JP3001991B2 - 熱転写印刷用のアゾ染料 - Google Patents

熱転写印刷用のアゾ染料

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JP3001991B2
JP3001991B2 JP3015400A JP1540091A JP3001991B2 JP 3001991 B2 JP3001991 B2 JP 3001991B2 JP 3015400 A JP3015400 A JP 3015400A JP 1540091 A JP1540091 A JP 1540091A JP 3001991 B2 JP3001991 B2 JP 3001991B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般式I:
【0002】
【化3】
【0003】[式中、R1は、水素原子;フェニルもし
くはフェノキシを置換基として有することができるC1
〜C15−アルキル基;C1〜C5−アルキル、C1〜C5
アルコキシもしくはハロゲンを置換基として有すること
ができるシクロヘキシル基;C1〜C5−アルキル、C1
〜C5−アルコキシ、スルホンアミドもしくはハロゲン
を置換基として有することができるフェニル基;C1
5−アルキルもしくはハロゲンを置換基として有する
ことができるチエニル基、フラニル−またはピリジル
基; 一般式II:
【0004】
【化4】
【0005】(但し、Wは同一かまたは異なるC2〜C6
−アルキレン基を表わし、nは1〜6を表わし、かつR
4はC1〜C4−アルキル基を表わすかまたは双方ともそ
れぞれC1〜C4−アルキルもしくはC1〜C4−アルコキ
シを置換基として有することができるフェニル−または
ベンジル基を表わす)で示される基を表わし; R2、R3は、水素原子; それぞれ15個までのC原子を有していてもよくかつフ
ェニル、C1〜C4−アルキルフェニル、C1〜C4−アル
コキシフェニル、ハロゲン化フェニル、ベンジルオキ
シ、C1〜C4−アルキルベンジルオキシ、C1〜C4−ア
ルコキシベンジルオキシ、ハロゲン化ベンジルオキシ、
ハロゲン、ヒドロキシもしくはシアノを置換基として有
することができるアルキル−、アルコキシ−、アルコキ
シアルキル−、アルカノイルオキシアルキル−、アルコ
キシカルボニルオキシアルキル−、アルコキシカルボニ
ルアルキル−、ハロゲン化アルキル−、ヒドロキシアル
キル−またはシアノアルキル基; C1〜C15−アルキル、C1〜C15−アルコキシもしくは
ハロゲンを置換基として有することができるシクロヘキ
シル基; C1〜C15−アルキル、C1〜C15−アルコキシ、ベンジ
ルオキシもしくはハロゲンを置換基として有することが
できるフェニル基; 上記式IIの基を表わし; Dはジアゾ成分III: D−NH2 III で示される基を表わす]で示される熱転写印刷用のアゾ
染料、但し、Rがフェニル基であり、Dのジアゾ成分
がアニリン誘導体であり、R、Rが水素原子、置換
または非置換のアルキル基、シクロアルキル基またはア
リール基である化合物を除くものとし、ならびに特にこ
のアゾ染料をプラスチックで被覆された支持体上へのキ
ャリヤーの拡散によってサーモヘッドを用いて転写する
方法に関する。
【0006】
【従来の技術】熱転写印刷の技術は、一般に公知であ
り;熱源としては、レーザーおよびIR灯とともに、な
かんずく1秒の微少分の時間の短い加熱インパルスを放
出することができるサーモヘッドが使用される。
【0007】この熱転写印刷の好ましい実施態様の場合
には、転写すべき染料を1つまたはそれ以上の結合剤、
キャリヤー物質および場合により他の助剤、例えば分離
剤または結晶抑制剤と一緒に含有する転写枚葉紙は、裏
面からサーモヘッドによって加熱される。この場合、染
料は、転写枚葉紙から支持体の表面層中、例えば被覆さ
れた紙のプラスチック層中に拡散される。
【0008】この方法の本質的な利点は、サーモヘッド
で放出すべきエネルギーにより転写する染料量、ひいて
は色調を意図的に制御することができることにある。
【0009】熱転写印刷の場合には、一般に3色の減色
法基本色黄、マゼンタおよびシアン、場合によっては付
加的に黒が使用され、この場合使用される染料は、最適
な色描写に対して次の性質を有しなければならない:容
易な熱転写可能性、室温で吸収媒体の表面層内または表
面層からの僅かな移行傾向、高い熱安定性および光化学
的安定性ならびに湿分および化学薬品に対する耐性、転
写枚葉紙の貯蔵の際の結晶傾向の皆無、原色法色混合に
適当な色相、高いモル吸収係数および容易な工業的入手
性。
【0010】これらの要件は、同時に充足させるのは極
めて困難である。殊に、これまで使用されてきたマゼン
タ染料は、納得できるものではない。このことは、例え
ば米国特許第4764178号明細書に記載された、熱
転写のために推奨されたアゾ染料に関連し、このアゾ染
料は、アゾ染料Iに類似し、かつアニリン、テトラヒド
ロキノリン、アミノキノリンまたはユロリジンをベース
とするカップリング成分を有する。
【0011】アゾ染料Iそれ自体は、自体公知であるか
または公知方法、例えば古典的な西ドイツ国特許出願第
P3833443.7号明細書、アンネン(O.Annen)
他、Rev.Prog.Coloration17、72〜85(198
7)またはウィバー(M.A.Weaver)およびシャトルワー
ス(L.Shuttleworth)、Dyes andPigments、81〜12
1(1982)の記載により得ることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、必要とされる性質プロフィールにこれまで公知の染
料の場合よりも近似している、熱転写印刷に適当な赤染
料および青染料を見い出すことであった。
【0013】
【課題を解決するための手段】それに応じて、冒頭に定
義した熱転写用のアゾ染料Iが見い出された。但し、こ
のアゾ染料Iにおいて、Rがフェニル基であり、Dの
ジアゾ成分がアニリン誘導体であり、R、Rが水素
原子、置換または非置換のアルキル基、シクロアルキル
基またはアリール基である化合物を除くものとする。
【0014】更に、プラスチックで被覆された支持体上
にキャリヤーをサーモヘッドを用いて拡散させることに
よってアゾ染料を転写する方法が見い出され、この方法
は、このために冒頭に定義した1つまたはそれ以上のア
ゾ染料Iが存在するキャリヤーを使用することによって
特徴付けられる。
【0015】
【作用】更に、このために、式Ia:
【0016】
【化5】
【0017】[式中、R1′は、フェニルもしくはフェ
ノキシを置換基として有することができるC1〜C8−ア
ルキル基;シクロヘキシル基;C1〜C4−アルキル、C
1〜C4−アルコキシまたは塩素を置換基として有するこ
とができるフェニル基;チエニル基; 一般式IIa:
【0018】
【化6】
【0019】(但し、pは0または1を表わし、qは1
〜4を表わし、R4′はC1〜C4−アルキル−、フェニ
ル−もしくはベンジル基を表わす)で示される基を表わ
し;R2′、R3′はC1〜C12−アルキル−、C1〜C10
−アルコキシ−もしくはC1〜C10−シアノアルキル
基;前記式IIaの基を表わし;D′は、アニリン−、
フェニルアゾアニリン−、アミノチオフェン−、フェニ
ルアゾアミノチオフェン−、アミノチアゾール−、フェ
ニルアゾアミノチアゾール−、アミノイソチアゾール
−、アミノベンズイソチアゾール−、アミノチアジアゾ
ール−、アミノイソチアジアゾール−、アミノオキサゾ
ール−、アミノオキサジアゾール−、アミノジアゾール
−、アミノトリアゾール−またはアミノピロール系列に
由来するジアゾ成分IIIの基を表わす]で示される染
料を使用することによって特徴付けられる前記方法の有
利な実施態様が見い出された。
【0020】好ましいジアゾ成分IIIは、次のもので
ある: −一般式IIIa:
【0021】
【化7】
【0022】で示されるアニリン誘導体、 −一般式IIIb:
【0023】
【化8】
【0024】で示されるフェニルアゾアニリン誘導体、 −一般式IIIc:
【0025】
【化9】
【0026】で示されるアミノチオフェン誘導体、 −一般式IIId:
【0027】
【化10】
【0028】で示されるフェニルアゾアミノチオフェン
誘導体、 −一般式IIIe:
【0029】
【化11】
【0030】で示されるアミノチアゾール誘導体、 −一般式IIIf:
【0031】
【化12】
【0032】で示されるフェニルアゾアミノチアゾール
誘導体、 −一般式IIIg:
【0033】
【化13】
【0034】で示されるアミノイソチアゾール誘導体、 −一般式IIIhおよびIIIi:
【0035】
【化14】
【0036】で示されるアミノベンズイソチアゾール誘
導体、 −一般式IIIk:
【0037】
【化15】
【0038】で示されるアミノチアジアゾール誘導体、 −一般式IIIl:
【0039】
【化16】
【0040】で示されるアミノイソチアジアゾール誘導
体、 −一般式IIIm:
【0041】
【化17】
【0042】で示されるアミノピロール誘導体。
【0043】この場合、置換基:R5,R6,R7は、水
素原子、塩素原子、臭素原子、ニトロ−またはシアノ
基;それぞれ10個までのC原子を有していてもよいア
ルキル−、アルコキシアルキル−、アルカノイルオキシ
アルキル−またはアルコキシカルボニルアルキル基;式
IIの基;式:−CO−OR15、−CO−NR1516
−SO−OR15、−SO2−OR15または−SO2−NR
1516を表わし、但し、R15およびR16は、それぞれ1
0個までのC原子を有していてもよいアルキル基または
アルコキシアルキル基を表わし、R16は付加的に水素原
子を表わし;R5は、さらに3位でC1〜C8−アルコキ
シによって置換されたオキサジアゾール基を表わし;R
6は、さらに式:−CO−R17または−CO−OR
17(但し、R17はC1〜C8−アルキルを置換基として有
することができるフェニル基を表わすものとする);一
般式IV:
【0044】
【化18】
【0045】[式中、Xはシアノ基、−CO−OR15
たは−CO−NR1516を表わす]で示される基を表わ
し;R8は、水素原子、塩素原子、シアノ−またはチオ
シアネート基、10個までのC原子を有していてもよい
アルキル−、アルコキシ−、アルキルチオ−またはアル
コキシアルキル基;2−(C1〜C2−アルコキシカルボ
ニル)エチルチオ基;2−(ピロリド−1−イル)エチ
ル基;C5〜C6−シクロアルキル−または−シクロアル
キルチオ基;C1〜C4−アルキル、C1〜C4−アルコキ
シ、ベンジルオキシもしくはフェニルチオを置換基とし
て有することができるフェニル基;Ar−C1〜C4−ア
ルキル−、Ar−C1〜C4−アルコキシまたはAr−C
1〜C4−アルキルチオ基;C1〜C4−アルキルを置換基
として有することができるチエニル−またはピリジル
基;式IIの基;式:−CO−OR15、−CO−NR15
16、−SO−OR15または−SO2−OR15で示され
る基を表わし;R9は、水素原子、塩素原子、臭素原
子、ニトロ−、シアノ−、チオシアネート−またはフェ
ニル基;式:−CO−OR15または−CO−NR1516
で示される基を表わし;R10は、水素原子、塩素原子、
臭素原子、ニトロ−、シアノ−またはホルミル基;式:
−CO−OR15または−CO−NR1516で示される
基;式IVで示される基を表わし;R11、R12は、水素
原子、塩素原子、臭素原子、ニトロ−またはシアノ基;
1〜C4−アルキル−またはC1〜C4−アルコキシ基;
式:−CO−OR15または−CO−NR1516で示され
る基を表わし;R13は、水素原子、塩素原子、臭素原子
またはC1〜C4−アルキル基を表わし;R14は、水素原
子またはシアノ基;式:−CO−OR15または−CO−
NR1516で示される基を表わし;R18は、シアノ−ま
たはホルムアミド基を表わし;R19は、メチル−または
フェニル基を表わし;Xは、水素原子、塩素原子または
ニトロ基を表わし;Yは、水素原子またはシアノ基を表
わす。
【0046】この場合、適当なアルキル基R1、R2、R
3、R4、R5、R6、R7、R8、R11、R12、R13、R15
またはR16は、なかんずくメチル基、エチル基、プロピ
ル基、イソプロピル基およびブチル基であり、それとと
もにイソブチル基、第二ブチル基および第三ブチル基を
も表わす。
【0047】更に、基R1、R2、R3、R5、R6、R7
8、R15またはR16としては、例えばペンチル基、イ
ソペンチル基、ネオペンチル基、第三ペンチル基、ヘキ
シル基、2−メチルペンチル基、ヘプチル基、オクチル
基、2−エチルヘキシル基ならびに異性体混合物イソオ
クチル基およびシクロヘキシル基を挙げることができ
る。
【0048】更に、基R1、R2、R3、R5、R6、R7
8、R15またはR16は、例えばノニル基およびデシル
基ならびに異性体混合物イソノニル基およびイソデシル
基である。
【0049】それとともに、基R1、R2またはR3とし
ては、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基および
その異性体混合物イソトリデシル基、テトラデシル基、
ペンタデシル基が適当であり、ならびに基R2およびR3
としては、付加的にヘキサデシル基、ヘプタデシル基、
オクタデシル基、ノナデシル基およびエイコシル基が適
当である。
【0050】アルキル基R2またはR3は、フェニル基を
置換として有していてもよく;この場合、例えば次のも
のを挙げることができる(但し、Phはフェニル基であ
る):−CH2−Ph、−CH(CH3)−Ph、−(C
22−Ph、−(CH24−CH(CH3)−Ph−
3−CH3、−(CH23−CH(C49)−Ph−3
−CH3、−(CH26−Ph−4−O−CH3、−CH
(C25)−(CH23−Ph−3−O−C25および
−CH(C25)−(CH23−Ph−3−Cl。
【0051】更に、例えば次のハロゲン−、ヒドロキシ
−およびシアノアルキル基が基R2またはR3として適当
である:−(CH25−Cl、−CH(C49)−(C
23−Clまたは−(CH24−CF3;−(CH2
2−CH(CH3)−OH、−(CH22−CH(C
49)−OHまたは−CH(C25)−(CH29−O
H;−(CH22−CN、−(CH23−CN、−CH
2−CH(CH3)−CH(C25)−CN、−(C
26−CH(C25)−CNおよび−(CH23−C
H(CH3)−(CH22−CH(CH3)−CN。
【0052】基R1、R2、R3、R5、R6、R7、R15
たはR16が、好ましい式IIのアルコキシアルキル基で
ある場合には、適当な基Wは、例えば1,2−プロピレ
ンおよび1,3−プロピレン、1,2−ブチレン、1,3
−ブチレン、1,4−ブチレンおよび2,3−ブチレン、
ペンタメチレン、ヘキサメチレンおよび2−メチルペン
タメチレン、特にエチレンであり、かつ基R4は、特に
メチル、エチル、プロピル、ブチルならびにベンジルお
よびフェニルであり、これらの基は、2つの置換基、例
えばメチル(オキシ)、エチル(オキシ)、ピロピル
(オキシ)およびブチル(オキシ)を有することができ
る。特に好ましい基IIは、例えば次のものである:−
(CH22−O−CH3、−(CH22−O−C25
−(CH22−O−C37、−(CH22−O−C
49、−(CH22−O−CH2−CH(CH3)−CH
3、−(CH22−O−Ph、−(CH22−O−CH2
−Ph、−[(CH22−O]2−CH3、−[(C
22−O]2−C25、−[(CH22−O]2−P
h、−[(CH22−O]2−Ph−4−O−C49
−[(CH22−O]3−C49、−[(CH22
O]2−Ph、−[(CH22−O]3−Ph−3−C4
9、−[(CH22−O]4−CH3、−(CH23
O−(CH22−O−CH3、−(CH23−O−(C
22−O−C25、−(CH23−O−(CH22
O−Ph、−(CH23−O−[(CH22−O]2
CH3および−(CH23−O−[(CH22−O]2
25。更に、好ましい基IIとしては、例えば次のも
のを挙げることができる:−(CH23−O−CH3
−(CH23−O−C25、−(CH23−O−C
37、−(CH23−O−C49、−(CH23−O−
Ph、−[(CH23−O]2−CH3、−[(CH23
−O]2−C25、−CH2−CH(CH3)−O−C
3、−CH2−CH(CH3)−O−C25、−CH2
CH(CH3)−O−C37、−CH2−CH(CH3
−O−C49、−CH2−CH(CH3)−O−Ph、−
(CH24−O−CH3、−(CH24−O−C25
−(CH24−O−C49、−(CH24−O−CH2
−CH(C25)−C49、−(CH24−O−Ph、
−(CH24−O−CH2−Ph−2−O−C25、−
(CH24−O−C610−2−C25、−[(CH2
5−O]2−CH3、−[(CH24−O]2−C25、−
[(CH22−CH(CH3)−O]2−C25、−(C
25−O−CH3、−(CH25−O−C25、−
(CH25−O−C37、−(CH25−O−Ph、−
(CH22−CH(C25)−O−CH2−Ph−3−
O−C49、−(CH22−CH(C25)−O−CH
2−Ph−3−Cl、−(CH26−O−C49、−
(CH26−O−Ph−4−O−C49、−(CH23
−CH(CH3)−CH2−O−C49、−(CH23
O−(CH24−O−CH3、−(CH23−O−(C
24−O−C25、−(CH24−O−(CH23
O−CH3 および−(CH24−O−(CH23−O−
25
【0053】それとともに、例えば次のアルコキシ基が
適当である:−(CH28−O−CH3、−(CH28
−O−C49、−(CH28−O−CH2−Ph−3−
25、−(CH24−CH(Cl)−(CH23−O
−CH2−Ph−3−CH3および−(CH23−CH
(C49)−O−CH2−Ph−3−CH3
【0054】上記のアルコキシアルキル基の中で、8個
までのC原子を有するものが基R8としても適当であ
り、12個までのC原子を有するものが基R15またはR
16としても適当である。
【0055】基R2、R3、R8、R11またはR12として
有利なアルコキシ基は、例えば次のものを挙げることが
できる:メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソ
プロポキシ基、ブトキシ基、イソブトキシ基および第二
ブトキシ基。
【0056】更に、基R8、特にR2またはR3は、例え
ばペンチルオキシ基、イソペンチルオキシ基、ネオペン
チルオキシ基、ヘキシルオキシ基、オクチルオキシ基お
よび2−エチルヘキシルオキシ基である。
【0057】更に、基R2またはR3としては、例えばノ
ニルオキシ基またはデシルオキシ基が適当であり、それ
とともになおウンデシルオキシ基、ドデシルオキシ基、
トリデシルオキシ基、テトラデシルオキシ基およびペン
タデシルオキシ基が適当である。
【0058】また、基R8は、アルキルチオ基、例えば
有利にメチルチオ基、エチルチオ基および2−シアノエ
チルチオ基であってもよく、それとともにプロピルチオ
基、イソプロピルチオ基、ブチルチオ基、ペンチルチオ
基、ヘキシルチオ基、ヘプチルチオ基、オクチルチオ
基、2−エチルヘキシルチオ基、2−エトキシカルボニ
ルエチルチオ基および特に2−メトキシカルボニルチオ
基であってもよい。
【0059】基R2またはR3として適当なアルカノイル
オキシアルキル基、アルコキシカルボニルオキシアルキ
ル基およびアルコキシカルボニルアルキル基としては、
例えば次のものである:−(CH22−O−CO−CH
3、−(CH23−O−CO−(CH27−CH3、−
(CH23−O−CO−(CH23−Ph−2−O−C
3、−CH(CH2−Ph−3−CH3)−O−CO−
49および−(CH24−O−CO−(CH24−C
H(C25)−OH;−(CH22−O−CO−O−C
3、−(CH23−O−CO−O−(CH27−C
3、−CH(C25)−CH2−O−CO−O−C
49、−(CH24−O−CO−O−(CH22−CH
(CH3)−O−Ph−3−CH3および−(CH25
O−CO−O−(CH25−CN;−(CH22−CO
−O−CH3、−(CH23−CO−O−C49、−
(CH23−CH(CH3)−CH2−CO−O−C
49、−(CH23−CH(C49)−CH2−CO−
O−C25、−(CH22−CO−O−(CH25−P
h、−(CH24−CO−O−(CH24−Ph−4−
49、−(CH23−CO−O−(CH24−O−P
h−3−O−CH3、−(CH22−CH(CH2OH)
−(CH22−CO−O−C25、−CH(C25)−
CH2−CO−O−(CH24−OHおよび−(CH2
3−CO−O−(CH26−CN。
【0060】基R1、R2またはR3として含有されてい
てもよいフェニル基およびシクロヘキシル基は、例えば
次のものである:−Ph、−Ph−3−CH3、−Ph
−4−(CH210−CH3、−Ph−3−(CH25
CH(CH3)−CH3、Ph−4−O−C49、−Ph
−4−(CH25−CH(C25)−CH3、−Ph−
4−O−CH2−Phおよび−Ph−4−Clならびに
R1の場合には特に−Ph−3−SO2−N(CH3)−
CH3および−Ph−3−SO2−N((CH22−O−
CH3)−(CH22−O−CH3;−C610−4−C
3、−C610−4−C1021、−C610−3−O−
49、−C610−3−O−(CH24−CH(C2
5)−CH3および−C610−4−Cl。
【0061】基R5、R6、R7、R8、R9、R10
11、R12またはR14が式:−CO−OR15または−C
O−NR1516の基である場合には、特に−CO−O−
CH3、−CO−O−C25、−CO−O−C37、−
CO−O−C49、−CO−N(CH3)−CH3および
−CO−N(C25)−C25が適当であり、それとと
もに例えば−CO−O−C511、−CO−O−C
613、−CO−N(C37)−C37および−CO−
N(C49)−C49が適当である。
【0062】基R5、R6、R7およびR8として使用され
ていてもよい式:−SO−OR15またはSO2−OR15
の基は、例えば−SO−O−CH3、−SO−O−C2
5、−SO−O−C37、−SO2−O−CH3、−SO2
−O−C25、−SO2−O−C37である。
【0063】基R5、R6またはR7としては、式:−S
2−NR1516で示される基、例えば特に−SO2−N
(CH3)−CH3、−SO2−N((CH22−O−C
3)−(CH22−O−CH3が当てはまり、それとと
もに例えば−SO2−N(C25)−C25および−S
2−N(C37)−C37も当てはまる。
【0064】また、基R6またはR10は、式IVの基、
例えば−CH=C(CN)−CN、−CH=C(CN)
−CO−O−CH3、−CH=C(CN)−CO−O−
25、−CH=C(CN)−CO−O−C37、−C
H=C(CN)−CO−O−C49、−CH=C(C
N)−N(CH3)−CH3および−CH=C(CN)−
N(C25)−C25であってもよい。
【0065】既述した基の中で、基R1として特に有利
なのはC1〜C8−アルキル基であり、その中で殊にメチ
ル基およびイソプロピル基が有利であり、シクロヘキシ
ル基、フェニル基(これは、メトキシ、スルホンアミド
もしくは塩素を置換基として有していてもよい)、なら
びにベンジル基も有利である。更に、好ましい基R
1は、チエン−3−イル基およびなかんずくチエン−2
−イル基、フラン−3−イル基および特にフラン−2−
イル基ならびにピリド−2−イル基、ピリド−4−イル
基および特にピリド−3−イル基である。
【0066】基R2またはR3としては、記載したアルキ
ル基の中で12個までのC原子を有するもの、特にメチ
ル基、エチル基およびプロピル基が有利であり、記載し
たシアノアルキル基およびアルコキシ基の中で10個ま
でのC原子を有するものが有利である。特に有利な基R
2またはR3は、メチル基またはエチル基を基R4′とし
て一緒に有する式IIaを有する。
【0067】上記のジアゾ成分D−NH2の中で、次の
ものが特に好ましい: −冒頭に定義した意味の基R5、R6およびR7を有する
アニリン誘導体IIIa、−次の基R8、R9および
10:R8が水素原子、塩素原子;それぞれ8個までの
C原子を有していてもよいアルキル−、またアルコキシ
−もしくはアルコキシアルキル基;C1〜C4−アルキル
もしくはC1〜C4−アルコキシを置換基として有するこ
とができるフェニル基、またはベンジル基;式:−CO
−OR15で示される基を表わし;R9がシアノ基;式:
−CO−OR15の基または−CO−NR1516を表わ
し;かつR10がシアノ−、ニトロ−またはホルミル基;
式IVの基を表わすようなアミノチオフェン誘導体、 −次の基R8およびR10:R8が水素原子、塩素原子;C
1〜C8−アルキル基;C1〜C4−アルキルもしくはC1
〜C4−アルコキシを置換基として有することができる
フェニル基、またはベンジル基; 式:−CO−OR15で示される基を表わし;かつR10
シアノ−、ニトロ−またはホルミル基; 式:−CO−OR15で示される基を表わすようなアミノ
チアゾール誘導体、 −次の基R8およびR9:R8が塩素原子;それぞれ8個
までのC原子を有していてもよいアルキル−,アルコキ
シ−,アルキルチオ−またはアルコキシアルキル基;C
1〜C4−アルキルもしくはC1〜C4−アルコキシを置換
基として有することができるフェニル基、ベンジル−ま
たはベンジルオキシ基を表わし;かつR9がシアノ−ま
たはニトロ基;式:−CO−OR15で示される基を表わ
すようなアミノイソチアゾール誘導体、 −次の基R8:R8が水素原子、塩素原子、シアノ−また
はチオシアネート基;それぞれ8個までのC原子を有す
ることができるアルキル−、アルコキシ−,アルキルチ
オ−またはアルコキシアルキル基;2−(C1〜C2−
アルコキシカルボニル)エチルチオ基;C1〜C4−ア
ルキルもしくはC1〜C4−アルコキシを置換基として
有することができるフェニル基、ベンジル−またはベン
ジルオキシ基;式:−CO−OR15、−SO−OR15
たは−SO2−OR15で示される基を表わすようなアミ
ノチアジアゾール誘導体。
【0068】本発明により使用すべき染料Iは、これま
で熱転写印刷に使用されてきた赤色染料および青色染料
と比較してアニリンをベースとするカップリング成分と
一緒に次の性質を示す:容易な熱転写可能性、室温で吸
収媒体中での改善された移行性、高い熱安定性、光堅牢
性、湿分および化学薬品に対する良好な耐性、印刷イン
キを製造する際の良好な溶解性、高い着色強度および容
易な工業的入手性。
【0069】その上、アゾ染料Iは、殊に染料混合物の
場合に明らかに良好な色相純度を示し、かつ改善された
黒色印刷を生じる。
【0070】本発明による熱転写印刷方法に必要とされ
る染料供与体として機能する転写枚葉紙は、次にように
して調製される:アゾ染料Iを有機溶剤中、例えばイソ
ブタノール、メチルエチルケトン、塩化メチル、クロル
ベンゾール、トルオール、テトラヒドロフランまたはそ
の混合物中で、1つまたはそれ以上の結合剤ならびに場
合によっては他の助剤、例えば分離剤または結晶抑制剤
を用いて加工し、染料を特に分子状に分散溶解して含有
する印刷インキに変える。引続き、この印刷インキを不
活性キャリヤー上に塗布し、かつ乾燥させる。
【0071】本発明によるアゾ染料Iのための結合剤と
しては、周知のように熱転写印刷に使用される、有機溶
剤中で可溶の全ての物質、すなわち例えばセルロース誘
導体、例えばメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセ
ルロース、セルロースアセテートまたはセルロースアセ
トブチレート、なかんずくエチルセルロースおよびエチ
ルヒドロキシエチルセルロース、澱粉、アルギン酸塩、
アルキド樹脂、例えばポリビニルアルコールまたはポリ
ビニルピロリドンならびに特にポリ酢酸ビニルおよびポ
リビニルブチレートが適当である。それとともに、アク
リレートまたはその誘導体の重合体および共重合体、例
えばポリアクリル酸、ポリメチルメタクリレート−また
はスチロールアクリレート共重合体、ポリエステル樹
脂、ポリアミド樹脂、ポリウレタン樹脂または天然樹
脂、例えばアラビアゴムがこれに該当する。 前記結合
剤の混合物、例えば重量比2:1でエチルセルロースと
ポリビニルブチレートとからなるものがしばしば推奨さ
れる。
【0072】結合剤と染料との重量比は、一般に8:1
〜1:1、特に5:1〜2:1である。
【0073】助剤としては、例えば欧州特許出願公開第
227092号明細書もしくは欧州特許出願公開第19
2435号明細書に記載されているように、ペルオキシ
フルオル化されたアルキルスルホンアミドアルキルエス
テルまたはシリコーンをベースとする分離剤、および特
にカラーテープの貯蔵および加熱の際に転写染料の晶出
を阻止する有機添加剤、例えばコレステリンまたはバニ
リンが使用される。
【0074】不活性キャリヤー材料は、例えば薄葉紙、
吸取紙または羊皮紙ならびにポリエステル、ポリアミド
もしくはポリイミドのような熱安定性プラスチックから
のフィルムであり、この場合このフィルムは、金属で被
覆されていてもよい。
【0075】不活性キャリヤーは、サーモヘッドとキャ
リヤー材料との接着を阻止するために、サーモヘッドに
対向した側で付加的に滑剤で被覆されていてもよい。適
当な滑剤は、例えば欧州特許出願公開第216483号
明細書に記載されているように、シリコーンまたはポリ
ウレタンである。
【0076】染料キャリヤーの厚さは、一般に3〜30
μm、有利に5〜10μmである。印刷すべき支持体、
例えば紙は、その側で染料を印刷過程で吸収するプラス
チックで被覆されていなければならない。このために、
特にガラス転移温度Tgが50〜100℃である高分子
量物質、すなわち例えばポリカーボネートおよびポリエ
ステルが使用される。このための詳細は、欧州特許出願
公開第227094号明細書、欧州特許出願公開第13
3012号明細書、欧州特許出願公開第133011号
明細書、特開昭61−199997号公報または特開昭
61−283595号公報から認めることができる。
【0077】本発明による方法には、300℃を上廻る
温度に加熱可能なサーモヘッドが使用され、したがって
染料の転写は、最大15msecの時間で行なわれる。
【0078】
【実施例】差当たり、常法で厚さ6〜10μmのポリエ
ステルフィルムからなる転写枚葉紙(供与体)を製造
し、これにそれぞれアゾ染料I約0.25gを含有する
結合剤Bからなる厚さ約5μmの転写層を備えさせた。
結合剤と染料との重量比は、次表中に別記してない場合
には、それぞれ4:1であった。
【0079】印刷すべき支持体(受容体)は、厚さ約1
20μmの紙からなり、この紙は、厚さ8μmのプラス
チック層で被覆されていた(Hitachi Color Video Prin
t Paper)。
【0080】供与体および受容体を被覆された側で上下
に重ねて置き、アルミニウム箔と一緒に巻き取り、2つ
の加熱板の間で2分間70〜80℃の温度に加熱した。
同種類の試料を用いて、この方法を3回それぞれ80〜
120℃の高い温度で繰り返した。
【0081】この場合、受容体のプラスチック層中に拡
散された染料量は、吸光度Aとして測光法によりそのつ
ど加熱後に上記の温度に定められた光学密度と比例関係
にある。
【0082】属する相関的絶対温度に対する測定された
吸光度値Aの対数をプロットすることにより、直線が得
られ、この直線の上昇率から転写実験に対する活性化エ
ネルギーΔEτを計算することができる:
【0083】
【数1】
【0084】このプロットの場合には、吸光度が値1を
達成するような温度T*は付加的に取除くことができ、
すなわち透過される光の強さは、入射される光の強さの
十分の一である。試験された染料の熱移行可能性が良好
であればあるほど、温度T*は、ますます小さな値を取
る。
【0085】次表中には、熱移行挙動に関連して試験さ
れたアゾ染料Iが、属する吸収最大λmax[nm]と
ともに記載されている。λmax値は、塩化メチレンま
たはそれぞれ記載された溶剤中で測定された。
【0086】その上、そのつど使用される結合剤Bが記
載されている。この場合には、次の意味を表わす:EC
=エチルセルロース、PVB=ポリビニルブチレート、
MS=EC:PVB=2:1、VY=ビロン。
【0087】既述したパラメーターT*[℃]およびΔ
Eτ[kJ/モル]を測定した場合には、測定された値
は同様に記載してある。
【0088】
【表1】
【0089】
【表2】
【0090】
【表3】
【0091】
【表4】
【0092】
【表5】
【0093】
【表6】
【0094】
【表7】
【0095】
【表8】
【0096】
【表9】
【0097】
【表10】
【0098】
【表11】
【0099】
【表12】
【0100】
【表13】
【0101】
【表14】
【0102】
【表15】
【0103】
【表16】
【0104】
【表17】
【0105】
【表18】
【0106】
【表19】
【0107】
【表20】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ザビーネ グリュットナー ドイツ連邦共和国 ムッテルシュタット ノイヴェーク11 (72)発明者 グンター ラム ドイツ連邦共和国 ハスロッホ ハイン リッヒ−ハイネ−シュトラーセ 7 (72)発明者 ヘルムート ライヒェルト ドイツ連邦共和国 ノイシュタット ヨ ハン−ゴットリープ−フィヒテ−シュト ラーセ 56 (72)発明者 リューディガー ゼンス ドイツ連邦共和国 マンハイム 1 メ ディクスシュトラーセ 12 (56)参考文献 特開 平4−126292(JP,A) 特開 平3−93862(JP,A) 特開 平3−256793(JP,A) 特開 昭63−141799(JP,A) 特開 昭63−239291(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41M 5/38 - 5/40

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式I: 【化1】 [式中、 R1は、水素原子; フェニルもしくはフェノキシを置換基として有すること
    ができるC1〜C15−アルキル基; C1〜C5−アルキル、C1〜C5−アルコキシもしくはハ
    ロゲンを置換基として有することができるシクロヘキシ
    ル基; C1〜C5−アルキル、C1〜C5−アルコキシ、スルホン
    アミドもしくはハロゲンを置換基として有することがで
    きるフェニル基; C1〜C5−アルキルもしくはハロゲンを置換基として有
    することができるチエニル基、フラニル−またはピリジ
    ル基; 一般式II: 【化2】 (但し、Wは同一かまたは異なるC2〜C6−アルキレン
    基を表わし、 nは1〜6を表わし、かつR4はC1〜C4−アルキル基
    を表わすかまたは双方ともそれぞれC1〜C4−アルキル
    もしくはC1〜C4−アルコキシを置換基として有するこ
    とができるフェニル−またはベンジル基を表わす)で示
    される基を表わし; R2、R3は、水素原子; それぞれ15個までのC原子を有していてもよくかつフ
    ェニル、C1〜C4−アルキルフェニル、C1〜C4−アル
    コキシフェニル、ハロゲン化フェニル、ベンジルオキ
    シ、C1〜C4−アルキルベンジルオキシ、C1〜C4−ア
    ルコキシベンジルオキシ、ハロゲン化ベンジルオキシ、
    ハロゲン、ヒドロキシもしくはシアノを置換基として有
    することができるアルキル−、アルコキシ−、アルコキ
    シアルキル−、アルカノイルオキシアルキル−、アルコ
    キシカルボニルオキシアルキル−、アルコキシカルボニ
    ルアルキル−、ハロゲン化アルキル−、ヒドロキシアル
    キル−またはシアノアルキル基; C1〜C15−アルキル、C1〜C15−アルコキシもしくは
    ハロゲンを置換基として有することができるシクロヘキ
    シル基; C1〜C15−アルキル、C1〜C15−アルコキシ、ベンジ
    ルオキシもしくはハロゲンを置換基として有することが
    できるフェニル基; 上記式IIの基を表わし; Dはジアゾ成分III: D−NH2 III で示される基を表わす]で示される熱転写印刷用のアゾ
    染料、但し、R がフェニル基であり、Dのジアゾ成分
    がアニリン誘導体であり、R 、R が水素原子、置換
    または非置換のアルキル基、シクロアルキル基またはア
    リール基である化合物を除く
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