JPS61219819A - デジタル表示型測定器 - Google Patents
デジタル表示型測定器Info
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- JPS61219819A JPS61219819A JP6309285A JP6309285A JPS61219819A JP S61219819 A JPS61219819 A JP S61219819A JP 6309285 A JP6309285 A JP 6309285A JP 6309285 A JP6309285 A JP 6309285A JP S61219819 A JPS61219819 A JP S61219819A
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- Japan
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- slider
- digital display
- elastic member
- measuring
- switch
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01B—MEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
- G01B3/00—Measuring instruments characterised by the use of mechanical techniques
- G01B3/20—Slide gauges
- G01B3/205—Slide gauges provided with a counter for digital indication of the measured dimension
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01B—MEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
- G01B3/00—Measuring instruments characterised by the use of mechanical techniques
- G01B3/002—Details
- G01B3/008—Arrangements for controlling the measuring force
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Indicating Measured Values (AREA)
- Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、デジタル表示型測定器に係り、特にノギスや
デプスゲージ等の測定子を被測定物に当接させ、内蔵す
るエンコーダで検出した測定子の移動変位量から測定値
を求めてこれをデジタル表示する測定器における測定力
の安定化に利用できる。
デプスゲージ等の測定子を被測定物に当接させ、内蔵す
るエンコーダで検出した測定子の移動変位量から測定値
を求めてこれをデジタル表示する測定器における測定力
の安定化に利用できる。
[背景技術とその問題点]
従来の測定器、例えば一方の測定子を有する本尺に他方
の測定子を有するスライダを装着した周知のノギスに、
スライダの移動変位量を検出するエンコーダを内蔵させ
、このエンコーダによって検出された測定値を一体的ま
たは別個に設けた表示器にデジタル表示するようにした
、いわゆるデジタル表示型測定器は、高精度および取扱
い容易等の有利さからほとんどの産業分野で利用されて
いる。
の測定子を有するスライダを装着した周知のノギスに、
スライダの移動変位量を検出するエンコーダを内蔵させ
、このエンコーダによって検出された測定値を一体的ま
たは別個に設けた表示器にデジタル表示するようにした
、いわゆるデジタル表示型測定器は、高精度および取扱
い容易等の有利さからほとんどの産業分野で利用されて
いる。
しかしながら、この種のデジタル表示型測定器は、高精
度および高分解能故に、測定力の測定値に与える影響は
機械的目盛読取方式等に比べ、はるかに大きいという問
題がある。特に、ノギス等の如く測定子(ジョー)が長
寸のものでは5その撓みも加重されるのでより深刻であ
る。また、被測定物の材質が例えばゴムやプラスチック
等の軟弱物の場合には、測定圧によって被測定物が変形
しやすいので、測定誤差が生じやすい、従って。
度および高分解能故に、測定力の測定値に与える影響は
機械的目盛読取方式等に比べ、はるかに大きいという問
題がある。特に、ノギス等の如く測定子(ジョー)が長
寸のものでは5その撓みも加重されるのでより深刻であ
る。また、被測定物の材質が例えばゴムやプラスチック
等の軟弱物の場合には、測定圧によって被測定物が変形
しやすいので、測定誤差が生じやすい、従って。
一定でかつ軽微な測定力での計測を保障する測定手段が
望まれていた。
望まれていた。
ところで、一定の測定力での計測を可能とする測定手段
を確立する上で、測定器全体としての機能縮小や使用態
様の制限等の犠牲を前提としてはならない0例えば、測
定力が一定となったときの変位検出信号から測定値を求
めるための絶対原点を固定してしまっては比較測定が不
能となってしまうからである。
を確立する上で、測定器全体としての機能縮小や使用態
様の制限等の犠牲を前提としてはならない0例えば、測
定力が一定となったときの変位検出信号から測定値を求
めるための絶対原点を固定してしまっては比較測定が不
能となってしまうからである。
ここに1本出願人は、前記絶対原点は、測定時における
測定力と同一の圧力の下、測定子がいずれの位置にあっ
ても設定できるよう構成すべきことをその1つの問題と
認識した。
測定力と同一の圧力の下、測定子がいずれの位置にあっ
ても設定できるよう構成すべきことをその1つの問題と
認識した。
[発明の目的] ゛
ここに1本発明の目的は、前記従来の問題点を解消すべ
くなされたもので、一定の測定力での測定作業を保障す
る高精度、高分解能かつ取扱性に優れたデジタル表示型
測定器を提供することにある。
くなされたもので、一定の測定力での測定作業を保障す
る高精度、高分解能かつ取扱性に優れたデジタル表示型
測定器を提供することにある。
[問題点を解決するための手段および作用]本発明は、
従来測定器において、作業者が予め一定の測定力に応じ
た測定子の位置を定めて測定すること、更に一定の測定
力以上の押圧力を被測定物に与えることなく測定子を止
めることが取扱いの実際上至難であることに鑑み、従来
測定器の場合と同様の測定作業をすれば自動的に可変所
定測定力における測定値を表示できるように構成する一
方、同様の作業をすれば測定子の任意の位置において絶
対原点が設定できるよう構成し、人間工学的作業態様に
改変を加えることなく前記問題を解決するようにしたも
のである。
従来測定器において、作業者が予め一定の測定力に応じ
た測定子の位置を定めて測定すること、更に一定の測定
力以上の押圧力を被測定物に与えることなく測定子を止
めることが取扱いの実際上至難であることに鑑み、従来
測定器の場合と同様の測定作業をすれば自動的に可変所
定測定力における測定値を表示できるように構成する一
方、同様の作業をすれば測定子の任意の位置において絶
対原点が設定できるよう構成し、人間工学的作業態様に
改変を加えることなく前記問題を解決するようにしたも
のである。
具体的には、一方の測定子を有する本体と、この本体に
移動自在に装着されかつ前記一方の測定子とともに被測
定物の測定部位間に当接される他方の測定子を有する可
動部材と、この可動部材の移動変位量を検出するための
エンコーダおよびエンコーダによって検出された測定値
をデジタル表示するためのデジタル表示器を有する計測
手段とを備えたデジタル表示型測定器において、前記可
動部材にその可動部材の移動方向へ変形特性を有する弾
性部材を介して指掛部材を取付け、この弾性部材が所定
の変形を生じたときに作動する検出スイッチを設け、こ
の検出スイッチが作動したときに、前記デジタル表示器
の表示値を強制的に基準値とするための基準値セット回
路と、前記デジタル表示器の表示値をホールドしてその
まま表示させるホールド回路とをそれぞれ設けるととも
に、前記基準値セット回路とホールド回路とを切換使用
するための切換手段を設けた、ことを特徴としている。
移動自在に装着されかつ前記一方の測定子とともに被測
定物の測定部位間に当接される他方の測定子を有する可
動部材と、この可動部材の移動変位量を検出するための
エンコーダおよびエンコーダによって検出された測定値
をデジタル表示するためのデジタル表示器を有する計測
手段とを備えたデジタル表示型測定器において、前記可
動部材にその可動部材の移動方向へ変形特性を有する弾
性部材を介して指掛部材を取付け、この弾性部材が所定
の変形を生じたときに作動する検出スイッチを設け、こ
の検出スイッチが作動したときに、前記デジタル表示器
の表示値を強制的に基準値とするための基準値セット回
路と、前記デジタル表示器の表示値をホールドしてその
まま表示させるホールド回路とをそれぞれ設けるととも
に、前記基準値セット回路とホールド回路とを切換使用
するための切換手段を設けた、ことを特徴としている。
[実施例]
第1図は本実施例のデジタル表示型ノギスを示している
。同図において、本体としての本尺1には、可動部材と
してのスライダ2がその長手方向に沿って移動自在に装
着されている0本尺1の一端側下部およびスライダ2の
一端側下部には測定子取付部3がそれぞれ一体的に形成
され、この各測定子取付部3に止めねじ4を介して測定
子5A、5Bがそれぞれ着脱自在に取付けられている。
。同図において、本体としての本尺1には、可動部材と
してのスライダ2がその長手方向に沿って移動自在に装
着されている0本尺1の一端側下部およびスライダ2の
一端側下部には測定子取付部3がそれぞれ一体的に形成
され、この各測定子取付部3に止めねじ4を介して測定
子5A、5Bがそれぞれ着脱自在に取付けられている。
測定子5A 、5Bは、前記測定子取付部3に止めねじ
4を介して固定される取付軸6と、この取付軸6の下端
に一体形成されたジョー7とから構成され1両ジョー7
が互いに同一軸線上で離隔接近できるように取付けられ
ている。
4を介して固定される取付軸6と、この取付軸6の下端
に一体形成されたジョー7とから構成され1両ジョー7
が互いに同一軸線上で離隔接近できるように取付けられ
ている。
前記スライダ2には、その正面側に前記一対の測定子5
A 、5B間の移動量をデジタル値として表示するデジ
タル表示器21および切換スイッチ22がそれぞれ設け
られているとともに、内部にスライダ2の移動変位量つ
まり一方の測定子5Aに対する他方の測定子5Bの移動
変位量を検出しそれを前記デジタル表示器21へ表示す
る静電容量型のエンコーダ23が内蔵されている。ここ
において、エンコーダ23とデジタル表示器21とによ
り、スライダ2の移動変位量から被測定物の寸法を読取
る計測手段30が構成されている。
A 、5B間の移動量をデジタル値として表示するデジ
タル表示器21および切換スイッチ22がそれぞれ設け
られているとともに、内部にスライダ2の移動変位量つ
まり一方の測定子5Aに対する他方の測定子5Bの移動
変位量を検出しそれを前記デジタル表示器21へ表示す
る静電容量型のエンコーダ23が内蔵されている。ここ
において、エンコーダ23とデジタル表示器21とによ
り、スライダ2の移動変位量から被測定物の寸法を読取
る計測手段30が構成されている。
また、スライダ2の他端面側には、そのと下方向の中央
位置に検出スイッチ24が設けられているとともに、連
結手段としての弾性線材25を介して前記本尺1に対し
て移動自在な指掛部材26が連結されている。指掛部材
26のスライダ2の対向面には、スライダ2の移動方向
へ変形可能な弾性部材28が設けられているとともに、
前記検出スイッチ24と対向する位置に弾性部材28が
所定量の変形を生じたときに検出スイッチ24を作動さ
せるピン、ブツシャまたはプランジャ等の押圧子27が
設けられている0弾性部材28は。
位置に検出スイッチ24が設けられているとともに、連
結手段としての弾性線材25を介して前記本尺1に対し
て移動自在な指掛部材26が連結されている。指掛部材
26のスライダ2の対向面には、スライダ2の移動方向
へ変形可能な弾性部材28が設けられているとともに、
前記検出スイッチ24と対向する位置に弾性部材28が
所定量の変形を生じたときに検出スイッチ24を作動さ
せるピン、ブツシャまたはプランジャ等の押圧子27が
設けられている0弾性部材28は。
本体lとスライダ2との摺動抵抗より大きい圧縮力が加
わったとき変形し、外力が除かれたとき復帰できるよう
な材質で構成されている。また、弾性線材25は、両端
が前記スライダ2と指掛部材26とにそれぞれ連結され
、かつ前記弾性部材28の変形を許容できる可撓性材料
により構成されている。
わったとき変形し、外力が除かれたとき復帰できるよう
な材質で構成されている。また、弾性線材25は、両端
が前記スライダ2と指掛部材26とにそれぞれ連結され
、かつ前記弾性部材28の変形を許容できる可撓性材料
により構成されている。
前記エンコーダ23には、第2図に示す如く、前記本尺
lの長手方向に沿って設けられたスケール31に対して
摺動し前記本尺lとスライダ2どの相対移動変位量を電
気信号として検出する検出部32が設けられている。検
出部32からの出力信号は、信号処理回路33で処理さ
れた後、計数回路34でカウントされる。計数回路34
のカウント値は、切換手段としての切換回路35を介し
て前記デジタル表示器21を駆動させる表示器駆動回路
38に与えられる。前記切換回路35と表示器駆動回路
38との間には、前記切換スイッチ22が一方の状態(
例えばオンの状!!i)へ切換えられた状態において前
記検出スイッチ24がオンされたとき、予め設定された
基準値(ここでは。
lの長手方向に沿って設けられたスケール31に対して
摺動し前記本尺lとスライダ2どの相対移動変位量を電
気信号として検出する検出部32が設けられている。検
出部32からの出力信号は、信号処理回路33で処理さ
れた後、計数回路34でカウントされる。計数回路34
のカウント値は、切換手段としての切換回路35を介し
て前記デジタル表示器21を駆動させる表示器駆動回路
38に与えられる。前記切換回路35と表示器駆動回路
38との間には、前記切換スイッチ22が一方の状態(
例えばオンの状!!i)へ切換えられた状態において前
記検出スイッチ24がオンされたとき、予め設定された
基準値(ここでは。
零)を前記表示器駆動回路38を介してデジタル表示器
21へ表示させ、以後この基準値からのカウント値をデ
ジタル表示器21八表示させる基準値セット回路36と
、前記・切換スイッチ22が他方の状態(例えばオフの
状態)へ切換えられた状態において前記検出スイッチ2
4がオンされたとき、デジタル表示器21の表示値をホ
ールドしてそのまま前記デジタル表示器21へ表示させ
るホールド回路37とがそれぞれ接続されている。
21へ表示させ、以後この基準値からのカウント値をデ
ジタル表示器21八表示させる基準値セット回路36と
、前記・切換スイッチ22が他方の状態(例えばオフの
状態)へ切換えられた状態において前記検出スイッチ2
4がオンされたとき、デジタル表示器21の表示値をホ
ールドしてそのまま前記デジタル表示器21へ表示させ
るホールド回路37とがそれぞれ接続されている。
なお、ホールド回路を37には図示しないクリアスイッ
チが設けられ、このクリアスイッチの操作によってホー
ルド状態が解除されるよゝうになっている。
チが設けられ、このクリアスイッチの操作によってホー
ルド状態が解除されるよゝうになっている。
次に1本実施例の測定方法を説明する。測定に当って、
スライダ2に連結された指掛部材25を本尺1の測定子
5A方向へ移動させると、弾性部材28を介してスライ
ダ2が同方向へ移動される。スライダ2が移動すると、
そのスライダ2の移動変位量はエンコーダ23で検出さ
れた後、予め設定された絶対原点に対する増減値として
デジタル表示器21へ更新、表示される。
スライダ2に連結された指掛部材25を本尺1の測定子
5A方向へ移動させると、弾性部材28を介してスライ
ダ2が同方向へ移動される。スライダ2が移動すると、
そのスライダ2の移動変位量はエンコーダ23で検出さ
れた後、予め設定された絶対原点に対する増減値として
デジタル表示器21へ更新、表示される。
やがて、スライダ2の測定子5Bが被測定物に当接した
後、更に指掛部材26を同方向へ移動させると、スライ
ダ2は移動することができないので、弾性部材28が変
形しはじめ、ここに測定力が微増する。この工程中に弾
性部材28が所定量の変形を生じると、指掛部材26の
押圧子27によって検出スイッチ24がオンし、それに
よってホールド回路37が作動するので、そのときのデ
ジタル表示器21に表示された値がホールドされる、即
ち、所定の測定力における測定値が求められる。
後、更に指掛部材26を同方向へ移動させると、スライ
ダ2は移動することができないので、弾性部材28が変
形しはじめ、ここに測定力が微増する。この工程中に弾
性部材28が所定量の変形を生じると、指掛部材26の
押圧子27によって検出スイッチ24がオンし、それに
よってホールド回路37が作動するので、そのときのデ
ジタル表示器21に表示された値がホールドされる、即
ち、所定の測定力における測定値が求められる。
そして1表示値が更新しないことを確認したら指掛部材
26の移動を停止させ、デジタル表示器21にホールド
された表示値を読取る。このとき1作業者によっては更
に指掛部材26が押圧されることもあるが、この場合で
も表示値が変動することがない、このようにして、常に
一定の測定力による測定が保障される。
26の移動を停止させ、デジタル表示器21にホールド
された表示値を読取る。このとき1作業者によっては更
に指掛部材26が押圧されることもあるが、この場合で
も表示値が変動することがない、このようにして、常に
一定の測定力による測定が保障される。
また、絶対原点を設定するには、例えば基準体を用いて
、上述と同様な手順によってスライダ2を移動させるに
先立ち、切換スイッチ22をオンし、基準値セット回路
36を動作状態にさせておく、この状態において、測定
子5Bが基準体に当接し1弾性部材28が変形し、所定
の位置で検出スイッチ24が作動するとすれば、基準値
セット回路36によって、その瞬間にデジタル表示器2
1の表示値は強制的に零にされる。
、上述と同様な手順によってスライダ2を移動させるに
先立ち、切換スイッチ22をオンし、基準値セット回路
36を動作状態にさせておく、この状態において、測定
子5Bが基準体に当接し1弾性部材28が変形し、所定
の位置で検出スイッチ24が作動するとすれば、基準値
セット回路36によって、その瞬間にデジタル表示器2
1の表示値は強制的に零にされる。
その後の測定は、この零値を絶対原点として行なわれる
。従って、絶対原点も測定値と同一測定力で設定される
。なお、指掛部材26を第1図中右方へ移動させるとき
には、弾性部材25によってスライダ2も同方向へ移動
されるので、両者が離ればなれになることがない。
。従って、絶対原点も測定値と同一測定力で設定される
。なお、指掛部材26を第1図中右方へ移動させるとき
には、弾性部材25によってスライダ2も同方向へ移動
されるので、両者が離ればなれになることがない。
従って、本実施例によれば、スライダ2の移動を、スラ
イダ2に弾性部材28を介して連結された指掛部材26
を押圧するようにしたので、両測定子5A 、5Bが被
測定物に当接した瞬間の衝撃力は弾性部材28によって
吸収されるので、スライダ2の移動速度を早めても測定
力を軽微に抑えることができる。このため、!!l速な
作業ができ。
イダ2に弾性部材28を介して連結された指掛部材26
を押圧するようにしたので、両測定子5A 、5Bが被
測定物に当接した瞬間の衝撃力は弾性部材28によって
吸収されるので、スライダ2の移動速度を早めても測定
力を軽微に抑えることができる。このため、!!l速な
作業ができ。
かつ測定子5A 、5Bの撓みもないのでそれによる誤
差がなく、また被測定物の材質がゴム等の軟弱物であっ
ても高精度な測定が可能である。
差がなく、また被測定物の材質がゴム等の軟弱物であっ
ても高精度な測定が可能である。
このことは、一対の測定子5A 、5Bを本尺lおよび
スライダ2のそれぞれに対し着脱自在に構。
スライダ2のそれぞれに対し着脱自在に構。
成した測定器にあっても、測定子5A、5Bが本尺lお
よびスライダ2に対して位置的づれを生じるという問題
もなく、常に正確な測定値が得られる。
よびスライダ2に対して位置的づれを生じるという問題
もなく、常に正確な測定値が得られる。
ちなみに、測定子5A 、5Bを交換できるように構成
したことは、測定部分の形状にあった測定子5A 、5
Bを選択すれば、いかなる特殊な形状の測定にも1つの
測定器で対応することができ。
したことは、測定部分の形状にあった測定子5A 、5
Bを選択すれば、いかなる特殊な形状の測定にも1つの
測定器で対応することができ。
上記実施例で述べた外径測定のほか、雌ねじの各種寸法
、歯車のオーバーピン径、或いは軸のフィレット部寸法
をさぐり作業や複数回測定を必要とせず、正確に測定す
ることができる。
、歯車のオーバーピン径、或いは軸のフィレット部寸法
をさぐり作業や複数回測定を必要とせず、正確に測定す
ることができる。
例えば、第3図および第4図に示す如く、測定子取付部
3に雌ねじ測定用の測定子15A、15Bを取付け、指
掛部材26をスライダ2の内端面側に位置させ、指掛部
材26を介してスライダ2を第3図中右方向へ移動させ
るようにすれば、雌ねじの各種寸法を測定することがで
きる。この場合、測定子15A、15Bは、測定子取付
部3に取付けられる取付軸16と、この取付軸16の下
端に一体形成されかつ外周面に雄ねじ部17を有する接
触部18とから構成されている。
3に雌ねじ測定用の測定子15A、15Bを取付け、指
掛部材26をスライダ2の内端面側に位置させ、指掛部
材26を介してスライダ2を第3図中右方向へ移動させ
るようにすれば、雌ねじの各種寸法を測定することがで
きる。この場合、測定子15A、15Bは、測定子取付
部3に取付けられる取付軸16と、この取付軸16の下
端に一体形成されかつ外周面に雄ねじ部17を有する接
触部18とから構成されている。
また、切換スイッチ22がオフの状態において、弾性部
材28が所定量撓んだとき、検出スイッチ24を作動さ
せ、これによりホールド回路37を介してデジタル表示
器21の表示値をホールドするようにしたので、従来と
同様な測定作業により常に一定の測定力での測定を行な
える。
材28が所定量撓んだとき、検出スイッチ24を作動さ
せ、これによりホールド回路37を介してデジタル表示
器21の表示値をホールドするようにしたので、従来と
同様な測定作業により常に一定の測定力での測定を行な
える。
また、切換スイッチ22がオンの状態において1弾性部
材28が所定量撓んだとき、検出スイッチ24を作動さ
せ、基準値セット回路36を介してデジタル表示器21
の表示値を零にセットするようにしたので、つまり基準
値設定時の測定圧と実際に被測定物を測定するときの測
定圧とを同一にし、かつ測定作業も同一にしたので、常
に同一測定条件の下で測定できるため、この点からも高
精度の測定が行なえるとともに、取扱性がよい、しかも
、スライダ2が任意の位置において原点設定を行なうこ
とができる。
材28が所定量撓んだとき、検出スイッチ24を作動さ
せ、基準値セット回路36を介してデジタル表示器21
の表示値を零にセットするようにしたので、つまり基準
値設定時の測定圧と実際に被測定物を測定するときの測
定圧とを同一にし、かつ測定作業も同一にしたので、常
に同一測定条件の下で測定できるため、この点からも高
精度の測定が行なえるとともに、取扱性がよい、しかも
、スライダ2が任意の位置において原点設定を行なうこ
とができる。
また、基準値セット回路36とホールド回路37とを切
換スイッチ22によって切換えるようにしたので、原点
設定と測定とを簡単な操作により切換えることができる
。
換スイッチ22によって切換えるようにしたので、原点
設定と測定とを簡単な操作により切換えることができる
。
また、検出スイッチ24と押圧子27とをスラィダ2お
よび指掛部材26の中心軸線上にそれぞれ位置させたの
で、本体lに対するスライダ2および指掛部材26の傾
斜による誤差を少なくすることができる。
よび指掛部材26の中心軸線上にそれぞれ位置させたの
で、本体lに対するスライダ2および指掛部材26の傾
斜による誤差を少なくすることができる。
また、構成的には、従来のノギス構造に大幅な改変を加
えることなく、多少の構成要素を付加すればよいので、
極めて簡単かつ安価にできる。
えることなく、多少の構成要素を付加すればよいので、
極めて簡単かつ安価にできる。
なお、実施に当って、弾性部材28を所望弾性特性を有
するものに交換可能にすれば、例えば被測定物の材質等
によって最適な測定力を選択することができる。更に、
第5図に示す如く、指掛部材26に設けられた押圧子2
7をスライダ2の移動方向へ移動自在とし、かつ止めね
じ41によって長さ調整可能に固定できるようにすれば
、本体1とスライダ2との摺動抵抗の経時的変動による
不具合も解消できる。従って、これらの機能を備えるよ
うにすれば、測定子交換型測定器の確立が極めて容易で
ある。
するものに交換可能にすれば、例えば被測定物の材質等
によって最適な測定力を選択することができる。更に、
第5図に示す如く、指掛部材26に設けられた押圧子2
7をスライダ2の移動方向へ移動自在とし、かつ止めね
じ41によって長さ調整可能に固定できるようにすれば
、本体1とスライダ2との摺動抵抗の経時的変動による
不具合も解消できる。従って、これらの機能を備えるよ
うにすれば、測定子交換型測定器の確立が極めて容易で
ある。
また、弾性線材25をスライダ2と指掛部材26との間
に多少の遊びをもたせて設定すれば、必要以上に弾性部
材28を変形させず、被測定物や測定器等の破損を招く
ことがない。
に多少の遊びをもたせて設定すれば、必要以上に弾性部
材28を変形させず、被測定物や測定器等の破損を招く
ことがない。
また、測定子の形状は、上記実施例で述べた雌ねじ、丸
軸、短円形のほかに、例えば球状、針状、歯形等いずれ
であってもよい、更に、両測定子の形状は互いに同一で
なくてもよい。
軸、短円形のほかに、例えば球状、針状、歯形等いずれ
であってもよい、更に、両測定子の形状は互いに同一で
なくてもよい。
また、検出スイッチ24が作動したとき、例えばブザー
等によって音を発するようにすれば、作業者に測定値の
読取り時点を聴覚によって知らせることができる。
等によって音を発するようにすれば、作業者に測定値の
読取り時点を聴覚によって知らせることができる。
また、基準値設定用のプリセット手段を設け、これによ
り基準値セット回路36に任意の基準値をプリセットで
きるようにすれば、絶対測定も可能である。
り基準値セット回路36に任意の基準値をプリセットで
きるようにすれば、絶対測定も可能である。
また、エンコーダ23としては、上記実施例で述べた静
電容量型エンコーダに限らず、例えば光電型、接点型、
電磁型等いずれでもよく、要するに本尺lとスライダ2
との移動変位量を電気的に検出できるものであればよい
。
電容量型エンコーダに限らず、例えば光電型、接点型、
電磁型等いずれでもよく、要するに本尺lとスライダ2
との移動変位量を電気的に検出できるものであればよい
。
更に1本発明は、上記実施例で説明したデジタル表示型
ノギスに限らず、マイクロメータ或いはデプスゲージ等
のデジタル表示型測定器一般に適用することができる。
ノギスに限らず、マイクロメータ或いはデプスゲージ等
のデジタル表示型測定器一般に適用することができる。
[発明の効果]
以上の通り、本発明によれば、一定の測定力での測定作
業を保障する高精度、高分解能かつ取扱性に優れたデジ
タル表示型測定器を提供できる。
業を保障する高精度、高分解能かつ取扱性に優れたデジ
タル表示型測定器を提供できる。
第1図は本発明の一実施例を示す正面図、第2図はその
回路図、第3図は他の異なる測定子を取付けた状態の正
面図、第4図は第3図のIV−IV線断面図、第5図は
検出スイッチを作動させる押圧子の他の実施例を示す正
面図である。 l・・・本体としての本尺、2・・・可動部材としての
スライダ、5A 、5B・・・測定子、21・・・デジ
タル表示器、23・・・エンコーダ、24・・・検出ス
イッチ、25・・・連結手段としての弾性線材、26・
・・指掛部材、27・・・押圧子、28・・・弾性部材
、30・・・計測手段、35・・・切換手段としての切
換回路、36・・・基準値セット回路、37・・・ホー
ルド回路。
回路図、第3図は他の異なる測定子を取付けた状態の正
面図、第4図は第3図のIV−IV線断面図、第5図は
検出スイッチを作動させる押圧子の他の実施例を示す正
面図である。 l・・・本体としての本尺、2・・・可動部材としての
スライダ、5A 、5B・・・測定子、21・・・デジ
タル表示器、23・・・エンコーダ、24・・・検出ス
イッチ、25・・・連結手段としての弾性線材、26・
・・指掛部材、27・・・押圧子、28・・・弾性部材
、30・・・計測手段、35・・・切換手段としての切
換回路、36・・・基準値セット回路、37・・・ホー
ルド回路。
Claims (3)
- (1)一方の測定子を有する本体と、この本体に移動自
在に装着されかつ前記一方の測定子とともに被測定物の
測定部位間に当接される他方の測定子を有する可動部材
と、この可動部材の移動変位量を検出するためのエンコ
ーダおよびエンコーダによって検出された測定値をデジ
タル表示するためのデジタル表示器を有する計測手段と
を備えたデジタル表示型測定器において、 前記可動部材にその可動部材の移動方向へ変形特性を有
する弾性部材を介して指掛部材を取付け、 この弾性部材が所定の変形を生じたときに作動する検出
スイッチを設け、 この検出スイッチが作動したときに、前記デジタル表示
器の表示値を強制的に基準値とするための基準値セット
回路と、前記デジタル表示器の表示値をホールドしてそ
のまま表示させるホールド回路とをそれぞれ設けるとと
もに、 前記基準値セット回路とホールド回路とを切換使用する
ための切換手段を設けた、 ことを特徴とするデジタル表示型測定器。 - (2)特許請求の範囲第1項において、前記指掛部材は
前記本体に移動自在に装着され、かつ指掛部材には前記
弾性部材とこの弾性部材が所定の変形を生じたときに前
記検出スイッチを作動させる押圧子とが設けられている
ことを特徴とするデジタル表示型測定器。 - (3)特許請求の範囲第2項において、前記指掛部材は
、前記可動部材に対して、前記弾性部材の変形を許容し
かつ可動部材と一体的に前記本体に沿って移動可能な連
結手段で結合されていることを特徴とするデジタル表示
型測定器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6309285A JPS61219819A (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 | デジタル表示型測定器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6309285A JPS61219819A (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 | デジタル表示型測定器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61219819A true JPS61219819A (ja) | 1986-09-30 |
Family
ID=13219324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6309285A Pending JPS61219819A (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 | デジタル表示型測定器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61219819A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5022162A (en) * | 1987-02-10 | 1991-06-11 | Thomesto Oy | General purpose measuring implement usable in the field, and its data transfer method |
FR2680238A1 (fr) * | 1991-08-05 | 1993-02-12 | Airgiss Sa | Micrometre numerique. |
JPH0519912U (ja) * | 1991-08-26 | 1993-03-12 | 株式会社幸袋工作所 | 水平位置測定器 |
JP2006170904A (ja) * | 2004-12-17 | 2006-06-29 | Mitsutoyo Corp | キャリパー形マイクロメータ |
CN107063049A (zh) * | 2017-06-30 | 2017-08-18 | 青岛兰石重型机械设备有限公司 | 一种环槽中径测量工具及其使用方法 |
-
1985
- 1985-03-26 JP JP6309285A patent/JPS61219819A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5022162A (en) * | 1987-02-10 | 1991-06-11 | Thomesto Oy | General purpose measuring implement usable in the field, and its data transfer method |
FR2680238A1 (fr) * | 1991-08-05 | 1993-02-12 | Airgiss Sa | Micrometre numerique. |
JPH0519912U (ja) * | 1991-08-26 | 1993-03-12 | 株式会社幸袋工作所 | 水平位置測定器 |
JP2006170904A (ja) * | 2004-12-17 | 2006-06-29 | Mitsutoyo Corp | キャリパー形マイクロメータ |
JP4690028B2 (ja) * | 2004-12-17 | 2011-06-01 | 株式会社ミツトヨ | キャリパー形マイクロメータ |
CN107063049A (zh) * | 2017-06-30 | 2017-08-18 | 青岛兰石重型机械设备有限公司 | 一种环槽中径测量工具及其使用方法 |
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