JP3006190U - 缶包装用容器 - Google Patents

缶包装用容器

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JP3006190U
JP3006190U JP1994008072U JP807294U JP3006190U JP 3006190 U JP3006190 U JP 3006190U JP 1994008072 U JP1994008072 U JP 1994008072U JP 807294 U JP807294 U JP 807294U JP 3006190 U JP3006190 U JP 3006190U
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JP
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side wall
fold
top wall
wall
folds
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JP1994008072U
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Inventor
智治 千田
Original Assignee
大日本紙業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 缶が抜け落ちないように形成した缶包装用容
器の基板1の外形を簡単な形状とすると共に、包装体の
成形も容易にできるようにする。 【構成】 各頂壁端縁3と、各側壁端縁13、及び各半
底壁端縁39を、一直線状に形成し、缶の脱出を防止す
る第1傾斜片8と第2傾斜片19を固定する折返し片1
7の下端を、切込み14で形成して、折返し片17の折
り曲げが容易にできるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、筒状に形成する缶包装用の容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、筒状に形成する缶包装用の容器は、種々存在する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来の缶包装用容器は、包装用の容器を形成する基板の外形が複雑な形状 であり、そして、その基板での包装体の成形も面倒である。
【0004】 本考案は、前記事項に鑑みなされたものであり、缶が抜け落ちないように形成 した缶包装用の容器を形成する基板の外形を簡単な形状とすると共に、その基板 により包装体の成形も容易にできる缶包装用容器とすることを技術的課題とする 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、頂壁2の両側縁に頂壁折目4を介して、一対の側壁12を連設し、 前記各側壁12に側壁折目27を介して半底壁38をそれぞれ連設し、前記頂壁 2の両方の頂壁端縁3と、各側壁12の両方の側壁端縁13、及び各半底壁38 の両方の半底壁端縁39は、それぞれ一直線状に形成し、前記各側壁12の両方 の端縁部に切込み14を設け、この各切込み14から、前記各側壁端縁13と平 行状で、かつ、前記頂壁折目4との交点16まで延びる折返し折目15を設けて 、この折返し折目15と側壁端縁13の間に、それぞれ折返し片17を形成し、 前記各交点16から各切込み14の近くの各側壁端縁13まで延びる第2傾斜折 目18を設けて、前記頂壁折目4との間に各第2傾斜片19を設け、前記各交点 16から各頂壁端縁3まで延びる第1傾斜折目7を設けて、前記頂壁折目4との 間に各第1傾斜片8を設け、前記各頂壁折目4と各側壁折目27を90度折り曲 げて、前記各半底壁38を連結する缶包装用容器とした。
【0006】
【作用】
本考案は、缶包装用容器を形成する基板1の各頂壁端縁3と、各側壁端縁13 及び各半底壁端縁39が、一直線状に形成されているので、基板1の端縁が単純 な形状となっていて、基板1の裁断が容易にできる。
【0007】 そして、前記基板1を折り曲げて、図2に示すように形成した缶包装用容器に 対する缶45の収容は、次に記載するようにしてできる。 すなわち、まず、缶包装用容器に収容すべき所定の数の缶45を直立させて並 べる。次に、この直立して並んだ缶45の上に、基板1の頂壁2の部分を載せ、 各側壁12に設けた各折返し片17を、折返し折目15で折り曲げた状態で、各 側壁12と各半底壁38を、それぞれ90度折り曲げ、各半底壁38を連結して 底壁37を形成する。
【0008】 そうすると、缶45は図3に示すように、缶包装用容器で囲まれる。そして、 折返し折目15で折り曲げられた折返し片17は、缶45の胴部で押え付けられ て固定される。
【0009】 そして、図3に示すように、各折返し片17で引き寄せられた各第2傾斜片1 9と第1傾斜片8が、缶包装用容器の開口部の角部に突出して、缶包装用容器に 収容された缶45の脱出を防止する。
【0010】 そして、この缶包装用容器は、各側壁12に設けた各折返し片17の一側部が 、切込み14となって形成されているので、前記折返し片17の折り曲げが容易 にできる。
【0011】
【実施例】
以下、図に基づいて、本考案の実施例の説明をする。図1〜図3は本考案の一 実施例の説明用の図である。
【0012】 この実施例は、厚紙で形成した基板1に頂壁2を設け、この頂壁2の両側縁に 頂壁折目4を介して、一対の側壁12を連設し、前記頂壁2には、一対の指掛用 切れ目5が設けてあり、この各指掛用切れ目5には、中央部に接続部5aが設け てあり、端部に指掛用折目6が設けてある。
【0013】 そして、前記各側壁12には、側壁折目27を介して半底壁38をそれぞれ連 設してあり、前記各側壁折目27の中央部と両方の側壁端縁13の近くには、前 記頂壁2側に向かって突出する山形切込み29を設けて、山形片31が形成して あり、前記山形切込み29の中央部から前記頂壁2側に向かって山形上部切込み 30が設けてある。
【0014】 また、前記各側壁端縁13の近くに設けた山形切込み29から、側壁端縁13 と半底壁端縁39にそれぞれ斜めに延びる第3傾斜折目28がそれぞれ2条づつ 形成してある。
【0015】 そして、前記頂壁2の両方の頂壁端縁3と、各側壁12の両方の側壁端縁13 、及び各半底壁38の両方の半底壁端縁39は、一直線状に設けてある。 また、前記各側壁12の両方の端縁部に、切込み14を設け、この各切込み1 4から、前記各側壁端縁13と平行で、かつ、前記頂壁折目4との交点16まで 延びる折返し折目15を設けると共に、前記各交点16から前記各切込み14の 近くの各側壁端13まで斜めに延びる第2傾斜折目18を設けて、この各折返し 折目15・各切込み14・各側壁端縁13及び第2傾斜折目18の間に、それぞ れ折返し片17を形成し、前記各第2傾斜折目18と各側壁端縁13、及び各頂 壁折目4との間に、第2傾斜片19を設けてある。
【0016】 そして、前記各交点16から各頂壁端縁3まで斜めに延びる第1傾斜折目7を 設けて、前記各第1傾斜折目7と各頂壁折目4、及び各頂壁端縁3との間に、各 第1傾斜片8を設けてある。
【0017】 また、前記側壁12の一方には、一対の折返し折目15の間に、前記頂壁折目 4と平行に、分解用切込み23が設けてあり、前記半底壁38の一方には、感圧 性接着剤40が塗布してある。
【0018】 そして、前記基板1は、各頂壁折目4と各側壁折目27を90度折り曲げて、 図2に示す四角形筒状の缶包装用容器とする。 この実施例は、缶包装用容器を形成する基板1の各頂壁端縁3と、各側壁端縁 13及び各半底壁端縁39が、それぞれ一直線状に形成されているので、基板1 の端縁が単純な形状となっていて、基板1の裁断が容易にできる。
【0019】 そして、前記基板1を折り曲げて、図2に示すように四角形筒状に形成した缶 包装用容器に、缶45を収容するには、次に記載するようにしてできる。 すなわち、缶包装用容器に収容すべき所定の数の缶45を直立させて並べる。 次に、この直立して並んだ缶45の上に、基板1の頂壁2の部分を載せ、各側壁 12に設けた各折返し片17を、各折返し折目15で各側壁12の内側に折り曲 げた状態で、各側壁12と各半底壁38を、それぞれ90度折り曲げ、各半底壁 38を感圧性接着剤で接着して連結する。
【0020】 そうすると、缶45は図3に示すように、缶包装用容器で囲まれる。そして、 折返し折目15で折り曲げられた折返し片17は、缶45の胴部で側壁12の内 面に押え付けられて固定される。
【0021】 そして、図3に示すように、各折返し片17で引き寄せられた各第2傾斜片1 9と第1傾斜片8が、缶包装用容器の開口部の角部に突出して、缶包装用容器に 収容された缶45の上部を抑止して、缶45の脱出を防いでいる。
【0022】 また、缶45の缶底周縁部46が、側壁12の山形片31を押して、図3に示 すように開くと共に、缶45の胴部の下部が、側壁12を押して、側壁12を山 形上部切込み30の部分で少し膨出させ、缶底周縁部46が缶底周縁挿入孔32 に挿入され、缶45の底部の移動を抑止している。
【0023】 そして、この缶包装用容器は、各側壁12に設けた各折返し片17の一側部が 、切込み14となって形成されているので、前記折返し片17の折り曲げが容易 にできる。
【0024】
【考案の効果】
本考案は、缶包装用容器を形成する基板1の各頂壁端縁3と、各側壁端縁13 及び各半底壁端縁39が、一直線状に形成されているので、基板1の端縁が単純 な形状となり、基板1の裁断が容易にできコストが安くなる。
【0025】 そして、この包装用容器は、各側壁12に設けた各折返し片17の一側部が、 切込み14となって形成されているので、缶45の脱出を確実に防止できる第1 傾斜片8と第2傾斜片19を固定する折返し片17を、容易に折り曲げることが できるものであり、缶45の包装が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の基板の平面図
【図2】本考案の一実施例を筒状に形成した状態の斜視
【図3】本考案の一実施例に缶を収容した状態の斜視図
【符号の説明】
2 頂壁 3 頂壁端縁 4 頂壁折目 7 第1傾斜折目 8 第1傾斜片 12 側壁 13 側壁端縁 14 切込み 15 折返し折目 16 交点 17 折返し片 18 第2傾斜折目 19 第2傾斜片 27 側壁折目 38 半底壁 39 半底壁端縁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頂壁2の両側縁に頂壁折目4を介して、
    一対の側壁12を連設し、前記各側壁12に側壁折目2
    7を介して半底壁38をそれぞれ連設し、前記頂壁2の
    両方の頂壁端縁3と、各側壁12の両方の側壁端縁1
    3、及び各半底壁38の両方の半底壁端縁39は、それ
    ぞれ一直線状に形成し、前記各側壁12の両方の端縁部
    に切込み14を設け、この各切込み14から、前記各側
    壁端縁13と平行状で、かつ、前記頂壁折目4との交点
    16まで延びる折返し折目15を設けて、この折返し折
    目15と側壁端縁13の間に、それぞれ折返し片17を
    形成し、前記各交点16から各切込み14の近くの各側
    壁端縁13まで延びる第2傾斜折目18を設けて、前記
    頂壁折目4との間に各第2傾斜片19を設け、前記各交
    点16から各頂壁端縁3まで延びる第1傾斜折目7を設
    けて、前記頂壁折目4との間に各第1傾斜片8を設け、
    前記各頂壁折目4と各側壁折目27を90度折り曲げ
    て、前記各半底壁38を連結する缶包装用容器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017065787A (ja) * 2015-10-01 2017-04-06 サッポロビール株式会社 包装紙及び包装製品
JP2019089599A (ja) * 2017-11-14 2019-06-13 アサヒビール株式会社 カートンおよびカートン用のブランク

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017065787A (ja) * 2015-10-01 2017-04-06 サッポロビール株式会社 包装紙及び包装製品
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