JPH07300059A - ストリング式のワイパ装置 - Google Patents

ストリング式のワイパ装置

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JPH07300059A
JPH07300059A JP6093409A JP9340994A JPH07300059A JP H07300059 A JPH07300059 A JP H07300059A JP 6093409 A JP6093409 A JP 6093409A JP 9340994 A JP9340994 A JP 9340994A JP H07300059 A JPH07300059 A JP H07300059A
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JP
Japan
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belt
string
pulley
mirror
tension
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JP6093409A
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English (en)
Inventor
Yuuji Sou
勇二 荘
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Ichikoh Industries Ltd
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Ichikoh Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 先願の考案(実願平4−82047号)およ
び先願の発明(特願平5335127号)に係る未公知
のストリング式ミラー用ワイパ装置を改良して、異物が
侵入しても周回ベルトとプーリとの間に噛み込んでトラ
ブルを生じることの無いようにし、かつ、上記周回ベル
トをプーリに巻き掛ける作業を容易ならしめる。 【構成】 一般にゴムベルトは綿コード,ナイロンコー
ド,鋼索などより成る心材が埋設されているが、本発明
の周回ベルト26′には心材が入っておらず、伸長しや
すい。このため、プーリ22′との間に(A)図のごと
く異物41を噛み込んでも(B)図のように順応し、
(C)図のように異物41が放出される。また、周回ベ
ルト26′が伸長しやすいので、プーリに巻き掛ける作
業が容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ストリングを払拭用部
材として用いる構造の、車両用アウトサイドミラーのワ
イパ装置において、異物の噛み込みに因るトラブルを防
止し得るように改良したワイパ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図5は従来例に係るワイパ装置を備えた
車両用アウトサイドミラーの正面外観図である。ミラー
本体4はミラーボデー3に固着され、該ミラー本体4は
ミラーボデー3を介してミラーハウジング12によって
支承されている。23はミラーベースであって車体に固
定して用いられ、このミラーベース23は上記ミラーハ
ウジング12を支承している。前記ミラーハウジング1
2を貫通してワイパアーム軸21が設けられており、こ
のワイパアーム軸21にワイパアーム24が取り付けら
れている。前記ワイパアーム軸21が往復回動すると、
前記ワイパアーム24はワイパブレード29を支持して
往復傾動し、該ワイパブレード29はミラー本体4の表
面を滑動して払拭する。図5に示した従来例のミラー用
ワイパ装置は、ワイパ作動を休止している間もワイパア
ーム24やワイパブレード29が外観に現われるので見
栄えが悪く、商品価値を低下させている。いま仮に、ミ
ラーハウジング12の上部に庇状のワイパ収納部20
(仮想線で示す)を設けると、ワイパブレード29を収
納して隠すことは出来るが、ワイパアーム24は隠せな
い。さらに、ワイパアーム24やワイパブレード29
は、ワイパ装置の構成部材のうち慣性の大きい部材であ
る。このような慣性の大きい部材を往復駆動させること
は、ノイズの発生を招き易い(ガタが有ると作動音を生
じる)。上述の不具合を解消するため、ストリング状部
材をミラー本体表面に沿わしめて滑らせ、このストリン
グ状部材によって払拭作用を行なわせることが考えられ
る。ストリング状部材は慣性が小さいので所要駆動力が
少なくて済み、かつ、ワイパ作動休止中は該ストリング
状部材をミラー本体の片隅に寄せておけばほとんど外観
を損ねない。上記ストリング式のミラー用ワイパ装置は
本出願人によって別途出願中の、未公知の考案(実願平
4−82047号・ミラー用ワイパ装置)である。説明
の便宜上、以下、先願の考案と略称する。図6は未公知
の先願に係るミラー用ワイパ装置の1実施例を示し、一
部を破断して描いた正面図である。ミラーボデー3にミ
ラー本体4が固着されている。光学的な構成要素である
反射鏡がミラーと呼ばれることもあり、上記反射鏡を用
いた組立品全体をミラーと呼ばれることも有るので、本
発明においては構成要素である反射鏡の単体をミラー本
体と呼び、組立品をミラー装置と呼んで区別する。前記
ミラーボデー3の背面側に、その周囲に位置せしめて1
個の駆動用プーリ22と3個のアイドラプーリ25が配
置されるとともに、これら計4個のプーリに、無端環状
の周回ベルト26が巻き掛けられている。前記ミラー本
体4の表面に密着せしめてストリング27が張り渡さ
れ、その一端27aはミラー本体4の縁(隠れ線で描か
れている)に接してミラー本体の裏側に回り込み、前記
周回ベルト26に取り付けられている。図7は上記実施
例におけるストリングの両端部を示す模式的な断面図で
あって、(A)は該ストリングの1端が周回ベルトに取
り付けられている状態を描き、(B)は上記ストリング
の他端がテンショナに取り付けられて張力を与えられて
いる状態を描いてある。図7(A)に示したプーリ22
は、図6について先に説明した駆動用のプーリであっ
て、伝動ベルト17を介して図外のモータによって回転
せしめられるとともに、巻き掛けられている周回ベルト
26を回転させる。該周回ベルト26に対してストリン
グ27の1端27aが固着されている。図6においてプ
ーリ22は円弧矢印a方向に回転せしめられ、これに伴
って周回ベルト26は矢印b,cのように周回せしめら
れる。該周回ベルト26に取り付けられたストリング2
7の一端27aは矢印b方向に移動せしめられて27
a′位置となる。これに伴って、実線で描いた位置のス
トリング27は鎖線で示す27′位置まで、円弧矢印d
のごとく引き回されて傾動する。図6から容易に理解さ
れるように、ストリング27(実線)の直線状部分より
も、ストリング27′(鎖線)の直線状部分の方が長
い。従って、このストリングが弛んだり引き千切られた
りしないように一定のテンションを与えるテンショナ2
8が設けられている。(このテンショナ28は、図6に
も図7(B)にも現われているが、図7(B)では中央
部を破断して切り縮めて描いてある)。上記のテンショ
ナ28は、細長い空洞(管路)28aの中にストリング
27の他端27bを引き込むように構成されている。2
8bは、上記ストリング27を管路28a内に引き込む
方向の力を与えるテンショナコイルスプリングである。
ストリング27は、上記テンショナの入口28cから引
き出されたり、該入口28cから引き込まれたりしなが
ら、ほぼ一定のテンションに保たれつつ、前記ミラー本
体4の表面に沿って滑動しつつ、これを払拭する。
【0003】前記ストリング27の1端が周回ベルト2
6に取り付けられている点(例えば図6に示した点27
a,27a′)は、周回ベルト26と共に周回する。そ
して、この点がテンショナ28cの近傍(例えば点e)
に来た時に周回ベルト26を停止させると、ストリング
27も停止し、外観に現われなくなる。その理由は、図
7(B)に示した庇状部3aに隠れるからである。ま
た、この状態でストリング27の大半の部分がテンショ
ナ28内に引き込まれ、その先端はストロークエンド2
7cに達する。点eに在ったストリングの一端27aが
周回ベルト26の回動に伴って矢印b,c方向に移動し
て点fに達するまでの間に、ミラー本体4の表面のほと
んど全部(外観に表われる区域の全部)がストリング2
7によって払拭され、拭き残し部分を生じない。
【0004】図6に示した先願の考案に係るワイパ装置
において、ストリング27にほぼ一定の張力を与えるた
めのテンショナ28は、コイルスプリング28bの圧縮
・伸長を利用している。この構成によれば、ストリング
27に与えられる張力は、コイルスプリング28bの歪
み量にほぼ比例し、該テンショナ28からストリング2
7が引き出されるに伴って張力が増加し、該テンショナ
28内へストリング27が引き込まれるに従って張力が
減少し、ストリングに与えられる張力の変動が比較的激
しい。ストリングの張力が変動すると、周回ベルト26
を回転駆動しているモータ(図外)の負荷変動を生じ、
該モータを大容量のものにしないと作動が円滑に行なわ
れない等の不具合を招く。上記の不具合(ストリングの
張力の変動)を防止するには、コイルスプリング28b
に代えてゼンマイ式のスプリングを用いると有効であ
る。すなわち、ストリング用テンショナの構成を(a)
ドラム軸によって回転自在に支承されるとともに、前記
ストリングの1端を取り付けられて該ストリングを巻き
込み、巻き出すストリング巻き取りドラムと、(b)外
周端を前記ストリング巻き取りドラムに取り付けられる
とともに、内周端を前記ドラム軸に取り付けられたゼン
マイスプリングと、より成るものとすればストリングの
張力変動が著しく軽減される。上記の構成によると、ゼ
ンマイスプリングの内周端がドラム軸に取り付けられる
とともに、該ゼンマイスプリングの外周端が巻き取りド
ラムに取り付けられているので、上記巻き取りドラムに
巻き付けられているストリングを引き出すと、ゼンマイ
スプリングが密巻きとなるように変形せしめられ、その
弾性復元力によって前記のストリングに張力を与える。
而して、コイルスプリングの長さ変化に対するスプリン
グ荷重の変化割合に比して、ゼンマイスプリングの回転
角位置変化に対するスプリング荷重の変化割合は著しく
小さいので、ストリングの巻き込み,巻き出しに伴うス
トリング張力の変化がきわめて少なく、ほぼ一定の張力
が与えられる。従って、駆動用モータの負荷変動が少な
く、小容量の駆動モータを用いても円滑な運転を行なう
ことができる。なお、上記の構成を簡略化して巻き取り
ドラムを省略し、ゼンマイスプリングの外周端にストリ
ングの端部を取り付けても同様の効果(張力変動の軽
減)が得られる。上記の構成(ゼンマイバネを用いたテ
ンショナ)は、本出願人によって別途出願中の未公知の
発明(特願平5−335127号・ストリング式のワイ
パ装置)である。説明の便宜上、以下、先願の発明と略
称する。
【0005】次に、図8〜図11を参照しつつ、先願の
発明の実施例について説明する。図8は先願の発明に係
るストリング式ワイパ装置の1実施例を示し、部分的に
破断して描いた正面図である。前掲の図6に示した先願
考案に係るミラー用ワイパ装置においては、周回ベルト
26を4個のプーリに巻き掛けていたが、本実施例にお
いては7個のアイドラプーリ25と1個の駆動プーリ2
2′を設けて周回ベルト26を巻き掛けてある。上記駆
動プーリ22′は、図外のモータによって回転せしめら
れる駆動歯車33aにより、中間歯車33b,33dを
経て被動歯車33dを介して回転せしめられる。上記被
動歯車33dと前記の駆動プーリ22′とは相互に同心
に固着されている。ストリング27の一端27aは周回
ベルト26に取り付けられている。そして、該ストリン
グ27の他端は、ストリング巻き取りドラム35aを備
えたストリングテンショナ35に巻き込まれて、ほぼ一
定の張力を与えられている。図9は上掲の図8に示した
実施例に設けられているストリングテンショナのC−C
断面矢視図である。払拭部材であるストリング27の一
端に継手球32cが固着され、一方、周回ベルト26に
継手ブラケット32dが取り付けられていて、該継手ブ
ラケット32dに前記の継手球32cが係着されてい
る。該ストリング27の他端付近の部分27bはストリ
ング巻き取りドラム35aに取り付けられて巻き込まれ
ている。上記のストリング巻き取りドラム35aを回転
自在に支承しているドラム軸35bは、ドラムカバー3
5cに一体連設されて、ミラーボデー3′に対して固定
されている。35eは上記ドラム軸35bに設けられた
切割りである。35dはゼンマイスプリングである。ゼ
ンマイスプリングとは、往時の機械式手巻き時計や玩具
の動力として広く用いられていたスプリングであって、
辞書にも記載されている公知の部材である。上記ゼンマ
イスプリングの内周側の端は前記の切割りに係合され、
該ゼンマイスプリングの外周側の端は前記ストリング巻
き取りドラム35aに取り付けられている。前記ストリ
ング27の他端側をストリング巻き取りドラム35aに
取り付けるに先立って、予め該ストリング巻き取りドラ
ム35aを回して、前記のゼンマイスプリング35dの
螺旋状の巻き数を増加させる方向に撓ませて(いわゆる
ゼンマイが巻かれた状態にして)おくと、該ゼンマイス
プリング35dの弾性復元力によってストリング巻き取
りドラム35dが回転せしめられ、ストリング27の他
端側付近27bを巻き込んで、ほぼ一定の張力を与える
ように作用する。図10は前掲の図9に示されている構
成部材の中で、ストリングを巻き込んで張力を与える作
用に関与する主要部材を抽出して描いた分解斜視図であ
る。そして、図11は上記実施例の作用効果を説明する
ために示したもので、(A)は先願考案に係るストリン
グ式ワイパに用いられているコイルスプリングにおける
ストリング巻き込み長さとストリング張力(すなわちバ
ネ荷重)との関係を示す図表であり、(B)は先願の発
明に用いられるゼンマイスプリングにおけるストリング
巻き込み長さとストリング張力(バネ荷重)との関係を
示す図表である。図11(A)に示した先願考案のコイ
ルスプリングにおいては、ストリングの巻き取り長さの
変化寸法Lによってストリング張力は図示の力F1だけ
変化する。ここに、F1/L はバネ定数である。これ
に比して図11(B)に示す先願発明のゼンマイスプリ
ングは、バネ定数F2/Lが小さく、ストリングの巻き
取り寸法Lが変化してもストリング張力の変化量F2
格段に小さい。すなわち、ストリング27の張力はほぼ
一定に保たれる。
【0006】(図5参照)ワイパ装置を装着する対象機
器である車両用アウトサイドミラーのマクロ的な構造
は、ミラーベース23が車体に固定されるとともに、該
ミラーベース23によってミラーハウジング12が支持
される。そして一方ではミラー本体4がミラーボデー
(ミラーホルダとも呼ばれる)3に固着されている。而
して、上記ミラーボデー3がミラーハウジング12に対
して固定的に装着されている例も有り、また、ミラーボ
デー3がミラーハウジング12によって傾動可能に支持
されるとともに、運転席からのリモートコントロールに
よって傾動操作できる例も有る。そして、先願の考案や
先願の発明に係るワイパ装置は、上記二つの方式(ミラ
ーボデー固定,ミラーボデー傾動リモートコントロー
ル)の何れにも適用することができる。何れの場合もス
トリング式ワイパ装置としての長所が有る。図12はリ
モートコントロール式のアウトサイドミラーにストリン
グ式のワイパ装置を装着した場合の、該ワイパ装置駆動
系統を示し、ミラー本体に垂直な面による断面図であ
る。ミラー本体4を固着されたミラーボデー3は球継手
2を介してミラーハウジング12により傾動可能に支承
されている。上記ミラーハウジング12内に、リモート
コントロール用の駆動部が設置される。1は該駆動部の
ハウジングである。本図12に示したは22は、先に図
6について説明した駆動用のプーリであり、26は同じ
く周回ベルトである。19は上記プーリ22のプーリ軸
である。前記駆動部ハウジング1の中には駆動モータ
(図示せず)が設置されていて、ウォーム13aを介し
てウォームホイール13bを回転駆動する。上記のウォ
ームホイール13bは駆動軸14と一体的に連設されて
いて、この駆動軸14に対して伝動軸15が相対的に軸
心方向の摺動可能かつ軸心まわりの回転不能に連結され
ている。上記伝動軸15は前記の駆動モータ(図示せ
ず)によって回転せしめられ、ユニバーサルジョイント
付プーリ16および伝動ベルト17を介して駆動プーリ
22を回転させる。該駆動プーリは周回ベルト26を回
転させる。図13は上掲の図12に鎖線円で囲んで示し
たA部の詳細を示し、部分的に切断して描いた拡大図で
ある。前記のユニバーサルジョイント付プーリ16は、
ミラーボデー3に対して回転可能に取り付けられた回転
軸16aと、該回転軸に固着されたプーリ16bと、上
記プーリ16bに取り付けられたユニバーサルジョイン
ト16cとから成り、該ユニバーサルジョイント16c
は先に図12について述べた伝動軸15に連結されてい
る。上記のプーリ16bは、前掲の図12に示した伝動
ベルト17を巻回されて、これを駆動している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
(図12参照)ミラーボデー3が球継手2を中心として
傾動する構造である場合は、該ミラーボデー3とミラー
ハウジング12との間に間隙Gを設けておかねばならな
いので、該ミラーハウジング12内へ異物が侵入する虞
れが有る。また、ミラーボデー3が傾動しない構造であ
ってもミラーハウジング内に異物が侵入する虞れが無い
とは言い切れない。ミラーハウジングの中へ、例えば比
較的大きい砂粒のような異物が侵入して周回ベルト26
とプーリとの間に噛み込むとトラブルを生じる。例えば
図6において周回ベルト26がコグベルトないしタイミ
ングベルト(歯付ベルト)である場合、侵入した異物が
周回ベルト26の歯の間に挟み込まれる虞れも有る。例
えば図8において、アイドラプーリ25が溝形のプーリ
であり、駆動プーリ22が歯車形のプーリである場合に
ついて考えると、周回ベルト26とアイドラプーリ25
との間に噛み込んだ異物は通過し得ても、周回ベルト2
6と駆動プーリ22との間に異物が噛み込むとロックさ
れ、駆動モータ(図外)が焼損する危険性が大きい。ま
た、周回ベルトの装着作業についても技術的な困難が有
る。例えば図8に示した未公知の先願に係るストリング
式のワイパ装置において、周回ベルト26は、駆動プー
リ22′およびアイドラプーリ25に巻き掛けられた状
態において適度の張力を有していることが必要であり、
さらに、プーリ類から周回ベルト26が外れないように
何らかの外れ止め手段(図示省略・例えばプーリの両サ
イドに固着されたフランジなど)が設けられている。こ
のため、当該ストリング式ワイパ装置の組立作業におい
て、プーリ類に周回ベルトを巻き掛ける際、周回ベルト
に大きい張力を与えて周方向に引き伸ばしつつ、前記の
外れ止め手段を乗り越えさせるように操作しなければな
らない。この作業は高度の熟練と労力を要する上に、過
大な操作力を与えてプーリ類を損傷させる虞れが有る。
以上のような不具合(異物噛み込みによる破損、およ
び、組立作業困難)を防止するため、テンションプーリ
を設ける技術が公知である。このテンションプーリは、
移動可能に支持されるとともにベルト類の内周側に転触
して該ベルト類を外周側に向けて張り出すように構成さ
れた機器である。しかし乍ら、自動車用のアウトサイド
ミラーは小型の器具であり、テンションプーリを設けて
構造を複雑ならしめ、大形・大重量化させてコスト上昇
を招くことは適当でない。
【0008】本発明は上述の事情に鑑みて為されたもの
であって、ストリング式ワイパ装置を改良して、その構
造を複雑ならしめることなく、装置を大形・大重量化す
ることなく、異物の噛み込みによるトラブルを防止する
とともに、組立作業性を良くすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに創作した本発明の基本的原理を極度に要約すると、
周回ベルトを伸縮可能に構成することである。次に、そ
の1実施例に対応する図1と、従来例を示した図14と
を対比して本発明の特徴を略述すると、図14は従来広
く用いられているゴムベルトを示し、(A)はJIS規
格のVベルトを切断して描いた部分的斜視図、(B)は
歯付きベルト車に巻き掛けられた歯付きベルトの一部を
破断して描いた断面側面図、(C)は上記歯付きベルト
の横断面図である。Vベルト51は弾性ゴム製のベルト
主体51a内に、綿コード,ナイロンコード,鋼索など
より成る心体51bを埋設して、外被(カバーゴム)5
1cで覆った構造である。また、歯付きベルト52は、
歯付きベルト車(歯付きプーリ53と噛合する歯が内周
側に設けられるとともに、心体52aが埋設されてい
る。このように心体を埋設すると、その可撓性を損うこ
とが少なく、しかも大きい張力に耐え、長期間連続運転
してもベルトの周方向長さ寸法が伸びないので、心線入
りベルトが標準仕様になっている。これに比して、図1
に示した周回ベルト26′は弾性ゴムで構成され、心体
が埋設されていない特殊仕様の部材である。上述の原理
に基づいて本発明に係るワイパ装置の構成は、ミラー本
体に固着されたミラーボデーに複数個のプーリが配設さ
れており、上記複数個のプーリに無端環状の周回ベルト
が巻き掛けられており、上記ミラー本体の表面付近に移
動可能に配置されたストリングの1端が前記周回ベルト
に取り付けられるとともに該ストリングの他端がテンシ
ョナに取付けられて、繰り出し・引き込み自在に張力を
与えられているワイパ装置であって、前記の周回ベルト
がゴム状の弾性を有する材料で構成されており、かつ、
該周回ベルトに心体が埋設されておらず、張力の増減に
伴って伸縮可能であって、上記周回ベルトと前記プーリ
との間に異物が噛み込まれて該周回ベルトが引き伸ばさ
れる方向の異常な力を受けようとしたとき、該周回ベル
トが周方向に伸長することによって張力が緩和されるよ
うになっていることを特徴とする。
【0010】
【作用】上述の手段によると、周回ベルトに心線が埋設
されていないので、該周回ベルトとプーリ類との間に異
物を噛み込んだとき、その周方向長さを引き伸ばす方向
の異常な力を受けたとき、周回ベルトの伸長によってこ
れに順応し、過大な引張り応力を発生しない。このた
め、プーリ類が周回ベルトから過大な反力を受けること
なく破損する虞れが無い。さらに、上記のように周回ベ
ルトが伸長して異物の噛み込みを許容するので、該異物
はプーリと周回ベルトとに挟まれて移動し、プーリを乗
り越えた後に放出される。このためストリングによる払
拭作動が中断されずに継続され、また駆動用のモータが
過負荷で焼損する虞れも無い。しかも、上述のごとく周
回ベルトは過大な張力を与えなくても伸長するので、こ
れをプーリ類に巻き掛ける作業が容易で、組立作業性に
優れている。一般的に、何らかの改造によって所望の効
果を奏したとき、該改造の影響によって不具合を誘発す
る場合が有る。しかし、本発明において心線を省略した
ことは、単に「無心形のベルトをワイパ装置に適用し
た」ものではなく、ストリング式ワイパ装置の作業条件
と、構成部材の必要条件とを勘案しつつ、充分な試験,
研究に基づいて、従来は想到することの出来なかった構
成により、従来は予想し得なかった特有の効果を奏し、
しかも副作用的な弊害を生じなかった。すなわち、従来
一般のベルト伝動においては(情報伝達の場合を除き、
駆動力を伝動する場合は)高負荷,連続作動され、その
耐久性(伸びの防止)が重要な品質課題であった。これ
に比してストリング式ワイパ装置の周回ベルトにおいて
は、軽負荷で間欠的に作動し、心線の埋設を不可欠とし
ない。そもそも、ストリングを周回ベルトに取り付けて
ミラー本体の表面を払拭させるという技術的思想自体が
未公知の新規な技術であり、本発明のストリング式ワイ
パ装置はこれをさらに改良したものである。以上のよう
にして本発明に係るストリング式ワイパ装置は、未公知
の先願に係るストリング式ワイパ装置の特徴的効果を阻
害することなく、構造を複雑ならしめることなく、装置
を大形・大重量化させることなく、製造コストを増加さ
せることなく、異物の噛み込みに関するトラブルを防止
するとともに、組立作業性を改善することができる。
【0011】
【実施例】次に、図1ないし図4を順次に参照しつつ、
本発明の実施例を説明する。図1は本発明に係るストリ
ング式ワイパ装置の1実施例における周回ベルトの付近
を示し、(A)はプーリに巻き掛けられた周回ベルトを
破断して描いた斜視図であり、(B)は上記周回ベルト
の破断部を拡大して描いた斜視図である。従来例を示し
た前掲の図14と対比して容易に理解できるように、本
実施例の周回ベルト26′には心材が埋設されていな
い。従って、心材入りの標準形のベルトに比して伸長し
易く、若干寸法伸長しても張力の増加は比較的小さい。
図2は上記実施例の作用,効果を説明するために示した
もので、(A)は周回ベルトとプーリとの間に異物が噛
み込まれるところを模式的に描いた斜視図、(B)は噛
み込まれた直後を模式的に描いた斜視図、(C)は噛み
込まれた異物が放出されるところを模式的に描いた斜視
図である。上記(A),(B),(C)の各図において
プーリ22′および周回ベルト26′はそれぞれ付記矢
印のごとく回転しているものとする。(A)図に示した
ように、例えば風に拭かれて飛来した砂粒などの異物4
1が、周回ベルト26′とプーリ22′との間へ矢印i
のように飛び込むと、(B)図のように該異物41は周
回ベルト26′とプーリ22′との間に挟み込まれて一
緒に回動する。上記のように異物41が噛み込むと、周
回ベルト26′は強制的に周方向に引き伸ばされ、これ
に伴って該周回ベルトの張力が増加する。この場合の張
力増加は、該周回ベルトの弾性の大小と、該周回ベルト
の周方向の全長に対する伸長寸法の割合とによって定ま
る。本例の周回ベルト26′は、60Hs・JISAの
かたさを有するプロロクレンゴムの単体で構成され、心
材が埋設されていないので、標準形のベルトに比して弾
性が大きく、同一割合で引き伸ばされたときの張力増加
が少ない。また、周回ベルトの周方向長さ寸法はミラー
本体を固着したミラーボデーの寸法によって異なるが、
数10センチメートルであり、砂粒の噛み込みによる周
回ベルトの伸長寸法は数ミリメートルを越えないと考え
られる。従って図2(A)の状態に比して図2(B)の
状態の周回ベルト26′の伸び率は約1/100であ
り、心材を有しない周回ベルト26′の張力増加は実用
上無視できる程度である。そして、本例の周回ベルト2
6′は、ストリングによる払拭作用を行なわせるに必要
な駆動力を支障無く伝動することができた。
【0012】次に、上記の実施例における周回ベルト2
6′の組立作業性を説明する。図3は上記実施例をミラ
ーボデーの背面側から見た外観を示し、(A)は周回ベ
ルトをプーリに巻回する作業の途中を描いた模式図、
(B)は同じく作業を完了した状態の模式図である。説
明の便宜上、本図3においては7個のアイドラプーリ2
5のそれぞれにa〜gのサフィックスを付して区別して
ある。(A)図に示すように、周回ベルト26′を駆動
プーリ22′およびアイドラプーリ25a,アイドラプ
ーリ25c〜同25gに巻き掛け、該周回ベルト26′
を図示矢印kのごとく指先で引っ張って若干引き伸ばし
ながらプーリ25bに掛けて、指先を放すと周回ベルト
26′は自身の弾力で縮み、(B)図のように装着され
る。このように、本実施例においては周回ベルトの組付
作業性が良い。図4は本実施例におけるストリングを周
回ベルトに係着するための継手ブラケットを示し、
(A)は分解斜視図、(B)は組立途中の状態の斜視
図、(C)は組立完了状態の斜視図である。この図4に
示した継手ブラケットは、図9に示した先願の発明にお
ける継手ブラケット32dに対応する構成部分である。
(図4(A)参照)本例の周回ベルト26には、周方向
と直交する透孔26aが設けられており、一方、針金状
の材料を曲げ成形した継手環43が構成される。上記継
手環の脚状部を矢印hのごとく前記の透孔26aに挿入
して同図(B)の状態とし、上記脚状部の先端を透孔か
ら突出させて矢印iのごとく折り曲げると同図(C)の
ようになる。この状態で継手環43は往復円弧矢印j−
j′のように首振り状の回動が自在であるから、これに
ストリングの1端を取り付けるに好適である。図4
(C)に示した32cは、図9(先願の発明)について
説明した球継手の球である。
【0013】
【発明の効果】本発明を適用すると、ミラー本体面を払
拭するための部材としてストリングを用いているので、
(a)払拭部材であるストリングとミラー本体の面との
接触面積が小さい上に、従来例におけるワイパアームの
ように往復動をする大形大重量部材を有しないのでワイ
パ装置駆動部の駆動力が小さくて済み、(b)ワイパア
ームのように往復動する重量部材が無いので、駆動系に
ガタもしくはバックラッシが有っても異音を発生する虞
れが無く、(c)払拭部材であるストリングがミラー本
体の面に対して均等に押しつけられるのでジャダーが発
生し難く、(d)ミラー本体の面が複雑な凸曲面であっ
ても、払拭部材であるストリングは該ミラー本体の面に
順応して密着し、確実な払拭作用を果たし、(e)払拭
部材であるストリングは細い部材である上に、その色調
を選択し得るので外観に目立たなくすることができる。
しかも本発明装置は、周回ベルトに心線が埋設されてい
ないので、該周回ベルトとプーリ類との間に異物を噛み
込んだとき、その周方向長さを引き伸ばす方向の異常な
力を受けたとき、周回ベルトの伸長によってこれに順応
し、過大な引張り応力を発生しない。このため、プーリ
類が周回ベルトから過大な反力を受けることなく破損す
る虞れが無い。さらに、上記のように周回ベルトが伸長
して異物の噛み込みを許容するので、該異物はプーリと
周回ベルトとに挟まれて移動し、プーリを乗り越えた後
に放出される。このためストリングによる払拭作動が中
断されずに継続され、また駆動用のモータが過負荷で焼
損する虞れも無い。しかも、上述のごとく周回ベルトは
過大な張力を与えなくても伸長するので、これをプーリ
類に巻き掛ける作業が容易で、組立作業に優れている。
一般的に、何らかの改造によって所望の効果を奏したと
き、該改造の影響によって不具合を誘発する場合が有
る。しかし、本発明において心線を省略したことは、単
に「無心形のベルトをワイパ装置に適用した」ものでは
なく、ストリング式ワイパ装置の作業条件と、構成部材
の必要条件とを勘案しつつ、充分な試験,研究に基づい
て、従来は想到することの出来なかった構成により、従
来は予想し得なかった特有の効果を奏し、しかも副作用
的な弊害を生じなかった。すなわち、従来一般のベルト
伝動においては(情報伝達の場合を除き、駆動力を伝動
する場合は)高負荷,連続作動され、その耐久性(伸び
の防止)が重要な品質課題であった。これに比してスト
リング式ワイパ装置の周回ベルトにおいては、軽負荷で
間欠的に作動し、心線の埋設を不可欠としない。そもそ
も、ストリングを周回ベルトに取り付けてミラー本体の
表面を払拭させるという技術的思想自体が未公知の新規
な技術であり、本発明のストリング式ワイパ装置はこれ
をさらに改良したものである。以上のようにして本発明
に係るストリング式ワイパ装置は、未公知の先願に係る
ストリング式ワイパ装置の特徴的効果を阻害することな
く、構造を複雑ならしめることなく、装置を大形・大重
量化させることなく、製造コストを増加させることな
く、異物の噛み込みに関するトラブルを防止するととも
に、組立作業性を改善することができるという優れた実
用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るストリング式ワイパ装置の1実施
例における周回ベルトの付近を示し、(A)はプーリに
巻き掛けられた周回ベルトを破断して描いた斜視図であ
り、(B)は上記周回ベルトの破断部を拡大して描いた
斜視図である。
【図2】上記実施例の作用,効果を説明するために示し
たもので、(A)は周回ベルトとプーリとの間に異物が
噛み込まれるところを模式的に描いた斜視図、(B)は
噛み込まれた直後を模式的に描いた斜視図、(C)は噛
み込まれた異物が放出されるところを模式的に描いた斜
視図である。
【図3】上記実施例をミラーボデーの背面側から見た外
観を示し、(A)は周回ベルトをプーリに巻回する作業
の途中を描いた模式図、(B)は同じく作業を完了した
状態の模式図である。説明の便宜上、本図3においては
7個のアイドラプーリ25のそれぞれにa〜gのサフィ
ックスを付して区別してある。
【図4】本実施例におけるストリングを周回ベルトに係
着するための継手ブラケットを示し、(A)は分解斜視
図、(B)は組立途中の状態の斜視図、(C)は組立完
了状態の斜視図である。
【図5】従来例に係るワイパ装置を備えた車両用アウト
サイドミラーの正面外観図である。
【図6】未公知の先願考案に係るミラー用ワイパ装置の
1実施例を示し、一部を破断して描いた正面図である。
【図7】上記実施例におけるストリングの両端部を示す
模式的な断面図であって、(A)は該ストリングの1端
が周回ベルトに取り付けられている状態を描き、(B)
は上記ストリングの他端がテンショナに取り付けられて
張力を与えられている状態を描いてある。
【図8】先願の発明のストリング式ワイパ装置の1実施
例を示し、部分的に破断して描いた正面図である。
【図9】上掲の図8に示した実施例に設けられているス
トリングテンショナのC−C断面矢視図である。
【図10】前掲の図9に示されている構成部材の中で、
ストリングを巻き込んで張力を与える作用に関与する主
要部材を抽出して描いた分解斜視図である。
【図11】上記実施例の作用効果を説明するために示し
たもので、(A)は先願に係るストリング式ワイパに用
いられているコイルスプリングにおけるストリング巻き
込み長さとストリング張力(すなわちバネ荷重)との関
係を示す図表であり、(B)は本発明に用いられるゼン
マイスプリングにおけるストリング巻き込み長さとスト
リング張力(バネ荷重)との関係を示す図表である。
【図12】リモートコントロール式のアウトサイドミラ
ーにストリング式のワイパ装置を装着した場合の、該ワ
イパ装置駆動系統を示し、ミラー本体に垂直な面による
断面図である。
【図13】上掲の図12に鎖線円で囲んで示したA部の
詳細を示し、部分的に切断して描いた拡大図である。
【図14】従来広く用いられているゴムベルトを示し、
(A)はJIS規格のVベルトを切断して描いた部分的
斜視図、(B)は歯付きベルト車に巻き掛けられた歯付
きベルトの一部を破断して描いた断面側面図、(C)は
上記歯付きベルトの横断面図である。
【符号の説明】
3…ミラーボデー、4…ミラー本体、12…ミラーハウ
ジング、17…伝動ベルト、20…庇状部、22…駆動
用のプーリ、23…ミラーベース、24…ワイパアー
ム、25…アイドラプーリ、26,26′…周回ベル
ト、27,27′…ストリング、27a,27a′…ス
トリングの一端、27b…ストリングの他端、27c…
ストリングのストロークエンド、28…テンショナ、2
8a…管路、28b…テンショナコイルスプリング、2
8c…テンショナ入口、29…ワイパブレード、33a
…駆動歯車、33b,33c…中間歯車、33d…被動
歯車、35…ストリングテンショナ、35a…ストリン
グ巻き取りドラム、35b…ドラム軸、35c…ドラム
カバー、35d…ゼンマイスプリング、35e…切割
り、41…異物、51…Vベルト、51a…ベルト主
体、51b…ベルトに埋設された心体、51c…外被
(カバーゴム)、52…歯付きベルト、52a…心体、
53…歯付きベルト車。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミラー本体に固着されたミラーボデーに
    複数個のプーリが配設されており、上記複数個のプーリ
    に無端環状の周回ベルトが巻き掛けられており、上記ミ
    ラー本体の表面付近に移動可能に配置されたストリング
    の1端が前記周回ベルトに取り付けられるとともに該ス
    トリングの他端がテンショナに取付けられて、繰り出し
    ・引き込み自在に張力を与えられているワイパ装置であ
    って、 前記の周回ベルトがゴム状の弾性を有する材料で構成さ
    れており、かつ、該周回ベルトに心体が埋設されておら
    ず、張力の増減に伴って伸縮可能であって、 上記周回ベルトと前記プーリとの間に異物が噛み込まれ
    て該周回ベルトが引き伸ばされる方向の異常な力を受け
    ようとしたとき、該周回ベルトが周方向に伸長すること
    によって張力が緩和されるようになっていることを特徴
    とする、ストリング式のワイパ装置。
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