JP3003727B2 - 凝集パターン判定用プレート移送装置 - Google Patents
凝集パターン判定用プレート移送装置Info
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- JP3003727B2 JP3003727B2 JP3214407A JP21440791A JP3003727B2 JP 3003727 B2 JP3003727 B2 JP 3003727B2 JP 3214407 A JP3214407 A JP 3214407A JP 21440791 A JP21440791 A JP 21440791A JP 3003727 B2 JP3003727 B2 JP 3003727B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、凝集パターン判定用プ
レート移送装置に係り、とくにプレート搬送路上の所定
箇所に凝集パターン判定箇所が設けられた凝集パターン
判定用プレート移送装置に関する。
レート移送装置に係り、とくにプレート搬送路上の所定
箇所に凝集パターン判定箇所が設けられた凝集パターン
判定用プレート移送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】医療分野においては、血液中の各種成分
やビールス等を検出分析する方法として、従来より、血
液の凝集パターンに基づく判別方法が比較的多く行わ
れ、凝集の有無によって種々の判定基準が設けられてい
る。この凝集有無の判定は、多くは、肉眼による目視判
定によって行われている。具体的には、凝集の有無を反
応容器(ウエル)内の粒子の分布を予め定めた輝度を基
準とし該基準輝度以下の部分の面積としてとらえたり、
また、標準凝集パターンや標準非凝集パターンと比較し
たり、更には検体試料の連続的段階希釈系列を作成する
等により、人の目による総合判断に依存する場合が多
い。
やビールス等を検出分析する方法として、従来より、血
液の凝集パターンに基づく判別方法が比較的多く行わ
れ、凝集の有無によって種々の判定基準が設けられてい
る。この凝集有無の判定は、多くは、肉眼による目視判
定によって行われている。具体的には、凝集の有無を反
応容器(ウエル)内の粒子の分布を予め定めた輝度を基
準とし該基準輝度以下の部分の面積としてとらえたり、
また、標準凝集パターンや標準非凝集パターンと比較し
たり、更には検体試料の連続的段階希釈系列を作成する
等により、人の目による総合判断に依存する場合が多
い。
【0003】一方、この目視判断には、高度の熟練を要
することや或いは判定に個人差がでる等の不都合が生じ
ている。このため、昨今においては、一次元の受光素子
(一次元CCDセンサ)を用いた判定の自動化が進めら
れている。
することや或いは判定に個人差がでる等の不都合が生じ
ている。このため、昨今においては、一次元の受光素子
(一次元CCDセンサ)を用いた判定の自動化が進めら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例における自動化は、凝集パターン判定用の試料が付
されたプレートを人力によって凝集パターン判定箇所に
載置することにより取り行われるという形式のものが多
い。このため、プレートの載置作業やその搬入作業等に
多くの時間と労力を要するばかりでなく、プレートの載
置作業時或いは移送作業時に生じるに生じる衝撃振動で
プレート上の凝集パターンが一部破損するという不都合
があり、これを排除するため、作業は慎重に行われる。
このため、判定の自動化は達成されても作業能率が悪い
という不都合が生じていた。
来例における自動化は、凝集パターン判定用の試料が付
されたプレートを人力によって凝集パターン判定箇所に
載置することにより取り行われるという形式のものが多
い。このため、プレートの載置作業やその搬入作業等に
多くの時間と労力を要するばかりでなく、プレートの載
置作業時或いは移送作業時に生じるに生じる衝撃振動で
プレート上の凝集パターンが一部破損するという不都合
があり、これを排除するため、作業は慎重に行われる。
このため、判定の自動化は達成されても作業能率が悪い
という不都合が生じていた。
【0005】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、とくに凝集パターン判定の自動化におけるプ
レートの載置もしくは搬入搬出作業を、円滑に且つ迅速
になし得ると共に、プレートの載置或いは移送作業時に
生じ易い凝集パターンの破損事故の発生を有効に防止す
ることを可能とした凝集パターン判定用プレート移送装
置を提供することを、その目的とする。
を改善し、とくに凝集パターン判定の自動化におけるプ
レートの載置もしくは搬入搬出作業を、円滑に且つ迅速
になし得ると共に、プレートの載置或いは移送作業時に
生じ易い凝集パターンの破損事故の発生を有効に防止す
ることを可能とした凝集パターン判定用プレート移送装
置を提供することを、その目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、凝集パター
ン判定用のプレートをプレート搬送路に沿って案内する
ガイド手段と、搬送路上の所定箇所に設けられた凝集パ
ターン判定箇所と、この凝集パターン判定箇所に向けて
プレートを送り込むプレート搬入機構とを有している。
このプレート搬入機構は、ガイド手段に沿って装備され
た二本のガイドレールと、この二本のガイドレール上に
装備されプレートを凝集パターン判定箇所に向けて押圧
移送する搬入側プレートセンダと、この搬入側プレート
センダに移送力を付勢する移送力付勢機構部とを含む構
成となっている。そして、この移送力付勢機構部と搬入
側プレートセンダとの間に緩衝手段を設ける、等の構成
を採っている。これによって前述した目的を達成しよう
とするものである。
ン判定用のプレートをプレート搬送路に沿って案内する
ガイド手段と、搬送路上の所定箇所に設けられた凝集パ
ターン判定箇所と、この凝集パターン判定箇所に向けて
プレートを送り込むプレート搬入機構とを有している。
このプレート搬入機構は、ガイド手段に沿って装備され
た二本のガイドレールと、この二本のガイドレール上に
装備されプレートを凝集パターン判定箇所に向けて押圧
移送する搬入側プレートセンダと、この搬入側プレート
センダに移送力を付勢する移送力付勢機構部とを含む構
成となっている。そして、この移送力付勢機構部と搬入
側プレートセンダとの間に緩衝手段を設ける、等の構成
を採っている。これによって前述した目的を達成しよう
とするものである。
【0007】
【作用】ガイド手段上に送り込まれたプレートは、移送
力付勢手段に付勢されて搬送路上に予め設けられた凝集
パターン判定箇所に送り込まれる。この場合、ガイド手
段上に載置され搬送されるプレートが、凝集パターン判
定箇所に近ずくと、直ちにプレート停止機構が作動し、
当該送られてくるプレートをストッパ部の作用によって
凝集パターン判定箇所に高精度に停止させる。この際に
生じる衝撃は、移送力付勢機構部と搬入側プレートセン
ダとの間に緩衝手段により有効に吸収され、これによっ
て凝集パターンの損傷事故は有効に吸収される。
力付勢手段に付勢されて搬送路上に予め設けられた凝集
パターン判定箇所に送り込まれる。この場合、ガイド手
段上に載置され搬送されるプレートが、凝集パターン判
定箇所に近ずくと、直ちにプレート停止機構が作動し、
当該送られてくるプレートをストッパ部の作用によって
凝集パターン判定箇所に高精度に停止させる。この際に
生じる衝撃は、移送力付勢機構部と搬入側プレートセン
ダとの間に緩衝手段により有効に吸収され、これによっ
て凝集パターンの損傷事故は有効に吸収される。
【0008】
【発明の実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図
14に基づいて説明する。まず、図1に示す実施例に
は、凝集パターン判定用の試料が付されたプレート1の
移送をその搬送路に沿って案内するガイド手段2と、こ
のガイド手段2に沿って装備されプレート1に対して一
方の側から他方の側へ移送力を付勢する移送力付勢手段
3と、搬送路上に予め設けられた凝集パターン判定箇所
4に装備され移送されてくるプレート1を当該凝集パタ
ーン判定箇所4に停止せしめるストッパ部5Aを備えた
プレート停止機構5とを備えている。
14に基づいて説明する。まず、図1に示す実施例に
は、凝集パターン判定用の試料が付されたプレート1の
移送をその搬送路に沿って案内するガイド手段2と、こ
のガイド手段2に沿って装備されプレート1に対して一
方の側から他方の側へ移送力を付勢する移送力付勢手段
3と、搬送路上に予め設けられた凝集パターン判定箇所
4に装備され移送されてくるプレート1を当該凝集パタ
ーン判定箇所4に停止せしめるストッパ部5Aを備えた
プレート停止機構5とを備えている。
【0009】また、このプレート停止機構5および移送
力付勢手段3の各動作を必要に応じて規制する主制御部
(図示せず)が装備されている。符号10は、プレート
1上の試料につきその凝集パターンを判定するための凝
集パターン判定手段を示す。この凝集パターン判定手段
10は、当該凝集パターン判定箇所4に、前述した搬送
路に直交する方向から着脱自在に装備されるようになっ
ている。
力付勢手段3の各動作を必要に応じて規制する主制御部
(図示せず)が装備されている。符号10は、プレート
1上の試料につきその凝集パターンを判定するための凝
集パターン判定手段を示す。この凝集パターン判定手段
10は、当該凝集パターン判定箇所4に、前述した搬送
路に直交する方向から着脱自在に装備されるようになっ
ている。
【0010】ガイド手段2の図1に於ける左端部には、
複数のプレート1が積層されて収納された箱形状の一方
のプレートストッカ6が着脱自在に装備されている。ガ
イド手段2の図1に於ける右端部にも、同一に形成され
た他方のプレートストッカ7が着脱自在に装備されてい
る。このプレートストッカ7は、凝集パターン判定完了
のプレート1を収納するためのものであり、一方、前述
したプレートストッカ6は凝集パターン判定前のプレー
ト1を収納するためのものである。
複数のプレート1が積層されて収納された箱形状の一方
のプレートストッカ6が着脱自在に装備されている。ガ
イド手段2の図1に於ける右端部にも、同一に形成され
た他方のプレートストッカ7が着脱自在に装備されてい
る。このプレートストッカ7は、凝集パターン判定完了
のプレート1を収納するためのものであり、一方、前述
したプレートストッカ6は凝集パターン判定前のプレー
ト1を収納するためのものである。
【0011】一方のプレートストッカ6の図1に於ける
左端部には、当該プレートストッカ6内から移送用のプ
レート1を一枚づつ順次選定する一方のストッカ用リフ
ト機構8が装備されている。また、他方のプレートスト
ッカ7の図1に於ける右端部には、凝集パターン判定完
了後のプレート1を下方から順次積層するための他方の
ストッカ用リフト機構9が装備されている。
左端部には、当該プレートストッカ6内から移送用のプ
レート1を一枚づつ順次選定する一方のストッカ用リフ
ト機構8が装備されている。また、他方のプレートスト
ッカ7の図1に於ける右端部には、凝集パターン判定完
了後のプレート1を下方から順次積層するための他方の
ストッカ用リフト機構9が装備されている。
【0012】また、一方のプレートストッカ6の図1に
於ける下方部分には、上下動可能に構成されたベルトコ
ンベア部11Aを有するベルトコンベア機構11が装備
されている。このベルトコンベア機構11は、そのベル
トコンベア部11Aがプレートストッカ6からガイド手
段2の下方部分にまで延設された状態に配設されてい
る。そして、稼働時には、まず上昇してプレートストッ
カ6内の最下部に位置するプレート1を下から押し上げ
る形態をもって当該プレート1をベルトコンベア部11
A上に載置し、しかる後これをガイド手段2の上方部分
にまで移送し、その後、ベルトコンベア部11Aを下降
動作せしめて当該プレート1を前述したガイド手段2上
に比較的ゆっくりと載置するようになっている。
於ける下方部分には、上下動可能に構成されたベルトコ
ンベア部11Aを有するベルトコンベア機構11が装備
されている。このベルトコンベア機構11は、そのベル
トコンベア部11Aがプレートストッカ6からガイド手
段2の下方部分にまで延設された状態に配設されてい
る。そして、稼働時には、まず上昇してプレートストッ
カ6内の最下部に位置するプレート1を下から押し上げ
る形態をもって当該プレート1をベルトコンベア部11
A上に載置し、しかる後これをガイド手段2の上方部分
にまで移送し、その後、ベルトコンベア部11Aを下降
動作せしめて当該プレート1を前述したガイド手段2上
に比較的ゆっくりと載置するようになっている。
【0013】更に、他方のプレートストッカ7の図1に
於ける下方部分にも、上下動可能に構成されたベルトコ
ンベア部12Aを有するベルトコンベア機構12が装備
されている。このベルトコンベア機構12は、図1に示
す如くそのベルトコンベア部12Aがプレートストッカ
7からガイド手段2の下方部分にまで延設された状態に
配設されている。そして、稼働時には、まず上昇してガ
イド手段2上のプレート1を下から押し上げる形態をも
って当該プレート1をベルトコンベア部12A上に載置
し、しかる後これをプレートストッカ7内まで移送し、
その後、ベルトコンベア部12Aを下降動作せしめて当
該プレート1をプレートストッカ7内に載置するように
なっている。
於ける下方部分にも、上下動可能に構成されたベルトコ
ンベア部12Aを有するベルトコンベア機構12が装備
されている。このベルトコンベア機構12は、図1に示
す如くそのベルトコンベア部12Aがプレートストッカ
7からガイド手段2の下方部分にまで延設された状態に
配設されている。そして、稼働時には、まず上昇してガ
イド手段2上のプレート1を下から押し上げる形態をも
って当該プレート1をベルトコンベア部12A上に載置
し、しかる後これをプレートストッカ7内まで移送し、
その後、ベルトコンベア部12Aを下降動作せしめて当
該プレート1をプレートストッカ7内に載置するように
なっている。
【0014】これを更に詳述すると、プレート1として
は、本実施例では複数の反応容器部(ウエル)が碁盤目
状に配設され比較的薄型の部材で曲折加工されたプラス
チック製のプレートが使用されている。そして、このプ
レート1は、全体的には四角形状に形成されている。ま
た、このプレート1の移送を案内するガイド手段2は、
対向面に断面L字状の切除部を備えそのため下端部に突
出部が形成された二本のガイド部材2A,2Bから成
り、その対向面側の突出部で前述したプレート1を支持
すると共にその移送を案内し得るようになっている。こ
のガイド手段2は、その上流側と下流側が,それぞれプ
レートストッカ6,7に当接するようにして装備されて
いる。符号2A1 ,3A2 は、ガイド部材2A,2B支
持する脚部を示す(なお、図1では脚部2A1 ,3A2
が重なっている)。
は、本実施例では複数の反応容器部(ウエル)が碁盤目
状に配設され比較的薄型の部材で曲折加工されたプラス
チック製のプレートが使用されている。そして、このプ
レート1は、全体的には四角形状に形成されている。ま
た、このプレート1の移送を案内するガイド手段2は、
対向面に断面L字状の切除部を備えそのため下端部に突
出部が形成された二本のガイド部材2A,2Bから成
り、その対向面側の突出部で前述したプレート1を支持
すると共にその移送を案内し得るようになっている。こ
のガイド手段2は、その上流側と下流側が,それぞれプ
レートストッカ6,7に当接するようにして装備されて
いる。符号2A1 ,3A2 は、ガイド部材2A,2B支
持する脚部を示す(なお、図1では脚部2A1 ,3A2
が重なっている)。
【0015】ガイド手段2の上方部には、前述したプレ
ート1に移送力を付勢する移送力付勢手段3が装備され
ている。この移送力付勢手段3は、ガイド手段2のやや
外側に位置した上方部に配設されガイド手段2に平行に
装備された二本の筒状ガイドレール31,32と、この
二本の筒状ガイドレール31,32の両端部をそれぞれ
別々に支持するガイドレール支持部材31A,31B
と、二本の筒状ガイドレール31,32上に装備されプ
レート1を押圧するプレートセンダとしての第1および
第2の移送機構部33,34と、この第1および第2の
移送機構部33,34に各別に移送力を伝達する第1お
よび第2の移送力伝達機構部35,36とを備えた構成
となっている。
ート1に移送力を付勢する移送力付勢手段3が装備され
ている。この移送力付勢手段3は、ガイド手段2のやや
外側に位置した上方部に配設されガイド手段2に平行に
装備された二本の筒状ガイドレール31,32と、この
二本の筒状ガイドレール31,32の両端部をそれぞれ
別々に支持するガイドレール支持部材31A,31B
と、二本の筒状ガイドレール31,32上に装備されプ
レート1を押圧するプレートセンダとしての第1および
第2の移送機構部33,34と、この第1および第2の
移送機構部33,34に各別に移送力を伝達する第1お
よび第2の移送力伝達機構部35,36とを備えた構成
となっている。
【0016】ここで、図1にあっては、二本の筒状ガイ
ドレール31,32は重なっている。また、ガイドレー
ル支持部材31A,32Aが、更にはガイドレール支持
部材31B,32Bがそれぞれ重なっている。ここで、
第1の移送機構部(搬入側プレートセンダ)33と第1
の移送力伝達機構部35とにより、プレート搬入機構の
主要部が構成され、第2の移送機構部(搬出側プレート
センダ)34と第2の移送力伝達機構部36とにより、
プレート搬出機構の主要部が構成されている。
ドレール31,32は重なっている。また、ガイドレー
ル支持部材31A,32Aが、更にはガイドレール支持
部材31B,32Bがそれぞれ重なっている。ここで、
第1の移送機構部(搬入側プレートセンダ)33と第1
の移送力伝達機構部35とにより、プレート搬入機構の
主要部が構成され、第2の移送機構部(搬出側プレート
センダ)34と第2の移送力伝達機構部36とにより、
プレート搬出機構の主要部が構成されている。
【0017】そして、第1の移送機構部33は、プレー
トストッカ6から送り出されたプレート1をガイド手段
2の中央部に位置する凝集パターン判定箇所4まで移送
する機能を有している。また、第2の移送機構部34
は、判定済のプレート1をパターン判定箇所4からプレ
ートストッカ7まで移送するとともに該プレート1をプ
レートストッカ7内に収納し得る位置まで移送する機能
を有している。
トストッカ6から送り出されたプレート1をガイド手段
2の中央部に位置する凝集パターン判定箇所4まで移送
する機能を有している。また、第2の移送機構部34
は、判定済のプレート1をパターン判定箇所4からプレ
ートストッカ7まで移送するとともに該プレート1をプ
レートストッカ7内に収納し得る位置まで移送する機能
を有している。
【0018】ここで、移送力付勢手段3について更に詳
述する。移送力付勢手段3の一部を構成する第1の移送
機構部33は、図2ないし図3に示すように、二本の筒
状ガイドレール31,32上に直行するようにして配設
された押圧軸331 と、この押圧軸331 の両端部を固
定支持すると共に該押圧軸331 を二本の筒状ガイドレ
ール31,32上を往復移動可能に案内する押圧軸支持
部材332 ,333 と、前記押圧軸331 の中央部に垂
下固定された回り止め部材334 と、この回り止め部材
334 の両端部に配設され押圧軸331 に回転自在に装
備された押圧板取付け部材335 ,336 と、この押圧
板取付け部材335 ,336 に支持され前述したプレー
ト1を押圧しながら(図1ないし図3のA方向)ガイド
手段2の中央部に位置する凝集パターン判定箇所4まで
移送するプレート押圧板337 とを備えている。符号3
38 はプレート押圧板337 の元位置復帰に際して機能
し該プレート押圧板337 の復帰動作に伴う衝撃を吸収
する緩衝部材を示す。
述する。移送力付勢手段3の一部を構成する第1の移送
機構部33は、図2ないし図3に示すように、二本の筒
状ガイドレール31,32上に直行するようにして配設
された押圧軸331 と、この押圧軸331 の両端部を固
定支持すると共に該押圧軸331 を二本の筒状ガイドレ
ール31,32上を往復移動可能に案内する押圧軸支持
部材332 ,333 と、前記押圧軸331 の中央部に垂
下固定された回り止め部材334 と、この回り止め部材
334 の両端部に配設され押圧軸331 に回転自在に装
備された押圧板取付け部材335 ,336 と、この押圧
板取付け部材335 ,336 に支持され前述したプレー
ト1を押圧しながら(図1ないし図3のA方向)ガイド
手段2の中央部に位置する凝集パターン判定箇所4まで
移送するプレート押圧板337 とを備えている。符号3
38 はプレート押圧板337 の元位置復帰に際して機能
し該プレート押圧板337 の復帰動作に伴う衝撃を吸収
する緩衝部材を示す。
【0019】この移送力付勢手段3の一部を成す第1の
移送機構部33には、一方の筒状ガイドレール31に沿
って配設され装備された第1の移送力伝達機構部35が
連結されている。この第1の移送力伝達機構部35は、
一方の筒状ガイドレール31に沿って配設された移送用
ワイヤ351 と、一方の筒状ガイドレール31の図1に
於ける右端部に装備され移送用ワイヤ351 を巻き取る
と共にこの巻き取った分だけ送り出すワイヤ用原動プー
リ352と、一方の筒状ガイドレール31の図1に於け
る左端部に装備されこの移送用ワイヤ351 を半巻回し
て当該移送用ワイヤ351 の走行を支持するワイヤ用従
動プーリ353 とを備えている。
移送機構部33には、一方の筒状ガイドレール31に沿
って配設され装備された第1の移送力伝達機構部35が
連結されている。この第1の移送力伝達機構部35は、
一方の筒状ガイドレール31に沿って配設された移送用
ワイヤ351 と、一方の筒状ガイドレール31の図1に
於ける右端部に装備され移送用ワイヤ351 を巻き取る
と共にこの巻き取った分だけ送り出すワイヤ用原動プー
リ352と、一方の筒状ガイドレール31の図1に於け
る左端部に装備されこの移送用ワイヤ351 を半巻回し
て当該移送用ワイヤ351 の走行を支持するワイヤ用従
動プーリ353 とを備えている。
【0020】移送用ワイヤ351 の両端部は、それぞれ
緩衝手段としての緩衝用コイルばね354 ,355 を介
して前述した押圧軸支持部材332 の下端 に連結され
ている。また、ワイヤ用原動プーリ352 は、ワイヤ駆
動モータ356 の駆動軸に装着されている。このワイヤ
駆動モータ356 およびワイヤ用原動プーリ352 は、
コ字状部材357 を介して前述したガイド部材2Aの図
1に於ける右端部に装備されている。また、ワイヤ用従
動プーリ353 は、L字状部材358 を介してガイド部
材2Aの図1に於ける左端部に装備されている。
緩衝手段としての緩衝用コイルばね354 ,355 を介
して前述した押圧軸支持部材332 の下端 に連結され
ている。また、ワイヤ用原動プーリ352 は、ワイヤ駆
動モータ356 の駆動軸に装着されている。このワイヤ
駆動モータ356 およびワイヤ用原動プーリ352 は、
コ字状部材357 を介して前述したガイド部材2Aの図
1に於ける右端部に装備されている。また、ワイヤ用従
動プーリ353 は、L字状部材358 を介してガイド部
材2Aの図1に於ける左端部に装備されている。
【0021】これにより、ワイヤ駆動モータ356 が正
回転すると、第1の移送力伝達機構部35の移送用ワイ
ヤ351 に付勢されて第1の移送機構部33が矢印A方
向に移動し、プレート1が図1の左方向から右方向へ移
送されるようになっている。これに対し、第1の移送機
構部33の元位置復帰に際しては、ワイヤ駆動モータ3
56 を逆回転させる。これによって、第1の移送機構部
33は、図1ないし図3のB方向に移動する。そして、
次のプレート1の載置箇所をB方向に移動する場合に
は、図3の矢印Cで示す位置に回動してプレート1上を
B方向へ移動し得るようになっている。
回転すると、第1の移送力伝達機構部35の移送用ワイ
ヤ351 に付勢されて第1の移送機構部33が矢印A方
向に移動し、プレート1が図1の左方向から右方向へ移
送されるようになっている。これに対し、第1の移送機
構部33の元位置復帰に際しては、ワイヤ駆動モータ3
56 を逆回転させる。これによって、第1の移送機構部
33は、図1ないし図3のB方向に移動する。そして、
次のプレート1の載置箇所をB方向に移動する場合に
は、図3の矢印Cで示す位置に回動してプレート1上を
B方向へ移動し得るようになっている。
【0022】次に、移送力付勢手段3の一部を構成する
第2の移送機構部34は、図1および図4に示すよう
に、二本の筒状ガイドレール31,32上に直行するよ
うにして配設された押圧軸341 と、この押圧軸341
の両端部を固定支持すると共に該押圧軸341 を二本の
筒状ガイドレール31,32上を往復移動可能に案内す
る押圧軸支持部材342 ,343 と、前記押圧軸341
の中央部に垂下固定された回り止め部材344 と、この
回り止め部材344 の両端部に配設され押圧軸341 に
回転自在に装備された押圧板取付け部材345 ,346
と、この押圧板取付け部材345 ,346 に支持され前
述したプレート1を押圧しながら(図1ないし3のA方
向)ガイド手段2の中央部に位置する凝集パターン判定
箇所4まで移送するプレート押圧板347 とを備えてい
る。符号348 はプレート押圧板347 の元位置復帰に
際して機能し該プレート押圧板347 の復帰動作に伴う
衝撃を吸収する緩衝部材を示す。
第2の移送機構部34は、図1および図4に示すよう
に、二本の筒状ガイドレール31,32上に直行するよ
うにして配設された押圧軸341 と、この押圧軸341
の両端部を固定支持すると共に該押圧軸341 を二本の
筒状ガイドレール31,32上を往復移動可能に案内す
る押圧軸支持部材342 ,343 と、前記押圧軸341
の中央部に垂下固定された回り止め部材344 と、この
回り止め部材344 の両端部に配設され押圧軸341 に
回転自在に装備された押圧板取付け部材345 ,346
と、この押圧板取付け部材345 ,346 に支持され前
述したプレート1を押圧しながら(図1ないし3のA方
向)ガイド手段2の中央部に位置する凝集パターン判定
箇所4まで移送するプレート押圧板347 とを備えてい
る。符号348 はプレート押圧板347 の元位置復帰に
際して機能し該プレート押圧板347 の復帰動作に伴う
衝撃を吸収する緩衝部材を示す。
【0023】この移送力付勢手段3の一部を成す第1の
移送機構部34には、他方の筒状ガイドレール32に沿
って配設され装備された第2の移送力伝達機構部36が
連結されている。この第2の移送力伝達機構部36は、
前述した第1の移送力伝達機構部35と同様に、移送用
ワイヤ361 を有し、またこの移送用ワイヤ361 を緩
衝手段としての緩衝用コイルばね364,365 を介し
て前述した押圧軸支持部材342 の下端部に連結する
等、前述した第1の移送力伝達機構部35と全く同一に
形成され全く同一に機能し得るようになっている。これ
により、凝集パターンの判定が完了したプレート1を図
1および図4の右方向へ移送し得るようになっている。
移送機構部34には、他方の筒状ガイドレール32に沿
って配設され装備された第2の移送力伝達機構部36が
連結されている。この第2の移送力伝達機構部36は、
前述した第1の移送力伝達機構部35と同様に、移送用
ワイヤ361 を有し、またこの移送用ワイヤ361 を緩
衝手段としての緩衝用コイルばね364,365 を介し
て前述した押圧軸支持部材342 の下端部に連結する
等、前述した第1の移送力伝達機構部35と全く同一に
形成され全く同一に機能し得るようになっている。これ
により、凝集パターンの判定が完了したプレート1を図
1および図4の右方向へ移送し得るようになっている。
【0024】前述したプレート押圧板347 には、図5
(1)(2)乃至図6に示す用に、押圧軸341 にほぼ
平行に配設された自転レバー301の一端が固定されて
いる。この自転レバー301の他端は、筒状ガイドレー
ル31の外に向けて突設されている。この自転レバー3
01の突設端部には下方に向かう回動アーム302が固
定されている。この回動アーム302はばね材からな
り、その下端部にはローラ303が装備されている。ま
た、この回動アーム302に対応して前述した凝集パタ
ーン判定箇所4の両側に、前述した回動アーム302の
回動強制するはね上げ台304が装備されている。この
はね上げ台304には、プレート押圧板347 が順方向
の移動を行っている時は回動アーム302が当該はね上
げ台304に引っ掛からないように、その上流側角部に
逃げ用切除部(図示せず)が設けられている。
(1)(2)乃至図6に示す用に、押圧軸341 にほぼ
平行に配設された自転レバー301の一端が固定されて
いる。この自転レバー301の他端は、筒状ガイドレー
ル31の外に向けて突設されている。この自転レバー3
01の突設端部には下方に向かう回動アーム302が固
定されている。この回動アーム302はばね材からな
り、その下端部にはローラ303が装備されている。ま
た、この回動アーム302に対応して前述した凝集パタ
ーン判定箇所4の両側に、前述した回動アーム302の
回動強制するはね上げ台304が装備されている。この
はね上げ台304には、プレート押圧板347 が順方向
の移動を行っている時は回動アーム302が当該はね上
げ台304に引っ掛からないように、その上流側角部に
逃げ用切除部(図示せず)が設けられている。
【0025】これによって、プレート押圧板347 が順
方向に移動する場合には、回動アーム302は外側に押
しやられて跳ね上がることがなく、従って、プレート押
圧板347 は正常に押圧機能を発揮し得るようになって
いる。一方、プレート押圧板347 が逆方向に移動する
場合に、回動アーム302ははね上げ台304の上を通
る,即ち回動アーム302ははね上げられて回動し、同
時にプレート押圧板347 はその下端部がプレート1の
上に位置することとなり、これによってプレート押圧板
347 のプレート1に対する逆方向への押圧移送機能が
有効に喪失される。
方向に移動する場合には、回動アーム302は外側に押
しやられて跳ね上がることがなく、従って、プレート押
圧板347 は正常に押圧機能を発揮し得るようになって
いる。一方、プレート押圧板347 が逆方向に移動する
場合に、回動アーム302ははね上げ台304の上を通
る,即ち回動アーム302ははね上げられて回動し、同
時にプレート押圧板347 はその下端部がプレート1の
上に位置することとなり、これによってプレート押圧板
347 のプレート1に対する逆方向への押圧移送機能が
有効に喪失される。
【0026】次に、プレート1を凝集パターン判定箇所
4に停止せしめるストッパ部5Aを備えたプレート停止
機構5について説明する(図1,図7,図8参照)。こ
のプレート停止機構5は、ソレノイド等を主体として構
成され、その鉄心部分にストッパ部5Aが連結装備され
ている。更に、プレート停止機構5は、プレート1の搬
送路上の所定箇所に、当該プレート1の到来を検知する
プレート検知センサ51を備えている。そして、このプ
レート検知センサ51の出力信号および主制御部の指令
に基づいてプレート停止機構5が作動し、ストッパ部5
Aを突出させもしくは後退させるようになっている。
4に停止せしめるストッパ部5Aを備えたプレート停止
機構5について説明する(図1,図7,図8参照)。こ
のプレート停止機構5は、ソレノイド等を主体として構
成され、その鉄心部分にストッパ部5Aが連結装備され
ている。更に、プレート停止機構5は、プレート1の搬
送路上の所定箇所に、当該プレート1の到来を検知する
プレート検知センサ51を備えている。そして、このプ
レート検知センサ51の出力信号および主制御部の指令
に基づいてプレート停止機構5が作動し、ストッパ部5
Aを突出させもしくは後退させるようになっている。
【0027】プレート検知センサ51は、図7乃至図8
に示すように、本実施例では緩やかなばね機能を備えて
いる。このため、移送されてくるプレート1は、凝集パ
ターン判定箇所4でその反対側に緩やかに押し付けられ
るようになっている。これにより、プレート1は、その
側端面がプレート検知センサ51に緩やかに押圧され、
またその移送方向がストッパ部5Aに係止されることな
り、これによって凝集パターン判定箇所4での位置決め
が繰り返し有効に行われる。
に示すように、本実施例では緩やかなばね機能を備えて
いる。このため、移送されてくるプレート1は、凝集パ
ターン判定箇所4でその反対側に緩やかに押し付けられ
るようになっている。これにより、プレート1は、その
側端面がプレート検知センサ51に緩やかに押圧され、
またその移送方向がストッパ部5Aに係止されることな
り、これによって凝集パターン判定箇所4での位置決め
が繰り返し有効に行われる。
【0028】このため、本実施例においては、順次送ら
れてくるプレート1に対し同一条件の下に凝集パターン
の検出作業が行われることとなり、これがため、測定精
度の均一性を図ることができ、装置の信頼性の向上を図
ることができる。ここで、プレート検知センサ51の緩
やかなばね機能とは別に、同一のばね機能を備えた位置
決め用ばね部材を前述したプレート検知センサ51の近
傍に装備してもよい。
れてくるプレート1に対し同一条件の下に凝集パターン
の検出作業が行われることとなり、これがため、測定精
度の均一性を図ることができ、装置の信頼性の向上を図
ることができる。ここで、プレート検知センサ51の緩
やかなばね機能とは別に、同一のばね機能を備えた位置
決め用ばね部材を前述したプレート検知センサ51の近
傍に装備してもよい。
【0029】次に、図9乃至図10に複数のプレート1
を収納装備したプレートストッカ6を示す。このプレー
トストッカ6は、その支持部材61 ,62 上に着脱自在
に装備されるようになっている。そして、このプレート
ストッカ6は、前述したように複数のプレート1を積み
重ねるようにして収納し得る構造となっている。符号6
Aはストッカ本体を示し、符号6Bはストッカ本体6A
に開閉自在に組み込まれた蓋部を示す。ストッカ本体6
Aの対向する一方の両側面の下端部には、下から二段目
以上の複数のプレート1を側端部から挟むように係止し
て一時的に上方へ移動させるための切除部6A1 ,6A
2 がそれぞれ設けられている。
を収納装備したプレートストッカ6を示す。このプレー
トストッカ6は、その支持部材61 ,62 上に着脱自在
に装備されるようになっている。そして、このプレート
ストッカ6は、前述したように複数のプレート1を積み
重ねるようにして収納し得る構造となっている。符号6
Aはストッカ本体を示し、符号6Bはストッカ本体6A
に開閉自在に組み込まれた蓋部を示す。ストッカ本体6
Aの対向する一方の両側面の下端部には、下から二段目
以上の複数のプレート1を側端部から挟むように係止し
て一時的に上方へ移動させるための切除部6A1 ,6A
2 がそれぞれ設けられている。
【0030】また、ストッカ本体6Aおよびその蓋部6
Bの図9に於ける各底面部は、前述した切除部6A1 ,
6A2 側の一部を除いて大きく切除されている。そし
て、この切除された部分即ち底面側切除部6A3を介し
て、ベルトコンベア部11Aのベルト部分全体がその水
平状態を維持しつつ上昇および下降動作を行い、これに
よって、最下端に位置するプレート1が図10の矢印C
に示す如く外部へ搬出されるようになっている。プレー
トストッカ7も、このプレートストッカ6と全く同一に
形成され同一に機能し得るようになっている。符号6C
は把手を示す。
Bの図9に於ける各底面部は、前述した切除部6A1 ,
6A2 側の一部を除いて大きく切除されている。そし
て、この切除された部分即ち底面側切除部6A3を介し
て、ベルトコンベア部11Aのベルト部分全体がその水
平状態を維持しつつ上昇および下降動作を行い、これに
よって、最下端に位置するプレート1が図10の矢印C
に示す如く外部へ搬出されるようになっている。プレー
トストッカ7も、このプレートストッカ6と全く同一に
形成され同一に機能し得るようになっている。符号6C
は把手を示す。
【0031】図11乃至図12に、ストッカ搬入側(図
1の左端部側)に装備された一方のストッカ用リフト機
構8およびストッカ搬入機構18を示す(図1ではスト
ッカ搬入機構18が省略されている)。
1の左端部側)に装備された一方のストッカ用リフト機
構8およびストッカ搬入機構18を示す(図1ではスト
ッカ搬入機構18が省略されている)。
【0032】この図11乃至図12に示す一方のストッ
カ用リフト機構8は、平行に配設され対向面側の二箇所
に爪部8A1 ,8A2 又は8B1 ,8B2 を装備した一
対のアーム部8A,8Bと、これらのアーム部8A,8
Bをその平行状態を維持しつつ必要に応じて相互に近づ
く方向に又は遠ざかる方向に駆動するアーム駆動支持部
8Cと、このアーム駆動支持部8Cの全体を必要に応じ
て上又は下方向に移動せしめるアーム用上下移送支持部
8Dと、これらアーム駆動支持部8Cおよびアーム用上
下移送支持部8Dの全体を支持すると共に必要に応じて
180°往復回動せしめる回転駆動支持部8Eとを備え
ている。
カ用リフト機構8は、平行に配設され対向面側の二箇所
に爪部8A1 ,8A2 又は8B1 ,8B2 を装備した一
対のアーム部8A,8Bと、これらのアーム部8A,8
Bをその平行状態を維持しつつ必要に応じて相互に近づ
く方向に又は遠ざかる方向に駆動するアーム駆動支持部
8Cと、このアーム駆動支持部8Cの全体を必要に応じ
て上又は下方向に移動せしめるアーム用上下移送支持部
8Dと、これらアーム駆動支持部8Cおよびアーム用上
下移送支持部8Dの全体を支持すると共に必要に応じて
180°往復回動せしめる回転駆動支持部8Eとを備え
ている。
【0033】爪部8A1 ,8A2 又は8B1 ,8B
2 は、前述したプレートストッカ6の切除部6A1 ,6
A2 の位置に合わせた間隔で、それぞれアーム部8A,
8Bの一端部に装備されている。
2 は、前述したプレートストッカ6の切除部6A1 ,6
A2 の位置に合わせた間隔で、それぞれアーム部8A,
8Bの一端部に装備されている。
【0034】また、アーム駆動支持部8Cは、アーム部
8A,8Bをその他端部で支持すると共にその動作を付
勢する二本の丸棒状のラック8C1 ,8C2 (図11,
図12参照)と、このラック8C1 ,8C2 の間に配設
され当該ラック8C1 ,8C2 を逆方向に駆動するピニ
オン8C3 (図12参照)と、これらラック8C1 ,8
C2 およびピニオン8C3 を収納したアーム支持ケース
8C4 と、このアーム支持ケース8C4 上に装備されピ
ニオン8C3 を必要に応じて正転又は逆転駆動するプレ
ート用保持モータ8C5 とを備えている。
8A,8Bをその他端部で支持すると共にその動作を付
勢する二本の丸棒状のラック8C1 ,8C2 (図11,
図12参照)と、このラック8C1 ,8C2 の間に配設
され当該ラック8C1 ,8C2 を逆方向に駆動するピニ
オン8C3 (図12参照)と、これらラック8C1 ,8
C2 およびピニオン8C3 を収納したアーム支持ケース
8C4 と、このアーム支持ケース8C4 上に装備されピ
ニオン8C3 を必要に応じて正転又は逆転駆動するプレ
ート用保持モータ8C5 とを備えている。
【0035】ここで、丸棒状のラック8C1 は、その一
端部がアーム部8Bに固定され、その他端部がアーム部
8Aに遊挿されている。また、丸棒状のラック8C
2 は、その一端部がアーム部8Aに固定され、その他端
部がアーム部8Bに遊挿されている。このため、プレー
ト用保持モータ8C5 を起動させてピニオン8C3 を所
定の方向に回転させると、アーム部8A,8Bは、ラッ
ク8C1 ,8C2 に付勢されて、相互に近づく方向又は
遠ざかる方向に移動する。
端部がアーム部8Bに固定され、その他端部がアーム部
8Aに遊挿されている。また、丸棒状のラック8C
2 は、その一端部がアーム部8Aに固定され、その他端
部がアーム部8Bに遊挿されている。このため、プレー
ト用保持モータ8C5 を起動させてピニオン8C3 を所
定の方向に回転させると、アーム部8A,8Bは、ラッ
ク8C1 ,8C2 に付勢されて、相互に近づく方向又は
遠ざかる方向に移動する。
【0036】符号8C6 ,8C7 は、アーム部8A,8
Bを支持し且つ案内するガイドバー(図11では省略さ
れている)を示す。このガイドバー8C6 ,8C7 は、
前述したアーム支持ケース8C4 に摺動自在に支持され
ている。このガイドバー8C6 ,8C7 のアーム部支持
作用によって、ラック8C1 ,8C2 とピニオン8C3
との噛合,およびその動力伝達を円滑に成し得るように
なっている。
Bを支持し且つ案内するガイドバー(図11では省略さ
れている)を示す。このガイドバー8C6 ,8C7 は、
前述したアーム支持ケース8C4 に摺動自在に支持され
ている。このガイドバー8C6 ,8C7 のアーム部支持
作用によって、ラック8C1 ,8C2 とピニオン8C3
との噛合,およびその動力伝達を円滑に成し得るように
なっている。
【0037】また、アーム用上下移送支持部8Dは、図
11及び図13に示すように、アーム駆動支持部8Cの
アーム支持ケース8C4 を固定支持するリフトボックス
8D1 と、このリフトボックス8D1 にその上方向又は
下方向への移動を付勢するボールねじ機構部8D2 と、
リフトボックス8D1 の上下動を案内する二本の案内棒
8D3 ,8D4 と、ボールねじ機構部8D2 及び二本の
案内棒8D3 ,8D4 を保持する保持板8D5 と、これ
ら各構成部を収納し支持する一方が開放されたリフト用
本体ケース8D6 とを備えている。符号8D7 は、ボー
ルねじ機構部8D2 を駆動するリフト用駆動モータを示
す。この結果、このアーム用上下移送支持部8Dおよび
前述したアーム駆動支持部8Cを含む一方のストッカ用
リフト機構8により、前述した如く、プレートストッカ
6内のプレート1を保持してプレートストッカ6内で所
定距離上昇させることが可能となり、場合によってはプ
レートストッカ6全体を保持して上下方向に移送させる
ことが可能となっている。
11及び図13に示すように、アーム駆動支持部8Cの
アーム支持ケース8C4 を固定支持するリフトボックス
8D1 と、このリフトボックス8D1 にその上方向又は
下方向への移動を付勢するボールねじ機構部8D2 と、
リフトボックス8D1 の上下動を案内する二本の案内棒
8D3 ,8D4 と、ボールねじ機構部8D2 及び二本の
案内棒8D3 ,8D4 を保持する保持板8D5 と、これ
ら各構成部を収納し支持する一方が開放されたリフト用
本体ケース8D6 とを備えている。符号8D7 は、ボー
ルねじ機構部8D2 を駆動するリフト用駆動モータを示
す。この結果、このアーム用上下移送支持部8Dおよび
前述したアーム駆動支持部8Cを含む一方のストッカ用
リフト機構8により、前述した如く、プレートストッカ
6内のプレート1を保持してプレートストッカ6内で所
定距離上昇させることが可能となり、場合によってはプ
レートストッカ6全体を保持して上下方向に移送させる
ことが可能となっている。
【0038】次に、図11の左端部に開示したストッカ
搬入機構18について説明する。このストッカ搬入機構
18は、ストッカ6を載置し搬入する搬入ベルト機構部
18Aと、この搬入ベルト機構部18Aの両端部に装備
されたガイド部材18B,18Cとを備えている。そし
て、ストッカ6が予め定めた位置まで送り込まれた場合
に直ちに所定のセンサによって検知され、前述したアー
ム用上下移送支持部8Dおよび前述したアーム駆動支持
部8Cの作用によって図11の実線の位置から二点鎖線
で示す位置まで運び込まれるように成っている。図11
における大きい破線の矢印は、回転駆動支持部8Eによ
って回転されるアーム用上下移送支持部8Dおよび前述
したアーム駆動支持部8Cとストッカ6の回転方向P及
びその復帰方向Qを示す。
搬入機構18について説明する。このストッカ搬入機構
18は、ストッカ6を載置し搬入する搬入ベルト機構部
18Aと、この搬入ベルト機構部18Aの両端部に装備
されたガイド部材18B,18Cとを備えている。そし
て、ストッカ6が予め定めた位置まで送り込まれた場合
に直ちに所定のセンサによって検知され、前述したアー
ム用上下移送支持部8Dおよび前述したアーム駆動支持
部8Cの作用によって図11の実線の位置から二点鎖線
で示す位置まで運び込まれるように成っている。図11
における大きい破線の矢印は、回転駆動支持部8Eによ
って回転されるアーム用上下移送支持部8Dおよび前述
したアーム駆動支持部8Cとストッカ6の回転方向P及
びその復帰方向Qを示す。
【0039】他方のストッカ用リフト機構9(図1参
照)も、上述した図11に記載のストッカ用リフト機構
8と全く同一に形成され同一に機能し得るように成って
いる。又、図11の左端部に開示したストッカ搬入機構
18と全く同一に形成されたストッカ搬出機構を、図1
のストッカ用リフト機構9の右端部に装備してもよい。
この場合、ストッカの搬入動作と搬出動作の違いを除い
て、その動作はほぼ同一となっている。
照)も、上述した図11に記載のストッカ用リフト機構
8と全く同一に形成され同一に機能し得るように成って
いる。又、図11の左端部に開示したストッカ搬入機構
18と全く同一に形成されたストッカ搬出機構を、図1
のストッカ用リフト機構9の右端部に装備してもよい。
この場合、ストッカの搬入動作と搬出動作の違いを除い
て、その動作はほぼ同一となっている。
【0040】次に、ベルトコンベア機構11,12につ
いて説明する。このベルトコンベア機構11,12は、
それぞれ同一に形成され、前述した凝集パターン判定箇
所4を中心として図1内の左右対称の位置に装備されて
いる。
いて説明する。このベルトコンベア機構11,12は、
それぞれ同一に形成され、前述した凝集パターン判定箇
所4を中心として図1内の左右対称の位置に装備されて
いる。
【0041】この内、一方のベルトコンベア機構11
は、プレート1を載置し搬送するベルトコンベア部11
Aと、このベルトコンベア部11Aを駆動するコンベア
駆動モータ11Bと、このベルトコンベア部11Aおよ
びコンベア駆動モータ11Bを支持するコンベア支持台
11Cと、このコンベア支持台11Cを支持すると共に
その水平状態をほぼ維持しつつ全体を上下方向に移動さ
せる上下動付勢機構部11Dとを備えた構成となってい
る。
は、プレート1を載置し搬送するベルトコンベア部11
Aと、このベルトコンベア部11Aを駆動するコンベア
駆動モータ11Bと、このベルトコンベア部11Aおよ
びコンベア駆動モータ11Bを支持するコンベア支持台
11Cと、このコンベア支持台11Cを支持すると共に
その水平状態をほぼ維持しつつ全体を上下方向に移動さ
せる上下動付勢機構部11Dとを備えた構成となってい
る。
【0042】ここで、上下動付勢機構部11Dは、図1
4に示すように揺動可能に構成された二つの揺動リンク
部111 ,112 と、一方の揺動リンク部111 の下端
部に当接装備された偏心カム113と、この偏心カム1
13 を所定のタイミングで回転駆動するカム駆動モータ
114 とを備えている。ここで、一方の揺動リンク部1
11 は、ベルトコンベア機構11の重心位置に装備され
ている。
4に示すように揺動可能に構成された二つの揺動リンク
部111 ,112 と、一方の揺動リンク部111 の下端
部に当接装備された偏心カム113と、この偏心カム1
13 を所定のタイミングで回転駆動するカム駆動モータ
114 とを備えている。ここで、一方の揺動リンク部1
11 は、ベルトコンベア機構11の重心位置に装備され
ている。
【0043】このため、カム駆動モータ114 を起動さ
せて偏心カム113 を回転させると、ベルトコンベア機
構11は、ほぼ全体的に平行状態を維持しつつ上昇しま
たは下降し得るようになっている。他方の揺動リンク部
111 は、前述した一方の揺動リンク部111 の補助的
動作を行い、ベルトコンベア機構11のローリング及び
ピッチングを有効に防止するように機能する。
せて偏心カム113 を回転させると、ベルトコンベア機
構11は、ほぼ全体的に平行状態を維持しつつ上昇しま
たは下降し得るようになっている。他方の揺動リンク部
111 は、前述した一方の揺動リンク部111 の補助的
動作を行い、ベルトコンベア機構11のローリング及び
ピッチングを有効に防止するように機能する。
【0044】この一方のベルトコンベア機構11の最大
幅(即ちコンベア支持台11Cの幅)は、前述したガイ
ド手段2の二本のガイド部材2A,2B相互間の幅より
も狭く設定されている。また、前述したプレートストッ
カ6の底面に形成された底面側切除部6A3 の幅は、こ
の一方のベルトコンベア機構11の最大幅よりも大きく
設定されている。このため、この一方のベルトコンベア
機構11は、その上昇時には底面側切除部6A3 からプ
レートストッカ6内を上方に向かって円滑に平行移動
し、同時に該プレートストッカ6内の下部に位置するプ
レート1を下からすくい上げるようにしてベルトコンベ
ア部11A上に載置し、その後矢印Gに沿ってガイド手
段2側に移送する。
幅(即ちコンベア支持台11Cの幅)は、前述したガイ
ド手段2の二本のガイド部材2A,2B相互間の幅より
も狭く設定されている。また、前述したプレートストッ
カ6の底面に形成された底面側切除部6A3 の幅は、こ
の一方のベルトコンベア機構11の最大幅よりも大きく
設定されている。このため、この一方のベルトコンベア
機構11は、その上昇時には底面側切除部6A3 からプ
レートストッカ6内を上方に向かって円滑に平行移動
し、同時に該プレートストッカ6内の下部に位置するプ
レート1を下からすくい上げるようにしてベルトコンベ
ア部11A上に載置し、その後矢印Gに沿ってガイド手
段2側に移送する。
【0045】この間、プレートストッカ6内の他のプレ
ート1は、図10に示す如く一方のストッカ用リフト機
構8によって一次的に持ち上げられている。かかる状態
は、プレート1がプレートストッカ6内から搬出され一
方のベルトコンベア機構11が下降するまで継続され
る。そして、この一方のベルトコンベア機構11の全体
的下降動作と共に、プレート1は、その全体が平行にそ
して緩やかにガイド手段2上へ載置される。このため、
プレート1は何ら振動することなくガイド手段2上へ静
かに載置される。
ート1は、図10に示す如く一方のストッカ用リフト機
構8によって一次的に持ち上げられている。かかる状態
は、プレート1がプレートストッカ6内から搬出され一
方のベルトコンベア機構11が下降するまで継続され
る。そして、この一方のベルトコンベア機構11の全体
的下降動作と共に、プレート1は、その全体が平行にそ
して緩やかにガイド手段2上へ載置される。このため、
プレート1は何ら振動することなくガイド手段2上へ静
かに載置される。
【0046】この一方のベルトコンベア機構11と同一
に形成され図1に示す如く対称位置に装備された他方の
ベルトコンベア機構12も、この一方のベルトコンベア
機構11と同一に機能し、判定済のプレート1をガイド
手段2上から他方のプレートストッカ7内の底面に載置
されるようになっている。この場合も、他方のストッカ
用リフト機構9が有効に機能し、判定済のプレート1が
他方のプレートストッカ7内に収納されるまで、他方の
ストッカ用リフト機構9によって一次的に持ち上げられ
ている。かかる状態は、他方のベルトコンベア機構12
が下降するまで継続される。
に形成され図1に示す如く対称位置に装備された他方の
ベルトコンベア機構12も、この一方のベルトコンベア
機構11と同一に機能し、判定済のプレート1をガイド
手段2上から他方のプレートストッカ7内の底面に載置
されるようになっている。この場合も、他方のストッカ
用リフト機構9が有効に機能し、判定済のプレート1が
他方のプレートストッカ7内に収納されるまで、他方の
ストッカ用リフト機構9によって一次的に持ち上げられ
ている。かかる状態は、他方のベルトコンベア機構12
が下降するまで継続される。
【0047】次に、上記実施例の全体的動作について説
明する。まず、ストッカ搬入機構18により搬入された
プレートストッカ6は、ストッカ用リフト機構8によっ
てすくい上げる形をもって大きく持ち上げられ、180
°回転された後ガイド手段2の一端部の上流側に近接し
て配設される。
明する。まず、ストッカ搬入機構18により搬入された
プレートストッカ6は、ストッカ用リフト機構8によっ
てすくい上げる形をもって大きく持ち上げられ、180
°回転された後ガイド手段2の一端部の上流側に近接し
て配設される。
【0048】次に、プレートストッカ6内にあるプレー
ト1は、再下位にあるプレート1を残してその上位に位
置するプレート全体がストッカ用リフト機構8によって
幾分持ち上げられる。同時に一方のベルトコンベア機構
11が、そのベルトコンベア部11Aを走行起動させて
上昇動作に入る。そしてプレートストッカ6内の再下位
にあるプレート1を持ち上げながらベルトコンベア部1
1A上に乗せ、続いてガイド手段2上に移送する。
ト1は、再下位にあるプレート1を残してその上位に位
置するプレート全体がストッカ用リフト機構8によって
幾分持ち上げられる。同時に一方のベルトコンベア機構
11が、そのベルトコンベア部11Aを走行起動させて
上昇動作に入る。そしてプレートストッカ6内の再下位
にあるプレート1を持ち上げながらベルトコンベア部1
1A上に乗せ、続いてガイド手段2上に移送する。
【0049】この場合、プレート1は、その水平状態を
維持されながら比較的緩やかにガイド手段2上に載置さ
れる。プレート1がガイド手段2上に載置されると、こ
れに続いて移送力付勢手段3の一部を構成する第1の移
送機構部33が第1の移送力伝達機構部35に付勢され
てプレート1上を一度図1の右方向から左側に移動し、
プレート1の上流側にて停止される。続いて第1の移送
力伝達機構部35が作動し第1の移送機構部33を介し
てプレート1を図1の右方向即ち凝集パターン判定箇所
4に送り込む。
維持されながら比較的緩やかにガイド手段2上に載置さ
れる。プレート1がガイド手段2上に載置されると、こ
れに続いて移送力付勢手段3の一部を構成する第1の移
送機構部33が第1の移送力伝達機構部35に付勢され
てプレート1上を一度図1の右方向から左側に移動し、
プレート1の上流側にて停止される。続いて第1の移送
力伝達機構部35が作動し第1の移送機構部33を介し
てプレート1を図1の右方向即ち凝集パターン判定箇所
4に送り込む。
【0050】この凝集パターン判定箇所4では、凝集パ
ターン判定手段10によってプレート1上の複数の凝集
パターンが読み込まれその良否が所定の基準パターンに
従って判定されるようになっている。この凝集パターン
の読み込み動作が完了すると、移送力付勢手段3の一部
を構成する第2の移送機構部34が第1の移送力伝達機
構部36に付勢されてプレート1上を一度図1の右方向
から左側に移動し、プレート1の上流側にて停止され
る。
ターン判定手段10によってプレート1上の複数の凝集
パターンが読み込まれその良否が所定の基準パターンに
従って判定されるようになっている。この凝集パターン
の読み込み動作が完了すると、移送力付勢手段3の一部
を構成する第2の移送機構部34が第1の移送力伝達機
構部36に付勢されてプレート1上を一度図1の右方向
から左側に移動し、プレート1の上流側にて停止され
る。
【0051】続いて第2の移送力伝達機構部36が作動
し、第2の移送機構部34を介してプレート1を図1の
右方向即ちガイド手段2上の右端部に移送する。プレー
ト1がガイド手段2上の右端部に移送されてくると、直
ちに他方のベルトコンベア機構12が、そのベルトコン
ベア部12Aを走行起動させて上昇動作に入る。そして
ガイド手段2上のプレート1を持ち上げながらベルトコ
ンベア部12A上に乗せ、続いてプレートストッカ7内
に移送し、再び下降してプレート1をプレートストッカ
7内の最下位に収納する。
し、第2の移送機構部34を介してプレート1を図1の
右方向即ちガイド手段2上の右端部に移送する。プレー
ト1がガイド手段2上の右端部に移送されてくると、直
ちに他方のベルトコンベア機構12が、そのベルトコン
ベア部12Aを走行起動させて上昇動作に入る。そして
ガイド手段2上のプレート1を持ち上げながらベルトコ
ンベア部12A上に乗せ、続いてプレートストッカ7内
に移送し、再び下降してプレート1をプレートストッカ
7内の最下位に収納する。
【0052】このプレートストッカ7内に対するプレー
ト1の収納過程において、プレートストッカ7内の他の
プレート1は、ストッカ用リフト機構9によって一時的
に幾分上方に移動させられている。そして、他方のベル
トコンベア機構12によって送られてきたプレート1が
プレートストッカ7内の最下位に収納されると直ちに他
のプレート1は最下位のプレート1上に下ろされ、これ
によって一枚のプレート1の移送及び判定工程が完了す
る。以下、これに準じて第2,第3のプレート1の移送
及び判定工程が繰り返し行われる。
ト1の収納過程において、プレートストッカ7内の他の
プレート1は、ストッカ用リフト機構9によって一時的
に幾分上方に移動させられている。そして、他方のベル
トコンベア機構12によって送られてきたプレート1が
プレートストッカ7内の最下位に収納されると直ちに他
のプレート1は最下位のプレート1上に下ろされ、これ
によって一枚のプレート1の移送及び判定工程が完了す
る。以下、これに準じて第2,第3のプレート1の移送
及び判定工程が繰り返し行われる。
【0053】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、プレートの載置もしくは搬入搬出
作業を、円滑に且つ迅速に行うことが可能となり、移送
力付勢機構部と前記搬入側プレートセンダとの間に緩衝
手段を設けたので、凝集パターン判定箇所におけるプレ
ートの停止もしくは載置等に伴う衝撃を有効に吸収する
ことができ、これがため、プレートの載置もしくは搬入
搬出作業を、円滑に且つ迅速になし得ると共に、プレー
トの載置或いは移送作業時に生じ易い凝集パターンの破
損事故の発生を有効に防止することができ、これがた
め、装置の信頼性を著しく向上させることができるとい
う従来にない優れた凝集パターン判定用プレート移送装
置を提供することができる。
ので、これによると、プレートの載置もしくは搬入搬出
作業を、円滑に且つ迅速に行うことが可能となり、移送
力付勢機構部と前記搬入側プレートセンダとの間に緩衝
手段を設けたので、凝集パターン判定箇所におけるプレ
ートの停止もしくは載置等に伴う衝撃を有効に吸収する
ことができ、これがため、プレートの載置もしくは搬入
搬出作業を、円滑に且つ迅速になし得ると共に、プレー
トの載置或いは移送作業時に生じ易い凝集パターンの破
損事故の発生を有効に防止することができ、これがた
め、装置の信頼性を著しく向上させることができるとい
う従来にない優れた凝集パターン判定用プレート移送装
置を提供することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す正面図
【図2】図1内における移送力付勢手段の一部を成す第
1の移送機構部を示す斜視図
1の移送機構部を示す斜視図
【図3】図2の動作を示す説明図
【図4】図1内における移送力付勢手段の一部を成す第
2の移送機構部を示す斜視図
2の移送機構部を示す斜視図
【図5】(1)図4におけるプレート押圧板部分の具体
例を示す平面図 (2)上記図4(1)の右側面図
例を示す平面図 (2)上記図4(1)の右側面図
【図6】図5(1)の正面図
【図7】図1におけるプレート停止機構部分を示す平面
図
図
【図8】図7の正面図
【図9】図1内におけるプレートストッカを示す説明図
【図10】図9のAーA線に沿った断面図
【図11】図1内におけるプレートストッカの搬入例を
示す斜視図
示す斜視図
【図12】図1及び図11に於ける一方のストッカ用リ
フト機構のアーム駆動支持部を示す一部省略した斜視図
フト機構のアーム駆動支持部を示す一部省略した斜視図
【図13】図1及び図11に於ける一方のストッカ用リ
フト機構のアーム用上下移送支持部を示す一部省略した
斜視図
フト機構のアーム用上下移送支持部を示す一部省略した
斜視図
【図14】図1におけるプレート移送載置手段の一例を
示す斜視図
示す斜視図
1 プレート 2 ガイド手段 3 移送力付勢手段 4 凝集パターン判定箇所 5 プレート停止機構 5A ストッパ部 33 搬入側プレートセンダとしての第1の移送機構
部 34 搬出側プレートセンダとしての第2の移送機構
部 35 移送力付勢機構部としての第1の移送力伝達機
構部 354 ,355 緩衝手段としての緩衝用コイルばね 36 移送力付勢機構部としての第2の移送力伝達機
構部
部 34 搬出側プレートセンダとしての第2の移送機構
部 35 移送力付勢機構部としての第1の移送力伝達機
構部 354 ,355 緩衝手段としての緩衝用コイルばね 36 移送力付勢機構部としての第2の移送力伝達機
構部
フロントページの続き (72)発明者 太田 正人 神奈川県横浜市緑区桜並木2番1号 ス ズキ株式会社技術研究所内 (72)発明者 横森 保彦 神奈川県横浜市緑区桜並木2番1号 ス ズキ株式会社技術研究所内 (56)参考文献 特開 平3−120472(JP,A) 特開 昭58−105065(JP,A) 特開 昭58−102161(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 35/00 - 35/10
Claims (4)
- 【請求項1】 凝集パターン判定用のプレートをプレー
ト搬送路に沿って案内するガイド手段と、前記プレート
搬送路上の所定箇所に設けられた凝集パターン判定箇所
と、この凝集パターン判定箇所に向けて前記プレートを
送り込むプレート搬入機構とを有し、このプレート搬入
機構を、前記ガイド手段に沿って装備された二本のガイ
ドレールと、この二本のガイドレール上に装備され前記
プレートを前記凝集パターン判定箇所に向けて押圧移送
する搬入側プレートセンダと、この搬入側プレートセン
ダに移送力を付勢する移送力付勢機構部とを含む構成と
すると共に、この移送力付勢機構部と前記搬入側プレー
トセンダとの間に緩衝部を設けたことを特徴とする凝集
パターン判定用プレート移送装置。 - 【請求項2】 前記搬入側プレートセンダが、前記プレ
ートを前記凝集パターン判定箇所側に向けての押圧移送
に際しては当該押圧移送機能を保持すると共に,前記プ
レートを前記凝集パターン判定箇所とは反対方向へ向け
ての押圧移送に際しては当該押圧移送機能を喪失する機
能を備えていることを特徴とした請求項1記載の凝集パ
ターン判定用プレート移送装置。 - 【請求項3】 凝集パターン判定用のプレートをプレー
ト搬送路に沿って案内するガイド手段と、前記プレート
搬送路上の所定箇所に設けられた凝集パターン判定箇所
と、この凝集パターン判定箇所から前記プレート搬送路
上の下流側に向けて前記プレートを送り出すプレート搬
出機構とを有し、このプレート搬出機構を、前記ガイド
手段に沿って装備された二本のガイドレールと、この二
本のガイドレール上に装備され前記プレートを前記凝集
パターン判定箇所から前記プレート搬送路上の下流側に
向けて押圧移送する搬出側プレートセンダと、この搬で
側プレートセンダに移送力を付勢する移送力付勢機構部
とを含む構成とすると共に、この移送力付勢機構部と前
記搬出側プレートセンダとの間に緩衝部を設けたことを
特徴とする凝集パターン判定用プレート移送装置。 - 【請求項4】 前記搬出側プレートセンダが、前記プレ
ートを前記凝集パターン判定箇所から下流に向けての押
圧移送に際しては当該押圧移送機能を保持すると共に,
前記プレートを前記凝集パターン判定箇所の下流側とは
反対の方向へ向けての押圧移送に際しては当該押圧移送
機能を喪失する機能を備えていることを特徴とした請求
項3記載の凝集パターン判定用プレート移送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3214407A JP3003727B2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 凝集パターン判定用プレート移送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3214407A JP3003727B2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 凝集パターン判定用プレート移送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0534361A JPH0534361A (ja) | 1993-02-09 |
JP3003727B2 true JP3003727B2 (ja) | 2000-01-31 |
Family
ID=16655283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3214407A Expired - Lifetime JP3003727B2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 凝集パターン判定用プレート移送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3003727B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109911539B (zh) * | 2019-01-29 | 2021-08-20 | 迈克医疗电子有限公司 | 一种流水线系统 |
-
1991
- 1991-07-31 JP JP3214407A patent/JP3003727B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0534361A (ja) | 1993-02-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19991020 |