JP3006172B2 - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JP3006172B2
JP3006172B2 JP3163455A JP16345591A JP3006172B2 JP 3006172 B2 JP3006172 B2 JP 3006172B2 JP 3163455 A JP3163455 A JP 3163455A JP 16345591 A JP16345591 A JP 16345591A JP 3006172 B2 JP3006172 B2 JP 3006172B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばディスク装置に
適用するのに最適な記録再生装置に関し、特に、記録媒
体を記録及び/又は再生するメカデッキをシャーシに弾
性的に支持するフローティング方式に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、図10に示すように、光ディ
スク装置等の記録再生装置では、メカデッキ1を緩衝部
材である3〜4個の防振ゴム2によって外筐3内に弾性
的に支持したフローティング方式が採用されている。な
お、メカデッキ1の上部にはターンテーブル1d、光ピ
ックアップとその送り装置およびローディング機構(い
ずれも図示せず)が取り付けられている。そして、外筐
3の前面パネル3aに設けられたディスク挿入口3b内
に挿入された記録媒体である光ディスク12(又は光デ
ィスク12が収納されたカートリッジ13)がローディ
ング機構によって外筐3内に取り込まれてターンテーブ
ル1d上にローディングされる。そして、ディスクロー
ディング後に、送り装置によって光ディスク12の半径
方向に送られる光ピックアップによって光ディスク12
の記録及び/又は再生が行われるように構成されてい
る。また、記録及び/又は再生後に、光ディスク12は
ローディング機構によってターンテーブル1d上からデ
ィスク挿入口3b外に取り出すようにアンローディング
されるように構成されている。
【0003】この際、記録及び/又は再生中に外筐3に
加えられる外部からの振動や衝撃等による音飛び等を防
止するために、上記振動や衝撃等を防振ゴム2によって
緩衝するようにして、耐振性を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、メカデッキ1
の重量が軽い場合は、この方法でも問題はいが、メカ
デッキ1の重量が重くなると、同じ防振ゴム2を用いて
いたのでは、メカデッキ1の共振倍率が大きくなってし
まう。これを低く抑えるためには、防振ゴム2のコンプ
ライアンスを大きくしなければならない。即ち、荷重に
対する変位量の大きな防振ゴム2を使う必要がある。こ
のような防振ゴム2を用いた場合、輸送時等に大きな外
乱が加わった時、メカデッキ1が大きく動いて外筐3と
緩衝して破損する危険があり、これを防ぐために、外筐
3とメカデッキ1の間隔を大きくすると、光ディスク装
置全体が大型化してしまうと言う問題がある。
【0005】また、メカデッキ1を防振ゴム2によって
外筐3内に弾性的に支持しているので、外筐3が傾けら
れて使用されると、外筐3のディスク挿入口3bに対し
てメカデッキ1が位置ずれを起こし、ローディング時に
光ディスク12をディスク挿入口3bから外筐3内に取
り込む際やアンローディング時に光ディスク12をディ
スク挿入口3b外に取り出す際に、光ディスク12がデ
ィスク挿入口3bの周辺に引っかけられたり、衝突され
る等して、その光ディスク12のローディングやエジェ
クトをスムーズに行えなくなると言う問題があった。
【0006】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、記録及び/又は再生中は高い耐振
性を発揮することができるにも拘らず、輸送時等のメカ
デッキの自由動を防止することができる記録再生装置を
提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の記録再生装置は、ローディングされた記録
媒体を記録及び/又は再生するメカデッキと、そのメカ
デッキを緩衝部材を介して弾性的に支持するシャーシ
、記録媒体のアンローディング指令信号に応答して
回転駆動されると共に、記録媒体のローディング完了信
号に応答して逆回転駆動されるモータと、シャーシに取
り付けられて互いにほぼ直交する方向でそれぞれロック
解除位置とロック位置との間で移動自在に構成された第
1、第2のロック部材とを備え、記録媒体のアンローデ
ィグ指令信号に応答して正回転駆動されるモータによっ
て第1、第2のロック部材をそれぞれロック解除位置か
らロック位置へ駆動してメカデッキに係合させることに
より、そのメカデッキを第1のロック部材で、その第1
のロック部材の移動方向とほぼ直交する第1、第2の方
向についてシャーシに対して不動状態にロックすると共
に、そのメカデッキを第2のロック部材で第1のロック
部材の移動方向に沿った第3の方向についてシ ャーシに
対して不動状態にロックするように構成し、記録媒体の
ローディグ信号に応答して逆回転駆動されるモータによ
って第1、第2のロック部材をそれぞれロック位置から
ロック解除位置へ駆動してメカデッキとの係合をそれぞ
れ解除することにより、メカデッキの第1、第2、第3
の方向のロックを解除するように構成したものである。
【0008】
【作用】上記のように構成された本発明の記録再生装置
は、記録媒体のアンローディグ指令信号に応答して正回
転駆動されるモータによって第1、第2のロック部材を
シャーシに対して互いにほぼ直交する方向でそれぞれロ
ック解除位置からロック位置へ駆動してメカデッキに係
合させることにより、そのメカデッキを第1のロック部
材で、その第1のロック部材の移動方向とほぼ直交する
第1、第2の方向についてシャーシに対して不動状態に
ロックすると共に、そのメカデッキを第2のロック部材
で第1のロック部材の移動方向に沿った第3の方向につ
いてもシャーシに対して不動状態にロックする。そし
て、記録媒体のローディグ信号に応答して逆回転駆動さ
れる1つのモータによって第1、第2のロック部材をそ
れぞれロック位置からロック解除位置へ駆動してメカデ
ッキとの係合をそれぞれ解除することにより、メカデッ
キの第1、第2、第3の方向のロックを解除するように
したものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明を光ディスク装置に適用した一
実施例を図1〜図9を参照して説明する。なお、図10
と同一構造部には同一の符号を付して重複説明を省略す
る。
【0010】まず、図1によって、光ディスク装置の概
要を説明する。上部が開放された箱形のシャーシ11が
外筐3内に固定状態に設置され、メカデッキ1がシャー
シ11内に緩衝部材である複数の防振ゴム2や引張コイ
ルバネ6によって弾性的に支持されている。そして、メ
カデッキ1をシャーシ11に対して不動状態にロック
し、又はそのロックを解除するロック装置Aがシャーシ
11内に設けられている。
【0011】そして、外筐3のディスク挿入口3bに挿
入された記録媒体である光ディスク12(又は光ディス
ク12が挿入されたカートリッジ13)をメカデッキ1
上に搭載されているスピンドルモータのターンテーブル
1d上へローディングする際には、ロック装置Aにより
メカデッキ1をシャーシ11に対して不動状態にロック
しておき、ローディング完了信号に応答して、ロック装
置Aのロックを解除する。そして、メカデッキ1をシャ
ーシ11に対して複数の防振ゴム2や引張コイルバネ6
によって弾性的に支持したフローティング状態で、光デ
ィスク12の記録及び/又は再生を行うようにして、そ
の記録及び/又は再生中に外筐3に加えられる外部から
の振動や衝撃等を複数の防振ゴム2や引張コイルバネ6
等の緩衝部材等によって緩衝するようにして、上記振動
や衝撃等による音飛び等を未然に防止することができ
る。
【0012】次に、光ディスク12をメカデッキ1から
ディスク挿入口3bへアンローディングする際には、そ
のアンローディング指令信号に応答して、ロック装置A
によりメカデッキ1をシャーシ11に対して不動状態に
ロックする。そして、メカデッキ1のシャーシ11およ
び外筐3に対する相対的な位置ずれを全く防止した状態
で、ディスク挿入口3bへの光ディスク12のスムーズ
なアンローディングを行う。
【0013】そして、光ディスク装置の輸送時等の非使
用時にも、ロック装置Aはメカデッキ1をシャーシ11
に対して不動状態にロックした状態をそのまま保持す
る。
【0014】次に、図2〜図8によって、ロック装置A
の詳細を説明する。
【0015】まず、メカデッキ1(斜線で囲まれた部
分)はシャーシ11との間に緩衝部材である4つの防振
ゴム2を介在することにより取り付けられている。これ
だけではメカデッキ1の自重により下方(図3における
下側)へずれてしまうため緩衝部材である4本の引張コ
イルバネ6でメカデッキ1を吊り下げることにより、中
立の状態を保っている。
【0016】次に、ロック装置Aの駆動源であるロック
用モータ4、そのモータ4によって回転駆動される上下
に重ねられた欠歯歯車7およびカム歯車8、第1のロッ
ク部材であるスライド板10や第2のロック部材である
ロック板9等がシャーシ11上に取り付けられている。
【0017】そして、ロック装置Aには、メカデッキ1
の下部から両側面にかけて上向きのほぼコ字状に屈曲さ
れたスライド板10が用いられている。このスライド板
10はシャーシ11の左右両側板11Aの内側に水平に
取り付けられた4つのガイドピン11aおよびシャーシ
11の底板11B上に垂直に取り付けられた2つのガイ
ドピン11bにそれぞれ長穴10f、10cによって嵌
合されている。従って、このスライド板10はシャーシ
11に対して図2および図3に示すX方向と平行な矢印
C、D方向に水平に移動可能に構成されている。
【0018】次に、ロック装置Aは、メカデッキ1の左
右両側面に取り付けられた4本の水平なガイドピン1a
と2本の垂直なガイドピン1bをスライド板10に設け
られたそれぞれ4つおよび2つのダルマ穴であるガイド
穴10a、10bの狭巾部分内に呼び込むことによっ
て、シャーシ11に対するメカデッキ1の図2および図
3に示すY方向とZ方向について不動状態にロックす
る。また、ロック装置Aは、メカデッキ1の下部に垂直
に取り付けられたガイドピン1cをロック板9の切欠部
9b内に呼び込むことによって、シャーシ11に対する
メカデッキ1の図2および図3のX方向について不動状
態にロックするように構成されている。
【0019】次に、ロック装置Aの動作を説明する。ま
ず、光ディスク12のアンローディング時には、外筐3
の前面パネル3aに取り付けられたエジェクトスイッチ
(図示せず)が押されて、アンローディング指令信号が
出ると、図7及び図8に示すように、ロック用モータ4
正回転駆動されて、それに固着された歯車5を回転す
ることにより、欠歯歯車7およびそれに重ね合わされた
カム歯車8を同時に矢印E方向に回転させる。そして、
欠歯歯車7の回転によりスライド板10を図2、図3お
よび図6の矢印D方向のロック解除位置から矢印C方向
のロック位置まで矢印C方向へ移動させる。即ち、欠歯
歯車7にはピン7aが固着されており、それがスライド
板10の長穴10dと嵌合し、回転力を直線力に変換し
ている。スライド板10が図2の矢印C方向へ移動する
と、スライド板10に設けられたガイド穴10aおよび
10bが図5の(A)から(B)の状態となる。即ち、
メカデッキ1に固着された4本のガイドピン1aおよび
2本のガイドピン1bがそれぞれスライド板10に設け
られた4カ所のガイド穴10aおよび2カ所のガイド穴
10bの狭巾部分に矢印C方向から呼び込まれて、メカ
デッキ1がスライド板10で、そのスライド板10の移
動方向であるX方向とほぼ直交する第1、第2の方向で
あるY、Z方向についてシャーシ11に対して不動状態
ロックされる。
【0020】図7及び図8に示すように、欠歯歯車7に
は約180°しか歯が切られておらず、欠歯歯車7が矢
印E方向に約180°回転して図7の(A)の状態から
(B)の状態になると、歯車5から欠歯歯車7がはず
れ、欠歯歯車7はそれ以上回転しなくなる。カム歯車8
については全周に歯が切られており約360°回転でき
る。カム歯車8の下面には図8に示すようなカム溝8b
が切られており、そこにロック板9に固着されたピン9
aが挿入されている。ロック板9は支点軸11cを回動
中心として図2、図6および図8の矢印GおよびH方向
に回動するが、このロック板9の回動方向は図2に示す
ようにスライド板10の移動方向であるX方向と直交す
るY方向に沿った方向であって、換言すれば、X方向と
ほぼ直交する方向である。そして、カム歯車8が矢印E
方向へ約360°回転することにより、ロック板9は図
8の(A)に示すロック解除位置から図8の(B)に示
すロック位置まで矢印G方向に回動し、メカデッキ1に
固着されたガイドピン1cをロック板9の切欠部9bへ
呼び込み、図2および図3におけるメカデッキ1をX方
向についてシャーシ11に対して不動状態にロックす
る。ここでは、スライド板10を図2の矢印C方向へ動
かし、メカデッキ1のY、Z方向をロックした後、ロッ
ク板9を回動させて、X方向のロックを行わせるように
したため、図8におけるカム溝8bは最初の約180°
の間はロック板9を回動させないように切られている。
即ち、欠歯歯車7が図7の(A)から(B)の状態へ回
転している間は、ロック板9は回動せず、欠歯歯車7が
歯車5からはずれ回転が止ってからロック板9を回動さ
せるようにする。
【0021】従って、アンローディング指令信号に応答
して、ロック装置Aがメカデッキ1をシャーシ11に対
して互いに直交する3方向であるX、Y、Z方向の全方
向について不動状態に完全にロックする。その際、スラ
イド板10とロック板9がメカデッキ1のガイドピン1
a、1bと1cに互いにほぼ直交する方向から係合され
て、そのメカデッキ1をロックするので、これらスライ
ド板10とロック板9を互いに干渉させることなくメカ
デッキ1に係合させてロックすることができる。従っ
て、メカデッキ1のロック時にスライド板10およびロ
ック板9に無理な力が発生せず、メカデッキ1を無理な
く、スムーズにロックすることができる。そして、ロッ
ク板9がガイドピン1cをロックした後に、ロック板9
の突起9cによってスイッチ(又はセンサ)14が動作
されて、メカデッキ1のロック完了信号が出て、モータ
4が停止する。
【0022】そして、このロック完了信号によってロー
ディング機構(図示せず)がアンローディング動作に入
って、光ディスク12がメカデッキ1から外筐3のディ
スク挿入口3bへアンローディングされる。
【0023】次に、光ディスク12のローディング時に
は、外筐3のディスク挿入口3bに挿入された光ディス
ク12がローディング機構によってメカデッキ1にロー
ディングされ、図示省略したスイッチ(又はセンサ)か
らローディング完了信号が出ると、ロック用モータ4が
アンローディング時とは反対に逆回転駆動され、まずカ
ム歯車8を図8の(B)から矢印F方向に回転させ、図
8の(A)のようにロック板9をロック位置からロック
解除位置まで矢印H方向に回転してガイドピン1cから
外し、メカデッキ1のX方向のロックを解除する。この
動作は約180°の回転の間に行われ、この間欠歯歯車
7は回転しない。
【0024】カム歯車8より突出したピン8aは欠歯歯
車7の下面に切られた溝7bに挿入されており、カム歯
車8が反時計方向に約180°回転すると、図7の
(B)における溝7bの端面7cにピン8aが当たり、
この瞬間からカム歯車8と欠歯歯車7は一体となって矢
印F方向に回転を始める。従って、ピン8aと溝7bの
端面7cとの位置関係は歯車5とカム歯車8、欠歯歯車
7の両歯車がうまくかみ合うように設定しておく必要が
ある。カム歯車8と欠歯歯車7が一体となって矢印F方
向に回転し始めてから矢印180°の間にスライド板1
0を図2および図3でロック位置からロック解除位置ま
矢印D方向へ移動させ、メカデッキ1のY、Z方向の
ロックを解除する。
【0025】従って、ローディング完了信号に応答し
て、ロック装置Aによるメカデッキ1のX、Y、Zの全
方向のロックが解除され、メカデッキ1が複数の防振ゴ
ム2や引張コイルバネ6によってシャーシ11に対して
弾性的に支持されたフローティング状態に切り換えら
れ、メカデッキ1は振動に対して強い状態となる。そし
て、図2に示すように、矢印D方向に復動されたスライ
ド板10の突起10eによってスイッチ(又はセンサ)
15が動作されて、メカデッキ1のロック解除完了信号
が出て、モータ4が停止する。
【0026】なお、図7に示すコイルバネ16は欠歯歯
車7のピン7aとスライド板10のバネ係止部10hと
の間に架け渡したコイルバネであり、カム歯車8と欠歯
歯車7が一体となって矢印F方向に回転する際、溝7b
の端面7cをピン8aにコイルバネ16のバネ力によっ
て押し当て、カム歯車8と欠歯歯車7のガタを防止し、
両歯車7、8が歯車5とうまくかみ合うようにするため
のものである。
【0027】また、図2におけるシャーシ11に固着さ
れた4本のピン11aは図4のようにスライド板10に
設けられた4のガイド用の穴10fに挿入され、スラ
イド板10のZ方向の動きを規制するものであり、また
同様にシャーシ11に固着された2本のピン11bはス
ライド板10に設けられた2ケのガイド穴10cに挿入
され、スライド板10のY方向の動きを規制するもので
ある。
【0028】なお図9は、欠歯歯車7及びカム歯車8を
一体としたカム歯車17を示した変形例であり、ロック
板9の動作機構は前述したものと同じであるが、スライ
ド板10の移動をロック板9と同様にカム溝17aで行
うものである。スライド板10に固着されたピン10g
がカム歯車17の上面に切られたカム溝17aに挿入さ
れカム歯車17の回転により、スライド板10を移動さ
せるものである。
【0029】以上、本発明の一実施例に付き述べたが、
本発明は上記の実施例に限定されることなく、本発明の
技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。
【0030】また本発明は、上記の実施例で示した光デ
ィスク装置に限定されることなく、各種の記録媒体を記
録及び/又は再生する各種の記録再生装置に適用可能で
ある。
【0031】
【発明の効果】本発明の記録再生装置は、以上のように
構成されているので、次のような効果を奏する。
【0032】記録媒体のローディング完了に応答して、
ロック装置によるメカデッキのシャーシに対するロック
を解除し、メカデッキを緩衝部材を介してシャーシに弾
性的に支持したフローティング状態に切り換えるように
したので、記録及び/又は再生中に外部から加えられる
振動や衝撃等による音飛び等を未然に防止することがで
きて、記録及び/又は再生中は高い耐振性を発揮するこ
とができる。
【0033】記録媒体のアンローディング指令信号に応
答して、ロック装置によりメカデッキがシャーシに対し
て不動状態にロックされるようにしたので、メカデッキ
のシャーシおよび外筐に対する相対的な位置ずれの全く
ない状態で、記録媒体のローディングおよびアンローデ
ィンを常にスムーズに行える。また輸送時等において、
メカデッキがシャーシや外筐に対して大きく動いてこれ
らに衝突して破損するような危険を未然に防止すること
ができる。
【0034】それでいて、本発明の記録再生装置は、記
録媒体のアンローディグ指令信号に応答して正回転駆動
されるモータによって第1、第2のロック部材をシャー
シに対して互いにほぼ直交する方向でそれぞれロック解
除位置からロック位置へ駆動してメカデッキに係合させ
ることにより、そのメカデッキを第1のロック部材で、
その第1のロック部材の移動方向とほぼ直交する第1、
第2の方向についてシャーシに対して不動状態にロック
すると共に、そのメカデッキを第2のロック部材で第1
のロック部材の移動方向に沿った第3の方向についても
シャーシに対して不動状態にロックするようにしたの
で、メカデッキを互いに直交する3方向の全方向につい
て不動状態に完全にロックすることができ、信頼性が高
い。そして、第1、第2のロック部材を互いにほぼ直交
する方向からメカデッキに係合させてロックするので、
第1、第2のロック部材を互いに干渉させることなくメ
カデッキに係合させてロックすることができ、メカデッ
キのロック時に無理な力が発生せず、メカデッキを無理
なく、スムーズにロックすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した光ディスク装置の概要を説明
する透視図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】同上の側面図である。
【図4】メカデッキのY、Z方向のロック構造を示す要
部の斜視図である。
【図5】図5の(A)は同上のロック解除状態を示す側
面図であり、図5の(B)は同上のロック状態を示す側
面図である。
【図6】メカデッキのX方向のロック構造を示す要部の
斜視図である。
【図7】図7の(A)は欠歯歯車およびスライド板の復
動状態の平面図であり、図7の(B)は欠歯歯車及びス
ライド板の往動状態の平面図である。
【図8】図8の(A)はカム歯車およびロック板の復動
状態の平面図であり、図8の(B)はカム歯車およびロ
ック板の往動状態の平面図である。
【図9】カム歯車の変形例を示す平面図である。
【図10】従来の光ディスク装置を示す透視図である。
【符号の説明】
A ロック装置 1 メカデッキ 2 防振ゴム(緩衝部材) 3 外筐 4 ロック用モータ 6 引張コイルバネ(緩衝部材) 9 ロック板(第2のロック部材) 10 スライド板(第1のロック部材) 11 シャーシ 12 光ディスク(記録媒体) 14、15 スイッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ローディングされた記録媒体を記録及び/
    又は再生するメカデッキと、 上記メカデッキを緩衝部材を介して弾性的に支持するシ
    ャーシと、 上記記録媒体のアンローディング指令信号に応答して
    回転駆動され、上記記録媒体のローディング完了信号に
    応答して逆回転駆動されるモータと、 上記シャーシに取り付けられてロック解除位置とロック
    位置との間で移動自在に構成され、上記モータの正回転
    駆動によってロック解除位置からロック位置へ駆動され
    て上記メカデッキに係合されることにより、そのメカデ
    ッキをロック解除位置とロック位置との間での移動方向
    とほぼ直交する第1、第2の方向について上記シャーシ
    に対して不動状態にロックし、上記モータの逆回転駆動
    によってロック位置からロック解除位置へ駆動されて上
    記メカデッキとの係合が解除されることにより、そのメ
    カデッキの第1、第2の方向のロックが解除される第1
    のロック部材と上記シャーシに取り付けられて上記第1のロック部材の
    移動方向とほぼ直交する方向でロック解除位置とロック
    位置との間で移動自在に構成され、上記モータの正回転
    駆動によってロック解除位置からロック位置へ駆動され
    て上記メカデッキに係合されることにより、そのメカデ
    ッキを上記第1のロック部材の移動方向に沿った第3の
    方向について上記シャーシに対して不動状態にロック
    し、上記モータの逆回転駆動によってロック位置からロ
    ック解除位置へ駆動されて上記メカデッキとの係合が解
    除されることにより、そのメカデッキの第3の方向のロ
    ックが解除される第2のロック部材を備えたことを特徴
    とする 記録再生装置。
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