JP6470854B2 - 3次元測定機 - Google Patents
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Description
これにより、誤操作の場合には、警告が発せられるので、測定者は、警告が発せられないように再測定することができるので、測定値のばらつきが生じにくい。
(1)前記プローブの移動速度が所定の速度以上であること。
(2)前記プローブの移動の加速度が所定の加速度以上であること。
これにより、測定者は、警告手段による警告を認識することが容易になる。
これにより、測定者は、警告を容易に、かつ、確実に認識することができるとともに、測定条件からのずれ具合も確実に認識することができるので、誤操作を正確な操作に修正してゆくことが容易になる。
これにより、測定者は、警告を容易に、かつ、確実に認識することができるとともに、測定条件からのずれ具合も確実に認識することができるので、誤操作を正確な操作に修正してゆくことが容易になる。
これにより、測定者は、警告を容易に、かつ、確実に認識することができるとともに、測定条件からのずれ具合も確実に認識することができるので、誤操作を正確な操作に修正してゆくことが容易になる。
これにより、測定者は、警告を容易に、かつ、確実に認識することができるとともに、測定条件からのずれ具合も確実に認識することができるので、誤操作を正確な操作に修正してゆくことが容易になる。
本発明の3次元測定機は、手動でプローブを測定対象物(以後、単にワークと称する)の測定ポイントに接触させて測定する際のプローブ操作が、前記測定ポイントごとに設定された測定条件からはずれた操作である誤操作の場合に警告を発する警告手段を備えて構成されている。このような構成についての一実施形態を以下に説明する。
・プローブの先端の3次元座標位置を検出する座標位置検出手段
・プローブの移動速度を検出するプローブ速度検出手段
・プローブの移動加速度を検出するプローブ加速度検出手段
・パートプログラムに記載された測定すべき測定ポイントと実際に測定したポイントとの位置ずれ量を算出する位置ずれ算出手段
・プローブを測定ポイントに移動させるとき、測定ポイントに接触する寸前のプローブの移動方向ベクトルの角度検出手段(測定ポイントを通る法線に対する角度を検出する手段)
(2)測定ポイントから所定の距離(所定速度距離と称する)以内の空間において、前記プローブの移動速度が所定の速度(所定速度と称する)以上であること。
(3)測定ポイントから所定の距離(所定加速度距離と称する)以内の空間において、前記プローブの移動の加速度が所定の加速度(所定加速度と称する)以上であること。
(4)プローブが、前記測定ポイントに対して法線方向(または指定された方向:指定された方向をプロービングベクトルと称する)から所定角度(所定接触角度と称する)以上離れた角度で移動接触して測定すること。
よって、測定条件記憶手段14としては、上述したコンピュータ28で使用可能な記憶装置を用いることができる。
警告手段15を構成することができるこれら様々な方法について以下に図面を参照して説明する。図7は、警告手段15としてLEDランプを用いた例を示す斜視図である。図7に示すように、警告手段15であるLEDランプ72が、アーム70に設置されている。設置される場所は、アーム70を手でつかんでも測定作業者が視認しやすい場所が好ましい。
上記では、LEDランプで説明したが、LEDランプに限られず発光するデバイスであれば、例えば、電球、有機EL等、なんでも使用することができる。
次に警告手段15としてLEDランプアレイを用いた例を、図8を参照して説明する。図8は、警告手段15としてLEDランプアレイを用いた例を示す斜視図である。これは、上記LEDランプ72の代わりにLEDランプアレイ80を設けたものであるので、LEDランプアレイにも当てはまる内容については説明を省略する。
更に、上記<LEDランプを用いた警告手段>に記載したように、点滅速度、色の変化、光の強度等も併用して誤操作の度合いを示してもよい。また、LEDランプアレイ80は、ピークホールドができるようにしても良い。ピークホールドとは、LEDランプアレイ80をメータのように使用したとき、LEDランプアレイ80が示した最大のところのLEDを光らせたまま残しておくことである。
上記では、LEDランプアレイで説明したが、アレイ状の発光デバイスであれば、LEDランプアレイに限定されること無く、例えば、有機EL、電球アレイ、蛍光表示管、プラズマ表示管等何でも使用することができる。また、LED等を用いたドットマトリクスタイプの表示器も使用することができ、この場合は、簡単な文字、文章、記号の表示も可能なのでこれらを併用してよりビジュアルに誤操作の有無、誤操作の度合いを示すことができる。
次に警告手段としてアナログメータを用いた例を、図9を参照して説明する。図9は、警告手段15としてアナログメータを用いた例を示す斜視図である。これは、上記LEDランプ72、LEDランプアレイ80の代わりにアナログメータ90を備えた物なので、アナログメータについても当てはまることについては説明を省略する。
次に警告手段としてディスプレイを用いた例を、図10を参照して説明する。図10は、警告手段15としてディスプレイ100を用いた例を示す斜視図である。これは、上記LEDランプ72、LEDランプアレイ80、アナログメータ90の代わりにディスプレイ100を備えた物なので、ディスプレイ100についても当てはまることについては説明を省略する。
次に警告手段として音発生装置を用いた例を、図12を参照して説明する。図12は、警告手段15として音発生装置120を用いた例を示す斜視図である。これは、上記LEDランプ72、LEDランプアレイ80、アナログメータ90等の代わりに音発生装置120を備えた物なので、音発生装置120についても当てはまることについては説明を省略する。
次に警告手段として振動発生装置を用いた例を、図13を参照して説明する。図13は、警告手段15として振動発生装置130を用いた例を示す斜視図である。これは、上記LEDランプ72、LEDランプアレイ80、アナログメータ90等の代わりに振動発生装置130を備えた物なので、振動発生装置130についても当てはまることについては説明を省略する。
11 演算手段
12 表示手段
13 誤操作判定手段
14 測定条件記憶手段
15 警告手段
20 プローブ
21 3次元移動手段
22 テーブル
23 X軸スライダ
24 Y軸スライダ
25 Z軸スライダ
26 架台
27 定盤
28 コンピュータ
29a ディスプレイ
29b プリンタ
32a,32b,32c,32d,32e 関節
34a,34b,34c,34d アーム
70 アーム
72 LEDランプ
80 LEDランプアレイ
90 アナログメータ
100 ディスプレイ
110 被測定物
112 測定ポイント
120 音発生装置
130 振動発生装置
140 ベルト
142 腕
150 椅子
Claims (7)
- 手動でプローブをワークの測定ポイントに接触させて測定する3次元測定機であって、
前記プローブの操作が、前記測定ポイント毎に設定された所定の測定条件からはずれた操作である誤操作の場合に警告を発する警告手段を備え、
前記測定条件は、前記測定ポイント毎にパートプログラムから読み込まれることを特徴とする3次元測定機。 - 前記誤操作が、以下の示す(1)〜(2)のうち少なくとも1以上の内容である請求項1に記載の3次元測定機。
(1)前記プローブの移動速度が所定の速度以上であること。
(2)前記プローブの移動の加速度が所定の加速度以上であること。 - 前記警告手段が、音、光、振動、モニタ画面への表示のうち、1以上の方法で警告を発する請求項1または2に記載の3次元測定機。
- 前記警告手段が少なくとも音で警告を発するものであり、
前記測定条件から外れる度合いが大きいほど、前記音の周波数、大きさ、前記音の発生間隔のうちのいずれか1以上が変化する請求項3に記載の3次元測定機。 - 前記警告手段が少なくとも光で警告を発するものであり、
前記測定条件から外れる度合いが大きいほど、前記光の色、強度、点滅間隔のうちのいずれか1以上が変化する請求項3に記載の3次元測定機。 - 前記警告手段が少なくとも振動で警告を発するものであり、
前記測定条件から外れる度合いが大きいほど、前記振動の周波数、強度、前記振動の発生間隔のうちのいずれか1以上が変化する請求項3に記載の3次元測定機。 - 前記警告手段として前記測定条件から外れる度合いを示すメータを有する請求項1または2に記載の3次元測定機。
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