JPH0728164Y2 - 杭上搬送用軌道のレール支持体 - Google Patents
杭上搬送用軌道のレール支持体Info
- Publication number
- JPH0728164Y2 JPH0728164Y2 JP6762289U JP6762289U JPH0728164Y2 JP H0728164 Y2 JPH0728164 Y2 JP H0728164Y2 JP 6762289 U JP6762289 U JP 6762289U JP 6762289 U JP6762289 U JP 6762289U JP H0728164 Y2 JPH0728164 Y2 JP H0728164Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rail
- pile
- track
- rail support
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
- Railway Tracks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 既設杭上のスペースを利用するため、既設杭列上に軌道
を構成し、この軌道を走行する運搬手段によって鋼杭等
の資材を搬送する方法が採られている。本考案は、上記
方法において資材を運搬する際に使用される杭上搬送用
の軌道部のレール支持体に関するものである。
を構成し、この軌道を走行する運搬手段によって鋼杭等
の資材を搬送する方法が採られている。本考案は、上記
方法において資材を運搬する際に使用される杭上搬送用
の軌道部のレール支持体に関するものである。
（従来の技術） 杭で土留壁等を構成するには、杭の打設現場に、常時杭
や資材等を供給しなくてはならない。そのため従来は、
トラック、クレーンなどの搬送手段により資材を杭圧入
引抜機近傍に搬送していた。しかしこの方法は、施工現
場が狭隘であったり、川の中、橋梁下、あるいは足場の
悪い場所では搬送手段が使用できないという欠点があっ
た。
や資材等を供給しなくてはならない。そのため従来は、
トラック、クレーンなどの搬送手段により資材を杭圧入
引抜機近傍に搬送していた。しかしこの方法は、施工現
場が狭隘であったり、川の中、橋梁下、あるいは足場の
悪い場所では搬送手段が使用できないという欠点があっ
た。
そこで本願考案者は特開昭61-282501号において建築資
材等の搬送装置を提供した。この発明は、多数の既設杭
の上端に軌道部を構成し、この軌道部を走る運搬手段に
建設資材等を載置して、上記軌道部上を運搬することを
特徴としている。この軌道部を構成するため、従来は平
板の下部に掛止具を一対ずつ対向して垂設しレール受台
とし、このレール受台の掛止具で既設杭の上端を挾持し
てレール受台を既設杭上に固定していた。
材等の搬送装置を提供した。この発明は、多数の既設杭
の上端に軌道部を構成し、この軌道部を走る運搬手段に
建設資材等を載置して、上記軌道部上を運搬することを
特徴としている。この軌道部を構成するため、従来は平
板の下部に掛止具を一対ずつ対向して垂設しレール受台
とし、このレール受台の掛止具で既設杭の上端を挾持し
てレール受台を既設杭上に固定していた。
（考案が解決しようとする課題） しかし上記従来のレール受台は、載置したレールの脱落
防止手段がなかったためレールとレール受台とを溶接な
どの手段で固定する必要があった。また、平板に掛止具
を垂設して構成したレール受台は大型化し、運搬、収納
に不便であった。
防止手段がなかったためレールとレール受台とを溶接な
どの手段で固定する必要があった。また、平板に掛止具
を垂設して構成したレール受台は大型化し、運搬、収納
に不便であった。
（課題を解決するための手段） 本考案は上記課題を解決するため、レールの載置部を上
部に設け、該載置部の端部に脱落防止部を構成する一
方、下部に一対の固定爪を形成し、該固定爪の間に既設
杭の上端と嵌合する嵌入部を構成したことを特徴として
いる。
部に設け、該載置部の端部に脱落防止部を構成する一
方、下部に一対の固定爪を形成し、該固定爪の間に既設
杭の上端と嵌合する嵌入部を構成したことを特徴として
いる。
（作用） 既設杭のウェブ部上端を一対の固定爪の間の嵌入部に嵌
合させて、レール支持体を既設杭上端に着脱自在に取付
ける。そしてレール支持体上部の載置部にレールを載置
し、このレール上に搬送装置を走らせ杭等の資材を搬送
する。
合させて、レール支持体を既設杭上端に着脱自在に取付
ける。そしてレール支持体上部の載置部にレールを載置
し、このレール上に搬送装置を走らせ杭等の資材を搬送
する。
（実施例） 本考案の実施例を図面を参照しながら説明する。レール
支持体１はプレート状であり、その第１実施例を第１
図、第２図に示す。本実施例では、上部に載置部２を形
成し、該載置部２外側端部に搬送装置30の脱落防止部３
を構成している。載置部２は水平であり脱落防止部３は
略垂直に立上っている。そのため、レール７を載置した
ときにはレール７の角部分が載置部２と脱落防止部３の
表面に密着し安定して載置される。
支持体１はプレート状であり、その第１実施例を第１
図、第２図に示す。本実施例では、上部に載置部２を形
成し、該載置部２外側端部に搬送装置30の脱落防止部３
を構成している。載置部２は水平であり脱落防止部３は
略垂直に立上っている。そのため、レール７を載置した
ときにはレール７の角部分が載置部２と脱落防止部３の
表面に密着し安定して載置される。
さらに、レール支持体１の下部には一対の固定爪４、４
を構成している。そして前記固定爪４、４の間に嵌入部
６を構成し、この嵌入部６に既設杭20のウェブ部21を嵌
合させるのである。
を構成している。そして前記固定爪４、４の間に嵌入部
６を構成し、この嵌入部６に既設杭20のウェブ部21を嵌
合させるのである。
上記構成からなる本実施例の使用法を説明する。嵌入部
６に既設杭20、20・・のウェブ部21、21・・を嵌合し、
レール支持体１、１・・を既設杭列上に固定する。レー
ル支持体１は一本のレールに片側２〜３個使用すればよ
く、その際、載置部２、２・・が杭列の内側に向くよう
にする（第２図参照）。
６に既設杭20、20・・のウェブ部21、21・・を嵌合し、
レール支持体１、１・・を既設杭列上に固定する。レー
ル支持体１は一本のレールに片側２〜３個使用すればよ
く、その際、載置部２、２・・が杭列の内側に向くよう
にする（第２図参照）。
そして、レール支持体１、１・・の載置部２、２・・に
レール７を載置する。本実施例ではレール７として、既
設杭20と同じＵ型鋼矢板を使用しており、上述のように
脱落防止部３と載置部２の表面にレール７が密着し確実
に固定され脱落が防止される。
レール７を載置する。本実施例ではレール７として、既
設杭20と同じＵ型鋼矢板を使用しており、上述のように
脱落防止部３と載置部２の表面にレール７が密着し確実
に固定され脱落が防止される。
このレール７に沿って資材８を搬送するときには、例え
ば第２図中仮想線で示すように車輪31を有する搬送装置
30を使用する。
ば第２図中仮想線で示すように車輪31を有する搬送装置
30を使用する。
このように本実施例は、レール７を直接載置する構成で
あるので全体のサイズがコンパクトとなり運搬や収納に
簡便である。使用に際してはレール７がレール支持体１
から脱落することなく確実に既設杭上に載置される。ま
た、レール支持体１の上にレール１を直接かつ着脱自在
に載置するため、両者を溶接する等の手間が不要とな
り、搬送装置30の進行に伴いレール７を前進させていく
こともできる。
あるので全体のサイズがコンパクトとなり運搬や収納に
簡便である。使用に際してはレール７がレール支持体１
から脱落することなく確実に既設杭上に載置される。ま
た、レール支持体１の上にレール１を直接かつ着脱自在
に載置するため、両者を溶接する等の手間が不要とな
り、搬送装置30の進行に伴いレール７を前進させていく
こともできる。
第３図に本考案の第２実施例示す。本実施例のレール支
持体11は、載置部12を斜めに構成した。そのため上記第
１実施例に比べ製作が容易となる。その他の構成、作
用、効果は第１実施例と同様のため省略する。
持体11は、載置部12を斜めに構成した。そのため上記第
１実施例に比べ製作が容易となる。その他の構成、作
用、効果は第１実施例と同様のため省略する。
（考案の効果） 以上のように本考案は、サイズがコンパクトであり、運
搬、収納が簡便である。またレールとレール支持体を溶
接等により固定する必要がないから、取付け作業が簡便
である。さらには載置したレールの脱落を防止でき、レ
ールを既設杭列上に確実に安定して設置することが可能
となり、作業能率が向上する等の効果を奏する。
搬、収納が簡便である。またレールとレール支持体を溶
接等により固定する必要がないから、取付け作業が簡便
である。さらには載置したレールの脱落を防止でき、レ
ールを既設杭列上に確実に安定して設置することが可能
となり、作業能率が向上する等の効果を奏する。
図面は本考案の実施例を示すもので、第１図は第１実施
例の使用状態を示す一部切欠側面図、第２図は同正面
図、第３図は第２実施例の使用状態を示す一部切欠正面
図である。 １、11……レール支持体、２、12……載置部 ３、13……脱落防止部、４、14……固定爪 ６、16……嵌入部、７……レール 20……既設杭、21……ウェブ部 30……搬送装置
例の使用状態を示す一部切欠側面図、第２図は同正面
図、第３図は第２実施例の使用状態を示す一部切欠正面
図である。 １、11……レール支持体、２、12……載置部 ３、13……脱落防止部、４、14……固定爪 ６、16……嵌入部、７……レール 20……既設杭、21……ウェブ部 30……搬送装置
Claims (1)
- 【請求項１】上部にレールの載置部を形成し、該載置部
の端部に脱落防止部を構成する一方、下部に一対の固定
爪を形成し、該固定爪の間隙に既設杭の上端と嵌合する
嵌入部を構成した杭上搬送用軌道のレール支持体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6762289U JPH0728164Y2 (ja) | 1989-06-10 | 1989-06-10 | 杭上搬送用軌道のレール支持体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6762289U JPH0728164Y2 (ja) | 1989-06-10 | 1989-06-10 | 杭上搬送用軌道のレール支持体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0312901U JPH0312901U (ja) | 1991-02-08 |
| JPH0728164Y2 true JPH0728164Y2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=31601353
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6762289U Expired - Lifetime JPH0728164Y2 (ja) | 1989-06-10 | 1989-06-10 | 杭上搬送用軌道のレール支持体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0728164Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-06-10 JP JP6762289U patent/JPH0728164Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0312901U (ja) | 1991-02-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |