JP3001850U - 飲料用容器の蓋 - Google Patents

飲料用容器の蓋

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JP3001850U
JP3001850U JP1994001803U JP180394U JP3001850U JP 3001850 U JP3001850 U JP 3001850U JP 1994001803 U JP1994001803 U JP 1994001803U JP 180394 U JP180394 U JP 180394U JP 3001850 U JP3001850 U JP 3001850U
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JP
Japan
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closing cap
peripheral wall
passage hole
lid
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Application number
JP1994001803U
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English (en)
Inventor
精一 伊藤
亨 後藤
育男 三浦
由香里 川村
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Taiyo Nippon Sanso Corp
Original Assignee
Taiyo Nippon Sanso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蓋を取外すことなく容器内の飲料水を飲むこ
とのできる飲料用容器の蓋を提供する。 【構成】 蓋板部9に周壁10を立設する。蓋板部9の
最下部の周壁10寄りに液通孔12を形成し、液通孔1
2を塞ぐ開閉キャップ13を蓋板部9の上面に回動可能
に設ける。開閉キャップ13に、周壁10より外方に突
出し、且つ開閉キャップ13を閉じたときに、飲料用容
器1の最大径Aを越えない長さに設定した摘み部14を
突設する。液通孔12に対向する周壁10に、開閉キャ
ップ13を開いたときに退避させる切り欠き部17を形
成し、切り欠き部17に開閉キャップ13を係脱可能に
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、飲料用容器の蓋に関し、詳しくは蓋をしたまま容器内の飲料水を飲 むことのできる飲料用容器の蓋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、飲料用容器の蓋は、飲料用容器の上部開口を覆って密閉するものであっ た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このため、容器内の飲料水を飲む場合には、その都度蓋を取外さなくてはなら なかった。
【0004】 そこで本考案は、蓋を取外すことなく容器内の飲料水を飲むことのできる飲料 用容器の蓋を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本考案は、容器本体の上部開口部を覆う、傾斜し た蓋板部を有する飲料用容器の蓋において、前記蓋板部に周壁を立設し、該蓋板 部の最下部の周壁寄りに液通孔を形成して、該液通孔を塞ぐ開閉キャップを蓋板 部の上面に回動可能に設け、該開閉キャップに、前記周壁より突出し、且つ開閉 キャップを閉じたときに、前記飲料用容器の最大径を越えない長さに設定した摘 み部を突設すると共に、前記液通孔に対向する周壁に、前記開閉キャップを開い たときに退避させる切り欠き部を形成し、該切り欠き部に前記開閉キャップを係 脱可能としたことを特徴としている。
【0006】
【作用】
これにより、開閉キャップを回動し、切り欠き部に退避させると共に、該切り 欠き部に係合させ、液通孔側の周壁に口を付けて容器を傾ければ、液通孔から容 器内の飲料水を飲むことができる。また、上述のように開閉キャップを開いて切 り欠き部に係合させ、液通孔にストローを差込んで飲料水を飲むこともできる。 さらに、開閉キャップを回動させて閉じれば容器内を閉塞できる。また、蓋板部 が傾斜して設けられ、且つ蓋板部の最下部に液通孔が形成されているので、飲料 水を飲み終わって容器を直立させれば、蓋板部上の飲料水は、液通孔から容器内 に落下し、蓋板部上面に飲料水が残ることがない。
【0007】 開閉キャップには、摘み部が突設されているので、摘み部を持って開閉キャッ プを楽に回動させることができる。さらに、摘み部は、飲料用容器の最大径を越 えない長さに設定されているので、容器を誤って落下させたり、摘み部が他のも のに触れても、開閉キャップが不用意に回動して開くことを防止する。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の各実施例を図面に基づいて説明する。
【0009】 図1乃至図5は本考案の第1実施例を示すもので、飲料用容器1は、コップ状 の容器本体2と、該容器本体2の上部開口を覆う蓋3とで構成され、容器本体2 は、外容器4と内容器5の間を真空断熱構造としたもので、底部に底部材6を、 胴部の外周に滑り止め部7を、上部開口の外周に肩部材8をそれぞれ設け、該肩 部材8に前記蓋3が着脱可能に螺着されている。
【0010】 蓋3は、容器本体2の上部開口を覆う蓋板部9を傾斜して設け、該蓋板部9の 外周に周壁10を立設し、該周壁10の中間部外側に、前記肩部材8への螺着部 11を形成しており、蓋板部9を容器本体2の上部開口から少し底部側へ挿入し た状態で容器本体2に螺着される。
【0011】 蓋板部9には、該蓋板部9の最下部で、前記周壁10寄りに液通孔12が形成 されると共に、該液通孔12を塞ぐ断面略L字形の開閉キャップ13が蓋板部9 の上面に回動可能に設けられている。
【0012】 開閉キャップ13は、蓋板部9に回動可能に取付けられる支部13aより、液 通孔12に向かって蓋板部9に添って延びる底板13bと、該底部13bより周 壁10に添って立ち上がる立ち上げ部13cとによって断面略L字形に形成され 、立ち上げ部13cの先端には、摘み部14が形成されている。開閉キャップ1 3の底板13bには、液通孔12に挿入される閉塞部15が突設され、液通孔1 2には、閉塞部15に係合するための係止突起16が設けられている。尚、係止 突起16は閉塞部15に設けても、液通孔12と閉塞部15の双方に設けてもよ い。
【0013】 摘み部14は、周壁10の端部を越えて外方に突出すると共に、その長さは、 飲料用容器1の最大径Aを越えないように設定されている。
【0014】 周壁10には、液通孔12の対向側に、開閉キャップ13を開いたときに退避 させる切り欠き部17が形成され、該切り欠き部17に前記開閉キャップ13を 開いた状態に保持する係止突起18が設けられている。尚、係止突起18は、開 閉キャップ13に設けても、または開閉キャップ13と切り欠き部17の両方に 設けてもよい。
【0015】 このように構成することにより、開閉キャップ13を閉じた状態では、閉塞部 15が液通孔12の係止突起16に係合して、液通孔12が閉塞されている。ま た、開閉キャップ13を開けるときには、周壁10より突出している摘み部14 を持って、支部13aを支点に開閉キャップ13を回動させて、底板13bを切 り欠き部17に退避させる。次に、底板13bを、係止突起18に係止させて切 り欠き部17に係合させることによって、液通孔12側の周壁10に口をつけて 飲料用容器1を傾ければ、液通孔12から飲料用容器1内の飲料水を飲むことが できる。また、上述のようにして開閉キャップ13を開け、液通孔12にストロ ーを差込んで飲料水を飲むこともできる。
【0016】 したがって、蓋3を容器本体2から取外すことなく飲料用容器1内の飲料水を 飲むことができる。また、蓋板部9が傾斜して設けられ、且つ蓋板部9の最下部 に液通孔12が形成されているので、飲料水を飲み終わって飲料用容器1を直立 させれば、蓋板部9上の飲料水は、液通孔12から容器内に落下し、蓋板部9の 上面に飲料水が残ることがない。
【0017】 さらに、開閉キャップ13には、摘み部14が突設されているので、開閉キャ ップ13を楽に回動させて開けることができる。さらに、摘み部14は、飲料用 容器1の最大径Aを越えない長さに設定されていることから、開閉キャップ13 を閉じた状態で、容器を誤って落下させたり、他のものと触れることがあっても 、不用意に開閉キャップ13が回動して開き、容器内部の飲料水が外部に溢れる 虞がない。
【0018】 図6乃至図8は、開閉キャップ20の底板20aの両側に、係止突起21,2 1を設け、開閉キャップ20を閉じた際には、係止突起21,21を蓋板部9に 係合させ、開閉キャップ20を開いた際には、係止突起21,21を周壁10に 設けた切り欠き部に係合させる本考案の第2実施例を示すものである。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、容器本体の上部開口部を覆う、傾斜した蓋板 部を有する飲料用容器の蓋において、前記蓋板部に周壁を立設し、該蓋板部の最 下部の周壁寄りに液通孔を形成して、該液通孔を塞ぐ開閉キャップを蓋板部の上 面に回動可能に設け、該開閉キャップに、前記周壁より突出し、且つ開閉キャッ プを閉じたときに、前記飲料用容器の最大径を越えない長さに設定した摘み部を 突設すると共に、前記液通孔に対向する周壁に、前記開閉キャップを開いたとき に退避させる切り欠き部を形成し、該切り欠き部に前記開閉キャップを係脱可能 としたので、開閉キャップを開いて切り欠き部に退避させて係止すれば、開閉キ ャップが邪魔にならずに液通孔側の周壁に口をつけ、容器を傾けて液通孔から容 器内の飲料水を飲むことができる。さらに、開閉キャップを開けて、液通孔にス トローを差込んで飲料水を飲むこともでき、開閉キャップを閉じれば容器内を閉 塞できる。
【0020】 また、蓋板部が傾斜して設けられ、且つ蓋板部の最下部に液通孔が形成されて いるので、飲料水を飲み終わって容器を直立させれば、蓋板部上の飲料水は、液 通孔から容器内に落下し、蓋板部上面に飲料水が残ることがない。
【0021】 さらに、開閉キャップには、摘み部が突設されていることによって、開閉キャ ップを楽に回動させることができる。さらに、摘み部は、飲料用容器の最大径を 越えない長さに設定されているので、開閉キャップを閉じた状態で、容器を誤っ て落下させたり、他のものと触れることがあっても、不用意に開閉キャップが回 動して開き、容器内部の飲料水が外部に溢れることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図2のI−I断面図
【図2】 本考案の一実施例を示す飲料用容器の平面図
【図3】 開閉キャップを開けた状態の本考案の一実施
例を示す平面図
【図4】 図3のIV−IV断面図
【図5】 図3のV−V断面図
【図6】 開閉キャップを開けた状態の本考案の他の実
施例を示す平面図
【図7】 図6のVII −VII 断面図
【図8】 図6のVIII−VIII断面図
【符号の説明】
1…飲料用容器、2…容器本体、3…蓋、4…外容器、
5…内容器、6…底部材、7…滑り止め部、8…肩部
材、9…蓋板部、10…周壁、11…螺着部、12…液
通孔、13,20…開閉キャップ、14…摘み部、15
…閉塞部、16,18,21…係止突起、17…切り欠
き部、A…飲料用容器1の最大径
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 川村 由香里 東京都港区西新橋一丁目16番7号 日本酸 素株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体の上部開口部を覆う、傾斜した
    蓋板部を有する飲料用容器の蓋において、前記蓋板部に
    周壁を立設し、該蓋板部の最下部の周壁寄りに液通孔を
    形成して、該液通孔を塞ぐ開閉キャップを蓋板部の上面
    に回動可能に設け、該開閉キャップに、前記周壁より突
    出し、且つ開閉キャップを閉じたときに、前記飲料用容
    器の最大径を越えない長さに設定した摘み部を突設する
    と共に、前記液通孔に対向する周壁に、前記開閉キャッ
    プを開いたときに退避させる切り欠き部を形成し、該切
    り欠き部に前記開閉キャップを係脱可能としたことを特
    徴とする飲料用容器の蓋。
JP1994001803U 1994-03-09 1994-03-09 飲料用容器の蓋 Expired - Lifetime JP3001850U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0526649U (ja) * 1991-09-20 1993-04-06 河西工業株式会社 自動車用ドアトリムにおけるドアポケツト構造
JP2014097410A (ja) * 2014-01-09 2014-05-29 Pearl Metal Co Ltd 飲料容器の蓋体
KR200491710Y1 (ko) * 2018-01-17 2020-05-26 유안 민 알루미늄 컴퍼니 리미티드 자동 수납 가능한 스트로우를 갖는 음료컵

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JPS5812161B2 (ja) * 1973-04-26 1983-03-07 ドラ−トインダストリ− ヨンゲポエリンク ベ− ヴエ− コンベアベルト

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