JP3003698B2 - 投写型表示装置 - Google Patents

投写型表示装置

Info

Publication number
JP3003698B2
JP3003698B2 JP11009789A JP978999A JP3003698B2 JP 3003698 B2 JP3003698 B2 JP 3003698B2 JP 11009789 A JP11009789 A JP 11009789A JP 978999 A JP978999 A JP 978999A JP 3003698 B2 JP3003698 B2 JP 3003698B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
crystal light
light valve
prism
polarizing plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP11009789A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11258569A (ja
Inventor
穣児 唐澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=11729998&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP3003698(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP11009789A priority Critical patent/JP3003698B2/ja
Publication of JPH11258569A publication Critical patent/JPH11258569A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3003698B2 publication Critical patent/JP3003698B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶ライトバルブ
により形成した画像を、投写レンズにより拡大投写する
投写型の表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、図7の光学系ユニット外観側面
図に示すように、例えば液晶ライトバルブ3Bを平板の
ガイド板19Bに取り付け、プリズム固定板20及び基
台21によってガイド板19Bを固定した光学系の下部
に、冷却手段22を配した光学系ユニットを用いた表示
装置が知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の光学系
ユニットにおいて、例えば冷却手段として冷却ファンを
吹き付け式として用いた場合、図8に矢印で示すように
風が生じ、液晶ライトバルブ3B,3Gに付帯された入
射側偏光板の表面を風が流れ、液晶ライトバルブ3B,
3Gに付帯する入射側偏光板を冷却はするものの、冷却
効率は低レベルのものであった。
【0004】そこで、この冷却効率において冷却能力を
向上するためには冷却ファンの冷却能力を向上する必要
があり、冷却ファンを大型化しなければならず、それは
表示装置の大型化につながる。又、冷却ファンを大型化
する事なく従来の冷却効率において使用する場合、これ
を原因として表示装置の出射光束の向上が困難となると
いう問題点も有していた。
【0005】そこで、本発明はこのような問題点を解決
するもので、その目的とするところは、冷却ファンの冷
却能力を最大限に引き出し、軽薄短小にして高出射光束
の投写型表示装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明の投写型表示装置は、3つの色光を各々変
調する3つの液晶ライトバルブと、該3つの液晶ライト
バルブにより変調された色光を合成するプリズムと、該
プリズムにより合成された光を投写する投写光学手段と
を有する投写型表示装置において、前記3つの液晶ライ
トバルブは、前記プリズムの3つの入射面に沿って配置
され、それぞれの出射側偏光板を該液晶ライトバルブと
の間に間隙を有して配置してなり、前記出射側偏光板と
前記液晶ライトバルブとの間隙に風を通してなることを
特徴とする。
【0007】また、前記出射側偏光板は前記プリズムの
面に貼り付けてなることを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成によれば、冷却風によって3つの液晶
ライトバルブの偏光板を効率的に冷却することができる
ので、装置の小型化を図ることができる。特に、偏光板
をそれぞれの液晶ライトバルブから間隙を有して配置す
るので、熱を帯びる偏光板を、偏光板と液晶ライトバル
ブの間隙を通過する風により冷却するので、液晶ライト
バルブに係わる偏光板を効率よく冷却することができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明の実施例の基本構成
を表す平面図である。図1において、光源1を出射した
光は、光学系手段の1例である光導波管2内で選択反射
特性を有するミラー等により赤,緑,青の5原色に分光
されて導かれ、液晶ライトバルブ3R,3G,3Bによ
ってそれぞれの色に対応し電気光学変調を受けた後、プ
リズム4によって合成され、投写レンズ5によって前方
のスクリーン上に拡大投写される。
【0010】液晶ライトバルブ3R,3G,3Bは、そ
の確実な固定及び調整のために中央部に窓及び下方部に
導風構造を有するガイド板6R,6G,6Bにそれぞれ
取り付けられて固定される。冷却ファン7は、液晶ライ
トバルブ3R,3G,3B及びプリズム4の下部に取り
付けられ、下部より吹き付け式として液晶ライトバルブ
3R、3G,3Bに係る偏光板を冷却する。基台8は、
冷却ファン7を完全に包含しうる形状を有し、その上面
にしてガイド板6R,6G,6Bの導風構造との相対位
置(図1中の斜線部)に通風孔を有する。図2は、本発
明の実施例における光学系ユニットの外観側面図であ
り、図中の光軸AーAによる縦断面図を図3に示す。図
3において、説明は赤色用液晶ライトバルブ3R及びそ
の周辺構造についてのみ行うが、構造的には緑色用液晶
ライトバルブ3G,青色用液晶ライトバルブ3Bの周辺
構造についても全く同様である。液晶ライトバルブ3R
は、ネジによって液晶ライトバルブプレート11Rに締
結され、液晶ライトバルブプート11Rをネジによって
ガイド板6Rに締結し、ガイド板6Rをネジによってア
ッププレート14に締結することにより保持される。液
晶ライトバルブ3Rは、画像表示のためにその前後に偏
光板12R及び13Rを配する必要があり、本例におい
ては液晶ライトバルブ3Rに対して光の入射側の偏光板
12Rをガイド板6Rのプリズム4側の面に貼り付け、
液晶ライトバルブ3Rに対して光の出射側の偏光板13
Rをプリズム4に貼りつける。ガイド板6Rは中央部に
光の入射用の窓15Rを有し、その下部に導風構造10
Rを有する。一方、基台8は、冷却ファン7を包含する
のみならず、アッププレート14との間でプリズム4を
保持し、アッププレート14に保持されている液晶ライ
トバルブ3R及びその周辺構造を保持する。
【0011】基台8は又、その上部の導風構造10Rと
の相対位置に通風孔9Rを有し、冷却ファン7によって
生じた風をその通風孔9Rに収束させる。通風孔9Rに
収束した風は真上に吹き上る風と冷却ファン7の回転中
心から外へ逃げようとする風とに別れ、前者は液晶ライ
トバルブ3Rと出射側偏光板13Rとの間及び液晶ライ
卜バルブ3Rと入射側偏光板12Rとの間を通り偏光板
12R,13R表面の熱を奪ってアッププレート14に
設けられた穴より上部に吹き抜ける。後者はガイド板6
Rに設けられた導風構造10Rによってその方向を偏光
板12R方向に変えられ、ガイド板6Rの中央の光の入
射用窓15Rを通って偏光板12R表面の熱を奪い、偏
光板12Rによって方向を変えられて外部へ吹き抜け
る。これらの風の流れを模式的に表すと図4のようにな
る。光の入射側偏光板12Rはその偏光作用のために光
の熱を約60%吸収し表面温度が特に上昇するが、上記
のようにその表面と裏面を効率的に冷却することによっ
て偏光特性を損なうことを防止できる。昨今、軽薄短小
にして高出射光束の表示装置の要求が強まるにつれて、
小型の冷却ファンによって効率よく液晶ライトバルブに
係る偏光板を冷却する本例は益々有効となる。
【0012】今後益々表示装置の軽薄短小化が進む時、
図5に示す本例の基台8に変えて、図6に示すような薄
型の基台16を用い、液晶ライトバルブの下部から冷却
ファン18を切り離し、導風管17によって冷却ファン
18からの風をレンズ方向から基台16に送り込むと、
本例と同様な風の流れが考えられ、表示装置の軽薄短小
化に非常に有効である。
【0013】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、3つの
色光を各々変調する3つの液晶ライトバルブと、3つの
液晶ライトバルブにより変調された色光を合成するプリ
ズムと、プリズムにより合成された光を投写する投写光
学手段とを有する投写型表示装置において、3つの液晶
ライトバルブは、プリズムの3つの入射面に沿って配置
され、それぞれの出射側偏光板を該液晶ライトバルブと
の間に間隙を有して配置してなり、出射側偏光板と液晶
ライトバルブとの間隙に風を通してなるため、小型化さ
れた装置を実現できると共に、液晶ライトバルブ及びそ
の出射側偏光板を分離し且つその間隙に通風することが
できるために、偏光板及び液晶ライトバルブを高温下に
晒すことなく、軽薄短小にして高出射光束の表示装置を
実現できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を表わす基本構成図。
【図2】本発明の実施例における光学系ユニットの外観
側面図。
【図3】図2における縦断面図。
【図4】風の流れを表わす模式図。
【図5】本発明の実施例における基台の模式図。
【図6】別の実施例における基台及ビ冷却ファンの構成
図。
【図7】従来の光学系ユニットの外観側面図。
【図8】従来の光学系ユニットにおける風の流れを表す
模式図。
【符号の説明】
1・・・光源 2・・・光導波管 3R,3G,3B・・・液晶ライトバルブ 4・・・プリズム 5・・・投写レンズ 6R,6G,6B・・・ガイド板 7・・・冷却ファン 8・・・基台 9R,9B・・・通風孔 10R,10B・・・導風構造 11R,11B・・・入射側偏光板 12R,12B・・・出射側偏光板 14・・・アッププレート 15R,15B・・・入射窓

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3つの色光を各々変調する3つの液晶ラ
    イトバルブと、該3つの液晶ライトバルブにより変調さ
    れた色光を合成するプリズムと、該プリズムにより合成
    された光を投写する投写光学手段とを有する投写型表示
    装置において、 前記3つの液晶ライトバルブは、前記プリズムの3つの
    入射面に沿って配置され、それぞれの出射側偏光板を該
    液晶ライトバルブとの間に間隙を有して配置してなり、 前記出射側偏光板と前記液晶ライトバルブとの間隙に風
    を通してなることを特徴とする投写型表示装置。
  2. 【請求項2】 前記出射側偏光板は前記プリズムの面に
    貼り付けてなることを特徴とする請求項1記載の投写型
    表示装置。
JP11009789A 1999-01-18 1999-01-18 投写型表示装置 Expired - Lifetime JP3003698B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11009789A JP3003698B2 (ja) 1999-01-18 1999-01-18 投写型表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11009789A JP3003698B2 (ja) 1999-01-18 1999-01-18 投写型表示装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9111472A Division JP3008086B2 (ja) 1997-04-28 1997-04-28 投写型表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11258569A JPH11258569A (ja) 1999-09-24
JP3003698B2 true JP3003698B2 (ja) 2000-01-31

Family

ID=11729998

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11009789A Expired - Lifetime JP3003698B2 (ja) 1999-01-18 1999-01-18 投写型表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3003698B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3669365B2 (ja) * 2002-06-19 2005-07-06 セイコーエプソン株式会社 光学装置、および、この光学装置を備えるプロジェクタ
CN102105832A (zh) * 2008-07-28 2011-06-22 Nec显示器解决方案株式会社 显示装置
JP5552888B2 (ja) 2009-10-30 2014-07-16 セイコーエプソン株式会社 偏光素子、偏光素子の製造方法、液晶装置および電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11258569A (ja) 1999-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3008086B2 (ja) 投写型表示装置
KR100727517B1 (ko) 투사표시장치, 화상투사시스템 및 광원장치
JP2007011301A (ja) 光変調素子ユニット、投射光学ユニットおよび画像投射装置
JP2007292924A (ja) 光学装置、および当該光学装置を備えたプロジェクタ
KR100491240B1 (ko) 광학 부품의 장착 구조체 및 프로젝터
JPH11295814A (ja) 液晶パネル冷却装置
JP3003698B2 (ja) 投写型表示装置
JP2707599B2 (ja) 投写型表示装置
JP4366618B2 (ja) 液晶プロジェクタ
JP3099827B2 (ja) 投写型表示装置
JP3067754B2 (ja) 投写型表示装置
JP3024637B2 (ja) 投写型表示装置
JP3990890B2 (ja) 投射型表示装置
JP3807219B2 (ja) プロジェクタ
JP2005173357A (ja) 色分離合成装置及びそれを有する映像投影装置
JP4145595B2 (ja) 液晶プロジェクタ
JP2005121900A (ja) 投射型表示装置、および、投射型表示装置用の光学系
JP2005196230A (ja) 投射型表示装置
JP4125631B2 (ja) 投写型表示装置
JP2836619B2 (ja) プロジェクタ
JP2000098491A (ja) 表示装置
JP2005283842A (ja) 投射表示装置、および、画像投射システム
JP3731514B2 (ja) プロジェクタ
JP5193516B2 (ja) 投射型表示装置
JP2003098596A (ja) 光学ユニット及びそれを用いた液晶プロジェクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19991019

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071119

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081119

Year of fee payment: 9

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081119

Year of fee payment: 9