JP3003990U

JP3003990U - 健身球

Info

Publication number: JP3003990U
Application number: JP1994006745U
Authority: JP
Inventors: ようこ高橋
Original assignee: ようこ高橋
Priority date: 1994-05-09
Filing date: 1994-05-09
Publication date: 1994-11-01
Anticipated expiration: 2000-05-09

Abstract

(57)【要約】【目的】掌に載せたボールを握ったり、緩めたりする
動作で掌や指のツボを刺激することができ、自分の体力
に合ったペースで誰にでも簡単に健康促進ができる。【構成】掌上に収まる大きさのボール（１）は、ゴム
素材などの伸縮性の素材を用いている。このボール
（１）の表面には凸のイボが均一に配置してある。ボー
ル（１）の側面には通気口（３）を設けている。また、
通気口（３）には、空気が流入するとき可動する弁
（４）を設ける。弁（４）には圧縮された空気を排出す
るための空気圧制御孔（５）が設けてある。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は健康促進器具である。

【０００２】

【従来の技術】

「健身球」は最初、中国で玩具として、世の中に誕生しました。後に、医学界の研究を通して、医学の器具として公認されました。そして、「健身球」は健康促進具として多くの人々に愛用されている。この方法は石製や鉄製の２つの球体を掌で持ち、指を使って回転させたり、移動させたりして指の血行を良くして健康促進に役立てている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、従来の技術では２つの重い球体を使うため、使い方が非常にむずかしい。そのため、「健身球」を持っていても使いこなすことが出来ない人が多い。その上、重たいために老人や子供には不向きである。また、持ち運びにも不便である。しかも、２つの球体を使う方法は若者には人気がなく、ほとんど使われていない。また、球体の表面が滑らかなために指や掌に対して刺激が少ない。本考案は以上の欠点を解決し、多くの人々に使ってもらうことを目的とするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

掌上に収まる大きさのボール（１）は、ゴム製などの伸縮性の素材を用いている。このボール（１）の表面は全体に凸のイボ（２）が均一に配置してある。ボール（１）の側面には通気口（３）を設ける。また、通気口（３）には空気が流入するときに可動する弁（４）を設ける。さらに、弁（４）には圧縮された空気を排出するための空気圧制御孔（５）を設ける。以上の構造で課題を解決している。

【０００５】

【作用】

ボール（１）を掌の上に包み込むようにして、握り締めたり、緩めたりして使う。握り締めるとボール（１）内の空気が小さい空気圧制御孔（５）より排出される。手の力を緩めると弁（４）が開き、空気が流入してボール（１）が膨脹する。膨脹すると空気圧が増加して弁（４）を閉じる。同時に空気圧制御孔（５）の小さい孔から少しずつ内部の空気が排出される。したがって、握り締める速度をあげると、ボール（１）内の空気は排出より流入量が増えるためボール（１）は膨脹して堅くなる、そのため、握る力も強く必要になる。逆に、握り締める速度を遅くすると、ボール（１）は萎んで行く。この作用を利用して、自分に合ったペースでリズムカルに使うと無理せず、血行を良くすることが出来る。また、ボール（１）の表面上に均一に配置したイボ（２）が握り締めた掌や指のツボを刺激して指圧効果を発揮する。

【０００６】

【実施例】

実施例に基づいて説明する。（イ）ボール（１）の表面上に凸のイボ（２）を均一に配置してある。（ロ）ボール（１）の側面に通気口（３）が設けてある。（ニ）通気口（３）には空気流入時に可動する弁（４）を設ける。（ホ）弁（４）にはボール（１）内の空気圧を制御する空気圧制御孔（５）を設けてある。

【０００７】

【考案の効果】

本考案の係わる「健身球」はボール・タイプにし、軽量化を図っているため、取扱い易く、未使用時には小さく萎むので持ち運びに便利である。どこでも、だれにでも簡単に使用することができる。また、ボールの表面上に設けたイボによって、掌や指のツボを刺激して、より効果的に健康促進効果が発揮できるように工夫してある。その結果、この「健身球」を使うことにより、血液の循環系統や掌・指のツボに刺激を与え、手の痺れ、震え、指関節炎、高血圧の予防ができる。継続的に使用することで、大脳中枢神経の調整、記憶力の改善、精神的な疲労の回復をすることができる。また、血行を良くすることで女性の冷え症を防ぐことができる。子供が使用することにより、大脳の発育を促進することもできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】実施例の正面図

【図２】実施例のＡ−Ｂ断面図

【図３】実施例のＡ側面図

【図４】実施例のＣ−Ｄ断面図

【図５】実施例の使用状態（握り状態）を示す断面図

【図６】実施例の使用状態（緩めた状態）を示す断面図

【符号の説明】

１ボール２イボ３通気口４弁５空気圧制御孔

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】ボール（１）は伸縮性のある素材（ゴム素
材など）を使い、ボール（１）上には全体に凸のイボ
（２）が均一に配置されている。さらに、ボール（１）
の側面には通気口（３）が設けられている。この通気口
には弁（４）が設けてあり、弁（４）は空気が流入する
とき可動する構造になっている。また、弁（４）には空
気圧制御孔（５）を設ける。以上の構成で、手の指の運
動によって、指部のツボを刺激して心身の健康を促進す
る構造にしたことを特徴とする健身球である。