JP3730028B2 - ディスク装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、CD−ROM、又はDVD−ROM等の光ディスクを再生するディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ノート型パソコン対応のディスクドライブにおいては、図9に示すように、ディスクを駆動及び再生するためのディスク駆動・再生機構が搭載されたドロワ51と呼ばれる可動体と、このドロワ51を矢印Y1−Y2方向に搬入出自在な筐体としてのキャビネット52とからなる薄型構造のディスクドライブがある。
【0003】
このようなディスクドライブには、イジェクトロック機構が設けられており、このジェクトロック機構は、例えばドロワ51の前面に設けられたイジェクトボタンを押すことにより、ドロワ51がキャビネット52内から排出され、一方排出されたドロワ51をユーザが手動により押してキャビネット52内に挿入すると、キャビネット52内にドロワ51が収納された状態でロックが掛かるといったものである。
【0004】
このイジェクトロック機構では、例えばキャビネット52に、吸着型のプランジャー53と、プランジャー53の可動片(鉄心)54に連動するロックレバー55とが設けられている。そして、可動片54を矢印Y2方向に付勢するロックバネにより時計方向に付勢力を有するロックレバー53と、ドロワ51の裏面に設けられたロック用の突起とを、ドロワ51がキャビネット52内に挿入されたときに係合させて、キャビネット52内にドロワ51をロックさせる。
【0005】
一方、ロックされたドロワ51は、イジェクトボタンが押されたとき、プランジャー54の可動片55をロックバネの付勢力に抗しつつY1方向に吸着させロックレバー53を反時計方向に回転させることでロックを解除し、図示しないイジェクトバネにより矢印Y2方向に付勢力を有するドロワ51をキャビネット52内から排出させるようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このようなノート型パソコン対応のディスクドライブにおいては、ユーザがパソコンを鞄に入れて持ち運ぶこと等を考慮すると、ロック機構として振動又は衝撃等に耐え得る強いロック力が必要となる。しかしながら、上述した従来のイジェクトロック機構では、プランジャー53の可動片54に、可動片54を矢印Y1方向に付勢するロックバネの付勢力を吸収する程の振動又は衝撃(加速度)が、可動片54が吸着される矢印Y1方向に加わった場合には、ロックレバー53がロック解除方向である反時計方向に動いてしまいユーザの意思に反してロックが勝手に解除され、ドロア51がキャビネット52内から排出されてしまうこととなる。
【0007】
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、内蔵されたディスク搬入出用のトレイ等のイジェクトロック機構が、振動又は衝撃等に耐え得る強いロック力を発揮するディスク装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のディスク装置は、請求項1に記載されているように、筐体と、ディスクを駆動し再生する機構が搭載され、前記筐体に対して挿抜自在な可動体と、前記可動体に設けられた係合部と、前記筐体に設けられ、この筐体内に挿入された前記可動体が前記挿抜の方向に所定のクリアランスを開けて該筐体内に保持されるように前記可動体の前記係合部と係合するロック位置に移動可能なロックレバーと、前記係合部と係合した前記ロックレバーのロックを解除する力を発生するプランジャーと、前記プランジャーが発生する力の方向と逆方向に該プランジャーの可動片を付勢する第1の付勢手段と、前記可動体を前記筐体から吐き出す方向へ付勢する第2の付勢手段と、前記第1の付勢手段の付勢力に対する前記可動片の質量の比率が、前記第2の付勢手段の付勢力に対する前記可動体の質量の比率と比べて小さく構成され、衝撃を受けたとき前記筐体内の前記可動体が、前記可動片の移動よりも先に前記所定のクリアランスを減少させる所定位置に移動した場合には、前記ロックレバーのロック解除方向への移動を規制する、前記可動体に設けられた解除規制部を有するロック解除規制手段と、を具備することを特徴とする。
【0009】
また、この発明のディスク装置は、請求項2に記載されているように、筐体と、ディスクを駆動し再生する機構が搭載され、前記筐体に対して挿抜自在な可動体と、前記可動体に設けられた突起部と、前記筐体に設けられ、この筐体内に挿入された前記可動体が前記挿抜の方向に所定のクリアランスを開けて該筐体内に保持されるように前記可動体の前記突起部と係合するロック位置に移動可能なロックレバーと、前記突起部と係合した前記ロックレバーのロックを解除する力を発生するプランジャーと、前記プランジャーが発生する力の方向と逆方向に該プランジャーの可動片を付勢する第1の付勢手段と、前記可動体を前記筐体から吐き出す方向へ付勢する第2の付勢手段と、前記第1の付勢手段の付勢力に対する前記可動片の質量の比率が、前記第2の付勢手段の付勢力に対する前記可動体の質量の比率と比べて小さく構成され、衝撃を受けたとき前記筐体内の前記可動体が、前記可動片の移動よりも先に前記所定のクリアランスを減少させる所定位置に移動した場合には、前記ロックレバーのロック解除方向への移動を規制する、前記可動体に設けられた解除規制部を有するロック解除規制手段と、を具備することを特徴とする。
【0012】
また、本発明のディスク装置は、請求項3に記載されているように、請求項1または2記載のディスク装置において、前記解除規制部が、前記ロックレバーのロック解除方向への移動を阻止する位置に移動する移動量よりも、前記ロックレバーによりロックされた前記可動体が、筐体内に対し前記着脱方向に開けた所定のクリアランスの量のほうが多いことを特徴とする。
【0014】
本発明のディスク装置は、可動体が筐体内に確実にロックされるために必要な筐体と可動体との間に形成されるクリアンス、いわゆるオーバーストロークを利用し、当該装置が衝撃を受けたときに、ロックレバー等のロック解除方向への移動を阻止する位置に、解除規制部が可動体とともに移動するように構成されている。これにより、イジェクトロック機構が、振動又は衝撃等に耐え得る強いロック力を発揮することができるので、ディスク装置に振動又は衝撃等が加わった場合でもユーザの意思に反してロックが勝手に解除されて可動体が筐体内から排出されてしまうような恐れはない。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施する場合の形態について図面に基づき説明する。
【0016】
図1は本発明の第1の実施形態にかかる、いわゆるノート型パソコン対応のCD−ROMドライブの全体的な構成を示す斜視図、図2はこのCD−ROMドライブのイジェクトロック機構を概略的に示す平面図及び側面図である。
【0017】
これらの図に示すように、このCD−ROMドライブは、ディスクを駆動及び再生するためのディスク駆動・再生機構が搭載された可動体としてのドロワ1と、このドロワ1を収納可能な筐体としてのキャビネット2とから構成されている。キャビネット2は上側キャビネットと下側キャビネットから構成されているが、同図では上側キャビネットの図示を省略してある。ドロワ1はキャビネット2に対して矢印Y1−Y2方向に出し入れ自在である。すなわち、キャビネット2の両側内壁にはドロワ1をガイド支持するための断面コの字状のガイドレール3が各々固定されており、これらのガイドレール4に、ドロワ1の両側に設けられたガイド突起4が、スライドレール5を介して各々嵌め込まれた形態で支持されている。
【0018】
ドロワ1には、ディスクの外形に対応して窪んだ形状に形成されているディスク搭載部6と、ディスクモータ(図示せず)及びターンテーブル7等のディスク駆動機構と、回転駆動されるディスクの記録領域にレーザ光を照射してその反射光を取り込むことでディスクからデータを読出すピックアップ8と、このピックアップ8をディスクの半径方向に搬送するピックアップ送り機構等が設けられている。以上のディスクを駆動する機構とピックアップ8を支持搬送する機構とは、単一のメカシャーシ9上に搭載されており、このメカシャーシ9は、ドロワ1にダンパーゴム等の防振部材を介してフローティング構造で支持されている。さらに、ドロワ1の挿入方向の先端部分、及びこの先端部分と係合するキャビネット2の奥側には、ディスクの再生時等においてドロワ1のキャビネット2内への収納状態を保持するとともに、ディスクの交換時等にイジェクトボタンを押すことによりキャビネット2からドロワ1をイジェクトさせるイジェクトロック機構が設けられている。
【0019】
このイジェクトロック機構としては、図1、図2に加え図3にも示すように、キャビネット2に、吸着型のプランジャー11と、プランジャー11の可動片としての鉄心12に連動するロックレバー13とが設けられている。さらに、このイジェクトロック機構は、鉄心12を矢印Y2方向に付勢するロックバネ14により時計方向に付勢力を有するこのロックレバー13と、ドロワ1にドロワ1の裏面から突出して設けられたロック突起部15とを、ドロワ1がキャビネット2内に挿入されたときに係合させて、キャビネット2内にドロワ1をロックさせる。一方、ロックされたドロワ1は、例えばドロワ1の前面に設けられた図示しないイジェクトボタンが押されたとき、プランジャー11の鉄心12をロックバネ14の付勢力に抗しつつY1方向に吸着させロックレバー13を反時計方向に回転させることでロックを解除し、イジェクトバネ16の付勢力により、キャビネット2に対し矢印Y2方向に付勢力を有するドロワ1をキャビネット2内から排出させる。
【0020】
ここで、イジェクトロック機構に付加されているロック解除規制機構について詳述する。
【0021】
ところで、本実施形態のCD−ROMドライブには、ドロワ1がキャビネット2内へ挿入されたとき、ロック突起部15がロックレバー13のフック13aを越えて確実にロックが掛かるように、ドロワ1をキャビネット2内へ収納するときの移動軌跡にオーバーストロークをもたせている。ロック解除規制機構は、このオーバーストロークを利用して、外部から強い衝撃(加速度)を受けたときに、ロックレバー13のロック解除方向への移動を阻止するものである。
【0022】
すなわち、ドロワ1には、ドロワ1の裏面からロックレバー13と係合する高さまで突出された解除規制リブ17が設けられており、キャビネット2に対するドロワ1の収納方向Y1に衝撃(加速度)が加わったときに、図4に示すように、ドロワ1本体がオーバーストローク分、キャビネット3の奥側に移動することとなる。この際、解除規制リブ17が、ロックレバー13のロックの解除方向への移動を阻止する位置にくるように、ロック解除規制機構では、オーバーストローク量、ドロワ2上の解除規制リブ17の位置及びキャビネット3上の位置が適切な位置又は量となっている。勿論、CD−ROMドライブに衝撃が加わっていない場合には、イジェクトバネ16の付勢力により、ドロワ1はオーバーストローク分、矢印Y2方向に付勢されているので、図2及び図3に示すように、ロックレバー13の移動軌跡上には位置していないこととなり、ロックレバー13の通常のイジェクト動作及びロック動作を妨げることはない。
【0023】
さらに、ロック解除機構を構成するもう1つの要素としては、矢印Y1方向に衝撃が加わったときに、鉄心12が、前述した解除規制リブ17を有するドロワ1よりも先に矢印Y1方向に移動してしまっては、解除規制リブ17がロックレバー13の反時計方向への回転を阻止する前にロックレバー13が回転し、ロックが解除されてしまうこととなるので、鉄心12を矢印Y2方向に付勢するロックバネ14の荷重、鉄心の12の重量、ドロワ1を矢印Y2方向に付勢するイジェクトバネの荷重、及びドロワ1の重量が相対的に所定のバランスに構成されている。
【0024】
すなわち、ロックバネ14の荷重(ロック時)に対する鉄心の質量の比率を、イジェクトバネ16の荷重(ロック時)に対するドロワ1の質量の比率と比べて十分小さくとる。
【0026】
これにより、矢印Y1方向に衝撃が加わった場合に、鉄心12が矢印Y1方向へ移動してロックレバー13によるロックが解除されるよりも、先にドロワ1を矢印Y1方向へ移動させることができるので、ドロワ1の解除規制リブ17により、ロックレバー13の反時計方向への回転を規制しロック解除を実質的に阻止することができる。
【0027】
このように、本実施形態のCD−ROMドライブによれば、ドロワ1がキャビネット2内に確実にロックされるために必要なオーバーストロークを利用して、当該ドライブが衝撃を受けたとき、プランジャー11の鉄心12の移動より早いタイミングでドロワ1を移動させるように構成したことで、ロックレバー13のロック解除方向への移動を阻止する位置にドロワ1に設けられた解除規制リブ17を移動することができる。これにより、イジェクトロック機構は、振動又は衝撃等に耐え得る強いロック力を発揮することができる。
【0028】
次に、第2の実施形態について説明する。
【0029】
図5は、本発明の第2の実施形態にかかるCD−ROMドライブの全体的な構成を示す斜視図、図6はこのCD−ROMドライブのイジェクトロック機構を概略的に示す平面図及び側面図である。
【0030】
図5に示すように、第2の実施形態のCD−ROMドライブには、イジェクトロック機構に鉄心解放型のプランジャー21が用いられている。このイジェクトロック機構は、ロック解除時には、ユーザによりイジェクトボタンが押されると、プランジャー21のコイルに電流が流れ、吸着されている鉄心22が解放されるともに、ロック解除バネ23によりY1方向に付勢されているイジェクトレバー24により鉄心22がY1方向に引出される。次にイジェクトレバー24がY1方向に移動すると、イジェクトレバー24のロック解除始動部25によってロックレバー26のロック解除部27が押され、ロックレバー26は、図6に示すようにロックレバー26自身の有する樹脂バネ部28による付勢力に抗しつつ反時計方向に回転させられる。これにより、ドロワ1aの裏面から突出しているロック突起部29との係合、すなわちロックが外れ、イジェクトバネ30の付勢力によりドロワ1aはキャビネット2aより排出される。この際、イジェクトレバー24のロック解除始動部25と連動するリセットレバー31の押圧部が押され、リセットレバー31はドロワ1aの裏面から突出しているリセットピン32の移動軌跡上にリセットテーパ部33がくるよう反時計方向に回転させられる。
【0031】
一方、ロック時には、ユーザによりドロワ1aがキャビネット2a内に収容される方向Y1に押されると、リセットピン32によりリセットレバー31のリセットテーパ部33が押され、リセットレバー31が時計方向に回転させられる。これにより、リセットレバー31の押圧部が、該押圧部と連動するイジェクトレバー24のロック解除始動部25を押すことにより鉄心22がプランジャー21本体に吸着される。この際、リセットレバー31は、位置決めバネ34により所定の位置に定位させられる。さらに、イジェクトレバー24のロック解除始動部25がロック時の位置に戻ったことから、樹脂バネ部28の付勢力によりロックレバー26も時計方向に回転させられる。ドロワ1aがキャビネット2a内に収容される方向Y1にさらに押されると、ロックレバー26とロック突起部29とが係合し、ロックが掛かる。これにより、ドロワ1aはキャビネット2a内の定位置に保持される。
【0032】
ここで、この実施形態のロック解除規制機構について説明する。
【0033】
ドロワ1aには、ドロワ1aの裏面からリセットレバー31のリセットテーパ部33と係合する高さまで突出された解除規制リブ35が設けられており、キャビネット2aに対するドロワ1aの収納方向Y1に衝撃(加速度)が加わったときに、図7に示すように、ドロワ1a本体がオーバーストローク分、キャビネット2aの奥側に移動することとなる。これにより、リセットレバー31のリセットテーパ部33と解除規制リブ35とが接触するので、リセットレバー31の押圧部、及びイジェクトレバー24のロック解除始動部25を介して連動しているイジェクトレバー24は、矢印Y1方向への移動が規制される。したがって、鉄心22も矢印Y1方向への移動を規制されるので、勿論ロックレバー26も反時計方向、つまりロックが解除される方向へ回転させられることはなく、ロックの解除を実質的に阻止することができる。
【0034】
なお、他の実施形態として、図8に示すように、ピックアップ41を矢印Y1方向へ搬送することによりロックを解除するイジェクトロック機構において、解除規制リブ42とロック突起部43とをキャビネット2bに設け、且つロックレバー44をドロワ1bに設けることにより、第1、第2の実施形態と同様な効果が得られる。
【0035】
また、本実施形態では、CD−ROMドライブに本発明を適用した場合について説明したが、DVD−ROMドライブ、CDドライブ等をはじめ、様々な種類のディスクドライブに本発明を適用することができる。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のディスク装置によれば、可動体が筐体内に確実にロックされるために必要な筐体と可動体との間に形成されるクリアンス、いわゆるオーバーストロークを利用し、当該装置が衝撃を受けたとき、プランジャー等の可動片の移動より早いタイミングで可動体を移動させるように構成したことで、ロックレバー等のロック解除方向への移動を阻止する位置に、可動体に設けられたロック解除規制部材等を移動することができる。これにより、イジェクトロック機構は、振動又は衝撃等に耐え得る強いロック力を発揮することができるので、ディスク装置に振動又は衝撃等が加わった場合でもユーザの意思に反してロックが勝手に解除され、可動体が筐体内から排出されてしまうような恐れはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかるCD−ROMドライブを概略的に示す斜視図
【図2】図1のCD−ROMドライブのイジェクトロック機構によりロックが掛かっている状態を概略的に示す平面図及び側面図
【図3】図1のCD−ROMドライブのイジェクトロック機構によりロックを掛けようとしている状態を概略的に示す平面図及び側面図
【図4】図1のCD−ROMドライブにおいて、ロックレバーのロック解除が阻止されている状態を示す平面図及び側面図
【図5】第2の実施形態にかかるCD−ROMドライブのイジェクトロック機構によりロックが掛かっている状態を概略的に示す平面図及び側面図。
【図6】図5のCD−ROMドライブのイジェクトロック機構によりロックを掛けようとしている状態を概略的に示す平面図及び側面図。
【図7】図5のCD−ROMドライブにおいて、ロックレバーのロック解除が阻止されている状態を示す平面図及び側面図。
【図8】本発明の他の実施形態のCD−ROMドライブを概略的に示す平面図
【図9】従来のCD−ROMドライブを概略的に示す斜視図
【符号の説明】
1、1a、1b……ドロワ
2、2a、2b……キャビネット
8、41……ピックアップ
11、21……プランジャー
12、22……鉄心
13、26、44……ロックレバー
14……ロックバネ
15、29、43……ロック突起部
16、30……イジェクトバネ
17、35、42……解除規制リブ
23……ロック解除バネ
24……イジェクトレバー
25……ロック解除始動部
26、44……ロックレバー
27……ロック解除部
31……リセットレバー
33……リセットテーパ部
Claims (3)
- 筐体と、
ディスクを駆動し再生する機構が搭載され、前記筐体に対して挿抜自在な可動体と、
前記可動体に設けられた係合部と、
前記筐体に設けられ、この筐体内に挿入された前記可動体が前記挿抜の方向に所定のクリアランスを開けて該筐体内に保持されるように前記可動体の前記係合部と係合するロック位置に移動可能なロックレバーと、
前記係合部と係合した前記ロックレバーのロックを解除する力を発生するプランジャーと、
前記プランジャーが発生する力の方向と逆方向に該プランジャーの可動片を付勢する第1の付勢手段と、
前記可動体を前記筐体から吐き出す方向へ付勢する第2の付勢手段と、
前記第1の付勢手段の付勢力に対する前記可動片の質量の比率が、前記第2の付勢手段の付勢力に対する前記可動体の質量の比率と比べて小さく構成され、衝撃を受けたとき前記筐体内の前記可動体が、前記可動片の移動よりも先に前記所定のクリアランスを減少させる所定位置に移動した場合には、前記ロックレバーのロック解除方向への移動を規制する、前記可動体に設けられた解除規制部を有するロック解除規制手段と、
を具備することを特徴とするディスク装置。 - 筐体と、
ディスクを駆動し再生する機構が搭載され、前記筐体に対して挿抜自在な可動体と、
前記可動体に設けられた突起部と、
前記筐体に設けられ、この筐体内に挿入された前記可動体が前記挿抜の方向に所定のクリアランスを開けて該筐体内に保持されるように前記可動体の前記突起部と係合するロック位置に移動可能なロックレバーと、
前記突起部と係合した前記ロックレバーのロックを解除する力を発生するプランジャーと、
前記プランジャーが発生する力の方向と逆方向に該プランジャーの可動片を付勢する第1の付勢手段と、
前記可動体を前記筐体から吐き出す方向へ付勢する第2の付勢手段と、
前記第1の付勢手段の付勢力に対する前記可動片の質量の比率が、前記第2の付勢手段の付勢力に対する前記可動体の質量の比率と比べて小さく構成され、衝撃を受けたとき前記筐体内の前記可動体が、前記可動片の移動よりも先に前記所定のクリアランスを減少させる所定位置に移動した場合には、前記ロックレバーのロック解除方向への移動を規制する、前記可動体に設けられた解除規制部を有するロック解除規制手段と、
を具備することを特徴とするディスク装置。 - 請求項1または2記載のディスクにおいて、
前記解除規制部が、前記ロックレバーのロック解除方向への移動を阻止する位置に移動する移動量よりも、前記ロックレバーによりロックされた前記可動体が、筐体内に対し前記着脱方向に開けた所定のクリアランスの量のほうが多いことを特徴とするディスク装置。
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