JP3001768B2 - 車搬送装置 - Google Patents
車搬送装置Info
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- JP3001768B2 JP3001768B2 JP6067520A JP6752094A JP3001768B2 JP 3001768 B2 JP3001768 B2 JP 3001768B2 JP 6067520 A JP6067520 A JP 6067520A JP 6752094 A JP6752094 A JP 6752094A JP 3001768 B2 JP3001768 B2 JP 3001768B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、立体駐車場の入出庫部
等に使用されて車を縦横方向に搬送可能な車搬送装置に
関する。
等に使用されて車を縦横方向に搬送可能な車搬送装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】縦方向または横方向に搬送した車を横方
向または縦方向に方向転換して送り出す場合、従来では
搬送用コンベヤを搭載したターンテーブル装置を使用し
ていた。
向または縦方向に方向転換して送り出す場合、従来では
搬送用コンベヤを搭載したターンテーブル装置を使用し
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、搬送用コンベ
ヤを搭載したターンテーブル装置は、広い占有面積を必
要とすること、旋回に要する時間が必要で搬送時間がか
かること、たとえば縦方向に搬入した車は縦方向にしか
送り出すことができないこと、などの問題点があった。
ヤを搭載したターンテーブル装置は、広い占有面積を必
要とすること、旋回に要する時間が必要で搬送時間がか
かること、たとえば縦方向に搬入した車は縦方向にしか
送り出すことができないこと、などの問題点があった。
【0004】本発明は、上記問題点を解決して、占有面
積も小さく、搬送時間も短縮できるとともに、縦方向に
搬入した車を横方向に搬出、または横方向に搬入した車
を縦方向に搬出することができ、立体駐車場の入出庫ゾ
ーンの設計の自由度を向上させることができる車搬送装
置を提供することを目的とする。
積も小さく、搬送時間も短縮できるとともに、縦方向に
搬入した車を横方向に搬出、または横方向に搬入した車
を縦方向に搬出することができ、立体駐車場の入出庫ゾ
ーンの設計の自由度を向上させることができる車搬送装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の車搬送装置は、車を第1搬送経路に沿って
搬送する第1搬送手段と、この第1搬送手段に搭載され
て第1搬送経路と直交する第2搬送経路に車を搬送する
第2搬送手段とで構成され、前記第1搬送手段に、一対
のスプロケット間に巻張されて車を搬送可能なベルト材
と、スプロケットを介してベルト材を駆動する第1駆動
装置とを具備し、前記第2搬送手段に、ベルト材の全面
に配設されてベルト材の長さ方向の軸芯回りに回転自在
に支持された多数の遊転ローラーと、第2搬送経路上の
前記遊転ローラーを回転駆動する第2駆動装置とを具備
したものである。
めに本発明の車搬送装置は、車を第1搬送経路に沿って
搬送する第1搬送手段と、この第1搬送手段に搭載され
て第1搬送経路と直交する第2搬送経路に車を搬送する
第2搬送手段とで構成され、前記第1搬送手段に、一対
のスプロケット間に巻張されて車を搬送可能なベルト材
と、スプロケットを介してベルト材を駆動する第1駆動
装置とを具備し、前記第2搬送手段に、ベルト材の全面
に配設されてベルト材の長さ方向の軸芯回りに回転自在
に支持された多数の遊転ローラーと、第2搬送経路上の
前記遊転ローラーを回転駆動する第2駆動装置とを具備
したものである。
【0006】また、上記構成のベルト材に、左車輪を載
せる左輪用ベルト材と右車輪を載せる右輪用ベルト材と
で構成し、第2搬送経路上の左輪用ベルト材と右輪用ベ
ルト材の間に前後の車輪を案内する中間ローラーと、こ
れら中間ローラーの駆動する第3駆動装置とを具備した
ものである。
せる左輪用ベルト材と右車輪を載せる右輪用ベルト材と
で構成し、第2搬送経路上の左輪用ベルト材と右輪用ベ
ルト材の間に前後の車輪を案内する中間ローラーと、こ
れら中間ローラーの駆動する第3駆動装置とを具備した
ものである。
【0007】さらに、上記各構成のベルト材に、複数列
のチェーンと、これらチェーン間に亘って長さ方向一定
間隔毎に連結され第2搬送経路方向に沿う連結軸と、チ
ェーン間に配置されて両端が連結軸に回動自在に連結さ
れた支持軸と、支持軸に回転自在に支持された遊転ロー
ラーとを具備したものである。
のチェーンと、これらチェーン間に亘って長さ方向一定
間隔毎に連結され第2搬送経路方向に沿う連結軸と、チ
ェーン間に配置されて両端が連結軸に回動自在に連結さ
れた支持軸と、支持軸に回転自在に支持された遊転ロー
ラーとを具備したものである。
【0008】さらにまた,上記各構成の第2駆動装置
に、第2搬送経路上の遊転ローラーに下方から当接離間
可能な押圧駆動ローラーと、これら押圧駆動ローラーを
回転駆動する第2駆動モーターと、前記押圧駆動ローラ
ーを遊転ローラーに当接離間する作動装置とを具備した
ものである。
に、第2搬送経路上の遊転ローラーに下方から当接離間
可能な押圧駆動ローラーと、これら押圧駆動ローラーを
回転駆動する第2駆動モーターと、前記押圧駆動ローラ
ーを遊転ローラーに当接離間する作動装置とを具備した
ものである。
【0009】
【作用】上記構成において、ベルト材上に車輪を介して
支持された車は、第1駆動装置によりスプロケットを介
してベルト材が駆動されて第1搬送経路に沿って搬送さ
れ、第2搬送経路との転向部で停止される。そして、第
2駆動装置により、遊転ローラーが駆動されて車が第2
搬送経路に沿って搬送される。
支持された車は、第1駆動装置によりスプロケットを介
してベルト材が駆動されて第1搬送経路に沿って搬送さ
れ、第2搬送経路との転向部で停止される。そして、第
2駆動装置により、遊転ローラーが駆動されて車が第2
搬送経路に沿って搬送される。
【0010】したがって、1基の車搬送装置で縦方向お
よび横方向の送りを行うことができて、従来のターンテ
ーブルを使用するのに比べて、占有面積も小さく、搬送
時間も短縮できるとともに、縦方向に搬入した車を横方
向に搬出、または横方向に搬入した車を縦方向に搬出す
ることができ、立体駐車場の入出庫ゾーンの設計の自由
度を向上させることができる。
よび横方向の送りを行うことができて、従来のターンテ
ーブルを使用するのに比べて、占有面積も小さく、搬送
時間も短縮できるとともに、縦方向に搬入した車を横方
向に搬出、または横方向に搬入した車を縦方向に搬出す
ることができ、立体駐車場の入出庫ゾーンの設計の自由
度を向上させることができる。
【0011】また、ベルト材を左右に分離するととも
に、その間の空間を中間ローラーにより連結することに
より、ベルト材をコンパクト化することができ、製造コ
ストを低減することができる。
に、その間の空間を中間ローラーにより連結することに
より、ベルト材をコンパクト化することができ、製造コ
ストを低減することができる。
【0012】さらに、遊転ローラーをチェーン間で連結
軸に回動自在に支持された支持軸に設けたので、ベルト
材のスプロケットによる変形部分でも容易に追従させる
ことができ、スプロケット径を小さくできて、全体を小
型化することができる。
軸に回動自在に支持された支持軸に設けたので、ベルト
材のスプロケットによる変形部分でも容易に追従させる
ことができ、スプロケット径を小さくできて、全体を小
型化することができる。
【0013】さらにまた、押圧ローラーにより遊転ロー
ラーを駆動する第2駆動装置により、簡単な構成で第2
搬送経路に沿う必要な部分の遊転ローラーのみ確実に駆
動することができ、往路と復路のベルト材間に容易に配
置することができる。
ラーを駆動する第2駆動装置により、簡単な構成で第2
搬送経路に沿う必要な部分の遊転ローラーのみ確実に駆
動することができ、往路と復路のベルト材間に容易に配
置することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る車搬送装置を具備したパ
レットレス型の機械式立体駐車場の一実施例を図面に基
づいて説明する。
レットレス型の機械式立体駐車場の一実施例を図面に基
づいて説明する。
【0015】図9に示すように、この立体駐車場1の各
駐車階2には、搬送台車3の走行空間4が形成されると
ともに、この走行空間4に沿って複数の駐車室5が形成
されている。これら駐車室5のうち端部の駐車室が各駐
車階2を連通する昇降空間に形成されて車用エレベータ
ー装置6が配置され、車を搭載して昇降する昇降台7が
配置されている。そして、この昇降台7と搬送台車3と
駐車室5には、それぞれ車を受渡し自在な前輪用スラッ
トコンベヤ7a,3a,6aと後輪用スラットコンベヤ
7b,3b,5bがそれぞれ配設されている。
駐車階2には、搬送台車3の走行空間4が形成されると
ともに、この走行空間4に沿って複数の駐車室5が形成
されている。これら駐車室5のうち端部の駐車室が各駐
車階2を連通する昇降空間に形成されて車用エレベータ
ー装置6が配置され、車を搭載して昇降する昇降台7が
配置されている。そして、この昇降台7と搬送台車3と
駐車室5には、それぞれ車を受渡し自在な前輪用スラッ
トコンベヤ7a,3a,6aと後輪用スラットコンベヤ
7b,3b,5bがそれぞれ配設されている。
【0016】この入出庫階8は、車用エレベーター装置
6の出入口に対応する敷地が広くとれない立地条件であ
るが、この入出庫ゾーンの車用エレベーター装置6の出
入口には、本発明に係る車搬送装置9が配設され、さら
にこの車搬送装置9に連結されたターンテーブル装置1
0が配置され、その旋回テーブル10a上には、左右の
車輪を搬送する左車輪用スラットコンベヤ11Aおよび
右車輪用スラットコンベヤ11Bが配置されている。
6の出入口に対応する敷地が広くとれない立地条件であ
るが、この入出庫ゾーンの車用エレベーター装置6の出
入口には、本発明に係る車搬送装置9が配設され、さら
にこの車搬送装置9に連結されたターンテーブル装置1
0が配置され、その旋回テーブル10a上には、左右の
車輪を搬送する左車輪用スラットコンベヤ11Aおよび
右車輪用スラットコンベヤ11Bが配置されている。
【0017】この車搬送装置9は、車を縦搬送経路(第
1搬送経路)Xに沿って搬送する縦搬送ベルトコンベヤ
装置(第1搬送手段)21と、この縦搬送ベルトコンベ
ヤ装置21に搭載されて縦搬送経路Xと直交する横搬送
経路(第2搬送経路)Yに車を搬送する横搬送ローラー
コンベヤ装置(第2搬送手段)22とが設けられてい
る。図1,図2に示すように、前記縦搬送ベルトコンベ
ヤ装置21は、前後一対の主軸23A,23Bに設けら
れたスプロケット24A,24B間に巻張された左輪用
ベルト材25Aおよび右輪用ベルト材25Bと、スプロ
ケットとチェーンからなる巻掛け伝動機構26により主
軸23Aおよびスプロケット24Aを介して左輪用ベル
ト材25Aおよび右輪用ベルト材25Bを駆動する減速
機付の縦コンベヤモーター(第1駆動装置)27とが具
備されている。
1搬送経路)Xに沿って搬送する縦搬送ベルトコンベヤ
装置(第1搬送手段)21と、この縦搬送ベルトコンベ
ヤ装置21に搭載されて縦搬送経路Xと直交する横搬送
経路(第2搬送経路)Yに車を搬送する横搬送ローラー
コンベヤ装置(第2搬送手段)22とが設けられてい
る。図1,図2に示すように、前記縦搬送ベルトコンベ
ヤ装置21は、前後一対の主軸23A,23Bに設けら
れたスプロケット24A,24B間に巻張された左輪用
ベルト材25Aおよび右輪用ベルト材25Bと、スプロ
ケットとチェーンからなる巻掛け伝動機構26により主
軸23Aおよびスプロケット24Aを介して左輪用ベル
ト材25Aおよび右輪用ベルト材25Bを駆動する減速
機付の縦コンベヤモーター(第1駆動装置)27とが具
備されている。
【0018】前記左輪用ベルト材25Aおよび右輪用ベ
ルト材25Bには、それぞれ同一構成の横搬送ローラー
コンベヤ装置22が設けられており、図4,図5に示す
ように、一定間隔をあけて配置された複数列の無端状チ
ェーン31が、幅方向の連結軸32により一定ピッチで
貫通されて互いに固定されている。これらチェーン31
間で連結軸32間には、チェーン31の長さ方向に沿う
支持軸33を介して回転自在な遊転ローラー34が回転
自在に支持されており、前記支持軸33は、図6に示す
ように、両端部に互いに回動自在に嵌合する凹部33a
と凸部33bが形成され、この回動中心に形成された貫
通孔33c,33dに連結軸32が回動自在に嵌入され
て支持されている。
ルト材25Bには、それぞれ同一構成の横搬送ローラー
コンベヤ装置22が設けられており、図4,図5に示す
ように、一定間隔をあけて配置された複数列の無端状チ
ェーン31が、幅方向の連結軸32により一定ピッチで
貫通されて互いに固定されている。これらチェーン31
間で連結軸32間には、チェーン31の長さ方向に沿う
支持軸33を介して回転自在な遊転ローラー34が回転
自在に支持されており、前記支持軸33は、図6に示す
ように、両端部に互いに回動自在に嵌合する凹部33a
と凸部33bが形成され、この回動中心に形成された貫
通孔33c,33dに連結軸32が回動自在に嵌入され
て支持されている。
【0019】横搬送経路Yに沿う左輪用ベルト材25A
および右輪用ベルト材25Bの下方には、図1,図7に
示すように、横搬送ローラーコンベヤ装置22の遊転ロ
ーラー34を駆動するローラー駆動装置(第2駆動装
置)35が設けられている。このローラー駆動装置35
は、各遊転ローラー34の列の下方に昇降自在に配置さ
れたローラー支持体36に、遊転ローラー34の列に沿
う押圧駆動ローラー37A,37Bが回動自在に支持さ
れ、押圧駆動ローラー37A,37B間の中間軸37a
に巻掛け伝動機構38を介して減速機付横ローラー駆動
モーター39の出力軸が連動連結されている。また、ロ
ーラー支持体36の両側には、ローラー支持体36と共
に押圧駆動ローラー37A,37Bを昇降して圧接させ
る押圧用シリンダ装置(作動装置)40が設けられてお
り、図3,図8に示すように、この押圧用シリンダ装置
40を進展してローラー支持体36を上昇させ、押圧駆
動ローラー37A,37Bを各遊転ローラー34に押し
当てて横ローラー駆動モーター39を起動することによ
り、押圧駆動ローラー37A,37Bの摩擦力により、
遊転ローラー34を駆動して車を横搬送経路Yに沿って
搬送することができる。
および右輪用ベルト材25Bの下方には、図1,図7に
示すように、横搬送ローラーコンベヤ装置22の遊転ロ
ーラー34を駆動するローラー駆動装置(第2駆動装
置)35が設けられている。このローラー駆動装置35
は、各遊転ローラー34の列の下方に昇降自在に配置さ
れたローラー支持体36に、遊転ローラー34の列に沿
う押圧駆動ローラー37A,37Bが回動自在に支持さ
れ、押圧駆動ローラー37A,37B間の中間軸37a
に巻掛け伝動機構38を介して減速機付横ローラー駆動
モーター39の出力軸が連動連結されている。また、ロ
ーラー支持体36の両側には、ローラー支持体36と共
に押圧駆動ローラー37A,37Bを昇降して圧接させ
る押圧用シリンダ装置(作動装置)40が設けられてお
り、図3,図8に示すように、この押圧用シリンダ装置
40を進展してローラー支持体36を上昇させ、押圧駆
動ローラー37A,37Bを各遊転ローラー34に押し
当てて横ローラー駆動モーター39を起動することによ
り、押圧駆動ローラー37A,37Bの摩擦力により、
遊転ローラー34を駆動して車を横搬送経路Yに沿って
搬送することができる。
【0020】前記左輪用ベルト材25Aと右輪用ベルト
材25Bの間で横搬送経路Yには、図1に示すように、
左輪用ベルト材25Aと右輪用ベルト材25Bの間で前
輪または後輪を受け渡す複数本の中間ローラーバー(中
間ローラー)41A,41Bが縦搬送経路X方向にに沿
って配置されており、巻掛け伝動機構42を介して減速
機付の中間ローラー駆動モーター(第3駆動装置)43
の出力軸に連動連結されている。
材25Bの間で横搬送経路Yには、図1に示すように、
左輪用ベルト材25Aと右輪用ベルト材25Bの間で前
輪または後輪を受け渡す複数本の中間ローラーバー(中
間ローラー)41A,41Bが縦搬送経路X方向にに沿
って配置されており、巻掛け伝動機構42を介して減速
機付の中間ローラー駆動モーター(第3駆動装置)43
の出力軸に連動連結されている。
【0021】上記構成において、この立体駐車場1に車
を入庫する場合には、ターンテーブル装置10の旋回台
10aが進入方向に向けて停止されており、車が旋回台
10a上に進入されて左右車輪用スラットコンベヤ11
A,11B上の所定位置に停止されると、運転者が降車
する。そして、旋回台10aが旋回されて左右車輪用ス
ラットコンベヤ11A,11Bが車搬送装置9の縦搬送
ベルトコンベヤ装置21に連続する位置に停止された
後、左右車輪用スラットコンベヤ11A,11Bと縦搬
送ベルトコンベヤ装置21が起動されて車が旋回台10
aから左右車輪用ベルト材25A,25B上に乗り移ら
され、縦搬送経路Xに沿って縦送りされて横搬送経路Y
の転向部で停止される。ついで、押圧用シリンダ装置4
0が進展されて押圧駆動ローラー37A,37Bがそれ
ぞれ遊転ローラー34に圧接され、ローラー駆動装置3
5と中間ローラー駆動モーター43が起動されて、遊転
ローラー34および中間ローラーバー41A,41Bが
それぞれ駆動され、車が横搬送ローラーコンベヤ装置2
2により横搬送経路Yに沿って横送りされる。そして、
横搬送ローラーコンベヤ装置22から昇降台7の前後輪
用スラットコンベヤ11A,11Bに受け渡される。
を入庫する場合には、ターンテーブル装置10の旋回台
10aが進入方向に向けて停止されており、車が旋回台
10a上に進入されて左右車輪用スラットコンベヤ11
A,11B上の所定位置に停止されると、運転者が降車
する。そして、旋回台10aが旋回されて左右車輪用ス
ラットコンベヤ11A,11Bが車搬送装置9の縦搬送
ベルトコンベヤ装置21に連続する位置に停止された
後、左右車輪用スラットコンベヤ11A,11Bと縦搬
送ベルトコンベヤ装置21が起動されて車が旋回台10
aから左右車輪用ベルト材25A,25B上に乗り移ら
され、縦搬送経路Xに沿って縦送りされて横搬送経路Y
の転向部で停止される。ついで、押圧用シリンダ装置4
0が進展されて押圧駆動ローラー37A,37Bがそれ
ぞれ遊転ローラー34に圧接され、ローラー駆動装置3
5と中間ローラー駆動モーター43が起動されて、遊転
ローラー34および中間ローラーバー41A,41Bが
それぞれ駆動され、車が横搬送ローラーコンベヤ装置2
2により横搬送経路Yに沿って横送りされる。そして、
横搬送ローラーコンベヤ装置22から昇降台7の前後輪
用スラットコンベヤ11A,11Bに受け渡される。
【0022】さらに、車用エレベーター装置6により昇
降台10aが所定の駐車階2まで昇降された後、搬送台
車3に車が受け渡され、搬送台車3から駐車室5に入庫
される。
降台10aが所定の駐車階2まで昇降された後、搬送台
車3に車が受け渡され、搬送台車3から駐車室5に入庫
される。
【0023】車を出庫する場合は、上記と逆の手順によ
り行われる。上記実施例によれば、入出庫階8で車用エ
レベーター装置6の出入口の空間が狭い場合であって
も、この車搬送装置9を配置することにより、車の出し
入れを容易に行うことができる。
り行われる。上記実施例によれば、入出庫階8で車用エ
レベーター装置6の出入口の空間が狭い場合であって
も、この車搬送装置9を配置することにより、車の出し
入れを容易に行うことができる。
【0024】
【発明の効果】以上に述べたごとく本発明の車搬送装置
によれば、ベルト材を介して第1搬送経路に沿って車を
搬送する第1搬送手段のベルト材に、第2搬送経路に沿
って搬送可能な遊転ローラーと、それら遊転ローラーを
駆動可能な第2駆動装置を設けたので、1基の車搬送装
置で縦方向(たとえば第1搬送経路)と横方向(第2搬
送経路)の送りを行うことができ、従来のターンテーブ
ルを使用するのに比べて、占有面積も小さく、搬送時間
も短縮できるとともに、縦方向に搬入した車を横方向に
搬出、または横方向に搬入した車を縦方向に搬出するこ
とができ、立体駐車場の入出庫ゾーンの設計の自由度を
向上させることができる。
によれば、ベルト材を介して第1搬送経路に沿って車を
搬送する第1搬送手段のベルト材に、第2搬送経路に沿
って搬送可能な遊転ローラーと、それら遊転ローラーを
駆動可能な第2駆動装置を設けたので、1基の車搬送装
置で縦方向(たとえば第1搬送経路)と横方向(第2搬
送経路)の送りを行うことができ、従来のターンテーブ
ルを使用するのに比べて、占有面積も小さく、搬送時間
も短縮できるとともに、縦方向に搬入した車を横方向に
搬出、または横方向に搬入した車を縦方向に搬出するこ
とができ、立体駐車場の入出庫ゾーンの設計の自由度を
向上させることができる。
【0025】また、ベルト材を左右に分離するととも
に、その間の空間を中間ローラーにより連結することに
より、ベルト材をコンパクト化することができ、製造コ
ストを低減することができる。
に、その間の空間を中間ローラーにより連結することに
より、ベルト材をコンパクト化することができ、製造コ
ストを低減することができる。
【0026】さらに、遊転ローラーをチェーン間で連結
軸に回動自在に支持された支持軸に設けたので、ベルト
材のスプロケットによる変形部分でも容易に追従させる
ことができ、スプロケット径を小さくできて、全体を小
型化することができる。
軸に回動自在に支持された支持軸に設けたので、ベルト
材のスプロケットによる変形部分でも容易に追従させる
ことができ、スプロケット径を小さくできて、全体を小
型化することができる。
【0027】さらにまた、押圧ローラーにより遊転ロー
ラーを駆動する第2駆動装置により、簡単な構成で第2
搬送経路に沿う必要な部分の遊転ローラーのみ確実に駆
動することができ、往路と復路のベルト材間に容易に配
置することができる。
ラーを駆動する第2駆動装置により、簡単な構成で第2
搬送経路に沿う必要な部分の遊転ローラーのみ確実に駆
動することができ、往路と復路のベルト材間に容易に配
置することができる。
【図1】本発明に係る車搬送装置の一実施例を示す縦送
り状態の概略平面図である。
り状態の概略平面図である。
【図2】同車搬送装置の概略側面図である。
【図3】同車搬送装置の横送り状態の概略側面図であ
る。
る。
【図4】同車搬送装置のベルト材の遊転ローラーを示す
拡大平面図である。
拡大平面図である。
【図5】同車搬送装置のベルト材の遊転ローラーを示す
拡大側面図である。
拡大側面図である。
【図6】同車搬送装置のベルト材の遊転ローラー支持部
を示す分解斜視図である。
を示す分解斜視図である。
【図7】同車搬送装置のローラー駆動装置を示す部分拡
大側面図である。
大側面図である。
【図8】同車搬送装置のローラー駆動装置の駆動状態を
示す部分拡大側面図である。
示す部分拡大側面図である。
【図9】同車搬送装置を備えた立体駐車場を示す平面図
である。
である。
1 立体駐車場 6 車用エレベーター装置 7 昇降台 7a 前輪用スラットコンベヤ 7b 後輪用スラットコンベヤ 8 入出庫階 9 車搬送装置 10 ターンテーブル装置 X 縦搬送経路(第1搬送経路) Y 横搬送経路(第2搬送経路) 21 縦搬送ベルトコンベヤ装置(第1搬送手段) 22 横搬送ローラーコンベヤ装置(第2搬送手段) 24A スプロケット 24B スプロケット 25A 左車輪用ベルト材 25B 右車輪用ベルト材 27 縦コンベヤモーター(第1駆動装置) 31 チェーン 32 連結軸 33 支持軸 33a 凹部 33b 凸部 34 遊転ローラー 35 ローラー駆動装置(第2駆動装置) 36 ローラー支持体 37A 押圧駆動ローラー 37B 押圧駆動ローラー 39 ローラー駆動モーター 40 押圧用シリンダ装置(作動装置) 41A 中間ローラーバー(中間ローラー) 41B 中間ローラーバー(中間ローラー) 42 巻掛け伝動機構 43 中間ローラー駆動モーター(第3駆動装置)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 6/20 B65G 17/24 B65G 47/54 E04H 6/32
Claims (4)
- 【請求項1】車を第1搬送経路に沿って搬送する第1搬
送手段と、この第1搬送手段に搭載されて第1搬送経路
と直交する第2搬送経路に車を搬送する第2搬送手段と
で構成され、 前記第1搬送手段に、一対のスプロケット間に巻張され
て車を搬送可能なベルト材と、スプロケットを介して前
記ベルト材を駆動する第1駆動装置とを具備し、 前記第2搬送手段に、ベルト材の全面に配設されてベル
ト材の長さ方向の軸芯回りに回転自在に支持された多数
の遊転ローラーと、第2搬送経路上の前記遊転ローラー
を回転駆動する第2駆動装置とを具備したことを特徴と
する車搬送装置。 - 【請求項2】ベルト材を、左車輪を載せる左輪用ベルト
材と右車輪を載せる右輪用ベルト材とで構成し、第2搬
送経路上の左輪用ベルト材と右輪用ベルト材の間に前後
の車輪を案内する中間ローラーと、これら中間ローラー
の駆動する第3駆動装置とを設けたことを特徴とする請
求項1記載の車搬送装置。 - 【請求項3】ベルト材に、複数列のチェーンと、これら
チェーン間に亘って長さ方向一定間隔毎に連結され第2
搬送経路方向に沿う連結軸と、チェーン間に配置されて
両端が連結軸に回動自在に連結された支持軸と、支持軸
に回転自在に支持された遊転ローラーとを設けたことを
特徴とする請求項1または2記載の車搬送装置。 - 【請求項4】第2駆動装置に、第2搬送経路上の遊転ロ
ーラーに下方から当接離間可能な押圧駆動ローラーと、
これら押圧駆動ローラーを回転駆動する第2駆動モータ
ーと、前記押圧駆動ローラーを遊転ローラーに当接離間
する作動装置とを具備したことを特徴とする請求項1乃
至3記載の車搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6067520A JP3001768B2 (ja) | 1994-04-06 | 1994-04-06 | 車搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6067520A JP3001768B2 (ja) | 1994-04-06 | 1994-04-06 | 車搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07279469A JPH07279469A (ja) | 1995-10-27 |
JP3001768B2 true JP3001768B2 (ja) | 2000-01-24 |
Family
ID=13347342
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6067520A Expired - Fee Related JP3001768B2 (ja) | 1994-04-06 | 1994-04-06 | 車搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3001768B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN106930583A (zh) * | 2017-03-07 | 2017-07-07 | 关仁舟 | 一种立体车库履带式链条拽引横移驱动机构 |
CN107558781A (zh) * | 2017-07-25 | 2018-01-09 | 青岛万祥如光机械技术研究有限公司 | 一种路边停车辅助装置 |
CN110422150A (zh) * | 2019-08-12 | 2019-11-08 | 郑州拓华仪器有限公司 | 一种便携式车辆脱困器 |
-
1994
- 1994-04-06 JP JP6067520A patent/JP3001768B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07279469A (ja) | 1995-10-27 |
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