JP3004019U - ディスクカートリッジ - Google Patents
ディスクカートリッジInfo
- Publication number
- JP3004019U JP3004019U JP1994004935U JP493594U JP3004019U JP 3004019 U JP3004019 U JP 3004019U JP 1994004935 U JP1994004935 U JP 1994004935U JP 493594 U JP493594 U JP 493594U JP 3004019 U JP3004019 U JP 3004019U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cartridge
- clamping plate
- disc
- opening
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 カートリッジ本体(1) 内にディスク(4) が回
転可能に収納され、前記ディスク(4) の中心部にはクラ
ンピングプレート(2) が設けられると共に、前記カート
リッジ本体(1) には前記クランピングプレート(2) が露
出されるターンテーブル挿入孔(7) を有し、かつ前記カ
ートリッジ本体(1) には情報読み取りヘッドが挿入する
開口(6) が設けられると共に、該開口(6) を開閉するシ
ャッター(9) を有してなるディスクカートリッジにおい
て、前記クランピングプレート(2) およびシャッター
(9) は、表面に有彩色層、無彩色層およびメッキ層から
選ばれる1種の層(3,11)を有することを特徴とするディ
スクカートリッジ。 【効果】 識別性および美観に優れる。
転可能に収納され、前記ディスク(4) の中心部にはクラ
ンピングプレート(2) が設けられると共に、前記カート
リッジ本体(1) には前記クランピングプレート(2) が露
出されるターンテーブル挿入孔(7) を有し、かつ前記カ
ートリッジ本体(1) には情報読み取りヘッドが挿入する
開口(6) が設けられると共に、該開口(6) を開閉するシ
ャッター(9) を有してなるディスクカートリッジにおい
て、前記クランピングプレート(2) およびシャッター
(9) は、表面に有彩色層、無彩色層およびメッキ層から
選ばれる1種の層(3,11)を有することを特徴とするディ
スクカートリッジ。 【効果】 識別性および美観に優れる。
Description
【0001】
本考案は、光磁気ディスクなどのディスクが収納されてなるディスクカートリ ッジに関するものである。
【0002】
近年、光磁気ディスクなどのディスクがカートリッジに収納されてなるディス クシステムが提案されている。このようなディスクシステムとしては、ミニディ スク(MD)、光磁気ディスクなどがあり、用途しては再生専用(音楽ソフト用 )、録音再生用、データ用などがある。
【0003】 このディスクシステムに用いられるディスクカートリッジは、カートリッジ本 体内に、光磁気ディスクなどのディスクが回転可能に収納されており、カートリ ッジ本体下面には光学ピックアップが入る開口が形成されている。なおディスク カートリッジが録音可能型であればカートリッジ本体上面に磁界コイルが入る開 口が形成されている。またカートリッジ本体には、この開口を開閉するシャッタ ーが取り付けられている。一方、ディスクの中心部にはクランピングプレート設 けられている。そして、カートリッジ本体の下面中央部に形成されたターンテー ブル挿入孔よりこのクランピングプレートが露出されている。
【0004】 このディスクカートリッジをディスク駆動装置に装着するとターンテーブル挿 入孔からディスク駆動機構のターンテーブルが挿入され、ターンテーブル上面部 に固定されたマグネットにクランピングプレートが磁気吸着されることによって ディスクのクランプが行われる。そしてこのディスククランプ状態でモーターに よってターンテーブルが回転されることによりディスクの回転駆動が行われ、録 音、再生などが行われる。
【0005】 このようなディスクカートリッジの種類は、カートリッジ本体の上面側(正面 側)からは開口の有無、シャッターなどに記載された表示などにより識別が比較 的容易であるが、カートリッジ本体の下面側の形状はほとんど同じであり、種類 などに関する表示などがないため、ディスクカートリッジの下面側(背面側)か らのディスクの種類の識別は困難であった。
【0006】 また、従来のディスクカートリッジはクランピングプレート、シャッターなど が金属素材そのものの色であるため美観に優れるものではなかった。
【0007】
本考案は、上記のような現状に鑑みてなされたものであって、識別性に優れ、 かつ、美観に優れたディスクカートリッジを提供することを目的としている。
【0008】
本考案に係るディスクカートリッジは、カートリッジ本体内にディスクが回転 可能に収納され、前記ディスクの中心部にはクランピングプレートが設けられる と共に、前記カートリッジ本体には前記クランピングプレートが露出されるター ンテーブル挿入孔を有し、かつ前記カートリッジ本体には情報読み取りヘッドが 挿入する開口が設けられると共に、該開口を開閉するシャッターを有してなるデ ィスクカートリッジにおいて、 前記クランピングプレートおよびシャッターが、表面に有彩色層、無彩色層な らびにメッキ層から選ばれる1種の層を有することを特徴としている。
【0009】 このようなディスクカートリッジは、クランピングプレートおよびシャッター の色、またはクランピングプレートの色とシャッターの色との組み合わせにより ディスクのグレード、記録した内容などを識別することができ、しかも美観にも 優れている。
【0010】
以下、図面を参照しつつ本考案のディスクカートリッジについて具体的に説明 する。図1は、本考案の一実施例に係るディスクカートリッジの要部の縦断面図 であり、図2は、本考案の一実施例に係るディスクカートリッジの要部の縦断面 図であり、図3は、本考案の一実施例に係るディスクカートリッジを示す縦断面 図であり、図4(A)は、本考案の一実施例に係るディスクカートリッジの正面 を示す概略図であり、図4(B)は、本考案の一実施例に係るディスクカートリ ッジの背面を示す概略図である。なお、各図において同一の部分には同一の符号 を付している。
【0011】 図1〜4に示すように、本考案の一実施例に係るディスクカートリッジは、ア ッパーシェル1aとロアーシェル1bとが合体固着してなるカートリッジ本体1 内に、ディスク4が回転可能に収納されている。
【0012】 アッパーシェル1aおよびロアーシェル1bは、通常、ポリカーボネートなど の合成樹脂から形成されている。 カートリッジ本体1を形成するアッパーシェル1aには開口5、ロアーシェル 1bには開口6がそれぞれ形成されており、この開口5および6からディスク4 の一部が露出されている。またカートリッジ本体1には、前記開口5および6を 開閉するシャッター9がスライド可能に取り付けられている。このシャッター9 は、図4(A)、(B)に示すように、通常は開口5および6を閉じる位置にあ り、記録時、再生時にはシャッター9がスライドし開口5および6からディスク 4が露出される。そして、開口5から磁界コイル、開口6から光学ピックアップ がそれぞれディスク4に対向する。本実施例では、アッパーシェル1aに開口5 が形成されているが、ディスクカートリッジが再生専用の場合は、前記開口5は 形成されていなくてもよい。
【0013】 シャッター9は、通常、ステンレススチールなどの金属、合成樹脂などから形 成されている。 ディスク4は、光磁気ディスクなどのディスク状記録媒体である。このディス ク4の中心部には中心孔8が形成され、この中心孔8の上面側を覆うようにして クランピングプレート2がディスク4に固着されている。クランピングプレート 2の中心部には小孔2aが設けられているが、この小孔2aはディスクカートリ ッジの製造を容易にするためのものである。
【0014】 クランピングプレート2は、通常、ステンレススチールなどの金属、金属板と 合成樹脂板との積層体、金属粉末が充填された合成樹脂などから形成されている 。なお、「クランピングプレート」はディスクカートリッジの種類によっては「 ハブ」ということもある。
【0015】 カートリッジ本体1の背面側(ロアーシェル)中央部にはターンテーブル挿入 孔7が形成されており、このターンテーブル挿入孔7よりディスク4の中心孔8 およびクランピングプレート2が露出している。
【0016】 本考案のディスクカートリッジでは、前記クランピングプレート2の表面に有 彩色層、無彩色層またはメッキ層から選ばれる1種の層3が形成され、前記シャ ッター9の表面に有彩色層、無彩色層またはメッキ層から選ばれる1種の層11 が形成されている。
【0017】 図1では、有彩色層、無彩色層またはメッキ層3は、クランピングプレート2 の表面全面に設けられているが、本考案では、有彩色層、無彩色層またはメッキ 層3はクランピングプレート2のロアーシェル1b側の面のみに設けられていて もよく、アッパーシェル1aが透明または半透明の場合はクランピングプレート 2のアッパーシェル1a側の面のみに設けられていてもよい。
【0018】 図2では、有彩色層、無彩色層またはメッキ層11は、シャッター9の外表面 全面に設けられているが、本考案では、有彩色層、無彩色層またはメッキ層11 はシャッター9のロアーシェル1b側の外表面のみに設けられていてもよく、ア ッパーシェル1aが透明または半透明の場合はシャッター9のアッパーシェル1 a側の外表面のみに設けられていてもよい。
【0019】 有彩色層および無彩色層は、たとえば塗料を塗布することなどにより形成する ことができる。 ここで有彩色としては、赤、黄赤、黄色、黄緑、緑、青緑、青、青紫、紫、赤 紫など、および、前記色とは彩度および/または明度が異なる色たとえば水色、 茶色、桃色などが挙げられる。
【0020】 無彩色としては、白、灰色、黒などが挙げられる。 このような有彩色層および無彩色層は、特に限定されないが通常10〜30μ mである。
【0021】 メッキ層としては、銅メッキ、ニッケルメッキ、黒色クロムメッキ、黒色ニッ ケルメッキ、スズ合金メッキ、銅合金メッキ、金メッキ、金合金メッキ、銀メッ キロジウムメッキ、パラジウムメッキ、チタンメッキ、白金メッキ、黒色ロジウ ムメッキ、化成処理などにより形成されたメッキ層が挙げられる。このようなメ ッキ層は、電気メッキ、蒸着、スパッタリングなどによって形成することができ る。
【0022】 このようなメッキ層は、特に限定されないが通常0.05〜5μmである。 クランピングプレート2表面およびシャッター9表面に設けられる層は同一で も異なっていてもよく、異なる層を設ける場合は、下記表1および表2のような 組み合わせが挙げられる。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】 また、本発明では、クランピングプレート2の表面に設けられる層3およびシ ャッター9の表面に設けられる層11は、カートリッジ本体1の色と組み合わせ てもよく、組み合わせとしては下記表3および表4に示すような組み合わせ、お よびクランピングプレート2の表面に設けられる層の赤を、黄赤、黄色、黄緑、 緑、青緑、青、青紫紫、赤紫などの有彩色、白、灰色、黒などの無彩色、または 銅メッキ、ニッケルメッキ、黒色クロムメッキ、黒色ニッケルメッキ、スズ合金 メッキ、銅合金メッキ、金メッキ、金合金メッキ、銀メッキロジウムメッキ、パ ラジウムメッキ、チタンメッキ、白金メッキ、黒色ロジウムメッキ、化成処理な どのメッキ層に替えた組み合わせが挙げられる。
【0026】
【表3】
【0027】
【表4】
【0028】 これらのクランピングプレート2の表面に設けられる層3と、シャッター9の 表面に設けられる層11と、カートリッジ本体1の色との組み合わせのなかでは 、下記表5に示すような組み合わせが特に好ましい。
【0029】
【表5】
【0030】 上記のようにクランピングプレート表面およびシャッター表面に有彩色層、無 彩色層またはメッキ層を有するディスクカートリッジは、裏面からのディスクカ ートリッジのグレード、録音の内容などの識別が容易である。また、アッパーシ ェルが透明または半透明であれば正面からもディスクカートリッジのグレード、 録音の内容などの識別が容易である。
【0031】 クランピングプレート表面およびシャッター表面に有彩色層、無彩色層または メッキ層が設けられたディスクカートリッジは、裏面の美観に優れている。また 、アッパーシェルが透明または半透明であれば正面の美観にも優れている。
【0032】 本考案のディスクカートリッジとして具体的には、ミニディスク(MD)、光 磁気ディスクなどが挙げられ、これらは再生専用、録音再生用、データ用のいず れであってもよい。
【0033】 以上、本考案に係るディスクカートリッジについて説明したが、本考案は上記 実施例に限定されるものではなく種々変形可能であることはいうまでもない。
【0034】
本考案に係るディスクカートリッジは、カートリッジ本体内にディスクが回転 可能に収納され、前記ディスクの中心部にはクランピングプレートが設けられる と共に、前記カートリッジ本体には前記クランピングプレートが露出されるター ンテーブル挿入孔を有し、かつ前記カートリッジ本体には情報読み取りヘッドが 挿入する開口が設けられると共に、該開口を開閉するシャッターを有してなるデ ィスクカートリッジにおいて、クランピングプレートおよびシャッターの表面に 有彩色層、無彩色層またはメッキ層が設けられているので、識別性に優れ、かつ 、美観に優れている。
【図1】本考案の一実施例に係るディスクカートリッジ
の要部の縦断面図である。
の要部の縦断面図である。
【図2】本考案の一実施例に係るディスクカートリッジ
の要部の縦断面図である。
の要部の縦断面図である。
【図3】本考案の一実施例に係るディスクカートリッジ
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図4】(A)は、本考案の一実施例に係るディスクカ
ートリッジの正面を示す概略図である。(B)は、本考
案の一実施例に係るディスクカートリッジの背面を示す
概略図である。
ートリッジの正面を示す概略図である。(B)は、本考
案の一実施例に係るディスクカートリッジの背面を示す
概略図である。
10 … ディスクカートリッジ 1 … カートリッジ本体 2 … クランピングプレート 3 … 有彩色層、無彩色層またはメッキ層 4 … ディスク 7 … ターンテーブル挿入孔 9 … シャッター 11 … 有彩色層、無彩色層またはメッキ層
Claims (3)
- 【請求項1】 カートリッジ本体内にディスクが回転可
能に収納され、前記ディスクの中心部にはクランピング
プレートが設けられると共に、前記カートリッジ本体に
は前記クランピングプレートが露出されるターンテーブ
ル挿入孔を有し、かつ前記カートリッジ本体には情報読
み取りヘッドが挿入する開口が設けられると共に、該開
口を開閉するシャッターを有してなるディスクカートリ
ッジにおいて、 前記クランピングプレートおよびシャッターが、表面に
有彩色層を有することを特徴とするディスクカートリッ
ジ。 - 【請求項2】 カートリッジ本体内にディスクが回転可
能に収納され、前記ディスクの中心部にはクランピング
プレートが設けられると共に、前記カートリッジ本体に
は前記クランピングプレートが露出されるターンテーブ
ル挿入孔を有し、かつ前記カートリッジ本体には情報読
み取りヘッドが挿入する開口が設けられると共に、該開
口を開閉するシャッターを有してなるディスクカートリ
ッジにおいて、 前記クランピングプレートおよびシャッターが、表面に
無彩色層を有することを特徴とするディスクカートリッ
ジ。 - 【請求項3】 カートリッジ本体内にディスクが回転可
能に収納され、前記ディスクの中心部にはクランピング
プレートが設けられると共に、前記カートリッジ本体に
は前記クランピングプレートが露出されるターンテーブ
ル挿入孔を有し、かつ前記カートリッジ本体には情報読
み取りヘッドが挿入する開口が設けられると共に、該開
口を開閉するシャッターを有してなるディスクカートリ
ッジにおいて、 前記クランピングプレートおよびシャッターが、表面に
メッキ層を有することを特徴とするディスクカートリッ
ジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994004935U JP3004019U (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | ディスクカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994004935U JP3004019U (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | ディスクカートリッジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3004019U true JP3004019U (ja) | 1994-11-08 |
Family
ID=43139957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994004935U Expired - Lifetime JP3004019U (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | ディスクカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3004019U (ja) |
-
1994
- 1994-05-10 JP JP1994004935U patent/JP3004019U/ja not_active Expired - Lifetime
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