JP3004250B2 - コンピュータシステム - Google Patents
コンピュータシステムInfo
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Description
ュータ等のコンピュータシステムに係り、詳しくは、オ
ペレーティングシステム(OS)に特徴のあるコンピュ
ータシステムに関する。
標、以下同様)等をオペレーティングシステム(OS)
として用いる従来のコンピュータシステムでは、このオ
ペレーティングシステム(OS)がハードディスクユニ
ットに格納されている。また、このオペレーティングシ
ステム(OS)を起動するためのプログラムがROM
(読み出し専用メモリ)に格納され、コンピュータシス
テムの電源のオン動作時に、ROM内の当該プログラム
に従ってハードディスク内のオペレーティングシステム
が起動(ブート)される。
(OS)が起動されると、以後、そのオペレーティング
システム(OS)の内容に従って当該コンピュータシス
テムが運用される。例えば、Windows95等の場
合、システムの運用の過程で種々の情報を設置する必要
があり、その都度、ハードディスクユニットをアクセス
して、当該オペレーティングシステム(OS)に対する
情報設定の処理が行われる。また、システムの運用を終
了させる場合、所定の手順に従ってハードディスクユニ
ット内のオペレーティングシステム(OS)に対する処
理を行った後に、電源が遮断される。
(OS)としてWindows95等を用いる場合、シ
ステムの立ちあげ時、運用時、運用終了時に、オペレー
ティングシステム(OS)が格納されたハードディスク
をアクセスする必要がある。
時、その運用終了時にオペレーティングシステム(O
S)が格納されたハードディスクをアクセスしなければ
ならない従来のコンピュータシステムでは、動作の信頼
性に改善の余地がある。即ち、ハードディスクは、機械
的な動作部分があり、コンピュータシステムを工場等の
生産現場で使用する場合等、その使用環境(温度、振
動、湿度等)が比較的悪い場合、動作不良をおこしやす
い。ハードディスクが動作不良をおこすと、オペレーテ
ィングシステム(OS)に従った正常なシステム運用が
できなくなる。
dows95等のオペレーティングシステムをフラッシ
ュメモリ等の不揮発性の読み書き可能な半導体メモリに
格納することが考えられる。しかし、フラッシュメモリ
等の不揮発性の読み書き可能な半導体メモリは、現在の
時点では、一般的に書き込みできる回数に制限があり、
実用的ではない。
では、システムの運用時に、誤って電源を遮断してしま
った場合、運用終了時に必要なオペレーティングシステ
ム(OS)に対する処理が行われず、ハードディスクユ
ニット内のオペレーティングシステム(OS)の状態が
不定となって、再起動に支障をきたす場合がある。本発
明は上述したようにな従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、本発明の課題は、ハードディスク等の機械的な動
作部分をもつ記憶媒体を用いなくても、システム運用時
に情報の設定等の処理が必要となるオペレーティングシ
ステム(OS)の使用が可能となり、また、システム運
用中に誤って電源を遮断しても、オペレーティングシス
テム(OS)の正常な再起動が可能となるコンピュータ
システムを提供することである。
め、本発明に係るコンピュータシステムは、請求項1に
記載されるように、コンピュータシステムに必要なオペ
レーティングシステムが、書換え可能なメモリにオペレ
ーティングシステムの格納領域を作成するためのプロセ
スを含む第一のオペレーティングシステム部分と、シス
テムの運用に用いられる第二のオペレーティングシステ
ム部分とに分離され、少なくとも上記第一のオペレーテ
ィングシステム部分を格納するOS格納手段と、コンピ
ュータシステムの立ち上げ時に、上記OS格納手段に格
納された第一のオペレーティングシステム部分の起動処
理を行う第一のOS起動手段と、起動された上記第一の
オペレーティングシステム部分に含まれる上記プロセス
に従って書換え可能なメモリに格納領域を作成すると共
に、上記第一のオペレーティング部分に従って当該格納
領域に上記第二のオペレーティングシステム部分を展開
するOS展開手段と、書換え可能なメモリに展開された
第二のオペレーティングシステム部分の起動処理を行う
第二のOS起動手段とを備え、上記第二のOS起動手段
により起動された当該第二のオペレーティングシステム
部分に従って運用されるように構成される。
一のOS起動手段によって、OS格納手段に格納された
第一のオペレーティングシステム部分の起動処理が実行
されると、起動された当該第一のオペレーティングシス
テム部分に従って、書換え可能なメモリにオペレーティ
ングシステムの格納領域が形成されると共に、この書換
え可能なメモリに形成された当該格納領域に第二のオペ
レーティングシステム部分が展開される。書換え可能な
メモリに展開された第二のオペレーティングシステム部
分に対する起動処理が第二のOS起動手段によって実行
され、以後、当該コンピュータシステムは、上記のよう
に書換え可能なメモリから起動された第二のオペレーテ
ィングシステム部分に従って運用される。
ってコンピュータシステムが運用されている間に、当該
第二のオペレーティングシステム部分に対して情報の設
定が必要となった場合、書換え可能なメモリがアクセス
され、設定情報の書き込み処理が行われる。また、シス
テムの電源が誤って遮断された場合にシステムを再度立
ちあげを行うと、上記と同じ手順に従って、初期状態の
第二のオペレーティングシステム部分が書換え可能なメ
モリに展開され、当該初期状態の第二のオペレーティン
グシステム部分が正常に起動される。
は、情報設定のための処理が発生しないコンパクトな構
成部分とし、第二のオペレーティングシステム部分は、
情報設定のための処理が必要となり、ユーザインタフェ
ースを担う構成部分とすることが好ましい。例えば、W
indows95等をオペレーティングシステムとして
用いる場合、上記第一のオペレーティングシステム部分
をDOS(Disk Operating System )部分に対応させ、
上記第二のオペレーティングシステム部分を所謂Win
dows(登録商標、以下同様)本体部分に対応させる
ことができる。
納するためのOS格納手段は、CD−ROMやEP−R
OM等の読み出し専用の記録媒体でも、ハードディス
ク、フラッシュメモリ、光磁気ディスク(MO)等の読
み書き可能な記録媒体のいずれでも構成することができ
る。第二のオペレーティングシステム部分は、予めコン
ピュータシステム内に保存される構成とすることがで
き、また、通信回線等を介して外部から供給されるよう
に構成することもできる。
ンピュータシステム内に予め保存しする場合、本発明
は、例えば、請求項2に記載されるように、上記コンピ
ュータシステムにおいて、上記第二のオペレーティング
システム部分が上記OS格納手段に上記第一のオペレー
ティング部分と分離して格納され、OS展開手段は、O
S格納手段に格納された第二のオペレーティングシステ
ム部分を書換え可能なメモリの所定領域にコピーする手
段を有するように構成することができる。
第一のオペレーティングシステム部分を格納する記録媒
体(例えば、EP−ROM)と第二のオペレーティング
システム部分を格納する記録媒体(CD−ROM)を別
々に構成することも、また、第一のオペレーティングシ
ステム部分と第二のオペレーティングシステム部分の格
納領域を分離した同一の記録媒体(例えば、ハードディ
スク)で構成することもできる。
レーティングシステム部分を保存できるという観点か
ら、本発明は、請求項3に記載されるように、上記第二
のオペレーティングシステム部分が第一のオペレーティ
ングシステム部分と分離してOS格納手段に格納された
システムにおいて、上記OS格納手段は、読み書き可能
な記録媒体を有し、上記第二のオペレーティングシステ
ム部分に従った運用を終了する際に、書換え可能なメモ
リの所定領域に展開される第二のオペレーティングシス
テム部分をOS格納手段に書き戻す手段を備えるように
構成することができる。
ち上げをを行うと、OS格納手段に格納された更新後の
第二のオペレーティングシステム部分が起動される。当
該コンピュータシステムにおいては、請求項4に記載さ
れるように、上記書換え可能なメモリの所定領域が、仮
想的なディスクユニットに割り付けられるように構成す
るこができる。この書換え可能なメモリとして、例え
ば、RAM(ランダムアクセスメモリ)を用いることが
できが、この場合、システム内では、この書換え可能な
メモリが、RAMディスクとして割り当てられる。
に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の一形態に
係るコンピュータシステムの基本的なハードウエア構成
を示すブロック図である。このコンピュータシステムと
して、例えば、IBM(登録商標)−PC/AT互換機
が用いられる。
は、それぞれバスにて接続されたCPU10、メインメ
モリ(RAM)12、ROM14、ハードディスクユニ
ット16、CD−ROMドライブユニット18、ZIP
ディスクドライブユニット20、表示ユニット22及び
入力ユニット24を有している。CPU10は、メイン
メモリ12、ROM14に格納されたプログラムに従っ
て各種の処理を実行する。メインメモリ12は、例え
ば、32Mバイトの容量をもち、CPU10にて実行さ
れるべき各種プログラムが展開される。ROM14は、
CPU10での処理に必要なデータや、システム起動に
必要な最低限の起動(ブート)プログラム等を格納して
いる。更に、このコンピュータシステムは、補助記憶装
置として、ハードディスクユニット16、CD−ROM
ドライブユニット18及びZIPディスクドライブユニ
ット20を備えており、CPU10がハードディスクユ
ニット16、CD−ROMドライブユニット18にセッ
トされるCD−ROM100内及びZIPディスクドラ
イブユニット20にセットされるZIPディスク150
内の各種情報を利用することができるようになってい
る。
ーティングシステム(OS)として用い、このオペレー
ティングシステム(OS)がZIPディスク150に格
納されている。そして、このオペレーティングシステム
(OS)は、DOS部分(以下、1次オペレーティング
システムという)と所謂Windows本体部分(以
下、2次オペレーティングシステムという)に分離して
予めZIPディスク150に格納されている。
ト20は、例えば、IDE(Integrated Device Electr
onics )インタフェースを介してデータの読み書き制御
が行われる。1次オペレーティングシステム(DOS部
分)の各ファイルは、例えば、図5乃至図7に示すよう
に修正されている。即ち、MSDOS.SYSでは、図
5に示すように、起動履歴を残さないように修正が加え
られ、コンピュータシステムの作動環境を記述したファ
イルCONFIG.SYSでは、図6に示すように、各
種ドライブの指定がなされると共に、RAMディスクド
ライブのサイズ(MB)が指定される。この例では、R
AMでディスクドライブのサイズが16MBに指定され
る。また、オペレーションシステム(OS)の起動時で
のエラーを回避するために、IFSHLP.SYS、及
びSETVER.EXEを強制的に読み込むように設定
されている。
ルAUTOEXEC.BATでは、図7に示すように、
ZIPディスクドライブを指定してRAMディスクドラ
イブに2次オペレーティングシステム(Windows
本体部分)をコピーするための記述がなされている。ま
た、更に、Windows95のレジストリファイル
は、例えば、図8に示すように修正される。この例で
は、各ファイル起動ドライブが指定され、1次オペレー
ティングシステム(DOS部分)のファイルに対して
は、ZIPディスクドライブ(Cドライブ)が指定さ
れ、2次オペレーティングシステムのファイル(Win
dows本体部分)に対しては、RAMディスクドライ
ブ(Dドライブ)が指定される。
げると、CPU10は、ROM14に格納された起動
(ブート)プログラムに従って、オペレーティングシス
テムの起動処理を実行する。この起動処理は、例えば、
図2に示す手順に従って行われる。なお、図3は、シス
テム内での処理の手順を視覚的に表しており、また、図
4は、システムを構成する主なハードウエア部品の相互
の関係を概念的に示している。
Pディスクドライブユニット20)のルートディレクト
リにあるIO.SYS(基本的な周辺装置を制御するた
めのデバイスドライバが集合したファイル)がメインメ
モリ12に読み込まれる(S1)。また、起動ドライブ
のルートディレクトリにあるMSDOS(登録商標).
SYS(プロセス制御やメモリ管理、周辺装置のサポー
ト等の機能を記述したファイル、図5参照)がメインメ
モリ12に読み込まれる(S2)。ここで、RAMディ
スクドライブのWindowsディレクトリにあるレジ
ストファイルを読み込もうとするが、まだ、RAMディ
スクドライブが定義されていないので、この処理は失敗
する(S3)。次に、起動ドライブのルートディレクト
リにあるCONFIG.SYS(システムの動作環境を
設定するテキストファイル、図6参照)がメインメモリ
12に読み込まれる(S4)。ここでは、例えば、各種
デバイスドライバ(HIMEM.SYS、RAMDRI
VE.SYS、IFSHLP.SYS、SETVER.
EXE、CD−ROMのデバイスドライバ等)がメイン
メモリ12上に展開される(S4)。そして、RAMD
RIVE.SYS(図6参照)に従って、例えば、メイ
ンメモリ12(RAM)内に16MBのRAMディスク
が定義される(図3における、参照)。
リにあるCOMMAND.COM(基本的なコマンドを
解釈して実行するプログラムファイル。コマンドインタ
ープリター)がメインメモリ12に読み込まれる(S
5)。このようにCOMMAND.COMがメインメモ
リ12に読み込まれると、更に、起動ドライブのルート
ディレクトリにあるAUTOEXEC.BAT(起動時
に自動的に実行されるバッチファイル、図7参照)がメ
インメモリ12に読み込まれる(S6)。このAUTO
EXEC.BATの各実行ファイルに従って、各種処理
が実行される。そのとき、起動ディスク(ZIPディス
ク150)に格納された2次オペレーティングシステム
(Windows本体部分)が上述のようにメインメモ
リ12上に定義されたRAMディスクドライブにコピー
される(図3における参照)。
1次オペレーティングシステム(DOS部分)の起動処
理となる。上記のようにRAMディスクドライブに2次
オペレーティングシステム(Windows本体部分)
がコピーされると、この2次オペレーティングシステム
の起動処理が続いて実行される(図3における)。即
ち、RAMディスクドライブのWindowsディレク
トリにあるWIN.COM(コマンドを実行するプログ
ラムファイル)がメインメモリ12の他の領域(RAM
ディスク以外の所定の領域)に読み込まれる(S7)。
その後、RAMディスクドライブにおけるWindow
s95の残りの起動ステップが実行され、起動処理が完
了する(S8)。
レーティングシステムの2次オペレーティングシステム
(Windows本体部分)がRAMディスク(メイン
メモリ12内)に格納された状態となり、この2次オペ
レーティングシステムに従って、当該コンピュータシス
テムは運用される。その過程で、2次オペレーティング
システムに情報を設定する要求がなされると、その必要
な情報の書き込み処理がRAMディスク内(メインメモ
リ12内)の2次オペレーティングシステムに対して行
われる(図3における)。このように、コンピュータ
システムが運用される過程で、RAMディスク内(メイ
ンメモリ12内)で2次オペレーティングシステムは順
次更新される。
キーボード)を用いてシステムの立ち下げ操作を行う
と、そのまま、システムの電源が遮断される。この時、
RAMディスク(メインメモリ12)に格納された2次
オペレーティングシステムはクリアされる。その結果、
次に、システムを立ち上げる場合、上述したのと同様の
手順に従ってオペレーティングシステム(OS)が実行
され、初期状態の2次オペレーティングシステムがRA
Mディスク(メインメモリ12)にコピーされる。そし
て、この初期状態の2次オペレーティングシステムに従
ってコンピュータシステムの運用が開始される。
ーティングシステムに従って運用を行うコンピュータシ
ステムは、例えば、アーケードゲーム等の、初期状態に
おいて設定が変更されては困るシステムを構築するのに
特に有用である。上記のようなコンピュータシステムで
は、誤って電源を遮断してしまっても、常に初期状態の
オペレーティングシステムがZIPディスク150に保
存されているので、システムの再度の立ち上げも、上述
した手順に従って、特に問題なく行うことができる。
ィスク(メインメモリ12)に格納された更新後の2次
オペレーティングシステムをZIPディスク150に書
き戻す処理を行えば、常に更新された2次オペレーティ
ングシステム(Windows本体部分)に従ったコン
ピュータシステムの運用が可能となる。この2次オペレ
ーティングシステム(Windows本体部分)をZI
Pディスク150に書き戻す処理を含むシステム立ち下
げ時の処理は、例えば、図9に示す手順に従って実行さ
れる。
ペレーティングシステムに従って運用されている間に、
CPU10が、ユーザによるシステム立ち下げ操作に基
づいた2次オペレーティングシステムの終了要求を取得
すると(S11)、RAMディスク上に展開されている
2次オペレーティングシステムの当該更新部分をZIP
ディスクディスク150に書き戻すための処理が実行さ
れる(S12)。そして、RAMディスク上の2次オペ
レーティングシステムについての終了処理が実行された
後に(S13)、当該コンピュータシステムの電源が遮
断される(システム立ち下げ)(S14)。
ち下げることによって、次回、システムを立ち上げる場
合、上述したような手順でのオペレーティングシステム
の起動処理が行われる結果、上記更新された状態でZI
Pディスク150に保存されている2次オペレーティン
グシステムがRAMディスクに展開される。従って、当
該システムは、次に立ち上げられると、当該更新された
2次オペレーティングシステムに(Windows本体
部分)従って運用される。
ライブユニット20にセットされたZIPディスク15
0が、OS格納手段に対応し、図2に示すステップS1
乃至S6での処理が第一のOS起動手段に対応し、AU
TOEXEC.BATの所定実行ファイルに従って2次
オペレーティングシステムをRAMディスクドライブに
コピーするためのステップS6での処理がOS展開手段
に対応し、更に、図2に示すステップS7及びS8での
処理が第二のOS起動手段に対応する。また、図9に示
すステップS12での処理が書換え可能なメモリの所定
領域に展開される第二のオペレーティングシステム部分
をOS格納手段に書き戻す手段に対応する。
テム(OS)をZIPディスクドライブユニット20に
セットされたZIPディスク150に格納するようにし
たが、本発明は、これに限定されることなく、上記のシ
ステムにおいて、オペレーティングシステム(OS)
は、ハードディスクユニット16、あるいは、CD−R
OMドライブユニット18にセットされるCD−ROM
100に保存するようにしてもよい。また、2次オペレ
ーティングシステム(Windows本体部分)だけを
CD−ROM100に保存し、1次オペレーティングシ
ステム(DOS部分)をハードディスクユニット16あ
るいはZIPディスク150に保存するようように、1
次オペレーティングシステムと2次オペレーティングシ
ステムを異なる記録媒体に保存することも可能である。
この場合、CD−ROM100から1次オペレーティン
グシステム(DOS部分)を起動させることのできない
ハードウエア構成となるコンピュータシステムでも、本
発明の適用が可能となる。
れば、OS格納手段に格納された第一のオペレーティン
グシステム部分の起動処理の過程で作成された書換え可
能なメモリの所定の格納領域に第二のオペレーティング
システム部分が展開され、その書換え可能なメモリ内に
おける第二のオペレーティングシステム部分の起動処理
がなされた後に、当該第二のオペレーティングシステム
部分に従った運用がなされる。従って、ハードディスク
等の機械的な動作部分をもつ記憶媒体を用いなくても、
システム運用時に情報の設定等の処理が必要となるオペ
レーティングシステム(OS)の使用が可能となる。ま
た、システム運用中に誤って電源を遮断しても、システ
ムの運用中に更新された可能性のある第二のオペレーテ
ィングシステム部分が不定な状態で保存されることがな
いので、当該オペレーティングシステム(OS)の正常
な再起動が可能となる。
テムのハードウエア構成例を示すブロック図である。
示すフローチャートである。
である。
互の関係を概念的に示す図である。
す図である。
示す図である。
例である。
正例を示す図である。
クドライブからZIPディスクに書き戻すための手順を
示すフローチャートである。
Claims (4)
- 【請求項1】コンピュータシステムに必要なオペレーテ
ィングシステムが、書換え可能なメモリにオペレーティ
ングシステムの格納領域を作成するためのプロセスを含
む第一のオペレーティングシステム部分と、システムの
運用に用いられる第二のオペレーティングシステム部分
とに分離され、 少なくとも上記第一のオペレーティングシステム部分を
格納するOS格納手段と、 コンピュータシステムの立ち上げ時に、上記OS格納手
段に格納された第一のオペレーティングシステム部分の
起動処理を行う第一のOS起動手段と、 起動された上記第一のオペレーティングシステム部分に
含まれる上記プロセスに従って書換え可能なメモリに格
納領域を作成すると共に、上記第一のオペレーティング
部分に従って当該格納領域に上記第二のオペレーティン
グシステム部分を展開するOS展開手段と、 書換え可能なメモリに展開された第二のオペレーティン
グシステム部分の起動処理を行う第二のOS起動手段と
を備え、 上記第二のOS起動手段により起動された当該第二のオ
ペレーティングシステム部分に従って運用されるように
したコンピュータシステム。 - 【請求項2】請求項1記載のコンピュータシステムにお
いて、 上記第二のオペレーティングシステム部分が上記OS格
納手段に上記第一のオペレーティング部分と分離して格
納され、 OS展開手段は、OS格納手段に格納された第二のオペ
レーティングシステム部分を書換え可能なメモリの所定
領域にコピーする手段を有するコンピュータシステム。 - 【請求項3】請求項2記載のコンピュータシステムにお
いて、 上記OS格納手段は、読み書き可能な記録媒体を有し、 上記第二のオペレーティングシステム部分に従った運用
を終了する際に、書換え可能なメモリの所定領域に展開
される第二のオペレーティングシステム部分をOS格納
手段に書き戻す手段を備えたコンピュータシステム。 - 【請求項4】請求項1乃至3いずれか記載のコンピュー
タシステムにおいて、 上記書換え可能なメモリにおける第二のオペレーティン
グシステムの格納領域が、仮想的なディスクユニットと
して割り付けられたコンピュータシステム。
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JPH11265277A (ja) | 1999-09-28 |
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