JP3003375U - カートリッジホルダー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カートリッジを容易に収納凹部に挿入でき且
つ確実に保持することができるカートリッジホルダーを
提供する。 【構成】 カートリッジホルダー１００は、収納凹部１
４０内に収納されるディスクカートリッジ９０を、脱落
しないように抑えるバンド部１５０の側縁に突出部１６
０を設けた構成。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、磁気記録媒体を格納したディスクカートリッジを収納して固定する ホルダーに関し、より詳しくは、このディスクカートリッジを容易に収納するこ とができるように構成されたカートリッジホルダーに関する。

【０００２】

【従来の技術】

近年、パーソナルコンピュータが広く使用されるようになったことに伴い、ソ フトウェアの内容や使用方法等を記載した本が多数発行されているが、このよう な本の中には、ソフトウェアのサンプル等を記録したディスクカートリッジと一 緒に販売されているものがある。 ところが、従来は、本とディスクカートリッジとを別個に包装して輸送した後 、書店において本とディスクカートリッジとを一つずつ手作業により組み合わせ て販売するようにされているため、極めて効率が悪いばかりでなく、本のページ の間に挿入されて輪ゴム等で止められているディスクカートリッジが脱落したり 盗まれたりすることがあった。 このようなことから、ディスクカートリッジの組み込み作業性がよく且つ脱落 しにくいホルダーが要望されている。

【０００３】 そこで、本考案の考案者は、製本作業の際に多数の紙面と一体に綴じ込むこと ができるフロッピーディスクを収納し固定するホルダーとして、図９に示すよう な構造のものを試作し、またテストを繰り返した。 このホルダーについて図９を用いて説明すると、段ボールや厚紙を用いて平板 状に成形された基体２０は、その側面２１には矩形状の開口を有する収納凹部３ １が凹設され、その内部にディスクカートリッジ９０を収納するようにしたもの である。また、前記収納凹部３０には、前記収納凹部３０内に収納された前記デ ィスクカートリッジ９０を脱落しないように固定する薄板帯状のバンド部４０が 該凹部３０の一方の側縁３２と他方の側縁３３との間に張設されている。 そして、図９に示すように、前記ディスクカートリッジ９０の端部を、前記バ ンド部４０により２つに区切られた前記収納凹部３０の開口の一方の側から差し 込んで、前記バンド部４０と前記収納凹部の底面３１との間に挿入する。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

ところが、図９に示す前記ホルダー１０においては、本を輸送する際に前記デ ィスクカートリッジ９０が前記収納凹部３０内でがたつかないように、前記バン ド部４０と前記収納凹部３０の底面３１との間隔が前記ディスクカートリッジ９ ０の厚みとほぼ等しくか、又は少し小さくされていることが望ましい。 このような構成から、前記バンド部４０と前記収納凹部３０の底面３１との間 に前記ディスクカートリッジ９０を差し込もうとするとき、前記ディスクカート リッジ９０の端部９２（前縁の端部）と前記バンド部４０の端縁部分４１とが突 き当たるようになる為に、前記収納凹部３０への前記ディスクカートリッジ９０ の収納を容易に行うことができない。

【０００５】 そこで、本考案は上記の事情に鑑みてなされたものであって、製本作業の際に 多数の紙面と一体に綴じ込むことができ、かつディスクカートリッジを容易にそ の収納凹部に挿入することができるとともに、収納された該カートリッジの脱落 を確実に防止できるカートリッジホルダーを提供することを目的とするものであ る。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

本考案の上記目的は、平板状の基体の側面に凹設された矩形状の開口を有する 収納凹部と、前記開口の互いに対向する一方の側縁と他方の側縁との間に張設さ れて前記収納凹部内に収納されるカートリッジを固定する薄板帯状のバンド部と を備えたカートリッジホルダーにおいて、前記バンド部の両端縁の少なくとも一 方に、該端縁と対向する前記開口の側縁に向かって突出する突出部が設けられた ことを特徴とするカートリッジホルダーによって達成することができる。

【０００７】 また、前記突出部が、前記バンド部の長手方向の略中央部に設けられているこ とを特徴とする構成、前記バンド部によって２つに区切られた前記開口の一方が 他方より大きく成形され、大きく構成された側に前記突出部が設けられているこ とを特徴とする構成、前記バンド部の端縁はそのほぼ中央部分が膨らむような山 なり形状に湾曲して前記突出部が構成されているもの、前記バンド部はその一方 の前記端縁が前記山なり形状で、他方の端縁が直線形状に構成されたもの、前記 バンド部はその両端縁が前記山なり形状に構成されたもの、前記バンド部はその 一方の端縁が前記山なり形状とされ、かつ他方の端縁が前記山なり形状に対応し た凹状に形成され、該バンド部はその幅が略均一で湾曲形状に構成されたもの、 前記カートリッジが開閉自在なシャッターを具備した３．５インチサイズのディ スクカートリッジである構成、更には、前記バンド部は前記カートリッジのシャ ッターの下端縁を覆う構成によっても本考案の上記目的を達成することができる 。 又、本考案の目的は、前記基体は底部を形成する部分と前記収納凹部の開口を 形成する部分と前記バンド部を形成する部分とが一体になされており、該基体が 折り曲げて重ね合わせるように構成されたカートリッジホルダーによっても達成 することができる。

【０００８】

【実施態様】

本考案のカートリッジホルダーの実施態様を以下に図面を用いて詳細に説明す る。ここで、図１は本考案に係る第１実施態様のカートリッジホルダーの全体斜 視図、図２は図１に示すカートリッジホルダーにディスクカートリッジを収納す るときの状態を説明する斜視図、図３から図８はそれぞれ本考案に係る第２実施 態様から第７実施態様のカートリッジホルダーの収納凹部の正面図である。

【０００９】 次に、図１を用いて本考案の第１実施態様について説明する。 図１に示すように、本実施態様のカートリッジホルダー１００は、平板状の基 体１１０と、この基体１１０の一方の側面１１１に凹設された収納凹部１４０と 、この収納凹部１４０内に収納される３．５インチサイズのディスクカートリッ ジ９０（想像線にて示す）が脱落しないように抑えるバンド部１５０とを備えて いる。

【００１０】 前記基体１１０は、本実施態様においては、例えば平板状の底板紙１７０と、 前記フロッピーディスク９０を収納できる厚みと大きさを有する矩形状の開口１ ８１が打ち抜かれた中板紙１８０と、前記開口１８１と周縁が重なり合う第１の 開口１４１および第２の開口１４２とが打ち抜かれた上板紙１９０との３枚の例 えば厚紙を張り合わせることにより成形されたものである。 これにより、前記底板板１７０の表面である前記収納凹部１４０の底面１４３ は、前記上板紙１９０の表面である前記基体１１０の側面１１１と平行となると ともに、前記底面１４３と前記バンド部１５０との間に前記フロッピーディスク ９０を収納することができるように構成されている。

【００１１】 前記バンド部１５０は上述のように、本実施態様においては前記上板紙１９０ に前記第１の開口１４１と前記第２の開口１４２を打ち抜くことにより成形され たもので、前記両開口１４１、１４２が等しい大きさを有するので、前記収納凹 部１４０の互いに対向する一方の側縁１４４および他方の側縁１４５の中央部同 士の間に張設されており、前記底面１４３に対して平行に延びている。 そして、薄板帯状の前記バンド部１５０の両端縁１５１・１５２の長手方向の 中央部には、前記開口１４１・１４２に臨む略半円形の突出部１６０がそれぞれ 一体に形成されている。

【００１２】 したがって、図２に示すように、前記バンド部１５０と前記収納凹部１４０ の底面１４３との間に前記ディスクカートリッジ９０を挿入するときに、前記デ ィスクカートリッジ９０の端部９２の近傍の側面９１（挿入時の挿入角度により カートリッジの表裏面側の側面部分）に、前記突出部１６０の先端部分が接触す ることとなる。 これにより、前記バンド部１５０は前記ディスクカートリッジ９０によりねじ られるような力が加えられ、これにより前記突出部１６０は前記収納凹部１４０ の底面１４３から離れるように湾曲させられるから、前記バンド部１５０と前記 収納凹部１４０の底面１４３との隙間が広って、前記ディスクカートリッジ９０ を前記バンド部１５０と前記収納凹部１４０の底面１４３との間に容易に挿入す ることができることになる。

【００１３】 なお、本実施態様においては、前記突出部１６０を半円形状に成形しているが 、本考案はこれにとらわれる必要はなく、その先端が前記ディスクカートリッジ ９０の側面９１に容易に接触するような形状であれば、どのような形状であって も良い。 また、前記突出部１６０は、前記バンド部１５０の両端縁１５１・１５２の片 側にのみ設ける構成としても良い。

【００１４】 次に図３を用いて本考案の第２実施態様について説明する。 図３に正面図として示すように、本実施態様のカートリッジホルダー２００に おいては、バンド部２５０の一方の側縁２５１と、該側縁２５１と対向する収納 凹部２４０の側縁２４６との間の寸法ＬＡの値は、前記バンド部２５０の他方の 側縁２５２と、該側縁２５２と対向する前記収納凹部２４０の側縁２４７との間 の寸法ＬＢの値よりも大きくされている。 これにより、第１の開口２４１が第２の開口２４２よりも大きく設定され、前 記第１の開口２４１側からの前記ディスクカートリッジ９０を容易に挿入するこ とができるように構成されている。 そして、これに対応して、本実施態様おいては、前記バンド部２５０に設けら れる前記突出部２６０が、前記第１の開口２４１側にのみ設けられている。

【００１５】 次に、図４を用いて本考案の第３実施態様を説明する。 図４に正面図として示すように、本実施態様のカートリッジホルダー３００に おいては、収納凹部３４０の左右の側縁３４４、３４５を掛け渡されたバンド部 ３５０はその一方の側の端縁３５１が、収納凹部３４０の側縁３４６の側に山な り形状に突出した構成であり、他方の端縁３５２が側縁３４７と平行に構成され ている。したがって、カートリッジ挿入側の第１の開口３４１と非挿入側の第２ の開口部３４２とが形成されている。 これにより、前記第１の開口３４１から前記ディスクカートリッジ９０を挿入 すると、山なり形状に構成された前記側縁３５１の頂点の部分が前記ディスクカ ートリッジ９０の側面に当接するから、前記バンド部３５０は前記ディスクカー トリッジ９０によりねじられ、かつ湾曲させられて前記収納凹部３４０の底面３ ４３との間隔が拡がることとなり、前記ディスクカートリッジ９０を容易に挿入 することができることとなる。

【００１６】 次に、図５を用いて本考案の第４実施態様を説明する。 図５に正面図として示すように、本実施態様のカートリッジホルダー４００に おいては、バンド部４５０は左右の両側縁４４４、４４５にかけ渡されており、 その一方の側の端縁４５１が、収納凹部４４０の側縁４４６に向かって突出する 円弧状とされ、他方の端縁４５２が側縁４４７に平行な直線状に構成されている 。したがって、カートリッジ挿入側の第１の開口４４１と非挿入側の第２の開口 部４４２とが形成されている。 これにより、上述の第３実施態様の前記バンド部３５０と同様の効果を奏する ことに加えて、第１の開口４４１を打ち抜き成形する工具を、容易に成形するこ とができる。

【００１７】 次に、図６を用いて本考案の第５実施態様を説明する。 図６に正面図として示すように、本実施態様のカートリッジホルダー５００に おいては、バンド部５５０は左右の両側縁５４４、５４５にかけ渡されており、 その一方の側の端縁５５１が、収納凹部５４０の側縁５４６に向かって突出する 凸状の円弧に成形されているとともに、他方の側の端縁５５２が前記収納凹部５ ４０の側縁５４７から中央部分が離れる方向に円弧に成形されている。もって該 バンド部５５０の幅は一定となるようにされている。したがって、カートリッジ 挿入側の第１の開口５４１と非挿入側の第２の開口部５４２とが形成されている 。 これにより、本実施態様のバンド部５５は容易にねじれ変形するので、第１の 開口５４１側からの前記ディスクカートリッジ９０の挿入を、一層容易に行うこ とができる。

【００１８】 次に、図７を用いて本考案の第６実施態様を説明する。 図７に正面図として示すように、本実施態様のカートリッジホルダー６００に おいては、バンド部６５０の一方の側の端縁６５１が、収納凹部６４０の側縁６ ４６に向かって突出する凸状の円弧として成形されているとともに、他方の側の 端縁６５２も側縁６４７に向かって突出する凸状の円弧に成形されている。 これにより、本実施態様の前記カートリッジホルダー６００においては、前記 収納凹部６４０の第１の開口６４１および第２の開口６４２のいずれからも前記 ディスクカートリッジ９０を挿入できるばかりでなく、前記収納凹部６４０内に 収納された前記ディスクカートリッジ９０が、幅の広い前記バンド部６５０によ り確実に抑えられるので、前記収納凹部６４０から脱落をより確実に防止するこ とができる。

【００１９】 次に、図８を用いて本考案の第７実施態様を説明する。 図８に正面図として示すように、本実施態様のカートリッジホルダー７００に おいては、上述の第６実施態様と同様に、バンド部７５０の一方の側の端縁７５ １が、収納凹部７４０の側縁７４６に向かって突出する凸状の円弧に成形されて いるとともに、他方の側の端縁７５２も前記収納凹部７４０の側縁７４７に向か って突出する凸状の円弧に成形されているが、本実施態様においては、前記バン ド部７５０の幅が一層広げられるか又は形成位置をずらすことで、収納された前 記ディスクカートリッジ９０のシャッター９３の少なくとも下端部９４を覆うよ うに構成されている。 これにより、収納された前記ディスクカートリッジ９０のシャッター９３が、 取扱中等において捲れ上がるような事態を回避でき、前記ディスクカートリッジ ９０の保護機能を一層高めることができる。 図８に示した構成においては、前記下端部９４を覆う前記端縁７４２の形状が 湾曲構造としたが、直線的な構造でもよい。

【００２０】 次に、図１０を用いて本考案の第８実施態様を説明する。 本実施態様のカートリッジホルダー８００は組み立てられた状態においては図 １に示すものと同じ形態であるが、組み立て以前の状態が図１０に示すごとく一 体構造の基体１１０である。すなわち、前記基体１１０は底部を形成する全体が 平坦な底板紙１７０と収納凹部１４０の開口を形成する形状に切り抜かれた中板 紙１８０とバンド部１５０を形成する形状に切り抜かれた上板紙１９０とが一体 構造になされている。 なお、図１に示した実施態様と同様に、前記上板紙１９０のバンド部１５０に よって第１の開口１４１と第２の開口１４２が画成され、かつ突出部１６０が形 成されている。 図１０に示した前記基体１１０を組み立てるときには、折り曲げ部１７１を折 り曲げて前記底板紙１７０の上に前記中板紙１８０を重て（矢印Ｘ方向に折り曲 げる）接着し、さらにもう一方の折り曲げ部１７２を折り曲げて前記上板紙１９ ０を前記中板紙１８０の上に（矢印Ｙ方向に折り曲げる）重ね合わせて適宜接着 する。 このように一枚板を所望の形状に切り抜いて折り曲げて重ね合わせる構成とす ることにより、カートリッジホルダーの素材の切り抜き工程が一度で済むだけで なく、組立時の部材は一つであり取り扱い性もよく、また組立作業性にも極めて 優れているものである。 前記各カートリッジホルダーの材質は厚紙や段ボール或いは合成樹脂等を使用 することができる。 上記各実施態様は３．５インチ型のディスクカートリッジを収納するカートリ ッジホルダーについて述べたが、本考案は他のサイズのディスクカートリッジや オーディオ等に用いられている磁気テープカセット等の磁気記録媒体やＣＤ（光 学式記録媒体）等の記録媒体においても適用できるものである。また、本考案は 比較的フレキシブルな例えば５インチサイズのフロッピィディスク等において適 用可能である。

【００２１】

【考案の効果】

以上述べたように、本考案のカートリッジホルダーは、基体の平坦な側面に凹 設された矩形状の開口を有する収納凹部と、前記開口の互いに対向する一方の側 縁と他方の側縁との間に張設されて前記収納凹部内に収納されたカートリッジを 固定する薄板帯状のバンド部とを備えたカートリッジホルダーにおいて、前記バ ンド部の両側縁の少なくとも一方の側に、この側縁と対向する前記開口の側縁に 向かって突出する突出部を設けたので、バンド部と収納凹部の底面との間にカー トリッジを挿入しようとすると、カートリッジの側面に突出部の先端部が接触し てバンド部がねじられ湾曲させられて、バンド部と収納凹部の底面との間の隙間 が広がり、カートリッジをバンド部と収納凹部の底面との間に容易に挿入するこ とができる。 したがって、本考案によれば、ディスクカートリッジを容易に収納凹部に挿入 することができるとともに、収納凹部への固定が確実にできるカートリッジホル ダーを提供することができる。 また、本考案のカートリッジホルダーによれば、一枚板状の素材を所望の形状 に切り抜いて折り曲げて重ね合わせる構成とすることにより、該カートリッジホ ルダーの素材の切り抜き工程が一度で済むだけでなく、組立時の部材は一つであ り取り扱い性もよく、また組立作業性にも極めて優れているものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係る第１実施態様のカートリッジホル
ダーの全体斜視図である。

【図２】図１に示すカートリッジホルダーにフロッピー
ディスクを収納するときの状態を説明する斜視図であ
る。

【図３】本考案に係る第２実施態様のカートリッジホル
ダーの収納凹部の正面図である。

【図４】本考案に係る第３実施態様のカートリッジホル
ダーの収納凹部の正面図である。

【図５】本考案に係る第４実施態様のカートリッジホル
ダーの収納凹部の正面図である。

【図６】本考案に係る第５実施態様のカートリッジホル
ダーの収納凹部の正面図である。

【図７】本考案の第６実施態様のカートリッジホルダー
の収納凹部の正面図である。

【図８】本考案の第７実施態様のカートリッジホルダー
の収納凹部の正面図である。

【図９】カートリッジホルダーにディスクカートリッジ
を収納するときの問題を説明するための斜視図である。

【図１０】本考案の第８実施態様のカートリッジホルダ
ーの収納凹部の正面図である。

【符号の説明】

１００，２００，３００，４００，５００，６００，７
００，８００ カートリッジホルダー １１０ 基体 １４０ 収納凹部 １４１ 開口 １４２ 開口 １５０ バンド部 １６０ 突出部

Claims (10)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】平板状の基体の側面に凹設された矩形状の
   開口を有する収納凹部と、前記開口の互いに対向する一
   方の側縁と他方の側縁との間に張設されて前記収納凹部
   内に収納されるカートリッジを固定する薄板帯状のバン
   ド部とを備えたカートリッジホルダーであって、前記バ
   ンド部の両端縁の少なくとも一方に、該端縁と対向する
   前記開口の側縁に向かって突出する突出部が設けられた
   ことを特徴とするカートリッジホルダー。
2. 【請求項２】前記突出部が、前記バンド部の長手方向の
   略中央部に設けられていることを特徴とする請求項１に
   記載のカートリッジホルダー。
3. 【請求項３】前記バンド部によって２つに区切られた前
   記開口の一方が他方より大きく成形され、大きく構成さ
   れた側に前記突出部が設けられていることを特徴とする
   請求項１または２に記載のカートリッジホルダー。
4. 【請求項４】前記バンド部の端縁はそのほぼ中央部分が
   膨らむような山なり形状に湾曲して前記突出部が構成さ
   れていることを特徴とする請求項１から３のいずれか一
   つに記載のカートリッジホルダー。
5. 【請求項５】前記バンド部はその一方の前記端縁が前記
   山なり形状で、他方の端縁が直線形状に構成されたこと
   を特徴とする請求項４に記載のカートリッジホルダー。
6. 【請求項６】前記バンド部はその両端縁が前記山なり形
   状に構成されたことを特徴とする請求項４に記載のカー
   トリッジホルダー。
7. 【請求項７】前記バンド部はその一方の端縁が前記山な
   り形状とされ、かつ他方の端縁が前記山なり形状に対応
   した凹状に形成され、該バンド部はその幅が略均一で湾
   曲形状に構成されたことを特徴とする請求項４に記載の
   カートリッジホルダー。
8. 【請求項８】前記カートリッジが開閉自在なシャッター
   を具備した３．５インチサイズのディスクカートリッジ
   であることを特徴とする請求項１から７のいずれか一つ
   に記載のカートリッジホルダー。
9. 【請求項９】前記バンド部は前記カートリッジのシャッ
   ターの下端縁を覆うように構成されていることを特徴と
   する請求項８に記載のカートリッジホルダー。
10. 【請求項１０】前記基体は底部を形成する部分と前記収
    納凹部の開口を形成する部分と前記バンド部を形成する
    部分とが一体になされており、該基体が折り曲げて重ね
    合わせるように構成されたことを特徴とする請求項１乃
    至９のいずれかに記載のカートリッジホルダー。