JP3153111B2 - 手動操作型三次元測定機 - Google Patents

手動操作型三次元測定機

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JP3153111B2
JP3153111B2 JP23837295A JP23837295A JP3153111B2 JP 3153111 B2 JP3153111 B2 JP 3153111B2 JP 23837295 A JP23837295 A JP 23837295A JP 23837295 A JP23837295 A JP 23837295A JP 3153111 B2 JP3153111 B2 JP 3153111B2
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    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B5/00Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques
    • G01B5/004Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques for measuring coordinates of points
    • G01B5/008Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques for measuring coordinates of points using coordinate measuring machines
    • G01B5/012Contact-making feeler heads therefor
    • G01B5/016Constructional details of contacts

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手動操作型三次元
測定機に関する。詳しくは、プローブを互いに直交する
X軸、Y軸およびZ軸の3軸方向へ移動可能に構成する
とともに、そのプローブを取り付けたZ軸部材を手動操
作によって前記3軸方向へ移動させ、プローブが被測定
物に接触したときの各軸の移動変位量から被測定物の寸
法や形状を求める手動操作型三次元測定機に関する。
【0002】
【背景技術】プローブを互いに直交するX軸、Y軸およ
びZ軸の3軸方向へ移動可能に構成するとともに、その
プローブを取り付けたZ軸部材の先端部(下端部)を測
定者が手でもちながら手動操作によって前記3軸方向へ
移動させ、プローブが被測定物に接触したときの各軸の
移動変位量から被測定物の寸法や形状を求める手動操作
型三次元測定機が知られている。
【0003】このような手動操作型三次元測定機は、各
軸毎に駆動機構を設けて各軸方向への移動を自動的に行
うようにした自動駆動型三次元測定機に比べ、構造が簡
単、かつ、人手によってプローブを任意の方向および位
置に迅速に移動させることがでるという利点がある反
面、測定者がZ軸部材の先端部を手でもちながら移動さ
せているため、Z軸部材の先端に力がかかり、これによ
り、Z軸部材や他のX,Y軸構成部材に撓みが生じると
いう問題がある。しかも、このものは、測定者によって
Z軸部材の移動時の速度(加速度)が異なるため、測定
者によって測定時(プローブが被測定物に接触する時)
にZ軸部材の先端部にかかる力に差が生じ、測定精度に
バラツキが生じるという問題がある。また、各軸摺動部
にエアーベアリング装置を採用している手動操作型三次
元測定機では、エアーによる浮上量が変動し、測定精度
にバラツキが生じる。
【0004】従来、Z軸部材の始動時における撓みを小
さくするものとして、特開昭54−107763号公報
「座標測定機の移動補助力付加装置」が提案されてい
る。これは、プローブ(測定子)を有するZ軸の下端部
に、上端がZ軸に固定されかつ下端がX軸方向へ変位可
能な一対の平行板ばねをZ軸と平行に設け、この一対の
平行板ばねの下端に操作鍔部を取り付けるとともに、各
板ばねに対向して板ばねの変位方向(移動方向)を検出
するリミットスイッチを設けたX軸移動方向判別装置
と、これと同一構造のY軸移動方向判別装置を90度ず
らせて配置し、これらの方向判別装置によって判別され
た移動方向とは反対向きに空気を噴出してその方向の摩
擦抵抗よりも小さな推力を与える補助力付加装置を各軸
上に設けた構成である。
【0005】このような構成において、操作鍔部をもっ
てプローブをXおよびY軸方向へ移動させようとする
と、その方向に平行板ばねが変位するため、これに対向
するリミットスイッチがオンする。これにより、移動方
向が判別されると、補助力付加装置からその移動方向と
反対向きに空気が噴出される結果、Z軸を移動させると
きに生じるX,Y軸方向の撓みにより生じるヒステリシ
ス誤差を除去でき、測定精度の向上をはかることができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した構造
では、一対の平行板ばねを含むX軸移動方向判別装置お
よびY軸移動方向判別装置からなる移動方向判別装置
と、この移動方向判別装置によって判別された移動方向
とは反対向きに空気を噴出してその方向の摩擦抵抗より
も小さな推力を与える補助力付加装置とが必要であるか
ら、構造が複雑化するとともに、各軸上に補助力付加装
置を搭載しなければならないので、その重量による撓み
が発生するという更なる課題が考えられる。しかも、移
動方向判別装置は、一対の平行板ばねを含むX軸移動方
向判別装置およびY軸移動方向判別装置を、Z軸に対し
て90度ずらせて配置しなればならないから、構造もよ
り複雑化する。
【0007】また、上述した構造は、Z軸を移動させる
ときに生じるX,Y軸方向の撓み、つまり、静止状態か
ら移動させるときの撓みにより生じるヒステリシス誤差
を除去するものであるため、Z軸がX軸またはY軸方向
へ移動する前に、移動方向の判別をしなければならな
い。そのためには、移動方向判別装置に設けられる平行
板ばねを弱い力で変位する構造としなければならない
が、このようにすると、板ばねが撓んだ状態でZ軸が移
動しながら、プローブが被測定物に接触することになる
から、測定者によって測定時にZ軸部材の先端部にかか
る力に差が生じ、測定精度にバラツキが生じるという課
題を残している。
【0008】本発明の目的は、このような従来の課題に
鑑み、構造を簡単化できるとともに、測定者による測定
精度のバラツキを少なくできる手動操作型三次元測定機
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の手動操作型三次
元測定機は、プローブを互いに直交するX軸、Y軸およ
びZ軸の3軸方向へ移動可能に構成するとともに、前記
プローブを取り付けたZ軸部材を手動操作によって前記
3軸方向へ移動させ、プローブが被測定物に接触したと
きの各軸の移動変位量から被測定物の寸法や形状を求め
る手動操作型三次元測定機において、前記Z軸部材の下
端部側にはスライドリングがそのZ軸部材の軸方向に対
して直交する平面内の任意の方向へスライド可能に設け
られ、このスライドリングを前記平面内の定位置に保持
するとともに、スライドリングに前記平面内の任意の方
向から一定以上の力が作用したときに弾性変形してスラ
イドリングの前記平面内でのスライドを許容する弾性部
材が設けられ、この弾性部材は、前記スライドリングに
作用する力によってプローブが移動している過程におい
て、プローブの移動時の加速度が一定以上になると弾性
変形される、ことを特徴とする。ここで、Z軸部材の下
端部側とは、Z軸部材の下端部位置、または、Z軸部材
の下端面より下方位置(たとえば、Z軸部材の下端面に
取り付けたプローブアダプタ位置)を含む意味である。
【0010】このような構成によれば、測定にあたっ
て、スライドリングを把持し、プローブを3軸方向へ移
動させながら、被測定物に接触させる。プローブをX軸
およびY軸方向へ移動させるとき、プローブの移動時の
加速度が一定以上になると、スライドリングにはZ軸部
材の軸方向に対して直交する平面(XY平面)内の方向
から一定以上の力が作用するから、弾性部材が弾性変形
してスライドリングがその平面内でスライドされる。こ
のとき、測定者は、スライドリングを把持しているか
ら、スライドリングのスライドを認識することができ
る。そこで、プローブが被測定物に接触する直前では弾
性部材が弾性変形しない速度まで落としながら、つま
り、加速度を一定以下に抑えながら、プローブを被測定
物に接触させることができるから、測定時において、ス
ライドリングに作用する力(Z軸部材の軸方向に対して
直交する平面からの力)を一定以下に保つことができ
る。よって、測定者による測定精度のバラツキを少なく
することができる。また、構造的には、スライドリング
と弾性部材とで構成できるから、構造を簡単化できる。
【0011】また、上記構成の手動操作型三次元測定機
において、前記スライドリングは前記Z軸部材の軸方向
へスライド可能に設けられているとともに、このスライ
ドリングを前記Z軸部材の軸方向の定位置に保持すると
ともに、スライドリングに前記Z軸部材の軸方向から一
定以上の力が作用したときに弾性変形してスライドリン
グの前記Z軸部材の軸方向へのスライドを許容する弾性
部材が設けられていることを特徴とする。
【0012】このような構成によれば、測定にあたっ
て、プローブをZ軸方向へ移動させるとき、プローブの
移動時の加速度が一定以上になると、スライドリングに
はZ軸方向から一定以上の力が作用するから、弾性部材
が弾性変形してスライドリングがZ軸方向へスライドさ
れる。このとき、測定者は、スライドリングを把持して
いるから、スライドリングのスライドを認識することが
できる。そこで、プローブが被測定物に接触する直前で
は全ての弾性部材が弾性変形しない速度まで落としなが
ら、つまり、加速度を一定以下に抑えながら、プローブ
を被測定物に接触させることができるから、測定時にお
いて、スライドリングに作用する力(Z軸部材の軸方向
からの力およびその軸方向に対して直交する平面から
力)を一定以下に保つことができる。よって、測定者に
よる測定精度をバラツキを少なくすることができる。
【0013】また、上記構成の手動操作型三次元測定機
において、前記スライドリングは、前記Z軸部材の下端
に取り付けられかつ前記プローブを着脱自在に保持する
プローブアダプタの外周に設けられ、前記弾性部材は前
記スライドリングとプローブアダプタとの間に介在され
ていることを特徴とする。このような構成によれば、Z
軸部材にスライドリングを取り付けるための加工を施さ
なくてもよく、既存の手動操作型三次元測定機のZ軸部
材にプローブを着脱自在に保持するプローブアダプタを
利用できるから、安価に構成することができる。
【0014】また、上記構成の手動操作型三次元測定機
において、前記スライドリングが一定量スライドしたこ
とを報知する報知手段が設けられていることを特徴とす
る。ここで、報知とは、発光素子の点灯(または、消
灯、点滅)表示のほかに、音を一定時間発することも含
む。このような構成によれば、測定においてプローブが
移動している過程において、スライドリングが一定量ス
ライドすると、その旨が報知手段によって報知されるか
ら、報知手段を確認しながら、スライドリングが一定量
スライドする前の状態、つまり、加速度が一定以下の状
態でプローブを被測定物に接触させることができる。
【0015】また、上記構成の手動操作型三次元測定機
において、前記報知手段は、前記プローブアダプタに設
けられた固定接点と、前記スライドリングに設けられス
ライドリングが一定量スライドしたときに前記固定接点
に接触する可動接点と、前記両接点が接触したときに点
灯する発光素子とを備えていることを特徴とする。この
ような構成によれば、報知手段を、固定接点と可動接点
と発光素子とから構成することができるから、簡単に構
成することができる。
【0016】また、上記構成の手動操作型三次元測定機
において、前記スライドリングが一定量スライドした状
態においては、前記プローブが被測定物に接触したとき
に発せられるタッチ信号に基づく各軸の移動変位量を読
み込む処理をキャンセルするエラー防止手段が設けられ
ていることを特徴とする。このような構成によれば、ス
ライドリングが一定量スライドしたときには、つまり、
Z軸部材や他の軸構成部材の撓み量が一定以上の状態で
は、プローブが被測定物に接触してタッチ信号が発せら
れても、各軸の移動変位量が取り込まれないから、誤差
を含む測定を防止できる。
【0017】また、上記構成の手動操作型三次元測定機
において、前記エラー防止手段は、前記プローブアダプ
タに設けられた固定接点と、前記スライドリングに設け
られスライドリングが一定量スライドしたときに前記固
定接点に接触する可動接点と、前記両接点が接触した状
態においては前記タッチ信号に基づく前記処理をキャン
セルするタッチ信号処理回路とを備えていることを特徴
とする。このような構成によれば、エラー防止手段を、
固定接点と可動接点とタッチ信号処理回路とから構成す
ることができるから、簡単に構成することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明にあた
って、同一構成要件については、同一符号を付し、その
説明を省略もしくは簡略化する。
【0019】〔第1の実施の形態〕第1の実施の形態を
図1〜図3に示す。本実施の形態にかかる手動操作型三
次元測定機は、図1に示すように、設置台1と、この設
置台1上に設けられ被測定物Wを載置するテーブル2
と、このテーブル2の前後方向(Y軸方向)へ移動自在
に設けられた門形コラム3と、この門形コラム3のX軸
ビーム3Bに沿って左右方向(X軸方向)へ移動自在に
設けられたX軸スライダ4と、このX軸スライダ4に上
下方向(Z軸方向)へ昇降自在に設けられたZ軸部材と
してのZ軸スピンドル5と、このZ軸スピンドル5の下
端にプローブアダプタ6を介して着脱自在に設けられた
プローブ7とから構成されている。なお、8はZ軸スピ
ンドル5の重量とバランスするバランサである。
【0020】ここで、前記テーブル2と門形コラム3の
両側脚3Aとの間、前記X軸ビーム3BとX軸スライダ
4との間および前記X軸スライダ4とZ軸スピンドル5
との間には、エアーベアリング装置(図示省略)が設け
られている。つまり、手動操作によって、門形コラム
3、X軸スライダ4およびZ軸スピンドル5を軽い力で
移動させることができるようになっている。これによ
り、プローブ7を互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸
の3軸方向へ移動させながら被測定物Wに接触させる
と、そのときに発せられるタッチ信号に基づいて各軸に
おける移動変位量が変位検出器(図示省略)から読み取
られたのち、これらの変位量データを基に被測定物Wの
寸法や形状が求められる。
【0021】前記プローブアダプタ6は、図2および図
3に示すように、円筒状の胴部11と、この胴部11の
上下端面に一体的に形成されその胴部11の直径寸法よ
り大きい直径を有する鍔部12,13と、胴部11の中
心に前記鍔部12,13側に貫通形成され前記プローブ
7を着脱自在に保持する保持孔14とを備える。胴部1
1の外周には、円環状のスライドリング15が前記Z軸
スピンドル5の軸方向に対して直交する平面内(XY平
面内)の任意の方向へスライド可能、かつ、Z軸スピン
ドル5の軸方向(Z軸方向)へスライド可能に設けられ
ている。なお、スライドリング15の平面内(XY平面
内)での許容スライド量およびZ軸方向への許容スライ
ドは、スライドリング15を手でもってZ軸スピンドル
5を移動させたときに、スライドリング15のスライド
を手で感じることができる量以上(たとえば、2mm程
度)に設定されている。
【0022】前記スライドリング15の内周面と胴部1
1の外周面との間には、前記スライドリング15を前記
平面内(XY平面内)の定位置に保持するとともに、ス
ライドリング15に前記平面内(XY平面内)の任意の
方向から一定以上の力が作用したときに弾性変形してス
ライドリング15の前記平面内でのスライドを許容する
弾性部材としての圧縮コイルばね16が90度間隔位置
に配置されている。また、スライドリング15の上下端
面と鍔部12,13との間には、スライドリング15を
前記Z軸スピンドル5の軸方向の定位置に保持するとと
もに、スライドリング15にZ軸方向から一定以上の力
が作用したときに弾性変形してスライドリング15のZ
軸方向へのスライドを許容する弾性部材としての圧縮コ
イルばね17が90度間隔位置に配置されている。
【0023】次に、本実施の形態における作用を説明す
る。測定にあたっては、スライドリング15を片手で把
持し、手動操作によってプローブ7をX軸、Y軸および
Z軸の3軸方向へ移動させながら、つまり、Xスライダ
4をX軸方向、門形コラム3をY軸方向およびZ軸スピ
ンドル5をZ軸方向へ移動させながら、プローブ7を被
測定物Wに接触させる。
【0024】プローブ7の移動過程において、プローブ
7の移動時の速度(加速度)が一定以上になると、スラ
イドリング15に一定以上の力が作用するため、圧縮コ
イルばね16,17が弾性変形される。たとえば、スラ
イドリング15にXY平面内の任意の方向から一定以上
の力が作用すると、圧縮コイルばね16が弾性変形し、
また、スライドリング15にZ軸方向から一定以上の力
が作用すると、圧縮コイルばね17が弾性変形する。
【0025】このとき、測定者は、スライドリング15
を把持しているから、スライドリング15のスライドを
認識することができる。そこで、少なくとも、プローブ
7が被測定物Wに接触する直前では圧縮コイルばね1
6,17が弾性変形しない速度まで落としながら、プロ
ーブ7を被測定物Wに接触させる。これにより、測定時
において、スライドリング15に作用する力を一定以下
に保つことができるから、測定者による測定精度をバラ
ツキを少なくすることができる。
【0026】本実施の形態によれば、Z軸スピンドル5
の下端にプローブ7を着脱自在に保持するプローブアダ
プタ6を取り付け、このプローブアダプタ6にスライド
リング15をXY平面内の任意の方向へスライド可能、
かつ、Z軸方向へスライド可能に設け、このスライドリ
ング15の内周面とプローブアダプタ6の胴部11の外
周面との間およびスライドリング15の上下端面とプロ
ーブアダプタ6の鍔部12,13との間に圧縮コイルば
ね16,17を介在させたので、測定にあたって、スラ
イドリング15を把持しながプローブ7を3軸方向へ移
動させるとき、プローブ7の移動時の速度(加速度)が
一定以上になると、スライドリング15には一定以上の
力が作用するから、圧縮コイルばね16,17が弾性変
形してスライドリング15がその移動方向へスライドさ
れる。
【0027】このとき、測定者は、スライドリング15
を把持しているから、スライドリング15のスライドを
認識することができる。そこで、プローブ7が被測定物
Wに接触する直前では圧縮コイルばね16,17が弾性
変形しない速度まで落としながら、プローブ7を被測定
物Wに接触させることができるから、測定時において、
スライドリング15に作用する力を一定以下に保つこと
ができる。従って、Z軸スピンドル5のX,Y軸方向へ
の撓み、X軸ビーム3BのY,Z軸方向への撓みを小さ
くでき、しかも、X軸スライダ4および門形コラム3の
浮上量の変動も小さくできるから、測定精度をバラツキ
を少なくすることができる。
【0028】また、構造的には、スライドリング15と
圧縮コイルばね16,17とによって構成することがで
きるから、きわめて構造を簡単化できる。とくに、スラ
イドリング15がXY平面内の任意の方向へスライド可
能、かつ、Z軸方向へスライド可能な構造であるから、
背景技術で述べた一対の平行板ばねを用いた2つの移動
方向判別装置をZ軸に対して90度ずらして取り付ける
構造に比べても、はるかに構造を単純化できる。しか
も、スライドリング15は、Z軸スピンドル5にプロー
ブ7を着脱自在に保持するプローブアダプタ6の外周に
設けられているから、Z軸スピンドル5にスライドリン
グ15を取り付けるための加工を施さなくてもよく、既
存の手動操作型三次元測定機のZ軸スピンドルにプロー
ブを着脱自在に保持するプローブアダプタをそのまま利
用できるから、安価に構成することができる。
【0029】〔第2の実施の形態〕第2の実施の形態を
図4および図5に示す。第2の実施の形態にかかる手動
操作型三次元測定機には、第1の実施の形態にかかる手
動操作型三次元測定機に、前記スライドリング15が一
定量スライドしたことを報知する報知手段としての報知
回路21と、前記スライドリング15が一定量スライド
した状態においては、前記プローブ7が被測定物Wに接
触したときに発せられるタッチ信号に基づいて各軸の移
動変位量を取り込む処理をキャンセルするエラー防止手
段としてのエラー防止回路31とが付加されている。
【0030】前記報知回路21は、図4に示すように、
前記プローブアダプタ6の胴部11の外周、鍔部12の
下面および鍔部13の上面にそれぞれ設けられた第1、
第2および第3の固定接点22A,22B,22Cと、
前記スライドリング15の内周面、上下端面にそれぞれ
設けられスライドリング15がXY軸方向およびZ軸方
向へ一定量スライドしたときに前記固定接点22A,2
2B,22Cに接触する第1、第2および第3の可動接
点23A,23B,23Cとを含む。そして、図5に示
すように、前記固定接点22A,22B,22Cと、可
動接点23A,23B,23Cと、LED駆動回路24
と、両接点が接触したときに点灯する発光素子としての
LED25とを含んで報知回路21が構成されている。
なお、LED25は、Z軸スピンドル5の下端部に取り
付けられている。
【0031】前記エラー防止回路31は、図4に示すよ
うに、前記プローブアダプタ6の胴部11の外周、鍔部
12の下面および鍔部13の上面にそれぞれ設けられた
第1、第2および第3の固定接点32A,32B,32
Cと、前記スライドリング15の内周面、上下端面にそ
れぞれ設けられスライドリング15がXY軸方向および
Z軸方向へ一定量スライドしたとき前記固定接点32
A,32B,32Cに接触する第1、第2および第3の
可動接点33A,33B,33Cとを含む。そして、図
5に示すように、固定接点32A,32B,32Cと、
可動接点33A,33B,33Cと、この両接点が接触
した状態においては前記タッチ信号に基づいてカウンタ
35(各軸の移動変位量を表すカウンタ)にラッチ信号
を出力する処理をキャンセルするタッチ信号処理回路と
してのタッチ信号インターフェイス回路34とからエラ
ー防止回路31が構成されている。
【0032】第2の実施の形態によれば、測定時に、プ
ローブ7が移動している過程において、スライドリング
15が一定量スライドすると、報知回路21のLED2
5が点灯されるから、LED25の不点灯を確認しなが
ら、スライドリング15が一定量スライドする前の状態
でプローブ7を被測定物Wに接触させることができる。
従って、スライドリング15に作用する力を一定以下に
保つことができるから、測定精度をバラツキを確実に少
なくすることができる。しかも、LED25が点灯して
いる状態で誤ってプローブ7を被測定物Wに接触させた
としても、エラー防止回路31によって各軸の移動変位
量が取り込まれないから、誤差を含む測定を防止でき
る。
【0033】また、報知回路21は、固定接点22A,
22B,22Cと、可動接点23A,23B,23C
と、LED駆動回路24と、LED25とから構成する
ことができるから、簡単に構成することができる。エラ
ー防止回路31も、固定接点32A,32B,32C
と、可動接点33A,33B,33Cと、タッチ信号イ
ンターフェイス回路34とから構成することができるか
ら、簡単に構成することができる。
【0034】なお、前記第2の実施の形態では、報知回
路21に固定接点22A,22B,22Cおよび可動接
点23A,23B,23Cを、エラー防止回路31に固
定接点32A,32B,32Cおよび可動接点33A,
33B,33Cをそれぞれ設けたが、いずれか一方の接
点群を共通使用するようにしてもよい。たとえば、固定
接点22A,22B,22Cの共通接続点および可動接
点23A,23B,23Cの共通接続点をタッチ信号イ
ンターフェイス回路34に接続するようにしてもよい。
このようにすると、固定接点32A,32B,32Cお
よび可動接点33A,33B,33Cを省略することが
できるから、回路を簡略化できる。
【0035】〔第3の実施の形態〕第3の実施の形態を
図6および図7に示す。第3の実施の形態にかかる手動
操作型三次元測定機は、スライドリング15をXY平面
内でのみスライド可能に構成したものである。本三次元
測定機におけるプローブアダプタ6は、前記胴部11お
よび鍔部12を有するリング装着部材41と、このリン
グ装着部材41の下面に2本のボルト42で固定されか
つ前記鍔部13および保持孔14を有するプローブ保持
部材43とから構成されている。そして、これらが、3
本のボルト44によって前記Z軸スピンドル5の下端面
に取り付けられている。
【0036】前記リング装着部材41には、前記4つの
圧縮コイルばね16を収納するばね収納孔45が形成さ
れている。また、前記プローブ保持部材43には、前記
保持孔14内に挿入されたプローブ7のシャンクをクラ
ンプするクランプねじ46が螺合されているとともに、
プローブ7から引き出された信号線を前記Z軸スピンド
ル5内を通して処理するためのコネクタケース47が設
けられている。
【0037】第3の実施形態によれば、スライドリング
15をXY平面内でのみスライド可能であるから、Z軸
スピンドル5のXおよびY軸方向の撓みや、X軸ビーム
3BのY軸方向への撓みを少なくすることができる。
【0038】以上、本発明について好適な実施の形態を
挙げて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限
られるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での
変更が可能である。たとえば、前記各実施の形態では、
Z軸スピンドル5の下端面にプローブアダプタ6を取り
付け、このプローブアダプタ6の外周にスライドリング
15を取り付けたが、Z軸スピンドル5の下端部にスラ
イドリング15を直接取り付けるようにしてもよい。
【0039】また、スライドリング15の形状として
は、円環状でなくてもよく、平面からみて四角筒状の形
状でもよい。また、弾性部材としては、前記各実施の形
態で挙げた圧縮コイルばね16,17に限らず、板ば
ね、ゴム、線材などを利用できる。線材の場合には、図
8に示すように、プローブアダプタ6の胴部11の外周
に沿って螺旋状に旋回させた線材51の一端をプローブ
アダプタ6側に固定し、他端をスライドリング15側に
固定すればよい。
【0040】また、報知回路21では、スライドリング
15が一定量スライドしたことをLED25の点灯に表
示するようにしたが、逆に、LED25を消灯、あるい
は、点滅してひぅよじするようにしてもよい。さらに、
音を一定時間鳴らして知らせるようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】本発明の手動操作型三次元測定機によれ
ば、構造を簡単化できるとともに、測定者による測定精
度のバラツキを少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる手動操作型
三次元測定機の外観を示す斜視図である。
【図2】同上実施の形態におけるプローブアダプタ部分
を示す断面図である。
【図3】図2のプローブアダプタ部分の平面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態にかかる手動操作型
三次元測定機におけるプローブアダプタ部分を示す断面
図である。
【図5】同上実施の形態における報知回路およびエラー
防止回路を示す図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態にかかる手動操作型
三次元測定機におけるプローブアダプタ部分を示す断面
図である。
【図7】図6のプローブアダプタ部分の底面図である。
【図8】各実施の形態で挙げた弾性部材の変形例を示す
図である。
【符号の説明】
5 Z軸スピンドル(Z軸部材) 6 プローブアダプタ 7 プローブ 15 スライドリング 16 圧縮コイルばね 17 圧縮コイルばね 21 報知回路(報知手段) 22A,22B,22C 固定接点 23A,23B,23C 可動接点 25 LED(発光素子) 31 エラー防止回路(エラー防止手段) 32A,32B,32C 固定接点 33A,33B,33C 可動接点 34 タッチ信号インターフェイス回路(タッチ信号処
理回路)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 21/00 - 21/32

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プローブを互いに直交するX軸、Y軸お
    よびZ軸の3軸方向へ移動可能に構成するとともに、前
    記プローブを取り付けたZ軸部材を手動操作によって前
    記3軸方向へ移動させ、プローブが被測定物に接触した
    ときの各軸の移動変位量から被測定物の寸法や形状を求
    める手動操作型三次元測定機において、 前記Z軸部材の下端部側にはスライドリングがそのZ軸
    部材の軸方向に対して直交する平面内の任意の方向へス
    ライド可能に設けられ、このスライドリングを前記平面
    内の定位置に保持するとともに、スライドリングに前記
    平面内の任意の方向から一定以上の力が作用したときに
    弾性変形してスライドリングの前記平面内でのスライド
    を許容する弾性部材が設けられ、この弾性部材は、前記
    スライドリングに作用する力によってプローブが移動し
    ている過程において、プローブの移動時の加速度が一定
    以上になると弾性変形される、ことを特徴とする手動操
    作型三次元測定機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の手動操作型三次元測定
    機において、前記スライドリングは前記Z軸部材の軸方
    向へスライド可能に設けられているとともに、このスラ
    イドリングを前記Z軸部材の軸方向の定位置に保持する
    とともに、スライドリングに前記Z軸部材の軸方向から
    一定以上の力が作用したときに弾性変形してスライドリ
    ングの前記Z軸部材の軸方向へのスライドを許容する弾
    性部材が設けられていることを特徴とする手動操作型三
    次元測定機。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の手動操
    作型三次元測定機において、前記スライドリングは、前
    記Z軸部材の下端に取り付けられかつ前記プローブを着
    脱自在に保持するプローブアダプタの外周に設けられ、
    前記弾性部材は前記スライドリングとプローブアダプタ
    との間に介在されていることを特徴とする手動操作型三
    次元測定機。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の手動操作型三次元測定
    機において、前記スライドリングが一定量スライドした
    ことを報知する報知手段が設けられていることを特徴と
    する手動操作型三次元測定機。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の手動操作型三次元測定
    機において、前記報知手段は、前記プローブアダプタに
    設けられた固定接点と、前記スライドリングに設けられ
    スライドリングが一定量スライドしたときに前記固定接
    点に接触する可動接点と、前記両接点が接触したときに
    点灯する発光素子とを備えていることを特徴とする手動
    操作型三次元測定機。
  6. 【請求項6】 請求項3〜請求項5のいずれかに記載の
    手動操作型三次元測定機において、前記スライドリング
    が一定量スライドした状態においては、前記プローブが
    被測定物に接触したときに発せられるタッチ信号に基づ
    く各軸移動変位量を取り込む処理をキャンセルするエラ
    ー防止手段が設けられていることを特徴とする手動操作
    型三次元測定機。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の手動操作型三次元測定
    機において、前記エラー防止手段は、前記プローブアダ
    プタに設けられた固定接点と、前記スライドリングに設
    けられスライドリングが一定量スライドしたときに前記
    固定接点に接触する可動接点と、前記両接点が接触した
    状態においては前記タッチ信号に基づく前記処理をキャ
    ンセルするタッチ信号処理回路とを備えていることを特
    徴とする手動操作型三次元測定機。
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