JP3002723U - 走行玩具 - Google Patents

走行玩具

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JP3002723U JP1994004535U JP453594U JP3002723U JP 3002723 U JP3002723 U JP 3002723U JP 1994004535 U JP1994004535 U JP 1994004535U JP 453594 U JP453594 U JP 453594U JP 3002723 U JP3002723 U JP 3002723U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モード切換スイッチを切換操作するだけで、
床上およびレール上に対応した適正な走行を行なうこと
のできる走行玩具を提供する。 【構成】 少なくとも左右一対の駆動輪を有するととも
に駆動モータの回転力を前記駆動輪に伝達する伝達機構
を配設して構成された走行ユニットを有する走行玩具に
おいて、前記駆動モータの正回転時に前記各駆動輪を前
進方向に回転駆動させるとともに逆回転時に各駆動輪を
互いに逆方向に回転駆動させるモードと、前記駆動モー
タの正回転時に前記各駆動輪を前進方向に回転駆動させ
るとともに逆回転時に一方の駆動輪のみを後進方向に回
転駆動させるモードとに切換えるモード切換スイッチを
配設したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は走行玩具に係り、特に、通常はレールに沿って走行動作されるととも に、床上でも走行可能とされた走行玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、レールを敷設し、このレール上を走行させる走行玩具が知られ ている。
【0003】 このような従来の走行玩具においては、前記レールに沿って駆動される複数の 駆動輪およびこの駆動輪を回転駆動させるための走行ユニットが内蔵されており 、例えば、ラジオコントロールあるいは走行玩具本体に設けられた動作スイッチ を操作することにより、前記走行ユニットの駆動輪を前進方向あるいは後進方向 に回転駆動させることにより、前記走行玩具を前記レール上において前進、後進 走行させるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前記従来の走行玩具においては、レール上で走行させる場合、前進ま たは後進走行が可能であれば、何ら問題ないが、この走行玩具をレールから外し て床の上で走行させようとする場合に、前後に走行するのみでは、動作が極めて 単調であり、面白みに欠けるという問題を有している。
【0005】 本考案は前記した点に鑑みなされたもので、モード切換スイッチを切換操作す るだけで、床上およびレール上に対応した適正な走行を行なうことのできる走行 玩具を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の考案に係る走行玩具は、少なくとも左右一対の駆動輪を有する とともに駆動モータの回転力を前記駆動輪に伝達する伝達機構を配設して構成さ れた走行ユニットを有する走行玩具において、前記駆動モータの正回転時に前記 各駆動輪を前進方向に回転駆動させるとともに逆回転時に各駆動輪を互いに逆方 向に回転駆動させるモードと、前記駆動モータの正回転時に前記各駆動輪を前進 方向に回転駆動させるとともに逆回転時に一方の駆動輪のみを後進方向に回転駆 動させるモードとに切換えるモード切換スイッチを配設したことを特徴とするも のである。
【0007】 請求項2記載の考案に係る走行玩具は、少なくとも左右一対の駆動輪を有する とともに駆動モータの回転力を前記駆動輪に伝達する伝達機構を配設して構成さ れた走行ユニットを有する走行玩具において、前記駆動モータの正回転時に前記 各駆動輪を前進方向に回転駆動させるとともに逆回転時に各駆動輪を互いに逆方 向に回転駆動させるモードと、前記駆動モータの正回転時に前記各駆動輪を前進 方向に回転駆動させるとともに逆回転時に一方の駆動輪のみを後進方向に回転駆 動させるモードと、前記駆動モータの正逆回転時に前記各駆動輪をそれぞれ前後 進方向に回転駆動させるモードとに切換えるモード切換スイッチを配設したこと を特徴とするものである。
【0008】 請求項3記載の考案に係る走行玩具は、請求項1または2記載の走行玩具にお いて、前記走行ユニットの伝達機構を、前記駆動モータの回転力を一方の駆動輪 に伝達する伝達歯車と、この伝達歯車の回転力により揺動する揺動アームを有し 他方の駆動輪に当該回転力を伝達可能な遊星歯車機構とにより構成したことを特 徴とするものである。
【0009】 請求項4記載の考案に係る走行玩具は、請求項3記載の走行玩具において、前 記モード切換スイッチをスライド自在に配設し、このモード切換スイッチにこの モード切換スイッチのスライド位置に応じて前記揺動アームの揺動位置を制限す るストッパレバーを設けたことを特徴とする請求項3に記載の走行玩具。 少なくとも左右一対の駆動輪を有するとともに駆動モータの回転力を前記駆動輪 に伝達する伝達機構を配設して構成された走行ユニットを有する走行玩具におい て、前記駆動モータの正回転時に前記各駆動輪を前進方向に回転駆動させるとと もに逆回転時に各駆動輪を互いに逆方向に回転駆動させるモードと、前記駆動モ ータの正回転時に前記各駆動輪を前進方向に回転駆動させるとともに逆回転時に 一方の駆動輪のみを後進方向に回転駆動させるモードとに切換えるモード切換ス イッチを配設したことを特徴とするものである。
【0010】 また、請求項2に記載の考案は、前記モード切換スイッチを、前記駆動モータ の正回転時に前記各駆動輪を前進方向に回転駆動させるとともに逆回転時に各駆 動輪を互いに逆方向に回転駆動させるモードと、前記駆動モータの正回転時に前 記各駆動輪を前進方向に回転駆動させるとともに逆回転時に一方の駆動輪のみを 後進方向に回転駆動させるモードと、前記駆動モータの正逆回転時に前記各駆動 輪をそれぞれ前後進方向に回転駆動させるモードとに切換えるようにしたことを 特徴とするものである。
【0011】 さらに、請求項3に記載の考案は、前記走行ユニットの伝達機構を前記駆動モ ータの回転力を一方の駆動輪に伝達歯車およびこの一方の駆動輪からの回転力を 他方の駆動輪に伝達する揺動アームを有する遊星歯車機構により構成したことを 特徴とするものであり、請求項4に記載の考案は、前記モード切換スイッチをス ライド自在に配設し、このモード切換スイッチにこのモード切換スイッチのスラ イド位置に応じて前記揺動アームの揺動位置を制限するストッパレバーを設けた ことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】
本考案に係る走行玩具によれば、モード切換スイッチを所定の位置に切換操作 することにより、走行ユニットの揺動アームの揺動範囲を制限することができ、 これにより、床上の走行モード、レール上の通常走行モードおよびレール上の後 進片輪走行モードを選択して走行玩具を走行させることができ、床上およびレー ル上において所望の走行を行なわせることができる。また、前記床上走行モード においては、駆動モータを正逆回転駆動することにより、前進および回転走行さ せることができるので、床上における走行動作のバリエーションを増大させるこ とができ、さらに、レール上走行モードにおいて、左駆動輪のみにより後進走行 させることができるので、例えば、カーブしているレール上を走行させる場合に 、走行抵抗を低減させることができるものである。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1乃至図6を参照して説明する。
【0014】 図1は本考案に係る走行玩具の一実施例を示したもので、この走行玩具1は、 例えば、新幹線「のぞみ」をモチーフにした形状を有しており、この走行玩具1 の下面側の前部および後部には、図示しないシャーシに保持された走行ユニット 2がそれぞれ配設されている。本実施例においては、これら各走行ユニット2の 内、一方の走行ユニット2のみに駆動力が付与されるものであり、他方の走行ユ ニット2には、駆動力が付与されず単に空転する車輪が設けられるものである。
【0015】 図2は駆動力が付与される走行ユニット2の実施例を示したもので、この走行 ユニット2は、上下面が開放された箱型のケーシング3を有しており、このケー シング3は、左右に2分割可能に形成されている。このケーシング3の内側には 、右駆動輪4および左駆動輪5がその一部がケーシング3の下面から突出するよ うに回転シャフト6を介して回転駆動自在に軸支されており、この右駆動輪4お よび左駆動輪5の互いに対向する面には、それぞれ右駆動歯車7および左駆動歯 車8がそれぞれ同軸状に取付けられている。
【0016】 また、前記ケーシング3の外側には、駆動モータ9がその出力軸10が前記ケ ーシング3の内側に延在するように取付けられており、この出力軸10のケーシ ング3の内側部分先端部には、出力歯車11が固着されている。前記ケーシング 3の一側内面には、前記右駆動歯車7に噛合される伝達歯車12が回転自在に支 持されており、前記ケーシング3の内側には、前記右駆動輪4および左駆動輪5 の間に位置する揺動アーム13が支持シャフト14を介して揺動自在に支持され ている。この揺動アーム13の左駆動輪5側には、前記左駆動輪5の左駆動歯車 8に噛合される駆動伝達歯車15が前記支持シャフト14と同軸状に配設されて おり、前記揺動アーム13の他側には、前記駆動伝達歯車15と一体に回転駆動 される太陽歯車16が配設されている。さらに、前記揺動アーム13の両先端部 には、それぞれ前記太陽歯車16に噛合され前記揺動アーム13の揺動により選 択的に前記伝達歯車12、前記右駆動歯車7にそれぞれ噛合される第1遊星歯車 17、第2遊星歯車18が回転自在に取付けられている。なお、前記伝達歯車1 5は、出力歯車11に常に噛合するクラウン歯車15aと、このクラウン歯車1 5aと一体で左駆動歯車8に常に噛合する平歯車15bとから構成されている。
【0017】 また、前記ケーシング3の下面側には、モード切換スイッチ19が配設されて おり、このモード切換スイッチ19には、走行玩具1の下面シャーシに形成され た操作用開口20から外部に突出される操作用突起21が一体に固着されている 。また、前記モード切換スイッチ19の一端部には、先端部が前記揺動アーム1 3より回転シャフト6寄りに延在するストッパレバー22が一体に固着されてお り、このストッパレバー22の先端部には、前記揺動アーム13の下端部分に当 接して揺動アーム13の揺動を制限するストッパ爪23が突設されている。さら に、前記モード切換スイッチ19の一側部には、係合突起24が形成されており 、この係合突起24に対応する位置には、前記係合突起24が係合される複数( 本実施例においては、3つ)の係合凹部25が形成された係合板26が配設され ている。
【0018】 そして、本実施例においては、前記操作用突起21を操作して前記モード切換 スイッチ19をスライド動作させることにより、前記モード切換スイッチ19の 係合突起24を係合板の最も揺動アーム13寄りに形成された係合凹部25に係 合させると、前記ストッパレバー22のストッパ爪23が最も回転シャフト6寄 りに位置することになり、前記揺動アーム13は、自由に揺動できる状態となる 。また、前記モード切換スイッチ19の係合突起24を係合板の中間位置の係合 凹部25に係合させると、前記ストッパレバー22のストッパ爪23がわずかに 揺動アーム13寄りに位置することになり、前記揺動アーム13をその第2遊星 歯車18が右駆動歯車7に噛合しないように揺動を制限する状態となり、さらに 、また、前記モード切換スイッチ19の係合突起24を係合板の最も揺動アーム 13から離れた位置の係合凹部25に係合させると、前記ストッパレバー22の ストッパ爪23が最も揺動アーム13寄りに位置することになり、前記揺動アー ム13を第1遊星歯車17が伝達歯車12に常に噛合するように揺動を制限する 状態となる。
【0019】 次に、本実施例の作用について図3乃至図5を参照して説明する。
【0020】 まず、本実施例において走行玩具1を図示しないレールから外して床上で動作 させる場合は、図3に示すように、前記操作用突起21を操作して前記モード切 換スイッチ19をスライド動作させることにより、前記モード切換スイッチ19 の係合突起24を係合板の最も揺動アーム13寄りに形成された係合凹部25に 係合させ(図3において「1」の位置)、前記揺動アーム13が自由に揺動でき る状態にしておく。
【0021】 そして、前記駆動モータ9を正方向に回転駆動させることにより、駆動伝達歯 車15が、図3において時計方向に回転駆動され、これにより、左駆動輪5が左 駆動歯車8を介して前進方向に回転駆動される。さらに、この駆動伝達歯車15 の回転力が太陽歯車16に伝達され、この回転力により、揺動アーム13が図3 において時計方向に揺動して第1遊星歯車17が伝達歯車12に噛合され、右駆 動歯車7を介して右駆動輪4が左駆動輪5と同様に前進方向に回転駆動される。 これにより、前記走行玩具1は、直線的に前進動作される。
【0022】 また、前記走行玩具1を回転動作させる場合は、前記駆動モータ9を逆方向に 回転駆動させることにより、駆動伝達歯車15が、図3において反時計方向に回 転駆動され、これにより、左駆動輪5が左駆動歯車8を介して後進方向に回転駆 動される。さらに、この駆動伝達歯車15の回転力が太陽歯車16に伝達され、 この回転力により、揺動アーム13が図3において反時計方向に揺動して第2遊 星歯車18が右駆動歯車7に噛合され、右駆動歯車7を介して右駆動輪4が左駆 動輪5と逆に前進方向に回転駆動される。これにより、前記走行玩具1は、左方 向に回転動作される。
【0023】 このように本実施例においては、前記走行玩具1をレールから外して床等で動 作させる場合に、前記駆動モータ9の回転方向を正逆切換えることにより、直線 動作および回転動作とを切換えて動作させることができる。
【0024】 また、前記走行玩具1を所定のレールに沿わせて動作させる場合は、図4に示 すように、前記操作用突起21を操作して前記モード切換スイッチ19の係合突 起24を係合板の最も揺動アーム13から離れた位置に形成された係合凹部25 に係合させることにより(図4において「3」の位置)、ストッパレバー22の ストッパ爪23を揺動アーム13に当接させて前記揺動アーム13の第1遊星歯 車17が伝達歯車12に常に噛合する状態にしておく。
【0025】 この状態で、前記駆動モータ9を正方向に回転駆動させることにより、駆動伝 達歯車15および左駆動歯車8を介して左駆動輪5が前進方向に回転駆動され、 また、駆動伝達歯車15の回転力が太陽歯車16および第1遊星歯車17を介し て伝達歯車12に伝達され、これにより、前記右駆動輪4が左駆動輪5と同様に 前進方向に回転駆動され、前記走行玩具1が前進動作される。
【0026】 一方、前記駆動モータ9を逆方向に回転駆動させることにより、駆動伝達歯車 15および左駆動歯車8を介して左駆動輪5が後進方向に回転駆動され、また、 駆動伝達歯車15の回転力が太陽歯車16および第1遊星歯車17を介して伝達 歯車12に伝達され、これにより、前記右駆動輪4が左駆動輪5と同様に後進方 向に回転駆動され、前記走行玩具1が後進動作される。
【0027】 さらに、前記走行玩具1を所定のレールに沿わせて動作させる場合において、 後進走行のみ一方の駆動輪を動作させる場合は、図5に示すように、前記操作用 突起21を操作して前記モード切換スイッチ19の係合突起24を中間に形成さ れた係合凹部25に係合させることにより(図5において「2」の位置)、前記 揺動アーム13をその第2遊星歯車18が伝達歯車12に噛合しないように揺動 を制限する状態にしておく。
【0028】 この状態で、前進走行を行なう場合は、前記図3に示す場合と同様に、前記駆 動モータ9を正方向に回転駆動させて左駆動輪5および右駆動輪4をそれぞれ前 進方向に動作させる。
【0029】 また、後進走行を行なう場合は、前記駆動モータ9を逆方向に回転駆動させる ことにより、駆動伝達歯車15および左駆動歯車8を介して左駆動輪5が後進方 向に回転駆動される。一方、駆動伝達歯車15の回転力により、前記揺動アーム 13が反時計方向に揺動しようとするが、ストッパレバー22のストッパ爪23 により前記揺動アーム13の揺動が制限されているので、揺動アーム13の第2 遊星歯車18が右駆動歯車7に噛合されず、これにより、太陽歯車16の回転力 は右駆動輪4には伝達されないことになる。そのため、この場合における走行玩 具1は、左駆動輪5のみにより後進走行され、このように一方の駆動輪5のみに より走行させることにより、例えば、カーブしているレール上を走行させる場合 に、走行抵抗を低減させることが可能となる。
【0030】 したがって、本実施例においては、モード切換スイッチ19を所定の位置に切 換操作することにより、床上の走行モード、レール上の通常走行モードおよびレ ール上の後進片輪走行モードを選択して走行玩具1を走行させることができ、床 上およびレール上において所望の走行を行なわせることができる。また、前記床 上走行モードにおいては、駆動モータ9を正逆回転駆動することにより、前進お よび回転走行させることができるので、床上における走行動作のバリエーション を増大させることができる。さらに、レール上走行モードにおいて、左駆動輪5 のみにより後進走行させることができるので、例えば、カーブしているレール上 を走行させる場合に、走行抵抗を低減させることが可能となる。
【0031】 また、図6は本考案の他の実施例を示したもので、モード切換スイッチ19を 横方向にスライド自在に形成するようにしたものである。
【0032】 本実施例においては、モード切換スイッチ19を揺動アーム13から離隔した 位置に保持することにより、モード切換スイッチ19のストッパレバー22のス トッパ爪23が揺動アーム13に接触しない状態に保持され、前記モード切換ス イッチ19を揺動アーム13に近接した位置に保持することにより、前記ストッ パレバー22のストッパ爪23が揺動アーム13の揺動を制限するようになされ ている。この状態で、前記揺動アーム13は、その第2遊星歯車18が伝達歯車 12に噛合しないように揺動を制限する状態となる。
【0033】 その他の構成は前記実施例に示すものと同様であるので、同一部分には同一符 号を付してその説明を省略する。
【0034】 本実施例においては、モード切換スイッチ19を操作して、モード切換スイッ チ19を揺動アーム13から離隔した位置に保持することにより、前記実施例の 図3に示す場合と同様に、駆動モータ9を正逆回転駆動させた場合に、前記各駆 動輪4,5を前進方向および互いに逆方向に回転駆動させることができる。
【0035】 また、前記モード切換スイッチ19を操作して、モード切換スイッチ19を揺 動アーム13に近接した位置に保持することにより、前記実施例の図5に示す場 合と同様に、駆動モータ9を正方向に回転駆動させることにより、前記駆動輪4 ,5が前進方向に回転駆動されるとともに、駆動モータ9を逆方向に回転駆動さ せることにより、前記左駆動輪5のみが後進歩行に回転駆動されることになる。 なぜなら、本実施例においても、ストッパレバー22のストッパ爪23により前 記揺動アーム13の揺動が制限されているので、揺動アーム13の第2遊星歯車 18が右駆動歯車7に噛合されず、これにより、太陽歯車16の回転力は右駆動 輪4には伝達されないからである。
【0036】 したがって、本実施例においても前記実施例のものと同様に、モード切換スイ ッチ19を所定の位置に切換操作することにより、床上の走行モードおよびレー ル上の後進片輪走行モードを選択して走行玩具1を走行させることができ、床上 およびレール上において所望の走行を行なわせることができる。また、前記床上 走行モードにおいては、駆動モータ9を正逆回転駆動することにより、前進およ び回転走行させることができ、さらに、レール上走行モードにおいて、左駆動輪 5のみにより後進走行させることによりレール上における走行抵抗を低減させる ことが可能となる。
【0037】 なお、本考案は前記実施例のものに限定されるものではなく、必要に応じて種 々変更することが可能である。
【0038】
【考案の効果】
以上述べたように本考案に係る走行玩具は、モード切換スイッチを所定の位置 に切換操作することにより、床上またはレール上において所望の走行動作を行な わせることができ、前記床上走行モードにおいては、前進および回転走行させる ことができ、床上における走行動作のバラエティを増大させることができる。さ らに、レール上走行モードにおいて、一方の駆動輪のみにより後進走行させるこ とができるので、走行抵抗を低減させることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る走行玩具の一実施例を示す斜視図
【図2】本考案に係る走行玩具の走行ユニットの一実施
例を示す斜視図
【図3】本考案による床上走行モード状態の駆動状態を
示す説明図
【図4】本考案によるレール上の通常走行モード状態の
駆動状態を示す説明図
【図5】本考案によるレール上の後進片輪走行モード状
態の駆動状態を示す説明図
【図6】本考案の走行ユニットの他の実施例を示す
【符号の説明】
1 走行玩具 2 走行ユニット 3 ケーシング 4 右駆動輪 5 左駆動輪 7 右駆動歯車 8 左駆動歯車 9 駆動モータ 13 揺動アーム 15 駆動伝達歯車 16 太陽歯車 17 第1遊星歯車 18 第2遊星歯車 19 モード切換スイッチ 22 ストッパレバー 23 ストッパ爪

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも左右一対の駆動輪を有すると
    ともに駆動モータの回転力を前記駆動輪に伝達する伝達
    機構を配設して構成された走行ユニットを有する走行玩
    具において、前記駆動モータの正回転時に前記各駆動輪
    を前進方向に回転駆動させるとともに逆回転時に各駆動
    輪を互いに逆方向に回転駆動させるモードと、前記駆動
    モータの正回転時に前記各駆動輪を前進方向に回転駆動
    させるとともに逆回転時に一方の駆動輪のみを後進方向
    に回転駆動させるモードとに切換えるモード切換スイッ
    チを配設したことを特徴とする走行玩具。
  2. 【請求項2】 少なくとも左右一対の駆動輪を有すると
    ともに駆動モータの回転力を前記駆動輪に伝達する伝達
    機構を配設して構成された走行ユニットを有する走行玩
    具において、前記駆動モータの正回転時に前記各駆動輪
    を前進方向に回転駆動させるとともに逆回転時に各駆動
    輪を互いに逆方向に回転駆動させるモードと、前記駆動
    モータの正回転時に前記各駆動輪を前進方向に回転駆動
    させるとともに逆回転時に一方の駆動輪のみを後進方向
    に回転駆動させるモードと、前記駆動モータの正逆回転
    時に前記各駆動輪をそれぞれ前後進方向に回転駆動させ
    るモードとに切換えるモード切換スイッチを配設したこ
    とを特徴とする走行玩具。
  3. 【請求項3】 前記走行ユニットの伝達機構を、前記駆
    動モータの回転力を一方の駆動輪に伝達する伝達歯車
    と、この伝達歯車の回転力により揺動する揺動アームを
    有し他方の駆動輪に当該回転力を伝達可能な遊星歯車機
    構とにより構成したことを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の走行玩具。
  4. 【請求項4】 前記モード切換スイッチをスライド自在
    に配設し、このモード切換スイッチにこのモード切換ス
    イッチのスライド位置に応じて前記揺動アームの揺動位
    置を制限するストッパレバーを設けたことを特徴とする
    請求項3に記載の走行玩具。
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