JPS6330664Y2 - - Google Patents

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JPS6330664Y2
JPS6330664Y2 JP1982060930U JP6093082U JPS6330664Y2 JP S6330664 Y2 JPS6330664 Y2 JP S6330664Y2 JP 1982060930 U JP1982060930 U JP 1982060930U JP 6093082 U JP6093082 U JP 6093082U JP S6330664 Y2 JPS6330664 Y2 JP S6330664Y2
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JP
Japan
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plate
box
bottom plate
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gable
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JP1982060930U
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JPS58163429U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は箱形形成時に箱自体が長方形を呈し、
内部に仕切が形成される折畳紙箱に関するもので
ある。
内部に仕切が形成される紙箱としては、実公昭
54−25231号公報に開示された考案が知られてい
る。しかしながらこの公知の考案に係る紙箱は、
側面及び妻面が同じ長さであつて底辺形状が正方
形である。従つて内部で仕切られる部分は、いづ
れも正方形であつて、仕切片を箱体形成時に振り
分けないと予定された仕切が形成できない欠点が
ある。更に、箱体は折り畳んだ状態で保管される
ため折癖が付いており、物品収納時に開口させて
も折癖によつて箱形状を保持できないばかりでな
く、仕切片も所定位置が保てず、物品の収納が速
かにできない欠点がある。
本考案はこれらの欠点を除去するためになされ
たものであつて、その目的は製造が簡単であると
共に、ワンタツチで箱形状に形成でき、同時に所
の位置に中仕切が保持されるようにした中仕切を
有する折畳紙箱を提供しようとするものである。
この目的を達成するためになされた本考案は、
展開平面で側面板と妻面板とが交互に一体的に連
設され、側面板の長さが妻面板の長さよりも長
く、箱形状に形成した時に長方形を呈する折畳紙
箱において、各側面板の底部には妻面板底辺の約
半分の長さの側面底面板を連設し、該側面底面板
に箱の高さに等しい仕切板を連設し、該連設部分
の一部を切り離すための切込を設けると共に仕切
板の一部がフラツプ状部になるように切欠端部を
境にして折目を設け、前記切込が形成される側面
底面板のコーナ部分を曲面にして係合部とし、前
記妻面板には側面板底辺の約半分の長さの妻面底
面板を連設し、該妻面底面板の一つのコーナ部に
隣接する側面底面板へ貼着させるデルタ状の接着
部を設け、他方のコーナ部は前記フラツプ状部に
当接し折目部分で折り曲げてその角度を変えさせ
ると共にその位置を保持するための延長部が連設
されていることを特徴とする中仕切を有する折畳
紙箱であつて、側面底面板と妻面底面板との長さ
が異つて箱形状が長方形になり、底面板同志の接
着がデルタ状の接着部でなされ、仕切板の保持は
妻面底面板の一つのコーナ部に設けた延長部でな
されるため、折畳状態から箱形状にするために押
し開くのみで係合部の摩擦係合と延長部がフラツ
プ状部を押圧することとでワンタツチの操作で完
全な形での箱形状が保てると共に中仕切が正し
い、位置に保持されるのである。
次に本考案を図示の実施例により更に詳しく説
明すると、第1図の展開平面において、側面板
1,2と妻面板3,4とを折目5,6,7を介し
て横方向に交互に連設し、側面板1,2を妻面板
3,4の長さよりも長くし、箱体に形成した時に
全体として長方形状を呈するようになつている。
そして端部に位置する側面板1には糊代8が形成
されると共に、各側面板1,2及び妻面板3,4
の上端縁に折目9,10,11,12を介して天
蓋板13,14,15,16が連設されている。
更に、各側面板及び妻面板の各下端には折目1
7,18,19,20を介して側面底面板21,
22及び妻面底面板23,24が連設され、側面
底面板は妻面板の底辺の長さの約半分の長さ(高
さ)にし、更に各側面底面板21,22の自由端
部に折目25,26を介して仕切板27,28が
一体的に連設されている。この仕切板の長さ(高
さ)は箱体の高さと略同じにしてある。そして前
記側面底面板21,22と仕切板27,28との
間の折目25,26に沿つて、仕切板の一部が切
り離されるように一方の端部から切込29,30
が形成されると共に、この切込の端部から切込を
境にして仕切板27,28が縦方向に二つ折りさ
れフラツプ状部27a,28aになるように折目
31,32が形成される。又折畳を良好にするた
めにそれらの折目に沿つて打抜孔31a,32a
を設けても良い。
更に前記側面底面板21,22には前記切込2
9,30の形成側のコーナ部に曲面を設けて摩擦
係合用の係合端部33,34にしてある。
妻面底面板23,24には一つのコーナ部に折
目35,36によつてデルタ状の接着部37,3
8を形成し、このデルタ状の接着部は隣接する側
面底面板に対して外側から接着される。つまり、
デルタ状の接着部37は隣接の側面底面板21に
接着され、デルタ状接着部38はそれに隣接する
側面底面板22に接着されるのである。
妻面底面板の他方のコーナ部は曲面に形成すと
共に折目39,40を介して延長部41,42を
連設し、この延長部が前記したフラツプ状部27
a,28aに当接するようになる。尚、当接を正
確にするためにデルタ状の接着部37,38との
間に切り目43,44を設けてある。
実際の箱製造時にあつては、第1図の展開平面
図の如く、打抜き手段により全部分が一連に連設
された状態で形成される。そして次に折目17〜
20を折つて各底面板21〜24を内側に折畳
み、接着部37,38だけを外側に折畳む(第2
図参照)。この接着部37,38に接着剤を塗布
してから、折目5により側面板1を折り畳むと側
面底面板21と接着部37とが接着し、更に折目
7を折つて妻面板4を折り畳むと、接着部38が
側面底面板22に接着する。この時に糊代8に接
着剤を付けておくと、妻面板4との間で接着し、
第4図に示したような折畳み状態で箱体が形成さ
れる。こような折畳んだ状態で紙箱が運搬及び保
管管理されるのである。
このように形成された紙箱を使用する場合に、
第5図に示したように、矢印aの方向に紙箱を押
し開きさえすれば、各底面板21〜24が下方に
下り、各仕切板27,28が起立状態で中央部に
集まろうとするが、延長部41,42が相対向す
るフラツプ状部27a,28aに当接し、略90゜
に曲げるように作用し、完全に箱体になつた時に
は両仕切板27,28がフラツプ状部との間で折
目31,32により直角に折り曲げられて内部を
四つの部屋に仕切ることになる。この場合重要な
ことは妻面底面板23,24の他方の曲面部分が
まずフラツプ状部27a,28aに当接し徐々に
押し開いて高行くことであり、フラツプ状部が押
し開かれた後においては、延長部41,42が折
目39,40によつて上方に折り曲げられ、フラ
ツプ部が戻らないように作用する。この組立操作
は、単に折畳んである箱を押し開くと云うワンタ
ツチの行為だけで、第6図に示したような箱形状
になるのである。
この箱形状になつた状態を底部から見ると、第
7図に示した通りであり、係合部33,34が
夫々妻面底面板23,24に摩擦係合することに
より、箱体の折り癖に抗して四角形の開口状態が
保持できるのである。
以上説明したように本考案に係る折畳紙箱は、
全体として長方形を呈するものであるが、底部構
成部材において、側面底面板を妻面底辺の半分の
長さにし、妻面底面板を側面底辺の半分の長さに
特定することによつて相互間の接着がデルタ状の
接着部のみで足りると共に構成が簡単になり、箱
体内を長方形の部屋に区分できるようになるので
ある。又、仕切板は、側面底面板に連設し、折目
部分に沿つて切込みを設けると共に切込の端部か
ら折目を設けることによりフラツプ状部が形成さ
れ、このフラツプ状部を押して直角に曲げるため
の延長部を妻面底面板に設けてあり、この延長部
がフラツプ状部の押し曲げと保持とを行うため、
仕切板の箱体内での起立状態が安定するのであ
る。
更に、妻面底面板に接着部が、側面底面板に係
合部とが夫々形成され、底面板同志の接着が容易
であると共に箱体形成時(開口時)に折り畳まれ
た状態から押し開く作用のみで、所謂ワンタツチ
で開口でき、係合部の摩擦係合作用で開口状態が
保てると云う優れた効果を奏するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る折畳紙箱の展開平面図、
第2図及び第3図は同紙箱の組立(製造)途上を
示す平面図、第4図は同紙箱の完成状態における
平面図、第5図は同紙箱の使用時に箱体形状に開
口させる途上を示す上面図、第6図は同紙箱の開
口完了状態の上面図、第7図は同紙箱の開口完了
状態の底面図である。 1,2……側面板、3,4……妻面板、8……
糊代、13〜16……天蓋板、21,22……側
面底面板、23,24……妻面底面板、27,2
8……仕切板、27a,28a……フラツプ部、
29,30……切込、33,34……係合部、3
7,38……接着部、41,42……延長部、5
〜7,9〜12,17〜20,25,26,3
1,32,35,36,39,40……折目。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 展開平面で側面板と妻面板とが交互に一体的に
    連設され、側面板の長さが妻面板の長さよりも長
    く、箱形状に形成した時に長方形を呈する折畳紙
    箱において、各側面板の底部には妻面板底辺の約
    半分の長さの側面底面板を連設し、該側面底面板
    に箱の高さに等しい仕切板を連設し、該連設部分
    の一部を切り離すための切込を設けると共に仕切
    板の一部がフラツプ状部になるように切込端部を
    境にして折目を設け、前記切込が形成される側面
    底面板のコーナ部分を曲面にして係合部とし、前
    記妻面板には側面板底辺の約半分の長さの妻面底
    面板の連設し、該妻面底面板の一つのコーナ部に
    隣接する側面底面板へ貼着させるデルタ状の接着
    部を設け、他方のコーナ部は前記フラツプ状部に
    当接し折目部分で折り曲げてその角度を変えさせ
    ると共にその位置を保持するための延長部が連設
    され、箱体形成時に前記係合部が隣接する妻面底
    面板と摩擦係合することによつて開口状態が保持
    できるように構成したことを特徴とする中仕切を
    有する折畳み紙箱。
JP6093082U 1982-04-26 1982-04-26 中仕切を有する折畳紙箱 Granted JPS58163429U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6093082U JPS58163429U (ja) 1982-04-26 1982-04-26 中仕切を有する折畳紙箱

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JP6093082U JPS58163429U (ja) 1982-04-26 1982-04-26 中仕切を有する折畳紙箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58163429U JPS58163429U (ja) 1983-10-31
JPS6330664Y2 true JPS6330664Y2 (ja) 1988-08-16

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ID=30071159

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JP6093082U Granted JPS58163429U (ja) 1982-04-26 1982-04-26 中仕切を有する折畳紙箱

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JP (1) JPS58163429U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5425231U (ja) * 1977-07-23 1979-02-19
JPS577614U (ja) * 1980-06-16 1982-01-14

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5425231U (ja) * 1977-07-23 1979-02-19
JPS577614U (ja) * 1980-06-16 1982-01-14

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JPS58163429U (ja) 1983-10-31

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