JPH0262627B2 - - Google Patents

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JPH0262627B2
JPH0262627B2 JP29809485A JP29809485A JPH0262627B2 JP H0262627 B2 JPH0262627 B2 JP H0262627B2 JP 29809485 A JP29809485 A JP 29809485A JP 29809485 A JP29809485 A JP 29809485A JP H0262627 B2 JPH0262627 B2 JP H0262627B2
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JP
Japan
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polyurethane resin
parts
quaternary nitrogen
polyol
polyols
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JP29809485A
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JPS62156361A (ja
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Toshio Sainai
Ryuichi Ito
Hiroshi Hasegawa
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Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
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  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は繊維のピリング防止剤に関する。 〔従来の技術〕 繊維のピリングを防止する方法としては、後加
工で接着性の良い仕上剤(例えばアクリル酸エス
テル系エマルシヨン)で処理し、ピルの発生を抑
える方法がある。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしこの方法では、風合が粗硬になり、また
ピリング防止効果も不充分である。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは後加工の方法で風合いが粗硬にな
らずにピルの発生を防止する繊維のピリング防止
剤を得るべく鋭意検討した結果本発明に到達し
た。 すなわち本発明は、樹脂中に第4級アンモニウ
ム基を有し、第4級窒素原子の含量が樹脂中の
0.3〜3重量%である皮膜形成性ポリウレタン樹
脂水分散液ないし水溶液からなり、その樹脂皮膜
の100%モジユラスが3〜40Kg/cm2であることを特
徴とする繊維のピリング防止剤である。 本発明における第4級アンモニウム基を有する
皮膜形成性ポリウレタン樹脂水分散液ないし水溶
液において、該ポリウレタン樹脂としては、4級
窒素含有NCO末端ウレタンプレポリマーを鎖伸
長剤により鎖伸長した樹脂、ならびに有機ポリイ
ソシアネート、4級窒素含有ポリオール、および
必要により高分子ポリオールおよび/または鎖伸
長剤からの樹脂があげられる。これらのうち、好
ましくは前者である。 4級窒素含有NCO末端ウレタンプレポリマー
としては、有機ポリイソシアネートおよび3級窒
素含有ポリオールを含むポリオールからのNCO
末端ウレタンプレポリマーの4級化物、ならびに
有機ポリイソシアネートおよび4級窒素含有ポリ
オールを含むポリオールからのNCO末端ウレタ
ンプレポリマーがあげられる。 上記において3級窒素含有ポリオールとして
は、N,N−ジアルキルモノアルカノールアミン
(N,N−ジメチルエタノールアミン、N,N−
ジエチルエタノールアミンなど)、N−アルキル
ジアルカノールアミン(N−メチルジエタノール
アミン、N−ブチルジエタノールアミンなど)、
トリアルカノールアミン(トリエタノールアミ
ン、トリプロパノールアミンなど)またはそれら
の炭素数2〜4のアルキレンオキシド(エチレン
オキシド、プロピレンオキシドなど)付加物など
があげられる。これらのうち、好ましいものはN
−アルキルジアルカノールアミンである。 4級窒素含有ポリオールとしては第3級窒素含
有ポリオールの4級化物またはそれらの炭素数2
〜4のアルキレンオキシド(エチレンオキシド、
プロピレンオキシドなど)付加物があげられる。 上記NCO末端ウレタンプレポリマーの4級化
物および4級窒素含有ポリオールを得るために用
いられる4級化剤としてはジアルキル硫酸(ジメ
チル硫酸、ジエチル硫酸など)、アラルキルハラ
イド(ベンジルクロリド、ベンジルブロマイドな
ど)、アルキルハライド(メチルクロライド、メ
チルヨーダイド、エチルクロライドなど)があげ
られる。 上記3級窒素含有ポリオールを含むポリオール
または4級窒素含有ポリオールを含むポリオール
において、他のポリオールとしては高分子ポリオ
ールがあげられる。 高分子ポリオールとしてはポリエーテルポリオ
ール、ポリエステルポリオールなどがあげられ
る。 ポリエーテルポリオールとしては低分子ポリオ
ール(エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、1.4−ブタンジオール、グリセリン、トリメ
チロールプロパン、ヘキサントリオール、ソルビ
トール、シユークローズなど)、またはアミン類
(アルカノールアミン、脂肪族ポリアミンなど)
のアルキレンオキシド(炭素数2〜4のアルキレ
ンオキシドたとえばエチレンオキシド、プロピレ
ンオキシド、ブチレンオキシド)付加物およびア
ルキレンオキシドの開環重合物たとえばポリエチ
レングリコール、ポリプロピレングリコール、ポ
リテトラメチレンエーテルグリコール、ポリエチ
レン−プロピレン(ブロツクまたはランダム)グ
リコールおよびそれらの二種以上の混合物があげ
られる。 ポリエステルポリオールとしてはポリカルボン
酸(脂肪族ポリカルボン酸たとえばアジピン酸、
マレイン酸、二量化リノール酸;芳香族ポリカル
ボン酸たとえばフタル酸)と低分子ポリオール
(エチレングリコール、プロピレングリコール、
1.4−ブタンジオール、グリセリン、トリメチロ
ールプロパンなど)またはポリエーテルポリオー
ルとの末端ヒドロキシル基含有縮合ポリエステル
ポリオール、ポリラクトンポリオールたとえば開
始剤〔グリコール(エチレングリコールなど)、
トリオーオールなど〕をベースとしてこれに(置
換)カプロラクトン(ε−カプロラクトン、α−
メチル−ε−カプロラクトン、ε−メチル−ε−
カプロラクトンなど)を触媒(有機金属化合物、
金属キレート化合物、脂肪酸アシル化物など)の
存在下に付加重合させたポリカプロラクトンポリ
オールがあげられる。 高分子ポリオールの分子量は通常500〜10000、
好ましくは1000〜4000である。 好ましい高分子ポリオールはポリエーテルポリ
オールであり、特に好ましいものはポリプロピレ
ングリコールおよびポリエチレン−プロピレン
(ブロツクまたはランダム)グリコールである。 有機ポリイソシアネートとしては脂肪族ポリイ
ソシアネート(テトラメチレンジイソシアネー
ト、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)
など)、脂環式ポリイソシアネート(イソホロン
ジイソシアネート(IPDI)、4.4′−ジシクロヘキ
シルメタンジイソシアネート(HMDI)など)、
芳香族ポリイソシアネート(トリレンジイソシア
ネート(TDI)、4.4′−ジフエニルメタンジイソシ
アネート(MDI)、クルードMDI、変性MDIな
ど)、上記ポリイソシアネートの多量体〔TDIの
多量体(たとえば二量体、三量体)など〕などお
よびこれらの二種以上の混合物があげられる。こ
れらのなかで好ましいものは脂肪族ポリイソシア
ネートおよび脂環式ポリイソシアネートであり、
特に好ましいものはIPDI、HDIおよびHMDIで
ある。 鎖伸長剤としては水、低分子グリコール(エチ
レングリコール、ジ−、トリ−、テトラ−エチレ
ングリコール、プロピレングリコール、ジブロピ
レングリコール、ブタンジオール、1,3−及び
1,4−ジネオペンチルグリコール、アルカノー
ルアミン(エタノールアミン、プロパノールアミ
ン、ジエタノールアミン、ジプロパノールアミン
など)、脂肪族ポリアミン(エチレンジアミン、
ヘキサメチレンジアミンなど)、芳香族ポリアミ
ン(ジアミノジフエニルメタンなど)、ヒドラジ
ン、ピペラジンなどのイソシアネート基と反応性
の水素原子を2個以上有し分子量300以下の化合
物があげられる。 4級窒素含有NCO末端ウレタンプレポリマー
において、イソシアネート基の活性水素含有基
(OHなど)に対する当量比は通常1.05〜3、好ま
しくは1.2〜2.0である。当量比が1.05未満のとき
はプレポリマーの分子量が大きくなりすぎて乳化
不能となり、3を越えるとポリウレタン樹脂皮膜
が硬くなりすぎる。 3級窒素含有ポリオールまたは4級窒素含有ポ
リオールの量は、樹脂中の第4級アンモニウム基
を形成する窒素原子の含量が0.3〜3重量%、好
ましくは0.5〜1重量%になる量である。4級窒
素の含量が0.3重量%より少ないと安定なポリウ
レタン樹脂水分散液が作成できないし、3重量%
より多いと、繊維に処理した後の耐久性が不十分
となる。 高分子ポリオールと鎖伸長剤の当量比は通常
1:0〜5、好ましくは1:0.1〜1である。 ポリウレタン樹脂水分散液ないし水溶液は(1)有
機ポリイソシアネートおよび3級窒素含有ポリオ
ールを含むポリオールを使用してNCO末端プレ
ポリマーを得、4級化後、末端NCOを水で反応
させながら乳化、希釈することにより分散液ない
し水溶液を得る方法、(2)有機ポリイソシアネート
および4級窒素含有ポリオールを含むポリオール
を使用してNCO末端プレポリマーを得、末端
NCOを水で反応させながら乳化、希釈すること
により分散液ないし水溶液を得る方法および(3)有
機ポリイソシアネートおよび4級窒素含有ポリオ
ールを含むポリオールおよび必要により鎖伸長剤
からウレタン樹脂を得、これを水で乳化、希釈す
ることにより分散液ないし水溶液を得る方法など
により製造することができる。 上記製造においては必要により溶剤を使用する
ことができる。この溶剤としては水溶性溶剤(ア
セトンなどのケトン、ジオキサンなどのエーテ
ル、ジメチルホルムアミドなどのアミドなど)、
非水溶性溶剤(トルエン、キシレン、ベンゼンな
どの芳香族炭化水素、テトラリンなど)が使用で
きる。 又、水で乳化、希釈する前に乳化補助剤として
の非イオン界面活性剤(高級アルコール類のオキ
シアルキル化物、アルキルフエノール類のオキシ
アルキル化物、高級脂肪酸類のオキシアルキル化
物)、紫外線吸収剤(ベンゾトリアゾール類、ヒ
ンダードアミン類など)、抗酸化剤(ヒンダード
フエノール類など)などを添加してもよい。 得られた皮膜形成性ポリウレタン樹脂水分散液
ないし水溶液の樹脂皮膜の100%モジユラスは3
〜40Kg/cm2であることが必要であり、好ましくは
8〜25Kg/cm2である。樹脂皮膜の100%モジユラ
スが3Kg/cm2より小さいと抗ピル性が不十分であ
り、40Kg/cm2より大きいと繊維に処理した時抗ピ
ル性が不十分でありまた風合いも粗硬になる。 水分散液ないし水溶液の濃度は固形分換算で通
常10〜50重量%、好ましくは20〜40重量%であ
る。 本発明の防止剤の対象である繊維としては、木
綿、麻、羊毛、絹等の天然繊維、レーヨン、アセ
テート等の半合成繊維、ポリアクリロニトリル、
ポリエステル、ポリアミド、ポリオレフイン等の
合成繊維および上記繊維を混合した混合繊維があ
げられる。 本発明の防止剤を適用する繊維製品としては
糸、編織物、不織物、縫製した製品などがあげら
れる。 本発明の防止剤量は樹脂固形分として繊維重量
の通常1.1〜5%、好ましくは1.3〜3%である。 本発明の防止剤を繊維製品に付与する方法とし
ては通常、浸漬法、パデイング法、スプレー法が
用いられる。すなわち本発明の防止剤が溶解され
た処理液中に繊維製品を浸漬、あるいはパデイン
グして付着させる。あるいはスプレーして繊維製
品に付着させる。 本発明の防止剤を浸漬法あるいはパデイング法
で付与した後通常の条件で乾燥される。ウオシユ
ウエア(WW)、柔軟、平滑、硬仕上げ、吸水、
撥水、帯電防止等の仕上げ加工剤は通常は本発明
の防止剤と同時に、処理されるが別浴で処理して
もよい。 〔実施例〕 以下実施例および試験例により本発明をさらに
説明するが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。実施例および試験例中の部は重量部であ
る。 実施例 1 平均分子量2000のポリプロピレングリコール
225部、N−メチルジエタノールアミン15部、お
よびイソホロンジイソシアネート60部を窒素雰囲
気化、120〜125℃にて4時間反応させ、アセトン
200部で希釈した。ジメチル硫酸15部を加え、45
〜55℃で4級化を行つた。乳化補助剤として炭素
数16〜18の1価アルコールエチレンオキサイド24
モル付加物(非イオン界面活性剤)7部を加えた
後45〜55℃で湯(〜50℃〜)688部を加え乳化希
釈した。窒素液相通気下常圧でアセトンをトツピ
ングして、蒸発残査を水で調整し30%固形分の白
色エマルシヨンの本発明の防止剤を得た。 本発明の防止剤をガラス板上に流し室温下5日
間放置して厚さ〜0.2mm〜のフイルムを作成した。
このフイルムを1日デシケーター中に保存した
後、20℃で100%モジユラスを測定した結果18Kg/
cm2であつた。 実施例 2 平均分子量3000のポリプロピレングリコール
225部、N−メチルジエタノールアミン14部、お
よび4.4′−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネ
ート60部を窒素雰囲気下、120〜125℃にて4時間
反応させ、アセトン200部で希釈した。ジメチル
硫酸14部を加え、45〜55℃で4級化を行つた。乳
化補助剤としてノニルフエノールエチレンオキサ
イド40モル付加物(非イオン界面活性剤)7部を
加えた後45〜55℃で湯(〜50℃〜)700部を加え
乳化希釈した。窒素液相通気下常圧でアセトンを
トツピングして、蒸発残査を水で調整して固形分
30%の白色エマルシヨンの本発明の防止剤を得
た。 本発明の防止剤をガラス板上に流し、室温下5
日間放置し厚さ〜0.2mm〜のフイルムを作成した。
このフイルムを1日デシケータ中に保存した後20
℃で100%モジユラスを測定した結果11Kg/cm2であ
つた。 実施例 3 平均分子量2400のオキシエチレン、オキシプロ
ピレン共重合体(オキシエチレン/オキシプロピ
レン=3/7)270部、N−エチルジエタノールアミ
ン15部、およびヘキサメチレンジイソシアネート
45部を窒素雰囲気下120〜125℃にて4時間反応さ
せ、アセトン200部で希釈した。ジメチル硫酸15
部を加え、45〜55℃で4級化を行つた。45〜55℃
で湯(〜50℃〜)665部を加え乳化希釈した。窒
素液相通気下常圧でアセトンをトツピングして、
蒸発残査を水で調整して固形分30%の白色エマル
シヨンの本発明の防止剤を得た。 本発明の防止剤をガラス板上に流し、室温下5
日間放置し厚さ〜0.2mm〜のフイルムを作成した。
このフイルムを1日デシケータ中に保存した後、
20℃で100%モジユラスを測定した結果13Kg/cm2
あつた。 比較例 1 平均分子量400のポリプロピレングリコール150
部、N−メチルジエタノールアミン15部、および
4.4′−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート
120部を窒素雰囲気下、120〜125℃にて4時間反
応させ、アセトン200部で希釈した。ジメチル硫
酸15部を加え、45〜55℃で4級化を行つた。乳化
補助剤としてノニルフエノールエチレンオキサイ
ド20モル付加物(非イオン界面活性剤)7部を加
えた後45〜55℃で湯(〜50℃〜)680部を加え乳
化希釈した。窒素液相気流下常圧でアセトンをト
ツピングし、蒸発残査を水で調整し、固形分30%
の白色エマルシヨンの比較の防止剤を得た。 この防止剤をガラス板上に流し、室温下5日間
放置し厚さ〜0.2mm〜のフイルムを作成した。こ
のフイルムを1日デシケータ中に保存した後、20
℃で100%モジユラスを測定した結果75Kg/cm2であ
つた。 比較例 2 平均分子量1000のポリプロピレングリコール
190部、およびイソホロンジイソシアネート60部
を窒素雰囲気下120〜125℃にて4時間反応させさ
らにジメチロールプロピオン酸13部を加え、80℃
にて12時間反応させた後アセトン200部で希釈し
た。トリエチルアミン7部を加えた後45〜55℃で
湯(〜50℃〜)600部を加え、乳化希釈した。窒
素液相気流下常圧でアセトンをトツピングし、蒸
発残査を水で調整し、固形分30%の白色エマルシ
ヨンの比較の防止剤を得た。 比較の防止剤をガラス板上に流し、室温下5日
間放置し、厚さ〜0.2mm〜のフイルムを作成した。
このフイルムを1日デシケータ中に保存した後20
℃で100%モジユラスを測定した結果20Kg/cm2であ
つた。 試験例 1 アクリルニツトに処理した場合の効果とその耐
洗濯性 (ピリング性、風合い)を表−1に示す。 処理方法;処理剤の水溶液にアクリルニツトを
浴比1:15で5分間浸漬し、マングルで100%に
絞り、100℃で乾燥した。 洗濯方法;小型洗濯機にて合成洗剤(ニユービ
ーズ)1g/液にて40℃×10分洗濯し、10分間
水洗した場合を洗濯1回とした。 評価方法; ;ピリング性;ICI法にてJISL−1076に準じた
条件で評価した。 風合い;触感にて評価 〇;良好 水通しを標準とした。 ×;粗硬
【表】 試験例 2 ポリエステルニツトに処理した場合の効果とそ
の耐洗濯性 (ピリング性、風合い)を表−2に示す。 処理方法;処理剤の水溶液にポリエステルニツ
トを浴比1:15で5分間浸漬し、マングルで80%
に絞り、100℃にて乾燥後、180゜×30秒間セツト
した。 洗濯方法;評価方法は試験例1に同じ。
〔発明の効果〕
本発明の防止剤は下記の効果を有する。すなわ
ち繊維に処理することにより耐洗濯性のある優れ
た抗ピル効果を付与し、かつ風合いを粗硬にしな
い。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第4級アンモニウム基を有し、第4級窒素原
    子の含量が樹脂中の0.3〜3重量%である皮膜形
    成性ポリウレタン樹脂水分散液ないし水溶液から
    なり、その樹脂皮膜の100%モジユラスが3〜40
    Kg/cm2であることを特徴とする繊維のピリング防
    止剤。 2 ポリウレタン樹脂が4級窒素含有NCO末端
    ウレタンプレポリマーを鎖伸長剤により鎖伸長し
    た樹脂である特許請求の範囲第1項記載の防止
    剤。 3 ポリウレタン樹脂が有機ポリイソシアネー
    ト、4級窒素含有ポリオールからのポリウレタン
    樹脂である特許請求の範囲第1項記載の防止剤。 4 ポリウレタン樹脂が有機ポリイソシアネー
    ト、4級窒素含有ポリオールおよび高分子ポリオ
    ールまたは鎖伸長剤からのポリウレタン樹脂であ
    る特許請求の範囲第1項記載の防止剤。 5 ポリウレタン樹脂が有機ポリイソシアネー
    ト、4級窒素含有ポリオール、高分子ポリオール
    および鎖伸長剤からのポリウレタン樹脂である特
    許請求の範囲第1項記載の防止剤。 6 繊維に対し1.1〜5重量%の付着量で使用さ
    れる特許請求の範囲第1項〜第5項のいずれか一
    項記載の防止剤。
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