JP3003891B2 - スイッチの特性計測装置 - Google Patents

スイッチの特性計測装置

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JP3003891B2
JP3003891B2 JP4134004A JP13400492A JP3003891B2 JP 3003891 B2 JP3003891 B2 JP 3003891B2 JP 4134004 A JP4134004 A JP 4134004A JP 13400492 A JP13400492 A JP 13400492A JP 3003891 B2 JP3003891 B2 JP 3003891B2
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数種のスイッチの特
性を計測するスイッチの特性計測装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】スイッチでは、その特性を特性計測装置
を用いて自動計測し、例えばスイッチの良否の判定に用
いてた。この種の特性計測装置では、複数種のスイッチ
の特性を計測する場合、スイッチの品種毎に用意された
ゲージを取り替えて、品種の異なるスイッチの特性を計
測していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数種
のスイッチの特性を計測する場合に、ゲージを取り替え
る作業を必要とすると、特に頻繁に品種が変わる場合に
は作業が面倒であり、作業時間のロスともなる。本発明
は上述の点に鑑みて為されたものであり、その目的とす
るところは、ゲージを取り替える必要がないスイッチの
特性計測装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のスイッチの特性
計測装置は、上記目的を達成するために、スイッチの操
作部の形状を検知する形状検知手段と、種別の異なる複
数種のスイッチの操作部を夫々操作するための複数の計
測部が形成された測定子を備えた計測器と、上記形状検
知手段で検知された操作部の形状からそのスイッチの種
別を判別する判別手段と、この判別手段の判別結果に応
じて複数の計測部のうち一の計測部の位置をスイッチの
操作部の位置に合わせる位置調整手段とを備えるのであ
る(請求項1)。なお、請求項1記載のスイッチの特性
計測装置において、判別手段は、形状検知手段で検知さ
れた操作部の形状から、そのスイッチの種別が、押釦を
備えて成るピン釦タイプ、平板状のアクチュエータを備
えて成るレバータイプ、平板状のアクチュエータを備え
このアクチュエータの先端部にR加工が施されたRレバ
ータイプ、および平板状のアクチュエータを備えこのア
クチュエータの先端部にローラが取着されたローラレバ
ータイプのうちのいずれであるかを判別する構成でもよ
い(請求項2)。また、請求項2記載のスイッチの特性
計測装置において、計測器は先端が平らになった第1計
測部および先端が尖った第2計測部を有し、位置調整手
段は、判別手段の判別結果がピン釦タイプ、Rレバータ
イプまたはローラレバータイプであれば第1計測部の位
置をスイッチの操作部の位置に合わせる一方、判別手段
の判別結果がレバータイプであれば第2計測部の位置を
スイッチの操作部の位置に合わせる構成でもよい(請求
項3)
【0005】
【作用】上記構成の本発明では、スイッチの操作部の形
状からそのスイッチの種別の判別が行われ、複数の計測
部のうち、その判別結果に応じた一の計測部の位置がス
イッチの操作部の位置に合わせられるようになる。これ
により、測定子の計測部がスイッチの種別に応じて自動
的に取り替えられるようになる。この結果、ゲージを取
り替える必要がなくなるのである。また、この場合、ス
イッチの種別に適合した測定子の計測部でスイッチの特
性を自動的に計測することができる。
【0006】
【実施例】図1乃至図6に本発明の一実施例を示す。本
実施例のスイッチの特性計測装置は、図1に示すよう
に、スイッチ1の形状を検知するセンサ2と、センサ2
で検出された形状に応じてスイッチ1の種別を判断する
計測装置本体3と、この計測装置本体3の制御の下でス
イッチ1の特性を計測する計測器4と、この計測器4で
特性の計測を行わせる計測ヘッド5とからなる。ここ
で、計測装置本体3としては、シーケンサなどが用いら
れ、この計測装置本体3では、スイッチ1の種別を判断
し、その種別に応じて自動に規格を決定する。
【0007】ここで、本実施例の場合には、スイッチ1
としてリミットスイッチを対象とし、このスイッチ1の
アクチュエータ1a(押釦1bを含む)のストロークを
計測する場合について説明する。このリミットスイッチ
の種別としては、押釦1bのみのピン釦タイプ、平板状
のアクチュエータ1aを備えるレバータイプ、アクチュ
エータ1aの先端部にR加工を施したRレバータイプ、
R加工の代わりにローラを取り付けたローラレバータイ
プといったアクチュエータ1aの形状に応じた種別と、
さらに上記夫々の種別においてアクチュエータ1aの長
さを異ならせた(例えば短,長)種別といった多数の種
別を有する。
【0008】上記スイッチ1のストロークを検出する計
測器4は、図2に示す計測ヘッド5に一体に取り付けら
れている。この計測ヘッド5は、Xテーブル6と、この
Xテーブル6上に載置されたYテーブル7と、Yテーブ
ル7に取り付けられた測定子9とからなり、夫々のテー
ブル6,7に螺着されたボールネジ8の締め付け状態を
図示しないパルスモータで夫々駆動して、各テーブル
6,7の駆動あるいは位置調節が行われる。なお、Yテ
ーブル7は、その原点位置をマグネットセンサ13を用
いて検知し、この検知出力に応じて計測装置本体3がY
テーブル7の移動制御を行う。
【0009】測定子9はY軸方向で摺動自在に取り付け
られており、測定時にスイッチ1のアクチュエータ1a
に過大な力が及ぶことを防止するようにスライド自在に
取り付けられ、且つ測定子9とアクチュエータ1aとの
当接状態を保つために、Xテーブル6から突設された逆
L字状のアーム部6aとの間にスプリング10を噛ませ
てある。
【0010】上記Xテーブル6のアーム部6aには、測
定子9の位置からスイッチ1のアクチュエータ1aのス
トロークを計測する例えばマグネスケールやUゲージか
らなる計測器4を取り付けてあり、計測器4のヘッド4
aはスプリング12で測定子9に当接させてある。上記
測定子9は、上述した各種別のスイッチに対応する計測
部としての押圧部を有する。本実施例の場合には、先端
が平らになった押圧部9aと、先端が尖った押圧部9b
とを備える。
【0011】例えば、ピン釦タイプのスイッチにおい
て、先端が尖った押圧部9bを当てると、押釦1bと、
この押釦1bを挿通させたハウジング1cの挿通穴1d
とのクリアランスのために、図4(b)に示すように押
釦1bが傾き、正確なストロークの測定を行えない。そ
こで、このようなピン釦タイプのスイッチのストローク
の検出は、図4(a)に示すように先が平らな押圧部9
aを用いて行うことが好ましい。この場合には、押釦1
bを回転させるモーメントがかからず、正確にストロー
クを測定できる。
【0012】また、ローラタイプやRタイプの場合に
は、そのローラ部1dやR部を操作する必要がある。こ
の場合に先端が尖った方の押圧部9bを用いて測定を行
うと、押し始めと押し終わりで位置がずれることがあ
る。従って、この場合にも押圧部9aを用いて計測する
ことが好ましい。さらに、レバータイプのスイッチのス
トロークを検出する場合に、押圧部9aを用いると、図
6(b)に示すように、アクチュエータ1aの押圧状態
で、押圧部9aとアクチュエータ1aとの当接位置が異
なってしまう。そこで、この場合には、図6(a)に示
すように、先端が尖った押圧部9bで計測を行うことが
好ましい。
【0013】スイッチの測定を行う場合には、まずスイ
ッチ1の形状をセンサ2の出力から計測装置本体3が読
み取り、それに応じてスイッチ1の種別の判定を行うと
共に、そのスイッチ1の規格を決定する。その後、判定
した種別からスイッチ1の計測位置(アクチュエータ1
aを押圧する位置)を判別すると共に、測定子9のいず
れの押圧部9a,9bで計測を行うかを判別し、その位
置になるようにXテーブル6を移動させる。そして、Y
テーブル7を移動させることにより、測定子9の押圧部
9a,9bの位置をアクチュエータ1aを押圧する位置
に合わせ、スイッチ1のアクチュエータ1aのストロー
クを自動計測する。この場合における各種別毎の計測位
置及びその規格を図3に示す。その測定結果は計測装置
本体3が読み込んで、例えばスイッチ1の良否を判断
し、その結果を示す。
【0014】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、スイッチ
の操作部の形状を検知する形状検知手段と、種別の異な
る複数種のスイッチの操作部を夫々操作するための複数
の計測部が形成された測定子を備えた計測器と、上記形
状検知手段で検知された操作部の形状からそのスイッチ
の種別を判別する判別手段と、この判別手段の判別結果
に応じて複数の計測部のうち一の計測部の位置をスイッ
チの操作部の位置に合わせる位置調整手段とを備えるの
で、ゲージを取り替える必要がなくなる。請求項2記載
の発明によれば、請求項1記載のスイッチの特性計測装
置において、判別手段は、形状検知手段で検知された操
作部の形状から、そのスイッチの種別が、押釦を備えて
成るピン釦タイプ、平板状のアクチュエータを備えて成
るレバータイプ、平板状のアクチュエータを備えこのア
クチュエータの先端部にR加工が施されたRレバータイ
プ、および平板状のアクチュエータを備えこのアクチュ
エータの先端部にローラが取着されたローラレバータイ
プのうちのいずれであるかを判別するのであって、この
場合にも、ゲージを取り替える必要がなくなる。請求項
3記載の発明によれば、請求項2記載のスイッチの特性
計測装置において、計測器は先端が平らになった第1計
測部および先端が尖った第2計測部を有し、位置調整手
段は、判別手段の判別結果がピン釦タイプ、Rレバータ
イプまたはローラレバータイプであれば第1計測部の位
置をスイッチの操作部の位置に合わせる一方、判別手段
の判別結果がレバータイプであれば第2計測部の位置を
スイッチの操作部の位置に合わせるのであるから、ゲー
ジを取り替える必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略構成図である。
【図2】同上の計測ヘッドを示す斜視図である。
【図3】種別の異なるスイッチのストロークの計測位置
及び夫々の規格を示す説明図である。
【図4】(a),(b)はピン釦タイプのスイッチのス
トロークの計測方法の説明図、及びその計測のために先
が平らな操作子を用いる理由の説明図である。
【図5】ローラタイプのスイッチのストロークの計測方
法の説明図である。
【図6】(a),(b)はレバータイプのスイッチのス
トロークの計測方法の説明図、及びその計測のために先
が尖った操作子を用いる理由の説明図である。
【符号の説明】
1 スイッチ 2 センサ 3 計測装置本体 4 計測器 5 計測ヘッド

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチの操作部の形状を検知する形状
    検知手段と、種別の異なる複数種のスイッチの操作部
    夫々操作するための複数の計測部が形成された測定子を
    備えた計測器と、上記形状検知手段で検知された操作部
    形状からそのスイッチの種別を判別する判別手段と、
    この判別手段の判別結果に応じて複数の計測部のうち一
    計測部の位置をスイッチの操作部の位置に合わせる位
    置調整手段とを備えて成ることを特徴とするスイッチの
    特性計測装置
  2. 【請求項2】 判別手段は、形状検知手段で検知された
    操作部の形状から、そのスイッチの種別が、押釦を備え
    て成るピン釦タイプ、平板状のアクチュエータを備えて
    成るレバータイプ、平板状のアクチュエータを備えこの
    アクチュエータの先端部にR加工が施されたRレバータ
    イプ、および平板状のアクチュエータを備えこのアクチ
    ュエータの先端部にローラが取着されたローラレバータ
    イプのうちのいずれであるかを判別することを特徴とす
    る請求項1記載のスイッチの特性計測装置。
  3. 【請求項3】 計測器は先端が平らになった第1計測部
    および先端が尖った第2計測部を有し、位置調整手段
    は、判別手段の判別結果がピン釦タイプ、Rレバータイ
    プまたはローラレバータイプであれば第1計測部の位置
    をスイッチの操作部の位置に合わせる一方、判別手段の
    判別結果がレバータイプであれば第2計測部の位置をス
    イッチの操作部の位置に合わせることを特徴とする請求
    項2記載のスイッチの特性計測装置
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