JP3002306B2 - 回路部品試験用可撓性回路基板及びその製造法 - Google Patents
回路部品試験用可撓性回路基板及びその製造法Info
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- H05K3/22—Secondary treatment of printed circuits
- H05K3/28—Applying non-metallic protective coatings
- H05K3/281—Applying non-metallic protective coatings by means of a preformed insulating foil
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- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/40—Forming printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
- H05K3/4007—Surface contacts, e.g. bumps
Landscapes
- Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
- Manufacturing Of Printed Circuit Boards (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回路基板にフリップチ
ップ実装される回路部品のバンプ電極と可撓性回路基板
に形成した電極とを接触させるように配置し、この可撓
性回路基板に押圧力を加えて接触部を圧接状態に保持し
ながら回路部品を試験する為の可撓性回路基板とその製
造法に関する。
ップ実装される回路部品のバンプ電極と可撓性回路基板
に形成した電極とを接触させるように配置し、この可撓
性回路基板に押圧力を加えて接触部を圧接状態に保持し
ながら回路部品を試験する為の可撓性回路基板とその製
造法に関する。
【0002】
【従来の技術】可撓性回路基板に押圧力を加えてこの回
路基板の電極と回路部品のバンプ電極とを圧接状態に保
持しながら回路部品を試験する為の可撓性回路基板に於
いて、この回路基板の電極は、絶縁べ−ス材の面から下
がった位置に形成されると共にその形状をリング状に隆
起するように形成し、これによってその電極が回路部品
のバンプ電極に対して位置決め機能と接触の安定化を果
たすように構成するものがある。
路基板の電極と回路部品のバンプ電極とを圧接状態に保
持しながら回路部品を試験する為の可撓性回路基板に於
いて、この回路基板の電極は、絶縁べ−ス材の面から下
がった位置に形成されると共にその形状をリング状に隆
起するように形成し、これによってその電極が回路部品
のバンプ電極に対して位置決め機能と接触の安定化を果
たすように構成するものがある。
【0003】このようなリング状の接触用隆起電極を有
する可撓性回路基板を製作する手法としては図4に示す
方法がある。この手法は、図4の(1)の如く、先ず可
撓性絶縁べ−ス材21の一方面に所要の回路配線パタ−
ン22を形成する。そして、回路配線パタ−ン22の表
面には、接着剤23を用いてポリイミドフィルム等の保
護フィルム24を貼着して表面保護層25を形成する。
する可撓性回路基板を製作する手法としては図4に示す
方法がある。この手法は、図4の(1)の如く、先ず可
撓性絶縁べ−ス材21の一方面に所要の回路配線パタ−
ン22を形成する。そして、回路配線パタ−ン22の表
面には、接着剤23を用いてポリイミドフィルム等の保
護フィルム24を貼着して表面保護層25を形成する。
【0004】次に、同図(2)の如く、絶縁べ−ス材2
1の側から所望の寸法、形状の成形されたエキシマレ−
ザ光Aを照射することにより回路配線パタ−ン22に達
する導通用孔26をこの絶縁べ−ス材21にアブレ−シ
ョン形成する。この導通用孔26を形成する他の方法と
しては、上記絶縁べ−ス材の一方面に回路配線パタ−ン
を形成すると共に、その絶縁べ−ス材の他方の面には上
記回路配線パタ−ンの位置する所要の箇所に孔を形成す
るようにメタルマスクを形成し、次いでエキシマレ−ザ
光をこのメタルマスク側から照射した後、このメタルマ
スクをエッチング除去して形成することもできる。
1の側から所望の寸法、形状の成形されたエキシマレ−
ザ光Aを照射することにより回路配線パタ−ン22に達
する導通用孔26をこの絶縁べ−ス材21にアブレ−シ
ョン形成する。この導通用孔26を形成する他の方法と
しては、上記絶縁べ−ス材の一方面に回路配線パタ−ン
を形成すると共に、その絶縁べ−ス材の他方の面には上
記回路配線パタ−ンの位置する所要の箇所に孔を形成す
るようにメタルマスクを形成し、次いでエキシマレ−ザ
光をこのメタルマスク側から照射した後、このメタルマ
スクをエッチング除去して形成することもできる。
【0005】そこで、同図(3)に示すとおり、導通用
孔26に対して一端が回路配線パタ−ン22に電気的に
接合すると共に他端が絶縁べ−ス材21の外部に向って
突出し且つその周縁部にリング状隆起部を有する接触用
隆起電極27を形成することとなる。ここで、エキシマ
レ−ザ光の照射により導通用孔26をアブレ−ション形
成すると、その際、カ−ボン状に見える生成物が発生し
てこれが導通用孔26の壁面に付着し、その表面に僅か
な導電性を付与する為、メッキ処理時にメッキ金属がそ
の導通用孔26の壁面を這上がり、ついには導通用孔2
6の上端周縁部にリング状に隆起する接触用隆起電極2
7が形成される。
孔26に対して一端が回路配線パタ−ン22に電気的に
接合すると共に他端が絶縁べ−ス材21の外部に向って
突出し且つその周縁部にリング状隆起部を有する接触用
隆起電極27を形成することとなる。ここで、エキシマ
レ−ザ光の照射により導通用孔26をアブレ−ション形
成すると、その際、カ−ボン状に見える生成物が発生し
てこれが導通用孔26の壁面に付着し、その表面に僅か
な導電性を付与する為、メッキ処理時にメッキ金属がそ
の導通用孔26の壁面を這上がり、ついには導通用孔2
6の上端周縁部にリング状に隆起する接触用隆起電極2
7が形成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記カ
−ボン状に見えるアブレ−ション生成物は、絶縁べ−ス
材21の表面にも付着し、これは回路配線基板の電気的
信頼性を低下させる原因となる。また、接触用隆起電極
27を高精度に形成する為には、絶縁べ−ス材の一方面
に回路配線パタ−ンを形成すると共に、その絶縁べ−ス
材の他方面にメタルマスクを形成する手法が好適である
が、この場合には不要となったメタルマスクをエッチン
グ除去する際にメタルマスク上に付着したカ−ボン状の
アブレ−ション生成物がエッチングレジストとして作用
する為、メタルマスクのエッチング残りを発生させてい
る。
−ボン状に見えるアブレ−ション生成物は、絶縁べ−ス
材21の表面にも付着し、これは回路配線基板の電気的
信頼性を低下させる原因となる。また、接触用隆起電極
27を高精度に形成する為には、絶縁べ−ス材の一方面
に回路配線パタ−ンを形成すると共に、その絶縁べ−ス
材の他方面にメタルマスクを形成する手法が好適である
が、この場合には不要となったメタルマスクをエッチン
グ除去する際にメタルマスク上に付着したカ−ボン状の
アブレ−ション生成物がエッチングレジストとして作用
する為、メタルマスクのエッチング残りを発生させてい
る。
【0007】その為、エキシマレ−ザ光照射による導通
用孔26のアブレ−ション形成の際には、上記の如きカ
−ボン状生成物の発生を抑えるか、或いは不要部分に対
するその付着を防止する方策が必要となった。
用孔26のアブレ−ション形成の際には、上記の如きカ
−ボン状生成物の発生を抑えるか、或いは不要部分に対
するその付着を防止する方策が必要となった。
【0008】これに伴い、接触用隆起電極27をその周
縁部にリング状隆起部を有する構造にする為、メッキ条
件の高精度な設定が必要となり、リング形状のバラツキ
も生じてきた。
縁部にリング状隆起部を有する構造にする為、メッキ条
件の高精度な設定が必要となり、リング形状のバラツキ
も生じてきた。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はそこで、上記の
如きカ−ボン状生成物の発生や付着を抑えることにより
電気的信頼性を確保すると共に、その周縁部がリング状
に隆起する従来の接触用隆起電極と同様に回路部品のバ
ンプ電極に対する位置決め機能と接触の安定性を確保可
能な接触用電極を備えた回路部品試験用可撓性回路基板
とその製造法を提供するものである。
如きカ−ボン状生成物の発生や付着を抑えることにより
電気的信頼性を確保すると共に、その周縁部がリング状
に隆起する従来の接触用隆起電極と同様に回路部品のバ
ンプ電極に対する位置決め機能と接触の安定性を確保可
能な接触用電極を備えた回路部品試験用可撓性回路基板
とその製造法を提供するものである。
【0010】その為に、本発明の回路部品試験用可撓性
回路基板は、回路部品に形成されたバンプ電極と可撓性
回路基板に設けた所定の電極とを接触させるように配置
し、上記可撓性回路基板に押圧力を加えて上記接触部を
圧接状態に保持しながら上記回路部品を試験する為の可
撓性回路基板に於いて、この可撓性回路基板は絶縁べ−
ス材上に所要の回路配線パタ−ンを有し、この回路配線
パタ−ン上には表面保護層を備え、上記回路配線パタ−
ンの所要部位にこの回路配線パタ−ンを貫通する導通用
孔を設け、該導通用孔に形成され且つ上記回路配線パタ
−ンの一部と電気的に接合する接触用電極を備え、該電
極をロ−ト状に構成したものである。
回路基板は、回路部品に形成されたバンプ電極と可撓性
回路基板に設けた所定の電極とを接触させるように配置
し、上記可撓性回路基板に押圧力を加えて上記接触部を
圧接状態に保持しながら上記回路部品を試験する為の可
撓性回路基板に於いて、この可撓性回路基板は絶縁べ−
ス材上に所要の回路配線パタ−ンを有し、この回路配線
パタ−ン上には表面保護層を備え、上記回路配線パタ−
ンの所要部位にこの回路配線パタ−ンを貫通する導通用
孔を設け、該導通用孔に形成され且つ上記回路配線パタ
−ンの一部と電気的に接合する接触用電極を備え、該電
極をロ−ト状に構成したものである。
【0011】また、上記のような回路部品試験用可撓性
回路基板を製作する手法としては、絶縁べ−ス材の一方
面に所要の回路配線パタ−ンを形成し、この回路配線パ
タ−ン上面に表面保護層を形成し、次に上記回路配線パ
タ−ンの位置する該当箇所の絶縁べ−ス材にエキシマレ
−ザ光を照射してその回路配線パタ−ンに達する孔を形
成した後、この孔の底部に露出する回路配線パタ−ン部
分をエッチング除去してその回路配線パタ−ンを貫通す
る導通用孔を形成し、次いでこの導通用孔にメッキ処理
を施して一部が上記回路配線パタ−ンに電気的に接合さ
れたロ−ト状の接触用電極を形成する各工程を採用でき
る。
回路基板を製作する手法としては、絶縁べ−ス材の一方
面に所要の回路配線パタ−ンを形成し、この回路配線パ
タ−ン上面に表面保護層を形成し、次に上記回路配線パ
タ−ンの位置する該当箇所の絶縁べ−ス材にエキシマレ
−ザ光を照射してその回路配線パタ−ンに達する孔を形
成した後、この孔の底部に露出する回路配線パタ−ン部
分をエッチング除去してその回路配線パタ−ンを貫通す
る導通用孔を形成し、次いでこの導通用孔にメッキ処理
を施して一部が上記回路配線パタ−ンに電気的に接合さ
れたロ−ト状の接触用電極を形成する各工程を採用でき
る。
【0012】上記手法に於いて、導通用孔を形成するま
での工程は、絶縁べ−ス材の一方面に所要の回路配線パ
タ−ンを形成すると共に、上記絶縁べ−ス材の他方面に
はメタルマスクを形成し、該メタルマスクには上記回路
配線パタ−ンの位置する該当部位に孔を形成し、上記回
路配線パタ−ン上面に表面保護層を形成し、次に上記メ
タルマスク側からエキシマレ−ザ光を照射してこのメタ
ルマスクの孔の部位から上記回路配線パタ−ンに達する
孔を形成した後、上記メタルマスクをエッチング除去す
ると共に上記孔の底部に露出する回路配線パタ−ン部分
をエッチング除去して該回路配線パタ−ンを貫通する導
通用孔を形成するように変更できる。
での工程は、絶縁べ−ス材の一方面に所要の回路配線パ
タ−ンを形成すると共に、上記絶縁べ−ス材の他方面に
はメタルマスクを形成し、該メタルマスクには上記回路
配線パタ−ンの位置する該当部位に孔を形成し、上記回
路配線パタ−ン上面に表面保護層を形成し、次に上記メ
タルマスク側からエキシマレ−ザ光を照射してこのメタ
ルマスクの孔の部位から上記回路配線パタ−ンに達する
孔を形成した後、上記メタルマスクをエッチング除去す
ると共に上記孔の底部に露出する回路配線パタ−ン部分
をエッチング除去して該回路配線パタ−ンを貫通する導
通用孔を形成するように変更できる。
【0013】
【実施例】図1の(1)〜(4)は、本発明の一実施例
による回路部品試験用可撓性回路基板の製造工程図であ
って、同図(1)の如く例えば接着層を有するもの或い
は無接着剤型の可撓性銅張積層板等の材料を用意し、こ
れにフォトエッチング処理を施して絶縁べ−ス材1の一
方面に対して所要の回路配線パタ−ン2を形成し、ま
た、この回路配線パタ−ン2の表面には接着剤5を用い
てポリイミドフィルム等の保護フィルム6を貼着して表
面保護層7を形成してある。
による回路部品試験用可撓性回路基板の製造工程図であ
って、同図(1)の如く例えば接着層を有するもの或い
は無接着剤型の可撓性銅張積層板等の材料を用意し、こ
れにフォトエッチング処理を施して絶縁べ−ス材1の一
方面に対して所要の回路配線パタ−ン2を形成し、ま
た、この回路配線パタ−ン2の表面には接着剤5を用い
てポリイミドフィルム等の保護フィルム6を貼着して表
面保護層7を形成してある。
【0014】次に、同図(2)の如く、絶縁べ−ス材1
の側から所望の寸法、形状に成形されたエキシマレ−ザ
光Aを照射して絶縁べ−ス材1に対して回路配線パタ−
ン2に達する導通の為の孔8をアブレ−ション形成す
る。
の側から所望の寸法、形状に成形されたエキシマレ−ザ
光Aを照射して絶縁べ−ス材1に対して回路配線パタ−
ン2に達する導通の為の孔8をアブレ−ション形成す
る。
【0015】次いで、同図(3)のように、上記孔8の
底部に露出する回路配線パタ−ン2の部分をエッチング
除去して完全な導通用孔8を形成した後、同図(4)の
如くこの導通用孔8に対してメッキ処理を施すことによ
り、一部が回路配線パタ−ン2に電気的に接合されたロ
−ト状の接触用電極9を形成する。
底部に露出する回路配線パタ−ン2の部分をエッチング
除去して完全な導通用孔8を形成した後、同図(4)の
如くこの導通用孔8に対してメッキ処理を施すことによ
り、一部が回路配線パタ−ン2に電気的に接合されたロ
−ト状の接触用電極9を形成する。
【0016】図2の(1)〜(4)は本発明の他の実施
例による回路部品試験用可撓性回路基板の製造工程図で
ある。この実施例では同図(1)の如く、例えば接着層
を有するもの或いは無接着剤型の可撓性の両面銅張積層
板等の材料を用意し、これにフォトエッチング処理を施
して絶縁べ−ス材1の一方面に対して所要の回路配線パ
タ−ン2を形成し、また、絶縁べ−ス材1の他方面には
メタルマスク3を形成する。このメタルマスク3には、
回路配線パタ−ン2の位置する該当箇所に孔4を形成す
る。そして、上記実施例と同様に回路配線パタ−ン2の
表面には接着剤5を使用してポリイミドフィルム等の保
護フィルム6を貼着して表面保護層7を形成する。
例による回路部品試験用可撓性回路基板の製造工程図で
ある。この実施例では同図(1)の如く、例えば接着層
を有するもの或いは無接着剤型の可撓性の両面銅張積層
板等の材料を用意し、これにフォトエッチング処理を施
して絶縁べ−ス材1の一方面に対して所要の回路配線パ
タ−ン2を形成し、また、絶縁べ−ス材1の他方面には
メタルマスク3を形成する。このメタルマスク3には、
回路配線パタ−ン2の位置する該当箇所に孔4を形成す
る。そして、上記実施例と同様に回路配線パタ−ン2の
表面には接着剤5を使用してポリイミドフィルム等の保
護フィルム6を貼着して表面保護層7を形成する。
【0017】次に、同図(2)に示すように、メタルマ
スク3側からエキシマレ−ザ光Aを照射して絶縁べ−ス
材1に対して上記孔4の部位から回路配線パタ−ン2に
達する導通の為の孔8をアブレ−ション形成する。そこ
で、メタルマスク3の層及び孔8の底部に露出している
回路配線パタ−ン2の部分をエッチング除去すると、同
図(3)の如き完全な導通用孔8を形成できる。以下、
上記実施例と同様に、この導通用孔8に対してメッキ処
理を施すことによって、同図(4)のとおり、ロ−ト状
の接触用電極9を同様に形成できる。
スク3側からエキシマレ−ザ光Aを照射して絶縁べ−ス
材1に対して上記孔4の部位から回路配線パタ−ン2に
達する導通の為の孔8をアブレ−ション形成する。そこ
で、メタルマスク3の層及び孔8の底部に露出している
回路配線パタ−ン2の部分をエッチング除去すると、同
図(3)の如き完全な導通用孔8を形成できる。以下、
上記実施例と同様に、この導通用孔8に対してメッキ処
理を施すことによって、同図(4)のとおり、ロ−ト状
の接触用電極9を同様に形成できる。
【0018】上記態様で製作された回路部品試験用可撓
性回路基板によれば、図3の如く、この回路基板のロ−
ト状接触用電極9は、回路部品のバンプ電極10を受容
してそれとリング状の接続面を形成し、このバンプ電極
10に対する位置決め機能と安定な接触接続を維持する
ので、この可撓性回路基板に適宜な押圧力を付与してそ
の接触部を圧接状態に保持しながら回路部品に対する所
要の試験を行うことができる。
性回路基板によれば、図3の如く、この回路基板のロ−
ト状接触用電極9は、回路部品のバンプ電極10を受容
してそれとリング状の接続面を形成し、このバンプ電極
10に対する位置決め機能と安定な接触接続を維持する
ので、この可撓性回路基板に適宜な押圧力を付与してそ
の接触部を圧接状態に保持しながら回路部品に対する所
要の試験を行うことができる。
【0019】
【発明の効果】本発明の回路部品試験用可撓性回路基板
及びその製造法によれば、絶縁べ−ス材及び回路配線パ
タ−ン部分に導通用孔を形成し、この導通用孔に於いて
一部がその回路配線パタ−ンに電気的に接合されたロ−
ト状の接触用電極を構成できるので、エキシマレ−ザ光
の照射による上記導通用孔のアブレ−ション形成の際、
カ−ボン状生成物の発生を抑えるか或いはその付着を抑
えるような方策を講じた場合でも、回路部品のバンプ電
極に対する位置決め機能と安定な接続を確保可能なロ−
ト状接触用電極を確実に形成することができる。
及びその製造法によれば、絶縁べ−ス材及び回路配線パ
タ−ン部分に導通用孔を形成し、この導通用孔に於いて
一部がその回路配線パタ−ンに電気的に接合されたロ−
ト状の接触用電極を構成できるので、エキシマレ−ザ光
の照射による上記導通用孔のアブレ−ション形成の際、
カ−ボン状生成物の発生を抑えるか或いはその付着を抑
えるような方策を講じた場合でも、回路部品のバンプ電
極に対する位置決め機能と安定な接続を確保可能なロ−
ト状接触用電極を確実に形成することができる。
【0020】従って、バンプ電極を備える回路部品を試
験する為に好適な可撓性回路基板を安定的に提供するこ
とができる。
験する為に好適な可撓性回路基板を安定的に提供するこ
とができる。
【図1】 (1)〜(4)は、本発明の一実施例による
回路部品試験用可撓性回路基板の製造工程図。
回路部品試験用可撓性回路基板の製造工程図。
【図2】 (1)〜(4)は、本発明の他の実施例によ
る回路部品試験用可撓性回路基板の製造工程図。
る回路部品試験用可撓性回路基板の製造工程図。
【図3】 本発明に従って製作された可撓性回路基板
と回路部品のバンプ電極との接触接続態様説明図。
と回路部品のバンプ電極との接触接続態様説明図。
【図4】 (1)〜(3)は、従来例による回路部品試
験用可撓性回路基板の製造工程図。
験用可撓性回路基板の製造工程図。
1 絶縁べ−ス材 2 回路配線パタ−ン 3 メタルマスク 4 孔 5 接着剤 6 保護フィルム 7 表面保護層 8 導通用孔 9 接触用電極 A エキシマレ−ザ光
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−102641(JP,A) 実開 平2−146863(JP,U) 実開 昭62−197077(JP,U) 特許2911273(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 1/11 H05K 3/40
Claims (3)
- 【請求項1】 回路部品に形成されたバンプ電極と可撓
性回路基板に設けた所定の電極とを接触させるように配
置し、上記可撓性回路基板に押圧力を加えて上記接触部
を圧接状態に保持しながら上記回路部品を試験する為の
可撓性回路基板に於いて、この可撓性回路基板は絶縁べ
−ス材上に所要の回路配線パタ−ンを有し、この回路配
線パタ−ン上には表面保護層を備え、上記回路配線パタ
−ンの所要部位にこの回路配線パタ−ンを貫通する導通
用孔を設け、該導通用孔に形成され且つ一部が上記回路
配線パタ−ンに電気的に接合した接触用電極を備え、該
電極をロ−ト状に構成したことを特徴とする回路部品試
験用可撓性回路基板。 - 【請求項2】 絶縁べ−ス材の一方面に所要の回路配線
パタ−ンを形成し、この回路配線パタ−ン上面に表面保
護層を形成し、次に上記回路配線パタ−ンの位置する該
当箇所の絶縁べ−ス材にエキシマレ−ザ光を照射してそ
の回路配線パタ−ンに達する孔を形成した後、この孔の
底部に露出する回路配線パタ−ン部分をエッチング除去
して該回路配線パタ−ンを貫通する導通用孔を形成し、
次いでこの導通用孔にメッキ処理を施して一部が上記回
路配線パタ−ンに電気的に接合されたロ−ト状の接触用
電極を形成する各工程を含む回路部品試験用可撓性回路
基板の製造法。 - 【請求項3】 絶縁べ−ス材の一方面に所要の回路配線
パタ−ンを形成すると共に、上記絶縁べ−ス材の他方面
にはメタルマスクを形成し、該メタルマスクには上記回
路配線パタ−ンの位置する該当部位に孔を形成し、上記
回路配線パタ−ン上面に表面保護層を形成し、次に上記
メタルマスク側からエキシマレ−ザ光を照射してこのメ
タルマスクの孔の部位から上記回路配線パタ−ンに達す
る孔を形成した後、上記メタルマスクをエッチング除去
すると共に上記孔の底部に露出する回路配線パタ−ン部
分をエッチング除去して該回路配線パタ−ンを貫通する
導通用孔を形成し、次いでこの導通用孔にメッキ処理を
施して一部が上記回路配線パタ−ンに電気的に接合され
たロ−ト状の接触用電極を形成する各工程を含む回路部
品試験用可撓性回路基板の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3265169A JP3002306B2 (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 回路部品試験用可撓性回路基板及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3265169A JP3002306B2 (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 回路部品試験用可撓性回路基板及びその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0575227A JPH0575227A (ja) | 1993-03-26 |
JP3002306B2 true JP3002306B2 (ja) | 2000-01-24 |
Family
ID=17413554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP3265169A Expired - Fee Related JP3002306B2 (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 回路部品試験用可撓性回路基板及びその製造法 |
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JP (1) | JP3002306B2 (ja) |
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1991
- 1991-09-17 JP JP3265169A patent/JP3002306B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH0575227A (ja) | 1993-03-26 |
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