JP3003816B2 - ステアリングロック装置 - Google Patents

ステアリングロック装置

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JP3003816B2
JP3003816B2 JP25256791A JP25256791A JP3003816B2 JP 3003816 B2 JP3003816 B2 JP 3003816B2 JP 25256791 A JP25256791 A JP 25256791A JP 25256791 A JP25256791 A JP 25256791A JP 3003816 B2 JP3003816 B2 JP 3003816B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はステアリングロック装
置、キーがキーシリンダから抜き取られるまでロッキン
グロッドをアンロック位置に保持するステアリングロッ
ク装置に関連する。
【0002】
【従来の技術】例えば、特公昭62−11690号公報
に示されるように、キーがキーシリンダから抜き取られ
るまでロッキングロッドをアンロック位置に保持するス
テアリングロック装置は公知である。このステアリング
ロック装置はキーシリンダに挿入されるキーを検出する
チェックレバーが設けられる。このチェックレバーはキ
ーをキーシリンダに挿入してアンロック位置に回転する
と、ロッキングロッドの溝に係止する端部を有する。キ
ーシリンダをロック位置に回転してキーをキーシリンダ
から抜き取ると、ロッキングロッドに対するチェックレ
バーの係合が解除される。これによりロッキングロッド
はスプリングによりアンロック位置からロック位置に移
動される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のステ
アリングロック装置はチェックレバーの端部がロッキン
グロッドの溝に係止しているとき、不完全な係合により
チェックレバーがロッキングロッドから外れてキーシリ
ンダがロック位置に移動する場合がある。これはロッキ
ングロッドをロック位置に付勢するスプリングの弾力に
よりチェックレバーが傾斜状態に保持され、ステアリン
グロック装置に不測の衝撃力が加えられたとき、ロッキ
ングロッドの溝がチェックレバーから外れるためであ
る。このため、ロッキングロッドがアンロック位置にあ
るとき、キーをキーシリンダから抜き取らない限り、ロ
ッキングロッドがロック位置に移動しないように確実に
アンロック位置に保持する必要がある。
【0004】そこで、この発明はキーをキーシリンダか
ら抜かない限り、アンロック位置にあるロッキングロッ
ドを確実に保持できるステアリングロック装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明によるステアリ
ングロック装置はフレーム内に回転可能に配置されたキ
ーシリンダと、キーシリンダにより回転される解錠用カ
ムと、解錠用カムの回転時にロッキングロッドと共にロ
ック位置からアンロック位置に移動されるハンガと、キ
ーシリンダがアンロック位置に回転された後キーがキー
シリンダから抜かれるまでロッキングロッドに係止する
チェックレバーとを備えている。
【0006】このステアリングロック装置にはロッド保
持装置が設けられている。このロッド保持装置は、ハン
ガがアンロック位置に移動されるときチェックレバーに
当接してハンガ内で非作動位置から作動位置に滑動され
かつキーシリンダからキーを抜いたときチェックレバー
による押圧が解除されるスライダと、チェックレバーに
よる押圧が解除されたスライダを非作動位置に向かって
付勢する第1のスプリングと、フレームの内壁に形成さ
れた凹部と、スライダの切欠部に滑動可能に配置された
係合ピンと、ハンガがアンロック位置に移動されたと
き、係合ピンをフレームの凹部に向かって付勢する第2
のスプリングとを備えている。スライダはチェックレバ
ーに当接する傾斜面を有する。
【0007】
【作用】キーシリンダにキーを挿入して回転すると、解
錠用カムによりハンガ及びロッキングロッドがロック位
置からアンロック位置に移動される。このとき、スライ
ダの傾斜面に当接するチェックレバーの端部により第1
のスプリングの弾力に抗してスライダが押圧され、これ
により第2のスプリングにより押圧されたピンがフレー
ムの凹部に係止される。キーをキーシリンダから抜き取
ると、チェックレバーによるスライダの押圧が解除され
る。これによりフレームの凹部に対する係合ピンの係合
が解除され、ハンガ及びロッキングロッドがアンロック
位置からロック位置に移動する。
【0008】
【実施例】以下、この発明によるステアリングロック装
置の実施例を図1〜図3について説明する。
【0009】この発明のステアリングロック装置10
は、フレーム11内に配置されたハウジング20と、ハ
ウジング20内に回転可能に配置されたスリーブ21
と、スリーブ21内に回転可能に配置されかつキーを挿
入するキー溝12aを有するキーシリンダ12を備えて
いる。キーシリンダ12の前部にはキー溝12aに対し
て直角に形成された横孔12bが設けられ、横孔12bに
はキー溝12a内へのキーの挿入を検出するドグ17が
滑動可能に配置されている。キーシリンダ12に隣接し
て第1のロータ18が設けられている。第1のロータ1
8はコネクタ19を介して第2のロータ22が配置され
る。第2のロータ22にはキーシリンダ12に作動連結
される解錠用カム13(図3)が形成されている。解錠
用カム13にはハンガ15が作動連結され、ハンガ15
は解錠用カム13の回転時にロッキングロッド14をロ
ック位置からアンロック位置に移動させる。フレーム1
1に固定されたリッド25とハンガ15との間にハンガ
スプリング26が配置され、ハンガ15及びロッキング
ロッド14は常時ロック位置に向かって付勢されてい
る。
【0010】また、キーシリンダ12、第1のロータ1
8、コネクタ19及び第2のロータ22に対して並行に
チェックレバー16が配置されている。公知のように、
チェックレバー16は、キーシリンダ12へのキーの挿
入を検出してキーシリンダ12からキーを抜いたときに
ロッキングロッド14をアンロック位置からロック位置
に移動させる。チェックレバー16はピン23によりハ
ウジング20内で揺動可能に配置されている。チェック
レバー16の一端はドグ17の外端に当接している。
【0011】ハウジング20には開口部20aが形成さ
れ、開口部20aにはローラ24とスプリング25が配
置されている。スプリング25はローラ24をスリーブ
21の凹部21aに対して押圧している。
【0012】キーシリンダ12には第1のロータ18の
突起部18aに当接する連結用カム12cが形成される。
詳細な説明を省略するが、第1のロータ18の突起部1
8aはスリーブ21の図示しない溝に係合し、正規のキ
ーをキーシリンダ12のキー溝12a内に挿入して回転
すると、第1のロータ18は連結用カム12cによりス
リーブ21の溝に沿って軸方向に移動した後、第2のロ
ータ22に係合される。更に、キーシリンダ12が回転
されると、キーシリンダ12は第1のロータ18、コネ
クタ19及び第2のロータ22と一体に回転する。これ
により解錠用カム13を介してハンガ15及びロッキン
グロッド14をロック位置からアンロック位置に移動す
ると共に、イグニッションスイッチ26をオフ位置から
オン位置に切り替えることができる。
【0013】異種のキーをキーシリンダ12のキー溝1
2a内に挿入して回転すると、図示しないタンブラによ
りキーシリンダ12とスリーブ21とが係合されかつス
プリング25の弾力に抗して一体に回転され、キーシリ
ンダ12とスリーブ21はフリー回転状態となる。従っ
て、キーシリンダ12とスリーブ21との相対的回転が
得られないので、第1のロータ18は軸方向には移動さ
れず、第2のロータ22に係合されない。これにより、
ロッキングロッド14をアンロック位置に移動させるこ
とはできない。
【0014】ステアリングロック装置10にはロッド保
持装置30が設けられている。ロッド保持装置30は、
図2に示すように、ハンガ15の移動方向に対して直角
方向にハンガ15の開口部15a内で滑動可能に配置さ
れたスライダ31と、ハンガ15の開口部15a内に配
置されかつスライダ31を図2に示す非作動位置に付勢
する第1のスプリング32と、ハンガ15の貫通孔15
b内及びスライダ31の切欠部31a内で滑動可能に配置
された係合ピン33と、スライダ31と係合ピン33と
の間に配置されかつ係合ピン33をフレーム11に対し
て押圧する第2のスプリング34とを備えている。スラ
イダ31はチェックレバー16の他端に当接する傾斜面
31bを有する。フレーム11の内壁には係合ピン33
の移動通路の上部に凹部11aが形成されている。
【0015】キーシリンダ12にキーを挿入して回転す
ると、解錠用カム13によりハンガ15及びロッキング
ロッド14がロック位置からアンロック位置に移動され
る。ハンガ15がアンロック位置に移動されるとき、ス
ライダ31の傾斜面31bに当接するチェックレバー1
6の端部により第1のスプリング32の弾力に抗してス
ライダ31が押圧され、スライダ31はチェックレバー
16に当接してハンガ15内で非作動位置から作動位置
に滑動する。ハンガ15の上昇に伴い、第2のスプリン
グ34により押圧された係合ピン33がフレーム11の
凹部11aに係止される。係合ピン33はハンガ15の
貫通孔15b内及びスライダ31の切欠部31a内で滑動
可能に支持され、ハンガスプリング26の弾力を受けて
も、ロッキングロッド14は傾斜することなくアンロッ
ク位置に確実に保持される。
【0016】キーをキーシリンダ12から抜き取ると、
キーの厚みによるドグ17の押圧が解除され、第1のス
プリング32の弾力によりチェックレバー16を介して
横孔12b内で径方向内側に移動可能される。これによ
りチェックレバー16によるスライダ31の押圧が解除
され、第1のスプリング32はチェックレバー16によ
る押圧が解除されたスライダ31を非作動位置に向かっ
て付勢する。これによりフレーム11の凹部11aに対
する係合ピン33の係合が解除され、ハンガ15及びロ
ッキングロッド14がハンガスプリンング26の弾力に
よりアンロック位置からロック位置に移動する。
【0017】この発明の実施態様は上記の実施例に限定
されず、変更が可能である。例えば、何らかの介在物を
介してチェックレバー16をスライダ31に当接させて
もよい。また、図示の例ではフリーターン式ステアリン
グロック装置を示したが、通常又は他の形式のステアリ
ングロック装置にもこの発明を適用することができる。
【0018】
【発明の効果】上記のようにこの発明では、キーをキー
シリンダから抜かない限り、アンロック位置にあるロッ
キングロッドを確実に保持できるステアリングロック装
置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるステアリングロック装置の正面
【図2】図1のA−A線に沿う断面図
【図3】図1のB−B線に沿う断面図
【符号の説明】
10..ステアリングロック装置、11..フレーム、
11a..凹部、12..キーシリンダ、13..解錠
用カム、14..ロッキングロッド、15..ハンガ、
16..チェックレバー、30..ロッド保持装置、3
1..スライダ、31b..傾斜面、32..第1のス
プリング、33..係合ピン、34..第2のスプリン
グ、

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム内に回転可能に配置されたキー
    シリンダと、キーシリンダにより回転される解錠用カム
    と、解錠用カムの回転時にロッキングロッドと共にロッ
    ク位置からアンロック位置に移動されるハンガと、キー
    シリンダがアンロック位置に回転された後キーがキーシ
    リンダから抜かれるまでロッキングロッドに係止するチ
    ェックレバーとを備えたステアリングロック装置におい
    て、 ハンガがアンロック位置に移動されるときチェックレバ
    ーに当接してハンガ内で非作動位置から作動位置に滑動
    されかつキーシリンダからキーを抜いたときチェックレ
    バーによる押圧が解除されるスライダと、チェックレバ
    ーによる押圧が解除されたスライダを非作動位置に向か
    って付勢する第1のスプリングと、フレームの内壁に形
    成された凹部と、スライダの切欠部に滑動可能に配置さ
    れた係合ピンと、ハンガがアンロック位置に移動された
    とき、係合ピンをフレームの凹部に向かって付勢する第
    2のスプリングとを備えたロッド保持装置を設けたこと
    を特徴とするステアリングロック装置。
  2. 【請求項2】 スライダはチェックレバーに当接する傾
    斜面を有する「請求項1」に記載のステアリングロック
    装置。
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