JP3002627B2 - 光学活性キレート鉄錯体およびその製法 - Google Patents

光学活性キレート鉄錯体およびその製法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規な光学活性キレー
ト鉄錯体に関し、詳しくは例えば写真処理剤として使用
することができる新規な(S,S)−エチレンジアミン
−N,N’−ジコハク酸第二鉄アンモニウム塩とその製
法に関するものである。
【0002】
【従来技術およびその問題点】従来、写真薬として用い
られるキレート剤で生分解性を有するものについて幾つ
か提案されている。たとえば、β−アラニン二酢酸(特
開平3−180842号公報)、イソセリン二酢酸(特
開平4−62545号公報)などが挙げられる。また、
本発明者らは、新規なエチレンジアミン−N,N’−ジ
コハク酸第二鉄錯塩(特願平5−54600号)を提案
した。この錯塩はβ−アラニン二酢酸やイソセリン二酢
酸に比較して、従来使用されているエチレンジアミン四
酢酸(EDTA)鉄アルカリ塩に近いキレート性能を有
し、かつ高い生分解性を有する化合物である。 しか
し、上記のエチレンジアミン−N,N’−ジコハク酸第
二鉄錯塩は、不斉炭素を二個有する化合物で有り一般的
製法であるエチレンジアミンとマレイン酸からエチレン
ジアミン−N,N’−ジコハク酸を経ての合成法では、
S,S体、R,R体、S,R体の三種類の異性体が1:
1:2の割合で存在するラセミ体およびメソ体の混合物
として得られる。これら異性体のうちR,R体は、生分
解性を受けるのに馴養期間を必要とするため、ラセミ
体、メソ体混合物は、生分解性を有するものの化審法等
において易分解性といわれる化合物としては必ずしも満
足すべきものではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、極め
て速やかに微生物による分解を受ける易分解性を有し、
しかも従来化合物のエチレンジアミン四酢酸鉄錯体に近
いキレート性能を有する新規な光学活性キレート鉄錯体
およびその製法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するためにメソ体およびラセミ体のエチレンジア
ミン−N,N’−ジコハク酸第二鉄アンモニウム塩の微
生物による分解について詳細に検討した結果、S,S体
のエチレンジアミン−N,N’−ジコハク酸第二鉄アン
モニウム塩は、メソ体およびR,R体のエチレンジアミ
ン−N,N’−ジコハク酸第二鉄アンモニウム塩に比べ
て極めて速やかに微生物による分解を受ける易分解性の
化合物であることがわかった。本発明はこのような知見
に基づいてなされたものである。
【0005】すなわち、本発明の一つは、一般式 (式中、C* は光学活性炭素を示す。)で示される
(S,S)−エチレンジアミン−N,N’−ジコハク酸
第二鉄アンモニウム塩に関する。
【0006】本発明の他の一つは、(S,S)−エチレ
ンジアミン−N,N’−ジコハク酸を〔A〕鉄または鉄
化合物および〔B〕アンモニアと水性媒体中で反応させ
たのち、その反応生成物を酸化することを特徴とする前
記一般式で示す(S,S)−エチレンジアミン−N,
N’−ジコハク酸第二鉄アンモニウム塩の製造方法にか
んする。
【0007】以下、詳細に本発明を説明する。本発明の
(S,S)−エチレンジアミン−N,N’−ジコハク酸
第二鉄アンモニウム塩は、前記の一般式で示される構造
を有し、化審法等で採用されている修正MITI法
(1)で容易に資化分解を受ける極めて生分解性の良い
ものであり、しかも従来化合物のエチレンジアミン四酢
酸鉄錯体に近いキレート性能を有する。
【0008】本発明の化合物は、次のようにして製造す
ることができる。まず、(S,S)−エチレンジアミン
−N,N’−ジコハク酸に、アンモニアと金属鉄または
鉄化合物とを反応させて(S,S)−エチレンジアミン
−N,N’−ジコハク酸鉄アンモニウム塩を製造する。
この反応は、水性媒体中で、温度5〜100℃、好まし
くは20〜85℃の範囲で行われる。アンモニアの使用
量は、(S,S)−エチレンジアミン−N,N’−ジコ
ハク酸に対して0.5〜5当量、好ましくは0.8〜
4.5当量の範囲で適宜選択すればよい。
【0009】本反応に用いる(S,S)−エチレンジア
ミン−N,N’−ジコハク酸は、公知の方法で合成する
事が出来る。例えば、1,2−ハロゲノエタンとL−ア
スパラギン酸をアルカリ金属水酸化物の存在下、加熱反
応することにより合成する事が出来る(Inorgan
ic Chemistry (11)2405(19
68))。鉄成分の原料としては、鉄粉および鉄化合物
が用いられる。鉄化合物としては、一価および二価の鉄
の硫酸塩、クロル等のハロゲン塩、このほか三二酸化鉄
(Fe2 3 )、四三酸化鉄(Fe3 4 )、水和酸化
鉄(FeO (OH) )等の酸化鉄、水和酸化鉄が用いら
れる。好ましくは反応性の点から四三酸化鉄を用いるの
がよい。
【0010】次いで、反応により得られた(S,S)−
エチレンジアミン−N,N’−ジコハク酸鉄錯塩が、第
一鉄塩を含む場合には酸化して対応する第二鉄塩にす
る。この酸化反応は前記鉄アンモニウム塩生成水溶液を
そのまま用い、これに分子状酸素、過酸化物等の酸化剤
を作用させることにより行うことができる。分子状酸素
としては、空気、酸素富化空気、酸素等が挙げられる
が、経済性の見地から通常空気が好んで用いられる。空
気の使用量は、前記第一鉄に対して理論量の10〜30
倍程度が適量である。過酸化物としては、過硫酸のアン
モニウム、ナトリウム、カリウム等の過硫酸塩を用いる
のがよい。過酸化物の使用量は前記第一鉄に対して0.
9〜2.0当量、好ましくは1.0〜1.5当量の範囲
で適宜選択すればよい。また、この酸化反応は反応液の
PHが酸性側からアルカリ側まで任意のPH領域で行う
ことができるが、PH4〜10、好ましくはPH5.5
〜7.5の範囲で行うのがよい。PH調整剤としては、
アンモニア水、反応に用いた(S,S)−エチレンジア
ミン−N,N’−ジコハク酸または硫酸を用いるのがよ
い。温度は10〜90℃、好ましくは20〜50℃の範
囲で行うのがよい。
【0011】反応終了後、反応液のPH値を3.5〜
6.3、好ましくは4.7〜5.3の範囲に調整する。
調整剤としては、(S,S)−エチレンジアミン−N,
N’−ジコハク酸または硫酸を用いるのがよい。これに
よって反応液からの目的とする生成物結晶の晶析を容易
にすることができる。この反応液は濃縮、冷却して
(S,S)−エチレンジアミン−N,N’−ジコハク酸
第二鉄アンモニウム塩を結晶として析出させる。反応液
の濃縮はその液量が反応に供した(S,S)−エチレン
ジアミン−N,N’−ジコハク酸の1.5〜5倍重量と
なるまで行うのがよい。析出した結晶は遠心分離機等に
よって母液と分離したのち、氷冷水で洗浄、乾燥するこ
とにより、目的生成物である上記一般式に示す化合物を
得ることができる。かくして得られた(S,S)−エチ
レンジアミン−N,N’−ジコハク酸第二鉄アンモニウ
ム塩は、362の分子量を有し、微生物による分解を極
めて速やかに受けることができるものである。
【0012】
【実施例】以下に実施例を挙げて説明する 実施例1 撹拌機、温度計および原料投入口を有する1リットル円
筒形フラスコに(S,S)−エチレンジアミン−N,
N’−ジコハク酸146.1g、水350gおよび15
%アンモニア水56.7gを仕込み、室温で攪拌混合し
た。これに四三酸化鉄(純度98.5%)39.1gを
加えて85℃で30分加熱反応した後、さらに15分熟
成反応した。この反応液を室温まで冷却し、安水でPH
値を7.0に調製した。次いでこの反応液に室温で、空
気を7リットル/分の速度で4時間吹き込み酸化反応を
行った。反応終了後不溶物をろ過し、ろ液に(S,S)
−エチレンジアミン−N,N’−ジコハク酸を添加して
反応液のPH値を5.0に調整したのち減圧して十分に
結晶が析出するまで濃縮した。液温を5℃まで冷却して
さらに(S,S)−エチレンジアミン−N,N’−ジコ
ハク酸第二鉄アンモニウム塩を析出させた。析出した結
晶を遠心分離機で分離し、湿結晶の25.0wt%の氷
水で洗浄した後、温度70℃で1時間30分乾燥した。
得られた(S,S)−エチレンジアミン−N,N’−ジ
コハク酸第二鉄アンモニウム塩は黄色の結晶で、その収
量は126.7g、収率は70.0%(四三酸化鉄に対
して)であった。
【0013】 また、この結晶の元素分析値、アンモニ
ア含量、キレート剤量および赤外線吸収スペクトルの測
定の結果を下記に示す。 1.元素分析値(%) C H N Fe 測定値 33.272 4.556 11.444 15.359 計算値 33.171 4.447 11.606 15.426 2.アンモニア含量 測定値 4.646 %(JIS K8960 ケルダール蒸留法) 計算値 4.701 % 3.キレート剤量 測定値 79.1 % (Zn−XOによるキレート滴定) 計算値 79.6 % 4.赤外線吸収スペクトル 図1 図1の1600〜1700cm−1および3200cm
−1付近のスペクトルは、それぞれカルボニル由来およ
びアンモニア由来の吸収を示す。これら元素分析値、ア
ンモニア含量、キレート剤量および赤外線吸収スペクト
ルの測定の結果は、(S,S)−エチレンジアミン−
N,N’−ジコハク酸第二鉄アンモニウム塩の組成式
10 16 Feより得られる理論値に分析誤差
の範囲内で一致しており、得られた化合物が本件化合物
であることを確認した。また、本化合物の比旋光度は
〔α〕 20 +30.8(C=1,6N・HCl)であ
った。
【0014】実施例2 実施例1で得られた(S,S)−エチレンジアミン−
N,N’−ジコハク酸第二鉄アンモニウム塩((S,S)−
EDDS鉄アンモニウム塩と略す)を修正MITI法に
従い資化性の試験を行った。その結果は表1に示す。
【0015】比較例1 撹拌機、温度計および原料投入口を有する1リットル円
筒形フラスコにメソ、ラセミ混合体のエチレンジアミン
−N,N’−ジコハク酸146.1g、水500.0g
および28%アンモニア水24g、四三酸化鉄47.5
gを仕込み、80〜85℃で30分加熱反応した後、さ
らに15分熟成反応した。この反応液を85℃まで冷却
し、残った酸化鉄をろ過した後ボールフィルターを用
い、空気を7リットル/分の速度で3時間吹き込み残存
する二価鉄を三価の鉄に酸化した。反応終了液のPH値
をアンモニアで5.5に調整したのち十分に結晶が析出
するまで減圧濃縮した。析出した結晶をろ過、少量の水
で洗浄し一次晶80.3gを得た。さらに、ろ液および
洗液を再濃縮して二次晶83gを得て、一次晶、二次晶
併せ70℃で1時間乾燥し、160.0gのエチレンジ
アミン−N,N’−ジコハク酸第二鉄アンモニウム塩を
得た。このようにして得られたメソ体、ラセミ体の混合
物のエチレンジアミン−N,N’−ジコハク酸第二鉄ア
ンモニウム塩(メソ,ラセミ混合体−EDDS鉄アンモ
ニウム塩と略す)を修正MITI法に従い資化性の試験
を行った。その結果は表1に示す。
【0016】
【表1】 28日後分解度 TOC BOD 実施例2 (S,S)−EDDS 鉄アンモニウム塩 98% 71.6% 比較例1 メソ,ラセミ混合体−EDDS 鉄アンモニウム塩 24.9% 16.8% 比較対照 アニリン 100% 73.1%
【0017】
【発明の効果】本発明の化合物は、化審法等で採用され
ている修正MITI法(1)で容易に資化分解を受ける
極めて生分解性の良いものであり、しかも従来化合物の
エチレンジアミン四酢酸鉄錯体に近いキレート性能を有
する。したがって、本発明の化合物は写真処理剤等とし
て使用することができ、また環境保護の立場からはキレ
ート化合物の蓄積のおそれがなく好ましいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で製造した(S,S)−エチレンジア
ミン−N,N’−ジコハク酸第二鉄アンモニウム塩のK
Br錠剤法によるIRペクトルである。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−161063(JP,A) 特開 平6−175318(JP,A) 特開 平5−303186(JP,A) 特公 昭53−35929(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07C 229/76 C07F 15/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 【化1】 (式中、C* は光学活性炭素を示す。)で示される
    (S,S)−エチレンジアミン−N,N’−ジコハク酸
    第二鉄アンモニウム塩。
  2. 【請求項2】 (S,S)−エチレンジアミン−N,
    N’−ジコハク酸を〔A〕酸化鉄および〔B〕アンモニ
    アと水性媒体中で反応させたのち、その反応生成物が第
    一鉄塩を含む場合には酸化することを特徴とする前記一
    般式で示す(S,S)−エチレンジアミン−N,N’−
    ジコハク酸第二鉄アンモニウム塩の製造方法。
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