JP3003973U - パネル支持部材 - Google Patents

パネル支持部材

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JP3003973U
JP3003973U JP1994006172U JP617294U JP3003973U JP 3003973 U JP3003973 U JP 3003973U JP 1994006172 U JP1994006172 U JP 1994006172U JP 617294 U JP617294 U JP 617294U JP 3003973 U JP3003973 U JP 3003973U
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JP
Japan
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support member
upright
plate surface
protective material
panel support
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Application number
JP1994006172U
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English (en)
Inventor
重実 片田
Original Assignee
協和物産株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 保護材の設置と除去の容易にする安価な支持
部材を得て、搬入作業の迅速化と搬入経路の保全を図
る。 【構成】 直立面と底面から成るL字形状を有する支持
部材に、連続する三面であって、中央面が保護材に接す
る固定板面2、左右の二面は、中央面に対して底面の広
がる方向に角度を有する左右の二面は補強板面1とも、
支持部材を壁面の隅付近に置いた場合には、隣接する壁
面に設置した保護材を固定する補助固定板面ともなる直
立面、直立面の断面に一致する接続形状を含む支持板面
3となる底面、必要に応じて、直立面の中央面と左右の
二面の角に補強用の芯材を備える。材質には塩化ビニル
樹脂が含まれる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、運搬物を建造物内に搬入する際等に用いられる壁面用の保護板を保 持するパネル立てに関する。
【0002】
【従来の技術】
建造物内に大型の運搬物を搬入する際、搬入経路上の壁面や、建具、エレベー タ等の設備を保護材で覆い、傷や汚れを防いで保全に努めている。保護材には、 紙製や樹脂製のシートや、段ボール板やベニヤ板が用いられている。
【0003】 大型、重厚な搬入物で、壁面等を傷つける恐れがある場合は、クッションとな る段ボール板や樹脂材と比較的強度のあるベニヤ板を適宜、組み合わせて用い、 単に汚れを防ぐ場合は、紙シートや段ボール板を用いるなど、用途により使い分 けられている。
【0004】 樹脂材料で保護材専用に作成されたシートは、紙材料の保護材に比べてやや耐 久性に優れてはいるが、再々にわたる利用には至らない消耗品であり、コストが 高い。一般的には、安価で取り扱いが容易な段ボール板ないしベニヤ板が多く用 いられている。
【0005】 搬入に際し、予め壁面等を保護材で覆い、固定される。速やかに保護材の設置 と除去を行うため、保護材は、壁面に立て掛け、必要に応じてテープで仮止めし たり、適当な資材で押さえて固定する程度に保持されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
以上のように、従来、運搬物の搬入には、段ボール板やベニヤ板等の保護材を テープや適当な資材で押さえる程度に簡単に固定して壁面を覆い、壁や設備を保 護している。保護材は搬入時に一時的に使用されるため、設置と除去が容易な固 定部材が用いられている。
【0007】 しかし、テープによる固定は、固定先の壁面等の材質によっては、除去が不完 全になったり、接着性が不良で固定が不安定になることがある。段ボール等の紙 製の保護材は、テープの接着と剥離により消耗し、厚みのあるベニヤ板では、テ ープで固定しきれないことがある。
【0008】 適当な資材で押さえて固定する場合、特に、押さえ専用の支持部材が存在しな いため、様々なものが流用されている。保全の対象となる壁面の形状や室内の配 置によって、常に同じものが代用できるとは限らないため、搬入物とともに多様 な資材の運搬を要することになる。
【0009】 このように保護材の設置と除去は、手間とコストをさほど要せず、運搬と搬入 作業に負担を掛けずに、搬入経路を良好に保全するものでなければならない。
【0010】 本考案は、保護材の設置と除去の容易にする安価な支持部材を得て、搬入作業 の迅速化と搬入経路の保全を図ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本考案では、壁面用の保護材の固定部材を、壁 面に沿って直立する三面に床に接する一面を添えたL字形状を有する支持部材で 構成する。壁面に沿って直立する三面は連続し、中央の広い一面は、保護材に接 する固定板面となる。左右の二面は、中央の広い一面に対して保護材からの加重 方向に相応する角度を有し、固定板面に対して補強板面となるとともに、支持部 材を壁面の隅付近に置いた場合には、隣接する壁面に設置した保護材を固定する 補助固定板面ともなる。必要に応じて、中央の広い一面と左右の二面が接する角 に補強用の芯材を備える。床に接する一面は、支持部材の転倒を防ぐ支持板面と なる。
【0012】 本考案の支持部材は、補強板面を設けているため、強度に優れた鉄、アルミ等 の金属に限らず、やや軟質な材質で作製しても十分保護材の固定に耐える。例え ば、塩化ビニル樹脂板で作製すれば、材料が安価で、加工が容易であり、繰り返 して利用出来るなどの利点がある。
【0013】 本考案の支持部材の一例について図面を用いて説明する。図1〜図3は、本考 案の支持部材の説明図で、図1は上方から、図2は壁面側から、図3は側方から の側面図である。図1〜図3は、塩化ビニル樹脂板で作製した支持部材について 示している。
【0014】 図1にあるように、床に接する支持板面3は、横176×縦200mmに収ま るホームベース形状を有し、壁面に沿って直立する補強板面1と固定板面2が壁 面側で接続する。固定板面2は幅120mm、固定板面2の左右に接する補強板 面1は、それぞれ幅40mmを有し、固定板面に対して補強板面は45゜を成し て、支持板面の横幅28mmを占めている。
【0015】 図2に示すように、横幅176mmの支持板面3からのびる補強板面1および 固定板面2は600mmの長さを有する。補強板面1および固定板面2は、一枚 の樹脂板を折り曲げ加工して、支持板面3に接着する。図3に点線で示すように 、補強板面1が固定板面2に接する角には補強用三角棒4を用いている。補強用 三角棒4は、5mmの太さを有し、角の内側から接着して取り付けてある。
【0016】 以上のように塩化ビニル樹脂を材質として、幅176×奥行200×高さ60 0mmの大きさに作製した本考案の支持部材は、通常の搬入作業に際して用いら れる段ボール板やベニヤ板の保護材を十分固定できるものである。
【0017】
【実施例】
本考案の実施例を図面とともに説明する。図4は、本考案の実施例として支持 部材の使用について示す説明図である。保護材7に接する固定板面2は、例えば 斜線で示す中央部5・6に、搬入業者名や、搬入状況の情報等を示す文字、記号 等を印刷すれば、本考案の支持部材は作業中、広告、報知を行う掲示板としても 役立てることが出来る。本考案の支持部材を壁面の隅近くに置いた場合、固定板 面2に対して角度をつけて設けた補強板面1が、隣接する壁面の保護材8を、補 助的に支持する。
【0018】
【考案の効果】
上記のように本考案の支持部材によれば、保護材に接する面の左右に補助的に 角度をつけて補強板面を設けた形状を有することにより、支持部材の強度が得ら れ、保護材を安定して保持することが出来る。このような形状により、やや軟弱 な材質で作製した支持部材も十分保護材の保持に耐える。本考案の支持部材は、 利用できる材質が幅広いため、例えば、安価で加工性に優れた塩化ビニル樹脂を 用いて作製できる。本考案の支持部材は設置、撤去に手間が要らず、搬入作業の 迅速化を図ることが出来る等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の支持部材の説明図である。
【図2】本考案の支持部材の説明図である。
【図3】本考案の支持部材の説明図である。
【図4】本考案の実施例として支持部材の使用について
示す説明図である。
【符号の説明】
1 補強板面 2 固定板面 3 支持板面 4 補強用三角棒 5 中央部 6 中央部 7 保護材 8 保護材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面用の保護材を支持固定する直立面と
    前記直立面に垂直な底面とからなるパネル支持部材にお
    いて、前記直立面が順次並ぶ第1、第2、第3の3個の
    平面からなり、前記第1の面と前記第3の面が90度の
    角度をなし、前記底面が前記3個の面に囲まれる方向に
    備えたことを特徴とするパネル支持部材。
  2. 【請求項2】 壁面用の保護材を支持固定する直立面と
    前記直立面に垂直な底面とからなるパネル支持部材にお
    いて、前記直立面が順次並ぶ第1、第2、第3の3個の
    平面からなり、隣接する各平面が135度の角度をな
    し、かつ第1の面と第3の面が90度の角度をなし、前
    記底面が前記3個の面に囲まれる方向に備えたことを特
    徴とするパネル支持部材。
  3. 【請求項3】 壁面用の保護材を支持固定する直立面と
    前記直立面に垂直な底面とからなる塩化ビニル製パネル
    支持部材において、前記直立面が順次並ぶ第1、第2、
    第3の3個の平面からなり、前記第1の面と前記第3の
    面が90度の角度をなし、前記底面が前記3個の面に囲
    まれる方向に備えたことを特徴とするパネル支持部材。
JP1994006172U 1994-05-09 1994-05-09 パネル支持部材 Expired - Lifetime JP3003973U (ja)

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JP3003973U true JP3003973U (ja) 1994-11-01

Family

ID=43139910

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07194257A (ja) * 1993-11-29 1995-08-01 Kurobaa Kk 板状工具におけるキャップの係着構造

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