JP3002768B2 - 耐久制電吸水性繊維材の製造方法 - Google Patents
耐久制電吸水性繊維材の製造方法Info
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Description
牢度に優れた耐久制電吸水性繊維材の製造方法に関する
ものである。
久制電吸水剤としては、例えばポリエーテル系アクリレ
ート樹脂が知られている。
の染色堅牢度に優れた耐久制電吸水剤にあっては、反応
形式上、酸素の存在を嫌う。このため、こうした薬剤を
用いるためには、特殊な加工機の導入が必要となってい
たため、一般の加工場では使用することができないとい
う問題点があった。
工機により容易に加工することのできる耐久制電吸水剤
として知られる水系の熱反応型ウレタン樹脂(特公昭5
7−42748号、特公平6−89323号)は分散染
料の染色堅牢度を著しく低下させるために限定用途にし
か用いることができないという問題点があった。
来の問題点に着目してなされたものであり、一般の加工
機で容易に加工することができ、かつ、染色堅牢度に優
れる耐久制電吸水剤を用いた耐久制電吸水性繊維材の製
造方法を提供することを目的とする。
耐久制電吸水剤は、エチレンオキサイド(以下EOと省
略する)を50重量%以上含有し、遊離イソシアネート
基を1分子当り1〜2.5個有するウレタンプレポリマ
ーを、重亜硫酸塩及び/又は有機系ブロック化剤により
ブロック化してなる、ウレタンプレポリマーブロック化
物を、必須成分として含有するものである。
子当りの遊離イソシアネート基の個数、即ち、前記ウレ
タンプレポリマーの平均官能基数は、好ましくは、1〜
2.3、より好ましくは、1〜2.0である。
は、前記ウレタン樹脂系耐久制電吸水剤で繊維材を処理
して、該繊維材に耐久制電吸水性を付与するものであ
る。
ル、ポリアミド、ポリアクリロニトリル、ビニロン、ポ
リプロピレン、ポリエチレン、スパンデックスなどの合
成繊維、木綿、麻、絹、羊毛などの天然繊維、レーヨ
ン、アセテートなどの再生繊維などの繊維、並びに、こ
れらの混紡、交織、交編、交配によって得られる布帛、
編物、糸、綿、不織布などの繊維製素材及び繊維製品を
含むものである。
は、特殊な加工機での使用に限定されることなく、一般
的な加工機で容易に加工することができる。そして、こ
れを用いて繊維材等を処理することにより、繊維材等に
耐久性のある制電性と吸水性を付与し、さらに、還元洗
浄工程及び/又はソーピング工程を経ることにより、染
色堅牢度に優れた仕上りにすることができる。
ク化物の製造については、以下に述べる方法が挙げられ
る。
活性水素基を有する化合物と有機ポリイソシアネートを
任意の割合にて反応させ、EO含有量50重量%以上で
0.5〜4.0重量%の遊離イソシアネート基を含有す
るウレタンプレポリマーとし、熱解離するブロック化剤
でブロック化する方法。
物は、1分子あたりのEO含有量が0〜100重量%の
間で使用可能である。プレポリマー成分として同時に複
数のEO含有量の異なる活性水素基を有する化合物を使
用してもよい。但し、ウレタンプレポリマーになったと
きに、ウレタンプレポリマーのEO含有量として50重
量%以上になるように設計することを必須とする。
活性水素基数が異なるものを同時に複数使用してもよ
い。
のものが挙げられる。
は、アルキルアルコールにアルキレンオキサイド(例え
ば、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチ
レンオキサイド)を付加重合した化合物が挙げられる。
ここで、アルキルアルコールとしては、メタノール、エ
タノール、プロパノール、ブタノール等が挙げられる。
しては、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオ
ール、ポリエステルポリエーテルポリオールが挙げられ
る。
は、2個以上の活性水素基含有化合物に上記のようなア
ルキレンオキサイドを付加重合させた化合物が挙げられ
る。
ては、多価アルコール、アミン類が挙げられ、多価アル
コールとしては、エチレングリコール、プロピレングリ
コール、ブタンジオール、ヘキサンジオール、オクタン
ジオールまたはデカンジオール等のジオール類、グリセ
リン、ヘキサントリオール、トリメチロールエタン、ト
リメチロールプロパン等のトリオール類、エリスリトー
ル、ペンタエリスリトール、ソルビトールまたはショ糖
等のポリオール類が挙げられる。
ン、トリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミ
ンまたはトリブタノールアミン等のアルカノールアミン
類、N−メチルアミン、アンモニア、エチレンジアミ
ン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン等
のポリアルキレンポリアミン類、ジアミノジフェニルメ
タン、フェニレンジアミン、キシレンジアミン、ピペラ
ジン等が挙げられる。
性脂肪酸またはそれらの無水物と、前記多価アルコール
類、前記ポリエーテルポリオール等の重縮合物が挙げら
れる。
トリレンジイソシアネート(TDI)、ジフェニルメタ
ンジイソシアネート(p−MDI)、ポリフェニルポリ
メチルポリイソシアネートで代表される液状MDI、粗
MDI、ヘキサメチレンジイソシアネート(HMD
I)、キシリレンジイソシアネート(XDI)、テトラ
メチルキシリレンジイソシアネート(TMXDI)、水
素添加ジフェニルメタンジイソシアネート(12H−MD
I)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)等が挙
げられるが、無黄変性を考慮する場合には、ヘキサメチ
レンジイソシアネート(HMDI)等の脂肪族イソシア
ネート、水素添加ジフェニルメタンジイソシアネート(
12H−MDI)、イソホロンジイソシアネート(IPD
I)等の脂環式イソシアネート、キシリレンジイソシア
ネート(XDI)、テトラメチルキシリレンジイソシア
ネート(TMXDI)等の芳脂環族イソシアネートが好
ましい。
0,000で1個以上の活性水素基を有する化合物をポ
リオール成分とし、これと有機ポリイソシアネートを反
応させて、EO含有量50重量%以上で、0.5〜4.
0重量%の遊離イソシアネート基を含有するウレタンプ
レポリマーを得る。
合物は、前記のごとく、ウレタンプレポリマーのEO含
有量が50重量%以上となるよう任意に選択されるもの
であり、さらに、ポリオール成分と有機ポリイソシアネ
ートのモル比(活性水素基/NCO基のモル比)も、ウ
レタンプレポリマーの遊離イソシアネート基の数が1分
子当り1〜2.5、好ましくは1〜2.3、より好まし
くは1〜2.0となるよう任意に選択されるものであ
る。
ネートの反応温度及び時間は、30〜130℃で、30
分〜50時間である。
溶剤系で可能であるが、ウレタンプレポリマーの粘度に
よっては、イソシアネートと不活性な、かつ、ウレタン
プレポリマーを溶解し得る溶剤を用いてもよい。これら
には、ジオキサン、メチルエチルケトン、ジメチルホル
ムアミド、テトラヒドロフラン、N−メチル−2−ピロ
リドン、トルエン、プロピレングリコールモノメチルエ
ーテルアセテート等が挙げられる。
ンプレポリマーをブロック化する方法を以下に説明す
る。ブロック化剤としては、常温以上、かつ、100℃
以下でウレタンプレポリマーと反応し、ブロック化でき
るもので、遊離イソシアネート基をブロックすることが
できる。このようなものとして、有機系ブロック化剤と
しては、2〜3級アルコール類、活性メチレン化合物、
フェノール類、オキシム類、ラクタム類、イミダゾール
類が挙げられる。また、このようなブロック化剤として
重亜硫酸塩には、重亜硫酸ナトリウム、重亜硫酸カリウ
ムなどが挙げられる。この重亜硫酸塩によるブロックで
は、適当な濃度に重亜硫酸塩を水に溶解して実施する公
知の方法を用いる。
リマーブロック化物は、安定な水溶性の熱反応性ウレタ
ン組成物であり、100〜180℃に加熱処理すること
によりブロック化剤が解離してイソシアネート基が再生
し、引き続いてイソシアネート基が反応して高分子化す
る。
必須成分として含有するウレタン樹脂系耐久制電吸水剤
を用いて繊維材に耐久制電吸水性を付与するには、浸
漬、浸透、スプレー、コーティングなど公知の方法によ
って、繊維材に前記耐久制電吸水剤を付与し、しかる後
に加熱処理を施す。さらに、公知の還元洗浄及び/又は
ソーピングを施して、染色堅牢度に優れた耐久制電吸水
性繊維材を得る。
促進させるために、本ウレタン樹脂系耐久制電吸水剤に
は、繊維材への処理前に、適宜に触媒を加えてもよい。
は、熱反応性のウレタンプレポリマーブロック化物が、
加熱により高分子化することによって、繊維材などの各
種素材に耐久性を付与する。特にポリエステル製の繊維
材に効果的である。
量を50%重量以上とすることにより、制電性と吸水性
を付与する。
物の平均官能基数を1〜2.5と一般のウレタンプレポ
リマーブロック化物より低くすることで、樹脂に対する
分散染料の透過力を高くできる。このため、還元洗浄段
階で過剰の分散染料は洗い流される。よって、加工上が
りの繊維材は、樹脂をつけない、即ち未加工の繊維材と
同程度の染色堅牢度を示すことができる。また、官能基
数が低いため、風合いもソフトになる。
の官能基数と付着量の調節によって、染色堅牢度と耐久
制電吸水性を両立させることができる。
い範囲で、通常使用される樹脂類、例えば尿素系樹脂、
メラミン系樹脂、グリオキザール系樹脂、エポキシ系樹
脂、フェノール樹脂、シリコン樹脂、フッ素系樹脂、ビ
ニル系樹脂、ポリウレタン樹脂等、さらに、各種カチオ
ン系、アニオン系、非イオン系、両性イオン系等の一次
静電防止剤や界面活性剤、ポリビニルアルコール(PV
A)、カルボキシメチルセルロース(CMC)、ポリア
ルキレングリコール等の水溶性高分子を併用することが
できる。
する。なお、例中の部及び%はそれぞれ重量部及び重量
%を示す。
(分子量2,500)300部にヘキサメチレンジイソ
シアネート20部を添加し、100℃で2時間反応を行
い、遊離イソシアネート基1.6%を有するウレタンプ
レポリマー(EO=94%、平均官能基数(1分子当り
の有機イソシアネート基数をいう、以下同じ。)1)を
得た。次に、30%重亜硫酸ナトリウム水溶液47部を
添加し、45℃で60分間撹拌を行った後、水700部
で希釈し、樹脂分30%の透明粘稠なアニオン性ブロッ
ク化イソシアネート水溶液を調製した。
(分子量2,500)62.5部とエチレンオキサイド
重付加物(分子量2,000)200部にヘキサメチレ
ンジイソシアネート38部を添加し、100℃で2時間
反応を行い、遊離イソシアネート基3.2%を有するウ
レタンプレポリマー(EO=87%、平均官能基数1.
8)を得た。次に、30%重亜硫酸ナトリウム水溶液8
7部を添加し、45℃で60分間撹拌を行った後、水6
16部で希釈し、樹脂分30%の透明粘稠なアニオン性
ブロック化イソシアネート水溶液を調製した。
(分子量2,500)62.5部とエチレンオキサイ
ド、プロピレンオキサイド[EO/PO=50/50]
重付加物(分子量2,000)200部にヘキサメチレ
ンジイソシアネート38部を添加し、100℃で2時間
反応を行い、遊離イソシアネート基3.2%を有するウ
レタンプレポリマー(EO=54%、平均官能基数1.
8)を得た。次に、30%重亜硫酸ナトリウム水溶液8
7部を添加し、45℃で60分間撹拌を行った後、水6
16部で希釈し、樹脂分30%の透明粘稠なアニオン性
ブロック化イソシアネート水溶液を調製した。
0部にヘキサメチレンジイソシアネート42部を添加
し、100℃で2時間反応を行い、遊離イソシアネート
基3.6%を有するウレタンプレポリマー(EO=86
%、平均官能基数2)を得た。次に、30%重亜硫酸ナ
トリウム水溶液95部を添加し、45℃で60分間撹拌
を行った後、水586部で希釈し、樹脂分30%の透明
粘稠なアニオン性ブロック化イソシアネート水溶液を調
製した。
0部にヘキサメチレンジイソシアネート42部を添加
し、100℃で2時間反応を行い、遊離イソシアネート
基3.6%を有するウレタンプレポリマー(EO=86
%、平均官能基数2)を得た。次に、メチルエチルケト
オキシム24部を添加して60℃で1時間反応し、ウレ
タンプレポリマー中の遊離イソシアネート基が0%にな
ったことを確認した後、水657部を添加して樹脂分3
0%の透明なブロック化イソシアネート水溶液を調製し
た。
ンオキサイド[EO/PO=80/20]重付加物(分
子量8,000)130部とエチレンオキサイド重付加
物(分子量2,000)70部にヘキサメチレンジイソ
シアネート20部を添加し、100℃で2時間反応を行
い、遊離イソシアネート基2.3%を有するウレタンプ
レポリマー(EO=79%、平均官能基数2.3)を得
た。次に、30%重亜硫酸ナトリウム水溶液42部を添
加し、45℃で60分間撹拌を行った後、水471部で
希釈し、樹脂分30%の透明粘稠なアニオン性ブロック
化イソシアネート水溶液を調製した。
ンオキサイド[EO/PO=80/20]重付加物(分
子量8,000)400部とエチレンオキサイド重付加
物(分子量2,000)100部にヘキサメチレンジイ
ソシアネート42部を添加し、100℃で2時間反応を
行い、遊離イソシアネート基1.9%を有するウレタン
プレポリマー(EO=78%、平均官能基数2.5)を
得た。次に、30%重亜硫酸ナトリウム水溶液93部を
添加し、45℃で60分間撹拌を行った後、水1,17
0部で希釈し、樹脂分30%の透明粘稠なアニオン性ブ
ロック化イソシアネート水溶液を調製した。
ンオキサイド[EO/PO=80/20]重付加物(分
子量8,000)220部とプロピレンオキサイド重付
加物(分子量2,000)180部にヘキサメチレンジ
イソシアネート44部を添加し、100℃で2時間反応
を行い、遊離イソシアネート基2.5%を有するウレタ
ンプレポリマー(EO=40%、平均官能基数2.2)
を得た。次に、30%重亜硫酸ナトリウム水溶液25部
を添加し、45℃で60分間撹拌を行った後、水1,0
11部で希釈し、樹脂分30%の透明粘稠なアニオン性
ブロック化イソシアネート水溶液を調製した。
ンオキサイド[EO/PO=80/20]重付加物(分
子量8,000)500部とエチレンオキサイド重付加
物(分子量2,000)53.6部にヘキサメチレンジ
イソシアネート40.5部を添加し、100℃で2時間
反応を行い、遊離イソシアネート基1.7%を有するウ
レタンプレポリマー(EO=76%、平均官能基数2.
7)を得た。次に、30%重亜硫酸ナトリウム水溶液9
2部を添加し、45℃で60分間撹拌を行った後、水
1,290部で希釈し、樹脂分30%の透明粘稠なアニ
オン性ブロック化イソシアネート水溶液を調製した。
ンオキサイド[EO/PO=80/20]重付加物(分
子量8,000)300部にヘキサメチレンジイソシア
ネート19部を添加し、100℃で2時間反応を行い、
遊離イソシアネート基1.5%を有するウレタンプレポ
リマー(EO=75%、平均官能基数3)を得た。次
に、30%重亜硫酸ナトリウム水溶液44部を添加し、
45℃で60分間撹拌を行った後、水700部で希釈
し、樹脂分30%の透明粘稠なアニオン性ブロック化イ
ソシアネート水溶液を調製した。
にエラストロンキャタリスト64[有機錫系触媒、第一
工業製薬(株)製]を0.2部、1%重曹水溶液2部を
混合した樹脂加工液に、ポリエステルパレス(分散染料
による染色布;茶色)を浸漬し、搾液(絞り率70%)
し、120℃で2分間熱風乾燥した後、さらに、170
℃で1分間熱処理を施した。続いて、還元洗浄(ハイド
ロサルファイト0.2部、水酸化ナトリウム0.2部、
トライポールTK[エステル系非イオン活性剤、第一工
業製薬(株)製]0.1部の80℃水溶液にて5分洗
浄)後、60℃で5分の湯洗、1分の水洗し、最後に1
60℃1分で熱風乾燥した。
牢度を比較した。結果を表1に示す。
いて、実施例1〜7と同様にして行なった。結果を表2
に示す。なお、比較例4として、前記ポリエステルパレ
スを水に浸漬して乾燥したものについても評価した。
のウレタン樹脂系耐久制電吸水剤は、耐久制電吸水性に
優れ、さらに従来よりウレタン樹脂系耐久制電剤が課題
としてきた染色堅牢度に対しても優れた効果があること
がわかる。また、一般的な加工機で容易に加工すること
ができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 エチレンオキサイドを50重量%以上含
有し、遊離イソシアネート基を1分子当り1〜2.5個
有するウレタンプレポリマーを、重亜硫酸塩及び/又は
有機系ブロック化剤によりブロック化してなる、ウレタ
ンプレポリマーブロック化物を、必須成分として含有す
るウレタン樹脂系耐久制電吸水剤で、分散染料により染
色された繊維材を処理した後、還元洗浄及び/又はソー
ピングを施すことにより、該繊維材に染色堅牢度に優れ
た耐久制電吸水性を付与することを特徴とする耐久制電
吸水性繊維材の製造方法。 - 【請求項2】 前記ウレタンプレポリマーが、遊離イソ
シアネート基を1分子当り1〜2.3個有することを特
徴とする請求項1記載の製造方法。 - 【請求項3】 前記ウレタンプレポリマーが、遊離イソ
シアネート基を1分子当り1〜2.0個有することを特
徴とする請求項1記載の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7235520A JP3002768B2 (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | 耐久制電吸水性繊維材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP7235520A JP3002768B2 (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | 耐久制電吸水性繊維材の製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH0978458A JPH0978458A (ja) | 1997-03-25 |
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ID=16987201
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CN114351452B (zh) * | 2021-12-27 | 2024-01-30 | 太仓市隆纺油剂有限公司 | 一种可降解低残油率涤纶低弹丝油剂及其制备方法 |
-
1995
- 1995-09-13 JP JP7235520A patent/JP3002768B2/ja not_active Expired - Fee Related
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