JP2583239Y2 - ディスクカートリッジ - Google Patents
ディスクカートリッジInfo
- Publication number
- JP2583239Y2 JP2583239Y2 JP1991113730U JP11373091U JP2583239Y2 JP 2583239 Y2 JP2583239 Y2 JP 2583239Y2 JP 1991113730 U JP1991113730 U JP 1991113730U JP 11373091 U JP11373091 U JP 11373091U JP 2583239 Y2 JP2583239 Y2 JP 2583239Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- disc
- cartridge
- clamping plate
- seal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は光磁気ディスク等を収納
するディスクカートリッジに関する。
するディスクカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、記録媒体として光ディスクを用い
た記録再生システムにおいては、ミニディスク(MD)
と称される新しいタイプの小型ディスクシステムが提案
されている。このミニディスクシステムにおいてはディ
スクはカートリッジに収納されており、このカートリッ
ジをディスク駆動装置に挿入してディスクの記録または
再生が行なわれる如くなされている。
た記録再生システムにおいては、ミニディスク(MD)
と称される新しいタイプの小型ディスクシステムが提案
されている。このミニディスクシステムにおいてはディ
スクはカートリッジに収納されており、このカートリッ
ジをディスク駆動装置に挿入してディスクの記録または
再生が行なわれる如くなされている。
【0003】このミニディスクシステムに用いられるデ
ィスクカートリッジを図3〜図5に示す。図中1はディ
スクカートリッジを全体として示し、2はカートリッジ
本体で、このカートリッジ本体2は上ハーフ2aと下ハ
ーフ2bとを合体固着してなり、その内部には光磁気デ
ィスク等のディスク3が回転可能に収納されている。
ィスクカートリッジを図3〜図5に示す。図中1はディ
スクカートリッジを全体として示し、2はカートリッジ
本体で、このカートリッジ本体2は上ハーフ2aと下ハ
ーフ2bとを合体固着してなり、その内部には光磁気デ
ィスク等のディスク3が回転可能に収納されている。
【0004】カートリッジ本体2の上面及び下面には夫
々開口4及び5が形成されており、この開口4及び5か
らディスク3の一部が露出される。そしてカートリッジ
本体2には、この開口4及び5を開閉するシャッター6
がスライド可能に取り付けられており、即ち通常の状態
では図示の如くシャッター6によって開口4及び5が閉
じられ、ディスクカートリッジ1をディスク駆動装置に
挿入すると装置側の機構によって自動的にシャッター6
が開かれて開口4及び5からディスク3が露出し、これ
に磁界コイル及び光学ピックアップが対向されるように
なっている。
々開口4及び5が形成されており、この開口4及び5か
らディスク3の一部が露出される。そしてカートリッジ
本体2には、この開口4及び5を開閉するシャッター6
がスライド可能に取り付けられており、即ち通常の状態
では図示の如くシャッター6によって開口4及び5が閉
じられ、ディスクカートリッジ1をディスク駆動装置に
挿入すると装置側の機構によって自動的にシャッター6
が開かれて開口4及び5からディスク3が露出し、これ
に磁界コイル及び光学ピックアップが対向されるように
なっている。
【0005】ディスク3の中心部には中心孔(センター
ホール)7が形成され、さらにこの中心孔7の上面側を
塞ぐようにして磁性金属によりなるクランピングプレー
ト8が固着されている。またこのクランピングプレート
8の中心部には小孔8aが形成されている。一方カート
リッジ本体2の下面側中央部にはターンテーブル挿入孔
9が形成されており、このターンテーブル挿入孔9より
ディスク3の中心孔7及びクランピングプレート8が露
出されている。
ホール)7が形成され、さらにこの中心孔7の上面側を
塞ぐようにして磁性金属によりなるクランピングプレー
ト8が固着されている。またこのクランピングプレート
8の中心部には小孔8aが形成されている。一方カート
リッジ本体2の下面側中央部にはターンテーブル挿入孔
9が形成されており、このターンテーブル挿入孔9より
ディスク3の中心孔7及びクランピングプレート8が露
出されている。
【0006】そしてディスクカートリッジ1をディスク
駆動装置に装着すると上記ターンテーブル挿入孔9から
ディスク駆動機構のターンテーブル(図示せず)が挿入
され、これにディスク3が載置された状態でクランプさ
れる。即ちターンテーブル上にディスク3が載置される
と同時に、ターンテーブルの中心部に設けられたテーパ
ー状のセンタリング凸部がディスク3の中心孔7に挿入
嵌合されてディスクのセンタリングが行なわれると共
に、センタリング凸部の上面部に固定されたマグネット
にクランピングプレート8が磁気吸着されることによっ
てディスクのクランプが行なわれる。そしてこのディス
ククランプ状態でモーターによってターンテーブルが回
転されることによりディスク3の回転駆動が行なわれ
る。
駆動装置に装着すると上記ターンテーブル挿入孔9から
ディスク駆動機構のターンテーブル(図示せず)が挿入
され、これにディスク3が載置された状態でクランプさ
れる。即ちターンテーブル上にディスク3が載置される
と同時に、ターンテーブルの中心部に設けられたテーパ
ー状のセンタリング凸部がディスク3の中心孔7に挿入
嵌合されてディスクのセンタリングが行なわれると共
に、センタリング凸部の上面部に固定されたマグネット
にクランピングプレート8が磁気吸着されることによっ
てディスクのクランプが行なわれる。そしてこのディス
ククランプ状態でモーターによってターンテーブルが回
転されることによりディスク3の回転駆動が行なわれ
る。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】ところで、ミニディス
クシステムにおいては、光磁気ディスクによりなる記録
可能型ディスク(いわゆる生ディスク)と、予め信号が
記録されてなる再生専用型ディスク(いわゆるソフトデ
ィスク)の二種類があり、これらのディスクの種類はカ
ートリッジ本体の上面側で識別可能である(記録可能型
ディスクの場合は記録時に記録用の磁界コイルを要する
ため図3で示したようにカートリッジ本体の上面側に磁
界コイルが入る開口を有しているが、再生専用型ディス
クの場合は磁界コイルを要しないのでカートリッジ本体
の上面側には開口がない)が、カートリッジ本体の下面
側の形状は両ディスクとも殆ど同じであるため、従来デ
ィスクカートリッジの下面側(裏面側)からのディスク
の種類の識別は難しい。
クシステムにおいては、光磁気ディスクによりなる記録
可能型ディスク(いわゆる生ディスク)と、予め信号が
記録されてなる再生専用型ディスク(いわゆるソフトデ
ィスク)の二種類があり、これらのディスクの種類はカ
ートリッジ本体の上面側で識別可能である(記録可能型
ディスクの場合は記録時に記録用の磁界コイルを要する
ため図3で示したようにカートリッジ本体の上面側に磁
界コイルが入る開口を有しているが、再生専用型ディス
クの場合は磁界コイルを要しないのでカートリッジ本体
の上面側には開口がない)が、カートリッジ本体の下面
側の形状は両ディスクとも殆ど同じであるため、従来デ
ィスクカートリッジの下面側(裏面側)からのディスク
の種類の識別は難しい。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで本考案では、上記
のようにカートリッジ本体内にディスクが回転可能に収
納され、ディスクの中心部にはクランピングプレートが
設けられると共に、カートリッジ本体にはクランピング
プレートが露出されるターンテーブル挿入孔を有してな
るディスクカートリッジにおいて、クランピングプレー
トに、ディスクの種類に応じて着色が施されたシールを
貼着してなるものである。
のようにカートリッジ本体内にディスクが回転可能に収
納され、ディスクの中心部にはクランピングプレートが
設けられると共に、カートリッジ本体にはクランピング
プレートが露出されるターンテーブル挿入孔を有してな
るディスクカートリッジにおいて、クランピングプレー
トに、ディスクの種類に応じて着色が施されたシールを
貼着してなるものである。
【0009】
【作用】このようにクランピングプレートにディスクの
種類に応じて着色が施されたシールを貼着したことによ
り、このシールをターンテーブル挿入孔から見ることで
ディスクの種類を容易に識別することができる。
種類に応じて着色が施されたシールを貼着したことによ
り、このシールをターンテーブル挿入孔から見ることで
ディスクの種類を容易に識別することができる。
【0010】
【実施例】以下、図1及び図2を参照しながら本考案の
実施例について説明するに、前述した図3〜図5の従来
例と対応する部分には同一符号を付しその説明は省略す
る。
実施例について説明するに、前述した図3〜図5の従来
例と対応する部分には同一符号を付しその説明は省略す
る。
【0011】本考案は、前述した如きミニディスクシス
テムに用いられるディスクカートリッジにおいて、ディ
スク3の中心部のクランピングプレート8にシール10
を貼着してなるものである。このシール10は図で明ら
かなようにクランピングプレート8の下面側に貼着され
ており、カートリッジ本体2のターンテーブル挿入孔9
からはっきりと目視することができる。
テムに用いられるディスクカートリッジにおいて、ディ
スク3の中心部のクランピングプレート8にシール10
を貼着してなるものである。このシール10は図で明ら
かなようにクランピングプレート8の下面側に貼着され
ており、カートリッジ本体2のターンテーブル挿入孔9
からはっきりと目視することができる。
【0012】そしてこのシール10には着色が施されて
おり、このシール10の色によってカートリッジ本体2
内のディスク3の種類を識別できるようにしてある。
おり、このシール10の色によってカートリッジ本体2
内のディスク3の種類を識別できるようにしてある。
【0013】即ち、前述した如くミニディスクシステム
においては、光磁気ディスクによりなる記録可能型ディ
スクと、予め信号が記録されてなる再生専用型ディスク
の二種類があり、さらに記録可能型ディスクにおいて
も、74分用、60分用、30分用などのように記録可
能な時間に応じた種類が存在する。これらのディスクの
種類はカートリッジ本体の上面側で識別可能であるが、
カートリッジ本体の下面側の形状は何れのディスクも殆
ど同じであるため、従来ディスクカートリッジの下面側
からのディスクの種類の識別は難しかった。そこで本例
ではディスクの種類に応じてシール10の色を変えるこ
とにより、カートリッジ本体2の下面側のターンテーブ
ル挿入孔9からクランピングプレート8に貼着されたシ
ール10を目視してディスクの種類を容易に識別できる
ようにしたものである。
においては、光磁気ディスクによりなる記録可能型ディ
スクと、予め信号が記録されてなる再生専用型ディスク
の二種類があり、さらに記録可能型ディスクにおいて
も、74分用、60分用、30分用などのように記録可
能な時間に応じた種類が存在する。これらのディスクの
種類はカートリッジ本体の上面側で識別可能であるが、
カートリッジ本体の下面側の形状は何れのディスクも殆
ど同じであるため、従来ディスクカートリッジの下面側
からのディスクの種類の識別は難しかった。そこで本例
ではディスクの種類に応じてシール10の色を変えるこ
とにより、カートリッジ本体2の下面側のターンテーブ
ル挿入孔9からクランピングプレート8に貼着されたシ
ール10を目視してディスクの種類を容易に識別できる
ようにしたものである。
【0014】このようにシール10をディスクの種類に
応じて着色し、ディスクカートリッジ1の下面側からシ
ール10の色を見てディスクの種類を識別できるように
したことにより視認性が向上し、付加価値の高いディス
クカートリッジを提供することができる。
応じて着色し、ディスクカートリッジ1の下面側からシ
ール10の色を見てディスクの種類を識別できるように
したことにより視認性が向上し、付加価値の高いディス
クカートリッジを提供することができる。
【0015】一般にこの種のディスククランプ構造にお
いてはターンテーブル側のマグネットとディスク側のク
ランピングプレート8との間に適当な隙間を設けるのが
普通であり、本例でのシール10の貼着はこの隙間を有
効に利用した形態である。但し、このシール10はマグ
ネットによるディスクのクランプ(クランピングプレー
ト8の磁気吸着)に影響がない程度の薄いものを用いる
必要がある。尚、このシール10の貼着は、ディスク3
をカートリッジ本体2に組込む前の工程で行なってもよ
いし、ディスク3をカートリッジ本体2に組込んだ後に
ターンテーブル挿入孔9を介して行なってもよい。
いてはターンテーブル側のマグネットとディスク側のク
ランピングプレート8との間に適当な隙間を設けるのが
普通であり、本例でのシール10の貼着はこの隙間を有
効に利用した形態である。但し、このシール10はマグ
ネットによるディスクのクランプ(クランピングプレー
ト8の磁気吸着)に影響がない程度の薄いものを用いる
必要がある。尚、このシール10の貼着は、ディスク3
をカートリッジ本体2に組込む前の工程で行なってもよ
いし、ディスク3をカートリッジ本体2に組込んだ後に
ターンテーブル挿入孔9を介して行なってもよい。
【0016】
【考案の効果】以上説明した如く本考案は、カートリッ
ジ本体内にディスクが回転可能に収納され、ディスクの
中心部にはクランピングプレートが設けられると共にカ
ートリッジ本体にはクランピングプレートが露出される
ターンテーブル挿入孔を有してなるディスクカートリッ
ジにおいて、クランピングプレートに、ディスクの種類
に応じて着色が施されたシールを貼着したことにより、
色によるディスクの種類の識別が可能となり、視認性が
向上する効果を有する。また、地味な印象を与えがちな
カートリッジ下面側において、シールをデザイン上のポ
イントとして使用し、商品性を向上させることも期待で
きる。
ジ本体内にディスクが回転可能に収納され、ディスクの
中心部にはクランピングプレートが設けられると共にカ
ートリッジ本体にはクランピングプレートが露出される
ターンテーブル挿入孔を有してなるディスクカートリッ
ジにおいて、クランピングプレートに、ディスクの種類
に応じて着色が施されたシールを貼着したことにより、
色によるディスクの種類の識別が可能となり、視認性が
向上する効果を有する。また、地味な印象を与えがちな
カートリッジ下面側において、シールをデザイン上のポ
イントとして使用し、商品性を向上させることも期待で
きる。
【図1】実施例のディスクカートリッジの要部の縦断面
図である。
図である。
【図2】実施例のディスクカートリッジの底面図であ
る。
る。
【図3】従来のディスクカートリッジの平面図である。
【図4】従来のディスクカートリッジの底面図である。
【図5】従来のディスクカートリッジの縦断面図であ
る。
る。
1 ディスクカートリッジ 2 カートリッジ本体 3 ディスク 8 クランピングプレート 9 ターンテーブル挿入孔 10 シール
Claims (1)
- 【請求項1】 カートリッジ本体内にディスクが回転可
能に収納され、上記ディスクの中心部にはクランピング
プレートが設けられると共に、上記カートリッジ本体に
は上記クランピングプレートが露出されるターンテーブ
ル挿入孔を有してなるディスクカートリッジにおいて、
上記クランピングプレートに、ディスクの種類に応じて
着色が施されたシールを貼着し、このシールの色を見て
ディスクの種類を識別できるようにしたことを特徴とす
るディスクカートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991113730U JP2583239Y2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | ディスクカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991113730U JP2583239Y2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | ディスクカートリッジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0559661U JPH0559661U (ja) | 1993-08-06 |
JP2583239Y2 true JP2583239Y2 (ja) | 1998-10-22 |
Family
ID=14619687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991113730U Expired - Fee Related JP2583239Y2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | ディスクカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2583239Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6355284U (ja) * | 1986-09-30 | 1988-04-13 | ||
JP3005272U (ja) * | 1994-06-15 | 1994-12-13 | 善弘 中筋 | 運勢表示時計 |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP1991113730U patent/JP2583239Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0559661U (ja) | 1993-08-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |