
【作用】上記の構成によると、ミラー本体面を払拭する
ための部材としてストリングを用いているので、(a)
払拭部材であるストリングとミラー本体の面との接触面
積が小さい上に、従来例におけるワイパアームのように
往復動をする大形大重量部材を有しないのでワイパ装置
駆動部の駆動力が小さくて済み、(b)ワイパアームの
ように往復動する重量部材が無いので、駆動系にガタも
しくはバックラッシが有っても異音が発生する虞れが無
く、(c)払拭部材であるストリングがミラー本体の面
に対して均等に押しつけられるのでジャダーが発生し難
く、(d)ミラー本体の面が複雑な凸曲面であっても、
払拭部材であるストリングは該ミラー本体の面に順応し
て密着し、確実な払拭作用を果たし、(e)払拭部材で
あるストリングは細い部材である上に、その色調を選択
し得るので外観に目立たなくすることができる。その
上、ストリングの一端が継手環のループに挿通されて、
球継手の球として作用する部材を取り付けられているの
で自在に回転することができ、周回ベルトの周回動に追
随しつつも捩られることが無く、キンクを生じないので
作動信頼性が高く、ストリングの耐久性が高い。その
上、球面座と球との嵌合でなく、環と球に類似する部材
との係合という基本構造から成っているので、双方の部
材の形状,寸法に高精度を要せず、異物の侵入や汚損に
よって機能を阻害される虞れも無い。そして、環と球に
類似する部材との係合であるから清浄などのメンティナ
ンスが容易である。さらに、継手環は針金をヘアピン状
に成形した部材であるから製作コストが安価であり、ヘ
アピンの脚状に針金の両端付近が直線状に揃えられてい
る部分を周回ベルトの透孔に挿通して突出部に抜け止め
手段を施すことにより、別段の熟練を要せず迅速かつ容
易に該継手環を周回ベルトに取り付けることができる。
上記の抜け止め手段はヘアピン状に成形されている継手
環の脚部の先端を折り曲げるだけでも足り、構造が非常
に簡単である。また、別段の捩り戻し具を取り付ける必
要が無いのでミラーボデーの厚さ寸法を増加させる弊害
を伴わない。
【0012】
【実施例】次に、図1ないし図4を順次に参照しつつ、
本発明の実施例を説明する。図1は本発明に係るストリ
ング式ワイパ装置の1実施例を示し、(A)は周回ベル
トとストリングとの取付部付近を描いた部分切断側面
図、(B)はストリングの一端を周回ベルトに取り付け
た部分付近の斜視図、(C)はストリングの一端に継手
用の球を取り付けた状態の断面図である。図1(A)お
よび図1(B)に示すごとく、針金を曲げて形成された
継手環41が周回ベルト26に取り付けられている。そ
の詳細な構造は図2を参照して後に説明する。ストリン
グ27の一端が上記の継手環41に挿通され、その先端
に継手球42が取り付けられている。上記の継手球42
は、前記継手環41の内径よりも大きく設定されてい
る。これにより(図1(B)参照)ストリング27は図
の上方に抜けることなく、しかも円弧矢印θ方向もしく
は同θ′方向に回されても、継手球42が継手環41に
対して自由に回転できるから、該ストリング27に捩れ
を生じない。本実施例の継手球42は図1(C)に示す
ように、その中心を通る透孔42aが穿たれており、こ
の透孔にストリング27の一端が挿通され、該透孔42
aから突出した先端部がカシメられて、透孔よりも大径
のカシメ部27dが形成されている。前記の継手環41
に対して継手球42が自由に回転し得るという機能に着
目すれば、これら双方の部材の組み合わせは球継手に類
似する構成であると言うことができる。しかし、図1
(B)から容易に理解できるように、継手球42は継手
環41に対して立体的に約360度の回転をする必要が
無く、円弧矢印θ方向もしくはθ′方向に回転できれば
足りる。このため、本発明を実施する際、前記の継手球
42は必ずしも球体であることを要せず、例えば半球で
あっても、球殻であっても、円錐であっても、又これら
に類似する形状であっても良い。本発明において球継手
の球として作用する部材とは、継手環を通り抜けること
なく相対的に回転し得る部材の意である。なお、詳しく
は継手環の環形ループの中心線の回りに回転し得る部材
の意であり、必ずしも回転体でなくても良い。図2は上
掲の図1に示された実施例において継手環を周回ベルト
に取り付ける構造を説明するための図であって、(A)
は分解斜視図、(B)は組立作業途中の状態を描いた斜
視図、(C)は組立完了状態の斜視図にストリングおよ
び継手球を仮想線で付記した図であって、これら
(A),(B),(C)によって組立工程図を形成して
いる。継手環41は針金を曲げて構成され、基本的には
ヘアピン状をなしている。本例の継手環41はヘアピン
を直角に折り曲げた形になっているが、中央部を円環状
に成形してループ41aを作り、両端部付近は直線状を
なしてほぼ密着して並べて揃えられて脚41bを形成し
ている。上記継手環41の脚41bを、図2(A)に示
すように周回ベルト26に設けた透孔26aの中へ矢印
fのごとく貫挿する。上記の透孔26aは、周回ベルト
26の幅方向に形成されている。継手環の脚41bを透
孔26aに貫挿した状態(図2(B)参照)で、該脚4
1bが周回ベルトから突出した部分を矢印gのように折
り曲げて抜け止めを施す。本発明を実施する際、抜け止
め手段は任意に構成できるが、本実施例のように折り曲
げ(矢印g)ることは、迅速,,容易に施工することが
でき、しかも抜け止め効果が確実であるから好適であ
る。脚41bを折り曲げると図2(C)のようになり、
ストリング27に取り付けた継手球42と係合し得るよ
うになる。図3は上記と異なる実施例における継手球の
取付構造を示し、(A)は取付作業途中の状態を描いた
断面図であり、(B)は取付作業が完了した状態を描い
た断面図である。この実施例の継手球43の球本体43
aには、ストリング27を挿通する透孔43a1が設け
られており、かつ、バックル状の歯43dを有するレバ
ー43cがピン43bによって傾動可能に枢着されてい
る。(A)図のようにバックル状の歯43dが透孔43
1から退く方向にレバー43cを傾け、透孔43a1
ストリング27を挿通し、(B)図のようにレバー43
cを球本体43a内へ押し込む形に傾動させるとバック
ル状の歯43dがストリング27に食い込んで抜け止め
機能を果たす。このような継手球の抜け止め機構を適用
すると、図1(A)に示した組立状態を構成する際、継
手球を後組みできるので都合が良い。図4は上掲の図3
と異なる実施例における継手球の取付構造を示し、
(A)は取付作業途中の状態を描いた断面図であり、
(B)は取付作業が完了した状態を描いた断面図であ
る。この実施例の継手球44の球本体44aには、スト
リング27を挿通する透孔44a1が設けられており、
かつ、上記の透孔44a1と直角に交わらせて有底の穴
44cが穿たれている。上記有底穴44c内に、ストリ
ング挿通穴44eを有するプッシュボタン44dが挿入
されるとともに、前記有底穴44cの底面と上記プッシ
ュボタン44dとの間にコイルスプリング44fが圧縮
介装されている。これにより、プッシュボタン44dは
有底穴44cから押し出される方向に弾性力を受けてい
る。本図4の(A)図に示すように、矢印P方向の手動
操作力を加えてプッシュボタン44dを有底穴44c内
へ押し込むと、透孔44a1とが同心状に揃う。この状
態で、透孔44a1およびストリング挿通穴44eにス
トリング27を挿通し、手を放すと(B)図のようにプ
ッシュボタン44dがコイルスプリング44fによって
押し出され、前記の透孔44a1とストリング挿通穴4
4eとが段違い状に食い違い、ストリング27を挟みつ
ける。図3,図4に示した実施例の継手球はほぼ球形の
部材であるが、本発明を実施する際、非球形に構成する
こともできる。
【0013】
【発明の効果】本発明を適用すると、ミラー本体面を払
拭するための部材としてストリングを用いているので、
(a)払拭部材であるストリングとミラー本体の面との
接触面積が小さい上に、従来例におけるワイパアームの
ように往復動をする大形大重量部材を有しないのでワイ
パ装置駆動部の駆動力が小さくて済み、(b)ワイパア
ームのように往復動する重量部材が無いので、駆動系に
ガタもしくはバックラッシが有っても異音が発生する虞
れが無く、(c)払拭部材であるストリングがミラー本
体の面に対して均等に押しつけられるのでジャダーが発
生し難く、(d)ミラー本体の面が複雑な凸曲面であっ
ても、払拭部材であるストリングは該ミラー本体の面に
順応して密着し、確実な払拭作用を果たし、(e)払拭
部材であるストリングに細い部材である上に、その色調
を選択し得るので外観に目立たなくすることができる。
その上、ストリングの一端が継手環のループに挿通され
て、球継手の球として作用する部材を取り付けられてい
るので自在に回転することができ、周回ベルトの周回動
に追随しつつも捩られることが無く、キンクを生じない
ので作動信頼性が高く、ストリングの耐久性が高い。そ
の上、球面座と球との嵌合でなく、環と球に類似する部
材との係合という基本構造から成っているので、双方の
部材の形状,寸法に高精度を要せず、異物の侵入や汚損
によって機能を阻害される虞れも無い。そして、環と球
に類似する部材との係合であるから清浄などのメンティ
ナンスが容易である。さらに、継手環は針金をヘアピン
状に成形した部材であるから製作コストが安価であり、
ヘアピンの脚状に針金の両端付近が直線状に揃えられて
いる部分を周回ベルトの透孔に挿通して突出部にに抜け
止め手段を施すことにより、別段の熟練を要せず迅速か
つ容易に該継手環を周回ベルトに取り付けることができ
る。上記の抜け止め手段はヘアピン状に成形されている
継手環の脚部の先端を折り曲げるだけでも足り、構造が
非常に簡単である。また、別段の捩り戻し具を取り付け
る必要が無いのでミラーボデーの厚さ寸法を増加させる
弊害を伴わないという優れた実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るストリング式ワイパ装置の1実施
例を示し、(A)は周回ベルトとストリングとの取付部
付近を描いた部分切断側面図、(B)はストリングの一
端を周回ベルトに取り付けた部分付近の斜視図、(C)
はストリングの一端に継手用の球を取り付けた状態の断
面図である。
【図2】上掲の図1に示された実施例において継手環を
周回ベルトに取り付ける構造を説明するための図であっ
て、(A)は分解斜視図、(B)は組立作業途中の状態
を描いた斜視図、(C)は組立完了状態の斜視図にスト
リングおよび継手球を仮想線で付記した図であって、こ
れら(A),(B),(C)によって組立工程図を形成
している。
【図3】上記と異なる実施例における球継手の取付構造
を示し、(A)は取付作業途中の状態を描いた断面図で
あり、(B)は取付作業が完了した状態を描いた断面図
である。
【図4】上掲の図3と異なる実施例における継手球の取
付構造を示し、(A)は取付作業途中の状態を描いた断
面図であり、(B)は取付作業が完了した状態を描いた
断面図である。
【図5】従来例に係るワイパ装置を備えた車両用アウト
サイドミラーの正面外観図である。
【図6】未公知の先願考案に係るミラー用ワイパ装置の
1実施例を示し、一部を破断して描いた正面図である。
【図7】上記実施例におけるストリングの両端部を示す
模式的な断面図であって、(A)は該ストリングの一端
が周回ベルトに取り付けられている状態を描き、(B)
は上記ストリングの他端がテンショナに取り付けられて
張力を与えられている状態を描いてある。
【図8】先願の発明のストリング式ワイパ装置の1実施
例を示し、部分的に破断して描いた正面図である。
【図9】上掲の図8に示した実施例に設けられているス
トリングテンショナのC−C断面矢視図である。
【図10】前掲の図9に示されている構成部材の中で、
ストリングを巻き込んで張力を与える作用に関与する主
要部材を抽出して描いた分解斜視図である。
【図11】上記実施例の作用,効果を説明するために示
したもので、(A)は先願に係るストリング式ワイパに
用いられているコイルスプリングにおけるストリング巻
き込み長さとストリング張力(すなわちバネ荷重)との
関係を示す図表であり、(B)は本発明に用いられるゼ
ンマイスプリングにおけるストリング巻き込み長さとス
トリング張力(バネ荷重)との関係を示す図表である。
【図12】リモートコントロール式のアウトサイドミラ
ーにストリング式のワイパ装置を装着した場合の、該ワ
イパ装置駆動系統を示し、ミラー本体に垂直な面による
断面図である。
【図13】上掲の図12に鎖線円で囲んで示したA部の
詳細を示し、部分的に切断して描いた拡大図である。
【図14】未公知の捩れ防止手段の1例を示し、(A)
はストリングと周回ベルトの接続部付近を部分的に切断
して描いた側面図、(B)は要部断面図、(C)は要部
分解断面図である。
【図15】捩り戻し継手を利用した未公知の捩れ防止手
段の1例を示し、(A)は周回ベルトとストリングとの
接続部分近傍を描いた部分切断側面図、(B)は捩り戻
し継手の拡大断面図である。
【符号の説明】
3…ミラーボデー、4…ミラー本体、12…ミラーハウ
ジング、17…伝動ベルト、20…庇状部、22…駆動
用のプーリ、23…ミラーベース、24…ワイパアー
ム、25…アイドラプーリ、26…周回ベルト、27,
27′…ストリング、27a,27a′…ストリングの
一端、27b…ストリングの他端、27c…ストリング
のストロークエンド、27d…カシメ部、28…テンシ
ョナ、28a…管路、28b…テンショナコイルスプリ
ング、28c…テンショナ入口、29…ワイパブレー
ド、33a…駆動歯車、33b,33c…中間歯車、3
3d…被動歯車、35…ストリングテンショナ、35a
…ストリング巻き取りドラム、35b…ドラム軸、35
c…ドラムカバー、35d…ゼンマイスプリング、35
e…切割り、41…継手環、42…継手球、42a…透
孔、43…継手球、43a…球本体、43a1…透孔、
43b…ピン、43c…レバー、43d…バックル状の
歯、44…継手球、44a…球本体、44a1…透孔、
44c…有底穴、44d…プッシュボタン、44e…ス
トリング挿通穴、44f…スプリング。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60S 1/60 B60R 1/06 B60S 1/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミラー本体に固着されたミラーボデーに
    複数個のプーリが配設されており、上記複数個のプーリ
    に無端環状の周回ベルトが巻き掛けられており、上記ミ
    ラー本体の表面付近に移動可能に配置されたストリング
    の一端が前記周回ベルトに取り付けられるとともに該ス
    トリングの他端がテンショナに取り付けられて、繰り出
    し・引き込み自在に張力を与えられているワイパ装置で
    あって、 前記の周回ベルトに、該周回ベルトの幅方向
    の透孔が設けられており、かつ、針金をヘアピン状に成
    形した継手環の脚部分が上記の透孔に貫挿されるととも
    に、上記透孔に貫挿された継手環の脚部分の先端が周回
    ベルトの側面に突出した個所に抜け止め手段が施されて
    おり、 前記ストリングの一端付近が上記継手環のヘアピン状ル
    ープに挿通されて、その先端部に球継手の球として作用
    する部材が取り付けられていることを特徴とする、スト
    リング式のワイパ装置。
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