JPH07277150A - ストリング式のワイパ装置 - Google Patents

ストリング式のワイパ装置

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JPH07277150A
JPH07277150A JP6077371A JP7737194A JPH07277150A JP H07277150 A JPH07277150 A JP H07277150A JP 6077371 A JP6077371 A JP 6077371A JP 7737194 A JP7737194 A JP 7737194A JP H07277150 A JPH07277150 A JP H07277150A
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mirror body
mirror
guide
wiper device
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JP6077371A
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English (en)
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Ikuo Sakata
郁夫 坂田
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Ichikoh Industries Ltd
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Ichikoh Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 先願の考案(実願平4−82047号)およ
び先願の発明(特願平5335127号)に係る未公知
のストリング式ミラー用ワイパ装置を改良して、ミラー
本体の周囲のエッジによってストリングが早期に損耗す
ることを防止する。 【構成】 ストリングガイド41は、ミラーボデー3′
の周囲に沿って摺動自在に案内される、案内突条3gは
凹部41aに嵌合してガイドレールの役目を果たす。ス
トリング27は上記ストリングガイドに挿通され、ミラ
ー本体4の表面から浮き上がることなく、ミラー本体4
の周囲のエッジ4aに触れないよう保護される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ストリングを払拭用部
材として用いる構造の、車両用アウトサイドミラーのワ
イパ装置において、異物の噛み込みに因るトラブルを防
止し得るように改良したワイパ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図5は従来例に係るワイパ装置を備えた
車両用アウトサイドミラーの正面外観図である。ミラー
本体4はミラーボデー3に固着され、該ミラー本体4は
ミラーボデー3を介してミラーハウジング12によって
支承されている。23はミラーベースであって車体に固
定して用いられ、このミラーベース23は上記ミラーハ
ウジング12を支承している。前記ミラーハウジング1
2を貫通してワイパアーム軸21が設けられており、こ
のワイパアーム軸21にワイパアーム24が取り付けら
れている。前記ワイパアーム軸21が往復回動すると、
前記ワイパアーム24はワイパブレード29を支持して
往復傾動し、該ワイパブレード29はミラー本体4の表
面を滑動して払拭する。図5に示した従来例のミラー用
ワイパ装置は、ワイパ作動を休止している間もワイパア
ーム24やワイパブレード29が外観に現われるので見
栄えが悪く、商品価値を低下させている。いま仮に、ミ
ラーハウジング12の上部に庇状のワイパ収納部20
(仮想線で示す)を設けると、ワイパブレード29を収
納して隠すことは出来るが、ワイパアーム24は隠せな
い。さらに、ワイパアーム24やワイパブレード29
は、ワイパ装置の構成部材のうち慣性の大きい部材であ
る。このような慣性の大きい部材を往復駆動させること
は、ノイズの発生を招き易い(ガタが有ると作動音を生
じる)。上述の不具合を解消するため、ストリング状部
材をミラー本体表面に沿わしめて滑らせ、このストリン
グ状部材によって払拭作用を行なわせることが考えられ
る。ストリング状部材は慣性が小さいので所要駆動力が
少なくて済み、かつ、ワイパ作動休止中は該ストリング
状部材をミラー本体の片隅に寄せておけばほとんど外観
を損ねない。上記ストリング式のミラー用ワイパ装置は
本出願人によって別途出願中の、未公知の考案(実願平
4−82047号・ミラー用ワイパ装置)である。説明
の便宜上、以下、先願の考案と略称する。図6は未公知
の先願に係るミラー用ワイパ装置の1実施例を示し、一
部を破断して描いた正面図である。ミラーボデー3にミ
ラー本体4が固着されている。光学的な構成要素である
反射鏡がミラーと呼ばれることもあり、上記反射鏡を用
いた組立品全体をミラーと呼ばれることも有るので、本
発明においては構成要素である反射鏡の単体をミラー本
体と呼び、組立品をミラー装置と呼んで区別する。前記
ミラーボデー3の背面側に、その周囲に位置せしめて1
個の駆動用プーリ22と3個のアイドラプーリ25が配
置されるとともに、これら計4個のプーリに、無端環状
の周回ベルト26が巻き掛けられている。前記ミラー本
体4の表面に密着せしめてストリング27が張り渡さ
れ、その一端27aはミラー本体4の縁(隠れ線で描か
れている)に接してミラー本体の裏側に回り込み、前記
周回ベルト26に取り付けられている。図7は上記実施
例におけるストリングの両端部を示す模式的な断面図で
あって、(A)は該ストリングの1端が周回ベルトに取
り付けられている状態を描き、(B)は上記ストリング
の他端がテンショナに取り付けられて張力を与えられて
いる状態を描いてある。図7(A)に示したプーリ22
は、図6について先に説明した駆動用のプーリであっ
て、伝動ベルト17を介して図外のモータによって回転
せしめられるとともに、巻き掛けられている周回ベルト
26を回転させる。該周回ベルト26に対してストリン
グ27の1端27aが固着されている。図6においてプ
ーリ22は円弧矢印a方向に回転せしめられ、これに伴
って周回ベルト26は矢印b,cのように周回せしめら
れる。該周回ベルト26に取り付けられたストリング2
7の一端27aは矢印b方向に移動せしめられて27
a′位置となる。これに伴って、実線で描いた位置のス
トリング27は鎖線で示す27′位置まで、円弧矢印d
のごとく引き回されて傾動する。図6から容易に理解さ
れるように、ストリング27(実線)の直線状部分より
も、ストリング27′(鎖線)の直線状部分の方が長
い。従って、このストリングが弛んだり引き千切られた
りしないように一定のテンションを与えるテンショナ2
8が設けられている。(このテンショナ28は、図6に
も図7(B)にも現われているが、図7(B)では中央
部を破断して切り縮めて描いてある)。上記のテンショ
ナ28は、細長い空洞(管路)28aの中にストリング
27の他端27bを引き込むように構成されている。2
8bは、上記ストリング27を管路28a内に引き込む
方向の力を与えるテンショナコイルスプリングである。
ストリング27は、上記テンショナの入口28cから引
き出されたり、該入口28cから引き込まれたりしなが
ら、ほぼ一定のテンションに保たれつつ、前記ミラー本
体4の表面に沿って滑動しつつ、これを払拭する。
【0003】前記ストリング27の1端が周回ベルト2
6に取り付けられている点(例えば図6に示した点27
a,27a′)は、周回ベルト26と共に周回する。そ
して、この点がテンショナ28cの近傍(例えば点e)
に来た時に周回ベルト26を停止させると、ストリング
27も停止し、外観に現われなくなる。その理由は、図
7(B)に示した庇状部3aに隠れるからである。ま
た、この状態でストリング27の大半の部分がテンショ
ナ28内に引き込まれ、その先端はストロークエンド2
7cに達する。点eに在ったストリングの一端27aが
周回ベルト26の回動に伴って矢印b,c方向に移動し
て点fに達するまでの間に、ミラー本体4の表面のほと
んど全部(外観に表われる区域の全部)がストリング2
7によって払拭され、拭き残し部分を生じない。
【0004】図6に示した先願の考案に係るワイパ装置
において、ストリング27にほぼ一定の張力を与えるた
めのテンショナ28は、コイルスプリング28bの圧縮
・伸長を利用している。この構成によれば、ストリング
27に与えられる張力は、コイルスプリング28bの歪
み量にほぼ比例し、該テンショナ28からストリング2
7が引き出されるに伴って張力が増加し、該テンショナ
28内へストリング27が引き込まれるに従って張力が
減少し、ストリングに与えられる張力の変動が比較的激
しい。ストリングの張力が変動すると、周回ベルト26
を回転駆動しているモータ(図外)の負荷変動を生じ、
該モータを大容量のものにしないと作動が円滑に行なわ
れない等の不具合を招く。上記の不具合(ストリングの
張力の変動)を防止するには、コイルスプリング28b
に代えてゼンマイ式のスプリングを用いると有効であ
る。すなわち、ストリング用テンショナの構成を(a)
ドラム軸によって回転自在に支承されるとともに、前記
ストリングの1端を取り付けられて該ストリングを巻き
込み、巻き出すストリング巻き取りドラムと、(b)外
周端を前記ストリング巻き取りドラムに取り付けられる
とともに、内周端を前記ドラム軸に取り付けられたゼン
マイスプリングと、より成るものとすればストリングの
張力変動が著しく軽減される。上記の構成によると、ゼ
ンマイスプリングの内周端がドラム軸に取り付けられる
とともに、該ゼンマイスプリングの外周端が巻き取りド
ラムに取り付けられているので、上記巻き取りドラムに
巻き付けられているストリングを引き出すと、ゼンマイ
スプリングが密巻きとなるように変形せしめられ、その
弾性復元力によって前記のストリングに張力を与える。
而して、コイルスプリングの長さ変化に対するスプリン
グ荷重の変化割合に比して、ゼンマイスプリングの回転
角位置変化に対するスプリング荷重の変化割合は著しく
小さいので、ストリングの巻き込み,巻き出しに伴うス
トリング張力の変化がきわめて少なく、ほぼ一定の張力
が与えられる。従って、駆動用モータの負荷変動が少な
く、小容量の駆動モータを用いても円滑な運転を行なう
ことができる。なお、上記の構成を簡略化して巻き取り
ドラムを省略し、ゼンマイスプリングの外周端にストリ
ングの端部を取り付けても同様の効果(張力変動の軽
減)が得られる。上記の構成(ゼンマイバネを用いたテ
ンショナ)は、本出願人によって別途出願中の未公知の
発明(特願平5−335127号・ストリング式のワイ
パ装置)である。説明の便宜上、以下、先願の発明と略
称する。
【0005】次に、図8〜図11を参照しつつ、先願の
発明の実施例について説明する。図8は先願の発明に係
るストリング式ワイパ装置の1実施例を示し、部分的に
破断して描いた正面図である。前掲の図6に示した先願
考案に係るミラー用ワイパ装置においては、周回ベルト
26を4個のプーリに巻き掛けていたが、本実施例にお
いては7個のアイドラプーリ25と1個の駆動プーリ2
2′を設けて周回ベルト26を巻き掛けてある。上記駆
動プーリ22′は、図外のモータによって回転せしめら
れる駆動歯車33aにより、中間歯車33b,33dを
経て被動歯車33dを介して回転せしめられる。上記被
動歯車33dと前記の駆動プーリ22′とは相互に同心
に固着されている。ストリング27の一端27aは周回
ベルト26に取り付けられている。そして、該ストリン
グ27の他端は、ストリング巻き取りドラム35aを備
えたストリングテンショナ35に巻き込まれて、ほぼ一
定の張力を与えられている。図9は上掲の図8に示した
実施例に設けられているストリングテンショナのC−C
断面矢視図である。払拭部材であるストリング27の一
端に継手球32cが固着され、一方、周回ベルト26に
継手ブラケット32dが取り付けられていて、該継手ブ
ラケット32dに前記の継手球32cが係着されてい
る。該ストリング27の他端付近の部分27bはストリ
ング巻き取りドラム35aに取り付けられて巻き込まれ
ている。上記のストリング巻き取りドラム35aを回転
自在に支承しているドラム軸35bは、ドラムカバー3
5cに一体連設されて、ミラーボデー3′に対して固定
されている。35eは上記ドラム軸35bに設けられた
切割りである。35dはゼンマイスプリングである。ゼ
ンマイスプリングとは、往時の機械式手巻き時計や玩具
の動力として広く用いられていたスプリングであって、
辞書にも記載されている公知の部材である。上記ゼンマ
イスプリングの内周側の端は前記の切割りに係合され、
該ゼンマイスプリングの外周側の端は前記ストリング巻
き取りドラム35aに取り付けられている。前記ストリ
ング27の他端側をストリング巻き取りドラム35aに
取り付けるに先立って、予め該ストリング巻き取りドラ
ム35aを回して、前記のゼンマイスプリング35dの
螺旋状の巻き数を増加させる方向に撓ませて(いわゆる
ゼンマイが巻かれた状態にして)おくと、該ゼンマイス
プリング35dの弾性復元力によってストリング巻き取
りドラム35dが回転せしめられ、ストリング27の他
端側付近27bを巻き込んで、ほぼ一定の張力を与える
ように作用する。図10は前掲の図9に示されている構
成部材の中で、ストリングを巻き込んで張力を与える作
用に関与する主要部材を抽出して描いた分解斜視図であ
る。そして、図11は上記実施例の作用効果を説明する
ために示したもので、(A)は先願考案に係るストリン
グ式ワイパに用いられているコイルスプリングにおける
ストリング巻き込み長さとストリング張力(すなわちバ
ネ荷重)との関係を示す図表であり、(B)は先願の発
明に用いられるゼンマイスプリングにおけるストリング
巻き込み長さとストリング張力(バネ荷重)との関係を
示す図表である。図11(A)に示した先願考案のコイ
ルスプリングにおいては、ストリングの巻き取り長さの
変化寸法Lによってストリング張力は図示の力F1だけ
変化する。ここに、F1/L はバネ定数である。これ
に比して図11(B)に示す先願発明のゼンマイスプリ
ングは、バネ定数F2/Lが小さく、ストリングの巻き
取り寸法Lが変化してもストリング張力の変化量F2
格段に小さい。すなわち、ストリング27の張力はほぼ
一定に保たれる。
【0006】(図5参照)ワイパ装置を装着する対象機
器である車両用アウトサイドミラーのマクロ的な構造
は、ミラーベース23が車体に固定されるとともに、該
ミラーベース23によってミラーハウジング12が支持
される。そして一方ではミラー本体4がミラーボデー
(ミラーホルダとも呼ばれる)3に固着されている。而
して、上記ミラーボデー3がミラーハウジング12に対
して固定的に装着されている例も有り、また、ミラーボ
デー3がミラーハウジング12によって傾動可能に支持
されるとともに、運転席からのリモートコントロールに
よって傾動操作できる例も有る。そして、先願の考案や
先願の発明に係るワイパ装置は、上記二つの方式(ミラ
ーボデー固定,ミラーボデー傾動リモートコントロー
ル)の何れにも適用することができる。何れの場合もス
トリング式ワイパ装置としての長所が有る。図12はリ
モートコントロール式のアウトサイドミラーにストリン
グ式のワイパ装置を装着した場合の、該ワイパ装置駆動
系統を示し、ミラー本体に垂直な面による断面図であ
る。ミラー本体4を固着されたミラーボデー3は球継手
2を介してミラーハウジング12により傾動可能に支承
されている。上記ミラーハウジング12内に、リモート
コントロール用の駆動部が設置される。1は該駆動部の
ハウジングである。本図12に示したは22は、先に図
6について説明した駆動用のプーリであり、26は同じ
く周回ベルトである。19は上記プーリ22のプーリ軸
である。前記駆動部ハウジング1の中には駆動モータ
(図示せず)が設置されていて、ウォーム13aを介し
てウォームホイール13bを回転駆動する。上記のウォ
ームホイール13bは駆動軸14と一体的に連設されて
いて、この駆動軸14に対して伝動軸15が相対的に軸
心方向の摺動可能かつ軸心まわりの回転不能に連結され
ている。上記伝動軸15は前記の駆動モータ(図示せ
ず)によって回転せしめられ、ユニバーサルジョイント
付プーリ16および伝動ベルト17を介して駆動プーリ
22を回転させる。該駆動プーリは周回ベルト26を回
転させる。図13は上掲の図12に鎖線円で囲んで示し
たA部の詳細を示し、部分的に切断して描いた拡大図で
ある。前記のユニバーサルジョイント付プーリ16は、
ミラーボデー3に対して回転可能に取り付けられた回転
軸16aと、該回転軸に固着されたプーリ16bと、上
記プーリ16bに取り付けられたユニバーサルジョイン
ト16cとから成り、該ユニバーサルジョイント16c
は先に図12について述べた伝動軸15に連結されてい
る。上記のプーリ16bは、前掲の図12に示した伝動
ベルト17を巻回されて、これを駆動している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上に説明したよう
に、未公知の先願に係るストリング式ワイパ装置は、払
拭部材としてストリングを用いたため、ワイパ作動を休
止している状態で払拭部材が外観に目立たないという優
れた効果が有り、本発明者は上記先願の考案,発明を出
願した後、さらに実用化試験,研究を進めた結果、上記
の効果が実用条件において充分に発揮されることを確認
したが、その反面、信頼性,耐久性といった面について
は、次に述べるごとく更に改善の余地が有ることを確認
した。図14は前記の先願に係るストリング式のワイパ
装置における改善の余地を説明するために示したもので
あって、ストリングがミラー本体の外周部に引き回され
ている状態を模式的に描いた断面図である。ストリング
27はミラー本体4およびミラーボデー3の周囲の縁の
部分に引き回されながら、図において紙面と垂直な方向
に移動せしめられつつ上記ミラー本体4の表面(図にお
いて上側の面)を払拭してワイパとしての機能を果た
す。上記ストリング27が紙面と垂直方向に、かつミラ
ー本体4の表面に密着しつつ移動すると、ミラー本体4
の周囲のエッジ4aに擦り付けられて損傷する虞れが有
る。
【0008】上記の損傷について、前掲の図6(先願の
考案に係るストリング式ワイパ装置の実施例)について
考察すると、ストリング27は円弧矢印d方向に、仮想
線で示した27′の位置へ移動する。図から明らかなよ
うに、上記の移動に伴ってストリングがミラー本体4の
表面に接触して張り渡されている部分は延長される。上
記の延長に順応して該ストリングのテンションを略一定
に保つように、テンショナ28からストリングが繰り出
される。該ストリングがさらに円弧矢印d方向の移動を
続けて27″位置に至ると、該ストリングがミラー本体
4の表面に接触して張り渡されている部分は収縮するよ
うになる。この収縮によってストリングに弛みを生じな
いように、ストリングの他端27b側はテンショナ28
内に引き込まれる。このようにして、前記未公知の先願
に係るストリング式ワイパ装置が作動して払拭作動を行
なっている間、周回ベルト26の周回動に伴ってストリ
ングは絶えずテンショナ28から引き出されたりテンシ
ョナに引き込まれたりしている。上記の引き出し・引き
込み作動の際、ストリング27は前記テンショナ28の
入口28cに擦りつけられるので、該ストリングが損耗
する虞れが有る。しかし、上記テンショナ入口28cに
対してストリングが擦りつけられる部分は、該ストリン
グの長さ方向に関して比較的広い区域に亙るので、損耗
が分散されるため、耐久性に及ぼす悪影響は比較的少な
い。
【0009】ところが、上記ストリング27の一端27
a(図6参照)が図示の点27a′に移動するとき、該
一端の近傍でストリングがミラー本体4の周囲の縁に引
き回されて接触している個所27t,27t′は、該ス
トリングの長さ方向に関して余り大きくなく、ほぼ一定
の個所が摩擦を受ける。しかも、ストリングの長さ方向
に対してほぼ直交する方向に擦られるので早期に損耗す
る虞れが有る。 (図14参照)ストリング27がミラー本体4のエッジ
4aに擦りつけられることを防止するため、ミラーボデ
ー3の周囲の縁を、仮想線で示した3eのようにミラー
本体4の表面側に張り出させると、ストリング27がミ
ラー本体4のエッジ4aに接触しなくなる代りに、該ス
トリング27がミラー本体4の表面の周辺部から浮き上
がって払拭作用が不完全になる。このため、ミラーボデ
ー3の周囲の縁を仮想線で示した3eのように高くする
ことができない。単純に理論的に言えば、ミラーボデー
3の周囲の縁の先端をミラー本体4の表面と同一面に揃
えれば良いのであるが、ミラー本体はガラス製であれ合
成樹脂製であれ、緩やかな凸曲面を有する成形品であ
り、一方、ミラーボデー3は一般に合成樹脂製の射出成
形品であって、それぞれ別体に成形された後に組み合わ
されるので、前記のようにミラー本体表面とミラーボデ
ー周囲縁とを厳密に同一面に揃えることは容易でなく、
著しく製造コストを増加させるので、工業的生産におい
て現実的でない。本発明は上述の事情に鑑みて為された
ものであって、前記の先願に係るストリング式ワイパ装
置を更に改良し、簡単で安価な構成により、ミラー本体
周囲のエッジでストリングが損傷を受ける虞れを無くし
たストリング式のワイパ装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的(簡単な構成
でストリングの損耗を防止する)を達成するために創作
した本発明の基本的原理について、その実施例に対応す
る図1を参照して略述すると次のごとくである。すなわ
ち、ミラー本体4を固着されてこれを支持しているミラ
ーボデー3′の周囲に沿って自在に周回できるようにス
トリングガイド41を案内する。ストリング27は上記
ストリングガイド41に案内されてミラーボデー3′の
周囲の縁を引き回され、その長さ方向に自在に摺動し得
る。さらに、上記ストリング27がストリングガイド4
1からミラー本体4側へ引き出されている部分27u
は、該ストリングガイド41に案内されてミラー本体4
の表面に圧接せしめられているので、確実な払拭作動を
遂行することができるようになっている。上記の原理に
基づき、本発明のワイパ装置の構成は、ミラー本体に固
着されたミラーボデーに複数個のプーリが配設されてお
り、上記複数個のプーリに無端環状の周回ベルトが巻き
掛けられており、上記ミラー本体の表面付近に移動可能
に配置されたストリングの1端が前記周回ベルトに取り
付けられるとともに該ストリングの他端がテンショナに
取付けられて、繰り出し・引き込み自在に張力を与えら
れているワイパ装置であって、前記ミラーボデーの周囲
に沿って摺動し得るストリングガイド部材が設けられて
おり、上記のストリングガイド部材には、前記ストリン
グを摺動自在に案内するストリング通路が設けられてい
て、前記ミラー本体の表面付近に移動可能に配置された
ストリングがミラー本体の表面に接している部分が、該
ミラー本体周囲のエッジに接触することなく前記ストリ
ングガイド部材に案内されてミラー本体の裏側に引き回
されていることを特徴とする。
【0011】
【作用】上記の構成によると、ミラー本体面を払拭する
ための部材としてストリングを用いているので、(a)
払拭部材であるストリングとミラー本体の面との接触面
積が小さい上に、従来例におけるワイパアームのように
往復動をする大形大重量部材を有しないのでワイパ装置
駆動部の駆動力が小さくて済み、(b)ワイパアームの
ように往復動する重量部材が無いので、駆動系にガタも
しくはバックラッシが有っても異音を発生する虞れが無
く、(c)払拭部材であるストリングがミラー本体の面
に対して均等に押しつけられるのでジャダーが発生し難
く、(d)ミラー本体の面が複雑な凸曲面であっても、
払拭部材であるストリングは該ミラー本体の面に順応し
て密着し、確実な払拭作用を果たし、(e)払拭部材で
あるストリングは細い部材である上に、その色調を選択
し得るので外観に目立たなくすることができる。その
上、前記のストリングがミラー本体の周囲の縁を引き回
されている部分はストリングガイドによって案内されて
いて、該ミラー本体の周囲のエッジに接触しないので、
該エッジとの摩擦によって損耗する虞れが無い。上記ス
トリングがミラー本体の周囲の縁を引き回された先端は
周回ベルトに取り付けられており、該ストリングがミラ
ー本体の縁を引き回されている部分は周回ベルトの周回
動に伴ってミラー本体の周囲を周回しなければならない
が、前記のストリングガイドはミラー本体を固着したミ
ラーボデーの周囲に沿って摺動し得るので、ストリング
の払拭作動を妨げない。しかも、ストリングは、ミラー
本体の周辺部においてストリングガイドで案内されるの
でミラー本体表面から浮き上がる虞れが無い。以上のよ
うにして、ストリングは、ミラー本体の周囲のエッジに
よって損耗を促進される虞れ無く、かつ、ミラー本体表
面の有効反射区域の隅々まで確実に払拭することがで
き、雨天時の交通安全に貢献する。
【0012】
【実施例】次に、図1ないし図4を順次に参照しつつ、
本発明の実施例を説明する。図1は本発明に係るストリ
ング式ワイパ装置の1実施例を備えたアウトサイドミラ
ーを示し、(A)はミラーボデーおよびミラー本体の周
辺部およびミラーボデーに係合されたストリングガイド
を切断して描いた部分組立図、(B)は上記ストリング
ガイドをミラー本体の表面側から見た斜視図、(C)は
同じく裏面側から見た斜視図である。本実施例のミラー
ボデー3′は、その周囲の縁の頂部3eが、ミラー本体
4の表面(図1(A)において上側の面)よりもミラー
本体表面側に突出しているとともに、該周囲の縁の外周
にガイドレール状の案内突条3gが一体に成形されてい
る。図には該案内突条3gの横断面が現われているが、
図示の部分付近において該案内突条3gは紙面と垂直方
向の長さを有しており、さらにミラーボデー3′の縁の
外周に沿ってこれを取り巻き、無端環状のガイドレール
を形成している。本例のストリングガイド41は、全体
的にほぼL字状をなし、図1(A)および図1(B)に
示すように、前記の案内突条3gに対して摺動自在に嵌
合する凹部41aと、前記ミラーボデーの周囲縁の頂部
3eに対して摺動自在に嵌合する凹部41bとが形成さ
れていて、図1(A)に示すようにミラーボデー3′の
周囲の縁に、周方向の摺動自在に係着され、ストリング
27を案内している。図2は上掲の図1(B),(C)
に示したストリングガイドの外観を示す4面図であっ
て、(A)はミラーボデーに対向する面を描いた正面
図、(B)は前掲の図1(A)におけると同様の方向か
ら見た側面図、(C)はミラー本体の表面側から見たと
ころを描いた頂面図、(D)はミラー本体の裏面側から
見たところを描いた底面図である。本図2(A),
(B)に現われている凹部41a、および、本図2
(B),(D)に現われている凹部41bは前掲の図1
について説明した構成部分である。そして、本図2
(A),(B),(C)に現われている摺触面41cは
ミラーボデー3′の外周面のうちで案内突条3g以外の
部分に摺触して滑動する面である。本図2(A),
(B),(D)に現われている41dは、前記の凹部4
1bを形成するために設けられている突条である。本図
2(B),(C),(D)に現われている41eはスト
リングを挿通するための孔であって、その形状の詳細に
ついては切断して描いた図3を参照して後述する。本図
2(B),(C),(D)に現われている41fはスト
リングを案内する溝であって、この案内溝とストリング
との関係については切断して描いた図3を参照して後述
する。本実施例において図1(A)に示したようにミラ
ーボデー3′の外周に係合せしめて、該ミラーボデー
3′の外周に沿って摺動しつつストリングを案内すると
ともに該ストリングを保護し、ミラー本体4の周囲のエ
ッジによる損耗を防止するストリングガイドは、以上説
明したような形状に、合成樹脂材料を用いて射出成形さ
れている。図3は上掲の図2に示したストリングガイド
の構成と作用との関係を説明するために示したもので、
(A)はストリングガイドの縦断面に、仮想線でストリ
ングを付記した模式図であり、(B)はストリングガイ
ドの背面図にストリングを仮想線で付記した模式図であ
る。ただし、模式化して描いてあるので必ずしも実施例
の形状,寸法を写実的に表わしていはいない。図3
(A)に示されているように、ストリング27はストリ
ング挿通孔41eに挿通され、挿通孔下端部41gによ
ってミラー本体(本図3において図示を省略・図1
(A)に示した符号4の部材)に向けて押圧されて密着
せしめられる。前記のストリング挿通孔41eに挿通さ
れたストリング27は、本図3(B)に示すように案内
溝41fに緩やかに嵌合される。以上のように構成され
たストリングガイド41が、図1(A)に示したように
ミラーボデー3′外周部に、周方向の摺動可能に係着さ
れてストリング27を挿通されているので、該ストリン
グ27はストリングガイド41を基準として見たとき矢
印j,矢印kのごとく、ストリングの長さ方向に移動す
ることができ、しかも該ストリングガイド41はミラー
ボデー3′の周囲を自在に周回できるので、該ストリン
グ27の払拭作動を阻害すること無く、該ストリング2
7をミラー本体4のエッジから隔離して保護し、かつ、
該ストリング27をミラー本体4の表面に押しつけて、
その有効反射面の全区域を確実に払拭・清浄をを行なわ
せる。
【0013】図4は本実施例におけるストリングを周回
ベルトに係着するための継手ブラケットを示し、(A)
は分解斜視図、(B)は組立途中の状態の斜視図、
(C)は組立完了状態の斜視図である。この図4に示し
た継手ブラケットは、図9に示した先願の発明における
継手ブラケット32dに対応する構成部分である。 (図4(A)参照)本例の周回ベルト26には、周方向
と直交する透孔26aが設けられており、一方、針金状
の材料を曲げ成形した継手環43が構成される。上記継
手環の脚状部を矢印hのごとく前記の透孔26aに挿入
して同図(B)の状態とし、上記脚状部の先端を透孔か
ら突出させて矢印iのごとく折り曲げると同図(C)の
ようになる。この状態で継手環43は往復円弧矢印j−
j′のように首振り状の回動が自在であるから、これに
ストリングの1端を取り付けるに好適である。図4
(C)に示した32cは、図9(先願の発明)について
説明した球継手の球である。
【0014】
【発明の効果】本発明を適用すると、ミラー本体面を払
拭するための部材としてストリングを用いているので、
(a)払拭部材であるストリングとミラー本体の面との
接触面積が小さい上に、従来例におけるワイパアームの
ように往復動をする大形大重量部材を有しないのでワイ
パ装置駆動部の駆動力が小さくて済み、(b)ワイパア
ームのように往復動する重量部材が無いので、駆動系に
ガタもしくはバックラッシが有っても異音を発生する虞
れが無く、(c)払拭部材であるストリングがミラー本
体の面に対して均等に押しつけられるのでジャダーが発
生し難く、(d)ミラー本体の面が複雑な凸曲面であっ
ても、払拭部材であるストリングは該ミラー本体の面に
順応して密着し、確実な払拭作用を果たし、(e)払拭
部材であるストリングは細い部材である上に、その色調
を選択し得るので外観に目立たなくすることができる。
その上、前記のストリングがミラー本体の周囲の縁を引
き回されている部分はストリングガイドによって案内さ
れていて、該ミラー本体の周囲のエッジに接触しないの
で、該エッジとの摩擦によって損耗する虞れが無い。上
記ストリングがミラー本体の周囲の縁を引き回された先
端は周回ベルトに取り付けられており、該ストリングが
ミラー本体の縁を引き回されている部分は周回ベルトの
周回動に伴ってミラー本体の周囲を周回しなければなら
ないが、前記のストリングガイドはミラー本体を固着し
たミラーボデーの周囲に沿って摺動し得るので、ストリ
ングの払拭作動を妨げない。しかも、ストリングは、ミ
ラー本体の周辺部においてストリングガイドで案内され
るのでミラー本体表面から浮き上がる虞れが無い。以上
のようにして、ストリングは、ミラー本体の周囲のエッ
ジによって損耗を促進される虞れ無く、かつ、ミラー本
体表面の有効反射区域の隅々まで確実に払拭することが
でき、雨天時の交通安全に貢献するという、まことに優
れた実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るストリング式ワイパ装置の1実施
例を備えたアウトサイドミラーを示し、(A)はミラー
ボデーおよびミラー本体の周辺部およびミラーボデーに
係合されたストリングガイドを切断して描いた部分組立
図、(B)は上記ストリングガイドをミラー本体の表面
側から見た斜視図、(C)は同じく裏面側から見た斜視
図である。
【図2】上掲の図1(B),(C)に示したストリング
ガイドの外観を示す4面図であって、(A)はミラーボ
デーに対向する面を描いた正面図、(B)は前掲の図1
(A)におけると同様の方向から見た側面図、(C)は
ミラー本体の表面側から見たところを描いた頂面図、
(D)はミラー本体の裏面側から見たところを描いた底
面図である。
【図3】上掲の図2に示したストリングガイドの構成と
作用との関係を説明するために示したもので、(A)は
ストリングガイドの縦断面に、仮想線でストリングを付
記した模式図であり、(B)はストリングガイドの背面
図にストリングを仮想線で付記した模式図である。ただ
し、模式化して描いてあるので必ずしも実施例の形状,
寸法を写実的に表わしていはいない。
【図4】本実施例におけるストリングを周回ベルトに係
着するための継手ブラケットを示し、(A)は分解斜視
図、(B)は組立途中の状態の斜視図、(C)は組立完
了状態の斜視図である。
【図5】従来例に係るワイパ装置を備えた車両用アウト
サイドミラーの正面外観図である。
【図6】未公知の先願考案に係るミラー用ワイパ装置の
1実施例を示し、一部を破断して描いた正面図である。
【図7】上記実施例におけるストリングの両端部を示す
模式的な断面図であって、(A)は該ストリングの1端
が周回ベルトに取り付けられている状態を描き、(B)
は上記ストリングの他端がテンショナに取り付けられて
張力を与えられている状態を描いてある。
【図8】先願の発明のストリング式ワイパ装置の1実施
例を示し、部分的に破断して描いた正面図である。
【図9】上掲の図8に示した実施例に設けられているス
トリングテンショナのC−C断面矢視図である。
【図10】前掲の図9に示されている構成部材の中で、
ストリングを巻き込んで張力を与える作用に関与する主
要部材を抽出して描いた分解斜視図である。
【図11】上記実施例の作用効果を説明するために示し
たもので、(A)は先願考案に係るストリング式ワイパ
に用いられているコイルスプリングにおけるストリング
巻き込み長さとストリング張力(すなわちバネ荷重)と
の関係を示す図表であり、(B)は本考案に用いられる
ゼンマイスプリングにおけるストリング巻き込み長さと
ストリング張力(バネ荷重)との関係を示す図表であ
る。
【図12】リモートコントロール式のアウトサイドミラ
ーにストリング式のワイパ装置を装着した場合の、該ワ
イパ装置駆動系統を示し、ミラー本体に垂直な面による
断面図である。
【図13】上掲の図12に鎖線円で囲んで示したA部の
詳細を示し、部分的に切断して描いた拡大図である。
【図14】前記の先願に係るストリング式のワイパ装置
における改善の余地を説明するために示したものであっ
て、ストリングがミラー本体の外周部に引き回されてい
る状態を模式的に描いた断面図である。
【符号の説明】
3…ミラーボデー、3e…ミラーボデーの縁の頂部、3
g…案内突条、4…ミラー本体、4a…ミラー本体周囲
のエッジ、12…ミラーハウジング、13…ウォーム元
歯車、13b…ウォーム受歯車、14…駆動軸、15…
伝動軸、16…ユニバーサルジョイント付プーリ、16
a…回動軸、16b…プーリ、16c…ユニバーサルジ
ョイント、16c1…回り止め、17…伝動ベルト、2
0…庇状部、22…駆動用のプーリ、23…ミラーベー
ス、24…ワイパアーム、25…アイドラプーリ、26
…周回ベルト、27,27′…ストリング、27a,2
7a′…ストリングの一端、27b…ストリングの他
端、27c…ストリングのストロークエンド、28…テ
ンショナ、28a…管路、28b…テンショナコイルス
プリング、28c…テンショナ入口、29…ワイパブレ
ード、33a…駆動歯車、33b,33c…中間歯車、
33d…被動歯車、35…ストリングテンショナ、35
a…ストリング巻き取りドラム、35b…ドラム軸、3
5c…ドラムカバー、35d…ゼンマイスプリング、3
5e…切割り、41…ストリングガイド、41a,41
b…凹部、41c…摺触面、41d…突条、41e…ス
トリング挿通孔、41f…案内溝、41g…挿通孔の下
端部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミラー本体に固着されたミラーボデーに
    複数個のプーリが配設されており、上記複数個のプーリ
    に無端環状の周回ベルトが巻き掛けられており、上記ミ
    ラー本体の表面付近に移動可能に配置されたストリング
    の1端が前記周回ベルトに取り付けられるとともに該ス
    トリングの他端がテンショナに取付けられて、繰り出し
    ・引き込み自在に張力を与えられているワイパ装置であ
    って、 前記ミラーボデーの周囲に沿って摺動し得るストリング
    ガイド部材が設けられており、上記のストリングガイド
    部材には、前記ストリングを摺動自在に案内するストリ
    ング通路が設けられていて、前記ミラー本体の表面付近
    に移動可能に配置されたストリングがミラー本体の表面
    に接している部分が、該ミラー本体周囲のエッジに接触
    することなく前記ストリングガイド部材に案内されてミ
    ラー本体の裏側に引き回されていることを特徴とする、
    ストリング式のワイパ装置。
JP6077371A 1994-04-15 1994-04-15 ストリング式のワイパ装置 Pending JPH07277150A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112277809A (zh) * 2020-11-09 2021-01-29 张琦 一种可自动除雨的安全型汽车后视镜

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