JP3003858B1 - 膝頂点位置調節可能なボトム構造 - Google Patents

膝頂点位置調節可能なボトム構造

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JP3003858B1
JP3003858B1 JP10345266A JP34526698A JP3003858B1 JP 3003858 B1 JP3003858 B1 JP 3003858B1 JP 10345266 A JP10345266 A JP 10345266A JP 34526698 A JP34526698 A JP 34526698A JP 3003858 B1 JP3003858 B1 JP 3003858B1
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Abstract

【要約】 【課題】 使用者の体格によって位置的に異なる身体の
屈伸部に合わせるようにする。 【解決手段】 膝ボトム1aおよび足ボトム1b裏面に
設けた補強枠4、5の中継枠6との連結箇所近傍と、中
継枠6の中間部に、拘束手段であるかすがい形状の拘束
枠9を装着するための、係止穴10を形成する。前記拘
束枠9により、中継枠6を膝ボトム1a側から延在する
補強枠4と、足ボトム1b側から延在する補強枠5と
で、交互に拘束することで、全体の湾曲中心箇所(膝位
置)を切り換えるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ギャッチベッド等
のボトムに、複数箇所で片側方向にのみ屈曲可能に構成
した湾曲ボトムを配置し、その屈曲位置を簡単に調節で
きるようにして、使用者の体格によって位置的に異なる
身体の屈伸部に合わせるようにした、膝頂点位置調節可
能なボトム構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ギャッチベッドが、病院向け、在
宅向けを問わず広く出回っている。そのようなギャッチ
ベッドでは、図示はしないが、例えば背ボトム、腰ボト
ム、膝ボトム、足ボトムに分割したボトムを、ボトム起
伏機構によって背上げや、膝上げを行い、それぞれ所望
の傾斜角度に調節するように構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし実際には、使用
者の身体の関節箇所と、ボトムの屈曲箇所が適合するこ
とはまれである。例えば比較的身長の低い人がかかるベ
ッドを使用する際、背ボトムから腰ボトムにかけての屈
曲箇所に使用者の腰の部分を合わせようとすると、膝ボ
トムから足ボトムにかけての屈曲箇所に、膝裏関節の位
置が合わず、逆に膝ボトムから足ボトムにかけての屈曲
箇所に、膝裏関節の位置を合わせようとすると、今度は
腰の部分と背ボトムから腰ボトムにかけての屈曲箇所と
が合わない。また、背上げによる身体の足側へのずれも
大きい。本発明はこのような不都合を改善するために提
案されたものであって、ギャッチベッド等のボトムに、
複数箇所で片側方向にのみ屈曲可能に構成した湾曲ボト
ムを配置し、その屈曲位置を簡単に調節できるようにし
て、使用者の体格によって位置的に異なる身体の屈伸部
に合わせるようにした、膝頂点位置調節可能なボトム構
造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、ギャッチベッドにおいて、膝ボトム
と足ボトムとを、複数の短冊状ボトム部材を片側にのみ
折れ曲がるように連結構成した湾曲ボトムによって連結
する構成とし、前記膝ボトムおよび足ボトム裏面に、そ
れぞれ補強枠を設けて、これら補強枠を湾曲ボトム裏面
中途まで湾曲ボトム裏面に当接状態で延在させると共
に、これら補強枠を前記湾曲ボトム裏面側において、中
継枠を介して回動自在に連結し、前記補強枠側に長穴形
状の連結穴を設ける一方、前記中継枠側に連結ピンを突
設して、この連結ピンをそれぞれ補強枠側の連結穴に遊
動可能に嵌入させ、これら連結箇所である補強枠および
中継枠の端部側を、それぞれ適度な曲率で湾曲ボトム側
から遠ざかるように湾曲形成して、これら補強枠と中継
枠の端部側に、膝上げの際に湾曲ボトム裏面が倣って、
湾曲ボトムの湾曲中心箇所を決定づけるようにし、前記
補強枠の中継枠との連結箇所近傍と、中継枠の中間部
に、拘束手段を装着するための係止穴をそれぞれ形成し
て、前記拘束手段により、中継枠を膝ボトム側から延在
する補強枠と、足ボトム側から延在する補強枠とで、交
互に拘束することで、全体の湾曲中心箇所を切り換える
ようにする構成とした。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる膝頂点位置
調節可能なボトム構造について、一つの実施の形態を示
し、添付の図面を基づいて以下説明する。図1に、ギャ
ッチベッド(図示省略)におけるボトム1のうち、大腿
部を支える膝ボトム1a、および脛を支える足ボトム1
bを示し、これら膝ボトム1aと足ボトム1bとは、適
度な曲率で片側にのみ湾曲するようにした湾曲ボトム2
によって連結する構成としている。前記湾曲ボトム2
は、詳細な構造は示していないが、例えば幅狭い複数の
合成樹脂製の短冊状ボトム部材3を、図中、下面側を内
側として順次屈曲状態とさせることで、全体として所定
の曲率の湾曲状態となるように連結して構成している。
【0006】また前記湾曲ボトム2を構成する短冊状ボ
トム部材3は、断面形状を、例えば図中下面側、すなわ
ち短冊状ボトム部材3の裏面側を幅狭とした台形とし
て、湾曲ボトム2の表面側を凸とするように、順次屈曲
可能に連結している。
【0007】次に、前記膝ボトム1aおよび足ボトム1
b裏面には、それぞれ補強枠4、5が添設され、これら
補強枠4、5を湾曲ボトム2裏面中途まで湾曲ボトム2
裏面に当接状態で延在させている。また、これら補強枠
4、5は、前記湾曲ボトム2裏面側において、中継枠6
を介して回動自在に連結している。この場合、前記補強
枠4、5側に長穴形状の連結穴7を設けて、前記中継枠
6側に連結ピン8、8を突設し、中継枠6の連結ピン
8、8をそれぞれ補強枠4、5側の連結穴7に遊動可能
に嵌入させている。また、これら連結箇所である補強枠
4、5および中継枠6の端部側は、それぞれ適度な曲率
で湾曲ボトム2側から遠ざかるように湾曲形成され、こ
れら補強枠4、5と中継枠6の端部側に、膝上げの際に
湾曲ボトム2裏面が倣って、湾曲ボトム2の湾曲中心箇
所を決定づけている。そして、前記補強枠4、5の中継
枠6との連結箇所近傍と、中継枠6の中間部に、拘束手
段であるかすがい形状の拘束枠9を装着するための、係
止穴10がそれぞれ形成されている。前記拘束枠9によ
り、中継枠6を膝ボトム1a側から延在する補強枠4
と、足ボトム1b側から延在する補強枠5とで、交互に
拘束することで、全体の湾曲中心箇所(膝位置)を切り
換えるようにする構成である。
【0008】本発明にかかる膝頂点位置調節可能なボト
ム構造は、以上の通りであるので、使用者の身長が比較
的低い場合は、ボトムを平坦にした状態において、中継
枠6を足ボトム1b側から延在する補強枠5に拘束する
べく、拘束枠9を前記補強枠5と中継枠6の中間部にお
ける係止穴10間に架け渡すように係止させる。これに
よって、中継枠6および補強枠5によって支えられてい
る湾曲ボトム2を構成する短冊状ボトム部材3が拘束状
態となり、この状態で膝上げ操作をすれば、湾曲ボトム
2は、図2に示すように、膝ボトム1a側から延在する
補強枠4と中継枠6との連結箇所を湾曲中心として、図
中、上に凸状に湾曲するのである。この湾曲位置に使用
者の膝裏関節位置が適合すれば、使用者の身体、特に下
半身がボトムから受ける圧迫や、ずれなどを抑えること
ができ、違和感は少なく、快適なホールド性のベッドと
することができる。
【0009】一方、使用者の身長が比較的高いときは、
ボトムを平坦にした状態において、中継枠6を膝ボトム
1a側から延在する補強枠4に拘束するべく、拘束枠9
を前記補強枠4と中継枠6の中間部における係止穴10
間に架け渡すように係止させるようにする。これによっ
て、中継枠6および補強枠4によって支えられている湾
曲ボトム2を構成する短冊状ボトム部材3が拘束状態と
なり、この状態で膝上げ操作をすれば、湾曲ボトム2
は、図3に示すように、足ボトム1b側から延在する補
強枠5と中継枠6との連結箇所を湾曲中心として、図
中、上に凸状に湾曲するのである。この湾曲位置に使用
者の膝裏関節位置が適合すれば、使用者の身体、特に下
半身がボトムから受ける圧迫や、ずれなどを抑えること
ができる。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、膝ボトムおよび足ボト
ム裏面に設けた補強枠を湾曲ボトム裏面中途まで湾曲ボ
トム裏面に当接状態で延在させると共に、前記湾曲ボト
ム裏面側において、前記双方の補強枠を、中継枠を介し
て回動自在に連結する構成とし、前記中継枠を、膝ボト
ム側から延在する補強枠と、足ボトム側から延在する補
強枠とで、交互に拘束して、全体の湾曲中心箇所を変え
るようにしたことで、使用者の体格の違いによる、身体
の屈伸箇所のずれに充分追従させることができ、身体に
対する圧迫感を解消して、高い快適性をもたらすことが
できる。
【0011】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる膝頂点位置調節可能なボトム構
造を適用したボトムの一例を示す、模式的な側面説明図
である。
【図2】本発明にかかる膝頂点位置調節可能なボトム構
造を適用したボトムにおいて、使用者の身長が比較的低
い場合に対応させた屈曲状態を示す、模式的な側面説明
図である。
【図3】本発明にかかる膝頂点位置調節可能なボトム構
造を適用したボトムにおいて、使用者の身長が比較的高
い場合に対応させた屈曲状態を示す、模式的な側面説明
図である。
【符号の説明】
1 ボトム 1a 膝ボトム 1b 足ボトム 2 湾曲ボトム 3 短冊状ボトム部材 4、5 補強枠 6 中継枠 7 連結穴 8 連結ピン 9 拘束枠 10 係止穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61G 7/05 A47C 20/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ギャッチベッドにおいて、膝ボトムと
    足ボトムとを、複数の短冊状ボトム部材を片側にのみ折
    れ曲がるように連結構成した湾曲ボトムによって連結す
    る構成とし、前記膝ボトムおよび足ボトム裏面に、それ
    ぞれ補強枠を設けて、これら補強枠を湾曲ボトム裏面中
    途まで湾曲ボトム裏面に当接状態で延在させると共に、
    これら補強枠を前記湾曲ボトム裏面側において、中継枠
    を介して回動自在に連結し、前記補強枠側に長穴形状の
    連結穴を設ける一方、前記中継枠側に連結ピンを突設し
    て、この連結ピンをそれぞれ補強枠側の連結穴に遊動可
    能に嵌入させ、これら連結箇所である補強枠および中継
    枠の端部側を、それぞれ適度な曲率で湾曲ボトム側から
    遠ざかるように湾曲形成して、これら補強枠と中継枠の
    端部側に、膝上げの際に湾曲ボトム裏面が倣って、湾曲
    ボトムの湾曲中心箇所を決定づけるようにし、前記補強
    枠の中継枠との連結箇所近傍と、中継枠の中間部に、拘
    束手段を装着するための係止穴をそれぞれ形成して、前
    記拘束手段により、中継枠を膝ボトム側から延在する補
    強枠と、足ボトム側から延在する補強枠とで、交互に拘
    束することで、全体の湾曲中心箇所を切り換えるように
    する構成としたことを特徴とする膝頂点位置調節可能な
    ボトム構造。
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