JP3005695U - 連結式包装箱 - Google Patents

連結式包装箱

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JP3005695U JP1994007579U JP757994U JP3005695U JP 3005695 U JP3005695 U JP 3005695U JP 1994007579 U JP1994007579 U JP 1994007579U JP 757994 U JP757994 U JP 757994U JP 3005695 U JP3005695 U JP 3005695U
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一美 渡辺
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日本タイトリスト株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連結式包装箱を、1種類の基板45で形成で
きるようにする。 【構成】 同一形状の基板45を4枚設け、この基板4
5を、それぞれ、中央折目20・横折目21、及び縦折
目22で折り曲げて、それぞれ2個の箱体を形成し、こ
れらの箱体に設けた係止片33を、それぞれ隣接する他
の基板45で形成した箱体に係止して、8個の箱体を備
えた箱体とし、この箱体を展開し・集合できる構成とし
た連結式包装箱。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、連結した多数の箱を多数の態様に展開できるように形成した連結式 包装箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
連結した多数の箱を多数の態様に展開できるように形成した連結式包装箱は、 多数知られており、一例として実公平2−23531号公報に記載された包装箱 がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記実公平2−23531号公報に記載された包装箱は、多数の箱を多数の態 様に展開することを考えて考案されたものである。
【0004】 しかしながら、前記包装箱は、1枚の基片と、数枚の単位基片を必要とするも のであるので、基片や単位基片の切断用刃を複数個必要とし、かつ、その組立て も面倒である。
【0005】 本考案は、前記事項に鑑みなされたものであり、連結式包装箱を構成する基板 の種類を1種類として、切断用刃の数を少なくし、かつ、その組立ても容易にで きるようにし、コストを安くすることを技術的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、正四角形状に形成した第1壁板1と、この第1壁板1と同様の形状 の第5壁板5を、中央折目20を介して連設し、前記第1壁板1に、第1壁板1 と同様の形状の第2壁板2と第3壁板3、及び第4壁板4を、前記中央折目20 と平行な横折目21を、それぞれ介して順次連設し、前記第5壁板5と同様の形 状の第6壁板6と第7壁板7、及び第8壁板8を、前記中央折目20と平行な横 折目21を、それぞれ介して順次連設し、前記第4壁板4と第8壁板8の端部に 、前記中央折目20と平行な横折目21を介して、それぞれ糊付片30を連設し 、前記第4壁板4と第8壁板8の一側に、第4蓋板14と第8蓋板18を、前記 中央折目20に対して直角方向に設けた縦折目22を介して連設し、前記第2壁 板2と第6壁板6の他側に、第2蓋板12と第6蓋板16を、縦折目22を介し て連設し、前記第4蓋板14と第8蓋板18の一側と、前記第2蓋板12と第6 蓋板16の他側に、縦折目22を介して、挿入片31を、それぞれ連設し、前記 第6壁板6の一側に、縦折目22を介して係止片33を連設し、この係止片33 に切込み34を設けて、第6壁板6の方を向く突片35を形成し、前記第3壁板 3の他側に、縦折目22を介して翼片40を連設して、基板45を形成すると共 に、 前記基板45と同様の形状の第2の基板と第3の基板及び第4の基板を設け、 前記4枚の基板は、第2壁板2と第3壁板3と第4壁板4、及び糊付片30を 、それぞれの横折目21で90度折り曲げ、糊付片30を前記第1壁板1に接着 して四角形筒体を形成し、前記第2蓋板12と第4蓋板14を、縦折目22でそ れぞれ折り曲げると共に、それぞれの挿入片31を縦折目22で折り曲げて、前 記四角形筒体内に挿入して、第1箱体51・第3箱体53・第5箱体55・第7 箱体57を形成し、前記4枚の基板の第6壁板6と第7壁板7と第8壁板8及び 糊付片30を、それぞれ横折目21で90度折り曲げ、糊付片30を前記第5壁 板5に接着して四角形筒体を形成し、前記第6蓋板16と第8蓋板18を、縦折 目22でそれぞれ折り曲げると共に、それぞれの挿入片31を縦折目22で折り 曲げて、前記四角形筒体内に挿入して、第2箱体52・第4箱体54・第6箱体 56・第8箱体58を形成し、 前記第1箱体51と第2箱体52、第3箱体53と第4箱体54、第5箱体5 5と第6箱体56、及び第7箱体57と第8箱体58を、第1壁板1と第5壁板 5が、中央折目20で折り曲げられない状態で、第1箱体51と第2箱体52、 第3箱体53と第4箱体54、第5箱体55と第6箱体56、及び第7箱体57 と第8箱体58が、それぞれ上下に重なるようにして形成し、 前記第1箱体51の上に第2箱体52を重ねた、その第2箱体52の上に、前 記第1箱体51及び第2箱体52と同様に形成した第3箱体53と第4箱体54 を、第3箱体53の第1壁板1の上に、第4箱体54の第5壁板5が中央折目2 0で折り曲げられて、第3箱体53の上に第4箱体54が重なった状態で重ね、 前記第2箱体52の係止片33を、前記第3箱体53の第2蓋体12の下面に挿 入し、第2箱体52の係止片33の突片35を、第3箱体53の翼片40に係止 し、 前記第3箱体53と第4箱体54に、前記第1箱体51及び第2箱体52と同 様に形成した第5箱体55及び第6箱体56を、第6箱体56の第5壁板5と第 5箱体55の第1壁板1が、中央折目20が折り曲げられない状態で、第6箱体 56と第5箱体55が重なるようにして、前記第3箱体53と第4箱体54に並 列させ、前記第4箱体54の係止片33を、前記第5箱体55の第2蓋体12の 下面に挿入し、第4箱体54の係止片33の突片35を第5箱体55の翼片40 に係止し、 前記第6箱体56の下に、前記第1箱体51及び第2箱体52と同様に形成し た第7箱体57と第8箱体58を、第8箱体58の第5壁板5の上に、第7箱体 57の第1壁板1が中央折目20で折り曲げられて重なった状態で重ね、前記第 6箱体56の係止片33を、第7箱体57の第2蓋体12の下面に挿入し、第6 箱体56の係止片33の突片35を、第7箱体57の翼片40に係止し、第8箱 体58の係止片33を第1箱体51の第2蓋体12の下面に挿入し、第8箱体5 8の係止片33の突片35を、第1箱体51の翼片40に係止して連結式包装箱 とした。
【0007】
【作用】
本考案の連結式包装箱は、基板45を4枚必要とする。しかしながら、その4 枚の基板45は、いずれも同じ形状であるので、同一の裁断刃で裁断できるもの である。
【0008】 そして、図2に示す第1箱体51と第2箱体52、図3に示す第3箱体53と 第4箱体54、図4に示す第5箱体55と第6箱体56、及び図5に示す第7箱 体57と第8箱体58を、図6に示す連結式包装箱に組立てたものは、第1箱体 51の第2蓋板12と第8箱体58の第18蓋板18が向き合って重なるように 、第1箱体51側を縦折目22を中心として、反時計方向に回動させると、図7 に示す箱体が縦に並んだ状態の連結式包装箱となる。
【0009】 次に、図7に示す連結式包装箱の最下部の第1箱体51と第8箱体58を、中 央折目20で90度上方に回動させると図8に示す状態となる。 前記の状態の最上部の第4箱体54と第5箱体55を、中央折目20で90度 下方に回動させると図9に示す状態となる。
【0010】 前記図9に示す状態で、第1箱体51と第8箱体58を、中央折目20でさら に90度上方に回動させ、第4箱体54と第5箱体55を、図9には示されてい ない中央折目20で下方に90度回動させる。
【0011】 そうすると、連結式包装箱は、図10に示すように、第3箱体53の第1壁板 1・第4箱体54の第5壁板5・第5箱体55の第4壁板4・及び第6箱体56 の第8壁板8の、4枚の壁板が同一平面に現れる、略正四角形の平面で形成され る略正六面体に集合された連結式包装箱となる。
【0012】 次に、図10に示す連結式包装箱の第5箱体55と第8箱体58を、縦折目2 2で時計方向に90度回動させると、図11に示す状態となる。 前記の状態で、さらに、第3箱体53と第4箱体54を、前記縦折目22で9 0度回動させると、図12に示すように、箱体が横に並んだ状態の連結式包装箱 となる。そして、この図12に示す状態の連結式包装箱は、図7に示す状態の連 結式包装箱では、表面に現れなかった壁板が表面に現れる。
【0013】 図12に示す状態で、さらに、第3箱体53と第6箱体56を、縦折目22で 180度回動させると、連結式包装箱は、図13に示す状態となる。そして、こ の図13に示す状態の連結式包装箱は、図12に示す状態の連結式包装箱では、 表面に現れなかった壁板が表面に現れる。
【0014】 図13に示す状態の連結式包装箱の第2箱体52と第3箱体53、及び第6箱 体56と第7箱体57を、第3箱体53などの下端部にあり、図13に示されて いない中央折目20(1部図14に示されている)で、それぞれ、下方に90度 回動させると、図14に示す状態となる。
【0015】 この図14に示す状態の第2箱体52と第3箱体53、及び第6箱体56と第 7箱体57を、中央折目20で、さらに、90度回動させると、図15に示す状 態となり、前記図10で表面に現れなかった壁板が、表面に現れた状態の、略正 四角形の平面で形成される略正六面体に集合された連結式包装箱となる。
【0016】
【実施例】
以下図に基づいて本考案の説明をする。 図1〜図16は、本考案の一実施例の説明用の図である。
【0017】 この実施例の連結式包装箱は、図1に示す厚紙で形成した4枚の基板45を設 ける。 そして、前記基板45は、正四角形に形成した第1壁板1と、この第1壁板1 と同一の形状の第5壁板5を、中央折目20を介して上下に連設する。
【0018】 また、前記第1壁板1に、第1壁板1と同一の形状の第2壁板2と第3壁板3 、及び第4壁板4を、前記中央折目20と平行な横折目21をそれぞれ介して、 縦方向に順次連設し、前記第5壁板5に、第5壁板5と同一の形状の第6壁板6 と第7壁板7、及び第8壁板8を、前記中央折目20と平行な横折目21をそれ ぞれ介して、縦方向に順次連設してある。
【0019】 そして、前記第4壁板4と第8壁板8の下部と上部の端部に、前記中央折目2 0と平行な横折目21を介して、それぞれ長方形の糊付片30を連設してある。 さらに、前記第4壁板4と第8壁板8の一側に、前記第4壁板4と略同様の形 状の第4蓋板14と第8蓋板18を、前記中央折目20と直角に設けた縦折目2 2を介して連設し、前記第2壁板2と第6壁板6の他側に、前記第4壁板4と略 同様の形状の第2蓋板12と第6蓋板16を、前記中央折目20と直角に設けた 縦折目22を介して連設してある。
【0020】 そして、前記第4蓋板14と第8蓋板18の一側と、前記第2蓋板12と第6 蓋板16の他側に、縦折目22を介して、長方形で先の細くなった挿入片31を 、それぞれ連設してあり、このそれぞれの挿入片31の縦折目22の上下の両端 部には、それぞれ切離し部23が設けてある。
【0021】 また、前記第6壁板16の一側に、縦折目22を介して係止片33が連設して あり、この係止片33は下方に凹部36の形成された四角形に形成され、U状の 切込み34を設けて、第6蓋板16の方を向く突片35が形成してある。
【0022】 さらに、前記第3壁板3の他側に、縦折目22を介して長方形の翼片40を連 設してあり、この翼片40は、他の基板45に設けた突片35に係止するように 形成されている。
【0023】 そして、前記第3壁板3の一側と、第1壁板1・第5壁板5、及び第7壁板7 の両側には、それぞれ縦折目22を介して、第1壁板1の幅の半分より少し幅の 狭い長方形の内蓋片42がそれぞれ連設してある。
【0024】 そして、この実施例は、さきに述べた如く、図1に示す、前記基板45と同一 形状の、第2の基板45と、第3の基板45、及び第4の基板45を設ける。 そして、前記4枚の基板45は、第2壁板2と第3壁板3と第4壁板4、及び 前記第4壁板4に連設した糊付片30を、各壁板の模様等を印刷した表面が表と なるようにして、それぞれの横折目21で90度折り曲げ、糊付片30を前記第 1壁板1の中央折目20の内面に沿って接着して、四角形筒体を形成する。
【0025】 そして、前記翼片40と、第1壁板1と第3壁板3に設けた内蓋片42を、内 側に縦折目22で折り曲げ、その外側に、前記第2蓋板12と第4蓋板14を、 縦折目22でそれぞれ折り曲げると共に、それぞれの挿入片31を縦折目22で 折り曲げて、前記四角形筒体内に挿入して、4枚の基板45の下方の半分で、第 1箱体51・第3箱体53・第5箱体55、及び第7箱体57を形成する。
【0026】 そして、前記4枚の基板45の第6壁板6と第7壁板7と第8壁板8及び糊付 片30を、各壁板の模様等を印刷した表面が表となるようにして、それぞれ横折 目21で90度折り曲げ、糊付片30を前記第5壁板5の中央折目20の内面に 沿って接着して、四角形筒体を形成する。
【0027】 さらに、前記第5壁板5と第7壁板7に設けた内蓋片42を、内側に縦折目2 2で折り曲げ、その外側に、前記第6蓋板16と第8蓋板18を、縦折目22で それぞれ折り曲げると共に、それぞれの挿入片31を縦折目22で折り曲げて、 前記四角形筒体内に挿入して、4枚の基板45の上半分で、第2箱体52・第4 箱体54・第6箱体56、及び第8箱体58を形成する。
【0028】 以上の組立てにより、図2に示す、第1箱体51と第2箱体52が、上下に連 なるように連設したもの、及び図2に示すものと同様の箱体が合計4組形成され る。
【0029】 次に、図2に示すように、第1箱体51の上に第2箱体52を重ねたものの、 その第2箱体52の上に、図6に示すように、第3箱体53と第4箱体54を重 ねて接続するが、この第3箱体53に対する第4箱体54の接続は、次の如くし て接続する。
【0030】 すなわち、図2と同様に形成した第3箱体53と第4箱体54を、図2に示す 状態から、中央折目20を中心にして、第1壁板1側と第5壁板5側を、それぞ れ90度づつ回動させて、第1壁板1と第5壁板5を水平状態として対面させ、 さらに、第3箱体53と第4箱体54を、前記第1壁板1と第5壁板5を水平状 態のまま、水平方向に180度回動させると、第3箱体53と第4箱体54は、 図3に示す状態となる。そこで、図2に示す第2箱体52の上に、図3に示す第 3箱体53を、図6に示すように重ね、第2箱体52に連設した係止片33を、 第3箱体53の開けた第2蓋板12の下面に挿入し、第2箱体52の係止片33 の突片35を、第3箱体53の翼片40に係止し、前記第2蓋板12を閉ざして 、第2箱体52に第3箱体53を接続する。
【0031】 そして、第4箱体54に対する第5箱体55の接続は、次の如くする。 すなわち、図2に示す第1箱体51及び第2箱体52と同様に形成した第5箱 体55と第6箱体56を、図2に示す状態から、第6箱体56の第5壁板5と第 5箱体55の第1壁板1が、中央折目20が折り曲げられない状態で、中央折目 20を中心として、180度回動させ、第6箱体56と第5箱体55が上下逆に なって重なるようにし、さらに、水平方向の時計方向に90度回動させると、第 5箱体55と第6箱体56は、図4に示す状態となる。
【0032】 そこで、図3に示す第3箱体53と第4箱体54の係止片33を設けた側の横 に、図4に示す第5箱体55と第6箱体56を、図6にしめすように並列させる 。
【0033】 そして、第4箱体54に連設した係止片33を、第5箱体55の開けた第2蓋 板12の下面に挿入し、第4箱体54の係止片33の突片35を、第5箱体55 の翼片40に係止し、第2蓋板12を閉ざして、図6に示すように、第4箱体5 4に、第5箱体55を接続する。
【0034】 そして、第6箱体56に対する第7箱体57の接続は、次の如くする。 すなわち、図2に示す第1箱体51及び第2箱体52と同様に形成した第7箱 体57と第8箱体58を、図2に示す状態から、中央折目20を中心として、第 7箱体57を上方に180度回動させて、第5壁板5に第1壁板1が対向して面 接触する状態とする。
【0035】 そして、前記第1壁板1と第5壁板5が面接触した状態で、第7箱体57と第 8箱体58を、前記中央折目20を中心として、さらに、90度回動させると、 図5に示す状態となる。
【0036】 そこで、図4に示す第6箱体56の下側に、図5に示す第7箱体57を、図6 に示すように挿入する。 そして、第6箱体56に連設した係止片33を、第7箱体57の開けた第2蓋 板12の下面に挿入し、第6箱体56の係止片33の突片35を、第7箱体57 の翼片40に係止し、第2蓋体12を閉ざして、図6に示すように、第6箱体5 6に、第7箱体57を接続する。
【0037】 さらに、図6に示す第1箱体51の開けた第2蓋板12の下面に、第8箱体5 8に連設した係止片33を挿入し、第8箱体58の係止片33の突片35を、第 1箱体51の翼片40に係止し、第2蓋板12を閉ざして、図6に示すように各 箱体を連結して、連結式包装箱を形成した。
【0038】 そして、この実施例は、各蓋板の挿入片31を設けた側には、三角印を付した 。 さらに、この実施例の各箱体は、ゴルフボールを収容するものである。
【0039】 この実施例の連結式包装箱は、基板45を4枚必要とする。しかしながら、そ の4枚の基板45は、いずれも同じ形状であるので、同一の裁断刃で裁断できる ものである。
【0040】 そして、図2に示す第1箱体51と第2箱体52、図3に示す第3箱体53と 第4箱体54、図4に示す第5箱体55と第6箱体56、及び図5に示す第7箱 体57と第8箱体58を、図6に示す連結式包装箱に組立てたものは、第1箱体 51の第2蓋板12と第8箱体58の第18蓋板18が向き合って重なるように 、第1箱体51側を縦折目22を中心として、反時計方向に回動させると、図7 に示す箱体が縦に並んだ状態の連結式包装箱となる。
【0041】 次に、図7に示す連結式包装箱の最下部の第1箱体51と第8箱体58を、中 央折目20で90度上方に回動させると図8に示す状態となる。 前記の状態の最上部の第4箱体54と第5箱体55を、中央折目20で90度 下方に回動させると図9に示す状態となる。
【0042】 前記図9に示す状態で、第1箱体51と第8箱体58を、中央折目20でさら に90度上方に回動させ、第4箱体54と第5箱体55を、図9には示されてい ない中央折目20で下方に90度回動させる。
【0043】 そうすると、連結式包装箱は、図10に示すように、第3箱体53の第1壁板 1・第4箱体54の第5壁板5・第5箱体55の第4壁板4・及び第6箱体56 の第8壁板8の、4枚の壁板が同一平面に現れる、略正四角形の平面で形成され る略正六面体に集合された連結式包装箱となる。
【0044】 次に、図10に示す連結式包装箱の第5箱体55と第8箱体58を、縦折目2 2で時計方向に90度回動させると、図11に示す状態となる。 前記の状態で、さらに、第5箱体55と第8箱体58を、前記縦折目22で9 0度回動させると、図12に示すように、箱体が横に並んだ状態の連結式包装箱 となる。そして、この図12に示す状態の連結式包装箱は、図7に示す状態の連 結式包装箱では、表面に現れなかった壁板が表面に現れる。
【0045】 図12に示す状態で、さらに、第3箱体53と第6箱体56を、縦折目22で 180度回動させると、連結式包装箱は、図13に示す状態となる。そして、こ の図13に示す状態の連結式包装箱は、図12に示す状態の連結式包装箱では、 表面に現れなかった壁板が表面に現れる。
【0046】 図13に示す状態の連結式包装箱の第2箱体52と第3箱体53、及び第6箱 体56と第7箱体57を、第3箱体53などの下端部にあり、図13に示されて いない中央折目20(1部図14に示されている)で、それぞれ、下方に90度 回動させると、図14に示す状態となる。
【0047】 この図14に示す状態の第2箱体52と第3箱体53、及び第6箱体56と第 7箱体57を、中央折目20で、さらに、90度回動させると、図15に示す状 態となり、前記図10で表面に現れなかった壁板が、表面に現れた状態の、略正 四角形の平面で形成される略正六面体に集合された連結式包装箱となる。
【0048】 そして、前記図15に示されるように正六面体に集合された連結式包装箱は、 図16に示すように、厚紙製で四角形の角筒65を外嵌し、各箱体が展開しない ようにしている。
【0049】
【考案の効果】
本考案の連結式包装箱は、4枚の基板45で形成されるが、この4枚の基板4 5は、同じ形状の基板45である。
【0050】 したがって、基板45を裁断する裁断刃は1種類ですみ、また、連結式包装箱 を1種類の基板45で組立てるので組立てが簡単であり、コストの安い連結式包 装箱とすることができる。
【0051】 そして、本考案の連結式包装箱は、各種の形に展開でき、各箱体に対する収容 品の出し入れが容易であると共に、商品としての展示に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の基板の平面図
【図2】本考案の一実施例の第1箱体と第2箱体の斜視
【図3】本考案の一実施例の第3箱体と第4箱体の斜視
【図4】本考案の一実施例の第5箱体と第6箱体の斜視
【図5】本考案の一実施例の第7箱体と第8箱体の斜視
【図6】本考案の一実施例の組立てた斜視図
【図7】本考案の一実施例の直列状態とした斜視図
【図8】本考案の一実施例の集合途中の斜視図
【図9】本考案の一実施例の集合途中の斜視図
【図10】本考案の一実施例の集合させた斜視図
【図11】本考案の一実施例の展開途中の斜視図
【図12】本考案の一実施例を横に展開させた斜視図
【図13】本考案の一実施例を平に展開させた斜視図
【図14】本考案の一実施例の集合途中の斜視図
【図15】本考案の一実施例の集合させた斜視図
【図16】本考案の一実施例の集合させた斜視図
【符号の説明】
1 第1壁板 2 第2壁板 3 第3壁板 4 第4壁板 5 第5壁板 6 第6壁板 7 第7壁板 8 第8壁板 12 第2蓋板 14 第4蓋板 16 第6蓋板 18 第8蓋板 20 中央折目 21 横折目 22 縦折目 30 糊付片 31 挿入片 33 係止片 34 切込み 35 突片 40 翼片 45 基板 51 第1箱体 52 第2箱体 53 第3箱体 54 第4箱体 55 第5箱体 56 第6箱体 57 第7箱体 58 第8箱体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正四角形状に形成した第1壁板1と、こ
    の第1壁板1と同様の形状の第5壁板5を、中央折目2
    0を介して連設し、前記第1壁板1に、第1壁板1と同
    様の形状の第2壁板2と第3壁板3、及び第4壁板4
    を、前記中央折目20と平行な横折目21を、それぞれ
    介して順次連設し、前記第5壁板5と同様の形状の第6
    壁板6と第7壁板7、及び第8壁板8を、前記中央折目
    20と平行な横折目21を、それぞれ介して順次連設
    し、前記第4壁板4と第8壁板8の端部に、前記中央折
    目20と平行な横折目21を介して、それぞれ糊付片3
    0を連設し、前記第4壁板4と第8壁板8の一側に、第
    4蓋板14と第8蓋板18を、前記中央折目20に対し
    て直角方向に設けた縦折目22を介して連設し、前記第
    2壁板2と第6壁板6の他側に、第2蓋板12と第6蓋
    板16を、縦折目22を介して連設し、前記第4蓋板1
    4と第8蓋板18の一側と、前記第2蓋板12と第6蓋
    板16の他側に、縦折目22を介して、挿入片31を、
    それぞれ連設し、前記第6壁板6の一側に、縦折目22
    を介して係止片33を連設し、この係止片33に切込み
    34を設けて、第6壁板6の方を向く突片35を形成
    し、前記第3壁板3の他側に、縦折目22を介して翼片
    40を連設して、基板45を形成すると共に、 前記基板45と同様の形状の第2の基板と第3の基板及
    び第4の基板を設け、 前記4枚の基板は、第2壁板2と第3壁板3と第4壁板
    4、及び糊付片30を、それぞれの横折目21で90度
    折り曲げ、糊付片30を前記第1壁板1に接着して四角
    形筒体を形成し、前記第2蓋板12と第4蓋板14を、
    縦折目22でそれぞれ折り曲げると共に、それぞれの挿
    入片31を縦折目22で折り曲げて、前記四角形筒体内
    に挿入して、第1箱体51・第3箱体53・第5箱体5
    5・第7箱体57を形成し、前記4枚の基板の第6壁板
    6と第7壁板7と第8壁板8及び糊付片30を、それぞ
    れ横折目21で90度折り曲げ、糊付片30を前記第5
    壁板5に接着して四角形筒体を形成し、前記第6蓋板1
    6と第8蓋板18を、縦折目22でそれぞれ折り曲げる
    と共に、それぞれの挿入片31を縦折目22で折り曲げ
    て、前記四角形筒体内に挿入して、第2箱体52・第4
    箱体54・第6箱体56・第8箱体58を形成し、 前記第1箱体51と第2箱体52、第3箱体53と第4
    箱体54、第5箱体55と第6箱体56、及び第7箱体
    57と第8箱体58を、第1壁板1と第5壁板5が、中
    央折目20で折り曲げられない状態で、第1箱体51と
    第2箱体52、第3箱体53と第4箱体54、第5箱体
    55と第6箱体56、及び第7箱体57と第8箱体58
    が、それぞれ上下に重なるようにして形成し、 前記第1箱体51の上に第2箱体52を重ねた、その第
    2箱体52の上に、前記第1箱体51及び第2箱体52
    と同様に形成した第3箱体53と第4箱体54を、第3
    箱体53の第1壁板1の上に、第4箱体54の第5壁板
    5が中央折目20で折り曲げられて、第3箱体53の上
    に第4箱体54が重なった状態で重ね、前記第2箱体5
    2の係止片33を、前記第3箱体53の第2蓋体12の
    下面に挿入し、第2箱体52の係止片33の突片35
    を、第3箱体53の翼片40に係止し、 前記第3箱体53と第4箱体54に、前記第1箱体51
    及び第2箱体52と同様に形成した第5箱体55及び第
    6箱体56を、第6箱体56の第5壁板5と第5箱体5
    5の第1壁板1が、中央折目20が折り曲げられない状
    態で、第6箱体56と第5箱体55が重なるようにし
    て、前記第3箱体53と第4箱体54に並列させ、前記
    第4箱体54の係止片33を、前記第5箱体55の第2
    蓋体12の下面に挿入し、第4箱体54の係止片33の
    突片35を第5箱体55の翼片40に係止し、 前記第6箱体56の下に、前記第1箱体51及び第2箱
    体52と同様に形成した第7箱体57と第8箱体58
    を、第8箱体58の第5壁板5の上に、第7箱体57の
    第1壁板1が中央折目20で折り曲げられて重なった状
    態で重ね、前記第6箱体56の係止片33を、第7箱体
    57の第2蓋体12の下面に挿入し、第6箱体56の係
    止片33の突片35を、第7箱体57の翼片40に係止
    し、第8箱体58の係止片33を第1箱体51の第2蓋
    体12の下面に挿入し、第8箱体58の係止片33の突
    片35を、第1箱体51の翼片40に係止した連結式包
    装箱。
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